JPH09135711A - 服飾品 - Google Patents

服飾品

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JPH09135711A
JPH09135711A JP7323598A JP32359895A JPH09135711A JP H09135711 A JPH09135711 A JP H09135711A JP 7323598 A JP7323598 A JP 7323598A JP 32359895 A JP32359895 A JP 32359895A JP H09135711 A JPH09135711 A JP H09135711A
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recess
decorative body
connecting board
groove
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JP7323598A
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Yukio Yamazaki
幸雄 山▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌型スナップ等の服飾品を構成するにあた
り、その構成部品である服飾部材を二つの部材から構成
して、各々に適した材料を選択することにより装飾効果
を高めると共に、突起のカシメ止めに代わる取付け手段
を採用して、少量多品種の商品でも、低コストで製造で
きるようにする。 【解決手段】 服飾品を、表面に装飾が施された服飾部
材7と、可撓性シート3の裏面側に配置されるシート挟
着部材8と、両者を連結するネジ部材9とで構成し、前
記服飾部材7を、ネジ部材螺合用のネジ孔cが形成され
た連結基板10と、表面に装飾が施され裏面には連結基
板10を嵌め込むための凹部11aが形成された装飾体
11とから構成し、装飾体11と連結基板10とを相対
回転不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣服やベルトなど
に取り付けられる雄型スナップや雌型スナップのような
服飾品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29に示すように、互いに弾性嵌合可
能な雄型および雌型の嵌合体5,12と、それらを可撓
性シート(例えば、衣服の生地など)3,3に止着する
リベット状部材4,7’とから構成される合成樹脂製ス
ナップファスナーにおいては、リベット状部材4,7’
の突起4b,6aを可撓性シート3,3に刺し通して嵌
合体5,12の貫通孔5a,8bに挿入し、突起先端部
を打撃により拡径変形させてカシメ止めするようになっ
ている。
【0003】また、リベット状部材4,7’のうち、衣
服を着用した状態において、外側に来るリベット状部材
(服飾部材の一例)7’については、衣服のデザインや
ファッション性を考慮して、図示の通り、頭部の表面に
彫刻様の模様を形成したり、頭部を円形以外の複雑な形
状に形成したり、種々の色彩に着色する等して、装飾効
果を高めることがある。
【0004】しかしながら、従来では、リベット状部材
7’を上記のような装飾効果の高い服飾部材として構成
した場合、次のような問題が生じていた。
【0005】リベット状部材7’のカシメ止めは、受
け具と受け具に対して昇降自在な打込み具とを備えたス
ナップ打ち機によって行われるが、突起先端部を打撃し
た際、頭部表面の装飾に傷が付かないように、リベット
状部材7’の頭部を、その表面形状に合致した受け面を
有する受け具で支持することが必要であるから、表面形
状の異なる多品種のリベット状部材7’に対応するため
には、形状の異なる多数の受け具を準備する必要があ
り、非常に不経済である。
【0006】リベット状部材7’の材料としては、一
般に、カシメ止めによる止着強度を確保できるように、
ポリアセタール樹脂が使用されているが、ポリアセター
ル樹脂は、後染めによる着色が不能であり、成形前の材
料樹脂の段階で着色せざるを得ないから、大量生産しな
いとコスト的に引き合わず、少量多品種の商品であるこ
とが望まれる服飾部材としては、不適当である。
【0007】また、リベット状部材7’の材料とし
