JPH09138207A - 導電率検出装置及び検出方法 - Google Patents

導電率検出装置及び検出方法

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JPH09138207A
JPH09138207A JP29831795A JP29831795A JPH09138207A JP H09138207 A JPH09138207 A JP H09138207A JP 29831795 A JP29831795 A JP 29831795A JP 29831795 A JP29831795 A JP 29831795A JP H09138207 A JPH09138207 A JP H09138207A
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conductivity
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electrode
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JP29831795A
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Kazuyuki Nonomura
和幸 野々村
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の導電率を測定する際に電極表面に付着
するスケールの量が多くなり、導電センサとしての性能
が早期に低下する問題があった。 【解決手段】 導電率を検出すべき液体中に一定の間隔
を存して配置された一対の電極2,3と、この電極2,
3間に電圧を印加する電圧印加手段6と、この電圧印加
手段6によって前記電極2,3間に電圧を印加すること
によりこの電極2,3間の抵抗値を求め、この抵抗値か
ら導電率を算出する演算手段14とを備えた導電率検出
装置を構成する場合において、前記電圧印加手段6は、
前記液体が化学反応を開始する電解開始電圧より若干高
い電圧を前記電極間に印加することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体中に配置した
電極間の抵抗値を求めて液体の導電率を測定する導電率
検出装置及び検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電解槽に導入した被電解液を電気分解す
る電解水生成器、例えば、原水に塩水を添加した混合水
を電解して酸性水を生成する酸性水生成器等において
は、原水の水質によって酸性水の濃度が変化する問題が
あるため、原水等の導電率を測定するための導電率検出
装置を備えている。
【0003】この導電率検出装置は、図4に示すよう
に、原水の抵抗を測定する導電率センサとして、一対の
電極2,3を原水の導入管路に配置している。この電極
2,3は、一方の電極2が接地され、他方の電極3が固
定抵抗4を介してトランジスタ17のコレクタに接続さ
れている。また、他方の電極3は、分割比が所定値に設
定された抵抗15,16を介して制御手段20の入力ポ
ートに接続されている。前記トランジスタ17は、エミ
ッタが電源部の出力端子8に接続され、例えば、12V
の直流電圧が供給されるようになっている。このトラン
ジスタ17のベースは、スイッチングトランジスタ18
のコレクタに接続されている。このスイッチングトラン
ジスタ18は、エミッタが接地され、ベースが抵抗19
を介して制御手段20の出力ポートに接続されている。
【0004】この制御手段20は、例えば、マイクロコ
ンピュータで、導電率の測定を開始してから検出される
電圧値から原水の導電率を求める構成となっている。導
電率の測定前は、制御手段20の出力ポートから「L」
レベルの信号が出力されている。スイッチングトランジ
スタ18および17は、未動作であるので12Vの直流
電圧は電極2,3に供給されていない。従って、制御手
段20の入力ポートには電圧が検出されず、0Vであ
る。測定時は、制御手段20の出力ポートから「H」レ
ベルの信号が出力され、スイッチングトランジスタ18
および17を駆動させて、12Vの直流電圧を電極2,
3に供給する。
【0005】この電極2,3間に原水を流通させておく
と、電気化学反応により電解が開始された時点で電流が
流れ、電極2,3間で原水の抵抗値rに応じた電圧が生
じて入力ポートには分割抵抗15,16の分割比による
電圧が検出される。前記制御手段20は、測定時の検出
電圧より所定の計算式に基づいて前記未知の抵抗値rを
求め、原水の導電度を導き出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
導電率検出装置は、一対の電極2,3間に12Vの定電
圧を印加して原水の導電率を測定するようになっている
ので、両電極2,3間にはこの印加電圧に比例した値の
