JPH09135821A - 多電極プローブ用コネクタ - Google Patents

多電極プローブ用コネクタ

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Publication number
JPH09135821A
JPH09135821A JP7294272A JP29427295A JPH09135821A JP H09135821 A JPH09135821 A JP H09135821A JP 7294272 A JP7294272 A JP 7294272A JP 29427295 A JP29427295 A JP 29427295A JP H09135821 A JPH09135821 A JP H09135821A
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connection
signal line
connector
probe
circuit board
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JP7294272A
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English (en)
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Masatake Asama
正剛 浅間
Teruhiko Ouchi
輝彦 大内
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Terumo Corp
Riken Electric Wire Co Ltd
Original Assignee
Terumo Corp
Riken Electric Wire Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号線と外部信号線との接続作業性の向上
と、コネクタの小型化を図る。 【解決手段】 複数の接続部22を有する回路基板21にプ
ローブ18の芯材11の端末を固定する。プローブ18の信号
線の端末12Tを接続部22に接続する。この接続部22と接
続受部24とをスルーホール23により電気的に接続する。
コネクタ受ケース33に接続用スプリングピン37を設け、
この接続用スプリングピン37に外部信号線32を接続す
る。回路基板21をコネクタ受ケース33に組み込むことに
より、接続用スプリングピン37が接続受部24に接触して
信号線と外部信号線32が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばWPW(Wolff-
Parkinson-White )症候群、発作性上室性頻脈等の副伝
導路性不整脈及び心房粗動,細動および心室頻拍等の異
所性刺激による不整脈等の頻脈性不整脈治療等の際に、
先立って行われる電気生理学的検査に使用する多電極プ
ローブに係わり、特に多電極プローブの信号線の端末を
外部信号線に電気的に接続する多電極プローブ用コネク
タに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、頻脈性不整脈治
療に先立って行われる電気生理学的検査は、1つ或いは
2〜6個の電極を先端部周辺に設け、中空のカテーテル
内にリード線を伸ばし、測定装置に接続するように構成
された心臓カテーテルを複数本使用して行われている。
例えば、WPW症候群のような副伝導路性不整脈では、
心臓弁輪部に存在する副伝導路位置を特定することが必
要となる。左心側の計測は太い冠状静脈洞が僧帽弁輪部
を走行しているため、多電極カテーテルを挿入し比較的
容易に計測することができるが、右心側の三尖弁輪部に
は右冠状動脈が走行しているため、従来のカテーテルは
太く、右冠状動脈の血管内に挿入することが困難であ
り、心室内より1点ずつ場所を移動しながら計測せざる
を得ず、非常に手間のかかる検査となり、1回の検査に
数時間を要していた。そして、このような従来の検査方
法の問題点を解消するには、電極数を増加する必要があ
り、電極の数を増すと、信号を伝達させるための信号線
の数が増加してカテーテルの外径が太くなるため、信号
線の細線化が必要であった。そして、このように電極数
を増やして信号線の数を増加すると共に、信号線の細線
化を図った場合、その信号線を測定器等の外部ケーブル
に接続する作業が煩雑となるという問題がある。
【0003】図13は信号線1に個別の接続ピン2を接
続する例を示し、前記接続ピン2の後端には導線3がそ
れぞれ設けられ、この導線3に信号線1の端末を燃り合
わせると共に、はんだ付けした後、絶縁チューブ4を被
せて被覆し、前記個別の接続ピン2を、外部ケーブル6
の外部信号線6Aに接続した個別のピン受7に接続する
ようにしており、図13に示したものでは、信号線1の
