JPH09137072A - 吸水性複合体、その製造方法および吸水性物品 - Google Patents
吸水性複合体、その製造方法および吸水性物品Info
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- JPH09137072A JPH09137072A JP24069496A JP24069496A JPH09137072A JP H09137072 A JPH09137072 A JP H09137072A JP 24069496 A JP24069496 A JP 24069496A JP 24069496 A JP24069496 A JP 24069496A JP H09137072 A JPH09137072 A JP H09137072A
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Abstract
れかつ吸水性ポリマーの脱落が小さい吸水性複合体を提
供する。 【解決手段】 支持体に固着されたカチオン性吸水性ポ
リマーとアニオン性吸水性ポリマー粒子とからなる吸水
性複合体。
Description
体、その製造方法および吸水性物品に関するものであ
る。詳しく述べると、加圧下吸水量、垂直吸引力および
柔軟性に優れ、かつ吸水性ポリマーが脱落しにくい吸水
性複合体、その製造方法および吸水性物品に関するもの
である。
布等の方法により付着させたのち、該モノマーを重合さ
せることによりアニオン性吸水性ポリマーを基材に固定
化し、吸水時のポリマーの脱落や移動を防止した吸水性
シートが多く知られている。これらの吸水性シートは、
ポリマーの脱落についてはある程度まで防止され、シー
トとしての形態保持性は改善されてはいるが、吸収体あ
るいは吸水性複合体におけるガラス転位温度の高い、ア
ニオン性吸水性ポリマーの濃度を高くすればするほど、
吸水量は向上するものの、吸収体あるいは吸水性複合体
が堅くなるために実用に供し得ないのである。したがっ
て、前記方法により、吸水性シートの柔軟性を維持しよ
うとした場合には、吸水性シート中の吸水性ポリマーの
含量割合を下げざるを得ず、繊維による吸水性ポリマー
の膨潤規制とも相まって吸収量が不十分な吸水性シート
しか得ることができないものであった。
4/04352には、繊維状基材に吸水性ポリマーをバ
インダーで固定する技術が開示されている。この方法に
より、吸水性ポリマーの繊維状基材による膨潤規制のな
い吸水性シートは得られるものの、吸水性ポリマーの含
量割合には限度があり、トータル吸水量の不十分な吸水
性複合体しか得ることができない。また、粒子状の吸水
性ポリマーの脱落や移動が起こって設計どおりの吸水能
力が発揮できず、おむつのように赤ちゃんの動きがある
場合には、吸収体が破壊されて、これが漏れの原因とな
る等の問題があった。
目的は、新規な吸水性複合体、その製造方法および吸収
体を提供することにある。
吸引力および柔軟性に優れ、かつ吸水性ポリマーが脱落
しにくい吸水性複合体、その製造方法および吸水性物品
を提供することにある。
(1)〜(12)により達成される。
水性ポリマーとアニオン性吸水性ポリマー粒子とからな
る吸水性複合体。
が該カチオン性吸水性ポリマーを介して該支持体に固定
されてなる前記(1)に記載の吸水性複合体。
カチオン性吸水性ポリマーの割合が1〜10,000重
量部であり、かつ該カチオン性吸水性ポリマー100重
量部に対する該アニオン性吸水性ポリマー粒子の割合が
10〜10,000重量部である前記(1)または
(2)に記載の吸水性複合体。
(1)〜(3)のいずれか一つに記載の吸水性複合体。
し、厚さが0.2mm以上、密度が0.3〜1.1g/
cm3 の範囲であるシート状物であって、その垂直吸引
力が5cm以上、加圧下吸水量が20g/g以上、ガー
レー剛性が1000mgfN以下である吸水性複合体。
性複合体中80重量%以上である前記(5)記載の吸水
性複合体。
ーを形成し得る原料モノマーを付着させ、該原料モノマ
ーを重合ないし重縮合させることによりカチオン性吸水
性ポリマーを該支持体に固着させ、ついでアニオン性吸
水性ポリマー粒子を該カチオン性吸水性ポリマーに固着
させることを特徴とする吸水性複合体の製造方法。
カチオン性吸水性ポリマーの割合が1〜10,000重
量部であり、かつ該カチオン性吸水性ポリマー100重
量部に対する該アニオン性吸水性ポリマー粒子の割合が
10〜10,000重量部である前記(7)に記載の吸
水性複合体の製造方法。