て、後染めによる着色が可能なナイロン樹脂を採用した
場合、少量多品種の商品でも、低コストで生産できると
いう利点を有する反面、カシメ止めによる止着強度を確
保することが困難であり、嵌合体10が脱落しやすいと
いった問題がある。
【0008】リベット状部材7’の材料としては、カ
シメ止めが可能なものに限られており、例えば、装飾効
果の高いガラスや陶器等の採用は不可能であって、デザ
イン上の制約が大きい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かゝる実情
に鑑みて成されたものであって、その目的とするところ
は、雄型スナップや雌型スナップやその他の服飾品を構
成するにあたり、その構成部品である服飾部材を二つの
部材から構成して、各々に適した材料を選択することに
より装飾効果を高めることができるようにすると共に、
突起のカシメ止めに代わる取付け手段として、ネジ止め
を採用することにより、材料の制約を減少すると共に、
形状の異なる多数の受け具を準備するといった不経済さ
を解消して、少量多品種の商品でも、低コストで製造で
きるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即
ち、本発明による服飾品は、表面に装飾が施された服飾
部材と、可撓性シートの裏面側に配置されるシート挟着
部材と、両者を連結するネジ部材とから成り、前記服飾
部材を、ネジ部材螺合用のネジ孔が形成された連結基板
と、表面に装飾が施され裏面には連結基板を嵌め込むた
めの凹部が形成された装飾体とから構成し、装飾体と連
結基板とを相対回転不能ならびに抜出し不能な状態に一
体化させた点に特徴がある。
【0011】装飾体と連結基板とを相対回転不能ならび
に抜出し不能な状態に一体化させるにあたっては、 前記連結基板および前記凹部を夫々非円形に形成し、
この連結基板の外周面に周方向に沿った溝を形成する一
方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部を形成し、
前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に接着剤を充填
する。 前記連結基板および前記凹部を夫々非円形に形成し、
前記装飾体の凹部まわりに設けた立ち上がり部を、前記
凹部に嵌め込まれた連結基板の裏面側に塑性変形させ
る。 前記連結基板および前記凹部を夫々非円形に形成し、
前記凹部を奥拡がりに形成する一方、前記連結基板の外
周面部には前記奥拡がりの凹部に対応する隆起部を設け
て、連結基板を凹部に弾性的に嵌着させる。 前記連結基板および前記凹部を夫々円形に形成し、こ
の連結基板の外周面に周方向に沿った溝を形成する一
方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部を形成し、
前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に連なる局部的
凹入部を前記連結基板に形成すると共に、この局部的凹
入部と前記空間とに接着剤を充填する。装飾体と連結基
板の双方が、ポリアセタール樹脂のように、耐薬品性に
富み、接着剤との付着力が弱い材料で製作される場合に
は、前記局部的凹入部を前記凹部にも形成する。 前記連結基板および前記凹部を夫々円形に形成し、こ
の連結基板の外周面に周方向に沿った溝を形成する一
方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部を形成し、
前記連結基板の裏面に凸部又は凹部を形成すると共に、
前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に接着剤を充填
する。装飾体と連結基板の双方が、ポリアセタール樹脂
のように、耐薬品性に富み、接着剤との付着力が弱い材
料で製作される場合には、前記凹部の底面にも凸部又は
凹部を形成する。 前記連結基板および前記凹部を夫々円形に形成し、こ
の連結基板の外周面に周方向に沿った溝を形成する一
方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部を形成し、
前記溝の直径方向2ヵ所に、溝を埋める隆起部を形成す
ると共に、前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に接
