JPH09134059A - 帯電装置 - Google Patents
帯電装置Info
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- JPH09134059A JPH09134059A JP29235595A JP29235595A JPH09134059A JP H09134059 A JPH09134059 A JP H09134059A JP 29235595 A JP29235595 A JP 29235595A JP 29235595 A JP29235595 A JP 29235595A JP H09134059 A JPH09134059 A JP H09134059A
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- Japan
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- connecting member
- holder
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリ−ニング中のパッドずれの防止。パッド
の摺擦面更新を長期に安定化。パッド交換およびパッド
の初期位置設定の容易化。パッド駆動および面更新を自
動化。 【解決手段】 帯電ワイヤ,該ワイヤを清掃するための
パッド,該パッドを支持するホルダ,該ホルダを支持す
るキャリッジ、および、帯電ワイヤの延びる方向のキャ
リッジの移動を案内するガイド部材を備える帯電装置に
おいて、帯電ワイヤ(1)に直交する方向に延び、キャリ
ッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)で該直交方向に移動可能
に支持され他方(3)には結合した連結部材(4)、および、
該連結部材を直交方向にシフトする手段(41,81,5〜7)、
を備えることを特徴とする。
の摺擦面更新を長期に安定化。パッド交換およびパッド
の初期位置設定の容易化。パッド駆動および面更新を自
動化。 【解決手段】 帯電ワイヤ,該ワイヤを清掃するための
パッド,該パッドを支持するホルダ,該ホルダを支持す
るキャリッジ、および、帯電ワイヤの延びる方向のキャ
リッジの移動を案内するガイド部材を備える帯電装置に
おいて、帯電ワイヤ(1)に直交する方向に延び、キャリ
ッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)で該直交方向に移動可能
に支持され他方(3)には結合した連結部材(4)、および、
該連結部材を直交方向にシフトする手段(41,81,5〜7)、
を備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電ワイヤを有す
る帯電装置に関し、特に、帯電ワイヤをクリーニングす
るためのパッドを有する帯電装置に関する。
る帯電装置に関し、特に、帯電ワイヤをクリーニングす
るためのパッドを有する帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機等の電子写真方式の画像形
成装置の感光体を帯電する為に、帯電ワイヤによってコ
ロナ放電を行なう帯電装置においては、経時的な帯電ワ
イヤの汚れや劣化により、放電ムラが生じ、様々な画像
上の不具合が生じる。これを未然に防ぐ為に定期的に帯
電ワイヤの清掃を行なうのが望ましい。この清掃には、
パッド等を摺擦する方法が色々と提案されている。パッ
ドを帯電ワイヤに圧接してワイヤが延びる方向に駆動す
ることにより、帯電ワイヤの付着物がパッドで拭い取ら
れるが、これを繰返すことにより、パッドの、ワイヤ当
接面が損耗してクリ−ニング効果が低下する。
成装置の感光体を帯電する為に、帯電ワイヤによってコ
ロナ放電を行なう帯電装置においては、経時的な帯電ワ
イヤの汚れや劣化により、放電ムラが生じ、様々な画像
上の不具合が生じる。これを未然に防ぐ為に定期的に帯
電ワイヤの清掃を行なうのが望ましい。この清掃には、
パッド等を摺擦する方法が色々と提案されている。パッ
ドを帯電ワイヤに圧接してワイヤが延びる方向に駆動す
ることにより、帯電ワイヤの付着物がパッドで拭い取ら
れるが、これを繰返すことにより、パッドの、ワイヤ当
接面が損耗してクリ−ニング効果が低下する。
【0003】特開平4−181273号公報には、帯電
ワイヤに対してパッドをずらして、ワイヤ当接面を更新
するという提案がある。これにおいては、キャリッジ
に、帯電ワイヤが延びる方向に傾斜したガイドレ−ルが
あり、このガイドレ−ルにパッドホルダが装着されてい
る。帯電装置の端部には、帯電ワイヤと平行なストッパ
ねじがあり、キャリッジが該端部に到達するときパッド
ホルダ1がストッパねじの先端に当る。ストッパねじを
ねじ込むと、キャリッジ5該端部に到達するときパッド
ホルダが止められ、キャリッジは更に該端部に近づくよ
うに移動するので、キャリッジに対してパッドホルダが
傾斜ガイドレ−ルに沿って移動し、これにより帯電ワイ
ヤに対するパッドの、ワイヤに直交する方向の距離が変
わる。すなわち帯電ワイヤに当るパッド面が更新され
る。
ワイヤに対してパッドをずらして、ワイヤ当接面を更新
するという提案がある。これにおいては、キャリッジ
に、帯電ワイヤが延びる方向に傾斜したガイドレ−ルが
あり、このガイドレ−ルにパッドホルダが装着されてい
る。帯電装置の端部には、帯電ワイヤと平行なストッパ
ねじがあり、キャリッジが該端部に到達するときパッド
ホルダ1がストッパねじの先端に当る。ストッパねじを
ねじ込むと、キャリッジ5該端部に到達するときパッド
ホルダが止められ、キャリッジは更に該端部に近づくよ