数の増加と細線化により、信号線1端末と導線3との接
続作業に手間がかかり作業性が低下すると共に、誤配線
が発生し易くなり、さらに、個々の接続ピン2をピン受
7に挿入接続しなければならないため、使用時の接続に
時間がかかり作業性に劣ると共に、接続ミスを起こす虞
があった。また、図14は、複数の接続ピン2を有する
コネクタ5に、信号線1を接続する例を示し、前記接続
ピン2の後端には導線3がそれぞれ設けられ、この導線
3に信号線1の端末を燃り合わせると共に、はんだ付け
した後、絶縁チューブ4を被せて被覆し、外部ケーブル
6の外部信号線6Aに、コネクタ受8のピン受7を接続
し、そのコネクタ受8に前記コネクタ5を接続するよう
にしており、図14に示したものでも、信号線1の数の
増加と細線化により、信号線1端末と導線3との接続作
業に手間がかかり作業性が低下すると共に、誤配線が発
生し易くなり、さらに、複数のピン受7に複数の接続ピ
ン2を挿入するため、その挿入がスムーズに行かなかっ
たり、挿入位置を誤って接続ミスを起こしたりする虞が
ある。
【0004】そこで、本発明は、外部信号線との接続作
業性に優れた多電極プローブ用コネクタを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多電極プローブは以下の様な構成を備える。
【0006】請求項1の発明は、生体内に挿入される多
電極プローブの複数の信号線の端末を外部信号線に接続
する多電極プローブ用コネクタにおいて、複数の接続部
を有する基板に前記プローブの端末を固定すると共に、
各信号線の端末を前記接続部に接続し、これら接続部に
接続された接続受部を前記基板の面に設け、前記接続受
部に先端を接触して接続する接続ピンを前記外部信号線
に設けたものであり、基板を外部信号線の接続ピン側に
組み付けることにより、接続ピンを介して各信号線と外
部信号線とが接続される。
【0007】請求項2の発明は、前記接続部を前記プロ
ーブの端末の長さ方向に並設したものであり、信号線と
接続部との接続において、長さ方向に並んだ接続部に、
その並んだ順に信号線の端末を接続することができる。
【0008】請求項3の発明は、前記接続部を前記基板
の一側面に設けると共に、前記プローブの端末を前記基
板の一側面に添設し、前記接続受部を前記基板の他側面
に設けたものであり、基板を外部信号線の接続ピン側に
組み付けることにより、接続ピンを介して各信号線と外
部信号線とが接続される。また、一側面と他側面に接続
部と接続受部とをそれぞれ設けることにより、基板の小
型化が図られる。
【0009】
【発明の実施態様】以下、添付図面を参照して本発明の
好適な実施例を詳細に説明する。図1ないし図8は本発
明の第1実施例を示し、図5は、本実施例の棒状の芯材
11に帯状かつ平行線状にコイル巻きされる信号線12を示
している。この芯材11の径は例えばφ0.32mm、コイ
ル状に捲回された帯状平行線16からなる信号線12の径は
φ0.04mmの細線のものが用いられる。芯材11は、血
管内での操作性や耐キンク性が優れた素材が好ましく、
特にNiTi合金等の超弾性合金製ワイヤが好ましい。
図6は該信号線12の断面図を示しており、その芯材は導
体である径φ0.025mmの金線からなる芯線13が用い
られ、その表面に例えばポリウレタンエナメルなどの着
色絶縁被覆層(以下、着色層という)14が形成され、こ
の着色層14の表面にアルコール可溶の融着層15が形成さ
れている。このアルコール可溶の融着層15は透明であり
着色層14の視認に妨げとならず、しかも溶剤たるアルコ
ール塗布又は加熱により各信号線12間を密に接着するこ
とができる。このアルコール可溶融着層15は例えば、6
ナイロンと66ナイロンの共重合体又はポリビニールブ
チラールなどが用いられ、これら融着材をアルコール塗
布又は加熱して接着剤の作用をなさしめて各信号線(細
径線)12相互を密接に接着するものである。
【0010】図7に示すように、例えば20極の電極を
構成する帯状平行線16からなる信号線12を赤,青,緑,
黒,橙の5色の基本色ユニット毎に着色し、これら各着
色線の上にアルコール可溶融着層15を形成する。それか
ら、製品1本分の所定長さの帯状平行線16の加工を行
う。この帯状平行線16の加工は各色の信号線12を捲回し
た各ボビン(図示略)より各色の信号線12を前記5色の
基本色ユニットに4配列した20極の信号線12を集合部
(図示略)に集束するとともに融着層15を加熱またはア
ルコール塗布により溶融して各信号線12間を接着させ
る。その後、図8に示すように、前記帯状平行線16から
なる複数の信号線12の先端部12Sの接着部分を切り離す
先端処理を行った後、芯材11の表面に帯状平行線16をコ
イル状に捲回し、その先端部12Sにレーザー加工を施し
着色層14を剥離し、得られた芯線13の露出部分を電極17
とし、先端に複数の電極17を設けた多電極プローブ18を
形成する。