着剤を充填する。装飾体と連結基板の双方が、ポリアセ
タール樹脂のように、耐薬品性に富み、接着剤との付着
力が弱い材料で製作される場合には、前記凹部の底面に
も凸部又は凹部等を形成する。等、種々の具体的手段を
採用できる。
【0012】尚、本発明において、前記シート挟着部材
は、単なる板状のもののようにスナップ機能を有しない
ものであってもよいが、服飾品がスナップファスナーに
おける雄型又は雌型スナップである場合は、前記シート
挟着部材が、雄型又は雌型のスナップ用嵌合体に構成さ
れることになる。
【0013】上記の構成によれば、シート挟着部材と可
撓性シートに貫通させたネジ部材を服飾部材の連結基板
に形成したネジ孔にネジ込むことにより、服飾品が可撓
性シートに取り付けられることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。図1は雄型スナップ1と雌
型スナップ2との組み合わせによるスナップファスナー
を示す。この実施形態では、例えば衣服の合わせ目や襟
口、袖口、ポケットなど、衣服を纏った状態で目に付き
易い外側の生地(可撓性シート)3に雌型スナップ2が
取り付けられるものとして、この雌型スナップ2を服飾
品とするように、その表面に例えば模様やマークなどの
彫刻様の装飾を施している。
【0015】上記の雄型スナップ1は、周縁の外肩部が
丸みを帯びた皿状基板4aの裏面側(衣服の生地3側)
の中央部に、打撃によって先端部が拡径変形される断面
円形の尖鋭な突起4bを一体に成形した合成樹脂製のリ
ベット部材4と、このリベット部材4に一体化されて可
撓性のシート3に取り付けられる合成樹脂製の雄型嵌合
体5とから成る。雄型嵌合体5は、前記リベット部材4
の突起4bが挿入される貫通孔5aを、皿状基板5bの
中央部に形成すると共に、この基板5bの表面側に、前
記貫通孔5aと同芯状の筒状の雄型嵌合部5cを一体に
成形し、更に、この雄型嵌合部5cの環状周壁の先端側
外面部に係止部aを膨出させて成る。
【0016】一方、雌型スナップ2は、図2にも示すよ
うに、表面に装飾が施された任意の材料(例えば、合成
樹脂、ガラス、陶器など)から成る服飾部材7と、可撓
性シート3の裏面側に配置され、且つ、中央部にネジ貫
通孔bが形成された合成樹脂製のシート挟着部材8と、
両者7,8を連結するネジ部材9とから構成されてい
る。前記服飾部材7は、ネジ部材螺合用のネジ孔cが形
成された任意形状の連結基板10と、表面に装飾が施さ
れ裏面には連結基板10を嵌め込むための凹部11aが
形成された装飾体11とから構成され、連結基板10と
装飾体11とは相対回転不能ならびに抜出し不能な状態
に一体化されている。尚、上記のネジ孔cは、後述する
接着剤Aの流れ込みを防止するために有底のネジ孔とさ
れている。
【0017】このように構成された雌型スナップ2は、
次のようにして可撓性シート3に取り付けられる。即
ち、図2に示すように、連結基板10のネジ孔bに位置
合わせする状態で、適宜の孔あけ器具を用いて、可撓性
シート3の雌型スナップ取り付け部位にネジ部材挿通孔
dを形成しておき、ネジ部材9を、前記シート挟着部材
8のネジ貫通孔bと可撓性シート3のネジ部材挿通孔d
に通して、連結基板10のネジ孔cにネジ込むことによ
り、服飾部材7とシート挟着部材8とネジ部材9の三点
から成る雌型スナップ2を、スナップ打ち機を用いるこ
となく、可撓性シート3に取り付けることができる。従
って、突起をカシメ止めする場合のように、材料が制約
されず、形状の異なる多数の受け具を準備するといった
不経済さを解消して、少量多品種の商品でも、低コスト
で製造できる
【0018】上記の連結基板10と装飾体11とは、次
のようにして一体化されている。即ち、図3に示すよう
に、連結基板10の外周面に周方向に沿った環状の溝e
を形成する一方、装飾体11の凹部11aの内周面に
は、奥拡がりの周面部fを有する環状凹部11bを形成
している。
【0019】そして、図4に示すように、前記装飾体1
1の凹部11aに適量の接着剤Aを流し込み、この接着
剤Aがまだ乾燥硬化しない間に、前記凹部11aに連結
基板10を押し込むことにより、連結基板10を凹部1
1aに嵌め込んだ状態で、前記溝eと環状凹部11b間
に形成される空間Pに接着剤Aを充填(図1を参照)さ
せ、接着剤Aの硬化により、連結基板10と装飾体11
とを一体化している。
【0020】上記の構成によれば、空間P内で接着剤A