うに移動するので、キャリッジに対してパッドホルダが
傾斜ガイドレ−ルに沿って移動し、これにより帯電ワイ
ヤに対するパッドの、ワイヤに直交する方向の距離が変
わる。すなわち帯電ワイヤに当るパッド面が更新され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがクリ−ニング
中(ワイヤに対してパッドが摺擦移動中)には、キャリ
ッジが帯電ワイヤの延びる方向に移動するが、帯電ワイ
ヤとの接触摩擦がパッドに移動抵抗を与える。この移動
抵抗よりも、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルとの間の
移動抵抗が小さいと、パッドホルダに対してキャリッジ
が移動する。すなわちクリ−ニング駆動時に、帯電ワイ
ヤに対するパッドのワイヤに直交する方向の距離が変わ
る。つまりストッパねじでパッドホルダをキャリッジに
対して移動させるにもかかわらず、クリ−ニング駆動時
には元の位置に戻ってしまい、実質上のクリ−ニング面
の更新は実現しない。
中(ワイヤに対してパッドが摺擦移動中)には、キャリ
ッジが帯電ワイヤの延びる方向に移動するが、帯電ワイ
ヤとの接触摩擦がパッドに移動抵抗を与える。この移動
抵抗よりも、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルとの間の
移動抵抗が小さいと、パッドホルダに対してキャリッジ
が移動する。すなわちクリ−ニング駆動時に、帯電ワイ
ヤに対するパッドのワイヤに直交する方向の距離が変わ
る。つまりストッパねじでパッドホルダをキャリッジに
対して移動させるにもかかわらず、クリ−ニング駆動時
には元の位置に戻ってしまい、実質上のクリ−ニング面
の更新は実現しない。
【0005】帯電ワイヤとパッドの接触摩擦による移動
抵抗よりも、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルとの間の
移動抵抗が大きいと上述の問題は生じないが、クリ−ニ
ング走行中には、帯電ワイヤの部分的な汚れにより、帯
電ワイヤとパッドの接触摩擦による移動抵抗は大きくな
るので、汚れ部でパッドが元の位置(消耗した面)に戻
ってしまう。これを回避するためには、パッドホルダと
傾斜ガイドレ−ルとの間の移動抵抗をかなり大きく設定
する必要があるが、そうすると、キャリッジが帯電装置
の端部に近づいて、パッドホルダがストッパねじに当っ
てからキャリッジが端部に達するまでのキャリッジ駆動
負荷が大きくなり、キャリッジ5の駆動パワ−を大きく
設定しなければならない。そうすると、キヤリッジが端
部に到来するとき機械的な衝撃および過大な負荷電流上
昇を生ずる。他方、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルと
の間の移動抵抗は経時的に変化しやすいという問題もあ
る。
抵抗よりも、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルとの間の
移動抵抗が大きいと上述の問題は生じないが、クリ−ニ
ング走行中には、帯電ワイヤの部分的な汚れにより、帯
電ワイヤとパッドの接触摩擦による移動抵抗は大きくな
るので、汚れ部でパッドが元の位置(消耗した面)に戻
ってしまう。これを回避するためには、パッドホルダと
傾斜ガイドレ−ルとの間の移動抵抗をかなり大きく設定
する必要があるが、そうすると、キャリッジが帯電装置
の端部に近づいて、パッドホルダがストッパねじに当っ
てからキャリッジが端部に達するまでのキャリッジ駆動
負荷が大きくなり、キャリッジ5の駆動パワ−を大きく
設定しなければならない。そうすると、キヤリッジが端
部に到来するとき機械的な衝撃および過大な負荷電流上
昇を生ずる。他方、パッドホルダと傾斜ガイドレ−ルと
の間の移動抵抗は経時的に変化しやすいという問題もあ
る。
【0006】本発明は、上記問題点である摺擦移動中の
摺擦位置の変化のない帯電装置を提供することを第1の
目的とし、摺擦位置の更新が長期に渡って安定して行な
われる帯電装置を提供することを第2の目的とする。さ
らに新たな摺擦位置が確保できなくなり、パッドを交換
する際の、交換を容易にすることを第3の目的とし、摺
擦位置の初期セッティングを容易にすることを第4の目
的とする。パッドのクリーニング駆動及び摺擦位置の変
更を全て自動的に行なえ、長期間安定した帯電性能を有
する帯電装置を提供することを第5の目的とする。
摺擦位置の変化のない帯電装置を提供することを第1の
目的とし、摺擦位置の更新が長期に渡って安定して行な
われる帯電装置を提供することを第2の目的とする。さ
らに新たな摺擦位置が確保できなくなり、パッドを交換
する際の、交換を容易にすることを第3の目的とし、摺
擦位置の初期セッティングを容易にすることを第4の目
的とする。パッドのクリーニング駆動及び摺擦位置の変
更を全て自動的に行なえ、長期間安定した帯電性能を有
する帯電装置を提供することを第5の目的とする。
【0007】
(1)本発明は、帯電ワイヤ(1),該ワイヤを清掃する
ためのパッド(34,35),該パッドを支持するホルダ(3),
該ホルダを支持するキャリッジ(8)、および、帯電ワイ
ヤの延びる方向のキャリッジの移動を案内するガイド部
材(9)を備える帯電装置において、帯電ワイヤ(1)に交叉
する方向に延び、キャリッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)
で該交叉方向に移動可能に支持され他方(3)には結合し
た連結部材(4)、および、該連結部材を交叉方向にシフ
トする手段(41,81,5〜7/41,81,16,17/41,81,21)、を備