(7)または(8)に記載の吸水性複合体の製造方法。
前記(9)に記載の吸水性複合体の製造方法。
子は、該カチオン性吸水性ポリマーを固着した繊維シー
トに散布されたのちプレスされてなる前記(10)に記
載の吸水性複合体の製造方法。
水性複合体を含む吸水性物品。
泡ポリウレタンのような発泡体の他、粉末状、粒子状、
シート状、短冊状、繊維状等のいずれの形態でも使用で
きるが、好ましくは繊維状物である。繊維状物として
は、天然または合成繊維、天然または合成パルブ等があ
る。
に、シート状繊維質支持体すなわち繊維シートであり、
織布、不織布、紙、編地などが挙げられるが、各種繊維
ウェブから作られる不織布が好適に使用される。この発
明では、繊維は親水性繊維、疎水性繊維のいずれでも使
用できる。用いられる親水性繊維としては、木材パル
プ、綿、羊毛、レーヨン、アセテート、ビニロン等が挙
げられ、疎水性繊維としては、ポリエステル、アクリ
ル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル等の他、これらの混紡繊維が例示される。繊維
シートは、例えば、テープ状のものも含まれ、その厚み
も特に限定はないが、例えば、0.01〜100mm、
好ましくは0.1〜10mmのものが使用される。繊維
シートとして長尺物を使用し、これを連続的に供給しな
がら本発明の製造方法を適用することができ、このよう
にすると生産性良く、本発明の吸水性複合体を得ること
ができる。また、これらの繊維の直径は0.1〜1,0
00μm、好ましくは1〜100μmである。
マーとしては、ポリアリルアミン、ポリアルキレンポリ
アミン、ポリエチレンイミン、ポリビニルアミン、ポリ
(メタ)アクリルアミドのマンニッヒ反応物、ポリ(メ
タ)アクリルアミン、ジアルキルアミノアルキル(メ
タ)アクリレートのホモポリマーまたは(メタ)アクリ
ルアミドとのコポリマー、ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレートをハロゲン化アルキル(例えば塩
化メチル、塩化エチル、臭化メチル等)で4級化アンモ
ニウム塩としたもののホモポリマーまたはその(メタ)
アクリルアミドとのコポリマー、ポリジアルキルアリル
アミン4級アンモニウム塩、4級化ビニルベンジルアミ
ンのポリマー、キトサンのアセチル化物、エピクロルヒ
ドリンと多価アミンまたはモノアミンとの縮合反応物等
がある。これらは、必要により重合時に架橋剤を加え、
あるいは重合後に架橋剤を加えて架橋させてもよい。い
ずれにしても架橋させたものが、種々の物性値の点から
好ましい。より好ましくは、ガラス転位温度が室温以下
の架橋されたポリカチオンである。
ルアミノ(メタ)アクリレートのハロゲン化アルキル4
級塩としては、例えばN,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリレート、N,N−ジチルアミノブチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリレート等のモノマーのハロゲン化アル
キル4級塩がある。
水性ポリマーは、重合後のポリマーを溶液、その他の形
態で前記支持体に噴霧、塗布等の手段によって固着させ
てもよいが、モノマーないしはモノマー混合物またはそ
の水溶液の状態で前記支持体に含浸ないしは付着させた
のち、該モノマーないしはモノマー混合物を重合ないし
は重縮合させてカチオン性吸水性ポリマーを支持体に固
着させる方法が望ましい。
合は、重合開始剤の存在下に0〜200℃、好ましくは
50〜150℃の温度で行なわれる。
合・分散可能な酸化性またはアゾ系のラジカル性重合開
始剤が好適である。例えば、酸化性重合開始剤として
は、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩;過酸化水素;ジ第3ブチルペルオ
キシド、アセチルペルオキシド等の有機過酸化物等が挙
げられ、アゾ系重合開始剤としては、2,2´−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩、2,2´−アゾ
ビス(N,N´−ジメチレンイソブチルアミジン)2塩
酸塩、4,4´−アゾビス(4−シアノ吉草酸)等のア
ゾ化合物を挙げることができる。
剤とアゾ系重合開始剤の併用に加え、さらに上記重合開
始剤を複数併用したり亜硫酸塩やL−アスコルビン酸等
の還元性物質を添加してレドックス重合を行なってもよ
い。重合開始剤は、前記モノマーの合計量に対して0.