が硬化すると、接着力だけでなく、装飾体11の奥拡が
りの周面部fとこれに相対峙する連結基板10の溝eと
の間で硬化した接着剤Aの係合作用によって、装飾体1
1からの連結基板10の抜出しが確実に阻止されること
になる。つまり、硬化した接着剤Aに対する連結基板1
0の抜出しが、接着剤Aと溝eとの係合により阻止さ
れ、装飾体11に対する硬化した接着剤Aの抜出しが、
奥拡がりの周面部fと接着剤Aとの係合により阻止され
ることになる。
【0021】服飾部材7のうち、連結基板10は、装飾
体11の裏面の凹部11aに嵌め込まれて直接的に目視
できず、装飾性が問題とされないため、連結基板10の
材料としては、ネジ孔cの形成に支障のないものであれ
ば足り、例えば、機械的強度の高いポリアセタール樹脂
や金属を採用することができる。装飾体11の材料とし
ては、機械的強度をさほど要求されないから、例えば、
後染めによる着色が可能なナイロン樹脂、ガラス、陶器
など、装飾性を重視した材料を任意に採用することがで
きる。
【0022】尚、連結基板10および凹部11aは、夫
々、円形に形成してもよいが、連結基板10と装飾体1
1のうち、何れかの材料が、例えば、ポリアセタール樹
脂のように、耐薬品性に富んでいて、接着剤Aとの付着
力が弱い材料である場合には、連結基板10および凹部
11aを夫々非円形に形成して、非円形の凹部11aに
非円形の連結基板10を嵌め込むことにより、たとえ接
着面が剥がれても、連結基板10と装飾体11との相対
回転が不能となるように構成することが望ましい。図示
の実施形態では、非円形の一例として、連結基板10お
よび凹部11aを夫々楕円形に形成しているが、非円形
な形状としては、楕円形の他、例えば、三角形、四角
形、多角形、D形など、円形以外の形状であれば、どん
な形状であってもよい。
【0023】図示のシート挟着部材8は、服飾部材7と
によるシート挟着機能を有するだけでなく、雄型嵌合体
5との嵌合機能を有する雌型のスナップ用嵌合体12に
構成されている。図示の雌型嵌合体12は、雌型嵌合凹
部12aとシート挟着用の環状基板12bとを備えてお
り、雌型嵌合凹部12aの周壁上部側の内面部に、前記
雄型嵌合部5cの係止部aを離脱可能に係止する隆起部
h…を、所定の間隔を隔てて膨出させると共に、ネジ貫
通孔bまわりの弧状のスリットi…を、前記隆起部hに
対応させて環状基板12bに形成し、更に、環状基板1
2bの裏面側で且つスリットi,i相互間にリブj…を
放射状に形成している。
【0024】また、上記の実施の形態では、雌型スナッ
プ2を服飾品として説明したが、雄型スナップ1のリベ
ット部材4を服飾部材7に置き換え、かつ、雄型嵌合体
5をシート挟着部材8とすることで、雄型スナップ1を
服飾品に構成することができる。図示しないが、シート
挟着部材8としては、嵌合機能を有しない単なる板状、
つまり、ネジ孔bが形成されたシート挟着基板8aのみ
とし、必要に応じて、このシート挟着基板8aを例えば
大径の皿状に形成することで、服飾品をスナップ機能を
有しないブローチ状のものに構成することができる。
【0025】以下に、服飾部材7の連結基板10と装飾
体11とを相対回転不能ならびに抜出し不能な状態に一
体化させる手段についての別の実施形態を説明する。
【0026】図5、図6に示す実施の形態では、連結基
板10および凹部11aを夫々非円形に形成して、非円
形の連結基板10を非円形の凹部11aに嵌め込むこと
によって、連結基板10と装飾体11との相対回転が阻
止されるように構成すると共に、前記装飾体11の凹部
11aまわりに設けた立ち上がり部13を、前記凹部1
1aに嵌め込まれた連結基板10の裏面側に塑性変形さ
せることによって、連結基板10と装飾体11とを相対
回転不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させてあ
る。
【0027】図7、図8に示す実施の形態では、連結基
板10および凹部11aを夫々非円形に形成して、非円
形の連結基板10を非円形の凹部11aに嵌め込むこと
によって、連結基板10と装飾体11との相対回転が阻
止されるように構成すると共に、前記装飾体11の凹部
11aを奥拡がりに形成するように、凹部内部側への隆
起部14を設ける一方、前記連結基板10の外周面部に
は前記奥拡がりの凹部11aに対応する隆起部15を設
けて、連結基板10を凹部11aに弾性的に嵌着させる