電流が流されている。通常、液体中の電極2,3間に電
流が流れると、電気化学反応に伴って電極表面にはスケ
ールが析出するが、12V程度の電圧が印加されるとき
は、電流量も大きくなることから、スケールの付着量が
多くなって導電率の精度が低下する問題が生じていた。
【0007】つまり、この種の導電率検出装置のよう
に、電極2,3間に電圧を印加したときに検出される電
圧から原水の導電率を測定するものでは、スケールが付
着しているときに検出された電圧値で原水の抵抗値rを
求めると、その導電率は誤差を含むものとなる。この点
に鑑みて、スケールの付着量が少なくなるように印加電
圧を低く設定することが考えられるが、この測定方法は
電極2,3に対し一定の電圧を印加しておいて、検出電
圧から原水の抵抗値rを求める方法であるため、水質の
異なる水や各種の液体を測定可能とするには、印加電圧
を12V以下に下げられないのが実情であった。
【0008】このため、従来は導電率の測定精度を維持
すべく前記電極2,3間に印加する電圧の極性を変換
し、電極2,3に対して逆極性の電圧を印加することに
より電極表面のスケールを剥離させる、所謂逆電洗浄を
頻繁に行っていた。しかしながら、この逆電洗浄方法に
よってスケールを剥離するには、極性反転期間を短くし
なければならず、このように短期間で頻繁になされる極
性反転は導電率の測定にとって障害になるものであっ
た。
【0009】そこで、本発明のうち請求項1項記載の発
明は、液体の導電率測定用の電極間に印加する電圧を低
くして電極表面のスケール析出量を低減させ、導電率を
長期にわたって精度良く測定し得る導電率検出装置を提
供することを目的とする。また、本発明のうち請求項2
項記載の発明は、電極への印加電圧を低い値から段階的
に可変することにより、導電率の適正値を求め得る導電
率検出方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1項記載の発明は、導電率を検
出すべき液体中に一定の間隔を存して配置された一対の
電極と、この電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、
この電圧印加手段によって前記電極間に電圧を印加する
ことによりこの電極間の抵抗値を求め、この抵抗値から
導電率を算出する演算手段とを備えた導電率検出装置に
おいて、前記電圧印加手段は、前記液体が化学反応を開
始する電解開始電圧より若干高い電圧を前記電極間に印
加することを特徴としている。
【0011】本発明のうち請求項2項記載の発明は、導
電率を検出すべき液体中に一定の間隔を存して配置され
た一対の電極間に、前記液体が化学反応を開始する電解
開始電圧より若干高い電圧を段階的に変化させて印加す
るとともに、前記印加電圧が段階的に変化される毎に前
記電極間の抵抗値を求め、このようにして求めた複数の
抵抗値の平均値から前記液体の導電率を算出するもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。図1は、本発明に係る導電率検出
装置を示す電気回路図である。
【0013】この導電率検出装置は、酸性水やアルカリ
水を生成する酸性水生成器に設けられ、この酸性水生成
器の電解槽に導入される原水の導入路に配した導電率セ
ンサ1の電極2,3間に電圧を段階的に印加して原水の
抵抗を求めてから、導電率を導き出す構成となってい
る。また、図示省略しているが、この電極2,3間に印
加する電圧の極性を変換して逆極性の電圧を印加するこ
とにより、電極表面のスケールを剥離させて所謂逆電洗
浄を行う電圧極性変換部を具備している。
【0014】前記電極2,3には、白金メッキ等が用い
られ、水道水を原水として電解槽に供給する導入管内に
所定の間隔をあけて一対が配置されている。一方の電極
2は接地され、他方の電極3は抵抗値が一定の固定抵抗
4を介してスイッチングトランジスタ5のエミッタに接
続されている。また、他方の電極3は、制御手段10の
入力ポートに接続されており、この電極3からの出力電
圧が制御手段10の電圧検出部12に送出されるように
なっている。前記スイッチングトランジスタ5は、コレ
クタが三端子レギュレータ6の出力端に接続され、ベー
スが抵抗9を介して制御手段10の出力ポートに接続さ
れている。この制御手段10は、導電率の測定を開始す
るときに、「H」レベルの信号を出力してスイッチング
トランジスタ5を駆動させる。
【0015】前記三端子レギュレータ6は、入力端が電
源部の出力端子8に接続されており、この導電率検出装
置においては電源部より5V前後の直流低電圧を導入す
るようになっている。また、この三端子レギュレータ6
の共通端子側には、一端が接地された可変抵抗7が接続
されている。この可変抵抗7は、制御手段10の出力ポ
ートに接続されていて、この制御手段10からの電圧可
変指令を受けるようになっている。
【0016】この制御手段10は、マイクロコンピュー
タであって、前記三端子レギュレータ6から電極間に印
