JPH09136726A - 廃棄物積替施設の発塵防止装置 - Google Patents

廃棄物積替施設の発塵防止装置

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JPH09136726A
JPH09136726A JP31705295A JP31705295A JPH09136726A JP H09136726 A JPH09136726 A JP H09136726A JP 31705295 A JP31705295 A JP 31705295A JP 31705295 A JP31705295 A JP 31705295A JP H09136726 A JPH09136726 A JP H09136726A
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JP
Japan
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duct
waste
suction
chute
throwing
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JP31705295A
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English (en)
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Toshiichi Omoto
敏一 大本
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入シュートを通して運搬船に廃棄物を投入
するときに発生する粉塵の拡散を防止する。 【解決手段】 海側へ張り出す投入ステージ2の前端部
に、伸縮構造とした投入シュート5の上端部をヒンジ7
により俯仰可能に取り付ける。投入シュート5の下端部
に、下端開口を取り囲むようにして複数の吸込フード1
8a,18b,18c,18dを設置する。吸込フード
18a,18b,18c,18dの吸込ダクト20に、
投入シュート5の両側面部に配した伸縮ダクト21を接
続する。伸縮ダクト21に、ヒンジ7部に配した屈曲可
能な中継ダクト22を接続し、中継ダクト22を分岐ダ
クト16aを介して吸込主ダクト16に接続する。運搬
船8への廃棄物投入時に発生した粉塵を吸込フード18
a,18b,18c,18dで吸い込んで捕集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陸上で発生した廃棄
物を水上の運搬船に積み替えるための廃棄物積替施設に
おいて廃棄物を運搬船に投入する際に用いる発塵防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】陸上を運搬車両で運ばれて来る廃棄物を
海上の運搬船に積み込んで沖合の埋立処分場へ搬送させ
るようにするための基地として海上に築造された廃棄物
積替施設には、運搬車両で運ばれて来る廃棄物を運搬船
に投入して積替えを行う方式として、シュート方式、可
動床方式、ベルトコンベヤ方式、グラブバケット方式等
がある。
【0003】上記各方式のうち、シュート方式を採用し
ている廃棄物積替施設について説明すると、図7にその
一例の概要を示す如く、スロープ状の通路デッキ1を介
して地上と連絡するようにした廃棄物の投入ステージ2
を、岸壁3から海側へ向けて張り出すように構築し、該
投入ステージ2の海側に張り出す前端部に、全体の長さ
が調整できるよう伸縮構造とした矩形断面の投入シュー
ト5の上端部をヒンジ7により俯仰可能に取り付け、該
投入シュート5の上端部両サイド側を、投入ステージ2
の下面側に設置したシリンダの如き俯仰駆動装置6に連
結して、該俯仰駆動装置6の作動で投入シュート5が任
意の角度に俯仰できるようにしてある。
【0004】上記投入シュート5は、上端に投入口4を
有する内側シュート体11と、該内側シュート体11よ
りも短く形成して下端を吐出口とする外側シュート体1
2とをテレスコープ状に重ね合わせて伸縮できるように
してあって、両シュート体11,12間にシリンダの如
き伸縮駆動装置13を介装した構成としてあり、廃棄物
投入による載荷高さの変動、廃棄物投入による吃水変化
や潮の干満による運搬船8の高さレベルの変動に対応さ
せて、投入シュート5の伸縮量を調整することができる
