JPH09136709A - セラミック製コンベア - Google Patents
セラミック製コンベアInfo
- Publication number
- JPH09136709A JPH09136709A JP29420595A JP29420595A JPH09136709A JP H09136709 A JPH09136709 A JP H09136709A JP 29420595 A JP29420595 A JP 29420595A JP 29420595 A JP29420595 A JP 29420595A JP H09136709 A JPH09136709 A JP H09136709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- chains
- chain
- conveyor
- conveyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレーを用いることなく、繊維状被搬送物や
複雑な形状の被搬送物の搬送を可能にする。 【解決手段】 間隔をおいて配した２列のセラミックチ
ェーン１間に、チェーン進行方向と直交する方向にのび
る多数の被搬送物載置用セラミックバー２を、チェーン
進行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置す
る。セラミックバー２の両端部をそれぞれセラミックチ
ェーン１に着脱自在に取付ける。
複雑な形状の被搬送物の搬送を可能にする。 【解決手段】 間隔をおいて配した２列のセラミックチ
ェーン１間に、チェーン進行方向と直交する方向にのび
る多数の被搬送物載置用セラミックバー２を、チェーン
進行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置す
る。セラミックバー２の両端部をそれぞれセラミックチ
ェーン１に着脱自在に取付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば連続熱
処理炉内で被処理物を搬送するのに用いられるセラミッ
ク製コンベアに関する。
処理炉内で被処理物を搬送するのに用いられるセラミッ
ク製コンベアに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、連続熱処理炉内で被処理物（被搬
送物）を搬送する手段としては、１列または所定間隔を
おいて配された複数列のセラミックチェーンからなるセ
ラミックチェーンコンベアが知られている。セラミック
チェーンは、リンクプレート、ピンおよびローラがすべ
てセラミック製のものであり、たとえば１１５０℃以上
の高温中で使用可能であり、かつ発塵が少ないため、連
続熱処理炉内での被処理物の搬送には適している。
送物）を搬送する手段としては、１列または所定間隔を
おいて配された複数列のセラミックチェーンからなるセ
ラミックチェーンコンベアが知られている。セラミック
チェーンは、リンクプレート、ピンおよびローラがすべ
てセラミック製のものであり、たとえば１１５０℃以上
の高温中で使用可能であり、かつ発塵が少ないため、連
続熱処理炉内での被処理物の搬送には適している。
【０００３】ところで、このようなセラミックチェーン
コンベアでは、被処理物は、１列のセラミックチェーン
の両側のリンクプレート上にまたがって載せられたり、
あるいは複数列のセラミックチェーンのリンクプレート
上にまたがって載せられたりして搬送されるようになっ
ている。
コンベアでは、被処理物は、１列のセラミックチェーン
の両側のリンクプレート上にまたがって載せられたり、
あるいは複数列のセラミックチェーンのリンクプレート
上にまたがって載せられたりして搬送されるようになっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被処理
物が、セラミックファイバ等の繊維状のものの場合、上
述のようにしてコンベアのセラミックチェーンのリンク
プレート上に載せると、チェーンにからんでコンベアの
故障の原因となる。また、被搬送物の形状が複雑なもの
である場合には、コンベアのセラミックチェーンのリン
クプレート上に載せると、落下するおそれがある。した
がって、これらの被搬送物は、セラミックチェーンコン
ベア上に直接載せて搬送することができないという問題
があった。
物が、セラミックファイバ等の繊維状のものの場合、上
述のようにしてコンベアのセラミックチェーンのリンク
プレート上に載せると、チェーンにからんでコンベアの
故障の原因となる。また、被搬送物の形状が複雑なもの
である場合には、コンベアのセラミックチェーンのリン
クプレート上に載せると、落下するおそれがある。した
がって、これらの被搬送物は、セラミックチェーンコン
ベア上に直接載せて搬送することができないという問題
があった。
【０００５】このように、被搬送物をコンベアのセラミ
ックチェーンのリンクプレート上に直接載せることがで
きない場合、従来は、トレー上に被搬送物を載せ、この
トレーをコンベアのセラミックチェーンのリンクプレー
