JPH09132284A - 包丁包装体 - Google Patents

包丁包装体

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JPH09132284A
JPH09132284A JP31359695A JP31359695A JPH09132284A JP H09132284 A JPH09132284 A JP H09132284A JP 31359695 A JP31359695 A JP 31359695A JP 31359695 A JP31359695 A JP 31359695A JP H09132284 A JPH09132284 A JP H09132284A
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JP
Japan
Prior art keywords
kitchen knife
fixing mount
knife
mount
outer box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31359695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Iwane
敏郎 岩根
Tomikazu Mizuno
富和 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP31359695A priority Critical patent/JPH09132284A/ja
Publication of JPH09132284A publication Critical patent/JPH09132284A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、包装時の作業性に優れた
包丁包装体を提供する。 【解決手段】 透明フィルム9が貼着された窓部8を有
する外箱Aと、該外箱A内に収納され、かつ、包丁を収
納保持する固定用台紙Bとからなる包丁の包装体であっ
て、前記固定用台紙Bは、前記外箱Aの内寸と略同一の
大きさであり、下部に前記包丁の柄の形状と略同形状の
凹部または孔部10を有し、上端及び下端にそれぞれ第
1係止片11,第2係止片12が形成され、前記包丁が
前記固定用台紙Bに載置された状態を保持するように前
記固定用台紙Bの前記凹部または孔部10に対応する位
置に一定巾の熱収縮フィルムが巻かれた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包丁を保護しながら
収納するための包丁包装体に関するものであり、さらに
詳しくは、透明フィルムが貼着された窓部を有する外箱
と、該外箱内に収納され、包丁を収納保持するための固
定用台紙からなる包丁包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の包丁包装体は、収納された包丁が
輸送中に動いたり、包装体から取り出す際に滑り落ちた
りしないように工夫されており、その例として次に示す
2つのタイプのものがある。
【0003】まず、実開昭59−165368号には、
筒状のカバーと、該筒状ケースにスライド可能に収納さ
れる収納箱と、収納箱内に挿入され包丁が載置された状
態を保持するために台紙を折曲げることにより形成され
た収納部材とからなる収納ケースであって、前記収納部
材は包丁の柄の部分が挿入される凹部と、該凹部の一側
に位置し柄の左右の動きを防ぐ支持凸部と、包丁の下端
を固定するストッパー凸部と、収納箱の上端に位置する
上部ストッパー凸部とからなる包丁等の収納ケースが記
載されている。
【0004】また、実開昭57−77163号には、台
紙と、該台紙との間に包丁を収納する収納凹部を形成す
るための透明プラスチック製カバーとからなるブリスタ
ー容器であって、該カバーは、台紙がスライド可能なよ
うに両サイドを内側に折曲げ形成されており、内側に突
出し柄の上端を支持するための係止凸部を有し、収納凹
部内に挿入され包丁の刃部をカバーする支持台と、包丁
の柄のサイドを固定する係止台と、カバーには内側に突
出し柄の上端を支持するための係止凸部をそなえた包装
容器が記載されている。
【0005】しかしながら、上記のような包装容器にお
いては、以下に示すような欠点を有する。
【0006】両者は共に、包丁が輸送中に動いてケース
を傷つけたり、包装体から取り出す際に滑り落ちたりし
ないように包丁が収納された状態を保持するように構成
されている。即ち、前者の収納ケースは、収納箱内に挿
入され、かつ包丁を収納保持するために台紙を折曲げる
ことにより形成される収納部材を備え、該収納部材はケ
ース内での包丁の動きを極力抑えるために、柄の部分を
挿入する凹部と、柄の左右の動きを防ぐ支持凸部と、包
丁の下端を支持するストッパー凸部と、収納箱の上端に
位置する上部ストッパー凸部が形成されている。このよ
うに、包丁の動きを収納部材により抑えているため、収
納部材を形成する台紙の形状が複雑化し、組み立て作業
も煩雑化するという問題がある。
【0007】また、後者の包装容器は、台紙と透明プラ
スチックカバーとの間に形成される収納凹部に包丁が収
納され、収納された状態を支持するために、刃部をカバ