ようにしてある。又、集塵設備として、外側シュート体
12の下端外周縁部に、ゴム製の防塵シート14を取り
付け、更に、廃棄物投入時に発生する粉塵を吸引する投
入口集塵フード15をトラック10の荷台の後端が入る
大きさとして設けた構成としてある。なお、16は図示
しない集塵機に接続されて積込上屋17内に導かれた吸
込主ダクトであり、投入口4部で発生した粉塵を吸引し
て吸込主ダクト16を介して集塵機に捕集させるように
してある。
【0005】かかる構成としてあるシュート方式の廃棄
物積替施設で廃棄物の積替えを行う場合は、投入シュー
ト5を俯仰駆動装置6にて水平状態に仰向させた状態に
して投入ステージ2の前端部下方に運搬船8を係留した
後、投入シュート5を俯向させて船上に臨ませ、廃棄物
9を積んだ運搬車両としてのトラック10を上記投入ス
テージ2上に搬入させ、荷台10aを傾動させることに
より廃棄物9を上記投入シュート5を通して海上の運搬
船8の船艙8a内に投入させるようにし、投入シュート
5を適宜俯仰させることによって船艙8a内への積込み
位置を変更させ、又、船艙8a内の載荷量が増加して行
くに従い投入シュート5を収縮させるようにする。
【0006】上記シュート方式の廃棄物積替施設におい
ては、その構成上、運搬船8の船艙8aの周囲を拡散防
止シートで覆うことができないので、廃棄物投入時に発
生した粉塵が大気中に飛散するのを防止するために、投
入シュート5の下端部に防塵シート14が取り付けてあ
るが、この防塵シート14は、投入シュート5の下端部
から単に垂れ下がるような状態となっているだけである
ため、粉塵の大気中への飛散を効果的に防止することは
できないという問題がある。又、仮りに、上記運搬船8
の船艙8aの周囲を拡散防止シートで覆うことができた
としても、載荷状態を監視できなくなってしまうという
問題がある。
【0007】そのため、従来では、投入シュート5を通
して運搬船8に廃棄物を投入するときの発塵防止対策と
して、廃棄物を投入する前に、廃棄物に散水を行って
廃棄物を水で湿らせてから投入するとか、湿った廃棄
物と混合してから投入するとか、投入時に船艙部へ散
水して投入するとか等の発塵防止方法がとられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方
法の場合、廃棄物の種類によっては散水の効果がほとん
ど期待できないことがあり、又、の方法の場合には、
廃棄物の混合作業が必要となって作業工程が増大する欠
点があり、更に、の方法の場合には、廃棄物投入時の
みの散水となるが、散水ノズルと弁の位置とが離れてい
ると、散水ノズルから弁までの間の水が止水中に抜け、
散水の必要なタイミングで散水を行うことができなくな
ってしまう、等の問題がある。
【0009】そこで、本発明は、作業工程を増やすこと
なく廃棄物投入時の発塵を効果的に防止することができ
るような廃棄物積替施設における発塵防止装置を提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、廃棄物の投入ステージの前端部に、伸縮
構造とした投入シュートの基端側となる上端部を俯仰可
能に取り付け、投入ステージ上を運搬されて来た廃棄物
を投入シュートの先端側となる下端部より放出させて運
搬船に積み替えるようにしてある廃棄物積替施設におけ
る上記投入シュートの下端部に、該投入シュートの下端
開口を取り囲むように吸込フードを設置し、且つ該吸込
フードに接続した吸込ダクトを、投入シュートに沿わせ
て配置した伸縮ダクトの下端に接続し、該伸縮ダクトの
上端を屈曲可能とした中継ダクトを介して集塵機へのダ
クトに接続した構成とする。
【0011】したがって、運搬船の船艙に投入シュート
を通して廃棄物を投入したときに発生する粉塵は、投入
シュートの下端部外周に設置されている吸込フードによ
り吸い込まれて集塵されることになるため、周囲への飛
散が防止されることになる。この際、投入シュートの俯
仰動作に対しては中継ダクトにより、投入シュートの伸
縮動作に対しては伸縮ダクトにより吸込系が追従させら
れるので、集塵は支障なく行われる。
【0012】又、吸込ダクトを偏平形状にした構成とす
ると、少ない風量で集塵速度を速くできて、粉塵を効率
よく吸い込むことができるようになる。
【0013】更に、伸縮ダクトをフレキシブルホースと
した構成とすると、軽量化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1乃至図5は本発明の一つの実施の形態