えることを特徴とする。なお、理解を容易にするために
カッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の
符号を、参考までに付記した。
ためのパッド(34,35),該パッドを支持するホルダ(3),
該ホルダを支持するキャリッジ(8)、および、帯電ワイ
ヤの延びる方向のキャリッジの移動を案内するガイド部
材(9)を備える帯電装置において、帯電ワイヤ(1)に交叉
する方向に延び、キャリッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)
で該交叉方向に移動可能に支持され他方(3)には結合し
た連結部材(4)、および、該連結部材を交叉方向にシフ
トする手段(41,81,5〜7/41,81,16,17/41,81,21)、を備
えることを特徴とする。なお、理解を容易にするために
カッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の
符号を、参考までに付記した。
【0008】これによれば、キャリッジ(8)に対してホ
ルダ(3)が、連結部材(4)を介して帯電ワイヤ(1)に交叉
する方向のみに移動可能であり、帯電ワイヤ(1)が延び
る方向には相対的に移動しえない。したがって、クリ−
リングのためのキャリッジ駆動中にパッド(34,35)は交
叉方向には移動せず、シフト手段によって定められた位
置に留まる。シフト手段で連結部材を交叉方向にシフト
することにより、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)
の当接面が変わり、これにより、帯電ワイヤ(1)のクリ
−ニング効果が高くなる。
ルダ(3)が、連結部材(4)を介して帯電ワイヤ(1)に交叉
する方向のみに移動可能であり、帯電ワイヤ(1)が延び
る方向には相対的に移動しえない。したがって、クリ−
リングのためのキャリッジ駆動中にパッド(34,35)は交
叉方向には移動せず、シフト手段によって定められた位
置に留まる。シフト手段で連結部材を交叉方向にシフト
することにより、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)
の当接面が変わり、これにより、帯電ワイヤ(1)のクリ
−ニング効果が高くなる。
【0009】
(2)シフト手段(41,81,5〜7/41,81,16,17/41,81,21)
は、キャリッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)の雌ねじ(81)
に螺合する、連結部材(4)の雄ねじ(41)を含み、連結部
材(4)は、他方(3)に対して回転自在かつ交叉方向には実
質的に移動不可に結合した。これによれば、連結部材
(4)を廻わすことにより、キャリッジ(8)に対してホルダ
(3)が交叉方向に移動し、帯電ワイヤ(1)に対するパッド
(34,35)の当接面が更新される。連結部材(4)がキャリッ
ジ(8)又はホルダ(3)とねじ結合であるので、帯電ワイヤ
(1)が延びる方向及び交叉方向のいずれに外力が加わっ
ても、キャリッジ(8)に対するホルダ(3)の移動を生じな
い。したがって、クリ−ニング中に摺擦位置の変化がな
く、摺擦位置の更新が長期に渡って安定して行なわれ
る。
は、キャリッジ(8)とホルダ(3)の一方(8)の雌ねじ(81)
に螺合する、連結部材(4)の雄ねじ(41)を含み、連結部
材(4)は、他方(3)に対して回転自在かつ交叉方向には実
質的に移動不可に結合した。これによれば、連結部材
(4)を廻わすことにより、キャリッジ(8)に対してホルダ
(3)が交叉方向に移動し、帯電ワイヤ(1)に対するパッド
(34,35)の当接面が更新される。連結部材(4)がキャリッ
ジ(8)又はホルダ(3)とねじ結合であるので、帯電ワイヤ
(1)が延びる方向及び交叉方向のいずれに外力が加わっ
ても、キャリッジ(8)に対するホルダ(3)の移動を生じな
い。したがって、クリ−ニング中に摺擦位置の変化がな
く、摺擦位置の更新が長期に渡って安定して行なわれ
る。
【0010】(3)シフト手段(41,81,5〜7/41,81,16,1
7)は、連結部材(4)に結合した輪状体(6/16)、および、
帯電ワイヤ(1)の端部近傍で、輪状体(6/16)の外周部位
が当る固定部材(7/17)を含む。これによれば、帯電ワイ
ヤ(1)の端部近傍で連結部材(4)が輪状体(6/16)で回転駆
動されて、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の当接
面が自動的に更新される。
7)は、連結部材(4)に結合した輪状体(6/16)、および、
帯電ワイヤ(1)の端部近傍で、輪状体(6/16)の外周部位
が当る固定部材(7/17)を含む。これによれば、帯電ワイ
ヤ(1)の端部近傍で連結部材(4)が輪状体(6/16)で回転駆
動されて、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の当接
面が自動的に更新される。
【0011】(4)シフト手段(41,81,5〜7)は、輪状体
(6)と連結部材(4)の間にあって、輪状体(6)の一方の回
転方向に関しては連結部材(4)を輪状体(6)に結合し、逆
方向の回転に関しては輪状体(6)を連結部材(4)に対して
回転自在とする一方向回転クラッチ(5)を含む(図2)。こ
れによれば、キャリッジ(8)の往/復移動の一方のときの
み連結部材(4)が所定量だけ回転して、帯電ワイヤ(1)に
対するパッド(34,35)の当接面が自動的に、微少量更新
され、長期間安定して少しづつ更新が行なわれ、パッド
