JPH09134641A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH09134641A
JPH09134641A JP31736395A JP31736395A JPH09134641A JP H09134641 A JPH09134641 A JP H09134641A JP 31736395 A JP31736395 A JP 31736395A JP 31736395 A JP31736395 A JP 31736395A JP H09134641 A JPH09134641 A JP H09134641A
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JP
Japan
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cam
holder
contact
spring
valley
Prior art date
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Pending
Application number
JP31736395A
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English (en)
Inventor
Minoru Nishio
実 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打音の発生を防止して良好な操作感を得るこ
とのできるスイッチ装置30を提供すること。 【解決手段】 ケース31に組付けスプリング34で後
退方向に付勢したホルダー32にスプリング36で押圧
子35を左右の揺動可能に装着してホルダー32の進退
方向と平行な中立位置に保持し、カム37を中立位置に
ある押圧子35の先端がカム面32cの山形凸部32a
に臨むように枢軸38にて左右の回動可能に組付け、コ
ンタクトホルダー39をカム37の左右の回動に連動し
て可動接点43が固定接点45,46に接離するように
カム37に連係したスイッチ装置であって、カム37を
所定の回動位置に保持する節度機構の節度山31cに節
度谷31dを連設し、カム37の運動エネルギーを突子
40と節度谷31dの斜面との摩擦で減衰させて停止さ
せ、カム37の衝当するストッパーを省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチ装置に関
し、より詳しくは車両におけるヘッドライトをハイビー
ムとロービームに切換えるディマスイッチに好適なスイ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディマスイッチ10は図3に一例
を示すように、ケース11にホルダー12を進退可能に
組付け、リターンスプリング13にて後退方向に付勢
し、ホルダー12に円錐台形のコイルスプリング14を
介して押圧子15を左右の揺動可能に装着するととも
に、該コイルスプリング14でホルダー12の進退方向
と平行な中立位置に弾撥的に保持している。前記のケー
ス11にはカム16が枢軸17で左右の回動可能に組付
けられている。このカム16は一端に山形凸部16aと
該山形凸部16aの両側に連設した谷形凹部16bから
なるカム面16cが形成され、中立位置にある押圧子1
5の先端が山形凸部16aに臨むように枢軸17が中立
位置における押圧子の中心線上に配置されている。カム
16の左右の回動を制限するためケース11にはカム1
6の左右の端部が当接する左右一対のストッパ部11
a,11bが設けられている。また、カム16には他端
面に開口する中空部16dが形成され、該中空部16d
に突子23とこの突子23を中空部16dから突出する
ように付勢するスプリング24が装着されている。そし
て、ケース11の底部に突子23が弾力的に摺接してカ
ム16を左右の回動位置に保持する節度山11cが形成
されている。ケース11には可動接点18を有するコン
タクトホルダー19が左右の往復移動可能に組付られ、
カム16の左右の回動に連動して左右に往復移動し、ケ
ース11の底部に固着した固定接点20,21に可動接
点18が接離するようにカム16に連係されている。か
かる構成のディマスイッチ10によれば、レバー22の
回動操作によりホルダー12を図3に矢印Aで示すよう
に前進させると、押圧子15の先端が山形凸部16aの
右側側面を押圧するので、カム16が時計方向に反転
し、カム16の左端部がストッパー部11aに当接して
回動位置に停止し、突子23が節度山11cの左側裾部
に弾力的に摺接して回動位置に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した従来
のディマスイッチ10では、押圧子15の前進により反
転するカム16をその端部がストッパー部11a,11
