JPH09136268A - ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレンチ - Google Patents

ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレンチ

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JPH09136268A
JPH09136268A JP32376095A JP32376095A JPH09136268A JP H09136268 A JPH09136268 A JP H09136268A JP 32376095 A JP32376095 A JP 32376095A JP 32376095 A JP32376095 A JP 32376095A JP H09136268 A JPH09136268 A JP H09136268A
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JP
Japan
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jack
impact wrench
drive
drive motor
output shaft
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JP32376095A
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Shoji Maruta
昭治 丸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキを駆動させるジャッキ駆動装置に利
用可能な、自動車のバッテリーを電力供給源に用いた電
動式のインパクトレンチを得る。 【解決手段】 インパクトレンチ本体30とジャッキ駆
動器具とを装置本体10に交互に交換可能に取着する取
着器具50と、インパクトレンチ本体の駆動軸又はジャ
ッキ駆動器具の駆動軸を装置本体10に内蔵された駆動
モータの出力軸に連結する第1連結手段と、ディープソ
ケットをインパクトレンチ本体の出力軸32に嵌着する
第2連結手段70と、ジャッキの駆動軸に連結された棒
状の回転ハンドルをジャッキ駆動器具の出力軸に連結す
る第3連結手段と、自動車のバッテリーから駆動モータ
に電力を供給する電力供給手段90とを備える。そし
て、装置本体10に取着したインパクトレンチ本体30
又はジャッキ駆動器具を駆動モータを用いて駆動させる
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャッキ駆動装置
に利用可能な、ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレン
チに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車タイヤの交換作業において、自動
車をジャッキアップさせる際には、一般に、自動車に備
えられた手動式のジャッキを用いて、自動車をジャッキ
アップしている。ジャッキには、ハンドルを取り付け
て、該ハンドルを手で回転させている。
【0003】また、自動車ホイールのナットを緩めたり
締めつけたりする際には、電動式のインパクトレンチを
用いて、自動車ホイールのナットを緩めたり所定トルク
で締めつけたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにして、手動式のジャッキを用いて自動車をジャッ
キアップした場合には、ジャッキに取り付けたハンドル
を何回も手で回転し続けて、自動車を少しずつジャッキ
アップしなければならず、多大な労力と時間を要した。
【0005】そこで、本発明者は、自動車タイヤの交換
の際に用いるインパクトレンチに備えられた電動式の駆
動モータを駆動源として、ジャッキの駆動軸を回転させ
れば、ジャッキを手で何回も回転させることなく、自動
車のジャッキアップを容易かつ迅速に行えることに想到
した。そして、インパクトレンチを改造して、ジャッキ
駆動装置兼用のインパクトレンチを開発した。
【0006】即ち、本発明は、ジャッキ駆動装置に利用
可能な、ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレンチを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレンチ
は、電動式の駆動モータが内蔵された装置本体と、該装
置本体に延設した把手と、遠心クラッチ機構が内蔵され
たインパクトレンチ本体と、減速機が内蔵されたジャッ
キ駆動器具と、該インパクトレンチ本体とジャッキ駆動
器具とを前記装置本体に交互に交換可能に取着する取着
器具と、前記インパクトレンチ本体又はジャッキ駆動器
具を前記装置本体に取着した状態において、該インパク
トレンチ本体の駆動軸又はジャッキ駆動器具の駆動軸を
前記駆動モータの出力軸に離脱可能に連結する第1連結
手段と、自動車ホイールのナットを掴むディープソケッ
