JPH09130762A - データデコード方式 - Google Patents
データデコード方式Info
- Publication number
- JPH09130762A JPH09130762A JP27918195A JP27918195A JPH09130762A JP H09130762 A JPH09130762 A JP H09130762A JP 27918195 A JP27918195 A JP 27918195A JP 27918195 A JP27918195 A JP 27918195A JP H09130762 A JPH09130762 A JP H09130762A
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- JP
- Japan
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- character
- signal
- data
- shift register
- superimposed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオ信号に輝度信号の一部として重畳され
たデジタル信号をデコードする手段を、簡単且つ安価に
実現すること。 【解決手段】 ビデオ機器に標準的に備わっている文字
表示回路と制御用マイコンのシリアル入力ポートを利用
する。すなわち、ビデオ機器に内蔵されている文字表示
機能は、特定の水平走査線上に重畳すべく、文字パター
ンとしてのパルス信号を発生することができる。そこ
で、デコードすべきビット長のシフトレジスタを用意
し、そのシフトクロックとして表示文字信号を接続し、
データ入力として2値化したビデオ信号を接続し、デコ
ードする水平走査線上に上記シフトクロックに対応する
文字パターンを配置することにより、容易にデコードデ
ータをシフトレジスタ内に取り込むことができる。
たデジタル信号をデコードする手段を、簡単且つ安価に
実現すること。 【解決手段】 ビデオ機器に標準的に備わっている文字
表示回路と制御用マイコンのシリアル入力ポートを利用
する。すなわち、ビデオ機器に内蔵されている文字表示
機能は、特定の水平走査線上に重畳すべく、文字パター
ンとしてのパルス信号を発生することができる。そこ
で、デコードすべきビット長のシフトレジスタを用意
し、そのシフトクロックとして表示文字信号を接続し、
データ入力として2値化したビデオ信号を接続し、デコ
ードする水平走査線上に上記シフトクロックに対応する
文字パターンを配置することにより、容易にデコードデ
ータをシフトレジスタ内に取り込むことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータデコード方式
に係り、特に、ビデオ信号の鑑賞範囲外に輝度信号とし
て特定の水平走査線上に重畳したデジタル信号をデコー
ドする、ビデオ信号上のデジタル信号のデータデコード
方式に関するものである。
に係り、特に、ビデオ信号の鑑賞範囲外に輝度信号とし
て特定の水平走査線上に重畳したデジタル信号をデコー
ドする、ビデオ信号上のデジタル信号のデータデコード
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号上に重畳されたデジタル信号
としては、文字放送、字幕放送、ワイドクリアビジョン
の識別信号、あるいは、ビデオディスクのチャプター信
号などがある。また米国では、文字放送の一部を利用し
て、日付時刻データ、番組名、放送局名を送信するサー
ビスも始まりつつある。
としては、文字放送、字幕放送、ワイドクリアビジョン
の識別信号、あるいは、ビデオディスクのチャプター信
号などがある。また米国では、文字放送の一部を利用し
て、日付時刻データ、番組名、放送局名を送信するサー
ビスも始まりつつある。
【0003】従来、上記のようなビデオ信号に重畳され
たデジタル信号をデコードするには、それ専用の回路が
必要であった。それらの機能は、専用ICとして実現さ
れるか、あるいは、ASIC(特定用途向けIC)マイ
コンの内蔵機能として実現されていた。
たデジタル信号をデコードするには、それ専用の回路が
必要であった。それらの機能は、専用ICとして実現さ
れるか、あるいは、ASIC(特定用途向けIC)マイ
コンの内蔵機能として実現されていた。
【0004】上記の専用ICとしては、以下のようなも
のがある。 LC7455A SANYO社 米国方式文字放送デコーダ MC68H68VBI モトローラ社 各種方式VBIデコーダ また、上記のデコーダ内蔵ASICマイコンとしては、