を示すもので、図7に示したと同様な構成としてあるシ
ュート方式の廃棄物積替施設において、矩形断面の伸縮
構造の投入シュート5を構成する外側シュート体12の
下端部の前側面及び後側面に、図2及び図3に示す如
く、偏平形状とした各々2つの吸込フード18aと18
bを左右に並べてそれぞれ配置すると共に、上記外側シ
ュート体12の下端部の左右両側面に、偏平形状とした
各々1つの吸込フード18c及び18dをそれぞれ配置
して、各吸込フード18a,18b,18c,18dに
て外側シュート体12の吐出口周縁を取り囲むように
し、又、上記各吸込フード18aと18bと18c、1
8dには、ダンパ19を備えた吸込ダクト20をそれぞ
れ接続し、且つ該各吸込ダクト20は、図1、図2に示
す如く3本宛左右均等に振り分けて外側シュート体12
の左右両側面部に集合させて固定し、更に、各吸込フー
ド18a,18b,18c,18dの開口外縁を外側か
ら覆うように防塵シート14を取り付ける。
【0016】又、上記左右両側面部に位置する各吸込ダ
クト20は、各々1つに集合させて、該集合部を、投入
シュート5の両側面に沿わせて配置した伸縮ダクト21
の各下端をそれぞれ接続し、該伸縮ダクト21は、その
上端を投入シュート5の俯仰支点となるヒンジ7の横に
配した屈曲可能な中継ダクト22に接続し、中継ダクト
22は、吸込主ダクト16から導いた分岐ダクト16a
に接続し、廃棄物投入時に船艙8a部で発生する粉塵
(浮遊ダスト)を、各吸込フード18a,18b,18
c,18dで吸い込んで吸込ダクト20、伸縮ダクト2
1、中継ダクト22、分岐ダクト16a、吸込主ダクト
16を通し図示しない集塵機で捕集させられるようにす
る。
【0017】上記中継ダクト22は、図4の(イ)
(ロ)に拡大して示す如く、ピン23にて屈曲可能に連
結した継手ケーシング24aと24b内にフレキシブル
ホース25を挿通させ、該フレキシブルホース25の両
端にホースバンド26でフランジ金具27aと27bを
取り付け、フレキシブルホース25の一端に取り付けた
フランジ金具27aを継手ケーシング24aに固定する
と共に、フレキシブルホース25の他端に取り付けたフ
ランジ金具27bを継手ケーシング24bに固定して、
継手ケーシング24a,24bとフレキシブルホース2
5とが一体に屈曲できるようにし、更に、上記ピン23
の位置をヒンジ7の延長線上に合わせた状態で、一方の
継手ケーシング24aを座板28aにより投入ステージ
2の前端面部に固定し、他方の継手ケーシング24bを
座板28bにより投入シュート5の内側シュート体11
のサイド面に固定するようにし、投入シュート5の俯仰
動作に追従して上下方向に屈曲できるようにしてある。
【0018】又、上記伸縮ダクト21は、図5の(イ)
(ロ)に示す如く、補強リング29入りの蛇腹式フレキ
シブルホース30製としてあり、上端を上記中継ダクト
22のフレキシブルホース25の下端にフランジ金具2
7bを介して接続し、下端を上記吸込ダクト20の集合
部に接続して、投入シュート5の伸縮動作に追従して伸
縮できるようにしてある。更に、該伸縮ダクト21に
は、弛み防止機構31が設けてある。この弛み防止機構
31は、伸縮ダクト21の外壁部に長手方向に所要間隔
を隔てて係止リング32を取り付けると共に、該各係止
リング32をガイドロッド33に沿って移動できるよう
に嵌めて、該ガイドロッド33の上端を、中継ダクト2
2の下端側のフランジ金具27bに固設した支持ブラケ
ット34に片持ち支持させると共に、ガイドロッド33
の下端部側を、吸込ダクト20の集合部に固設したガイ
ドブラケット35の孔35aに挿通支持させた構成とし
てある。なお、上記支持ブラケット34は、投入シュー
ト5の内側シュート体11の上端部に固定してもよく、
又、ガイドブラケット35は外側シュート体12に固定
してもよい。
【0019】なお、図1において、36は投入シュート
5の俯仰動作に追従して回動変位できるように投入口集
塵フード15の一部として組み付けられたシール用補助
フードであり、上端がヒンジ37で投入口集塵フード1
5に取り付けられて吊られ、下端が投入シュート5の前
面に自重によって接し、投入口4との間の隙間をシール
できるようにしてある。
【0020】廃棄物積替施設の運転に際しては、予め、
各吸込ダクト20中のダンパ19を開閉調整し、各吸込
フード18a,18b,18c,18dの風量を調整し
