JPH09137490A - 給水制御装置 - Google Patents

給水制御装置

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Publication number
JPH09137490A
JPH09137490A JP29314095A JP29314095A JPH09137490A JP H09137490 A JPH09137490 A JP H09137490A JP 29314095 A JP29314095 A JP 29314095A JP 29314095 A JP29314095 A JP 29314095A JP H09137490 A JPH09137490 A JP H09137490A
Authority
JP
Japan
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time
water supply
water
signal
toilet
Prior art date
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Pending
Application number
JP29314095A
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English (en)
Inventor
Akihiko Koba
昭彦 木場
Katsuhiko Nagano
勝彦 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Publication of JPH09137490A publication Critical patent/JPH09137490A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な使用状況に対応し、洗浄水を効果的に
供給して衛生的で快適な便器環境を維持しつつ節水を図
り、給水弁の機械寿命を確保した小便器洗浄用の給水制
御装置を提供する。 【解決手段】 使用検出手段2、制御手段3、給水管
4、給水手段5、小便器6からなり、制御手段3に、計
数手段31と、比較手段32と、設定手段33と、判定
手段34と、水量演算手段35とを備えた給水制御装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は使用状況に応じて
節水を図る小便器洗浄用の給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小便器洗浄用の給水制御装置にお
いて、便器の使用者を検知して使用者検知信号を発生す
る検出手段と、使用者検知信号に基づいて給水弁の制御
量を発生する制御手段と、制御手段から供給された制御
量に基づいて便器へ洗浄水を供給する給水弁とを備え、
便器の使用状況に合せて洗浄水の供給を図った小便器洗
浄用の給水制御装置が知られている。
【0003】例えば、特開平4−228735号公報に
開示されているように、便器不使用時間あるいは使用時
間に対応するデータに基づいて給水弁の開時間あるいは
開度パターンを決定し、便器の使用状況に見合った洗浄
水量を便器に供給するものが知られている。
【0004】さらに、特開平1−284628号公報に
開示されているように、小便器の使用時間や使用回数あ
るいは使用頻度に基づき、洗浄水の給水時間の長い本洗
浄と給水時間の短い小洗浄とを、小便器の使用状況に応
じて適宜選択して洗浄水を供給し、清潔感や快適性を損
なうことなく洗浄水の節約を図るよう構成されたものも
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の小便器洗浄用の
給水制御装置は、使用頻度の高低に基づいた使用状況に
応じて洗浄水の供給水量を調節して節水をおこなうが、
洗浄水の供給回数は使用回数と同数回おこなうため、使
用回数の特に多い使用状況では洗浄水供給弁などの可動
部等の機械的摩耗が進み、給水制御装置の稼働期間を短
くする課題がある。
【0006】また、従来の小便器洗浄用の給水制御装置
は、予め設定された使用時間と使用回数に対する実際の
使用時間と使用回数あるいは使用頻度に基づいて洗浄水
を供給するため、様々な使用状況に合せて設定時間や設
定回数を調整する必要がある。
【0007】さらに、従来の小便器洗浄用の給水制御装
置は、使用頻度の高い使用状況では洗浄水供給回数が減
少して節水がなされる反面、使用頻度の低い使用状況で
の洗浄水供給回数の減少は、衛生面や快適性を悪化させ
る課題がある。
【0008】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、その目的は洗浄水の供給を任意の使
用頻度で自動的におこなうことができる制御手段を備え
た給水制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る給水制御装置は、制御手段に、便器の使
用時間および使用回数の設定値に対する便器の使用時間
および使用回数の計数値との比較結果に基づいて洗浄水
を給水する時期を判定して給水判定信号を発生する判定
手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間に比
例した水量で便器の洗浄水を供給する水量演算手段を備
えたことを特徴とする。
【0011】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の使用時間および総使用時間の設定値