トを前記インパクトレンチ本体の出力軸に離脱可能に嵌
着する第2連結手段と、ジャッキの駆動軸に連結された
棒状の回転ハンドルを前記ジャッキ駆動器具の出力軸に
離脱可能に連結する第3連結手段と、前記駆動モータに
自動車のバッテリーから電力を供給する電力供給手段
と、該自動車のバッテリーから前記駆動モータに伝える
直流電流の流れの方向を正逆に切り換える切り替えスイ
ッチとを備えたことを特徴としている。
【0008】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパク
トレンチを、インパクトレンチとして用いる場合には、
取着器具を用いて、遠心クラッチ機構が内蔵されたイン
パクトレンチ本体を、装置本体に取着できる。
【0009】それと共に、第1連結手段を用いて、イン
パクトレンチ本体の駆動軸を、装置本体に内蔵された駆
動モータの出力軸に連結できる。
【0010】また、第2連結手段を用いて、ディープソ
ケットをインパクトレンチ本体の出力軸に嵌着できる。
それと共に、ディープソケットで自動車ホイールのナッ
トを掴むことができる。
【0011】次いで、電力供給手段を用いて、装置本体
に内蔵された駆動モータに自動車のバッテリーから電力
を供給できる。そして、駆動モータを回転させて、駆動
モータの出力軸に連結されたインパクトレンチ本体の駆
動軸を回転させることができる。そして、インパクトレ
ンチ本体の出力軸に嵌着されたディープソケットで掴ん
だ自動車ホイールのナットを回転させることができる。
【0012】その際には、切り換えスイッチを用いて、
自動車のバッテリーから駆動モータに伝える直流電流の
流れの方向を正逆に切り換えて、駆動モータを正逆に回
転させることができる。そして、インパクトレンチ本体
の出力軸を、該軸に嵌着されたディープソケットと共に
正逆に回転させて、ディープソケットで掴んだ自動車ホ
イールのナットを締めつけたり緩めたりできる。
【0013】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパク
トレンチを、ジャッキ駆動装置として用いる場合には、
取着器具を用いて、インパクトレンチ本体に代えて、減
速機が内蔵されたジャッキ駆動器具を、装置本体に取着
できる。
【0014】それと共に、第1連結手段を用いて、ジャ
ッキ駆動器具の駆動軸を、装置本体に内蔵された駆動モ
ータの出力軸に連結できる。
【0015】また、第3連結手段を用いて、ジャッキの
駆動軸に連結された棒状の回転ハンドルを、ジャッキ駆
動器具の出力軸に連結できる。
【0016】次いで、電力供給手段を用いて、装置本体
に内蔵された駆動モータに自動車のバッテリーから電力
を供給できる。そして、駆動モータを回転させて、駆動
モータの出力軸に連結されたジャッキ駆動器具の駆動軸
を回転させることができる。そして、ジャッキ駆動器具
の出力軸に棒状の回転ハンドルを介して連結されたジャ
ッキの駆動軸を回転させることができる。
【0017】その際には、切り換えスイッチを用いて、
自動車のバッテリーから駆動モータに伝える直流電流の
流れの方向を正逆に切り換えて、駆動モータを正逆に回
転させることができる。そして、ジャッキの駆動軸を正
逆に回転させて、自動車をジャッキアップしたりジャッ
キダウンしたりできる。
【0018】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパク
トレンチにおいては、電力供給手段に自動車のシガーラ
イターソケットに差し込むプラグを備えた構造とするこ
とを好適としている。
【0019】このプラグを備えたジャッキ駆動装置兼用
のインパクトレンチにおいては、電力供給手段に備えら
れたプラグを、自動車のシガーライターソケットに差し
込むことができる。そして、シガーライターソケットを
介して、自動車のバッテリーから装置本体に内蔵された
駆動モータに電力を供給できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1ないし図8は本発明のジャッキ駆
動装置兼用のインパクトレンチの好適な実施の形態を示
し、図1はその概略構造説明図、図2はその装置本体の
側面図、図3はその装置本体にインパクトレンチ本体を
装着した状態の正面図、図4と図5はそのインパクトレ
ンチ本体の側面図、図6はその装置本体にジャッキ駆動
器具を装着した状態の正面図、図7と図8はそのジャッ
キ駆動器具の側面図である。以下に、このジャッキ駆動
装置兼用のインパクトレンチを説明する。
【0021】図において、10は、電動式の駆動モータ
20が内蔵された装置本体である。装置本体10には、
該装置本体10を手で持ちやすくするための把手12を
延設している。
【0022】30は、従来周知のインパクトレンチ用の
遠心クラッチ機構(図示せず)が内蔵されたインパクト
レンチ本体である。インパクトレンチ本体30の前端の
中央には、図5に示したように、インパクトレンチ本体
の出力軸32が突出している。インパクトレンチ30の
後端内部の中央には、図4に示したように、インパクト
レンチ本体の駆動軸34が突出している。
【0023】40は、複数の歯車を組み合わせてなる減
