JPH0913242A - 織機の運転制御方法 - Google Patents

織機の運転制御方法

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JPH0913242A
JPH0913242A JP16251595A JP16251595A JPH0913242A JP H0913242 A JPH0913242 A JP H0913242A JP 16251595 A JP16251595 A JP 16251595A JP 16251595 A JP16251595 A JP 16251595A JP H0913242 A JPH0913242 A JP H0913242A
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雅彰 澤木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動レベリング機能のある織機及び自動レベリ
ング機能のない織機のいずれにおいても織機停止後の作
業手順の統一化を図る。 【構成】柄出し制御コンピュータC1 は入力設定装置1
3によって入力された柄パターンに基づいて電磁マグネ
ット9〜12を励消磁し、電磁マグネット9〜12の励
消磁によりドビー駆動機構5〜8が開口タイミングに合
わせて各綜絖枠1〜4を個別に上開口位置又は下開口位
置に切り換え配置する。柄出し制御コンピュータC
1 は、織機の停止に伴って織機を逆転する際には、織機
の停止直前に緯入れされた緯糸に対応した柄パターンよ
り前の柄パターンをレベリングパターンに置き換えると
共に、前記緯入れされた緯糸に対応した柄パターン以前
の柄パターンを前記レベリングパターンの前に繋ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機の停止中に開口装
置をレベリング状態に設定して待機する織機の運転制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平4−91257号公報、特開平6
−116841号公報に開示されるようなドビー装置で
は、予め記憶設定された柄パターンの読み出しに基づい
て中央演算処理装置からドビー装置を構成する電気的駆
動系に指令を送り、この指令によって複数枚の綜絖枠の
個々の駆動制御を行なう。特開平4−91257号公
報、特開平6−116841号公報のドビー装置では織
機が停止したときには全ての綜絖枠を同じ高さ位置に揃
えるレベリングが行なわれる。このレベリングは織機の
停止と共に自動的に遂行される。このレベリングを行え
ば全ての経糸が同一平面上に整列し、不良経糸の検出、
糸継ぎ等の作業が容易になる。しかも、全ての経糸の張
力が低くなり、織機の停止時間が長い場合にも経糸の伸
びが抑制される。
【0003】特開平6−116841号公報の織機で
は、緯入れミスが発生して織機が停止した場合には、織
機停止時のソレノイド選択開口パターンが実際の開口パ
ターンの反転パターンに置換され、この置換に基づいて
織機が自動逆転する。この逆転によりレベリングが行わ
れる。レベリングが行われた後では作業者が復帰ボタン
を操作してレベリングを解除し、その後に織機を逆転し
て緯入れミスした緯糸の除去が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、織機工場では
ドビー開口装置仕様の織機とドビー開口装置仕様以外の
織機とが混在する場合が多い。このような織機工場にお
いてドビー開口装置仕様の自動レベリング機能を有する
織機と、自動レベリング機能のない織機との間で織機停
止後の作業に違いがあると、作業ミスを起こして織布に
欠点を与えるおそれがある。例えば特開平6−1168
41号公報の織機では、自動レベリング機能によりドビ
ー開口装置がレベリング状態になった後では緯入れミス
の緯糸を除去するためにレベリング解除用の復帰ボタン
を押すが、自動レベリング機能のない織機では前記のよ
うな復帰ボタンのON操作はない。そのため、レベリン
グ機能の有無で操作方法が異なることで作業者に戸惑い
を与え、正確な作業が行われないおそれがある。
【0005】本発明は、自動レベリング機能のある織機
及び自動レベリング機能のない織機のいずれにおいても
