JPH09135125A - 増幅器の異常検出回路 - Google Patents

増幅器の異常検出回路

Info

Publication number
JPH09135125A
JPH09135125A JP7311661A JP31166195A JPH09135125A JP H09135125 A JPH09135125 A JP H09135125A JP 7311661 A JP7311661 A JP 7311661A JP 31166195 A JP31166195 A JP 31166195A JP H09135125 A JPH09135125 A JP H09135125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
amplifier
pilot signal
output
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7311661A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Takenaga
浩太郎 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP7311661A priority Critical patent/JPH09135125A/ja
Publication of JPH09135125A publication Critical patent/JPH09135125A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力側の分配用90°カプラー2と出力側の合
成用90°カプラー3との間の2つの増幅器1の異常を
検出する回路を簡易化する。 【解決手段】分配用90°カプラー2の入力側アイソレ
ーションポートにパイロット信号を入力し、合成用90
°カプラー3の出力側アイソレーションポートからパイ
ロット信号を抽出し、フィルタ8で選択し、増幅,検波
して監視出力を得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機に用いら
れ、冗長性を持たせる場合や飽和出力を上げる場合の構
成として、90°カプラーを使用して2つの増幅器を並
列に配置した増幅装置における増幅器の異常検出回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の一般的な2つの増幅器の
利得低下又は破損などの異常を検出する方法として、パ
イロット信号を使用した回路構成例である。図におい
て、1は2つの増幅器、2は2つの増幅器1に入力する
信号を分配する90°カプラー、3は2つの増幅器1の
出力を合成する90°カプラー、4はアイソレーション
ポート用の終端器、5は帯域外周波数のパイロット信号
を発生させる発振器、6はパイロット信号を増幅器の入
力に結合させるための結合器、7は増幅器の出力のパイ
ロット信号を分配する分配器、8は分配器7によって分
配された信号からパイロット信号のみを取り出すフィル
タ、9はパイロット信号を検波して電圧信号とする検波
器、10はパイロット信号を検波可能なレベルまで増幅
する増幅器、11は2つの増幅器1で増幅された出力に
含まれているパイロット信号を除去するフィルタであ
る。
【0003】本方式において、2つの増幅器1が正常に
動作している場合、検波器9の出力には、カプラー6で
結合入力され増幅器1で増幅され、分配器7で分配され
たパイロット信号が検波器9で検波されたある一定の電
圧が発生する。何らかの原因で、増幅器1が異常(利得
低下又は破損)となったとき、検波器9の電圧が低下す
るので、これを監視することによって増幅器1の異常を
検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の回路
構成の場合、下記のような欠点がある。 (1)パイロット信号を結合又は分配するためのカプラ
ー6,7が必要である。 (2)増幅器の出力に含まれるパイロット信号を除去す
るフィルタ11が必要である。 (3)カプラー6,7およびフィルタ11の挿入損失に
より増幅器の利得・NF・飽和出力の低下が生じる。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点である
増幅器の利得・NF・飽和出力の低下を生じることな
く、増幅器の異常を検出することができる異常検出回路
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の増幅器の異常検
出回路は、入力信号を第1の90°カプラーによって相
互の位相差が90°の信号に分配し、それぞれ2つの増
幅器で増幅したのち第2の90°カプラーで合成する増
幅装置の前記2つの増幅器の異常を検出するために、前
記第1の90°カプラーの入力側アイソレーションポー
トにパイロット信号を入力し、前記第2の90°カプラ
ーの出力側アイソレーションポートに接続されたフィル
タによって前記パイロット信号を取り出し増幅,検波し
て監視出力とするように構成したことを特徴とするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示すブロ
ック図である。図において、1,2,3,5,8,9,
10は、図3の従来例と同じ増幅器1,分配用90°カ
プラー2,合成用90°カプラー3,発振器5,フィル
タ8,検波器9,増幅器10である。14は、図3の終
端器4と同じ機能を有し、かつ、信号を減衰させる減衰
器である。
【0008】本発明では、増幅器1の異常検出を行うた
めのパイロット信号を、分配及び合成用の90°カプラ
ー2及び3のアイソレーションポートにて結合及び分配
を行う方式であり、図3のパイロット信号の結合及び分
配のためのカプラー6,7、パイロット信号を除去する
フィルタ11を省くことができる。
【0009】図2は本発明の回路の原理を示す説明図で
ある。図2において、1は増幅器、2は分配用90°カ
プラー、3は合成用90°カプラーである。増幅器1の
入出力インピーダンスが等しい場合、分配用90°カプ
ラー2において、ポートから入力された信号電力(i
n)は、ポートとに2分される。この時ポートと
に2分された信号電力の位相は90°の位相差を有
し、アイソレーションボートには何も出力されない。
同じように、アイソレーションポートから入力された
パイロット信号電力 (pin)は、位相差90°でポート
とに2分され、ポートには出力されない。
【0010】分配用90°カプラー2でそれぞれ2分さ
れた信号電力とパイロット信号電力は2つの増幅器1に
よりそれぞれ増幅され、合成用90°カプラー3のポー
ト及びにそれぞれ入力される。合成用90°カプラ
ー3のポート及びに入力された電力は、ポート及
びに位相差90°でそれぞれ分配出力される。アイソ
レーションポートに分配された電力のうち、信号成分
INについては位相が逆なので相殺され、パイロット信
号成分PINについては同相なので合成されて出力され
る。同じようにポートの出力についてはパイロット信
号成分PINは相殺され、信号電力の成分INについて
は合成されて出力される。
【0011】以上のことから、図1において、分配用9
0°カプラー2の入力ポートより入力された信号は合
成用90°カプラー3の出力ポートから出力され、発
振器5にて発生し減衰器14を介して分配用90°カプ
ラー2のアイソレーションポートに入力されたパイロ
ット信号は、合成用90°カプラー3のアイソレーショ
ンポートから出力されて減衰器14を介してフィルタ
8に出力されるのでお互いに独立し、干渉することはな
い。従って、図3のようにパイロット信号を入力側で結
合し出力側で分配するカプラー6,7は必要なく、信号
とパイロット信号が独立しているので、フィルタ11も
省くことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明を実施することにより、増幅器の
利得・NF・飽和出力等を低下させることなく、パイロ
ット信号を使用して増幅器の異常検出を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の増幅器の異常検出回路例図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の原理の説明図である。
【符号の説明】
1 増幅器 2 分配用90°カプラー 3 合成用90°カプラー 4 終端器 5 パイロット信号発振器 6 結合器 7 分配器 8,11 フィルタ 9 検波器 10 増幅器 14 減衰器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を第1の90°カプラーによっ
    て相互の位相差が90°の信号に分配し、それぞれ2つ
    の増幅器で増幅したのち第2の90°カプラーで合成す
    る増幅装置の前記2つの増幅器の異常を検出するため
    に、 前記第1の90°カプラーの入力側アイソレーションポ
    ートにパイロット信号を入力し、前記第2の90°カプ
    ラーの出力側アイソレーションポートに接続されたフィ
    ルタによって前記パイロット信号を取り出し増幅,検波
    して監視出力とするように構成したことを特徴とする増
    幅器の異常検出回路。
JP7311661A 1995-11-07 1995-11-07 増幅器の異常検出回路 Pending JPH09135125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7311661A JPH09135125A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 増幅器の異常検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7311661A JPH09135125A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 増幅器の異常検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09135125A true JPH09135125A (ja) 1997-05-20