に対する便器の使用時間の計数値および前回と現在の使
用時間を加算した総使用時間の演算値との比較結果に基
づいて洗浄水を給水する時期を判定して給水判定信号を
発生する判定手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の最新使用時間に比例した水量で便器の
洗浄水を供給する水量演算手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間値
と便器を使用してない時間を合計した積算不使用時間値
との比率に応じた水量で便器の洗浄水を供給する水量演
算手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の不使用時間の設定値に対する便器の不
使用時間の計数値との比較結果に基づいて洗浄水を給水
する時期を判定して給水判定信号を発生する判定手段
と、この判定手段が提供する給水判定信号に基づいて便
器の使用時間を合計した積算使用時間に比例した水量で
便器の洗浄水を供給する水量演算手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0015】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
判定手段に、前記給水判定信号と前記使用検出手段が提
供する使用者検知信号に基づいて洗浄水の給水時期を判
定する不在給水判定手段を備えたことを特徴とする。
【0016】また、この発明に係る給水制御装置は、判
定手段に、不使用時間と所定の不在時間設定とを長短比
較して判別信号を発生する不在時間判定手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は便器使用
者の使用時間や使用回数等の計数値と所定の設定値を比
較し、給水時期や給水方法など予め決定した比較条件に
基づいて判定し、便器洗浄水の供給制御をするものであ
る。
【0018】図1はこの発明に係る給水制御装置の基本
全体構成図を示す。図1において、給水制御装置1は、
便器の使用を検知して使用者検知信号Hdを発生する使
用検出手段2と、この使用者検知信号Hdに基づいて便
器の洗浄時期と洗浄水供給量を決め、洗浄水供給信号W
を発生する制御装置3と、洗浄水供給源から配管された
給水管4と小便器6との間に配管した洗浄水の水量を調
節する定流量弁あるいは開閉弁を備え、洗浄水供給信号
Wに基づいて水量調節をおこなう給水手段5を備えて構
成する。
【0019】制御手段3は、計数手段31と、比較手段
32と、設定手段33と、判定手段34と、水量演算手
段35とで構成する。
【0020】計数手段は31はタイマおよびカウンタで
構成し、使用検出手段2から供給される使用者検知信号
Hdに基づいて使用時間信号Tと使用回数信号Nを発生
する。なお、使用時間信号Tは使用者検知信号Hdに含
まれる便器使用時間や不使用時間あるいは積算時間など
を計時した信号であり、一方、使用回数信号Nは使用者
検知信号Hdの発生回数を計数した信号である。
【0021】比較手段32はコンパレータで構成し、後
述の設定手段33から提供される使用時間設定信号Ts
と使用回数設定信号Nsを基準にして計数手段31から
提供される使用時間信号Tと使用回数信号Nを、長短あ
るいは多少の比較をして設定値未満信号Lと設定値以上
信号Gを発生する。
【0022】設定手段33は数値記憶機能を備えた数値
設定器と信号分配器で構成し、基準値となる使用・不使
用時間や積算時間および使用回数などの所定値を予め設
定して使用時間設定信号Tsおよび使用回数設定信号N
sを発生するとともに、給水方式の選択値を設定して判
定手段34から供給される給水判定信号Dを分配して給
水指令信号Fを発生する。
【0023】判定手段34は論理処理機能を備え、比較
手段32から提供される使用・不使用時間や積算時間お
よび使用回数等の設定値未満信号Lおよび設定値以上信
号Gを、洗浄水給水の制御対象である洗浄水供給の時期
や条件など予め決定した判定条件に基づいて判定し、所
定の条件に合致すると洗浄水供給開始を促す給水判定信
号Dを発生する。
【0024】水量演算手段35は演算器と数値記憶機能
を備えた数値設定器で構成し、設定手段33から供給さ
れる給水指令信号Fに基づいて演算を開始して便器の使
用時間や積算時間などに比例した洗浄水供給水量あるい
は供給時間を計算し、洗浄水の実際の供給水量あるいは
供給時間に対応した洗浄水供給信号Wを発生するととも
に給水手段5へ提供する。
【0025】以上が、この発明に係る給水制御装置の基
本全体構成であり、次に、制御手段3における本発明の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。最初に、図
2に基づき、便器の使用時間と使用回数の計数値に基づ
いて給水制御を行う場合の制御手段3の実施の形態を説
明する。図2はこの発明に係る使用時間と使用回数に基
づいた給水制御の要部ブロック構成図である。
【0026】図2において、計数手段31は、使用時間
計時手段31aと、使用回数計数手段31bと、積算使
用時間計時手段31cとを備える。
【0027】使用時間計時手段31aは、タイマを備え
て便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出手段
2から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便器の
使用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器使用