【0011】次に、上述した多電極プローブ18における
信号線12と外部信号線32とを接続するコネクタの構造を
説明すると、図1及び図2に示すように、基板たる回路
基板21は、前後方向に並んだ接続部22がそれぞれ左右に
設けられ、回路基板21の表面21Aの各接続部22が回路基
板21に穿設したスルーホール23により裏面21Bの平坦な
接続受部24にそれぞれ電気的に接続されている。前記回
路基板21の中央には、前記左右の接続部22に挟まれた位
置に、前記プローブ18の芯材11の端末が接着剤等により
固定され、各信号線12の端末12Tが前記接続部22に接続
される。また、前記回路基板21は、略箱型のコネクタケ
ース25内に収納され、このケース25は上,下ケース26,
27からなる組み立て式であって、前側に前記プローブ18
を挿通する挿通孔28を設け、さらに、下ケース27の下面
には、前記左右の接続部22,22に対応して、左右の接続
孔29が形成されている。また、前記回路基板21は硬質回
路基板に限らずフレキシブル回路基板を用いることがで
きる。そして、左右の接続部22,22の間にプローブ18の
芯材11の端末を接着剤等により固定し、各信号線12の端
末12Tを、対応する接続部22に接続する。この接続に
は、半田付け、熱圧着、超音波圧着、レーザ溶接等が用
いられ、複数の信号線12は、各色毎の着色絶縁被覆層14
により順番に被覆されているから、その色の順番により
対応する接続部22に信号線12の端末12Tを接続すること
ができる。各端末12Tを接続部22に接続したら、上,下
ケース26,27を組み立て、コネクタケース25の内部に回
路基板21を収納する。
【0012】外部ケーブル31は、複数の外部信号線32を
有し、一端側を計測器等に接続すると共に、他端側にコ
ネクタ受ケース33を設けている。このコネクタ受ケース
33は有底箱型をなし、上部開口34に昇降板35を昇降自在
に設けると共に、該昇降板35をスプリングなどの付勢手
段36により上方に付勢し、かつコネクタ受ケース33に設
けた図示しないストッパにより図3に示す位置を上限位
置としており、前記コネクタ受ケース33内に前記接続受
部24に対応して接続ピンたる接続用スプリングピン37を
縦設すると共に、この接続用スプリングピン37の先端を
収納する孔38を前記昇降板35に穿設している。その接続
用スプリングピン37は、導体からなる筒部39に導体から
なるピン40を抜け止め状態で昇降自在に設け、かつその
ピン40をコイルスプリングなどの付勢手段41により上方
に付勢しており、その筒部39に前記外部信号線32を接続
している。前記コネクタ受ケース33の左右には、該ケー
ス33の上部開口34に前記コネクタケース25を着脱自在に
固定する固定手段42が設けられ、この固定手段42は前後
のリブ43,43間に設けた軸44により挟着腕45を回動自在
に設け、該挟着腕45の上部に、前記コネクタケース25の
上面を押さえる押さえ部46を内側横向きに突設し、この
押さえ部46の先端には内側斜め下向きの案内面47を形成
し、さらに、前記挟着腕45の下部を前記ケース33の側面
から離間して操作部48を設け、この操作部48の内面と前
記ケース33の側面間に、前記押さえ部46を内側向きに付
勢するコイルスプリング等の付勢手段49を設けている。
尚、その付勢手段49としては、板ばねや前記軸44を中心
に設けるコイルスプリングなどでもよい。
【0013】次に前記コネクタケース25とコネクタ受ケ
ース33の組み付けに付いて説明すると、図3に示す状態
からコネクタケース25を上部開口34に嵌め入れると、コ
ネクタケース25が案内面46に当たって押さえ部46が外側
に後退し、続いて、コネクタケース25が昇降板35を下方
に押し込み、孔38から突出したピン40の先端が接続孔29
を通って接続受部24に当接し、さらに、コネクタケース
25を下げると、図4に示すように、その当接状態でピン
40が下がり、同時に付勢手段49により押さえ部46がコネ
クタケース25の上面に係止する。これにより、前記電極
18は、信号線12,接続部22,スルーホール23,接続受部
24,接続用スプリングピン37により、外部ケーブル31の
外部信号線32に電気的に接続される。そして、コネクタ
ケース25を外す際には、操作部48を内側に押してやれ
ば、押さえ部46が外側に後退して該コネクタケース25を
外すことができ、同時に付勢手段36により昇降板35が上
限位置に復帰し、ピン40が昇降板35の上面下部に収納さ
れる。
【0014】このように本実施例では、請求項1に対応
して、生体内に挿入される多電極プローブ18の複数の信
号線12の端末12Tを外部信号線32に接続する多電極プロ
ーブ用コネクタにおいて、複数の接続部22を有する基板
たる回路基板21にプローブ18の芯材11の端末を固定する
と共に、各信号線12の端末12Tを接続部22に接続し、こ
れら接続部22に接続された接続受部24を回路基板21の面