Family

ID=18019972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7311661A Pending JPH09135125A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 増幅器の異常検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09135125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690921B1 (en) 1999-09-01 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Receiving apparatus, base station apparatus using same and radio communication system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690921B1 (en) 1999-09-01 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Receiving apparatus, base station apparatus using same and radio communication system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5910975B2 (ja) 高周波電力増幅器を終端不良から保護する方法及び装置
JPH1022980A (ja) 波長多重光増幅装置と波長多重光伝送装置
JPH09135125A (ja) 増幅器の異常検出回路
JPH11145746A (ja) 異常検出機能付き高周波増幅装置
JP2000183665A (ja) 異常検出回路の付いた増幅装置
JPS633481B2 (ja)
JPH0482432A (ja) 受信ブースタ増幅器の監視装置
JP2864876B2 (ja) 光中継器
JP3018772B2 (ja) 光増幅器
JP3085555B2 (ja) 光増幅器
JPS5859609A (ja) 増幅装置
JPS5880936A (ja) Fm信号伝送システム
JP2832352B2 (ja) 音声帯域内信号装置
JP2008118581A (ja) 電力増幅器及びその動作制御方法並びに送信機
JPS6112140A (ja) 高周波増幅回路の故障検出方式
JPH11112362A (ja) 電力合成方法と電力増幅装置
JP3371838B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JP3927047B2 (ja) 測定端子を備えた双方向増幅器
JPS6367006A (ja) 電力増幅器
JPS6019335A (ja) 増幅器動作のチエツク方式
JPH11205289A (ja) 光波長多重方法およびその装置
JPH03242053A (ja) 監視信号を処理する光直接増幅器を用いた光中継装置
JPH04326215A (ja) 光中継伝送路監視方法および装置
JPH05243859A (ja) 誤動作検出機能付きフィードフォワード増幅器
JP2005176195A (ja) フィードフォワード・アンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301