中の時間と使用されていない時間とを計時して便器が使
用されている時間に対応した使用時間信号Tを発生す
る。
【0028】使用回数計数手段31bは、カウンタを備
えて便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出手
段2から供給される使用者検知信号Hdの発生回数を計
数し、便器が使用された回数を示す使用回数信号Nを発
生する。
【0029】積算使用時間計時手段31cは、タイマを
備えて便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出
手段2から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便
器の使用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器
が使用中の時間と使用されていない時間を積算計時して
積算使用時間信号Taと積算不使用時間信号nTaをそ
れぞれ発生する。
【0030】比較手段32は、コンパレータからなる使
用時間比較手段32aと、使用回数比較手段32cとを
備える。
【0031】使用時間比較手段32aは、使用時間設定
手段33aから供給される使用時間設定信号Tsを基準
として使用時間計時手段31aから供給される使用時間
信号Tを長短比較し、使用時間が設定値を下回る場合に
は設定使用時間未満信号Tlを、使用時間が設定値を超
える場合には設定使用時間以上信号Tgを発生する。
【0032】使用回数比較手段32cは、使用回数設定
手段33cから供給される使用回数設定信号Nsを基準
として使用回数計数手段31bから供給される使用回数
信号Nを多少比較し、使用回数が設定値を下回る場合に
は設定回数未満信号Nlを、使用回数が設定値を超える
場合は、設定回数以上信号Ngを発生する。
【0033】設定手段33は、数値設定器からなる使用
時間設定手段33aと、使用回数設定手段33cと、数
値設定器と信号分配器からなる給水方式設定手段33e
とを備える。
【0034】使用時間設定手段33aは、予め決定した
基準となる便器使用時間を設定するとともに使用時間設
定信号Tsを発生して使用時間比較手段32aに被比較
値として提供する。
【0035】使用回数設定手段33cは、予め決定した
基準となる便器使用回数を設定するとともに使用回数設
定信号Nsを発生して使用回数比較手段32cに被比較
値として提供する。
【0036】給水方式設定手段33eは、使用時間・回
数給水判定手段34aから供給される給水判定信号Dt
nを、予め決定して設定した信号分配経路に基づいて配
分して給水指令信号Ft、Fa、Frを発生し、夫々の
水量演算手段35に提供する。
【0037】判定手段34には、論理処理機能からなる
使用時間・回数給水判定手段34aを備える。
【0038】使用時間・回数給水判定手段34aは、使
用時間比較手段32aから供給される設定使用時間未満
信号Tlおよび設定使用時間以上信号Tg、使用回数比
較手段32cから供給される設定回数未満信号Nlおよ
び設定回数以上信号Ngとを論理処理し、洗浄水供給手
順を促す給水判定信号Dtnを発生するとともに使用時
間計時手段31aと使用回数計数手段31bおよび積算
使用時間計時手段31cの計数動作を停止してゼロ設定
する。
【0039】また、使用時間・回数給水判定手段34a
は、設定使用時間未満信号Tlと設定回数未満信号Nl
が提供されている場合(T<TsでかつN<Ns)は、
使用時間計時手段31aと使用回数計数手段31bおよ
び積算使用時間計時手段31cは計数を進め、引続いて
設定使用時間未満信号Tlと設定回数以上信号Ngが提
供される(T<TsでかつN≧Ns)と給水判定信号D
tnを発生する。
【0040】なお、設定使用時間以上信号Tgが提供さ
れた場合(T≧Ts)は、使用回数計数手段31bから
提供される使用回数信号Nが1の場合(N=1)に給水
判定信号Dtnを発生する。
【0041】水量演算手段35は、使用時間比給水量演
算手段35aと、積算使用時間比給水量演算手段35b
と、積算使用・不使用時間比給水量演算手段35cとを
備える。
【0042】使用時間比給水量演算手段35aは、使用
時間計時手段31aから供給される使用時間信号Tと給
水方式設定手段33eから供給される給水指令信号Ft
に基づいて演算処理を行って洗浄水供給信号Wtを発生
するとともに給水手段5へ提供する。
【0043】また、使用時間比給水量演算手段35aは
数値設定器と乗算器を備え、数値設定器には、洗浄水量
かあるいは又洗浄時間量に相当した比例係数である洗浄
係数値を予め決定して設定する。
【0044】乗算器は、給水指令信号Ftが給水方式設
定手段33eから供給された時点の最新使用時間値であ
る使用時間信号Tと数値設定器に設定した洗浄係数値と
を乗算し、実際に供給する洗浄水量かあるいは又洗浄時
間量を決定して洗浄水供給信号Wtを生成する。
【0045】積算使用時間比給水量演算手段35bは、
積算使用時間計時手段31cから供給される積算使用時
間信号Taと給水方式設定手段33eから供給される給
水指令信号Faに基づいて演算処理を行って洗浄水供給
信号Waを発生するとともに給水手段5へ提供する。
【0046】また、積算使用時間比給水量演算手段35
bは数値設定器と乗算器を備え、数値設定器には、洗浄
水量かあるいは又洗浄時間量に相当した比例係数である
洗浄係数値を予め決定して設定する。
【0047】乗算器は、給水指令信号Faが給水方式設
定手段33eから供給された時点までの総使用時間値で
ある積算使用時間信号Taと数値設定器に設定した洗浄