001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%用
いられる。
に対して0.0001〜10重量%、好ましくは0.0
1〜2重量%の架橋剤が必要により配合される。架橋剤
としては、分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する
化合物、例えばN,N´−メチレンビス(メタ)アクリ
ルアミド、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレ
ート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリ
ンアクリレートメタクリレート、エチレンオキサイド変
性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ト
リアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、
トリアリルホスフェート、トリアリルアミン、ポリ(メ
タ)アリロキシアルカン、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、N−メチロールアクリルアミド、(ポリ)エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグ
リシジルエーテルなどを挙げることができる。
するカチオン性吸水性ポリマーの固着量は1〜10,0
00重量部、好ましくは10〜5,000重量部、最も
好ましくは50〜1,000重量部である。
マーとしては、つぎのごとき水溶性のエチレン性不飽和
モノマーのホモポリマーまたはコポリマーがある。この
ようなモノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタク
リル酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、
2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸、2−
(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、ビニルスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、お
よび、それらのアルカリ金属塩やアンモニウム塩等を挙
げることができ、これらの1種または2種以上を用いる
ことができる。好ましくはアクリル酸またはその塩であ
る。
の合計量に対して0.0001〜10重量%、好ましく
は0.01〜2重量%の架橋剤が配合される。架橋剤と
しては、分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する化
合物、例えばN,N´−メチレンビス(メタ)アクリル
アミド、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリン
アクリレートメタクリレート、エチレンオキサイド変性
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリ
アリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、ト
リアリルホスフェート、トリアリルアミン、ポリ(メ
タ)アリロキシアルカン、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、N−メチロールアクリルアミド、(ポリ)エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグ
リシジルエーテル、エチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ペン
タエリスリトール、エチレンジアミン、ポリエチレンイ
ミン、硫酸アルミニウムなどを挙げることができる。
性ポリマーは、予め重合器中で重合され、必要により乾
燥、粉砕されて粒子として得られる。
その水溶液は、重合器中で重合開始剤の存在下に0〜2
00℃、好ましくは50〜150℃の温度で行なわれ
る。
合・分散可能な酸化性またはアゾ系のラジカル性重合開
始剤が好適である。例えば、酸化性重合開始剤として
は、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩;過酸化水素;ジ第3ブチルペルオ
キシド、アセチルペルオキシド等の有機過酸化物等が挙
げられ、アゾ系重合開始剤としては、2,2´−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩、2,2´−アゾ
ビス(N,N´−ジメチレンイソブチルアミジン)2塩
酸塩、4,4´−アゾビス(4−シアノ吉草酸)等のア
ゾ化合物を挙げることができる。
剤とアゾ系重合開始剤の併用に加え、さらに上記重合開
始剤を複数併用したり亜硫酸塩やL−アスコルビン酸等
の還元性物質を添加してレドックス重合を行なってもよ