ーする支持台と柄のサイドを支持する係止台を収納凹部
内に挿入するようになっており、包装容器を構成する部
品点数が多く、コスト高となるばかりか組み立て時の作
業が煩雑化するという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、部品点数を削減し、包装時の作業性の良い
包丁包装体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明にあっては、以下のような構成の包丁
包装体を提供する。
【0010】すなわち、本発明の包装体は、透明フィル
ムが貼着された窓部を有する外箱と、該外箱内に収納さ
れ、かつ包丁を収納保持する固定用台紙とからなる包丁
包装体であって、前記固定用台紙は、前記外箱の内寸と
略同一の大きさであり、下部に前記包丁の柄の形状と略
同形状の凹部または孔部を有し、前記包丁が前記固定用
台紙に載置された状態を保持するように前記固定用台紙
の前記凹部または孔部に対応する位置に一定巾の収縮性
フィルムが巻かれたものであることを特徴とするもので
ある。また、前記固定用台紙が矩形状であり、上端及び
下端にそれぞれ第1係止片、第2係止片が形成されたも
のとすることにより、外箱に対して固定用台紙がより安
定するものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1〜
4に従って詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示す分解斜視図である。図2は、外箱の展開平面図
である。図3は、収納部材に包丁が載置された状態を示
す斜視図である。図4は、収納部材に包丁を固定する工
程を示す説明図である。図5は、外箱の組立て工程及び
外箱に収納部材を挿入する工程を示す説明図である。
【0012】本発明の包丁包装体は、図1に示されてい
るように、外箱Aと、該外箱A内に収納され、かつ包丁
を収納保持する固定用台紙Bとからなる。外箱Aは、図
2に示す形状の厚紙素材からなるブランク板にて形成さ
れるものであり、矩形状の上面板1の両サイドに側面板
3,4が連接され、一方の側面板4に底面板2が連接さ
れている。この底面板2には、他方の側面板3と接着さ
せるための巾の狭い糊代板5が連接されている。上面板
1の上端には上部蓋板61および上部蓋板差込片62が
連接され、上面板1の下端には下部蓋板71および下部
蓋板差込片72が連接され、側面板3,4の上下端にフ
ラップ65,66,73,74が連接され、底面板2の
上端には吊り下げフラップ63a,63bが連接され、
該フラップには打抜孔64a,64bが形成されてい
る。また、上面板1から側面板3,4に跨がって窓部8
が形成されており、窓部8の裏面に透明フィルム9が貼
着されており、窓部8から外箱A内に収納された包丁を
確認できるようになっている。なお、透明フィルム9
は、比較的腰のあるものが好ましく、ポリエステル,塩
化ビニル,ポリプロピレン等のフィルムが使用可能であ
る。
【0013】また、固定用台紙Bは外箱A内にスライド
可能なように外箱Aの内寸と略同一の大きさに形成さ
れ、さらに上端,下端にはそれぞれ第1係止片11,第
2係止片12が連接されている。この第1係止片11及
び第2係止片12が設けられていることにより包丁を載
置した固定用台紙が外箱内にしっかり保持され、しかも
外箱から取り出す際にも固定用台紙が滑り落ちることが
なく安全である。また、固定用台紙Bの下部には包丁の
柄の形状とほぼ一致した凹部10が形成されている。該
凹部10は、包丁の柄が挿入された状態で、包丁の刃部
が台紙と水平となるように、包丁の柄の高さの約半分の
厚みに形成されている。また、凹部10は、包丁の柄の
形状とほぼ同一の孔部として形成してもよい。
【0014】以下に、包丁を包装する工程を図3及び図
4を用いて説明する。まず、(1) 包丁の柄が挿入される
凹部10を形成した段ボール製の固定用台紙Bを供給す
る工程と、(2) 固定用台紙Bの凹部10に包丁を載置す
る工程と、(3) 固定用台紙Bの凹部10に対応する部分
に帯状の収縮性フィルムCを巻き両端部を接着する工程
と、(4) 熱風により収縮性フィルムCを収縮させ包丁を
固定する工程と、(5) 包丁が固定された固定用台紙Bを
外箱A内に挿入する工程からなる。
【0015】以下に各工程について詳細に説明する。ま
ず、固定用台紙B上に包丁を固定するまでの工程を図4
に従って説明する。包丁の柄に対応する凹部10が形
成された段ボール製の固定用台紙Bの上端および下端の
第1係止片11,第2係止片12を固定用台紙Bの表面
側に折り返す。固定用台紙Bの凹部10内に包丁の柄
が入るように固定用台紙B上に包丁を載置する。固定
用台紙Bの凹部10に対応する部分に帯状の熱収縮フィ
ルムCを両端が重ねなり合うように巻き付ける。熱風
を吹きつけ熱収縮フィルムCを収縮固着する。以上の工
程により、包丁が固定用台紙上に収納固定された状態と
なる。なお、熱収縮フィルムは、熱により収縮する性質
を有するものであればよく、例えば、ポリエチレンフィ
ルム,ポリプロピレンフィルム等が使用可能である。ま
た、ストレッチ性のあるフィルムを用いて熱収縮の工程
を省略することも可能である。
【0016】次に、外箱Aを組み立て、外箱A内に固定