係数値とを乗算し、実際に供給する洗浄水量かあるいは
又洗浄時間量を決定して洗浄水供給信号Waを生成す
る。
【0048】積算使用・不使用時間比給水量演算手段3
5cは、積算使用時間計時手段31cから供給される積
算使用時間信号Taおよび積算不使用時間信号nTaと
給水方式設定手段33eから供給される給水指令信号F
rに基づいて演算処理を行って洗浄水供給信号Wrを発
生するとともに給水手段5へ提供する。
【0049】また、積算使用・不使用時間比給水量演算
手段35cは数値設定器と乗算・除算器を備え、数値設
定器には、洗浄水量かあるいは又洗浄時間量に相当した
比例係数である洗浄係数値を予め決定して設定する。
【0050】乗算・除算器は、給水指令信号Faが給水
方式設定手段33eから供給された時点までの積算不使
用時間と積算使用時間である積算不使用時間信号nTa
と積算使用時間信号Taとを割り算してさらに数値設定
器に設定した洗浄係数値とを乗算し、実際に供給する洗
浄水量かあるいは又洗浄時間量を決定して洗浄水供給信
号Wrを生成する。
【0051】このように、請求項1に係る給水制御装置
は、制御手段に、便器の使用時間および使用回数の設定
値に対する便器の使用時間および使用回数の計数値との
比較結果に基づいて洗浄水を給水する時期を判定して給
水判定信号を発生する判定手段を備えたので、使用時間
が設定使用時間を下回って使用回数が設定使用回数を超
える使用機会の多い状況と使用時間が設定時間を超える
使用状況の場合に洗浄水を供給する機会を増やすことが
できる。
【0052】また、請求項2に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間に比
例した水量で便器の洗浄水を供給する水量演算手段を備
えたので、積算使用時間が長い場合はより多く、また短
い場合にはより少ない供給量で洗浄水供給量を増減する
ことができる。
【0053】さらに、請求項4に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の最新使用時間に比例した水量で便器
の洗浄水を供給する水量演算手段を備えたので、最新の
使用状況に合致して使用時間の長い場合は多量、短い場
合には少量で洗浄水の供給量を調節することができる。
【0054】また、請求項5に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間値と
便器を使用してない時間を合計した積算不使用時間値と
の比率に応じた水量で便器の洗浄水を供給する水量演算
手段を備えたので、使用時間が設定使用時間を下回って
使用回数が少なく不使用時間が設定不使用時間を超える
使用状況の場合に洗浄水を供給する機会を増やすことが
できる。
【0055】次に、図3に基づき、便器の使用時間と総
使用時間の計時値に基づいて給水制御を行う場合の制御
手段3の実施の形態を説明する。図3はこの発明に係る
使用時間と総使用時間に基づいた給水制御の要部ブロッ
ク構成図である。図3において、計数手段31は、前述
した計時手段31aと積算使用時間計時手段31cとを
備える。
【0056】使用時間計時手段31aはタイマを備え、
便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出手段2
から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便器の使
用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器使用中
の時間と使用されていない時間とを計時して便器が使用
されている時間に対応した使用時間信号Tを発生する。
【0057】積算使用時間計時手段31cはタイマを備
え、便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出手
段2から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便器
の使用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器使
用中の時間と使用されていない時間を積算計時して積算
使用時間信号Taと積算不使用時間信号nTaをそれぞ
れ発生する。
【0058】比較手段32は、コンパレータからなる前
述の使用時間比較手段32aと、加算器と記憶器および
コンパレータからなる総使用時間比較手段32dとを備
える。
【0059】使用時間比較手段32aは、使用時間設定
手段33aから供給される使用時間設定信号Tsを基準
として使用時間計時手段31aから供給される使用時間
信号Tを長短比較し、使用時間が設定値を下回る場合に
は設定使用時間未満信号Tlを、使用時間が設定値を超
える場合には設定使用時間以上信号Tgを発生する。
【0060】総使用時間比較手段32dは、総使用時間
設定手段33dから供給される総使用時間設定信号Te
を基準として後述の総使用時間信号2Tとを長短比較
し、総使用時間が設定値を下回る場合には設定総使用時
間未満信号2Tlを、総使用時間が設定値を超える場合
は、設定総使用時間以上信号2Tgを発生する。
【0061】総使用時間信号2Tは、使用時間計時手段
31aから供給される使用時間信号Tの現在の使用時間
と記憶器に記録した前回の使用時間とを加算器で加算演
算して得た値である。
【0062】設定手段33は、数値設定器からなる前述
の使用時間設定手段33aと、総使用時間設定手段33
dとを備える。
【0063】使用時間設定手段33aは、予め決定した
