JPH09137804A - エアーパルス発生装置 - Google Patents

エアーパルス発生装置

Info

Publication number
JPH09137804A
JPH09137804A JP29562395A JP29562395A JPH09137804A JP H09137804 A JPH09137804 A JP H09137804A JP 29562395 A JP29562395 A JP 29562395A JP 29562395 A JP29562395 A JP 29562395A JP H09137804 A JPH09137804 A JP H09137804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
sleeve
air pulse
air
pulse generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29562395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Katou
誠伸 加藤
Toshio Kishii
俊夫 岸井
Yoichi Kawauchi
与一 川内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP29562395A priority Critical patent/JPH09137804A/ja
Publication of JPH09137804A publication Critical patent/JPH09137804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーパルス発生装置が腐食性環境下におい
ても耐久性を有するようにすると共にスプールの往復運
動に伴い発生する衝撃を小さくする。 【解決手段】 ケーシング1の内部に嵌着されたスリー
ブ2の内部をスプール3が往復運動することによって、
エアーパルスを発生させるエアーパルス発生装置におい
て、スプールの端部に形成された大径部3c及び一対の
小径部3d,3eと絞りリング6とからなるスプールの
摺動速度制限手段が設けられている。又、ケーシング1
はSUS304Lからなり、スプール3はSUS304
Lからなり、スプール3の外周面にはCr2O3 がコーティ
ングされており、スリーブ2はSUS630からなって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアーパルス発生装
置、特に、エアーパルスを発生するパルセーションバル
ブに関する
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5を参照して、エアーパルス
発生装置としてのパルセーションバルブの構造及び機能
を説明する。パルセーションバルブは、内面円周方向に
複数のリング状溝1a,1b,1c,1d,1eが等間
隔に形成されている筒状のケーシング1を備えており、
ケーシング1内にはスリーブ2が固定的に嵌着されてい
る。スリーブ2の外面円周方向には上記リング状溝1a
〜1eに夫々整合する複数のリング状溝2a,2b,2
c,2d,2eと該リング状溝2a〜2eに夫々連通す
るポート群2a′,2b′,2c′,2d′,2e′が
穿設されており、スリーブ2内には、該スリーブ2の内
壁に沿って摺動自在に往復運動し得るスプール3が配置
されている。
【0003】従って、各リング状溝1aと2a,1bと
2b,1cと2c,1dと2d,1eと2eは夫々同心
の環状通路を形成し、これらの環状通路は夫々ポート群
2a′,2b′,2c′,2d′,2e′を介してスリ
ーブ2の内部に連通している。さらに、リング状溝1
b,2b;1c,2cは夫々ケーシング1に穿設された
ポート1b′,1c′を介してエアーパルス用圧縮空気
を生成するためのエアーパルス用コンプレッサー(図示
せず)に連通し、リング状溝1a,2a;1d,2dは
夫々ケーシング1に穿設されたポート1a′,1d′を
介してエアーパルスを供給すべきエアーパルス被供給装
置(図示せず)に連通し、さらに、リング状溝1e,2
eはケーシング1に穿設されたポート1e′を介して排
気口(図示せず)に連通している。
【0004】ケーシング1及びスリーブ2の両端には密
閉用蓋体4a,4bが取り付けられており、スリーブ2
の内部は閉じた状態になっている。各密閉用蓋体4a,
4bには、スリーブ2の内部に連通する通路5a,5b
が形成されている。通路5a,5bはスプール作動用圧
縮空気を生成するためのスプール作動用コンプレッサー
(図示せず)に連通しており、スプール作動用コンプレ
ッサーからの圧縮空気は通路5a,5bを通ってスリー
ブ2の両端からその内部に導入される。後述するよう
に、スプール作動用コンプレッサーからの圧縮空気を通
路5a,5bから交互にスリーブ2の内部に送り込むこ
とによって、スプール3はスリーブ2内で往復運動せし
められる。
【0005】スプール3には二つの縮径部3a,3bが
形成されており、この縮径部3a,3bにより、スリー
ブ2の内部には二つのリング状のスペースA,Bが形成
されるようになっている。各縮径部3a,3bは、リン
グ状スペースA又はBを介して隣接する二つのリング状
溝に連通するポート群を連通させることはできるが、隣
接する三つのポート群を連通させることはできないよう
に長さが選定されており、例えば、図3に示す状態で
は、縮径部3aはポート群2a′とポート群2b′とを
連通させており、縮径部3bはポート群2c′とポート
群2d′とを各々リング状スペースA,Bを介して連通
させるようになっている。
【0006】以上のような構成を有するエアーパルス発
生装置は次のように作動する。スプール作動用コンプレ
ッサーからの圧縮空気が通路5aからスリーブ2の内部
に供給されると、スプール3は、スリーブ2の内部を左
方に向かって摺動し、図3に示すように、緩衝部材を介
して蓋体4aに押しつけられる。この状態においては、
ポート群2a′とポート群2b′とはリング状スペース
Aを介して、ポート群2c′とポート群2d′とはリン
グ状スペースBを介してそれぞれ連通している。このた
め、エアーパルス用コンプレッサーからの圧縮空気は夫
々ポート群2b′,2c′からリング状スペースA,B
を介しポート群2a′,2d′を通ってエアーパルス被
供給装置に送られる。
【0007】次いで、スプール作動用コンプレッサーか
らの圧縮空気の通路5aへの供給が停止され、通路5b
への供給が開始される。これによって、通路5a内の圧
縮空気は排気され、スプール3は図3の位置から右方に
向かって摺動し、最終的には、図4に示すように、緩衝
部材を介して蓋体4bに押しつけられる。この状態にお
いては、ポート群2b′とポート群2c′とはリング状
スペースAを介して、ポート群2d′とポート群2e′
とはリング状スペースBを介して夫々連通せしめられ
る。ポート群2b′とポート群2c′は何れもエアーパ
ルス用コンプレッサーに連通しているため、リング状ス
ペースAを介してのポート群2b′とポート群2c′と
の間の空気の流れは生じない。これに対して、ポート群
2d′はリング状スペースBを介してポート群2e′と
連通するため、エアーパルス被供給装置からの戻りの圧
縮空気はポート1d′からリング状スペースBを経てポ
ート群2eに進み、最終的には、ポート1e′を経て排
気口から外部へ排出される。
【0008】次いで、スプール作動用コンプレッサーか
らの圧縮空気の通路5bへの供給が停止され、通路5b
内の圧縮空気の排気が行われて、代りに通路5aへの圧
縮空気の供給が再び開始される。かくして、図3及び図
4に示したサイクルが繰り返される。このように、スプ
ール3がスリーブ2内で一往復する間にエアーパルス用
コンプレッサーからの圧縮空気は1回だけエアーパルス
被供給装置に供給されることになる。すなわち、スプー
ル3が一往復する毎に圧縮空気がパルス状にエアーパル
ス被供給装置に供給されることになり、スプール3がス
リーブ2内で往復運動を行うことにより、連続的にエア
ーパルスがエアーパルス被供給装置に供給される。
【0009】エアーパルスの供給周期はスプール3の往
復速度に依存する。このため、スプール作動用コンプレ
ッサーから通路5a,5bへの圧縮空気の供給頻度を変
えることによって、エアーパルスの供給周期を増減する
ことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このエアーパルス発生
装置は、エアーパルス被供給装置としての、例えば、パ
ルスカラム式抽出塔やスラッジ含有液体の貯蔵タンクな
どに接続され、スラッジ堆積防止のための攪拌用エアー
パルスを供給するために用いられる。特に、核燃料再処
理施設の分離精製工程などで使用されるパルスカラム式
抽出塔に供給するエアーパルスを発生させるために用い
られることが多い。
【0011】従って、スプールとスリーブは次のような
過酷な条件下で使用される結果となるため、それらの材
料の選定は重要な課題とされている。 (1)硝酸などの強酸のミストの存在下における摺動 (2)無潤滑状態の下での摺動 (3)高速度でのスプールの摺動 (4)スプールとスリーブとの間のギャップを最小に維
持した状態での摺動即ち、他のポート側への漏洩を最小
に抑えた状態での摺動
【0012】従来のエアーパルス発生装置の各部品を構
成する材料の一例を示すと、次のようであった。 スプール:SUS440B スプールの摺動面:クロム系コーティング スリーブ:SUS440B ケーシング:アルミニウム合金鋳物
【0013】この従来のエアーパルス発生装置において
は、バルブの構成材料の耐蝕性が不十分であるため、バ
ルブ内を通過する腐食性ガス、蒸気及びミストによっ
て、バルブ摺動部(スリーブとスプールとの間の部分)
が腐食し、バルブの作動停止などのトラブルを起こすこ
とがあった。また、操作ミスなどによって、液体をバル
ブ内に直接浸入させた場合にも同様のトラブルが生じて
いた。
【0014】例えば、エアーパルス発生装置をパルスカ
ラム式抽出塔に接続させた場合、パルスカラムから飛散
する硝酸ミストなどに起因して、上記のような問題を起
こすことが多々あった。また、スプール3の往復運動に
際し、スプール3の摺動速度は摺動の最端位置で最大と
なるため、緩衝部材があるとは言うものの過剰な往復運
動速度では蓋体に与える衝撃力は可成り大きく、装置各
部に悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0015】本発明はこのような従来のエアーパルス発
生装置における問題点に鑑みてなされたものであり、腐
食性物質が存在するような環境下においても耐久性を有
すると共に、スプールの過剰な往復運動に伴い発生する
衝撃力を適正化させたエアーパルス発生装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るエアーパルス発生装置は、エアーパル
ス用圧縮空気供給源と、筒状のケーシングと、該ケーシ