ト上に載置して搬送していた。しかしながら、トレーを
用いると、セラミックチェーンコンベアの搬送部の終端
においてこれらのトレーを回収し、再度搬送部の始端に
戻さなければならず、その作業が面倒であるという問題
があった。しかも、トレーを使用する場合、被搬送物の
移載が困難であるので、移載作業の自動化を図ることが
できないという問題があった。
ックチェーンのリンクプレート上に直接載せることがで
きない場合、従来は、トレー上に被搬送物を載せ、この
トレーをコンベアのセラミックチェーンのリンクプレー
ト上に載置して搬送していた。しかしながら、トレーを
用いると、セラミックチェーンコンベアの搬送部の終端
においてこれらのトレーを回収し、再度搬送部の始端に
戻さなければならず、その作業が面倒であるという問題
があった。しかも、トレーを使用する場合、被搬送物の
移載が困難であるので、移載作業の自動化を図ることが
できないという問題があった。
【０００６】この発明の目的は、上記問題を解決したセ
ラミック製コンベアを提供することにある。
ラミック製コンベアを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明によるセラミッ
ク製コンベアは、間隔をおいて配された２列のセラミッ
クチェーン間に、チェーン進行方向と直交する方向にの
びる多数の被搬送物載置用セラミックバーが、チェーン
進行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置さ
れ、その両端部がそれぞれセラミックチェーンに取付け
られているものである。
ク製コンベアは、間隔をおいて配された２列のセラミッ
クチェーン間に、チェーン進行方向と直交する方向にの
びる多数の被搬送物載置用セラミックバーが、チェーン
進行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置さ
れ、その両端部がそれぞれセラミックチェーンに取付け
られているものである。
【０００８】上記セラミック製コンベアによれば、間隔
をおいて配された２列のセラミックチェーン間に、チェ
ーン進行方向と直交する方向にのびる多数の被搬送物載
置用セラミックバーが、チェーン進行方向に所定間隔を
おいて連続的に並ぶように配置され、その両端部がそれ
ぞれセラミックチェーンに取付けられているので、被搬
送物が繊維状であっても、複数のセラミックバーにまた
がってその上に直接載せることができるとともにセラミ
ックチェーンにからむおそれがない。さらに、被搬送物
が複雑な形状であっても、複数のセラミックバーにまた
がってその上に直接載せることができる。したがって、
被搬送物載置用のトレーを必要としない。しかも、セラ
ミックチェーン間の間隔よりも小さい被搬送物であれ
ば、どのような大きさのものでも搬送することができ
る。
をおいて配された２列のセラミックチェーン間に、チェ
ーン進行方向と直交する方向にのびる多数の被搬送物載
置用セラミックバーが、チェーン進行方向に所定間隔を
おいて連続的に並ぶように配置され、その両端部がそれ
ぞれセラミックチェーンに取付けられているので、被搬
送物が繊維状であっても、複数のセラミックバーにまた
がってその上に直接載せることができるとともにセラミ
ックチェーンにからむおそれがない。さらに、被搬送物
が複雑な形状であっても、複数のセラミックバーにまた
がってその上に直接載せることができる。したがって、
被搬送物載置用のトレーを必要としない。しかも、セラ
ミックチェーン間の間隔よりも小さい被搬送物であれ
ば、どのような大きさのものでも搬送することができ
る。
【０００９】上記セラミック製コンベアにおいて、セラ
ミックバーの両端部がそれぞれ両セラミックチェーンに
着脱自在に取付けられていることがある。この場合、大
きな被搬送物を搬送する必要が生じたとしても、セラミ
ックチェーン間の間隔を大きくするとともに、セラミッ
クバーの長さを長くすることによって、対応することが
できる。
ミックバーの両端部がそれぞれ両セラミックチェーンに
着脱自在に取付けられていることがある。この場合、大
きな被搬送物を搬送する必要が生じたとしても、セラミ
ックチェーン間の間隔を大きくするとともに、セラミッ
クバーの長さを長くすることによって、対応することが
できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１１】図１〜図４において、セラミック製コンベ
アは、間隔をおいて配された２列のセラミックチェーン
(1) 間に、チェーン進行方向と直交する方向にのびる多
数の被搬送物載置用セラミックバー(2) が、チェーン進
行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置さ
れ、その両端部がそれぞれセラミックチェーン(1) に取
付けられているものである。
アは、間隔をおいて配された２列のセラミックチェーン
(1) 間に、チェーン進行方向と直交する方向にのびる多
数の被搬送物載置用セラミックバー(2) が、チェーン進
行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置さ