ことにより、連結基板10と装飾体11とを相対回転不
能ならびに抜出し不能な状態に一体化させるようにして
いる。
【0028】尚、図5〜図8に示す服飾部材7において
は、ネジ部材螺合用のネジ孔cを、連結基板10を貫通
させて形成しているが、これらのネジ孔cも、図4に示
すような有底のネジ孔cに形成してもよい。また、立ち
上がり部13や隆起部14,15の夫々を、図2に示し
た隆起部h…のように、周方向で分断させて設けてもよ
い。
【0029】図9〜図11に示す実施の形態では、連結
基板10および凹部11aを夫々円形に形成すると共
に、この連結基板10の外周面に周方向に沿った環状の
溝eを形成する一方、前記凹部11aの内周面には奥拡
がりの周面部fを有する環状凹部11bを形成し、前記
溝eと奥拡がりの周面部fとの間の空間Pに連なる局部
的凹入部mを、前記連結基板10に形成すると共に、こ
の局部的凹入部mと前記空間Pとに接着剤Aを充填し
て、連結基板10と装飾体11とを相対回転不能ならび
に抜出し不能な状態に一体化させてある。この場合、装
飾体11の材料としては、接着剤Aとの付着力が強いも
の(例えば、ガラス、陶器、ナイロン樹脂等)が使用さ
れる。 尚、図9〜図11には、図1に示す構成部材と
同じ部材に同符号を付して、重複説明を避けている。
【0030】かゝる構成によれば、局部的凹入部mと空
間Pとに充填された接着剤Aが硬化すると、この硬化し
た接着剤Aとの係合によって、連結基板10に対する装
飾体11の抜出しが確実に阻止されることは、既述の通
りであるが、この空間P内で硬化した接着剤Aには、連
結基板10と装飾体11との局部的凹入部mに回り込ん
で硬化した接着剤がスパイク状に突出しているので、連
結基板10および凹部11aを夫々円形に形成している
にもかかわらず、接着剤のスパイク状突出部により連結
基板10と装飾体11との相対回転が不能となる。つま
り、たとえ連結基板10の接着面が剥がれても、硬化し
た接着剤Aに対する連結基板10の回転が局部的凹入部
mに入り込んで硬化した接着剤により阻止され、結果的
に、連結基板10と装飾体11との相対回転が阻止され
ることになる。しかも、連結基板10と装飾体11の凹
部11aを夫々円形にしたことから、凹部11aに対し
て嵌め込まれる連結基板10の方向性が限定されず、連
結基板10と装飾体11の嵌め込み作業が容易である。
【0031】図12〜図14に示す実施の形態は、連結
基板10と装飾体11の双方を、ポリアセタール樹脂の
ように耐薬品性に富み、接着剤Aとの付着力が弱い材料
で製作しても、連結基板10と装飾体11との相対回転
を確実に防止できるようにしたものであり、装飾体11
の凹部11aの底面にも、溝eと奥拡がりの周面部fと
の間の空間Pに連なる局部的凹入部nを形成した点に特
徴がある。
【0032】上記の構成によれば、たとえ接着面が剥が
れても、硬化した接着剤Aに対する連結基板10の回転
が局部的凹入部mに入り込んで硬化した接着剤により阻
止され、硬化した接着剤Aに対する装飾体11の回転が
局部的凹入部nに入り込んで硬化した接着剤により阻止
され、結果的に、連結基板10と装飾体11との相対回
転が阻止されることになる。その他の構成や作用は、図
9〜図11に示した実施の形態と同じである。
【0033】尚、図面では、連結基板10側の局部的凹
入部mと凹部11a側の局部的凹入部nとの個数を同じ
にして、両者m,nの位相を一致させているが、局部的
凹入部m,nの個数を異ならせたり位相を異ならせたり
することが可能である。
【0034】図15、図16は、別の実施の形態を示
す。この実施の形態は、連結基板10と装飾体11の嵌
め込み作業が容易なように、連結基板10と装飾体11
の凹部11aを夫々円形にする一方、連結基板10の裏
面に多数の凸部jを形成して、連結基板10と装飾体1
1との相対回転を防止する点に特徴がある。即ち、連結
基板10の外周面に周方向に沿った環状の溝eを形成す
る一方、装飾体11の凹部11aの内周面には、奥拡が
りの周面部fを有する環状凹部11bを形成し、連結基
板10の裏面に多数の凸部jを形成すると共に、前記溝
eと環状凹部11b間に形成される空間Pに接着剤Aを
充填して、連結基板10と装飾体11とを相対回転不能
ならびに抜出し不能な状態に一体化させたものである。
この場合、装飾体11の材料としては、接着剤Aとの付
着力が強いもの(例えば、ガラス、陶器、ナイロン樹脂
等)が使用され、連結基板10の材料としては、ネジ孔
cの形成に支障のないものであれば足り、接着剤Aとの
付着力が弱いもの(例えば、ポリアセタール樹脂)であ
ってもよい。
【0035】上記の構成によれば、図16の(ロ)に示
すように、連結基板10裏面の凸部jが硬化した接着剤
Aの層内に入り込んでいるので、連結基板10と接着剤
Aとの接着面が剥がれても、硬化した接着剤Aに対する
連結基板10の回転は、凸部jと硬化した接着剤Aとの
係合によって阻止され、結果的に、連結基板10と装飾
体11との相対回転が不能となるのである。
【0036】尚、図15では、連結基板10の裏面に多
数の凸部jを形成したが、凸部jの代わりに、図17に
示すような多数の凹部jを形成してもよい。また、凸部
又は凹部jは、図18や図19に示すように、リブ状又
は溝状に連続したものであってもよい。
【0037】図20、図21は、別の実施の形態を示
す。この実施の形態は、連結基板10と装飾体11が、
何れもポリアセタール樹脂のように耐薬品性に富み、接
着剤Aとの付着力が弱い材料で製作される場合に対応で
きるようにしたものであり、装飾体11の凹部11aの
底面にも凸部又は凹部jを形成した点に特徴がある。
【0038】上記の構成によれば、硬化した接着剤Aに
対する連結基板10の回転は、連結基板10裏面の凸部
又は凹部jと硬化した接着剤Aとの係合によって阻止さ
れ、硬化した接着剤Aに対する装飾体11の回転は、凹
部11a底面の凸部又は凹部jと硬化した接着剤Aとの
係合によって阻止されることになり、結果的に、連結基
板10と装飾体11との相対回転が不能となる。その他
の構成や作用は、図15〜図19で示した実施の形態と
同じである。
【0039】図22、図23は、別の実施の形態を示
す。この実施の形態は、連結基板10と装飾体11の嵌
め込み作業が容易なように、連結基板10と装飾体11
の凹部11aを夫々円形にする一方、連結基板10の外
周面に形成した溝eの直径方向2ヵ所に、溝eを埋める
隆起部16,16を形成して、連結基板10と装飾体1
1との相対回転を防止する点に特徴がある。即ち、連結
基板10の外周面に周方向に沿った溝eを形成する一
方、装飾体11の凹部11aの内周面には、奥拡がりの
周面部fを有する環状凹部11bを形成し、前記溝e直
径方向2ヵ所に、溝eを埋める隆起部(硬化した接着剤
Aと係合する隆起部)16,16を形成すると共に、前
記溝eと環状凹部11b間に形成される空間Pに接着剤
Aを充填して、連結基板10と装飾体11とを相対回転
不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させたものであ
る。
【0040】この場合、装飾体11の材料としては、接
着剤Aとの付着力が強いもの(例えば、ガラス、陶器、
ナイロン樹脂等)が使用され、連結基板10の材料とし
ては、ネジ孔cの形成に支障のないものであれば足り、
接着剤Aとの付着力が弱いもの(例えば、ポリアセター
ル樹脂)であってもよい。連結基板10と装飾体11
が、何れもポリアセタール樹脂のように耐薬品性に富
み、接着剤Aとの付着力が弱い材料で製作される場合に
対応できるようにしたものであり、装飾体11の凹部1
1aの底面に、上述した凸部又は凹部j等を形成すれば
よい。
【0041】この構成によれば、隆起部16,16を、
溝eの直径方向2ヵ所に設けるので、連結基板10を射
出成形する場合、連結基板10の射出成形用金型を、連
結基板10の中心を金型分離ラインとする二つ割り構造
とするにあたり、金型分離ラインと前記隆起部16,1
6とを合致させることにより、連結基板10を容易に成
形できる利点がある。
【0042】尚、本発明において、連結基板10の外周
面に形成する環状溝eの断面形状や本数、装飾体11の
凹部11aの内周面に形成する環状凹部11bの断面形
状や本数は、図24〜図26に、その代表例を示すよう
に、任意に設定でき、図示の形状だけに限定されるべき
ものではない。また、図27や図28に示すように、装
飾体11における凹部11aの底面に、連結基板10と
嵌合する凹入部kを形成することより、接着剤Aが硬化
するまでの間における装飾体11に対する連結基板10
の横移動(位置ずれ)を確実に防止でき、製造が一層容
易になる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、雄