に設け、接続受部24に先端を接触して接続する接続ピン
たる接続用スプリングピン37を外部信号線32に設けたも
のであるから、多電極プローブ18の細い信号線12と接続
受部24との接続を回路基板21を介して接続するため、順
番に並んだ接続部22に、対応する端末12Tを接続するこ
とにより信号線12の誤配線が防止でき、また、回路基板
21にプローブ18の芯材11の端末を固定するため、例えば
半田付けで接続する場合では、従来に比べてその作業を
容易に行うことができ、また、回路基板21を固定した状
態で熱圧着、超音波圧着、レーザ溶接により接続するこ
とも可能となり、接続部22への端末接続が容易となり作
業性の向上を図ることができる。さらに、回路基板21に
設けるスルーホール23や導電パターン(図示せず)によ
り、接続部22に対して接続受部24を所望の位置に設ける
ことができる。しかも、回路基板21を外部ケーブル31の
接続用スプリングピン37側に組み付けることにより、接
続用スプリングピン37を介して各信号線12と外部信号線
32とを簡便に接続することができる。また、回路基板21
側には、別体のコネクタなどを設ける必要がなく、これ
により、回路基板21側を小型化及び軽量化できると共
に、コストの削減が可能となり、プローブ18の操作性の
向上も図ることができる。さらに、プローブ18には、回
路基板21だけを組み付ければよいため、プローブ18の使
用後における廃棄材料が最小限で済む。
【0015】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、プローブ18の芯材11の端末を回路基板21上
に添設すると共に、接続部22をプローブ18の芯材11の端
末の長さ方向に並設したものであるから、プローブ18か
ら引き出す端末12Tの長さも短く済み、プローブ18の長
さ方向に並設した接続部22に、その並んだ順に信号線12
の端末12Tを接続することができ、また、回路基板21に
プローブ18の芯材11のの端末を位置決め固定した状態で
作業を行うことができるため、接続作業性の向上を図る
ことができる。しかも、プローブ18の芯材11の端末を回
路基板21に添設したため、信号線12の端末12Tも回路基
板21の表面に沿って配線することができ、接続後の他の
端末12Tに接続用器具等が引っ掛かるようなことがな
く、作業の信頼性を向上することができる。
【0016】また、このように本実施例では、請求項3
に対応して、接続部22を回路基板21の一側面たる表面
21Aに設けると共に、プローブ18の芯材11の端末を回
路基板21の表面21Aに添設し、接続受部24を回路基板21
の他側面たる裏面21Bに設けたものであるから、回路基
板21を外部信号線32の接続用スプリングピン37側に組み
付けることにより、接続用スプリングピン37を介して各
信号線12と外部信号線32とを簡便に接続することがで
き、その回路基板21の表面21Aと裏面21Bに接続部22と
接続受部24とをそれぞれ設けることにより、コネクタケ
ース25側を小型化及び軽量化できると共に、コストの削
減が可能となり、かつプローブ18の操作性の向上も図る
ことができる。
【0017】さらに、実施例上の効果として、プローブ
18の芯材11の端末を回路基板21に固定し、この回路基板
21をケース25内に収納することにより、信号線12端末の
接続箇所を保護することができ、また、コネクタケース
25には、接続受部24に対応して接続孔29を形成し、その
接続受部24に対応して接続用スプリングピン37をコネク
タ受ケース33に設けたから、コネクタケース25をコネク
タ受ケース33に組み付けることにより、各接続受部24と
接続用スプリングピン37との電気的な接続を行うことが
できる。さらに、昇降板35の昇降によりピン40を出没自
在に構成したから、不使用時は、ピン40が突設せず安全
であると共に、該ピン40の先端を損傷することもない。
また、接続ピンとして接続用スプリングピン37を使用し
たから、回路基板21の製作誤差、あるいは長期の使用に
より接続用スプリングピン37の先端位置に不揃いが生じ
ても、ピン40の先端に接続受部24が当接した後、さらに
ピン40が降下するため、複数のピン40を各接続受部24に
安定的に接続することができると共に、回路基板21側に
も無理な力が加わることがない。さらに、コネクタ受ケ
ース33に、前記コネクタケース25を着脱自在に固定する
固定手段42を設けたから、コネクタケース25を上部開口
34に嵌め入れるだけで簡単に組み込むことができると共
に、取り外しも容易となり、例えば、プローブ18を生体
に挿入した後、接続する場合も、短時間で接続を行うこ
とができる。また、複数の信号線12は、各色毎の着色絶
縁被覆層14により順番に被覆されているから、その色の
順番により対応する接続部22に正しく信号線12の端末12
Tを接続することができる。さらに、信号線12の先端色
配列が末端12T側で順序が入れかわった場合でも、その