れ、その両端部がそれぞれセラミックチェーン(1) に取
付けられているものである。
【００１２】各セラミックチェーン(1) は、複数のセラ
ミック製ピンリンクプレート(3) と同じくセラミック製
ローラリンクプレート(4) がセラミック製ピン(5) によ
り交互に前後に長く取外し自在に連結されたものであ
る。ピン(5) における両ローラリンクプレート(4) 間に
位置する部分の両端部の周囲にそれぞれセラミック製ロ
ーラ(6) が取付けられ、２つのローラ(6) 間においてピ
ン(5) の周囲にセラミック製ブシュ(7) が取付けられて
いる。各セラミックチェーン(1) の下方には間隔をおい
て１対のセラミック製ガイド(8) が配置されており、ロ
ーラ(6) がガイド(8) 上を転動するようになっている。
ミック製ピンリンクプレート(3) と同じくセラミック製
ローラリンクプレート(4) がセラミック製ピン(5) によ
り交互に前後に長く取外し自在に連結されたものであ
る。ピン(5) における両ローラリンクプレート(4) 間に
位置する部分の両端部の周囲にそれぞれセラミック製ロ
ーラ(6) が取付けられ、２つのローラ(6) 間においてピ
ン(5) の周囲にセラミック製ブシュ(7) が取付けられて
いる。各セラミックチェーン(1) の下方には間隔をおい
て１対のセラミック製ガイド(8) が配置されており、ロ
ーラ(6) がガイド(8) 上を転動するようになっている。
【００１３】ピンリンクプレート(3) およびローラリン
クプレート(4) には、それぞれほぼその全長にわたる上
方突出部(3a)(4a)が一体に形成されており、これらの上
方突出部(3a)(4a)にそれぞれ長さ方向に所定間隔をおい
て複数の貫通穴(9)(10) が形成されている。そして、セ
ラミックバー(2) は、その両端部が各セラミックチェー
ン(1) の両側のピンリンクプレート(3) およびローラリ
ンクプレート(4) の上方突出部(3a)(4a)に形成された貫
通穴(9)(10) に通されることにより、セラミックチェー
ン(1) に取付けられている。セラミックバー(2) は貫通
穴(9)(10) に対して抜き、差し自在であり、セラミック
チェーン(1) に対して着脱自在となっている。また、貫
通穴(9)(10) の内周面とセラミックバー(2) の外周面と
の摩擦によりセラミックバー(2) の抜けが防止されてい
る。
クプレート(4) には、それぞれほぼその全長にわたる上
方突出部(3a)(4a)が一体に形成されており、これらの上
方突出部(3a)(4a)にそれぞれ長さ方向に所定間隔をおい
て複数の貫通穴(9)(10) が形成されている。そして、セ
ラミックバー(2) は、その両端部が各セラミックチェー
ン(1) の両側のピンリンクプレート(3) およびローラリ
ンクプレート(4) の上方突出部(3a)(4a)に形成された貫
通穴(9)(10) に通されることにより、セラミックチェー
ン(1) に取付けられている。セラミックバー(2) は貫通
穴(9)(10) に対して抜き、差し自在であり、セラミック
チェーン(1) に対して着脱自在となっている。また、貫
通穴(9)(10) の内周面とセラミックバー(2) の外周面と
の摩擦によりセラミックバー(2) の抜けが防止されてい
る。
【００１４】このような構成において、被搬送物(S)
は、両セラミックチェーン(1) 間において、複数のセラ
ミックバー(2) にまたがった状態でセラミックバー(2)
上に直接載せられて搬送される。したがって、被搬送物
(S) が繊維状であっても、セラミックチェーン(1) にか
らむことがない。さらに、被搬送物(S) が複雑な形状で
あっても、複数のセラミックバー(2) にまたがった状態
でセラミックバー(2) 上に直接載せて搬送することがで
きる。
は、両セラミックチェーン(1) 間において、複数のセラ
ミックバー(2) にまたがった状態でセラミックバー(2)
上に直接載せられて搬送される。したがって、被搬送物
(S) が繊維状であっても、セラミックチェーン(1) にか
らむことがない。さらに、被搬送物(S) が複雑な形状で
あっても、複数のセラミックバー(2) にまたがった状態
でセラミックバー(2) 上に直接載せて搬送することがで
きる。
【００１５】両セラミークチェーン(1) 間の間隔よりも
大きな被搬送物を搬送する必要が生じた場合には、セラ
ミックバー(2) をセラミックチェーン(1) から取外し、
両セラミックチェーン(1) 間の間隔を広げた後、元のセ
ラミックバー(2) よりも長いセラミックバー(2) を両セ
ラミックチェーン(1) に取付けることにより、大きな被
搬送物の搬送も可能になる。
大きな被搬送物を搬送する必要が生じた場合には、セラ
ミックバー(2) をセラミックチェーン(1) から取外し、
両セラミックチェーン(1) 間の間隔を広げた後、元のセ
ラミックバー(2) よりも長いセラミックバー(2) を両セ
ラミックチェーン(1) に取付けることにより、大きな被
搬送物の搬送も可能になる。
【００１６】
【発明の効果】この発明のセラミック製コンベアによれ