基準となる便器使用時間を設定するとともに使用時間設
定信号Tsを発生して使用時間比較手段32aに被比較
値として提供する。
【0064】総使用時間設定手段33dは、予め決定し
た基準となる便器総使用時間を設定するとともに総使用
時間設定信号Teを発生して総使用時間比較手段32d
に被比較値として提供する。
【0065】給水方式設定手段33eは、信号分配器と
分配設定器からなり、使用時間・総使用時間給水判定手
段34bから供給される給水判定信号Dtaを、予め決
定して設定した信号分配経路に基づいて配分して給水指
令信号Ft、Frを発生し、それぞれの水量演算手段3
5に提供する。
【0066】判定手段34は、論理処理機能からなる使
用時間・総使用時間給水判定手段34bを備える。
【0067】使用時間・総使用時間給水判定手段34b
は、使用時間比較手段32aから供給される設定使用時
間未満信号Tlおよび設定使用時間以上信号Tg、総使
用時間比較手段32dから供給される設定総使用時間未
満信号2Tlおよび設定総使用時間以上信号2Tgとを
論理処理し、洗浄水供給手順を促す給水判定信号Dta
を発生するとともに使用時間計時手段31aと積算使用
時間計時手段31cの計数動作を停止してゼロ設定す
る。
【0068】また、使用時間・総使用時間給水判定手段
34bは、設定使用時間未満信号Tlと設定総使用時間
未満信号2Tlが提供されている場合(T<Tsでかつ
2T<Te)は、使用時間計時手段31aと積算使用時
間計時手段31cは計数を進め、引続いて設定使用時間
未満信号Tlと設定総使用時間以上信号2Tgが提供さ
れる(T<Tsでかつ2T≧Te)と、給水判定信号D
taを発生する。
【0069】なお、設定使用時間以上信号Tgが提供さ
れた場合(T≧Ts)は、総使用時間比較手段32dの
条件を考慮せず、給水判定信号Dtaを発生する。
【0070】水量演算手段35は、前述した使用時間比
給水量演算手段35aと、積算使用・不使用時間比給水
量演算手段35cとを備える。
【0071】使用時間比給水量演算手段35aは、使用
時間計時手段31aから供給される使用時間信号Tと給
水方式設定手段33eから供給される給水指令信号Ft
に基づいて演算処理を行い、洗浄水供給信号Wtを発生
するとともに給水手段5へ提供する。
【0072】また、使用時間比給水量演算手段35aは
数値設定器と乗算器を備え、数値設定器には洗浄水量か
あるいは又洗浄時間量に相当した比例係数である洗浄係
数値を予め決定して設定する。
【0073】乗算器は、給水指令信号Ftが給水方式設
定手段33eから供給された時点の最新使用時間値であ
る使用時間信号Tと数値設定器に設定した洗浄係数値と
を乗算し、実際に供給する洗浄水量かあるいは又洗浄時
間量を決定して洗浄水供給信号Wtを生成する。
【0074】積算使用・不使用時間比給水量演算手段3
5cは、積算使用時間計時手段31cから供給される積
算使用時間信号Taおよび積算不使用時間信号nTaと
給水方式設定手段33eから供給される給水指令信号F
rに基づいて演算処理を行って洗浄水供給信号Wrを発
生するとともに給水手段5へ提供する。
【0075】また、積算使用・不使用時間比給水量演算
手段35cは数値設定器と乗算・除算器を備え、数値設
定器には、洗浄水量かあるいは又洗浄時間量に相当した
比例係数である洗浄係数値を予め決定して設定する。
【0076】乗算・除算器は、給水指令信号Faが給水
方式設定手段33eから供給された時点までの積算不使
用時間と積算使用時間である積算不使用時間信号nTa
と積算使用時間信号Taとを割り算してさらに数値設定
器に設定した洗浄係数値とを乗算し、実際に供給する洗
浄水量かあるいは又洗浄時間量を決定して洗浄水供給信
号Wrを生成する。
【0077】このように、請求項3に係る給水制御装置
は、制御手段に、便器の使用時間および総使用時間の設
定値に対する便器の使用時間の計数値および前回と現在
の使用時間を加算した総使用時間の演算値との比較結果
に基づいて洗浄水を給水する時期を判定して給水判定信
号を発生する判定手段を備えたので、使用時間が設定使
用時間を下回って使用回数が少ない使用状況の場合にも
洗浄水を供給する機会を増やすことができる。
【0078】また、請求項4に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の最新使用時間に比例した水量で便器の
洗浄水を供給する水量演算手段を備えたので、最新の使
用状況に合致して使用時間の長い場合は多量、短い場合
には少量で洗浄水の供給量を調節することができる。
【0079】さらに、請求項5に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間値
と便器を使用してない時間を合計した積算不使用時間値
との比率に応じた水量で便器の洗浄水を供給する水量演
算手段を備えたので、使用時間が設定使用時間を下回っ
て使用回数が少なく不使用時間が設定不使用時間を超え
る使用状況の場合に洗浄水を供給する機会を増やすこと
ができる。
【0080】次に、図4に基づき、便器の不使用時間と
積算使用時間の計時値に基づいて給水制御を行う場合の
制御手段3の実施の形態を説明する。図4はこの発明に
係る不使用時間と積算使用時間に基づいた給水制御の要
部ブロック構成図である。図4において、計数手段31
は、前述した使用時間計時手段31aと積算使用時間計
時手段31cとを備える。
【0081】使用時間計時手段31aは、タイマを備え
て便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出手段