織機停止後の作業手順の統一化を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、織機の停止後に開口装置をレベリング状態に自
動設定して待機する織機を対象とし、織機の停止に伴っ
て織機を逆転する際には、織機の停止時の柄パターンよ
り前の柄パターンをレベリングパターンに置き換えると
共に、織機の停止直前に緯入れされた緯糸に対応した柄
パターン以前の柄パターンを前記レベリングパターンの
前に繋ぎ、前記置き換えられた柄パターンに基づいて少
なくともレベリング状態まで織機を逆転した後に柄パタ
ーンを元の柄パターンに復元し、この復元された柄パタ
ーンに基づいて織機の運転を再開するようにした。
【0007】請求項2の発明では、織機の停止直前の最
後の柄パターンでは緯糸を緯入れすることなく織機を停
止する共に、織機の停止後に開口装置をレベリング状態
に自動設定して待機する織機を対象とし、織機の停止に
伴って織機を逆転する際にはこの停止時の柄パターンよ
り前の柄パターンをレベリングパターンに置き換えると
共に、このレベリングパターンに置き換えられた柄パタ
ーン以前の柄パターンを前記レベリングパターンの前に
繋ぎ、前記置き換えられた柄パターンに基づいて少なく
ともレベリング状態まで織機を逆転した後に柄パターン
を元の柄パターンに復元し、この復元された柄パターン
に基づいて織機の運転を再開するようにした。
【0008】請求項3の発明では、織機の停止直前の最
後の柄パターンで緯糸を緯入れして織機を停止すると共
に、織機の停止後に開口装置をレベリング状態に自動設
定して待機する織機を対象とし、織機の停止に伴って織
機を逆転する際にはこの停止時の柄パターンより前の柄
パターンをレベリングパターンに置き換えると共に、前
記停止時の柄パターン以前の柄パターンを前記レベリン
グパターンの前に繋ぎ、前記置き換えられた柄パターン
に基づいて少なくともレベリング状態まで織機を逆転し
た後に柄パターンを元の柄パターンに復元し、この復元
された柄パターンに基づいて織機の運転を再開するよう
にした。
【0009】請求項4の発明では、柄パターンの復元を
織機の起動スイッチのON操作に伴って行なうようにし
た。
【0010】
【作用】請求項2の発明では、何らかの製織停止原因が
発生すると、織機が停止直前の最後の柄パターンのとき
の緯糸を緯入れすることなく停止する。この停止により
柄パターンがこの停止時の柄パターンより前の柄パター
ンをレベリングパターンに置き換えられると共に、この
レベリングパターンに置き換えられた柄パターン以前の
柄パターンが前記レベリングパターンの前に繋がれる。
織機は前記置き換えられた柄パターンに基づいてレベリ
ング状態となるまで自動逆転される。
【0011】製織停止原因が人為的な停止操作あるいは
経糸切断発生による場合には、前記レベリング状態のと
きに起動スイッチがONされる。製織停止原因が緯入れ
ミス発生による場合には、織機が前記レベリング状態か
ら手動あるいは自動でミス糸除去可能な開口状態へ逆転
され、ミス糸除去後に織機の運転が再開される。
【0012】レベリング状態のときに起動スイッチをO
Nした場合には、例えばこのON操作に基づいて柄パタ
ーンが元の柄パターンに復元され、この復元された柄パ
ターンに基づいて織機の運転が再開される。
【0013】緯入れミスによる停止の場合には、例えば
ミス糸除去後の起動スイッチのON操作に基づいて柄パ
ターンが元の柄パターンに復元される。そして、この復
元された柄パターンに基づいて織機の運転が再開され
る。緯入れミスしたミス糸は請求項1の緯糸に対応す
る。
【0014】このような柄パターンの置換によれば、緯
入れミス発生による製織停止後のミス糸除去処理作業、
起動作業がレベリング機能のある織機及びレベリング機
能のない織機のいずれにおいても同じ作業内容となる。
【0015】請求項3の発明では、何らかの製織停止原
因が発生すると、織機が停止直前の最後の柄パターンの
ときの緯糸も緯入れして停止する。この停止により柄パ
ターンがこの停止時の柄パターンより前の柄パターンを
レベリングパターンに置き換えられると共に、前記停止
時の柄パターン以前の柄パターンが前記レベリングパタ
ーンの前に繋がれる。織機は前記置き換えられた柄パタ
ーンに基づいてレベリング状態となるまで自動逆転され
