JPH09131323A - 皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方法 - Google Patents
皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方法Info
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Abstract
化することができ、皮膚表面の角質層の状態を評価する
ことを可能とする皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方
法の提供を目的とする。 【解決手段】粘着面を有する角質層採取シートを被測定
者の皮膚表面に一定圧にて押圧し剥離して皮膚表面の角
質層を角質層採取シートの粘着面に付着させる角質層採
取手段と、角質層の付着した角質層採取シートを透過光
で撮影する撮像手段と、得られた剥離角質層画像を加工
処理し、輝度分布の計測を行うとともに高輝度部分を抽
出して粒子解析を行い、剥離角質層量及び剥離角質層均
一性の画像計測値を算出する画像解析手段とを備えてい
る。
Description
及び皮膚表面評価方法に係り、更に詳しくは、粘着面を
有する角質層採取シートを用いて採取された角質層の剥
離状態を数値化することによる皮膚表面解析装置及び皮
膚表面評価方法に関するものである。
開発していく上で、皮膚性状や肌質を正確に捉え、評価
していくことは非常に重要なことである。そして更に今
後は、より多方面からの評価が必要となり、より一層詳
しく皮膚の状態を把握することが重要になってくると考
えられる。
伝導度等を用いて角質水分含有量、吸収水分保持能、ま
た経皮水分蒸散量等を測定することによる評価方法が一
般的である。
法として、非侵襲的に採取した角質細胞を用いた評価方
法が重要となっている。非侵襲的に角質層を採取し皮膚
を評価する方法としては、粘着性のテープを用いたテー
プストリッピング法という方法が一般的である。従来
は、このようにして採取された角質細胞を染色し、光学
顕微鏡を用いて有核細胞数、細胞面積、形状係数の計測
や重層剥離の程度等の観察を行うことによって皮膚状態
の評価が行われていた。しかし、これらの手法において
は、試料作製が煩雑で、また顕微鏡下の観察に経験を要
するという問題があった。
よる角質細胞観察のようなミクロなレベルではなく、マ
クロなレベルで評価する技術が開発されている。その方
法としては、粘着面を有するシートを皮膚表面に押圧
して角質片を粘着面に付着採取し、これを投影レンズを
用いてスクリーン上に映す方法(特開昭63−1224
38号公報)や、粘着面を有するシートを皮膚表面に
押圧して角質片を粘着面に付着採取し、これに光源から
光を照射し透過してきた光量を測定することで付着角質
層量を測定する方法、粘着面を有するシートを皮膚表
面に押圧して角質片を粘着面に付着採取し、これを染色
した後、色差計にて測色を行い、その色の濃淡で付着角
質層量を測定する方法、粘着面を有するシートを皮膚
表面に押圧して角質片を粘着面に付着採取し、これを黒
色の紙に張り付けた後に角質層付着シートの撮影を行
い、画像解析装置に剥離角質層画像を入力後、輝度を計
測して角質剥離量を定量化する方法等が知られている。
の方法は、画像がスクリーンへの拡大投影像であるた
め、画質が不鮮明であり、サンプル間の違いを明確にす
ることは困難で、その定量化は不可能である。また、上
記の方法においては、シートを透過してきた光量だけ
では微妙な変化を捉えることが不可能であると考えら
れ、これもまたサンプル間の違いを明確にすることは困
難である。また、上記の方法においては、毎回同様に
染色を行うことが非常に難しく、計測結果が染色の状態
にかなり影響されることが予測される。更に剥離角質層
は均一ではないため、測色部位によって誤差が大きくな
ると考えられる。加えて上記及びの方法において
は、剥離角質層の定量化は光量(Lux)または測色値
によって可能であるが、得られる情報は両者ともに光
量、測色値のみであるため、様々なパターンで剥離して