て投入シュート5の下端外周における吸込風量が周方向
で均一になるように設定しておく。
【0021】上記の状態で、投入ステージ2の前端部下
方位置に係留させた運搬船8の船艙8aに、投入ステー
ジ2上に搬入させたトラック10から投入シュート5を
通して廃棄物9を投入すると、廃棄物9は順次船艙8a
に積込まれ載荷される。この際、船艙8aの廃棄物落下
位置で発生した粉塵は、防塵シート14の下方から周囲
へ拡散しようとするが、投入シュート5の外側シュート
体12の下端周縁部に配置してある各吸込フード18
a,18b,18c,18dによって吸い込まれ、吸込
ダクト20、伸縮ダクト21、中継ダクト22、分岐ダ
クト16a、吸込主ダクト16を通り集塵機で捕集され
ることになるので、周囲への拡散が防止される。
【0022】上記において、各吸込フード18a,18
b,18c,18dは偏平形状として開口面積を小さく
してあることから、少ない風量でも集塵速度を速くでき
て粉塵を効率よく吸い込むことができる。又、投入シュ
ート5は、運搬船8への廃棄物9の載荷状況に応じて俯
仰角度を変えたり伸縮長さを変えたりする必要がある
が、投入シュート5の俯仰支点となるヒンジ7の横の位
置に配した中継ダクト22は、屈曲可能な継手ケーシン
グ24a,24bとフレキシブルホース25とを組み合
わせた構成としてあるため、上記投入シュート5の俯仰
角度を変える俯仰動作時に何ら支障なく追従することが
でき、又、投入シュート5を構成する内側シュート体1
1と外側シュート体12との間の両側面部に沿うように
配した伸縮ダクト21は、フレキシブルホース30製と
して自在に伸縮できるものであるため、上記投入シュー
ト5の伸縮長さを変える伸縮動作時に何ら支障なく追従
することができる。更に、上記伸縮ダクト21には弛み
防止機構31が設けてあるので、廃棄物9の積込み高さ
が高くなって投入シュート5が収縮状態になった場合で
も、図5の(ロ)に示す如く、伸縮ダクト21を一直線
上に配置することができて、弛みの発生を防止すること
ができる。
【0023】次に、図6は伸縮ダクト21の弛み防止機
構31の他の例を示すもので、図5(イ)(ロ)に示す
ガイドロッド33方式に代えて、外側シュート体12の
サイド面の上端部内側にガイドシーブ38を位置固定で
取り付けると共に、吸込ダクト20の集合部にガイドシ
ーブ39を位置固定で取り付け、且つ内側シュート体1
1の下端部に一端を固着したワイヤロープ40の他端
を、ガイドシーブ38、外側シュート体12におけるガ
イドシーブ38の取付位置付近に穿設した貫通孔41、
ガイドシーブ39を経て伸縮ダクト21の外壁部長手方
向所要間隔位置に取り付けた各係止リング32内を通し
た後、フランジ金具27bに固設したブラケット42
に、ワイヤロープ緊張用のばね43を介して接続したも
のである。
【0024】図6に示すようにした場合は、投入シュー
ト5を実線で示す伸縮状態から二点鎖線で示すように収
縮させても、ワイヤロープ40の長さは一定であり、し
かもワイヤロープ40にはばね43によって一定の張力
が掛けられているので、図5(イ)(ロ)に示す弛み防
止機構31の場合と同様に、伸縮ダクト21の弛みの発
生を防止することができ、更に、図5(イ)(ロ)に示
すガイドロッド33の如き出張りをなくすことができる
上でも有利となる。
【0025】なお、上記実施の形態では伸縮ダクト21
としてフレキシブルホースを用いた場合を示したが、テ
レスコープ状に連結した管構造物を用いるようにしても
よい。但し、テレスコープ状の管構造物よりもフレキシ
ブルホースを用いた方が軽量化の上で有利である。又、
上記実施の形態では投入シュート5の外側シュート体1
2の下端部外周での風量を均一化するために前面部と後
面部の各吸込フード18aと18bをそれぞれ分割し、
且つ各吸込ダクト20にダンパ19を設けた場合を示し
たが、吸込ダクト20の太さ(径)を変える等して、予
め風量が周方向で均一となるように設計しておけば、吸
込フードを分割構造としたり、吸込ダクト20にダンパ
19を備える必要はなく、構造的にもメンテナンスの上
でも更に有利となり、又、各吸込フード18a,18
b,18c,18dは、開口部に開度を任意に調整する
ための装置を備え、取扱う廃棄物に応じて開口の開度を
調整することができるようにすることにより粉塵を効果
的に吸込むことができて有利となる。更に、中継ダクト
22は、フレキシブルホース25を用いた場合を例示し