い。重合開始剤は、前記モノマーの合計量に対して0.
001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%用
いられる。
平均粒径は、1,000〜10μm、好ましくは600
〜100μmである。このようなアニオン性吸水性ポリ
マー粒子は前記のようにカチオン性吸水性ポリマー粒子
が固着されている支持体上に、散布、その他の方法で均
一に分散されたのち、プレス等の手段で該カチオン性吸
水性ポリマー表面に固着される。その量は、該カチオン
性吸水性ポリマー100重量部に対して、10〜10,
000重量部、好ましくは100〜1,000重量部で
ある。
は、例えば支持体として繊維状物を使用した場合には、
図1に示すように繊維2にカチオン性吸水性ポリマー3
が固着し、さらに該カチオン性吸水性ポリマー3を介し
てアニオン性吸水性ポリマー粒子4が繊維2に固着した
状態になっている。
くとも5cm3 、好ましくは10〜200cm3 の体積
を有し、厚さが0.2mm以上、好ましくは0.5〜5
mm、密度が0.3〜1.1g/cm3 、好ましくは
0.3〜1.0g/cm3 の範囲であるシート状物が好
ましい。また、その垂直吸引力が5cm以上、好ましく
は6.5〜10cm、加圧下吸水量が20g/g以上、
好ましくは24〜50g/g、ガーレー剛性が1000
mgfN以下、好ましくは0〜500mgfNであるも
のが好ましい。
ポリマーとアニオン性吸水性ポリマーの合計)の割合
は、全吸水性複合体中80重量%以上のものが好まし
く、特に85〜99重量%のものが好ましい。すなわ
ち、該割合を80重量%以上にすることにより支持体の
量を減らし、得られる吸水性複合体をコンパクトにする
ことができるからである。
て、本発明をさらに詳細に説明する。なお、下記例中、
「部」は特にことわらないかぎり重量部を意味する。
に対し、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート塩
化メチル4級塩(79%水溶液)100部、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート0.49部、ヒドロキシ
エチルセルロース1.2部、過硫酸ナトリウム0.29
部および脱イオン水45.5部よりなる単量体水溶液を
その付着量が96g/m2 となるように付着せしめた。
ついで、該単量体水溶液が付着した不織布を窒素雰囲気
下に100℃で10分間保持して単量体の重合を行い、
カチオン性吸水性ポリマーが不織布に固着したカチオン
性吸水性ポリマーシート(1)を得た。得られたシート
(1)の保水量は10g/gであった。
690g/m2 、290g/m2 および55g/m2 に
した以外は、参考例1と同様にして3種類のカチオン性
吸水性ポリマーシート(2)、(3)および(4)を得
た。また得られたシートの保水量はそれぞれ、11g/
g、9g/gおよび3g/gであった。
和率を有するアクリル酸ナトリウム塩の水溶液5500
部(単量体濃度37%)に、架橋剤としてトリメチロー
ルプロパントリアクリレート1.7部を溶解し、窒素ガ
スで30分間脱気後、過硫酸アンモニウム2.8部およ
びL−アスコルビン酸0.14部を添加し、反応温度3
0〜70℃で重合を行った。重合開始後60分後に重合
物を約5mmの径に細分化された含水ゲル重合体として
取り出し、該含水ゲル状重合体の細粒化物を50メッシ
ュ金網上に広げて150℃で90分間熱風乾燥を行っ
た。乾燥物をロール型粉砕機を組み合わせて粉砕し、粒
子径が150μm〜850μmであるアニオン性吸水性
ポリマー粒子(1)を得た。このものの保水量は35g
/gであった。
00部に対し、グリセリン0.5部、水2部およびエチ
ルアルコール0.5部からなる架橋剤水溶液を添加混合
し、得られた混合物を196℃で45分間加熱処理して
アニオン性吸水性ポリマー粒子(2)を得た。このもの
の保水量は30g/gであった。
(1)を10cm×30cmの大きさに裁断し、このも
のに対し、シート全体に参考例5のアニオン性吸水性ポ
リマー粒子(1)を添加し、さらに圧力2kg/cm2
でプレスして本発明の吸水性複合体(1)を得た。吸水
性複合体(1)の坪量は410g/m2 、厚さは0.8
mm、密度は0.49g/cm3 、体積は24cm3 で
あり、アニオン性吸水性ポリマー粒子(1)の付着量は
327g/m2 であった。
(1)を10cm×30cmの大きさに裁断し、このも
のに対し、シート全体に参考例6のアニオン性吸水性ポ
リマー粒子(2)を添加し、さらに圧力2kg/cm2
でプレスして本発明の吸水性複合体(2)を得た。吸水
性複合体(2)の坪量は400g/m2 、厚さは0.9
mm、密度は0.46g/cm3 、体積は27cm3 で
あり、アニオン性吸水性ポリマー粒子(2)の付着量は
317g/m2 であった。
(2)を10cm×30cmの大きさに裁断し、このも
のに対し、シート全体に参考例6のアニオン性吸水性ポ
リマー粒子(2)を添加し、さらに圧力2kg/cm2
でプレスして本発明の吸水性複合体(3)を得た。吸水
性複合体(3)の坪量は1180g/m2、厚さは1.