ば、上述のように、従来のセラミックチェーンコンベア
では直接載せることができなかった被搬送物も直接載せ
ることができるので、トレーを必要としない。したがっ
て、トレーを使用した場合に不可欠であるセラミックチ
ェーンコンベアの搬送部の終端においてトレーを回収
し、再度搬送部の始端に戻す作業が不要になる。しか
も、被搬送物の移載が容易になり、移載作業の自動化を
図ることができる。
ば、上述のように、従来のセラミックチェーンコンベア
では直接載せることができなかった被搬送物も直接載せ
ることができるので、トレーを必要としない。したがっ
て、トレーを使用した場合に不可欠であるセラミックチ
ェーンコンベアの搬送部の終端においてトレーを回収
し、再度搬送部の始端に戻す作業が不要になる。しか
も、被搬送物の移載が容易になり、移載作業の自動化を
図ることができる。
【図１】この発明の実施形態を示すセラミック製コンベ
アの部分平面図である。
アの部分平面図である。
【図２】図１のII−II線断面図である。
【図３】図２の一部切欠き部分拡大図である。
【図４】図３のIV−IV線断面図である。
(1) セラミックチェーン (2) 被搬送物載置用セラミックバー
Claims (2)
- 【請求項１】 間隔をおいて配された２列のセラミック
チェーン間に、チェーン進行方向と直交する方向にのび
る多数の被搬送物載置用セラミックバーが、チェーン進
行方向に所定間隔をおいて連続的に並ぶように配置さ
れ、その両端部がそれぞれセラミックチェーンに取付け
られているセラミック製コンベア。 - 【請求項２】 各セラミックバーの両端部がそれぞれ両
セラミックチェーンに着脱自在に取付けられている請求
項１記載のセラミック製コンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420595A JPH09136709A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | セラミック製コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420595A JPH09136709A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | セラミック製コンベア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09136709A true JPH09136709A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17804687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29420595A Pending JPH09136709A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | セラミック製コンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09136709A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370169A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-24 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ブラスト装置におけるワーク搬送装置 |
| US7536727B2 (en) | 2002-11-29 | 2009-05-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Content management method, recording and/or reproducing apparatus, and recording medium |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29420595A patent/JPH09136709A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370169A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-24 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ブラスト装置におけるワーク搬送装置 |
| US7536727B2 (en) | 2002-11-29 | 2009-05-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Content management method, recording and/or reproducing apparatus, and recording medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |