JPH09133712A - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
- Publication number
- JPH09133712A JPH09133712A JP31471795A JP31471795A JPH09133712A JP H09133712 A JPH09133712 A JP H09133712A JP 31471795 A JP31471795 A JP 31471795A JP 31471795 A JP31471795 A JP 31471795A JP H09133712 A JPH09133712 A JP H09133712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- switch means
- noise
- voltage
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で、ノイズ等による測定誤差を除去
できる入力装置を提供することである。 【解決手段】第１の入力ラインＬ１１、第２の入力ライ
ンＬ１２との間に供給された入力信号ｅ１を連動し断続
して取り込む第１の入力ラインＬ１１に設けられた第１
のスイッチ手段Ｓ１１及び第２の入力ラインＬ１２に設
けられた第２のスイッチ手段Ｓ１２と、前記第１の入力
ラインＬ１１又は第２の入力ラインＬ１２とアースＧと
の間に設けられ前記第１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，
Ｓ１２と連動して断続する第３のスイッチ手段Ｓ１３
と、前記第１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１２で取
り込まれた入力信号ｅ１を増幅する増幅手段２とを備え
たことを特徴とする入力装置。
できる入力装置を提供することである。 【解決手段】第１の入力ラインＬ１１、第２の入力ライ
ンＬ１２との間に供給された入力信号ｅ１を連動し断続
して取り込む第１の入力ラインＬ１１に設けられた第１
のスイッチ手段Ｓ１１及び第２の入力ラインＬ１２に設
けられた第２のスイッチ手段Ｓ１２と、前記第１の入力
ラインＬ１１又は第２の入力ラインＬ１２とアースＧと
の間に設けられ前記第１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，
Ｓ１２と連動して断続する第３のスイッチ手段Ｓ１３
と、前記第１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１２で取
り込まれた入力信号ｅ１を増幅する増幅手段２とを備え
たことを特徴とする入力装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログ入力信
号を取り込む入力装置に関するものである。
号を取り込む入力装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電圧、熱電対等のアナログ入力信
号をスイッチ手段で断続し取り込み、増幅器で増幅し、
各種計測、制御に用いる入力装置がある。
号をスイッチ手段で断続し取り込み、増幅器で増幅し、
各種計測、制御に用いる入力装置がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入力信
号にアースとの間で発生するコモンノイズによるコモン
電流がスイッチ手段を流れると、スイッチ手段のオン抵
抗が大きい場合、ノーマルモードノイズに変換され測定
誤差電圧となる。又、これの除去のため、差動増幅器を
用いることも考えられるが、必ずしもバランスがとれて
おらず、プラス、マイナスの各入力ラインに同一の誤差
電圧、電流とならず、測定誤差を招いていた。
号にアースとの間で発生するコモンノイズによるコモン
電流がスイッチ手段を流れると、スイッチ手段のオン抵
抗が大きい場合、ノーマルモードノイズに変換され測定
誤差電圧となる。又、これの除去のため、差動増幅器を
用いることも考えられるが、必ずしもバランスがとれて
おらず、プラス、マイナスの各入力ラインに同一の誤差
電圧、電流とならず、測定誤差を招いていた。
【０００４】この発明の目的は、以上の点に鑑み、簡易
な構成で、ノイズ等による測定誤差を除去できる入力装
置を提供することである。
な構成で、ノイズ等による測定誤差を除去できる入力装
置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、第１の入力
ラインと第２の入力ラインとの間に供給された入力信号
を連動し断続して取り込む第１の入力ラインに設けられ