の使用寿命が長い。
(6)と連結部材(4)の間にあって、輪状体(6)の一方の回
転方向に関しては連結部材(4)を輪状体(6)に結合し、逆
方向の回転に関しては輪状体(6)を連結部材(4)に対して
回転自在とする一方向回転クラッチ(5)を含む(図2)。こ
れによれば、キャリッジ(8)の往/復移動の一方のときの
み連結部材(4)が所定量だけ回転して、帯電ワイヤ(1)に
対するパッド(34,35)の当接面が自動的に、微少量更新
され、長期間安定して少しづつ更新が行なわれ、パッド
の使用寿命が長い。
【0012】(5)輪状体(16)および固定部材(17)はそ
れぞれ、つめ車運動をするためのつめ車(16)およびつめ
(17)である(図5)。これによっても、キャリッジ(8)の往
/復移動の一方のときのみ連結部材(4)が所定量だけ回転
して、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の当接面が
自動的に、微少量更新され、長期間安定して少しづつ更
新が行なわれ、パッドの使用寿命が長い。
れぞれ、つめ車運動をするためのつめ車(16)およびつめ
(17)である(図5)。これによっても、キャリッジ(8)の往
/復移動の一方のときのみ連結部材(4)が所定量だけ回転
して、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の当接面が
自動的に、微少量更新され、長期間安定して少しづつ更
新が行なわれ、パッドの使用寿命が長い。
【0013】(6)連結部材(4)は、その先端面に、廻
わし具を結合するための溝(43)を有する。これによれば
作業者は、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の初期
位置決めのときに、廻わし具(例えば+,−ドライバ)
の先端を溝(43)に挿入して、連結部材(4)を容易に廻わ
すことができる。
わし具を結合するための溝(43)を有する。これによれば
作業者は、帯電ワイヤ(1)に対するパッド(34,35)の初期
位置決めのときに、廻わし具(例えば+,−ドライバ)
の先端を溝(43)に挿入して、連結部材(4)を容易に廻わ
すことができる。
【0014】(7)ガイド部材(9)は、キャリッジ(8)に
螺合した送りねじ(9)であり、装置は更に、送りねじ(9)
を回転駆動する電気モ−タ(11)を備える(図1)。これに
よれば、電気モ−タ(11)を正,逆回転駆動することによ
りキャリッジが一往復動し、帯電ワイヤ(1)のクリ−ニ
ングを自動で行なうことができる。上記(4)又は
(5)の態様では、この一往復動で、帯電ワイヤ(1)に
対するパッド(34,35)の当接面が自動的に微少量更新さ
れる。
螺合した送りねじ(9)であり、装置は更に、送りねじ(9)
を回転駆動する電気モ−タ(11)を備える(図1)。これに
よれば、電気モ−タ(11)を正,逆回転駆動することによ
りキャリッジが一往復動し、帯電ワイヤ(1)のクリ−ニ
ングを自動で行なうことができる。上記(4)又は
(5)の態様では、この一往復動で、帯電ワイヤ(1)に
対するパッド(34,35)の当接面が自動的に微少量更新さ
れる。
【0015】(8)連結部材(4)の雄ねじ(41)はキャリ
ッジ(8)の雌ねじ(81)に螺合し、連結部材(4)は、ホルダ
(3)に対して回転自在であり、かつ交叉方向には差込結
合具(10)により実質的に移動不可に結合した。これによ
れば、差込結合具(10)を連結部材(4)から外すことによ
り、ホルダ(3)を連結部材(4)から取り外すことができ
る。そして、新しい(未使用の)ホルダ(3)を連結部材(4)
に結合して連結部材(4)に差込結合具(10)を結合するこ
とにより、ホルダ(3)の交換が実現する。パッドの交換
が容易である。後述の実施例では、連結部材(4)はCリ
ングであるが、これは例えばEリングとしてもよいし、
またヘア−ピン形の差込みピンでもよい。
ッジ(8)の雌ねじ(81)に螺合し、連結部材(4)は、ホルダ
(3)に対して回転自在であり、かつ交叉方向には差込結
合具(10)により実質的に移動不可に結合した。これによ
れば、差込結合具(10)を連結部材(4)から外すことによ
り、ホルダ(3)を連結部材(4)から取り外すことができ
る。そして、新しい(未使用の)ホルダ(3)を連結部材(4)
に結合して連結部材(4)に差込結合具(10)を結合するこ
とにより、ホルダ(3)の交換が実現する。パッドの交換
が容易である。後述の実施例では、連結部材(4)はCリ
ングであるが、これは例えばEリングとしてもよいし、
またヘア−ピン形の差込みピンでもよい。
【0016】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0017】
−第1実施例− 図1に、本発明の第1実施例の外観を示し、図2には図
1のキャリッジ8が、エンドブロック14側の、走行リ
ミット位置(ホ−ムポジション)にあるときの、II−II
線断面相当の横断面を示す。図2の(a)はパッド3
4,35の使用開始から間がない時点の状態を、図2の
(b)は、パッド34,35を使用し尽した時点の状態
を示す。
1のキャリッジ8が、エンドブロック14側の、走行リ
ミット位置(ホ−ムポジション)にあるときの、II−II
線断面相当の横断面を示す。図2の(a)はパッド3
4,35の使用開始から間がない時点の状態を、図2の
(b)は、パッド34,35を使用し尽した時点の状態
を示す。
【0018】この第1実施例は、コロトロン方式の帯電
装置であり、帯電ワイヤ1は1本であるが、複数であっ
ても同様である。又、グリッドのあるスコロトロン方式
でも同様である。本実施例においては、クリーニングパ