4mm、密度は0.84g/cm3 、体積は42cm3
であり、アニオン性吸水性ポリマー粒子(2)の付着量
は770g/m2 であった。
(3)を10cm×30cmの大きさに裁断し、このも
のに対し、シート全体に参考例6のアニオン性吸水性ポ
リマー粒子(2)を添加し、さらに圧力2kg/cm2
でプレスして本発明の吸水性複合体(4)を得た。吸水
性複合体(4)の坪量は520g/m2 、厚さは1.1
mm、密度は0.47g/cm3 、体積は33cm3 で
あり、アニオン性吸水性ポリマー粒子(2)の付着量は
330g/m2 であった。
(4)を10cm×30cmの大きさに裁断し、このも
のに対し、シート全体に参考例6のアニオン性吸水性ポ
リマー粒子(2)を添加し、さらに圧力2kg/cm2
でプレスして本発明の吸水性複合体(5)を得た。吸水
性複合体(5)の坪量は210g/m2 、厚さは0.6
mm、密度は0.35g/cm3 、体積は18cm3 で
あり、アニオン性吸水性ポリマー粒子(2)の付着量は
150g/m2 であった。
中和アクリル酸カリウム100重量部、トリメチロール
プロパントリアクリレート0.17部、ヒドロキシエチ
ルセルロース1.24部、過硫酸ナトリウム0.29部
および脱イオン水45.1部よりなる単量体水溶液をそ
の付着量が790g/m2 となるように付着せしめた。
ついで、該単量体水溶液が付着した不織布を窒素雰囲気
下に120℃で3分間保持して単量体の重合を行い、吸
水性ポリマーが不織布に固着した比較吸水性複合体
(1)を得た。得られた比較吸水性複合体(1)の保水
量17g/gであった。
エチレングリコールジグリシジルエーテル0.5部、水
3部、イソプロピルアルコール1部からなる架橋剤水溶
液を噴霧添加し、100℃で30分間加熱処理して比較
吸水性複合体(2)を得た。得られた比較吸水性複合体
(2)の保水量は15g/gであった。
複合体(1)〜(2)について、保水量、加圧下吸水
量、吸水速度、垂直吸引力およびガーレー剛性について
測定し、値を表1および表2にまとめた。
垂直吸引力および柔軟性は、つぎの方法により測定し
た。
cmの不織布性のティーバック式袋にいれて縁部をヒー
トシールした。このものを、生理食塩水(0.9%食塩
水)に30分間浸漬し、その後遠心分離器(250G)
で3分間余剰の生理食塩水を除去して重量(W1)を測
定した。別に吸水性ポリマーシートを入れずに同様の操
作を行いブランク値の重量(W0)とした。(W1)よ
り(W0)を差し引いた値を、吸水性ポリマーシートの
重量(0.2g)で除して保水量(g/g)とした。
mのガラスシャーレ中に直径120mmのガラスフィル
ター板(G#1)を置いて測定した。
て、ガラスフィルター板の頂部まで満たし、濾紙(TO
YO製 FILTER PAPER No.2)をガラ
スフィルター板の上にのせた。3.1cm×3.1cm
の大きさに打ち抜いて秤量した吸水性ポリマーシート
を、内径55mm、高さ60mmの円筒型の底部に40
0メッシュのステンレス製の金網を固定したアクリル樹
脂容器中にいれ、更に円筒の内部に50g/cm2 の荷
重となるよう真鍮製のプランジャーをのせ、円筒集合体
の全部の重量(W1)を測定した。この円筒集合体を濾
紙の上にのせ、加圧下において30分間吸収させた。吸
収中はガラスシャーレ中の0.4%食塩水の液量を一定
に保持した。30分後の円筒集合体全部の重量(W2)
を測定し、(W2)より(W1)を差し引いた値を吸収
前の吸水性ポリマーシートの重量で除して加圧下吸水量
(g/g)とした。
いた吸水性ポリマーシートの重量を秤量した。内径55
mmφ、高さ15mmのポリプロピレン容器中に、吸水
性ポリマーシート重量の10倍の0.4%食塩水を注
ぎ、吸水性ポリマーシートを液中に投入してから液がす
べて吸収(45度に傾けて液だまりができない状態)す
るまでの時間を測定し、値とした。
抜き、生理食塩水中に吸水性ポリマーシートの先端が2
mm浸漬するようにして垂直に吊り下げ、60分後に吸
水性ポリマーシートの先端から垂直方向に液を吸い上げ
た距離(cm)を測定した。
(1インチ×3.5インチ)の帯状に打ち抜き、温度2
5℃および湿度50%においてJIS−L−1096に
規定されたガーレー剛性の測定法に基づき柔軟性を測定
した。更に、このものを温度70℃で3時間乾燥させ、