2から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便器の
使用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器使用
中の時間と使用されていない時間とを計時して便器が使
用されていない時間に対応した不使用時間信号nTを発
生する。
【0082】積算使用時間計時手段31cは、タイマを
備えて便器洗浄終了後から次の洗浄開始の間、使用検出
手段2から供給される使用者検知信号Hdに基づいて便
器の使用開始あるいは使用終了後に計時を開始し、便器
が使用中の時間と使用されていない時間を積算計時して
便器が使用中の時間を積算した積算使用時間信号Taを
発生する。
【0083】比較手段32は、コンパレータからなる不
使用時間比較手段32bを備え、不使用時間比較手段3
2bは、不使用時間設定手段33bから供給される不使
用時間設定信号nTsを基準として使用時間計時手段3
1aから供給される不使用時間信号nTを長短比較し、
不使用時間が設定値を下回る場合には設定不使用時間未
満信号nTlを、不使用時間が設定値を超える場合には
設定不使用時間以上信号nTgを発生する。
【0084】設定手段33は、数値設定器からなる不使
用時間設定手段33bを備え、予め決定した基準となる
便器不使用時間を設定するとともに不使用時間設定信号
nTsを発生して不使用時間比較手段32bに被比較値
として提供する。
【0085】判定手段34は、論理処理機能を備えた不
使用時間給水判定手段34cからなり、不使用時間比較
手段32bから供給される設定不使用時間未満信号nT
lおよび設定不使用時間以上信号nTg、使用検出手段
2から供給される使用者検知信号Hdとを論理処理し、
積算使用時間比給水量演算手段35bに洗浄水供給手順
を促す給水判定信号Dtrを発生するとともに使用時間
計時手段31aと積算使用時間計時手段31cの計数動
作を停止してゼロ設定する。
【0086】また、不使用時間給水判定手段34cは、
設定不使用時間未満信号nTlが提供されている場合
(nT<nTs)は、使用時間計時手段31aと積算使
用時間計時手段31cは計数を進め、引続いて設定不使
用時間以上信号nTgが提供される(nT≧nTs)と
給水判定信号Dtrを発生するよう動作する。
【0087】さらに、不使用時間給水判定手段34c
は、論理処理機能からなる不在給水判定手段34dおよ
び数値記憶機能を備えた数値設定器とタイマからなる不
在時間判定手段34eとを備える。
【0088】不在給水判定手段34dは、設定不使用時
間未満信号nTlに引続いて設定不使用時間以上信号n
Tgが提供された場合(nT≧nTs)で且つ使用者検
知信号Hdが提供された時に給水判定信号Dtrを発生
する。
【0089】不在時間判定手段34eは数値設定器とタ
イマを備え、数値設定器には、設定不使用時間以上信号
nTgが提供された後の不使用時間を限定した不在時間
を予め決定して設定し、タイマは、設定不使用時間以上
信号nTgが提供された時点から計時を開始して設定さ
れた不在時間に達すると設定時間経過信号を不在給水判
定手段34dに提供する。
【0090】以上のように、不使用時間給水判定手段3
4cは、便器の不使用時間が所定の設定時間以上となっ
た場合、以後次の使用者が検知されるかあるいは又不在
設定時間の経過後、水量演算手段35へ洗浄水供給手順
を促す給水判定信号Dtrを発生するよう動作する。
【0091】水量演算手段35は、前述した積算使用時
間比給水量演算手段35bを備え、積算使用時間計時手
段31cから供給される積算使用時間信号Taと不使用
時間給水判定手段34cから供給される給水判定信号D
trとに基づいて演算処理を行って洗浄水供給信号Wa
を発生するとともに給水手段5へ提供する。
【0092】また、積算使用時間比給水量演算手段35
bは数値設定器と乗算器を備え、数値設定器には、洗浄
水量かあるいは又洗浄時間量に相当した比例係数である
洗浄係数値を予め決定して設定する。
【0093】乗算器は、給水判定信号Dtrが供給され
た時点までの総使用時間値である積算使用時間信号Ta
と数値設定器に設定した洗浄係数値とを乗算し、実際に
供給する洗浄水量かあるいは又洗浄時間量を決定して洗
浄水供給信号Waを生成する。
【0094】このように、請求項6に係る給水制御装置
は、制御手段に、便器の不使用時間の設定値に対する便
器の不使用時間の計数値との比較結果に基づいて洗浄水
を給水する時期を判定して給水判定信号を発生する判定
手段と、この判定手段が提供する給水判定信号に基づい
て便器の使用時間を合計した積算使用時間に比例した水
量で便器の洗浄水を供給する水量演算手段とを備えたの
で、不使用時における洗浄水の供給を回避して便器の使
用時間に見合った洗浄水供給を確保することができる。
【0095】また、請求項7に係る給水制御装置は、判
定手段に、給水判定信号と使用検出手段が提供する使用
者検知信号に基づいて洗浄水の給水時期を判定する不在
給水判定手段を備えたので、不使用時における洗浄水の
供給を回避して使用時の洗浄水供給を確保することがで
きる。
【0096】さらに、請求項8に係る給水制御装置は、
判定手段に、不使用時間と所定の不在時間設定とを長短
比較して判別信号を発生する不在時間判定手段を備えた
ので、使用者不在時間である不使用時間が長い場合に洗
浄水供給を確保することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る給水
制御装置は、制御手段に、便器の使用時間および使用回
数の設定値に対する便器の使用時間および使用回数の計