ッド34,35がパッドホルダ3の脚31,32に取付
けられており、パッドホルダ3は、軸4に回転自在にC
リング(止め輪)10により取付けられている。軸4
は、キャリッジ8に支持されており、キャリッジ8の雌
ねじ81に軸4の雄ねじ41がねじ結合している。軸4
が回転すると、軸4がキャリッジ8に対して、帯電ワイ
ヤ1と直交する方向に移動し、キャリッジ8と、軸4で
支持されたホルダ3との、帯電ワイヤ11に直交する方
向(交叉方向)の相対位置が変化する。
装置であり、帯電ワイヤ1は1本であるが、複数であっ
ても同様である。又、グリッドのあるスコロトロン方式
でも同様である。本実施例においては、クリーニングパ
ッド34,35がパッドホルダ3の脚31,32に取付
けられており、パッドホルダ3は、軸4に回転自在にC
リング(止め輪)10により取付けられている。軸4
は、キャリッジ8に支持されており、キャリッジ8の雌
ねじ81に軸4の雄ねじ41がねじ結合している。軸4
が回転すると、軸4がキャリッジ8に対して、帯電ワイ
ヤ1と直交する方向に移動し、キャリッジ8と、軸4で
支持されたホルダ3との、帯電ワイヤ11に直交する方
向(交叉方向)の相対位置が変化する。
【0019】図3の(a),(b),(c)および
(d)に、それぞれキャリッジ8,軸4,ホルダ3およ
びCリング10の外観を示す。図2において、軸4には
一方向クラッチ5の内軸が固着されており、該クラッチ
5の外輪にロ−ラ6が固着されている。軸4の、マイナ
スドライバ(ねじ廻し)の先端を受入れる溝43がある
端面から見降ろして、ロ−ラ6の反時計方向の回転に対
しては、一方向クラッチ5は接であり、軸4が反時計方
向に回転する。しかし、ロ−ラ6の時計方向の回転に対
してはクラッチ5は断であり、軸4にはロ−ラ6の時計
方向の回転力が伝わらない(軸4は時計方向には回転し
ない)。
(d)に、それぞれキャリッジ8,軸4,ホルダ3およ
びCリング10の外観を示す。図2において、軸4には
一方向クラッチ5の内軸が固着されており、該クラッチ
5の外輪にロ−ラ6が固着されている。軸4の、マイナ
スドライバ(ねじ廻し)の先端を受入れる溝43がある
端面から見降ろして、ロ−ラ6の反時計方向の回転に対
しては、一方向クラッチ5は接であり、軸4が反時計方
向に回転する。しかし、ロ−ラ6の時計方向の回転に対
してはクラッチ5は断であり、軸4にはロ−ラ6の時計
方向の回転力が伝わらない(軸4は時計方向には回転し
ない)。
【0020】軸4の雄ねじ41は、図2の(a)におい
てキャリッジ8の雌ねじ81にねじ結合している。軸4
の下端部はホルダ3の中央穴を通っており、該下端部
の、リング状の溝がある細径部にCリング10が差込み
により圧入され、このCリング10により、ホルダ3
が、軸4に対して抜け止めされている。したがってホル
ダ3は、軸4に対して回転自在であるが、軸4の長手方
向(交叉方向)には実質上移動不可である。
てキャリッジ8の雌ねじ81にねじ結合している。軸4
の下端部はホルダ3の中央穴を通っており、該下端部
の、リング状の溝がある細径部にCリング10が差込み
により圧入され、このCリング10により、ホルダ3
が、軸4に対して抜け止めされている。したがってホル
ダ3は、軸4に対して回転自在であるが、軸4の長手方
向(交叉方向)には実質上移動不可である。
【0021】キャリッジ8のスリ−ブ82の雌ねじに送
りねじ9がねじ込まれており、送りねじの一端には結合
子12を介して、減速機を内蔵する電気モ−タ11の回
転軸(減速機の出力軸)がつながっている。
りねじ9がねじ込まれており、送りねじの一端には結合
子12を介して、減速機を内蔵する電気モ−タ11の回
転軸(減速機の出力軸)がつながっている。
【0022】キャリッジ8がホ−ムポジションにあると
き、ホルダ3は、図4の(a)に矢印Aで示すホ−ムポ
ジションにある。図2は、このときのホルダ3等の断面
を示す。この状態で電気モ−タ11を正転駆動して送り
ねじ9を正回転させると、キャリッジ8が、エンドプレ
−ト13近くの反転位置に近づく方向に移動(往移動)
する。この過程で、ホルダ3のア−ム33が、シ−ルド
ケ−ス2の、突出した上開口縁19に当って、これによ
りホルダ3が軸4に対して反時計方向に回転し、このと
きパッド34,35がワイヤ1に圧接する。圧接した状
態を図4の(a)に矢印Bで示す。キャリッジ8が反転
位置に達する前に、上開口縁19の突出が無くなるの
で、パッド34,35のワイヤ1に対する圧接力が無く
なる。
き、ホルダ3は、図4の(a)に矢印Aで示すホ−ムポ
ジションにある。図2は、このときのホルダ3等の断面
を示す。この状態で電気モ−タ11を正転駆動して送り
ねじ9を正回転させると、キャリッジ8が、エンドプレ
−ト13近くの反転位置に近づく方向に移動(往移動)
する。この過程で、ホルダ3のア−ム33が、シ−ルド
ケ−ス2の、突出した上開口縁19に当って、これによ
りホルダ3が軸4に対して反時計方向に回転し、このと
きパッド34,35がワイヤ1に圧接する。圧接した状
態を図4の(a)に矢印Bで示す。キャリッジ8が反転
位置に達する前に、上開口縁19の突出が無くなるの
で、パッド34,35のワイヤ1に対する圧接力が無く
なる。
【0023】反転位置の近くに回転補助部材7があり、
キャリッジ8が反転位置の近くに到達するとロ−ラ6の
周面が回転補助部材7に当り、これによりロ−ラ6が反
時計方向に回転する。この回転力が一方向クラッチ5を
介して軸4に伝わり軸4が反時計方向に回転し、軸4が
ワイヤ1から離れる方向に移動する。すなわちパッド3
4,35が、ワイヤ1に対して、交叉方向に移動し、パ
ッド34,35の、ワイヤ1と接触する面が別の位置の
ものとなる(接触面の変更)。しかし、すぐにキャリッ