る。
【0016】製織停止原因が人為的な停止操作あるいは
経糸切断発生による場合には、前記レベリング状態のと
きに起動スイッチがONされる。製織停止原因が緯入れ
ミス発生による場合には、織機が前記レベリング状態か
ら手動あるいは自動でミス糸除去可能な開口状態へ逆転
され、ミス糸除去後に織機の運転が再開される。
【0017】レベリング状態のときに起動スイッチをO
Nした場合には、例えばこのON操作に基づいて柄パタ
ーンが元の柄パターンに復元され、この復元された柄パ
ターンに基づいて織機の運転が再開される。
【0018】緯入れミスによる停止の場合には、例えば
ミス糸除去後の起動スイッチのON操作に基づいて柄パ
ターンが元の柄パターンに復元される。そして、この復
元された柄パターンに基づいて織機の運転が再開され
る。緯入れミスしたミス糸に後続する緯糸は緯入れさ
れ、この緯糸が請求項1の緯糸に対応する。
【0019】このような柄パターンの置換においても、
緯入れミス発生による製織停止後のミス糸除去処理作
業、起動作業がレベリング機能のある織機及びレベリン
グ機能のない織機のいずれにおいても同じ作業内容とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明をジェットルームに具体化した
第1実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0021】図1はドビー開口装置を表し、複数枚の綜
絖枠1,2,3,4は図示しない開口ばねによって上下
いずれか一方へ付勢されている。複数枚の綜絖枠1〜4
の上下動による経糸Tの開口形成は各綜絖枠1〜4毎の
機械的駆動系となるドビー駆動機構5,6,7,8、電
磁マグネット9,10,11,12及び柄出し制御コン
ピュータC1 から成る電子ドビー装置によって行われ
る。柄出し制御コンピュータC1 には入力設定装置13
が接続されており、柄パターンが入力設定装置13によ
って柄出し制御コンピュータC1 に入力設定される。柄
出し制御コンピュータC1 は柄パターンに基づいて電磁
マグネット9〜12を励消磁し、電磁マグネット9〜1
2の励消磁によりドビー駆動機構5〜8が開口タイミン
グに合わせて各綜絖枠1〜4を個別に上開口位置又は下
開口位置に切り換え配置する。
【0022】織機駆動モータMの作動を制御する織機制
御コンピュータC0 及び柄出し制御コンピュータC1
は、機台回転角度を検出するロータリエンコーダ14が
接続されている。織機制御コンピュータC0 及び柄出し
制御コンピュータC1 はロータリエンコーダ14から得
られる検出情報に基づいて織機の回転角度を把握する。
又、織機制御コンピュータC0 には起動スイッチ15、
停止スイッチ16、逆転スイッチ17、緯入れミス検出
器18及び経糸切断検出器19が接続されている。
【0023】図4(a)及び図5(a)のP1 ,P2
3 は柄パターン、即ち各綜絖枠1〜4の上下の開口位
置の組合せである開口パターンを表す。折れ線L1 ,L
2 は開閉口の変化を表し、折れ線L1 ,L2 の交点から
隣の交点までが緯入れ1サイクル、即ち織機の1回転と
なる。この実施例では織機が全運転、即ち製織を伴う運
転をしていれば柄パターンはP1 ,P2 ,P3 を繰り返
す。折れ線L1 ,L2間の符号P1 ,P2 ,P3 は実際
の綜絖枠1〜4の実開口パターンを表す。円内の符号P
1 ,P2 ,P3 は電磁マグネット9〜12の励消磁の組
合せである励消磁選択開口パターンを表す。励消磁選択
開口パターンP1 ,P2 ,P3 に沿った励消磁の信号出
力により、実開口パターンがP1 ,P2 ,P3 のように
推移してゆく。電磁マグネット9〜12の励消磁選択開
口パターンは常に実開口パターンよりも緯入れ1サイク
ルだけ先行している。しかも、励消磁の出力信号は前記
したある交点から次の交点に移る所定の期間、即ち経糸
Tの閉口タイミングの近くにのみ限られている。
【0024】図6のフローチャートは織機制御コンピュ
ータC0 の運転制御プログラム及び柄出し制御コンピュ
ータC1 の柄パターン制御プログラムを表す。織機制御
コンピュータC0 はこの運転制御プログラムに基づいて
織機の運転を制御する。停止スイッチ16のON操作に
よる製織停止信号の出力、緯入れミス発生に伴う緯入れ
ミス検出器18からの製織停止信号の出力あるいは経糸
切断発生による経糸切断検出器19からの製織停止信号
の出力があると、織機制御コンピュータC0 は織機駆動
モータMの作動停止を指令する。織機制御コンピュータ
0 は決められた織機の回転角度の範囲で製織停止信号
の入力有無の判断を行なっており、織機駆動モータMの
作動停止指令も決められた織機の回転角度で行われる。
この停止指令により織機が1回半近く慣性で回転してか
ら停止する。図4(b)及び図5(b)に示すように製
織停止信号出力後の織機の停止位置は閉口タイミングに
近い位置となる。図4(b)及び図5(b)の例では実
開口パターンP2 の形成後の閉口タイミング近くで織機
が停止する。製織停止信号の出力に基づく織機の停止の
際には、織機停止時の緯入れサイクル、即ち図4(b)
及び図5(b)の例では実開口パターンP2 に対応する
緯入れサイクルにおける緯入れは行われない。
【0025】織機停止後、織機制御コンピュータC0
柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パターンの置換
要求信号を出力する。柄出し制御コンピュータC1 はこ
の置換要求信号の入力に応答して柄パターンの置換を行
なう。織機停止のときの柄パターンがPn+1 のとき(n
=1,2,3であり、P4 =P1 とする。図示の例では
n+1 =P2 )には、柄出し制御コンピュータC1 は、
遂行された柄パターン〔Pn ,Pn+1 ,Pn+2 ,Pn
n+1 〕を柄パターン〔Pn+2 ,Pn ,H- ,H,P
n+1 〕に置換する。置換された柄パターンの内の柄パタ
ーンHは平織りパターンであり、H- は平織りパターン
Hの反転パターンである。図2は平織りの開口状態を表
す。従って、実開口パターンPn で織機を逆転した後に
柄パターンH- ,HをHからH- へと遂行すれば、図3
に示すように全綜絖枠1〜4はレベリング状態となる。
柄パターン〔Pn+2 ,Pn ,H- ,H,Pn+1 〕は、織
機停止時の柄パターンPn+1 より前の柄パターン
n+2 ,Pn をレベリングパターンH- ,Hに置き換え
ると共に、このレベリングパターンH- ,Hに置き換え
られた柄パターンPn+2 ,Pn 以前の柄パターン
n+2 ,Pn をレベリングパターンH- ,Hの前に繋い
で作られている。
【0026】織機制御コンピュータC0 は織機を前記停
止位置から略2回逆転し、柄出し制御コンピュータC1
は置換された柄パターン〔Pn+2 ,Pn ,H- ,H,P
n+1〕を平織りパターンHから平織り反転パターンH-
へ逆方向に辿って電子ドビー装置を動作させる。この逆
動作により全綜絖枠1〜4がレベリング状態となる。図
4(c)及び図5(c)がこのレベリング動作に対応す
る。
【0027】製織停止原因が経糸切断による場合には、
作業者はレベリング状態のもとに経糸切断の修復を行な
った後に起動スイッチ15をON操作することになる。
製織停止原因が停止スイッチ16のON操作による場合
には、作業者はレベリング状態のもとに起動スイッチ1
5をON操作することになる。起動スイッチ15がON
されると、織機制御コンピュータC0 はこのON信号に
応答して柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パター
ンの復元要求信号を出力する。柄出し制御コンピュータ
1 は復元要求信号の入力に応答して柄パターン〔P
n+2 ,Pn ,H-,H,Pn+1 〕を〔Pn ,Pn+1 ,P
n+2 ,Pn ,Pn+1 〕に復元する。織機制御コンピュー
タC0 は緯入れすることなく織機を前記レベリング位置
から略1回の空正転し、柄出し制御コンピュータC1
復元された柄パターン〔Pn ,Pn+ 1 ,Pn+2 ,Pn
n+1 〕を順方向に辿って電子ドビー装置を動作させ
る。この順動作により実開口パターンがレベリング状態
から実開口パターンP3 を経由して閉口タイミング近く
まで移行する。この略1回の空正転後、織機制御コンピ
ュータC0 は全運転に入る。図4(d)が起動スイッチ
15のON後の実開口パターンに対応する。レベリング
のために織機を略2回逆転しているため、前記略1回正
転後には織布Wの織前W1 の位置が正規の位置に合わせ
られ、緯糸の緯入れが実開口パターンP1 に対応する緯
入れサイクルから開始される。
【0028】製織停止原因が緯入れミスによる場合に
は、作業者はミス糸Ym除去作業のために逆転スイッチ
17をON操作して織機をレベリング状態から略1回半
逆転することになる。柄出し制御コンピュータC1 は置
換された〔Pn+2 ,Pn ,H-,H,Pn+1 〕を平織り
パターンHから逆方向に辿って電子ドビー装置を動作さ
せる。図5(d)が逆転スイッチ17のON後の実開口
パターンに対応する。織機がレベリング状態から略1回
半逆転すると、ミス糸Ymを除去可能な開口パターンと
なる。ミス糸Ym除去後、作業者は起動スイッチ15を
ON操作することになる。起動スイッチ15がONされ
ると、織機制御コンピュータC0 はこのON信号に応答
して柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パターンの
復元要求信号を出力する。柄出し制御コンピュータC1
は復元要求信号の入力に応答して柄パターン〔Pn+2
n ,H- ,H,Pn+1 〕を〔Pn ,Pn+1 ,Pn+2
n,Pn+1 〕に復元する。織機制御コンピュータC0
は緯入れすることなく織機を前記レベリング位置から略
1回半の空正転し、柄出し制御コンピュータC1 は復元
された柄パターン〔Pn ,Pn+1 ,Pn+2 ,Pn ,P
n+1 〕を順方向に辿って電子ドビー装置を動作させる。
この順動作により実開口パターンが次の実開口パターン
の閉口タイミング近くまで移行する。この略1回半の空
正転後、織機制御コンピュータC0 は全運転に入り、製
織停止原因となった緯入れミスの発生した実開口パター
ンPn (=P1 )に対応する緯入れサイクルで緯糸の緯
入れが行われる。図5(e)が起動スイッチ15のON
後の実開口パターンに対応する。レベリングのために織
機を略2回逆転しているため、前記略1回半の空正転後
には織布Wの織前W1 の位置が正規の位置に合わせら
れ、緯糸の緯入れが実開口パターンP1 に対応する緯入
れサイクルから開始される。
【0029】本実施例のようなレベリング機能のない織
機では、緯入れミス発生による織機停止後に作業者が織
機を略1回半逆転してミス糸Ym除去可能な開口にす
る。本実施例のレベリング機能のある織機においても、
前述したように緯入れミス発生による織機停止後の作業
者の作業内容はレベリング機能のない織機の場合と同じ
である。又、人為的な織機停止あるいは経糸切断発生に
よる織機停止の場合には、本実施例のようなレベリング
機能のない織機では、作業者が起動スイッチをON操作
することによって織機停止直前に緯入れ阻止された緯入
れサイクルから緯入れが開始される。本実施例のレベリ
ング機能のある織機においても、人為的な織機停止ある
いは経糸切断発生による織機停止の場合には前述したよ
うに作業者は起動スイッチ15をON操作するのみであ
る。従って、レベリング機能のある織機とレベリング機
能のない織機が混在している織機工場においても、いず
れの織機に対しても製織停止原因発生による織機停止後
の作業者の作業内容が同じとなり、織布に欠点をもたら
す作業ミスが防止される。
【0030】図5の例では柄パターン〔P1 ,P2 ,P
3 ,P1 ,P2 〕が柄パターン〔P 3 ,P1 ,H-
H,P2 〕に置換される。しかし、〔P1 ,P2
3 ,P1,P2 〕を〔H- ,H,H- ,H,P2 〕に
置換するというレベリングのためだけの置換を行なう従
来方式では、レベリング後にミス糸Ym除去のために織
機を逆転してミス糸Ymを除去するという決まった作業
手順を遂行すると、柄パターンが〔P1 ,P2 ,P3
1 ,P3 ,P1 ,P2 ,P3 〕という柄崩れ(P2
柄落ち)が発生する。本実施例ではこのような問題は生
じない。又、本実施例では緯糸を何本抜いていっても、
起動スイッチ15のON操作に伴って最後に抜かれた緯
糸から緯入れ開始され、織布に欠点は生じない。
【0031】なお、レベリングパターン〔H,H- 〕の
挿入は、織機の停止時の柄パターンのすぐ前のみに限ら
ず、任意の柄パターンの数だけとばして行なってもよ
い。又、レベリングパターンは平織りパターンH及び平
織り反転パターンH- の2つの組合せのみに限らず、平
織りパターンH及び平織り反転パターンH- の3つ以上
で組合せてもよい。
【0032】次に、図7〜図9の実施例を説明する。図
7(a)及び図8(a)に示すように、この実施例にお
ける柄パターンは〔P1 ,P2 ,P3 ,P4 ,P5 〕の
繰り返しにしてある。そして、製織停止原因の発生によ
り織機が停止する直前の緯入れサイクルの緯糸Yは緯入
れされるようにしてある。装置構成は図1と同じであ
る。図9のフローチャートは運転制御プログラム及び柄
パターン制御プログラムを表す。織機制御コンピュータ
0 はこの運転制御プログラムに基づいて織機の運転を
制御する。
【0033】図7(b)及び図8(b)の例では製織停
止原因が実開口パターンP4 の緯入れサイクルで発生
し、織機が実開口パターンP5 の緯入れサイクルで停止
するようにしてある。織機停止後、織機制御コンピュー
タC0 は柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パター
ンの置換要求信号を出力する。柄出し制御コンピュータ
1 はこの置換要求信号の入力に応答して柄パターンを
置換する。織機停止のときの柄パターンがPn+4 のとき
(n=1〜5であり、P6 =P1 、P7 =P2 、P8
3 、P9 =P4 とする。図示の例ではPn+4 =P5
には、柄出し制御コンピュータC1 は、遂行された柄パ
ターン〔Pn ,Pn+1 ,Pn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 〕を柄
パターン〔Pn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 ,H- ,H,
n+4 〕に置換する。柄パターン〔Pn+2 ,Pn+3 ,P
n+4 ,H- ,H,Pn+4 〕は、織機停止時の柄パターン
n+4 以前の柄パターンPn+3 ,Pn+4 をレベリングパ
ターンH-,Hに置き換えると共に、このレベリングパ
ターンH- ,Hに置き換えられた柄パターンPn+3 ,P
n+4 以前の柄パターンPn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 をレベリ
ングパターンH- ,Hの前に繋いで作られている。
【0034】織機制御コンピュータC0 は織機を前記停
止位置から略2回逆転し、柄出し制御コンピュータC1
は置換された柄パターン〔Pn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 ,H
- ,H,Pn+4 〕を柄パターンPn+4 から平織り反転パ
ターンH- へ逆方向に辿って電子ドビー装置を動作させ
る。この逆動作により全綜絖枠1〜4がレベリング状態
となる。図7(c)及び図8(c)がこのレベリング動
作に対応する。
【0035】製織停止原因が経糸切断による場合には、
作業者はレベリング状態のもとに経糸切断の修復を行な
った後に起動スイッチ15をON操作することになる。
製織停止原因が停止スイッチ16のON操作による場合
には、作業者はレベリング状態のもとに起動スイッチ1
5をON操作することになる。起動スイッチ15がON
されると、織機制御コンピュータC0 はこのON信号に
応答して柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パター
ンの復元要求信号を出力する。柄出し制御コンピュータ
1 は復元要求信号の入力に応答して柄パターン〔P
n+2 ,Pn+3 ,P n+4 ,H- ,H,Pn+4 〕を〔Pn
n+1 ,Pn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 〕に復元する。柄出し
制御コンピュータC1 は復元された柄パターン〔Pn
n+1 ,P n+2 ,Pn+3 ,Pn+4 〕を順方向に辿って電
子ドビー装置を動作させる。この順動作により織機が略
2回の空正転をしてから全運転に入る。図7(d)が起
動スイッチ15のON後の実開口パターンに対応する。
レベリングのために織機を略2回逆転しているため、前
記略2回の空正転後には織布Wの織前W1 の位置が正規
の位置に合わせられ、レベリング後には緯糸が実開口パ
ターンP1 に対応する緯入れサイクルから開始される。
【0036】製織停止原因が緯入れミスによる場合に
は、作業者はミス糸Ym除去作業のために逆転スイッチ