くる剥離角質層画像の評価を行うことは不可能である。
また、上記の方法は、画像の取り込みを散乱光を用い
て行うものであるが、輝度値を用いて剥離角質層の厚さ
・量を計測するためには、シートへの角質層付着量に対
応して光量が増減する透過光を用いることが必要がある
ため、不適当である。またこの方法においては、剥離量
の計測値を算出して剥離量を定量化することはできる
が、剥離パターンの定量化には及んでいないというのが
実情である。
って角質層の剥離、採取を行うと、被測定者や測定部位
によって様々なパターンの画像が得られる。通常、皮膚
内部で生じている変調は、そのまま角質層に現れ、その
場合正常な角質層が形成されずに肌荒れ等の形で皮膚表
面に顕在化するものであるため、上記様々な剥離角質層
パターンは、皮膚内部の状態を反映して現れているもの
と考えられる。そのため、この剥離角質層の様々なパタ
ーンを正確に捉え、定量化する方法を確立することが、
皮膚内部の状態を評価するためには必要不可欠である。
これらの剥離角質層パターンには、剥離量の多少、均一
性という2軸が存在していることが判明した。本発明
は、このような実情に鑑みなされたものであって、剥離
角質層の剥離量及び均一性を客観的且つ定量的に数値化
する皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方法の提供を目
的とするものである。
めに、本発明は次のような構成をとる。すなわち、本発
明に係る皮膚表面解析装置は、粘着面を有する角質層採
取シートを被測定者の皮膚表面に一定圧にて押圧し剥離
して皮膚表面の角質層を角質層採取シートの粘着面に付
着させる角質層採取手段と、角質層の付着した角質層採
取シートを透過光で撮影する撮像手段と、得られた剥離
角質層画像を加工処理し、輝度分布の計測を行うととも
に高輝度部位を抽出して粒子解析を行い剥離角質層量及
び剥離角質層均一性の画像計測値を算出する画像解析手
段とからなるものである。また、本発明に係る皮膚表面
評価方法は、粘着面を有する角質層採取シートを被測定
者の皮膚表面に一定圧にて押圧して剥離することにより
角質層採取シートの粘着面に皮膚表面の角質層を付着さ
せ、この角質層の付着した角質層採取シートを透過光で
撮影し、得られた剥離角質層画像を加工処理して輝度分
布の計測を行うとともに高輝度部位を抽出して粒子解析
を行うことにより、剥離角質層量及び剥離角質層均一性
の画像計測値を算出し、この算出結果に基づき皮膚表面
の角質層の状態を評価する方法である。
有する角質層採取シートを用いて角質層を採取し、これ
を透過光により撮影することによって剥離角質層画像を
得るようになっている。従って、この画像における輝度
値は実際の剥離角質層量と対応がみられるものとなって
いる。そして、画像解析手段により、この画像の輝度分
布の計測を行い、また高輝度部位を抽出して粒子解析を
行うことにより、剥離角質層量及び剥離角質層均一性の
計測値を算出することができるようになっている。しか
して、本発明の皮膚表面解析装置によれば、剥離角質層
のパターンを剥離量及び均一性という2つのパラメータ
において客観的且つ定量的に数値化することができ、ま
た本発明の皮膚表面評価方法によれば、皮膚表面の角質
層の状態を明確に評価することが可能となる。
する。図1は、本発明に係る皮膚表面解析装置の基本的
な構成を示すブロック図である。同図に示すように、こ
の装置は、粘着面を有する角質層採取シート2と、この
角質層採取シート2を皮膚表面に押し当てる押圧器具1
と、角質層採取シート2に付着した剥離角質層画像を撮
影する撮像手段としての撮像装置3と、得られた画像の
解析を行う画像解析手段としての画像処理装置/演算装
置8とから構成されている。
撮像管5と、信号変換装置6と、ルックアップテーブル
7とから構成されている。また、上記画像処理装置/演
算装置8は、イメージプロセッサ9と、ホストコンピュ
ータ10と、光ディスク11とから構成され、上記撮像
装置3に接続されている。
おいて、上記角質層採取シート2の粘着面を、被測定者
の測定しようとする部位(例えば頬等)に押圧器具1を