用台紙Bを挿入し包装を完了するまでの工程を図5に従
って説明する。底面板2が側面板4及び上面板1に重
なるようにし、側面板3を糊代板5に重ねて接着する。
そしてこの状態でカートンが積み上げられている。上
面板1と底面板2との間に両側面板3,4が略直立状態
になるよう外箱Aを起立させる。吊り下げフラップ6
3a,63bを重ねるようにして接着剤で貼着し、打抜
孔64a,64bを一致させて展示の際の吊り下げ孔と
する。包丁が載置された固定用台紙Bを外箱A内に収
納する。下端のフラップ73,74を先に折り畳んで
から下部蓋板71を差し込み、該蓋板の切込み76に差
込舌片75を差し込んで固定する。上端側のフラップ
65,66を折り畳み、上部蓋板72を差し込むと包装
が完了する。また、の工程では、差込舌片75を省略
し、上部蓋板72をフラップ73,74ないしは底面板2
と糊付けすることも可能である。
【0017】
【発明の効果】上述のように、本願発明の包丁包装体に
よれば、収納部材の凹部に包丁の柄を挿入し、収納部材
の巾方向に一定巾の収縮性フィルムを帯状に巻き付け、
両端部を接着した状態で熱風により収縮性フィルムを収
縮させることにより包丁を収納部材上に確実に固定する
ことができ、簡単にしかも安価に包丁を包装できる。ま
た、固定用台紙を矩形状として形成し、固定用台紙の上
端および下端にそれぞれ第1係止片,第2係止片を形成
されたものでは、包丁が載置された固定用台紙が外箱内
にしっかり保持され、さらに外箱から取り出す際にも固
定用台紙が滑り落ちることがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図
【図2】外箱の展開平面図
【図3】固定用台紙に包丁を載置した状態を示す斜視図
【図4】固定用台紙に包丁を固定する工程を示す説明図
【図5】外箱を組立て、包丁が載置された固定用台紙を
収納する工程を示す説明図。
【符号の説明】
A 外箱 9 透明フィルム B 収納部材 10 凹部 C 収縮性フィルム 11 第1係止片 1 上面板 12 第2係止片 2 底面板 3 側面板 4 側面板 5 糊代板 8 窓部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明フィルムが貼着された窓部を有する
    外箱と、該外箱内に収納され、かつ包丁を収納保持する
    固定用台紙とからなる包丁包装体であって、前記固定用
    台紙は、前記外箱の内寸と略同一の大きさであり、下部
    に前記包丁の柄の形状と略同形状の凹部または孔部を有
    し、前記包丁が前記固定用台紙に載置された状態を保持
    するように前記固定用台紙の前記凹部または孔部に対応
    する位置に一定巾の収縮性フィルムが巻かれたものであ
    ることを特徴とする包丁包装体。
  2. 【請求項2】前記固定用台紙が矩形状であり、上端及び
    下端にそれぞれ第1係止片、第2係止片が形成されたも
    のであることを特徴とする請求項1記載の包丁包装体。
JP31359695A 1995-11-06 1995-11-06 包丁包装体 Withdrawn JPH09132284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31359695A JPH09132284A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 包丁包装体

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JP31359695A JPH09132284A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 包丁包装体

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JPH09132284A true JPH09132284A (ja) 1997-05-20

Family

ID=18043227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31359695A Withdrawn JPH09132284A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 包丁包装体

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JP (1) JPH09132284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223438A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kusanagi Ryota 刃物陳列用外装ケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006223438A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kusanagi Ryota 刃物陳列用外装ケース

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20030107