17をON操作して織機をレベリング状態から略1回半
逆転することになる。柄出し制御コンピュータC1 は置
換された〔Pn+2 ,Pn+3 ,P n+4 ,H- ,H,
n+4 〕をH- から逆方向に辿って電子ドビー装置を動
作させる。図8(d)が逆転スイッチ17のON後の実
開口パターンに対応する。織機がレベリング状態から略
1回半逆転すると、織機停止直前に緯入れされた緯糸Y
を除去可能な開口パターンとなる。この緯糸Yはミス糸
Ymに後続する緯糸である。後続緯糸Yの除去後、作業
者は逆転スイッチ17をON操作して織機を略1回逆転
することになる。柄出し制御コンピュータC1 は置換さ
れた〔Pn+2 ,P n+3 ,Pn+4 ,H- ,H,Pn+4 〕を
柄パターンPn+3 から逆方向に辿って電子ドビー装置を
動作させる。図8(e)が逆転スイッチ17のON後の
実開口パターンに対応する。織機が略1回逆転すると、
ミス糸Ymを除去可能な開口パターンとなる。
【0037】ミス糸Ym除去後、作業者は起動スイッチ
15をON操作することになる。起動スイッチ15がO
Nされると、織機制御コンピュータC0 はこのON信号
に応答して柄出し制御コンピュータC1 に対して柄パタ
ーンの復元要求信号を出力する。柄出し制御コンピュー
タC1 は復元要求信号の入力に応答して柄パターン〔P
n+2 ,Pn+3 ,Pn+4 ,H- ,H,Pn+4 〕を〔Pn
n+1 ,Pn+2 ,Pn+ 3 ,Pn+4 〕に復元する。柄出し
制御コンピュータC1 は復元された柄パターン〔Pn
n+1 ,Pn+2 ,Pn+3 ,Pn+4 〕を順方向に辿って電
子ドビー装置を動作させる。この順動作により織機が略
2回半の空正転をして閉口タイミング近くまで移行す
る。この略2回半の空正転後、織機制御コンピュータC
0 は全運転に入り、製織停止原因となった緯入れミスの
発生した実開口パターンPn+3 に対応する緯入れサイク
ルで緯糸の緯入れが行われる。図8(f)が起動スイッ
チ15がON後の実開口パターンに対応する。
【0038】この実施例においても第1実施例と同様
に、レベリング機能のある織機とレベリング機能のない
織機が混在している織機工場においても、いずれの織機
に対しても製織停止原因発生による織機停止後の作業者
の作業内容が同じとなり、織布に欠点をもたらす作業ミ
スが防止される。
【0039】なお、前記各実施例における織機制御コン
ピュータC0 の機能及び柄出し制御コンピュータC1
機能の両方を単一の制御コンピュータで実現することも
できる。
【0040】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば特開平6−116841号公報に
開示されているように、織機停止時の実開口パターンの
反転パターンで織機を略1回逆転してレベリングを行な
うようにした織機にも適用することができる。又、緯入
れミス発生以外の製織停止原因による織機停止の場合に
は、織機停止時の緯入れサイクルにおける緯入れを行な
い、緯入れミス発生の製織停止原因による織機停止の場
合には、織機停止時の緯入れサイクルにおける緯入れを
行なわないようにした織機にも本発明を適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、織機の
停止に伴って織機を逆転する際には、織機の停止直前に
緯入れされた緯糸に対応した柄パターンより前の柄パタ
ーンをレベリングパターンに置き換えると共に、前記緯
入れされた緯糸に対応した柄パターン以前の柄パターン
を前記レベリングパターンの前に繋ぎ、前記置き換えら
れた柄パターンに基づいて少なくともレベリング状態ま
で織機を逆転した後に柄パターンを元の柄パターンに復
元し、この復元された柄パターンに基づいて織機の運転
を再開するようにしたので、自動レベリング機能のある
織機及び自動レベリング機能のない織機のいずれにおい
ても織機停止後の作業手順の統一化を図って作業ミスを
防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドビー開口装置及び電子ドビー装置を示す略体
側面図。
【図2】平織り開口を示す略体側面図。
【図3】レベリング状態を示す略体側面図。
【図4】(a)は柄パターンを説明するタイミングチャ