速機(図示せず)が内蔵されたジャッキ駆動器具であ
る。ジャッキ駆動器具40の前端の下部には、図8に示
したように、ジャッキ駆動器具の出力軸42が突出して
いる。ジャッキ駆動器具40の後端内部の中央には、図
7に示したように、ジャッキ駆動器具の駆動軸44が突
出している。
【0024】50は、インパクトレンチ本体30とジャ
ッキ駆動器具40とを、装置本体10の前面に交互に交
換可能に取着する取着器具である。取着器具50には、
従来汎用されている係止機構を利用した止め具を用いて
いる。
【0025】60は、インパクトレンチ本体30又はジ
ャッキ駆動器具40を装置本体10に取着した状態にお
いて、インパクトレンチ本体の駆動軸34又はジャッキ
駆動器具の駆動軸44を、装置本体10に内蔵された駆
動モータの出力軸22に離脱可能に連結する第1連結手
段である。第1連結手段60は、図2と図4と図7に示
したように、インパクトレンチ本体の駆動軸34又はジ
ャッキ駆動器具の駆動軸44の先端に開口した盲穴3
6、46と、該盲穴の内周面に並べて備えた複数の内歯
38、48と、盲穴36、46に抜き差し可能な駆動モ
ータの出力軸22と、該出力軸の周囲に並べて備えた複
数の外歯28とから形成している。そして、図3又は図
6に示したように、インパクトレンチ本体30又はジャ
ッキ駆動器具40を取着器具50を用いて装置本体10
に取着した状態において、駆動モータの出力軸22をイ
ンパクトレンチ本体の駆動軸34又はジャッキ駆動器具
の駆動軸44先端の盲穴36、46に差し込んで、該盲
穴内周面の内歯38、48間に駆動モータの出力軸22
周囲の外歯28を嵌入、係止できるようにしている。そ
して、駆動モータの出力軸22をインパクトレンチ本体
の駆動軸34又はジャッキ駆動器具の駆動軸44に一体
に回転可能に連結できるようにしている。
【0026】70は、自動車ホイールのナット(図示せ
ず)を掴む筒状をしたディープソケット110をインパ
クトレンチ本体の出力軸32に離脱可能に嵌着する第2
連結手段である。第2連結手段70は、図5に示したよ
うに、インパクトレンチ本体の出力軸32の周囲をほぼ
四角柱状にカットして形成している。そして、そのほぼ
四角柱状をした出力軸32を、ディープソケット110
の後端に開口された四角穴112内に嵌入できるように
している。そして、ディープソケット110の後端を、
インパクトレンチ本体の出力軸32に一体に回転可能に
連結できるようにしている。
【0027】ディープソケット110は、図9ないし図
11に示したように、その前端にナットを掴む六角穴1
14が開口され、その後端にインパクトレンチの出力軸
32を挿入する四角穴112が開口された、円筒状をし
ている。
【0028】80は、ジャッキの駆動軸に連結された棒
状の回転ハンドル120をジャッキ駆動器具の出力軸4
2に離脱可能に連結する第3連結手段である。第3連結
手段80は、ジャッキ駆動器具の出力軸42の先端に、
図8に示したように、盲穴状の四角穴82を開口して形
成している。そして、その四角穴82に、四角柱状をし
た棒状の回転ハンドルの後端122を挿入できるように
している。そして、ジャッキの駆動軸に連結された棒状
の回転ハンドル120を、ジャッキ駆動器具の出力軸4
2に一体に回転可能に連結できるようにしている。
【0029】棒状の回転ハンドル120は、図12に示
したように、棒材126の先端に係止棒124が棒材1
26を貫通させてT状に備えられ、棒材126の後端1
22が四角柱状に形成された形状、又は図13に示した
ように、棒材126の先端にフック128が延設され、
棒材126の後端122が四角柱状に形成された形状を
している。そして、棒材126先端の係止棒124又は
フック128をジャッキの駆動軸(図示せず)に係止さ
せて、棒状の回転ハンドル120をジャッキの駆動軸に
一体に回転可能に連結できるようにしている。
【0030】90は、装置本体10に内蔵された駆動モ
ータ20に自動車のバッテリー(図示せず)から電力を
供給する電力供給手段である。電力供給手段90は、図
1に示したように、駆動モータ20の電力供給端子(図
示せず)に電気的に接続した電気コード92と、該コー
ド92の先端に備えたシガーライターソケット(図示せ
ず)に差し込むプラグ94と、電気コード92を通して
駆動モータ20の電力供給端子に伝える電力のON、O
FF操作を行うスイッチ96とから形成している。そし
て、プラグ94を自動車のシガーライターソケットに差
し込んで、把手12の内側部分に備えられたスイッチ9
6をON操作することにより、駆動モータ20に自動車
のバッテリーから電力を供給できるようにしている。
【0031】100は、自動車のバッテリーから駆動モ
ータ20に伝える直流電流の流れの方向を正逆に切り換
える切り換えスイッチである。切り換えスイッチ100
は、装置本体10の後部部分に備えている。そして、該
切り換えスイッチ100を手の指で操作することによ
り、自動車のバッテリーから駆動モータ20に伝える直
流電流の流れの方向を正逆に切り換えることができるよ
うにしている。
【0032】図1ないし図8に示したジャッキ駆動装置