ング内に嵌着されたスリーブと、該スリーブ内に摺動し
得るように嵌挿されたスプールとからなり、前記スリー
ブには、前記圧縮空気供給源と前記スリーブの内部とに
連通しているポートと、エアーパルス被供給装置と前記
スリーブの内部とに連通しているポートと、排気口と前
記スリーブの内部とに連通しているポートとが設けられ
ており、前記スプールには、前記ポートのうち隣接する
二つのポートを連通させる縮径部が形成されており、前
記スプールが前記スリーブ内を往復運動することによ
り、前記エアーパルス被供給装置にエアーパルスを供給
するエアーパルス発生装置において、前記ケーシングは
SUS304Lからなり、前記スプールはSUS304
Lからなり、前記スプールの外周面にはCr2O3 がコーテ
ィングされており、前記スリーブはSUS630からな
るものであることを特徴とする。
【0017】上記のエアーパルス発生装置において、ケ
ーシングは、SUS304Lに代えて、アルミ合金鋳物
から作成し、該ケーシングの内周面はアルマイト処理す
るようにしてもよい。
【0018】また、本発明の好ましい実施態様において
は、前記スリーブは時効熱処理(H900)されたもの
が用いられる。
【0019】さらに、前記Cr2O3 コーティングの厚みは
150乃至200ミクロンであることが好ましい。
【0020】また、本発明の好ましい実施態様において
は、スプールの過剰速度運動を防止するため、該スプー
ルと協働する摺動速度制限手段が設けられている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るエアーパルス発生装
置は、図1及び図2に示したように、その基本構成及び
作用は図3乃至図5により説明した従来例と同じである
ので、従来例と同一構成部分には同一符号を用いて説明
を省略し、以下、従来例と異なる構成部分とその作用に
ついてのみ説明する。
【0022】図1及び図2に示すように、本発明に係る
エアーパルス発生装置の実施形態によれば、スプール3
の左端部が延長せしめられていて、この延長部分に大径
部3cと一対の小径部3d,3eが形成されており、又
この延長部分に対応してスプール作動用圧縮空気の通路
5bも延長されて、上記延長部分を収容し得るようにな
っている。更に、蓋体4aには、通路5bに臨むように
絞りリング6が取付けられている。なお、大径部3cの
軸方向長さは、スプール3が左方移動限界位置に達した
とき(図1)小径部3eが絞りリング6と整合し、また
スプール3が右方移動限界位置に達したとき(図2)小
径部3dが絞りリング6と整合するように、選定されて
いる。
【0023】本実施形態は上記のように構成されている
から、スプール作動用圧縮空気によりスプール3が図2
の位置から図1の位置まで摺動せしめられるとき、スタ
ート時点では小径部3dが絞りリング6と整合している
ため、通路5bを流れる排気量は比較的多いが、スター
ト後大径部3cが絞りリング6と整合するようになると
空気流路は絞られるため排気流量は抑制される。又、ス
プール3が図1の位置から図2の位置まで摺動せしめら
れるとき、スタート時点では小径部3eが絞りリング6
と整合しているため、通路5bを流れるスプール作動用
圧縮空気の供給流量は比較的多いが、スタート後大径部
3cが絞りリング6と整合するようになると空気流路は
絞られるため、スプール作動用圧縮空気の供給流量は抑
制される。従って、スプール3の往復運動共その摺動速
度は適当に制限される結果となり、スプール3の過剰速
度運動は防止されて、スプール3の左右の移動限界位置
に達したときの衝撃は好適に緩和される。
【0024】本実施形態では、スプール3の左端部にス
プールの摺動速度制限手段を設けたが、この手段はスプ
ールの右端部に設けてもよく、更に必要があればスプー
ルの両端部に併設してもよい。
【0025】更に、本発明に係るエアーパルス発生装置
の実施形態によれば、ケーシング1,スリーブ2及びス
プール3を構成する材料が従来装置とは異なっている。
以下、この点について説明する。
【0026】まず、ケーシング1はオーステナイト系ス
テンレス鋼のSUS304Lからつくられている。SU
S304Lの硬度Hはビッカース硬度Hvで200以下
であり、ロックウェル硬度HRcで15以下である。す
なわち、 H≦Hv200 又は H≦HRc15 SUS304Lは良好な耐蝕性を有しており、耐硝酸A
級材質である。
【0027】あるいは、ケーシング1は、SUS304
Lに代えて、アルミ合金鋳物からつくることもできる。
但し、この場合には、ケーシング1の内壁をアルマイト
処理しておくことがより望ましい。
【0028】スリーブ2は析出硬化型ステンレス鋼のS
US630からつくられている。このSUS630は時
効熱処理(H900)されたものである。SUS630
の硬度Hはビッカース硬度Hvで389以下であり、ロ
ックウェル硬度HRcで40以下である。すなわち、 H≦Hv389 又は H≦HRc40 SUS630は良好な耐蝕性を有しており、耐硝酸A級
材質である。
【0029】スプール3はケーシング1と同様のオース
テナイト系ステンレス鋼のSUS304Lからつくられ
ている。
【0030】スプール3の外周面、すなわち、スリーブ
2との間の摺動面には、クロミア系(Cr2O3)セラミック
コーティングが施されている。このコーティングは、例
えば、プラズマ溶射によって行われる。コーティングの
厚さは150〜200μmが好ましい。
【0031】このセラミックコーティングの硬度Hはビ