用いて一定圧にて押圧することにより、角質層採取シー
ト2の粘着面に皮膚表面の角質層を付着させる。そし
て、角質層の付着している角質層採取シート2を上記撮
像装置3のホルダーに設置し、測定領域を透過光によっ
て撮影する。すなわち、照明光源4の光が角質層採取シ
ート2を透過し、CCD撮像管5にて光電変換がなさ
れ、それが信号変換装置6でRGB信号に変換されてル
ックアップテーブル7で輝度の反転が行われる。次い
で、上記画像処理装置/演算装置8のイメージプロセッ
サ9が、上記撮像装置3よりRGB信号の形で入力され
た画像の処理を行う。このイメージプロセッサ9は、N
EXUS社製イメージプロセッサNEXUS6800を
主体として構成されている。イメージプロセッサ9は、
入力された画像の加工及び計測を行い、ホストコンピュ
ータ10が、解析プログラムにより上記イメージプロセ
ッサ9からの計測データの演算処理、集計等を行うとと
もに装置全体のシステム制御を行うようになっている。
そして、光ディスク11は、得られた画像の記録保存を
行っている。
より取り込む取り込み原理を図2に基づき説明する。す
なわち、剥離角質層の付着している角質層採取シート2
に照明光源4から光を照射し、角質層採取シート2に光
を透過させることによって、同図中左に示すような透過
画像が得られる。この画像は、透過光を利用して得られ
たものであるため、角質層の付着量の多少が画像の濃淡
として現れたものとなっている。そして、この透過画像
の白黒を反転させることによって、同図中右に示すよう
な輝度反転画像が得られる。この反転画像においては、
角質層が厚く付着している部分ほど高輝度となってお
り、後述する画像解析による計測にはこの輝度反転画像
を使用する。
質層の剥離量の計測方法について説明する。まずステッ
プS1において、上述した方法により角質層採取シート
2に角質層を採取し、次いでステップS2において、角
質層が付着した角質層採取シート2の測定領域を透過光
によって撮影することにより剥離角質層画像を得る。そ
してステップS3において、この画像をイメージプロセ
ッサ9に入力する。イメージプロセッサ9は、撮像画像
を8ビットのデジタル画像データに変換して取り込むと
ともに、光ディスク11にてその画像データの記録保存
を行う。
力された画像は、上述した通りの輝度反転画像であるた
め、角質層が厚く付着している部分ほど高輝度となって
いる。そこで、ステップS4において、この画像の輝度
の分布計測を行うことにより、図4に示すようなグラフ
を得ることができる。ここで、輝度0は暗であり、輝度
255に向かうほど明である。そして、角質層の厚さと
輝度値とは比例関係にあるため、ステップS5におい
て、ホストコンピュータ10で以下の数式に基づき剥離
角質層量を算出する。 剥離角質層量=Σ輝度値×ピクセル数
角質層量の値が実際の剥離角質層量を反映していること
を確かめるために、実際にサンプル(n=26)の採取
を行い、シートに付着している角質の重量を電子天秤に
て計測した後、上記剥離角質層量計測値を計測した。そ
の結果、図5に示すように、剥離角質層重量(μg)と
剥離角質層量計測値との間に高い相関関係があることが
確認された。
質層の均一性の計測方法について説明する。まずステッ
プS11からステップS14については、図3のフロー
チャートに基づき前述したステップS1からステップS
4の流れと同様に進められる。次いでステップS15に
おいて、図7に示すように輝度値を数段階にレベル分け
(L0〜Ln)し、各輝度レベルにおけるピクセル数を
計測する。そしてステップS16において、全ピクセル
数における各輝度レベル比率(RL0〜RLn)を算出
する。上述したように、角質層の厚さと輝度値とは比例
関係にあるため、角質層の厚さ均一性の解析にはこの輝
度レベル比率を用いる。
像の二値化処理あるいは閾値処理を行い、高輝度部位を
抽出する。この二値化処理は、イメージプロセッサ9に
よって行われる処理であり、画像のピクセルごとにその
明度を所定の閾値と比較し画像を白色と黒色の2色に分
別するものである。すなわち、角質層が厚く塊状に剥離