同様にして柔軟性を測定した。
複合体(1)〜(5)をそれぞれ、坪量30g/m2 の
ポリエチレンフィルム(大きさ12cm×25cm)と
ポリプロピレン繊維よりなる坪量30g/m2 のスパン
ボンド不織布(大きさ12cm×25cm、裏面、すな
わち吸水性複合体側に坪量30g/m2の紙を貼り合わ
せ、このものを表面材として構成体の上部に使用)の間
に挟持して本発明の吸水性物品(1)〜(5)を作成し
た。一方、同様にして比較吸水性複合体(1)〜(2)
を用いて、比較吸水性物品(1)〜(2)を作成した。
央に直径23mmの開孔を有する厚さ15mmかつ重量
7kgの金属板(大きさ14cm×25cm)を載置
し、その状態で生理食塩水を開孔部より30分おきに3
回注入した。3回目の注入終了後、5分後に金属板を取
り除き、代わりに2つ折りにしたキッチンタオル(22
cm×23cm、坪量40g/m2 )10枚を表面材
の上に載置し、その後同じ金属板を一分間さらにキッチ
ンタオルの上において、キッチンタオルに吸収される生
理食塩水の重量を秤量して、戻り量(g)を求めた。結
果を表3に示した。
複合体は、加圧下吸水量が大きいので、漏れの少ないお
むつ等の吸水性物品を提供することができる。また、垂
直吸引力が大きいので吸水性物品、例えばおむつ全体が
使用できる。さらに柔軟性がある(ガーレー剛性が小さ
い)ので、おむつ等の吸水性物品に使用した場合、人体
等に対してよくフィットする。また、吸水性ポリマーが
脱落し難いので、保形性に優れるだけでなく、支持体、
例えば繊維状物の割合を著しく減らすことができる。そ
の結果、シート状繊維を支持体として使用すれば、極め
て薄型の吸水性物品、たとえばおむつ、生理用ナプキン
等が得られる。
めの模式図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 支持体に固着されたカチオン性吸水性ポ
リマーとアニオン性吸水性ポリマー粒子とからなる吸水
性複合体。 - 【請求項2】 該アニオン性吸水性ポリマー粒子が該カ
チオン性吸水性ポリマーを介して該支持体に固定されて
なる請求項1に記載の吸水性複合体。 - 【請求項3】 該支持体100重量部に対する該カチオ
ン性吸水性ポリマーの割合が1〜10,000重量部で
あり、かつ該カチオン性吸水性ポリマー100重量部に
対する該アニオン性吸水性ポリマー粒子の割合が10〜
10,000重量部である請求項1または2に記載の吸
水性複合体。 - 【請求項4】 該支持体が繊維状物である請求項1〜3
のいずれか一つに記載の吸水性複合体。 - 【請求項5】 少なくとも5cm3 の体積を有し、厚さ
が0.2mm以上、密度が0.3〜1.1g/cm3 の
範囲であるシート状物であって、その垂直吸引力が5c
m以上、加圧下吸水量が20g/g以上、ガーレー剛性
が1000mgfN以下である吸水性複合体。 - 【請求項6】 吸水性ポリマーの割合が、全吸水性複合
体中80重量%以上である請求項5記載の吸水性複合
体。 - 【請求項7】 支持体にカチオン性吸水性ポリマーを形
成し得る原料モノマーを付着させ、該原料モノマーを重
合ないし重縮合させることによりカチオン性吸水性ポリ
マーを該支持体に固着させ、ついでアニオン性吸水性ポ
リマー粒子を該カチオン性吸水性ポリマーに固着させる
ことを特徴とする吸水性複合体の製造方法。 - 【請求項8】 該支持体100重量部に対する該カチオ
ン性吸水性ポリマーの割合が1〜10,000重量部で
あり、かつ該カチオン性吸水性ポリマー100重量部に
対する該アニオン性吸水性ポリマー粒子の割合が10〜
10,000重量部である請求項7に記載の吸水性複合
体の製造方法。 - 【請求項9】 該支持体が繊維状物である請求項7また
は8に記載の吸水性複合体の製造方法。 - 【請求項10】 該繊維状物が繊維シートである請求項
9に記載の吸水性複合体の製造方法。 - 【請求項11】 該アニオン性吸水性ポリマー粒子は、
該カチオン性吸水性ポリマーを固着した繊維シートに散
布されたのちプレスされてなる請求項10に記載の吸水
性複合体の製造方法。 - 【請求項12】 請求項1〜6に記載の吸水性複合体を
含む吸水性物品。
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