ジ8が反転位置に到達し、電気モ−タ11の正転駆動が
停止されるので、軸4の回転量は極く少く、軸4の、ワ
イヤ1から離れる方向(交叉方向)の移動はわずかであ
る。反転位置にあるホルダ3を、図4の(b)に矢印C
で示す。キャリッジ8が反転位置にあるときに電気モ−
タ11を逆転駆動すると、キャリッジ8はエンドプレ−
ト14の近くのホ−ムポジションに向けて移動する。こ
の移動の最初に、ロ−ラ6が回転補助部材7に当接して
いるので時計方向に回転するが、一方向クラッチ5はこ
の回転力を軸4に与えない(クラッチ断)ので、軸4は
時計方向に回転せず、したがって軸4はワイヤ1に近付
く方向には移動しない。すなわち、パッド34,35の
ワイヤ接触面の変更は起らない。次いで、ホルダ3のア
−ム33が、シ−ルドケ−ス2の、突出した上開口縁1
9に当って、これによりホルダ3が軸4に対して時計方
向に回転し、このときパッド34,35がワイヤ1に圧
接する。この状態を図4の(b)に矢印Dで示す。キャ
リッジ8がホ−ムポジションに達する前に、上開口縁1
9の突出が無くなるので、パッド34,35のワイヤ1
に対する圧接力が無くなる。そして、ホルダ3がホ−ム
ポジション(図4の(a)のA)に戻るとき、電気モ−
タ11の通電が停止される。
キャリッジ8が反転位置の近くに到達するとロ−ラ6の
周面が回転補助部材7に当り、これによりロ−ラ6が反
時計方向に回転する。この回転力が一方向クラッチ5を
介して軸4に伝わり軸4が反時計方向に回転し、軸4が
ワイヤ1から離れる方向に移動する。すなわちパッド3
4,35が、ワイヤ1に対して、交叉方向に移動し、パ
ッド34,35の、ワイヤ1と接触する面が別の位置の
ものとなる(接触面の変更)。しかし、すぐにキャリッ
ジ8が反転位置に到達し、電気モ−タ11の正転駆動が
停止されるので、軸4の回転量は極く少く、軸4の、ワ
イヤ1から離れる方向(交叉方向)の移動はわずかであ
る。反転位置にあるホルダ3を、図4の(b)に矢印C
で示す。キャリッジ8が反転位置にあるときに電気モ−
タ11を逆転駆動すると、キャリッジ8はエンドプレ−
ト14の近くのホ−ムポジションに向けて移動する。こ
の移動の最初に、ロ−ラ6が回転補助部材7に当接して
いるので時計方向に回転するが、一方向クラッチ5はこ
の回転力を軸4に与えない(クラッチ断)ので、軸4は
時計方向に回転せず、したがって軸4はワイヤ1に近付
く方向には移動しない。すなわち、パッド34,35の
ワイヤ接触面の変更は起らない。次いで、ホルダ3のア
−ム33が、シ−ルドケ−ス2の、突出した上開口縁1
9に当って、これによりホルダ3が軸4に対して時計方
向に回転し、このときパッド34,35がワイヤ1に圧
接する。この状態を図4の(b)に矢印Dで示す。キャ
リッジ8がホ−ムポジションに達する前に、上開口縁1
9の突出が無くなるので、パッド34,35のワイヤ1
に対する圧接力が無くなる。そして、ホルダ3がホ−ム
ポジション(図4の(a)のA)に戻るとき、電気モ−
タ11の通電が停止される。
【0024】上述のキャリッジ8の一往復駆動(クリ−
ニング駆動)が繰返えされると、軸4が次第に上昇し
て、遂には、図2の(b)に示すように、軸4の雄ねじ
41がキャリッジ8の雌ねじ81より上方に抜け出る。
この後は軸4が回転しても、軸4は交叉方向には移動し
ない。すなわちパッド34,35を使い尽くしたことに
なる。この状態になったときに、Cリング10を引き抜
いてホルダ3を軸4から取り外し、そして新しい(未使
用の)ホルダ3を軸4に装着してCリング10を軸4の
細径部に差込み圧入することにより、ホルダ3の交換が
できる。このように交換した後、軸4の溝43にマイナ
スドライバの先端を差し込んで時計方向に廻わして軸4
を初期位置(例えば図2の(a))に調整する。なお、
溝43は、プラスドライバが適合する+形でも、又、六
角,四角等の穴又は突起でも良い。なお、上述の第1実
施例では、軸4の雄ねじ41およびキャリッジ8の雌ね
じ81を右ねじとしているが、これとは逆に、それらを
左ねじにしてもよい。また、一方向回転クラッチ5を駆
動伝達方向が上述とは逆のものとしてもよい。また、以
上の動作とは逆に、初期状態で軸4の雄ねじ41がキャ
リッジ8の上方にあり、クリーニング動作毎に下がって
くるようにしてもよい。
ニング駆動)が繰返えされると、軸4が次第に上昇し
て、遂には、図2の(b)に示すように、軸4の雄ねじ
41がキャリッジ8の雌ねじ81より上方に抜け出る。
この後は軸4が回転しても、軸4は交叉方向には移動し
ない。すなわちパッド34,35を使い尽くしたことに
なる。この状態になったときに、Cリング10を引き抜
いてホルダ3を軸4から取り外し、そして新しい(未使
用の)ホルダ3を軸4に装着してCリング10を軸4の
細径部に差込み圧入することにより、ホルダ3の交換が
できる。このように交換した後、軸4の溝43にマイナ
スドライバの先端を差し込んで時計方向に廻わして軸4
を初期位置(例えば図2の(a))に調整する。なお、
溝43は、プラスドライバが適合する+形でも、又、六
角,四角等の穴又は突起でも良い。なお、上述の第1実
施例では、軸4の雄ねじ41およびキャリッジ8の雌ね
じ81を右ねじとしているが、これとは逆に、それらを
左ねじにしてもよい。また、一方向回転クラッチ5を駆
動伝達方向が上述とは逆のものとしてもよい。また、以
上の動作とは逆に、初期状態で軸4の雄ねじ41がキャ
リッジ8の上方にあり、クリーニング動作毎に下がって
くるようにしてもよい。
【0025】−第2実施例− 第2実施例は、第1実施例の一方向クラッチ5およびロ
−ラ6を削除し、代りに、図5に示すように、つめ車運
動のつめ車16を軸4に固着し、かつ、回転補助部材7