してきている部分が強調抽出され、所謂粒子が得られる
のである。
の解析、すなわち、抽出された個々の粒子面積の計測を
行う。その後ステップS19において、図8に示すよう
に粒子面積の大きさを数段階にレベル分け(S1〜S
n)し、各大きさレベルにおける粒子数を計測する。そ
してステップS20において、全粒子数における各粒子
大きさレベル比率(RS1〜RSn)を算出する。しか
して、角質層の大きさ均一性の解析にはこの粒子大きさ
レベル比率を用いる。
ップS17で二値化処理された画像中の粒子をイメージ
プロセッサ9により非接触拡散する。すなわち、図9に
示すように、それぞれの粒子が融合しないように画像全
体が粒子で埋め尽くされるまで拡散を行う。次にステッ
プS22において粒子解析を行い、拡散された個々の粒
子の面積を計測する。ここで、粒子が画像内に凝集して
存在している場合、すなわち図9における上段に示すよ
うな状態になっている場合には、粒子の面積は凝集部は
小さく、周辺部は大きくなり、そのバラツキは大きくな
る。反対に、粒子が画像内に散在している場合、すなわ
ち図9における下段に示すような状態になっている場合
には、粒子の面積のバラツキは小さくなる。よって、個
々の粒子面積のバラツキを計測することによって画像内
の粒子の位置的な均一性を知ることができ、ステップS
23において、各粒子面積の標準偏差(SD)、もしく
は変動係数(CV)をホストコンピュータ10により算
出し、位置的均一性の解析を行うのである。
示すように撮像画像をn×n(同図においては8×8)
に分割する。そして、ステップS25において、イメー
ジプロセッサ9により分割された各ブロックの剥離角質
層量を前述した式(Σ輝度値×ピクセル数)を用いて計
測する。このとき、画像全体の不均一性が高いほど、計
測された各剥離角質層量値のバラツキは大きくなる。よ
ってステップS26において、個々のブロック内の剥離
角質層量の標準偏差(SD)、もしくは変動係数(C
V)をホストコンピュータ10により算出し、画像全体
の均一性解析を行うのである。
評価方法の評価を行うため、実際に計測を行い、その計
測データと同時に測定を行った各種皮膚生理パラメータ
との間の相関を調べた。皮膚生理パラメータとしては、
角質層水分含有量(以下、水分量という)、吸収水分保
持能(以下、保持能という)、経皮水分蒸散量(以下、
TWLという)及び皮脂量の測定結果を用いた。
角質層採取シートを押圧器具を用いて一定圧(200g
/cm2 )にて数秒間押圧した後、剥離することにより
角質層を採取した。この角質層採取シートを撮像装置に
セットし、シートの粘着面内の12mm×12mmの範
囲の撮影を行った。そして、画像輝度の反転を行った
後、画像処理装置/演算装置にて前述の諸計測値の計測
を行なった。
生理パラメータと、上記画像解析にて計測した剥離角質
層厚さの均一性の計測値との相関を求めた。その結果を
以下の表1及び表2に示す。表1では、各輝度レベル比
率(L0〜L6)と相関の高い皮膚生理パラメータを、
表2では、各輝度レベル以上の比率と相関の高い皮膚生
理パラメータをそれぞれ表示した。また、各表におい
て、上段が有意水準、下段が相関係数を示している。
た。
水分量、皮脂量との相関が高く、水分量ではL3もしく
はL3以上のレベルで高い相関性を示した。また皮脂量
においては、どのレベルにおいても高い相関性を示し
た。
生理パラメータと、上記画像解析にて計測した高輝度部
位面積大きさの均一性の計測値との相関を求めた。ここ
では閾値を51に設定し二値化を行った後、抽出された
高輝度部位面積大きさの計測を行った。その結果を以下
の表3及び表4に示す。表3では各大きさレベル比率
(S1〜S8)と相関の高い皮膚生理パラメータを、表
4では各大きさレベル以上の比率と相関の高い皮膚生理
パラメータをそれぞれ表示した。また、各上段が有意水
準、下段が相関係数を示している。
後、抽出された高輝度部位面積大きさを以下のようにレ
ベル分けした。
一性は水分量、保持能との相関が高く、水分量では、S
1、S3もしくはS2以上のレベルで高い相関を示し
た。また、保持能においても、S3もしくはS3以上の