信号線12の端末12Tの色により対応する先端の電極17を
識別することができ、対応する正しい位置の接続部22に
端末12Tを接続することにより、信号線12の誤配線の防
止を図ることができる。
【0018】図9及び図10は本発明の第2実施例を示
し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、基板た
る回路基板21は、前後方向に並んだ接続部22が一列に並
んで一側に設けられ、表面21Aの各接続部22が回路基板
21に穿設したスルーホール23により裏面21Bの接続受部
24に電気的に接続されている。前記回路基板21の上面21
Aの中央他側に前記プローブ18の芯材11の端末を接着剤
等により固定し、各信号線12の端末12Tを前記接続部22
に接続している。また、図示しないが、コネクタケース
25には、前記接続受部24に対応して1つの接続孔29が設
けられ、コネクタ受ケース33には、前記接続受部24に対
応して接続用スプリングピン37が1列に設けられてお
り、請求項1ないし3に対応して上記第1実施例と同様
な作用,効果を有し、また、この例では、第1実施例と
同数の信号線12の場合、回路基板21の前後長さが大きく
なるが、回路基板21の幅方向の小型化が可能となり、さ
らに、端末12Tの接続作業を回路基板21の一側で行うこ
とができる。
【0019】図11は本発明の第3実施例を示し、上記
各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例では、基板たる回路基板
21には、前後方向に並んだ接続部22が一列に並んで設け
られると共に、接続部22と導電パターン51により接続さ
れた接続受部24が一側に並んで設けられ、それら接続部
22と接続受部24とは裏面21Bに設けられており、前記回
路基板21の裏面21Bの他側に前記プローブ18の芯材11の
端末を接着剤等により固定し、各信号線12の端末12Tを
前記接続部22に接続している。また、図示しないが、コ
ネクタケース25には、前記接続受部24に対応して1つの
接続孔29が設けられ、コネクタ受ケース33には、前記接
続受部24に対応して接続用スプリングピン37が1列に設
けられており、請求項1及び2に対応して上記第1実施
例と同様な作用,効果を有し、また、この例では、回路
基板21の一側面のみを使用して外部信号線32との接続を
行うことができる。
【0020】図12は本発明の第4実施例を示し、上記
各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、同図は回路基板21を斜め裏側か
ら見て、同時に接続用スプリングピン37を斜め上方から
見た斜視図であり、この例では、基板たる回路基板21
は、前後方向に並んだ接続部22が左右にそれぞれ並んで
設けられると共に、接続部22と導電パターン51により接
続された接続受部24が外側にそれぞれ並んで設けられ、
それら接続部22と接続受部24とが裏面21Bに設けられて
おり、前記回路基板21の裏面21Bの左右の接続部22,22
間に前記プローブ18の芯材11の端末を接着剤等により固
定し、各信号線12の端末12Tを前記接続部22に接続して
いる。また、図示しないが、コネクタケース25には、前
記接続受部24に対応して2つの接続孔29,29が設けら
れ、コネクタ受ケース33には、前記接続受部24に対応し
て接続用スプリングピン37が2列に設けられており、請
求項1及び2に対応して上記第1実施例と同様な作用,
効果を有し、また、この例では、回路基板21の一側面の
みを使用して外部信号線32との接続を行うことができ
る。
【0021】尚、本発明の実施例は上述したものに限定
されるものでなく、本発明の要旨の範囲内において種々
の変形実施が可能である。例えば、多電極プローブは、
実施例のものに限定されることなく、中空な芯材の内部
に複数の信号線を挿入したものなど各種タイプのものに
適用可能である。また、外部ケーブルは、複数の外部信
号線を有するものであれば、計測器等に収納されたもの
でもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、生体内に挿入される
多電極プローブの複数の信号線の端末を外部信号線に接
続する多電極プローブ用コネクタにおいて、複数の接続
部を有する基板に前記プローブの端末を固定すると共
に、各信号線の端末を前記接続部に接続し、これら接続
部に接続された接続受部を前記基板の面に設け、前記接
続受部に先端を接触して接続する接続ピンを前記外部信
号線に設けたものであり、基板を外部信号線の接続ピン
側に組み付けることにより、接続ピンを介して各信号線
と外部信号線との接続を簡便に行うことができる。
【0023】請求項2の発明は、前記接続部を前記プロ
ーブの端末の長さ方向に並設したものであり、信号線と
接続部との接続において、長さ方向に並んだ接続部に、