を削除し代りにつめ車運動のつめ17を備えたものであ
る。他部の構造は上述の第1実施例と同様である。この
実施例では、キャリッジ8が反転位置に到来する少し前
に、つめ車16のギア16gがつめ17の先端に当り、
キャリッジ8の往移動(図5のA)に伴ってつめ車16
が反時計方向に回転して同じく軸6が反時計方向に回転
して上方に移動する。キャリッジ8が反転位置に到達し
た後、反転位置からホ−ムポジションに復移動(図5の
B)する最初において、つめ車16のギア16gはつめ
17を外方に押しのけ、これによりギア16gは実質上
回転せず、軸4は実質上回転しない。
−ラ6を削除し、代りに、図5に示すように、つめ車運
動のつめ車16を軸4に固着し、かつ、回転補助部材7
を削除し代りにつめ車運動のつめ17を備えたものであ
る。他部の構造は上述の第1実施例と同様である。この
実施例では、キャリッジ8が反転位置に到来する少し前
に、つめ車16のギア16gがつめ17の先端に当り、
キャリッジ8の往移動(図5のA)に伴ってつめ車16
が反時計方向に回転して同じく軸6が反時計方向に回転
して上方に移動する。キャリッジ8が反転位置に到達し
た後、反転位置からホ−ムポジションに復移動(図5の
B)する最初において、つめ車16のギア16gはつめ
17を外方に押しのけ、これによりギア16gは実質上
回転せず、軸4は実質上回転しない。
【0026】−第3実施例− 図6の(a)には、パッド34,35のワイヤ当接面の
更新を手動で行なう第3実施例を示す。軸4には、摘子
21が一体に固着されており、この摘子21を廻わすこ
とにより、パッド34,35のワイヤ当接面が変わる。
この摘子21は、初期位置決めにも使用しうる。
更新を手動で行なう第3実施例を示す。軸4には、摘子
21が一体に固着されており、この摘子21を廻わすこ
とにより、パッド34,35のワイヤ当接面が変わる。
この摘子21は、初期位置決めにも使用しうる。
【0027】また、キャリッジ8の往復駆動も手動にす
ることができる。図6の(b)に、送りねじ9を、ねじ
なしのガイドバ−9Gとし、これに対応してスリ−ブ8
2Sも雌ねじなしのものとした例を示す。この例では、
摘子21又はキャリッジ8の廻り止め83、もしくはキ
ャリッジ8の本体を持って、該キャリッジ8をガイドバ
−9Gに沿って往復駆動すればよい。電気モ−タ11は
省略となる。
ることができる。図6の(b)に、送りねじ9を、ねじ
なしのガイドバ−9Gとし、これに対応してスリ−ブ8
2Sも雌ねじなしのものとした例を示す。この例では、
摘子21又はキャリッジ8の廻り止め83、もしくはキ
ャリッジ8の本体を持って、該キャリッジ8をガイドバ
−9Gに沿って往復駆動すればよい。電気モ−タ11は
省略となる。
【0028】−他の変形例− ホルダ3は、図7に示すように、パッド34,35で帯
電ワイヤ1を常時狭圧するものとすることもできる。し
かしこの例では、パッド34,35が常時帯電ワイヤ1
に圧接するので、軸4が交叉方向に移動するとき帯電ワ
イヤ1に該交叉方向の引張力が加わり、パッド34,3
5および帯電ワイヤ1にもあまり好ましいことではない
ので、ホ−ムポジションおよび反転位置の直近でパッド
34,35が帯電ワイヤ1から離れそして軸4が交叉方
向に移動する前述の各例の方が好ましい。
電ワイヤ1を常時狭圧するものとすることもできる。し
かしこの例では、パッド34,35が常時帯電ワイヤ1
に圧接するので、軸4が交叉方向に移動するとき帯電ワ
イヤ1に該交叉方向の引張力が加わり、パッド34,3
5および帯電ワイヤ1にもあまり好ましいことではない
ので、ホ−ムポジションおよび反転位置の直近でパッド
34,35が帯電ワイヤ1から離れそして軸4が交叉方
向に移動する前述の各例の方が好ましい。
【0029】なお参考のため図8に、従来の、ホ−ムポ
ジションおよび反転位置の直近でパッド34,35が帯
電ワイヤ1から離れる形式の帯電器の横断面を示す。こ
れにおいては、キャリッジ8に軸4が一体であり、この
軸4の下端に回転自在ではあるが交叉方向には実質上移
動しないようにホルダ3が結合されている。
ジションおよび反転位置の直近でパッド34,35が帯
電ワイヤ1から離れる形式の帯電器の横断面を示す。こ
れにおいては、キャリッジ8に軸4が一体であり、この
軸4の下端に回転自在ではあるが交叉方向には実質上移
動しないようにホルダ3が結合されている。
【図1】 本発明の第1実施例の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1に示すキャリッジ8およびホルダ3の、
それらがエンドブロック14の近くのホ−ムポジション
にあるときの拡大横断面図であり、(a)はパッド3
4,35の使用開始後間もない時期の状態を示し、
(b)はパッド34,35を使用尽した状態を示す。
それらがエンドブロック14の近くのホ−ムポジション
にあるときの拡大横断面図であり、(a)はパッド3
4,35の使用開始後間もない時期の状態を示し、
(b)はパッド34,35を使用尽した状態を示す。
【図3】 (a)は図2に示すキャリッジ8の斜視図、
(b)は軸4の斜視図、(c)はホルダ3の斜視図、お
よび(d)はCリング10の斜視図である。
(b)は軸4の斜視図、(c)はホルダ3の斜視図、お
よび(d)はCリング10の斜視図である。
【図4】 図1に示すシ−ルドケ−ス2およびホルダ3
を示す平面図であり、(a)はホルダ3がホ−ムポジシ
ョンにある状態を、(b)は反転位置にある状態を示
す。
を示す平面図であり、(a)はホルダ3がホ−ムポジシ
ョンにある状態を、(b)は反転位置にある状態を示
す。
【図5】 本発明の第2実施例の、第1実施例と異なる