ート。(b)は織機の停止を説明するタイミングチャー
ト。(c)はレベリングを説明するタイミングチャー
ト。(d)は緯入れミス発生以外の製織停止原因の場合
の運転再開を説明するタイミングチャート。
【図5】(a)は柄パターンを説明するタイミングチャ
ート。(b)は織機の停止を説明するタイミングチャー
ト。(c)はレベリングを説明するタイミングチャー
ト。(d)は緯入れミス発生の製織停止原因の場合の糸
抜き作業を説明するタイミングチャート。(e)は緯入
れミス発生の場合の運転再開を説明するタイミングチャ
ート。
【図6】運転制御プログラム及び柄パターン制御プログ
ラムを表すフローチャート。
【図7】別例を示し、(a)は柄パターンを説明するタ
イミングチャート。(b)は織機の停止を説明するタイ
ミングチャート。(c)はレベリングを説明するタイミ
ングチャート。(d)は緯入れミス発生以外の製織停止
原因の場合の運転再開を説明するタイミングチャート。
【図8】(a)は柄パターンを説明するタイミングチャ
ート。(b)は織機の停止を説明するタイミングチャー
ト。(c)はレベリングを説明するタイミングチャー
ト。(d),(e)は緯入れミス発生の製織停止原因の
場合の糸抜き作業を説明するタイミングチャート。
(f)は緯入れミス発生の場合の運転再開を説明するタ
イミングチャート。
【図9】運転制御プログラム及び柄パターン制御プログ
ラムを表すフローチャート。
【符号の説明】
5〜8…ドビー駆動機構、9〜12…電磁マグネット、
15…起動スイッチ、17…逆転スイッチ、C0 …織機
制御コンピュータ、C1 …柄出し制御コンピュータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機の停止後に開口装置をレベリング状態
    に自動設定して待機する織機において、 織機の停止に伴って織機を逆転する際には、織機の停止
    時柄パターンより前の柄パターンをレベリングパターン
    に置き換えると共に、織機の停止直前に緯入れされた緯
    糸に対応した柄パターン以前の柄パターンを前記レベリ
    ングパターンの前に繋ぎ、前記置き換えられた柄パター
    ンに基づいて少なくともレベリング状態まで織機を逆転
    した後に柄パターンを元の柄パターンに復元し、この復
    元された柄パターンに基づいて織機の運転を再開する織
    機の運転制御方法。
  2. 【請求項2】織機の停止直前の最後の柄パターンでは緯
    糸を緯入れすることなく織機を停止すると共に、織機の
    停止後に開口装置をレベリング状態に自動設定して待機
    する織機において、 織機の停止に伴って織機を逆転する際にはこの停止時の
    柄パターンより前の柄パターンをレベリングパターンに
    置き換えると共に、このレベリングパターンに置き換え
    られた柄パターン以前の柄パターンを前記レベリングパ
    ターンの前に繋ぎ、前記置き換えられた柄パターンに基
    づいて少なくともレベリング状態まで織機を逆転した後
    に柄パターンを元の柄パターンに復元し、この復元され
    た柄パターンに基づいて織機の運転を再開する織機の運
    転制御方法。
  3. 【請求項3】織機の停止直前の最後の柄パターンで緯糸
    を緯入れして織機を停止すると共に、織機の停止後に開
    口装置をレベリング状態に自動設定して待機する織機に
    おいて、 織機の停止に伴って織機を逆転する際にはこの停止時の
    柄パターンより前の柄パターンをレベリングパターンに
    置き換えると共に、前記停止時の柄パターン以前の柄パ
    ターンを前記レベリングパターンの前に繋ぎ、前記置き
    換えられた柄パターンに基づいて少なくともレベリング
    状態まで織機を逆転した後に柄パターンを元の柄パター
    ンに復元し、この復元された柄パターンに基づいて織機
    の運転を再開する織機の運転制御方法。
  4. 【請求項4】柄パターンの復元は織機の起動スイッチの
    ON操作に伴って行われる請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載の織機の運転制御方法。
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