加する電圧を段階的に可変させる電圧可変部11と、電
極2,3より送出されてくる電圧のレベルを検出する電
圧検出部12とを備えるとともに、前記電圧可変部11
で指示する電圧の値、電圧検出部12で検出した電圧の
値、前記固定抵抗4の抵抗値および計算で求められる電
流値等を数値データで記憶する記憶部13と、この記憶
部13に格納されたデータを所定の計算式に代入して演
算処理を実行し、測定すべき液体の抵抗値を求めてその
導電率を算出する演算部14とを備えて構成されてい
る。
【0017】この制御手段10は、導電率の測定開始時
に電圧可変部11を介して三端子レギュレータ6に対
し、液体が化学反応を開始する電解開始電圧より若干高
い電圧を電極2,3間に印加するように指示を与える。
また、測定開始に伴って前記印加電圧が段階的に昇圧す
るよう指令する。このように液体の導電率を検出する場
合に電極2,3への印加電圧を低いレベルから段階的に
可変させるのは、導電率の測定中に電気化学反応によっ
て電極2,3表面に析出するスケールをできるだけ少量
にするためである。
【0018】すなわち、一対の電極2,3間に電流を流
すことで液体の抵抗を求めるこの導電率検出方法による
と、測定時には液体の電気化学反応によって電解が開始
される電圧より若干高めの電圧を電極2,3に印加し、
この電極2,3間に電流が流れることで出力される電圧
を検出する必要がある。この際、従来のように電極2,
3間への印加電圧が一定で高いレベルに設定されている
と、電解開始とともに電極2,3間を流れる電流量が大
となるため、スケールの析出量が多くなり、電極2,3
の表面には早期にスケールが付着する状態となる。この
スケールの付着量が大になると、電極2,3の導電率セ
ンサ1としての機能が低下し、液体の抵抗値を正確に求
めることができなくなって、導電率の測定精度が著しく
低下する。
【0019】従って、この問題を回避するためには、前
述のように液体が電気化学反応を開始する電解開始電圧
より若干高い電圧が電極2,3間に印加されるようにコ
ントロールすればよい。これにより、電極2,3間を流
れる電流量を少なくして、スケールの付着量を極力低減
し得る条件の下に電極2,3の出力電圧を検出し、導電
率を測定することができる。
【0020】ただし、この電極2,3間への印加電圧が
前記電解開始電圧より若干高い程度であると、水道水等
の原水を測定するような場合には、電極2,3から出力
される電圧が変動し、抵抗値が不安定な値を示すために
導電率の測定が不正確なものとなる。よって、上記導電
率検出装置による検出方法においては、前述の電解開始
電圧より若干高い電圧を電極2,3間に印加した後、こ
の印加電圧を段階的に昇圧させて複数の出力電圧を検出
し、これらの出力電圧から複数の抵抗値を求めて、この
平均値を算出することにより、導電率を導き出すように
している。
【0021】なお、前記電極2,3間に印加する電圧の
最小値、最大値および印加電圧の段階的な可変の値は、
酸性水生成器の電解槽に供給される水の水質や種別に応
じて予め適正値を制御手段10に設定する。
【0022】以上のような条件の下で測定を開始する
と、電圧可変部11が電極2,3への印加電圧を段階的
に可変する毎に、電圧検出部12へ入力する電圧を受け
て演算部14が抵抗値を求める。つまり、この演算部1
4は、オームの法則に基づいて既知の固定抵抗4(抵抗
値R)と未知の水抵抗(抵抗値r)との直列抵抗回路を
流れる電流を算出し、この電流値より電極2,3間の抵
抗値を計算する。そして、このようにして求めた複数の
抵抗値の平均値から原水の導電率を演算する。
【0023】ここで、 Va:印加電圧 Vb:検出電圧 I:回路の電流 R:固定抵抗の抵抗値 r:液体の抵抗値 とすると、オームの法則により、 I=Va/(R+r) 検出電圧Vbは、 Vb=Va−IR =Va−{Va/(R+r)}R・・・(1) となるので、既知である印加電圧Vaの値、検出電圧V
bの値および固定抵抗4の抵抗値Rを上式(1)に代入
して演算すると、未知の液体の抵抗値rを算出すること
ができる。
【0024】このようにして抵抗値r(Ω)が求められ
ると、導電度は1/r(mho)であるから、抵抗の逆
数をとることにより導電率を知ることができる。この
後、複数回の測定とともに演算処理がなされて数値の異
なる抵抗値が得られると、導電率測定の正確さを期すた
めに平均値を算出する。この場合、測定開始時から終了
までの全抵抗値を平均してもよいが、低い値を示す抵抗
値を数点採用して平均することにより得た値を液体の抵
抗値とするのが好ましい。
【0025】
【実施例】この実施例においては、導電率検出装置を設
ける酸性水生成器の原水導入管路に配置した前記一対の
電極2,3間に直流電圧を段階的に印加し、この電極
2,3から出力される電圧を検出して得たデータと既知
のデータとを前述の計算式により演算処理することによ
って導電率を導き出すようにしている。
【0026】本例では、図1に示す導電率検出装置にお