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図6】 (a)は本発明の第3実施例の、第1実施例
と異なる部分の断面図であり、(b)は第3実施例の変
形例の、第1実施例と異なる部分の断面図である。
と異なる部分の断面図であり、(b)は第3実施例の変
形例の、第1実施例と異なる部分の断面図である。
【図7】 本発明の各実施例で用いることができるホル
ダ3の変形例を示し、(a)は横断面図、(b)は斜視
図である。
ダ3の変形例を示し、(a)は横断面図、(b)は斜視
図である。
【図8】 従来の、ホ−ムポジションおよび反転位置の
直近でパッド34,35が帯電ワイヤ1から離れる形式
の帯電器の横断面である。
直近でパッド34,35が帯電ワイヤ1から離れる形式
の帯電器の横断面である。
1:帯電ワイヤ 2:シールドケース 3:ホルダ 31,32:脚 33:ア−ム 34,35:パッド 4:軸 41:雄ねじ 42:細径部 43:溝 5:一方向回転クラッチ 6:ロ−ラ 7:回転補助部材 8:キャリッジ 81:雌ねじ 82,82S:スリ
−ブ 83:廻り止め 9:送りねじ 9G:ガイドバ− 10:Cリング 11:電気モータ 12:結合子 16:つめ車 17:つめ 19:上開口縁
−ブ 83:廻り止め 9:送りねじ 9G:ガイドバ− 10:Cリング 11:電気モータ 12:結合子 16:つめ車 17:つめ 19:上開口縁
Claims (8)
- 【請求項1】 帯電ワイヤ,該ワイヤを清掃するための
パッド,該パッドを支持するホルダ,該ホルダを支持す
るキャリッジ、および、帯電ワイヤの延びる方向のキャ
リッジの移動を案内するガイド部材を備える帯電装置に
おいて、 帯電ワイヤに交叉する方向に延び、キャリッジとホルダ
の一方で該交叉方向に移動可能に支持され他方には結合
した連結部材、および、該連結部材を交叉方向にシフト
する手段、を備えることを特徴とする帯電装置。 - 【請求項2】 シフトする手段は、キャリッジとホルダ
の一方の雌ねじに螺合する、連結部材の雄ねじを含み、
連結部材は、他方に対して回転自在かつ交叉方向には実
質的に移動不可に結合した、請求項1記載の帯電装置。 - 【請求項3】 シフトする手段は、連結部材に結合した
輪状体、および、帯電ワイヤの端部近傍で、輪状体の外
周部位が当る固定部材を含む、請求項2記載の帯電装
置。 - 【請求項4】 シフトする手段は、輪状体と連結部材の
間にあって、輪状体の一方の回転方向に関しては連結部
材を輪状体に結合し、逆方向の回転に関しては輪状体を
連結部材に対して回転自在とする一方向回転クラッチを
含む、請求項3記載の帯電装置。 - 【請求項5】 輪状体および固定部材はそれぞれ、つめ
車運動をするためのつめ車およびつめである、請求項3
記載の帯電装置。 - 【請求項6】 連結部材は、その先端面に、廻わし具を
結合するための溝を有する、請求項2,請求項3,請求
項4又は請求項5記載の帯電装置。 - 【請求項7】 ガイド部材は、キャリッジに螺合した送
りねじであり、装置は更に、送りねじを回転駆動する電
気モ−タを備える、請求項1,請求項2,請求項3,請
求項4,請求項5又は請求項6記載の帯電装置。 - 【請求項8】 連結部材の雄ねじはキャリッジの雌ねじ
に螺合し、連結部材は、ホルダに対して回転自在であ
り、かつ交叉方向には差込結合具により実質的に移動不
可に結合された、請求項2,請求項3,請求項4,請求
項5,請求項6又は請求項7記載の帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29235595A JPH09134059A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29235595A JPH09134059A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 帯電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134059A true JPH09134059A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17780735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29235595A Pending JPH09134059A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09134059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8185010B2 (en) | 2007-09-18 | 2012-05-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Charging wire cleaning apparatus |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29235595A patent/JPH09134059A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8185010B2 (en) | 2007-09-18 | 2012-05-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Charging wire cleaning apparatus |
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