ッカース硬度Hvで598以下であり、ロックウェル硬
度HRcで70以下である。すなわち、H≦Hv598
又は H≦HRc70このセラミックコーティングは
良好な耐蝕性を有しており、硝酸に対しても良好な耐久
性を有している。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、腐食性
環境の下でも十分な耐久性を発揮させることができるば
かりか、スプールの往復運動に伴う衝撃が小さく長期間
の使用に耐え得るエアーパルス発生装置を提供すること
ができる。特に、腐食性の強い蒸気、ガス、ミストなど
を発生させるパルスカラム式抽出塔において使用する場
合には有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーパルス発生装置の一作動状
態を示す断面図である。
【図2】本発明に係るエアーパルス発生装置の他の作動
状態を示す断面図である。
【図3】従来のエアーパルス発生装置の一作動状態を示
す断面図である。
【図4】従来のエアーパルス発生装置の他の作動状態を
示す断面図である。
【図5】従来のエアーパルス発生装置に用いられるスリ
ーブの下半分を破断して示す正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a,1b,1c,1d,1e リング状
溝 1a′,1b′,1c′,1d′,1e′ ポート 2 スリーブ 2a,2b,2c,2d,2e リング状
溝 2a′,2b′,2c′,2d′,2e′ ポート群 3 スプール 3a,3b 縮径部 3c 大径部 3d,3e 小径部 5a,5b スプール作動用圧縮空気の通路 6 絞りリング A,B リング状スペース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーパルス用圧縮空気供給源と、筒状
    のケーシングと、該ケーシング内に嵌着されたスリーブ
    と、該スリーブ内に往復摺動可能に嵌挿されたスプール
    とからなり、前記スリーブには、前記エアーパルス用圧
    縮空気供給源と前記スリーブの内部とに連通しているポ
    ートと、エアーパルス被供給装置と前記スリーブの内部
    とに連通しているポートと、排気口と前記スリーブの内
    部とに連通しているポートとが設けられており、前記ス
    プールには、前記ポートのうち隣接する二つのポートを
    連通させる縮径部が形成されており、前記スプールがス
    プール作動用圧縮空気により前記スリーブ内を往復運動
    せしめられることにより、前記エアーパルス被供給装置
    にエアーパルスを供給するエアーパルス発生装置におい
    て、 前記ケーシングはSUS304Lからなり、 前記スプールはSUS304Lからなり、前記スプール
    の外周面にはCr2O3 がコーティングされており、 前記スリーブはSUS630からなるものであることを
    特徴とするエアーパルス発生装置。
  2. 【請求項2】 エアーパルス用圧縮空気供給源と、筒状
    のケーシングと、該ケーシング内に嵌着されたスリーブ
    と、該スリーブ内に往復摺動可能に嵌挿されたスプール
    とからなり、前記スリーブには、前記エアーパルス用圧
    縮空気供給源と前記スリーブの内部とに連通しているポ
    ートと、エアーパルス被供給装置と前記スリーブの内部
    とに連通しているポートと、排気口と前記スリーブの内
    部とに連通しているポートとが設けられており、前記ス
    プールには、前記ポートのうち隣接する二つのポートを
    連通させる縮径部が形成されており、前記スプールがス
    プール作動用圧縮空気により前記スリーブ内を往復運動
    せしめられることにより、前記エアーパルス被供給装置
    にエアーパルスを供給するエアーパルス発生装置におい
    て、 前記ケーシングはアルミ合金鋳物からなり、前記ケーシ
    ングの内周面はアルマイト処理されており、 前記スプールはSUS304Lからなり、前記スプール
    の外周面にはCr2O3 がコーティングされており、 前記スリーブはSUS630からなるものであることを
    特徴とするエアーパルス発生装置。
  3. 【請求項3】 前記スリーブは時効熱処理(H900)
    されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のエアーパルス発生装置。
  4. 【請求項4】 前記Cr2O3 コーティングの厚みは150
    乃至200ミクロンであることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れか一項に記載のエアーパルス発生装置。
  5. 【請求項5】 前記スプールの過剰速度運動を防止する
    ため、前記スプール作動用圧縮空気の通路内に前記スプ
    ールと協働する摺動速度制限手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のエア
    ーパルス発生装置。
  6. 【請求項6】 エアーパルス用圧縮空気供給源と、筒状
    のケーシングと、該ケーシング内に嵌着されたスリーブ
    と、該スリーブ内に往復摺動可能に嵌挿されたスプール
    とからなり、前記スリーブには、前記エアーパルス用圧
    縮空気供給源と前記スリーブの内部とに連通しているポ
    ートと、エアーパルス被供給装置と前記スリーブの内部