その並んだ順に信号線の端末を接続することができる。
【0024】請求項3の発明は、前記接続部を前記基板
の一側面に設けると共に、前記プローブの端末を前記基
板の一側面に添設し、前記接続受部を前記基板の他側面
に設けたものであり、基板を外部信号線の接続ピン側に
組み付けることにより、接続ピンを介して各信号線と外
部信号線とが接続され、また、一側面と他側面に接続部
と接続受部とをそれぞれ設けることにより、基板の小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す基板裏面側の斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示すコネクタケース組み
付け前の断面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示すコネクタケース組み
付け後の断面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示し、信号線を芯材にコ
イル状に巻き付けて、電極(露出した芯線)を形成した
状態を示す正面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す信号線の断面図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例を示し、20極の帯状平行
線からなる1ユニット信号線群を示す斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例を示し、多電極プローブの
1本分の長さに定尺切断後の帯状平行線を示す斜視図で
ある。
【図9】本発明の第2実施例を示す基板表面側の斜視図
である。
【図10】本発明の第2実施例を示す基板裏面側の斜視
図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す基板裏面側の斜視
図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す基板裏面側の斜視
図である。
【図13】従来例のコネクタ構造を示す斜視図である。
【図14】従来例のコネクタ構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 芯材 12 信号線 12T 端末 18 多電極プローブ 21 回路基板(基板) 21A 表面(一側面) 21B 裏面(他側面) 22 接続部 24 接続受部 32 外部信号線 37 接続用スプリングピン(接続ピン)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内に挿入される多電極プローブの複
    数の信号線の端末を外部信号線に接続する多電極プロー
    ブ用コネクタにおいて、複数の接続部を有する基板に前
    記プローブの端末を固定すると共に、各信号線の端末を
    前記接続部に接続し、これら接続部に接続された接続受
    部を前記基板の面に設け、前記接続受部に先端を接触し
    て接続する接続ピンを前記外部信号線に設けたことを特
    徴とする多電極プローブ用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記接続部を前記プローブの端末の長さ
    方向に並設したことを特徴とする請求項1記載の多電極
    プローブ用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記接続部を前記基板の一側面に設ける
    と共に、前記プローブの端末を前記基板の一側面に添設
    し、前記接続受部を前記基板の他側面に設けたことを特
    徴とする請求項1記載の多電極プローブ用コネクタ。
JP7294272A 1995-11-13 1995-11-13 多電極プローブ用コネクタ Pending JPH09135821A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453119Y1 (ko) * 2008-09-09 2011-04-11 핀 샤인 인더스트리얼 컴퍼니 리미티드 보빈용 핀
CN106353488A (zh) * 2016-09-23 2017-01-25 遵义医学院 带有固定功能的生理实验肌槽

Cited By (3)

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KR200453119Y1 (ko) * 2008-09-09 2011-04-11 핀 샤인 인더스트리얼 컴퍼니 리미티드 보빈용 핀
CN106353488A (zh) * 2016-09-23 2017-01-25 遵义医学院 带有固定功能的生理实验肌槽
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