たが、他の構成のものとしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の廃棄物積替施
設の発塵防止装置によれば、投入ステージの前端部に俯
仰可能に取り付けてある伸縮構造の投入シュートの下端
外周部に吸込フードを設置して、該吸込フードを吸込ダ
クト、伸縮ダクト、中継ダクトを介して吸引装置に接続
するようにしてあるので、廃棄物の投入時に運搬船の船
艙部で発生する粉塵を効率よく吸い込むことができ、し
たがって、作業工程を増やすことなく粉塵の周囲への拡
散を防止することができて作業環境及び海上汚染の問題
を改善でき、しかも吸込フード用の吸込ダクトは、投入
シュートの両側面部で伸縮ダクト、を介して中継ダクト
に接続してあるので、投入シュートの伸縮動作や俯仰動
作に何ら支障を及ぼすことはなく吸込みを続けることが
でき、又、吸込フードを偏平形状とすることにより、少
ない風量で集塵速度を速くできて、粉塵を効率よく吸い
込むことができ、更に、伸縮ダクトとしてフレキシブル
ホースを用いることにより軽量化に有利である、等の優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物積替施設の発塵防止装置の実施
の一形態を示す概要図である。
【図2】図1のII−II拡大矢視図である。
【図3】図2のIII −III 矢視図である。
【図4】中継ダクトの詳細を示すもので、(イ)は側面
図、(ロ)は正面図である。
【図5】伸縮ダクトに弛み防止機構を備えた構成の一例
を示すもので、(イ)は伸縮ダクトを伸長させた状態を
示す側面図、(ロ)は伸縮ダクトの収縮させた状態を示
す側面図である。
【図6】伸縮ダクトの弛み防止機構の他の例を示す概略
図である。
【図7】従来のシュート方式の廃棄物積替施設の一例を
示す概要図である。
【符号の説明】
2 投入ステージ 5 投入シュート 7 ヒンジ(俯仰支点) 9 廃棄物 16 吸込主ダクト 16a 分岐ダクト 18a,18b,18c,18d 吸込フード 20 吸込ダクト 21 伸縮ダクト 22 中継ダクト 30 フレキシブルホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物の投入ステージの前端部に、伸縮
    構造とした投入シュートの基端側となる上端部を俯仰可
    能に取り付け、投入ステージ上を運搬されて来た廃棄物
    を投入シュートの先端側となる下端部より放出させて運
    搬船に積み替えるようにしてある廃棄物積替施設におけ
    る上記投入シュートの下端部に、該投入シュートの下端
    開口を取り囲むように吸込フードを設置し、且つ該吸込
    フードに接続した吸込ダクトを、投入シュートに沿わせ
    て配置した伸縮ダクトの下端に接続し、該伸縮ダクトの
    上端を屈曲可能とした中継ダクトを介して集塵機へのダ
    クトに接続した構成を有することを特徴とする廃棄物積
    替施設の発塵防止装置。
  2. 【請求項2】 吸込フードを偏平形状とした請求項1記
    載の廃棄物積替施設の発塵防止装置。
  3. 【請求項3】 伸縮ダクトをフレキシブルホースとした
    請求項1又は2記載の廃棄物積替施設の発塵防止装置。
JP31705295A 1995-11-13 1995-11-13 廃棄物積替施設の発塵防止装置 Pending JPH09136726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335878A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Shinroku Nishiyama 天井クレーン用集塵装置
JP2009161911A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Toa Harbor Works Co Ltd 移送物の落下防止装置

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JP2000335878A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Shinroku Nishiyama 天井クレーン用集塵装置
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