た第１のスイッチ手段及び第２の入力ラインに設けられ
た第２のスイッチ手段と、前記第１の入力ライン又は第
２の入力ラインとアースとの間に設けられ前記第１、第
２のスイッチ手段と連動して断続する第３のスイッチ手
段と、前記第１、第２のスイッチ手段で取り込まれた入
力信号を増幅する増幅手段とを備えるようにした入力装
置である。
ラインと第２の入力ラインとの間に供給された入力信号
を連動し断続して取り込む第１の入力ラインに設けられ
た第１のスイッチ手段及び第２の入力ラインに設けられ
た第２のスイッチ手段と、前記第１の入力ライン又は第
２の入力ラインとアースとの間に設けられ前記第１、第
２のスイッチ手段と連動して断続する第３のスイッチ手
段と、前記第１、第２のスイッチ手段で取り込まれた入
力信号を増幅する増幅手段とを備えるようにした入力装
置である。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の一実施例を示
す構成説明図である。図１において、各入力端子ｔ１
１，ｔ１２，又はｔ２１，ｔ２２，…に供給される電圧
源１１，１２，…からの、複数のアナログ入力信号ｅ
１，ｅ２、…は、切換用のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１
２，又はＳ２１，Ｓ２２，…を各々順次開閉・断続して
取り込まれ、差動増幅する増幅手段２に供給されて増幅
され、入力処理がなされる。又、端子ｔ１２，ｔ２２…
の各々には、スイッチ手段Ｓ１３，Ｓ２３を介し、グラ
ンド、アースＧに接続されている。
す構成説明図である。図１において、各入力端子ｔ１
１，ｔ１２，又はｔ２１，ｔ２２，…に供給される電圧
源１１，１２，…からの、複数のアナログ入力信号ｅ
１，ｅ２、…は、切換用のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１
２，又はＳ２１，Ｓ２２，…を各々順次開閉・断続して
取り込まれ、差動増幅する増幅手段２に供給されて増幅
され、入力処理がなされる。又、端子ｔ１２，ｔ２２…
の各々には、スイッチ手段Ｓ１３，Ｓ２３を介し、グラ
ンド、アースＧに接続されている。
【０００７】ここで、端子ｔ１１，ｔ１２に供給される
電圧源１１の入力信号ｅ１は、端子ｔ１１，ｔ１２の各
々に接続する第１の入力ラインＬ１１に設けられた第１
のスイッチ手段Ｓ１１、第２の入力ラインＬ１２に設け
られた第２の入力ラインＬ１２を同時に連動し断続して
取り込こまれる。又、第１の入力ラインＬ１１の端子ｔ
１１又は第２の入力ラインＬ１２の端子ｔ１２とアース
Ｇとの間に設けられた第３のスイッチ手段Ｓ１３を第
１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１２と連動して断続
する。
電圧源１１の入力信号ｅ１は、端子ｔ１１，ｔ１２の各
々に接続する第１の入力ラインＬ１１に設けられた第１
のスイッチ手段Ｓ１１、第２の入力ラインＬ１２に設け
られた第２の入力ラインＬ１２を同時に連動し断続して
取り込こまれる。又、第１の入力ラインＬ１１の端子ｔ
１１又は第２の入力ラインＬ１２の端子ｔ１２とアース
Ｇとの間に設けられた第３のスイッチ手段Ｓ１３を第
１、第２のスイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１２と連動して断続
する。
【０００８】つまり、各スイッチ手段Ｓ１１，Ｓ１２，
Ｓ１３のオン抵抗を各々ｒとし、電圧源１１の端子ｔ１
２とアースＧとの間に抵抗Ｒを介して加わるノイズ電圧
をＶとすると、入力ラインＬ１３、スイッチ手段１３を
介して、ノイズ電流がアースＧに流れ、端子ｔ１２に加
わるノイズ電圧ｅ０１は次のようになる。
Ｓ１３のオン抵抗を各々ｒとし、電圧源１１の端子ｔ１
２とアースＧとの間に抵抗Ｒを介して加わるノイズ電圧
をＶとすると、入力ラインＬ１３、スイッチ手段１３を
介して、ノイズ電流がアースＧに流れ、端子ｔ１２に加
わるノイズ電圧ｅ０１は次のようになる。
【０００９】 ｅ０１＝（ｒ／Ｒ）Ｖ （１） ここで、スイッチ手段１３が無ければそのまま電圧Ｖに
よるノイズ電流が増幅手段２へ流れ大きな誤差を招く
が、スイッチ手段１３を介して電流が流れるので、Ｒは
ｒよりも十大きいことから、誤差電圧ｅ０１は極めて小
さく、増幅手段２の各入力端子に加わる誤差電圧は微小
で、その影響はほとんど無視でき、誤差とならない。
よるノイズ電流が増幅手段２へ流れ大きな誤差を招く
が、スイッチ手段１３を介して電流が流れるので、Ｒは
ｒよりも十大きいことから、誤差電圧ｅ０１は極めて小
さく、増幅手段２の各入力端子に加わる誤差電圧は微小