    とに連通しているポートと、排気口と前記スリーブの内
    部とに連通しているポートとが設けられており、前記ス
    プールには、前記ポートのうち隣接する二つのポートを
    連通させる縮径部が形成されており、前記スプールがス
    プール作動用圧縮空気により前記スリーブ内を往復運動
    せしめられることにより、前記エアーパルス被供給装置
    にエアーパルスを供給するエアーパルス発生装置におい
    て、 前記スプールの過剰速度運動を防止するため、前記スプ
    ール作動用圧縮空気の通路内に前記スプールと協働する
    摺動速度制限手段が設けられていることを特徴とするエ
    アーパルス発生装置。
  7. 【請求項7】 前記摺動速度制限手段は、前記スプール
    の端部に形成された大径部及び一対の小径部と、前記大
    径部及び一対の小径部と協働する空気流路絞りリングと
    から成っていることを特徴とする請求項5又は6に記載
    のエアーパルス発生装置。
JP29562395A 1995-11-14 1995-11-14 エアーパルス発生装置 Pending JPH09137804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29562395A JPH09137804A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 エアーパルス発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29562395A JPH09137804A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 エアーパルス発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09137804A true JPH09137804A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17823039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29562395A Pending JPH09137804A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 エアーパルス発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09137804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844327A (zh) * 2016-10-05 2019-06-04 Smc 株式会社 间歇空气产生装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844327A (zh) * 2016-10-05 2019-06-04 Smc 株式会社 间歇空气产生装置
EP3524827A4 (en) * 2016-10-05 2020-05-27 SMC Corporation INTERMITTENT AIR PRODUCTION DEVICE
CN109844327B (zh) * 2016-10-05 2020-12-25 Smc 株式会社 间歇空气产生装置
US11298714B2 (en) 2016-10-05 2022-04-12 Smc Corporation Intermittent air-generating device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007139074A (ja) エアーパルス発生装置
EP2282093B1 (en) Control valve having "c" seal
CN101115924A (zh) 反应驱动的能量传输装置
JP4835571B2 (ja) 電磁弁
JP3310566B2 (ja) 半導体製造装置用ポンプ
JPH09137804A (ja) エアーパルス発生装置
JP3750450B2 (ja) エアーパルス発生装置
KR20130025352A (ko) 단동형 방향 전환 밸브
KR930013499A (ko) 실린더식 가공장치
KR0131072B1 (ko) 다중 실린더장치
SE0203394L (sv) Ändlägesdämpad tryckmediumcylinder
US555096A (en) William d
US1011516A (en) Compound or multiple-expansion engine.
EP1775468A2 (en) A valve assembly
US540898A (en) Pumping-engine
KR20130045283A (ko) 유체 작동 기계용 실린더 조립체
TW482869B (en) Compounded pump device
JPH07174251A (ja) 定量バルブ
US1191011A (en) Water-motor.
US585083A (en) Valve mechanism
US502497A (en) Steam-engine valve
US212038A (en) Improvement in motors
JP2006070734A (ja) 往復動型ポンプ
KR20220126212A (ko) 다이어프램 밸브
CN1971025A (zh) 高压燃料泵