レベルで高い相関を示した。
生理パラメータと、上記画像解析にて計測した位置的均
一性計測値との相関を求めた。ここでは閾値を51に設
定して二値化を行なった後、抽出された粒子を非接触拡
散して各粒子面積の計測を行った。その結果を以下の表
5に示す。この表5においては、抽出・非接触拡散され
た粒子の標準偏差(SD)と相関の高い皮膚生理パラメ
ータを表示した。また各上段が有意水準、下段が相関係
数を示している。
量と相関があり、特に皮脂量との間で高い相関を示し
た。
生理パラメータと、上記画像解析にて計測した画像全体
の均一性計測値との相関を求めた。ここでは画像を16
及び64に分割した後、各ブロックの剥離量の計測を行
いそのバラツキの計測を行った。その結果を以下の表6
に示す。この表6においては、分割された各ブロックの
剥離角質層量の標準偏差(SD)と相関の高い皮膚生理
パラメータを表示した。また、各上段が有意水準、下段
が相関係数を示している。
皮脂量と相関があり、また64分割においては、TWL
とも高い相関を示した。
は、粘着面を有する角質層採取シートを用いて角質層を
採取し、これを透過光により撮影することによって剥離
角質層画像を得るようになっているため、この画像にお
ける輝度値は実際の剥離角質層量と対応がみられるもの
となっている。そして、画像解析手段により、この画像
の輝度分布の計測を行い、また高輝度部位を抽出して粒
子解析を行うことにより、剥離角質層量及び剥離角質層
均一性の計測値を算出することができるものである。し
かして、本発明の皮膚表面解析装置によれば、剥離角質
層のパターンを剥離量及び均一性という2つのパラメー
タにおいて客観的且つ定量的に数値化することができ、
また本発明の皮膚表面評価方法によれば、皮膚表面の角
質層の状態を明確に評価することが可能となるのであ
る。
を示すブロック図である。
り得られる透過画像及びこの透過画像の白黒反転画像を
示す模式図である。
するフローチャートである。
ある。
と実際の剥離角質層重量との相関を示すグラフである。
説明するフローチャートである。
る。
図である。
を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 粘着面を有する角質層採取シートを被測
定者の皮膚表面に一定圧にて押圧し剥離して皮膚表面の
角質層を角質層採取シートの粘着面に付着させる角質層
採取手段と、角質層の付着した角質層採取シートを透過
光で撮影する撮像手段と、得られた剥離角質層画像を加
工処理し、輝度分布の計測を行うとともに高輝度部位を
抽出して粒子解析を行い剥離角質層量及び剥離角質層均
一性の画像計測値を算出する画像解析手段とからなる皮
膚表面解析装置。 - 【請求項2】 粘着面を有する角質層採取シートを被測
定者の皮膚表面に一定圧にて押圧して剥離することによ
り角質層採取シートの粘着面に皮膚表面の角質層を付着
させ、この角質層の付着した角質層採取シートを透過光
で撮影し、得られた剥離角質層画像を加工処理して輝度
分布の計測を行うとともに高輝度部位を抽出して粒子解
析を行うことにより、剥離角質層量及び剥離角質層均一
性の画像計測値を算出し、この算出結果に基づき皮膚表
面の角質層の状態を評価する皮膚表面評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31713595A JP3349026B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09131323A true JPH09131323A (ja) | 1997-05-20 |
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JP31713595A Expired - Fee Related JP3349026B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 皮膚表面解析装置及び皮膚表面評価方法 |
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