で、その影響はほとんど無視でき、誤差とならない。
【００１０】又、スイッチ手段Ｓ２１，Ｓ２２，Ｓ２３
についても同様にノイズ誤差は軽減され、各チャンネル
の入力信号につき、高精度測定が可能となる。
についても同様にノイズ誤差は軽減され、各チャンネル
の入力信号につき、高精度測定が可能となる。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、第１の
入力ラインと第２の入力ラインとの間に供給された入力
信号を連動し断続して取り込む第１の入力ラインに設け
られた第１のスイッチ手段及び第２の入力ラインにに設
けられた第２のスイッチ手段と、前記第１の入力ライン
又は第２の入力ラインとアースとの間に設けられ前記第
１、第２のスイッチ手段と連動して断続する第３のスイ
ッチ手段と、前記第１、第２のスイッチ手段で取り込ま
れた入力信号を増幅する増幅手段とを備えるようにした
入力装置である。このため、入力信号に加わるノイズ電
圧は、第３のスイッチ手段を介して強制的にアースへ流
されるので、増幅手段に対して、誤差電圧とならず、極
めて高精度の測定が可能となる。又、複数チャンネルの
入力信号に対しても個別にスイッチ手段を設けてアース
にノイズ電流を逃がし、ノイズ対策を施しているので、
相互に干渉することなく、高精度、高信頼性の入力切換
器、マルチプレクサとなる。又、差動増幅する増幅手段
を用いているので、各入力ラインに加わるわるノイズは
相殺され、いっそう高精度測定が可能となる。
入力ラインと第２の入力ラインとの間に供給された入力
信号を連動し断続して取り込む第１の入力ラインに設け
られた第１のスイッチ手段及び第２の入力ラインにに設
けられた第２のスイッチ手段と、前記第１の入力ライン
又は第２の入力ラインとアースとの間に設けられ前記第
１、第２のスイッチ手段と連動して断続する第３のスイ
ッチ手段と、前記第１、第２のスイッチ手段で取り込ま
れた入力信号を増幅する増幅手段とを備えるようにした
入力装置である。このため、入力信号に加わるノイズ電
圧は、第３のスイッチ手段を介して強制的にアースへ流
されるので、増幅手段に対して、誤差電圧とならず、極
めて高精度の測定が可能となる。又、複数チャンネルの
入力信号に対しても個別にスイッチ手段を設けてアース
にノイズ電流を逃がし、ノイズ対策を施しているので、
相互に干渉することなく、高精度、高信頼性の入力切換
器、マルチプレクサとなる。又、差動増幅する増幅手段
を用いているので、各入力ラインに加わるわるノイズは
相殺され、いっそう高精度測定が可能となる。
【図１】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
１１、１２ 電圧源 ２ 増幅手段 ｔ１１〜ｔ２２ 入力端子 Ｓ１１〜Ｓ２３スイッチ手段 Ｌ１１〜Ｌ１３ 入力ライン
Claims (1)
- 【請求項１】第１の入力ラインと第２の入力ラインとの
間に供給された入力信号を連動し断続して取り込む第１
の入力ラインに設けられた第１のスイッチ手段及び第２
の入力ラインに設けられた第２のスイッチ手段と、前記
第１の入力ライン又は第２の入力ラインとアースとの間
に設けられ前記第１、第２のスイッチ手段と連動して断
続する第３のスイッチ手段と、前記第１、第２のスイッ
チ手段で取り込まれた入力信号を増幅する増幅手段とを
備えたことを特徴とする入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31471795A JPH09133712A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31471795A JPH09133712A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09133712A true JPH09133712A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18056723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31471795A Pending JPH09133712A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09133712A (ja) |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP31471795A patent/JPH09133712A/ja active Pending
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