bに衝当することで強制的に停止しているが、衝当時に
打音が発生する。本発明はかかる問題点に鑑み、打音の
発生を防止して良好な操作感を得ることのできるスイッ
チ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ケースに進退可能に組付けられ第1スプリングにて後退
方向に付勢したホルダーと、ホルダーに左右の揺動可能
に装着され、かつ第2スプリングで前記ホルダーの進退
方向と平行な中立位置に保持した押圧子と、一端に山形
凸部と該山形凸部の両側に連設した谷形凹部からなるカ
ム面を有し、中立位置にある前記押圧子の先端が山形凸
部に臨むように中立位置における押圧子の中心線上に設
けた軸にて左右の回動可能にケースに組付けられ、前記
押圧子の先端が山形凸部の一側面を押圧することにより
交互に左右へ回動するカムと、可動接点を有しカムの左
右の回動に連動して可動接点が固定接点に接離するよう
にカムに連係したコンタクトホルダーと、ケースに設け
た節度山とカムに進退可能に装着してスプリングで該節
度山に弾力的に摺接する突子からなり前記カムを可動接
点が固定接点に接触する左右の所定回動位置に保持する
節度機構を備えたスイッチ装置において、前記節度山の
両側に前記カムの前記所定回動位置を越える過回動を許
容すると共にカムの回動運動のエネルギーを減衰させて
カムを前記左右の所定回動位置に停止させる節度谷を連
設したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に係る発明によれば、押
圧子の押圧によって反転するカムの運動エネルギーを節
度谷で減衰させることによりカムを所定の回動位置に停
止させるので、カムの衝当により強制的にカムを所定の
回動位置に停止させるストッパー部を省略できる。これ
により、カムがストッパー部に衝当して発生する打音を
なくすことができるので、良好な操作感を得ることがで
きる。また、カムが所定の回動位置を越えて過回動する
ので、カムに連動して可動接点も広範囲にわたって固定
接点上を摺動する。このため、アークにより発生して固
定接点に付着している炭化物を広い範囲から除去できる
ので、可動接点と固定接点の電気的接触が安定する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1には本発明の一実施形態に係るディマスイ
ッチ30が示されている。当該ディマスイッチ30は取
付口31aを形成したケース31を備えている。取付口
31aにはホルダー32がレバー33の回動操作によっ
て進退するように組付けられ、左右一対のリターンスプ
リング34で後退方向に付勢されると共に取付口31a
の端部に設けたフック31bがホルダー32のフック3
2aに係合して抜け止めされている。ホルダー32には
押圧子35の後端部が遊嵌する凹部32bと円錐台形の
コイルスプリング36を装着するための中空部32cが
形成されている。一方、押圧子35の後端部には左右一
対の突起35aが形成されている。押圧子35は突起3
5aを凹部32b遊嵌させることにより左右に揺動可能
にホルダー32に装着され、コイルスプリング36で図
1に示すように、ホルダー32の進退方向と平行な中立
位置に弾撥的に保持されている。
【0007】ケース31にはカム37が枢軸38にて左
右に回動可能に組付けらると共にコンタクトホルダー3
9がケース31の底面に沿って左右に往復移動可能に組
付けられている。カム37は一端に山形凸部37aと該
山形凸部37aの両側に連設した谷形凹部37bからな
るカム面37cが形成され、中立位置にある押圧子35
の先端が山形凸部37aに臨むように、枢軸38が中立
位置における押圧子35の中心線上に配置されている。
カム37の他端はコンタクトホルダー39に形成した係
合孔39aに係合している。また、カム37には他端面
に開口する中空部37dが形成され、該中空部37dに
突子40とこの突子40を中空部37dから突出するよ
うに付勢するスプリング41が装着されている。一方、
ケース31の底部には節度山31c及び節度山31cの
両側に連なる節度谷31dが形成され、突子40がスプ
リング41によって弾力的に節度山31c及び節度谷3
1dに摺接し、節度機構を構成している。さらに、カム
37の左右の端部が対向する箇所には該端部が衝当する
のを回避するため切欠部31eが形成されている。
【0008】前記コンタクトホルダー39は左右に往復
移動するように、ケース31の底面とケース31の内面
に固定したガイド部材42にて案内されている。コンタ
クトホルダー39には断面形状が略U字形の可動接点4
3とスプリング44が装着され、ケース31の底面に固
着した一対の固定接点45,46との間に所要の接触圧
が得られるようにスプリング44でケース31の底面に
向けて付勢されている。
【0009】本実施形態に係るディマスイッチ30は以