型スナップや雌型スナップやその他の服飾品を構成する
にあたり、その構成部品である服飾部材を、ネジ孔が形
成された連結基板と、表面に装飾が施され裏面には連結
基板を嵌め込むための凹部が形成された装飾体との二部
材から構成して、両者を相対回転不能ならびに抜出し不
能な状態に一体化させ、前記ネジ孔に螺合するネジ部材
によって、服飾部材と可撓性シートの裏面側に配置され
るシート挟着部材とを連結するようにしたので、連結基
板と装飾体の各々に適した材料を選択することにより装
飾効果を高めることができ、しかも、スナップ打ち機で
突起をカシメ止めする場合のように、服飾部材の形状に
合わせて形状の異なる多数の受け具を準備しておく必要
もなく、少量多品種の商品でも、低コストで製造できる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄型スナップと服飾品としての雌型スナップと
の断面図である。
【図2】服飾品としての雌型スナップの分解斜視図であ
る。
【図3】服飾部材の連結基板と装飾体との分解斜視図で
ある。
【図4】一体化前の連結基板と装飾体との断面図であ
る。
【図5】別の実施の形態を示す連結基板と装飾体との一
体化前の断面図である。
【図6】図5に示す連結基板と装飾体とによる服飾部材
の断面図である。
【図7】別の実施の形態を示す連結基板と装飾体との一
体化前の断面図である。
【図8】図7に示す連結基板と装飾体とによる服飾部材
の断面図である。
【図9】別の実施の形態を示す服飾品としての雌型スナ
ップの断面図である。
【図10】図9に示す服飾部材の連結基板と装飾体との
分解斜視図である。
【図11】図9に示す服飾部材の連結基板と装飾体との
一体化前の断面図である。
【図12】別の実施の形態を示す服飾品としての雌型ス
ナップの断面図である。
【図13】図12に示す服飾部材の連結基板と装飾体と
の分解斜視図である。
【図14】図12に示す服飾部材の連結基板と装飾体と
の一体化前の断面図である。
【図15】別の実施の形態を示す連結基板の斜視図であ
る。
【図16】図15に示す連結基板を使用した服飾部材の
構成を説明するための断面図である。
【図17】別の実施の形態を示す連結基板の斜視図であ
る。
【図18】別の実施の形態を示す連結基板の斜視図であ
る。
【図19】別の実施の形態を示す連結基板の斜視図であ
る。
【図20】別の実施の形態を示す服飾部材の連結基板と
装飾体との分解斜視図である。
【図21】図20に示す連結基板と装飾体とを一体化し
てなる服飾部材の断面図である。
【図22】別の実施の形態を示す服飾部材の連結基板と
装飾体との分解斜視図である。
【図23】図22に示す服飾部材の連結基板と装飾体と
の一体化前の断面図である。
【図24】別の実施の形態を示す服飾部材の断面図であ
る。
【図25】別の実施の形態を示す服飾部材の断面図であ
る。
【図26】別の実施の形態を示す服飾部材の断面図であ
る。
【図27】別の実施の形態を示す服飾品としての雌型ス
ナップの断面図である。
【図28】別の実施の形態を示す服飾品としての雄型ス
ナップの断面図である。
【図29】従来例を示す雄型スナップと服飾品としての
雌型スナップとの断面図である。
【符号の説明】
3…可撓性シート、7…服飾部材、8…シート挟着部
材、9…ネジ部材、10…連結基板、11…装飾体、1
1a…凹部、c…ネジ孔。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に装飾が施された服飾部材と、可撓
    性シートの裏面側に配置されるシート挟着部材と、両者
    を連結するネジ部材とから成り、前記服飾部材を、ネジ
    部材螺合用のネジ孔が形成された連結基板と、表面に装
    飾が施され裏面には連結基板を嵌め込むための凹部が形
    成された装飾体とから構成し、装飾体と連結基板とを相
    対回転不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させてあ
    ることを特徴とする服飾品。
  2. 【請求項2】 前記連結基板および前記凹部を夫々非円
    形に形成し、この連結基板の外周面に周方向に沿った溝
    を形成する一方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面