数値との比較結果に基づいて洗浄水を給水する時期を判
定して給水判定信号を発生する判定手段を備え、使用時
間が設定使用時間を下回って使用回数が設定使用回数を
超える使用機会の多い状況と使用時間が設定時間を超え
る使用状況の場合に洗浄水を供給する機会を増やすこと
ができるので、便器の洗浄を使用毎におこなわずに快適
性を維持しながら、洗浄水の節水と給水弁の稼働部分の
寿命も保持し、使用状況に適応した効果的な洗浄ができ
る。
【0098】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間に比
例した水量で便器の洗浄水を供給する水量演算手段を備
え、積算使用時間が長い場合はより多く、また短い場合
にはより少ない供給量で洗浄水供給量を増減することが
できるので、いつも必要最低水量で洗浄して洗浄水の効
果的利用により節水できる。
【0099】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の使用時間および総使用時間の設定値
に対する便器の使用時間の計数値および前回と現在の使
用時間を加算した総使用時間の演算値との比較結果に基
づいて洗浄水を給水する時期を判定して給水判定信号を
発生する判定手段を備え、使用時間が設定使用時間を下
回って使用回数が少ない使用状況の場合にも洗浄水を供
給する機会を増やすことができるので、汚れや臭気の発
生を抑えて快適性を保持し、便器環境を衛生的に維持で
きる。
【0100】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の最新使用時間に比例した水量で便器の
洗浄水を供給する水量演算手段を備え、最新の使用状況
に合致して使用時間の長い場合は多量、短い場合には少
量で洗浄水の供給量を調節することができるので、臭気
の発散や汚れの付着を防ぎ洗浄水の節水を図ることがで
きる。
【0101】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
制御手段に、便器の使用時間を合計した積算使用時間値
と便器を使用してない時間を合計した積算不使用時間値
との比率に応じた水量で便器の洗浄水を供給する水量演
算手段を備え、使用時間が設定使用時間を下回って使用
回数が少なく不使用時間が設定不使用時間を超える使用
状況の場合に洗浄水を供給する機会を増やすことができ
るので、臭気の発生や汚れの付着を防ぎ快適な便器環境
を保持でき、洗浄水を効果的に利用することができる。
【0102】また、この発明に係る給水制御装置は、制
御手段に、便器の不使用時間の設定値に対する便器の不
使用時間の計数値との比較結果に基づいて洗浄水を給水
する時期を判定して給水判定信号を発生する判定手段
と、この判定手段が提供する給水判定信号に基づいて便
器の使用時間を合計した積算使用時間に比例した水量で
便器の洗浄水を供給する水量演算手段とを備え、不使用
時における洗浄水の供給を回避して便器の使用時間に見
合った洗浄水供給を確保することができるので、洗浄水
を効果的に利用して汚れの付着を防止して便器を衛生的
に維持することができる。
【0103】さらに、この発明に係る給水制御装置は、
判定手段に、前記給水判定信号と前記使用検出手段が提
供する使用者検知信号に基づいて洗浄水の給水時期を判
定する不在給水判定手段を備え、不使用時における洗浄
水の供給を回避して使用時の洗浄水供給を確保すること
ができるので、洗浄水の無駄を省くことができる。
【0104】また、この発明に係る給水制御装置は、判
定手段に、不使用時間と所定の不在時間設定とを長短比
較して判別信号を発生する不在時間判定手段を備え、使
用者不在時間である不使用時間が長い場合に洗浄水供給
を確保することができるので、衛生的で快適な便器環境
を維持できる。
【0105】よって、様々な使用状況に対応し、洗浄水
を効果的に供給して衛生的で快適な便器環境を維持しつ
つ節水を図り、給水弁の機械寿命を確保した小便器洗浄
用の給水制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る給水制御装置の基本全体構成図
【図2】この発明に係る使用時間と使用回数に基づいた
給水制御の要部ブロック構成図
【図3】この発明に係る使用時間と総使用時間に基づい
た給水制御の要部ブロック構成図
【図4】この発明に係る不使用時間と積算使用時間に基
づいた給水制御の要部ブロック構成図
【符号の説明】
1…給水制御装置、2…使用検出手段、3…制御手段、
4…給水管、5…給水手段、6…小便器、31…計数手
段、31a…使用時間計時手段、31b…使用回数計数
手段、31c…積算使用時間計時手段、32…比較手
段、32a…使用時間比較手段、32b…不使用時間比
較手段、32c…使用回数比較手段、32d…総使用時
間比較手段、33…設定手段、33a…使用時間設定手
段、33b…不使用時間設定手段、33c…使用回数設
定手段、33d…総使用時間設定手段、33e…給水方
式設定手段、34…判定手段、34a…使用時間・回数
給水判定手段、34b…使用時間・総使用時間給水判定
手段、34c…不使用時間給水判定手段、34d…不在
給水判定手段、34e…不在時間判定手段、35…水量
演算手段、35a…使用時間比給水量演算手段、35b
…積算使用時間比給水量演算手段、35c…積算使用・
不使用時間比給水量演算手段、D、Dta、Dtn、D
tr…給水判定信号、F、Ft、Fa、Fr…給水指令
信号、G…設定値以上信号、Hd…使用者検知信号、L
…設定値未満信号、N…使用回数信号、Ng…設定回数
以上信号、Nl…設定回数未満信号、Ns…使用回数設