上の構成からなり、レバー33の回動操作によりホルダ
ー32を図1に矢印Aで示すように前進させると、押圧
子35の先端が山形凸部37aの右側面を押圧するの
で、カム37が矢印Bに示すように時計方向に反転し、
コンタクトホルダー39が矢印Cで示すように左方へ移
動する。カム37の反転に伴い突子40は図2に模式的
に示すように、右側の節度谷31dの谷底に接する位置
Dから節度山31cの右斜面に摺接しながら上昇し、節
度山31cの頂を越え、さらに節度山31cの左斜面に
沿って下降し、左側の節度谷31dの谷底の位置Eに到
る。しかし、谷底で停止するのではなく、谷底を越えて
さらに節度谷31dの斜面を上昇する。このため、カム
37は可動接点43が両固定接点45,46に接触する
所定の回動位置を越えて過回動するので、可動接点43
が固定接点46の広い範囲にわたって摺接することにな
る。
【0010】突子40が谷底を越えて左側の節度谷31
dの斜面を上昇するとき、突子40と節度谷31dの斜
面との摩擦抵抗でカム37の回動運動のエネルギーが減
衰する。突子40が節度谷31dの斜面の上部位置Fに
達すると、カム37の運動エネルギーが消滅するので、
この位置Fから谷の斜面に沿って下降し、谷底を中心に
して若干の振幅を繰り返した後、谷底の位置Eで停止す
る。その結果、可動接点43が両固定接点45,46に
接触し、両固定接点45,46間が導通する。このよう
に本実施形態に係るディマスイッチ30によれば、押圧
子35の押圧によって反転するカム37の運動エネルギ
ーを節度谷31dで減衰させることによりカム37を所
定の回動位置に停止させるので、強制的にカム37を所
定の回動位置に停止させるストッパー部を省略できる。
これにより、カム37がストッパー部に衝当して発生す
る打音をなくすことができる。また、カム37が所定の
回動位置Eを越えて過回動するので、カム37に連動し
て可動接点43も広範囲にわたって固定接点45,46
上を摺動する。このため、アークにより発生して固定接
点45,46に付着している炭化物を広い範囲から除去
できるので、可動接点43と固定接点45,46の電気
的接触が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るディマスイッチを
示す断面図である。
【図2】 同ディマスイッチの突子の作動を模式的に示
す説明図である。
【図3】 従来のディマスイッチを示す断面図である。
【符号の説明】
30…ディマスイッチ、31…ケース、31c…節度
山、31d…節度谷、32…ホルダー、34…リターン
スプリング、35…押圧子、36…コイルスプリング、
37…カム、37a…山形凸部、37b…谷形凹部、3
7c…カム面、38…枢軸、39…コンタクトホルダ
ー、40…突子、41…スプリング、43…可動接点、
45,46…固定接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに進退可能に組付けられ第1スプ
    リングにて後退方向に付勢したホルダーと、ホルダーに
    左右の揺動可能に装着され、かつ第2スプリングで前記
    ホルダーの進退方向と平行な中立位置に保持した押圧子
    と、一端に山形凸部と該山形凸部の両側に連設した谷形
    凹部からなるカム面を有し、中立位置にある前記押圧子
    の先端が山形凸部に臨むように中立位置における押圧子
    の中心線上に設けた軸にて左右の回動可能にケースに組
    付けられ、前記押圧子の先端が山形凸部の一側面を押圧
    することにより交互に左右へ回動するカムと、可動接点
    を有しカムの左右の回動に連動して可動接点が固定接点
    に接離するようにカムに連係したコンタクトホルダー
    と、ケースに設けた節度山とカムに進退可能に装着して
    スプリングで該節度山に弾力的に摺接する突子からなり
    前記カムを可動接点が固定接点に接触する左右の所定回
    動位置に保持する節度機構を備えたスイッチ装置におい
    て、前記節度山の両側に前記カムの前記所定回動位置を
    越える過回動を許容すると共にカムの回動運動のエネル
    ギーを減衰させてカムを前記左右の所定回動位置に停止
    させる節度谷を連設したことを特徴とするスイッチ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113782366A (zh) * 2021-09-14 2021-12-10 歌尔科技有限公司 一种按键防护自锁装置及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113782366A (zh) * 2021-09-14 2021-12-10 歌尔科技有限公司 一种按键防护自锁装置及电子设备
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