    部を形成し、前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に
    接着剤を充填して、連結基板と装飾体とを相対回転不能
    ならびに抜出し不能な状態に一体化させてあることを特
    徴とする請求項1に記載の服飾品。
  3. 【請求項3】 前記連結基板および前記凹部を夫々非円
    形に形成し、前記装飾体の凹部まわりに設けた立ち上が
    り部を、前記凹部に嵌め込まれた連結基板の裏面側に塑
    性変形させることによって、連結基板と装飾体とを相対
    回転不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の服飾品。
  4. 【請求項4】 前記連結基板および前記凹部を夫々非円
    形に形成し、前記凹部を奥拡がりに形成する一方、前記
    連結基板の外周面部には前記奥拡がりの凹部に対応する
    隆起部を設けて、連結基板を凹部に弾性的に嵌着させる
    ことにより、連結基板と装飾体とを相対回転不能ならび
    に抜出し不能な状態に一体化させてあることを特徴とす
    る請求項1に記載の服飾品。
  5. 【請求項5】 前記連結基板および前記凹部を夫々円形
    に形成し、この連結基板の外周面に周方向に沿った溝を
    形成する一方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部
    を形成し、前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に連
    なる局部的凹入部を前記連結基板に形成すると共に、こ
    の局部的凹入部と前記空間とに接着剤を充填して、連結
    基板と装飾体とを相対回転不能ならびに抜出し不能な状
    態に一体化させてあることを特徴とする請求項1に記載
    の服飾品。
  6. 【請求項6】 溝と奥拡がりの周面部との間の空間に連
    なる局部的凹入部を前記装飾体にも形成してあることを
    特徴とする請求項5に記載の服飾品。
  7. 【請求項7】 前記連結基板および前記凹部を夫々円形
    に形成し、この連結基板の外周面に周方向に沿った溝を
    形成する一方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部
    を形成し、前記連結基板の裏面に凸部又は凹部を形成す
    ると共に、前記溝と奥拡がりの周面部との間の空間に接
    着剤を充填して、連結基板と装飾体とを相対回転不能な
    らびに抜出し不能な状態に一体化させてあることを特徴
    とする請求項1に記載の服飾品。
  8. 【請求項8】 前記凹部の底面にも凸部又は凹部を形成
    してあることを特徴とする請求項7に記載の服飾品。
  9. 【請求項9】 前記連結基板および前記凹部を夫々円形
    に形成し、この連結基板の外周面に周方向に沿った溝を
    形成する一方、前記凹部の内周面には奥拡がりの周面部
    を形成し、前記溝の直径方向2ヵ所に、溝を埋める隆起
    部を形成すると共に、前記溝と奥拡がりの周面部との間
    の空間に接着剤を充填して、連結基板と装飾体とを相対
    回転不能ならびに抜出し不能な状態に一体化させてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の服飾品。
  10. 【請求項10】 前記シート挟着部材が、雄型又は雌型
    のスナップ用嵌合体に構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれかに記載の服飾品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107232693A (zh) * 2017-06-19 2017-10-10 刘菁 一种用于衣服的纽扣
CN107246431A (zh) * 2017-08-02 2017-10-13 李海东 一种卡扣装置

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CN107232693A (zh) * 2017-06-19 2017-10-10 刘菁 一种用于衣服的纽扣
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