兼用のインパクトレンチは、以上のように構成してい
る。
【0033】次に、このジャッキ駆動装置兼用のインパ
クトレンチの使用例並びにその作用を説明する。
【0034】上述ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチを、インパクトレンチに用いる場合には、図3に示
したように、取着器具50を用いて、遠心クラッチ機構
が内蔵されたインパクトレンチ本体30を、装置本体1
0の前面に取着する。
【0035】それと共に、装置本体10に内蔵された駆
動モータの出力軸22を、インパクトレンチ本体の駆動
軸34先端の盲穴36内に挿入する。そして、出力軸2
2周囲の外歯28を盲穴36内周面の内歯38間に嵌
入、係止させる。そして、インパクトレンチ本体の駆動
軸34を、装置本体10に内蔵された駆動モータの出力
軸22に一体に回転可能に連結する。
【0036】また、インパクトレンチ本体30の四角柱
状をした出力軸32をディープソケット110の後端の
四角穴112内に挿入する。そして、ディープソケット
110を、インパクトレンチ本体の出力軸32に一体に
回転可能に連結する。
【0037】次いで、プラグ94を自動車のシガーライ
ターソケットに差し込んで、スイッチ96をON操作
し、自動車のバッテリーから装置本体10に内蔵された
駆動モータ20に電力を供給する。そして、駆動モータ
20を回転させて、駆動モータの出力軸22に連結され
たインパクトレンチ本体の駆動軸34を回転させる。そ
して、インパクトレンチ本体の出力軸32に連結された
ディープソケット110の先端の六角穴114内に嵌
入、係止させた自動車ホイールのナット(図示せず)を
回転させる。
【0038】その際には、切り換えスイッチ100を操
作して、自動車のバッテリーから駆動モータ20に伝え
る直流電流の流れの方向を正方向又は逆方向に切り換え
て、駆動モータ20を正方向又は逆方向に回転させる。
【0039】すると、インパクトレンチ本体の出力軸3
2を、該軸に連結されたディープソケット110と共に
正方向又は逆方向に回転させて、自動車ホイールのナッ
トを締めつけたり緩めたりできる。
【0040】上述ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチを、ジャッキ駆動装置として用いる場合には、図6
に示したように、取着器具50を用いて、インパクトレ
ンチ本体30に代えて、減速機が内蔵されたジャッキ駆
動器具40を、装置本体10の前面に取着する。
【0041】それと共に、駆動モータの出力軸22をジ
ャッキ駆動器具の駆動軸44先端の盲穴46内に挿入し
て、出力軸22周囲の外歯28を盲穴46内周面の内歯
48間に嵌入、係止させる。そして、ジャッキ駆動器具
の駆動軸44を、装置本体10に内蔵された駆動モータ
の出力軸22に一体に回転可能に連結する。
【0042】また、ジャッキの駆動軸に連結された回転
ハンドルの四角柱状をした後端122を、ジャッキ駆動
器具の出力軸42先端の四角穴82内に挿入する。そし
て、ジャッキの駆動軸に連結された棒状の回転ハンドル
120を、ジャッキ駆動器具の出力軸42に一体に回転
可能に連結する。
【0043】次いで、プラグ94を自動車のシガーライ
ターソケットに差し込んで、スイッチ96をON操作
し、装置本体10に内蔵された駆動モータ20に自動車
のバッテリーから電力を供給する。そして、駆動モータ
20を回転させて、駆動モータの出力軸22に連結され
たジャッキ駆動器具の駆動軸44を回転させる。そし
て、ジャッキ駆動器具の出力軸42に連結された棒状の
回転ハンドル120を回転させる。
【0044】その際には、切り換えスイッチ100を操
作して、自動車のバッテリーから駆動モータ20に伝え
る直流電流の流れの方向を正方向又は逆方向に切り換え
て、駆動モータ20を正方向又は逆方向に回転させる。
【0045】すると、駆動モータの出力軸22から、ジ
ャッキ駆動器具40に内蔵された減速機を介して、ジャ
ッキ駆動器具の出力軸42に所定大きさの回転トルクを
発生させることができる。そして、ジャッキ駆動器具の
出力軸42に棒状の回転ハンドル120を介して連結さ
れたジャッキの駆動軸を正方向又は逆方向に回転させ
て、自動車をジャッキアップしたりジャッキダウンした
りできる。
【0046】なお、上述ジャッキ駆動装置兼用のインパ
クトレンチにおいては、図1に示したように、駆動モー
タ20の電力供給端子に電気的に接続された電気コード
92の先端に、プラグ94に代えて、電気クリップ98
を備えても良い。そして、該クリップ98で自動車のバ
ッテリーの電力供給端子を掴み、駆動モータ20の電力
供給端子に電気コード92を通して自動車のバッテリー
から電力を供給できるようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジャッキ
駆動装置兼用のインパクトレンチによれば、自動車タイ
ヤの交換の際などに、自動車のバッテリーを電力源とし
て、装置本体に内蔵された駆動モータを回転させること
ができる。
【0048】その際には、装置本体にインパクトレンチ
本体を取着しておくことにより、インパクトレンチ本体