ける電源部の出力電圧Vaを5V、固定抵抗4の抵抗値
Rを900Ωとし、図2に示すように、三端子レギュレ
ータ6の出力電圧が1.0Vから5.0Vまで0.2V
づつ段階的に昇圧するように可変させることとした(図
2のA)。また、この測定時には、電極2,3への印加
電圧を段階的に昇圧させる時間をt1 ,t2 ・・・tn
とし、これらの時間幅t1 〜t2 は若干長くして、昇圧
後に一定時間が経ってから入力する値を計算データに採
用することにしている。
【0027】この実験により、電圧検出部12に入力す
る検出電圧が、図2の特性曲線(B)で示される結果と
なった。この特性曲線(B)で判るように、印加電圧よ
りも検出電圧が低くなるのは、原水の水抵抗で電圧降下
が生じたためである。また、電極2,3に電圧を印加し
た後、約1.6Vに昇圧するまでの間は電圧が検出され
ないのは、原水の水質により電気分解の開始電圧が異な
っていて、この導入水の場合には1.6V近くまで電極
2,3間に殆ど電流が流れないからである。
【0028】このような実験の後、電圧の検出データお
よび既知のデータを上式(1)に順次代入して演算処理
すると、この原水の抵抗値が図3の特性曲線(C)で示
される値となった。そして、これら複数の抵抗値の中
で、低い値を示しかつ各値がほぼ等しい安定領域のr
3,r4,r5,r6を計算により平均し、この平均値
を原水の抵抗値としたうえ、さらにこの抵抗値を計算し
て原水の導電率を得た。
【0029】これにより、前記電極2,3間への印加電
圧が5.0V以下と低く、供給電流の少ない好条件下で
導電率を測定することができ、スケールの付着量を大幅
に低減することが可能となった。このため、電極2,3
の導電率センサ1としての機能が長期にわたって低下す
ることなく、精度よく導電率の測定を行うことができ
る。よって、前記電圧極性変換部により電極2,3間に
印加する電圧の極性を変換し、逆極性の電圧を印加する
ことで電極表面のスケールを剥離させる逆電洗浄の期間
を長くすることもでき、頻繁な極性反転に伴う導電率測
定上の障害が回避される。
【0030】なお、電源部からの供給電圧Vaを5.0
Vとし、三端子レギュレータ6の出力電圧が1.0Vか
ら0.2Vづつ段階的に昇圧するように可変させたが、
原水の水質に応じて電圧Vaをさらに下げたり、段階的
な可変電圧の値を任意の幅に変更してもよい。また、上
記導電率検出装置を酸性水生成器に設けて原水の導電率
を測定する構成としたが、他の電解水生成器に採用した
り、各種液体の導電率を測定する導電率計等に応用して
もよいのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1項記載の発明は、液体の導電率を測定する導電率セ
ンサの電極に印加する電圧を測定が可能な限り低くして
電極表面のスケール析出量を低減させることができるの
で、液体の導電率を長期にわたって精度良く測定できる
効果がある。
【0032】また、本発明のうち請求項2項記載の発明
は、電極への印加電圧を段階的に可変して液体の導電率
を測定することにより電極表面のスケール析出量を低減
させ、電極に逆極性の電圧を印加してスケールを剥離さ
せる逆電洗浄の期間を長くすることにより、頻繁な極性
反転に伴う導電率測定上の障害を回避し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る導電率検出装置を示
す電気回路図である。
【図2】実施例に係る電極への印加電圧に対する検出電
圧の関係を示す説明図である。
【図3】同電極に低電圧を印加して求めた抵抗値の特性
曲線を示す説明図である。
【図4】従来の導電率検出装置を示す電気回路図であ
る。
【符号の説明】
2,3 電極 6 電圧印加手段 14 演算手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電率を検出すべき液体中に一定の間隔
    を存して配置された一対の電極と、この電極間に電圧を
    印加する電圧印加手段と、この電圧印加手段によって前
    記電極間に電圧を印加することによりこの電極間の抵抗
    値を求め、この抵抗値から導電率を算出する演算手段と
    を備えた導電率検出装置において、 前記電圧印加手段は、前記液体が化学反応を開始する電
    解開始電圧より若干高い電圧を前記電極間に印加するこ
    とを特徴とする導電率検出装置。
  2. 【請求項2】 導電率を検出すべき液体中に一定の間隔
    を存して配置された一対の電極間に、前記液体が化学反
    応を開始する電解開始電圧より若干高い電圧を段階的に
    変化させて印加するとともに、前記印加電圧が段階的に
    変化される毎に前記電極間の抵抗値を求め、このように
    して求めた複数の抵抗値の平均値から前記液体の導電率
    を算出することを特徴とする導電率検出方法。
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