定信号、T…使用時間信号、nT…不使用時間信号、T
a…積算使用時間信号、nTa…積算不使用時間信号、
Te…総使用時間設定信号、Ts…使用時間設定信号、
nTs…不使用時間設定信号、Tl…設定使用時間未満
信号、nTl…設定不使用時間未満信号、Tg…設定使
用時間以上信号、nTg…設定不使用時間以上信号、2
T…総使用時間信号、2Tl…設定総使用時間未満信
号、2Tg…設定総使用時間以上信号、W、Wa、W
r、Wt…洗浄水供給信号。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水制御信号に基づいて便器を洗浄する
    給水手段と、前記便器の使用を検知する使用検出手段
    と、この使用検出手段が提供する使用者検知信号に基づ
    き給水弁を制御する制御手段と、を備えた給水制御装置
    において、 前記制御手段に、前記便器の使用時間および使用回数の
    設定値に対する前記便器の使用時間および使用回数の計
    数値との比較結果に基づいて洗浄水を給水する時期を判
    定して給水判定信号を発生する判定手段を備えたことを
    特徴とする給水制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段に、前記便器の使用時間を
    合計した積算使用時間に比例した水量で前記便器の洗浄
    水を供給する水量演算手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の給水制御装置。
  3. 【請求項3】 給水制御信号に基づいて便器を洗浄する
    給水手段と、前記便器の使用を検知する使用検出手段
    と、この使用検出手段が提供する使用者検知信号に基づ
    き給水弁を制御する制御手段と、を備えた給水制御装置
    において、 前記制御手段に、前記便器の使用時間および総使用時間
    の設定値に対する前記便器の使用時間の計数値および前
    回と現在の使用時間を加算した総使用時間の演算値との
    比較結果に基づいて洗浄水を給水する時期を判定して給
    水判定信号を発生する判定手段を備えたことを特徴とす
    る給水制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段に、前記便器の最新使用時
    間に比例した水量で前記便器の洗浄水を供給する水量演
    算手段を備えたことを特徴とする請求項1と請求項3記
    載の給水制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段に、前記便器の使用時間を
    合計した積算使用時間値と前記便器を使用してない時間
    を合計した積算不使用時間値との比率に応じた水量で前
    記便器の洗浄水を供給する水量演算手段を備えたことを
    特徴とする請求項2と請求項4記載の給水制御装置。
  6. 【請求項6】 給水制御信号に基づいて便器を洗浄する
    給水手段と、前記便器の使用を検知する使用検出手段
    と、この使用検出手段が提供する使用者検知信号に基づ
    き給水弁を制御する制御手段と、を備えた給水制御装置
    において、 前記制御手段に、前記便器の不使用時間の設定値に対す
    る前記便器の不使用時間の計数値との比較結果に基づい
    て洗浄水を給水する時期を判定して給水判定信号を発生
    する判定手段と、この判定手段が提供する給水判定信号
    に基づいて前記便器の使用時間を合計した積算使用時間
    に比例した水量で前記便器の洗浄水を供給する水量演算
    手段と、を備えたことを特徴とする給水制御装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段に、前記給水判定信号と前
    記使用検出手段が提供する使用者検知信号に基づいて洗
    浄水の給水時期を判定する不在給水判定手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載の給水制御装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段に、不使用時間と所定の不
    在時間設定とを長短比較して判別信号を発生する不在時
    間判定手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の給
    水制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005179911A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Uro Electronics Co Ltd 男性用トイレット装置
JP2017043993A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 Toto株式会社 洗浄装置
CN108179791A (zh) * 2017-12-28 2018-06-19 泉州迪特工业产品设计有限公司 一种自动调节冲水量的马桶及其工作方法
US11156309B2 (en) 2015-12-15 2021-10-26 Sdb Ip Holdings, Llc System, method, and apparatus for monitoring restroom appliances

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