に内蔵された遠心クラッチ機構を作動させて、自動車ホ
イールのナットを所定トルクで締めつけたり緩めたりで
きる。
【0049】また、装置本体にジャッキ駆動器具を取着
しておくことにより、ジャッキ駆動器具に内蔵された減
速機を作動させて、ジャッキの出力軸に連結された棒状
の回転ハンドルを正方向又は逆方向に所定トルクで回転
させることができる。そして、自動車を労力をかけずに
容易かつ迅速にジャッキアップしたりジャッキダウンし
たりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチの概略構造説明図である。
【図2】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチの装置本体の側面図である。
【図3】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのインパクトレンチ本体を装置本体に装着した状態
の正面図である。
【図4】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのインパクトレンチ本体の側面図である。
【図5】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのインパクトレンチ本体の側面図である。
【図6】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのジャッキ駆動器具を装置本体に装着した状態の正
面図である。
【図7】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのジャッキ駆動器具の側面図である。
【図8】本発明のジャッキ駆動装置兼用のインパクトレ
ンチのジャッキ駆動器具の側面図である。
【図9】ディープソケットの側面図である。
【図10】ディープソケットの正面図である。
【図11】ディープソケットの側面図である。
【図12】棒状の回転ハンドルの一部省略正面図であ
る。
【図13】棒状の回転ハンドルの一部省略正面図であ
る。
【符号の説明】
10 装置本体 12 把手 20 駆動モータ 22 駆動モータの出力軸 28 外歯 30 インパクトレンチ本体 32 インパクトレンチ本体の出力軸 34 インパクトレンチ本体の駆動軸 36 盲穴 38 内歯 40 ジャッキ駆動器具 42 ジャッキ駆動器具の出力軸 44 ジャッキ駆動器具の駆動軸 46 盲穴 48 内歯 50 取着器具 60 第1連結手段 70 第2連結手段 80 第3連結手段 82 四角穴 90 電力供給手段 92 電気コード 94 プラグ 96 スイッチ 98 電気クリップ 100 切り換えスイッチ 110 ディープソケット 120 棒状の回転ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式の駆動モータが内蔵された装置本
    体と、該装置本体に延設した把手と、遠心クラッチ機構
    が内蔵されたインパクトレンチ本体と、減速機が内蔵さ
    れたジャッキ駆動器具と、該インパクトレンチ本体とジ
    ャッキ駆動器具とを前記装置本体に交互に交換可能に取
    着する取着器具と、前記インパクトレンチ本体又はジャ
    ッキ駆動器具を前記装置本体に取着した状態において、
    該インパクトレンチ本体の駆動軸又はジャッキ駆動器具
    の駆動軸を前記駆動モータの出力軸に離脱可能に連結す
    る第1連結手段と、自動車ホイールのナットを掴むディ
    ープソケットを前記インパクトレンチ本体の出力軸に離
    脱可能に嵌着する第2連結手段と、ジャッキの駆動軸に
    連結された棒状の回転ハンドルを前記ジャッキ駆動器具
    の出力軸に離脱可能に連結する第3連結手段と、前記駆
    動モータに自動車のバッテリーから電力を供給する電力
    供給手段と、該自動車のバッテリーから前記駆動モータ
    に伝える直流電流の流れの方向を正逆に切り換える切り
    替えスイッチとを備えたことを特徴とするジャッキ駆動
    装置兼用のインパクトレンチ。
  2. 【請求項2】 電力供給手段に自動車のシガーライター
    ソケットに差し込むプラグを備えた請求項1記載のジャ
    ッキ駆動装置兼用のインパクトレンチ。
JP32376095A 1995-11-16 1995-11-16 ジャッキ駆動装置兼用のインパクトレンチ Pending JPH09136268A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767028B1 (ko) * 2005-11-03 2007-10-15 엠에스테크주식회사 듀얼 임팩트 전동렌치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767028B1 (ko) * 2005-11-03 2007-10-15 엠에스테크주식회사 듀얼 임팩트 전동렌치

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