以下のようなものがある。 M37267 三菱電機 MC68HC05CC1 モトローラ社 また、ビデオ信号に重畳されたデジタル信号をデコード
する技術が開示された刊行物としては、米国特許第52
49050号明細書が挙げられ、これは、米国式文字放
送のデコード回路についての具体的手段を開示したもの
であり、このための専用の回路を設けることによって実
現されている。
のがある。 LC7455A SANYO社 米国方式文字放送デコーダ MC68H68VBI モトローラ社 各種方式VBIデコーダ また、上記のデコーダ内蔵ASICマイコンとしては、
以下のようなものがある。 M37267 三菱電機 MC68HC05CC1 モトローラ社 また、ビデオ信号に重畳されたデジタル信号をデコード
する技術が開示された刊行物としては、米国特許第52
49050号明細書が挙げられ、これは、米国式文字放
送のデコード回路についての具体的手段を開示したもの
であり、このための専用の回路を設けることによって実
現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
はビデオ信号に重畳されたデジタル信号をデコードする
ための専用回路を別途設ける必要があり、このため、コ
スト上昇の要因となっていた。
はビデオ信号に重畳されたデジタル信号をデコードする
ための専用回路を別途設ける必要があり、このため、コ
スト上昇の要因となっていた。
【0006】したがって本発明の解決すべき技術的課題
は、上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあ
り、その目的とするところは、ビデオ信号に輝度信号の
一部として重畳されたデジタル信号をデコードする手段
を、簡単且つ安価に実現することにある。
は、上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあ
り、その目的とするところは、ビデオ信号に輝度信号の
一部として重畳されたデジタル信号をデコードする手段
を、簡単且つ安価に実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、専用の回路を設けることなく、ビデオ機
器に標準的に備わっている文字表示回路と制御用マイク
ロコンピュータ(以下、制御用マイコンと称す)のシリ
アル入力ポートを利用する。すなわち、表示文字を生成
するごとく、データサンプリングクロックを生成し、2
値化したビデオ信号をシリアル入力ポートに入力する。
達成するため、専用の回路を設けることなく、ビデオ機
器に標準的に備わっている文字表示回路と制御用マイク
ロコンピュータ(以下、制御用マイコンと称す)のシリ
アル入力ポートを利用する。すなわち、表示文字を生成
するごとく、データサンプリングクロックを生成し、2
値化したビデオ信号をシリアル入力ポートに入力する。
【0008】テレビ,VCR(ビデオカセットレコー
ダ),ビデオディスク再生装置のようなビデオ機器は、
文字表示機能を内蔵しているのが普通である。この機能
の本来の目的は、ユーザインタフェースを実現するため
の表示手段として使われることである。すなわち、受信
チャネルや音量の表示、操作のガイド表示や機器の状態
表示がその例である。
ダ),ビデオディスク再生装置のようなビデオ機器は、
文字表示機能を内蔵しているのが普通である。この機能
の本来の目的は、ユーザインタフェースを実現するため
の表示手段として使われることである。すなわち、受信
チャネルや音量の表示、操作のガイド表示や機器の状態
表示がその例である。
【0009】本発明は、この文字表示機能を利用して、
前記のデジタル信号を簡単にデコードする手段を実現す
る。ビデオ機器に内蔵されている文字表示機能は、特定
の水平走査線上に重畳すべく、文字パターンとしてのパ
ルス信号を発生することができる。そこで、デコードす
べきビット長のシフトレジスタを用意し、そのシフトク
ロックとして表示文字信号を接続し、データ入力として
2値化したビデオ信号を接続し、デコードする水平走査
線上に上記のシフトクロックに対応する文字パターンを
配置することにより、容易にデコードデータをシフトレ
ジスタ内に取り込むことができる。
前記のデジタル信号を簡単にデコードする手段を実現す
る。ビデオ機器に内蔵されている文字表示機能は、特定
の水平走査線上に重畳すべく、文字パターンとしてのパ
ルス信号を発生することができる。そこで、デコードす
べきビット長のシフトレジスタを用意し、そのシフトク
ロックとして表示文字信号を接続し、データ入力として
2値化したビデオ信号を接続し、デコードする水平走査
線上に上記のシフトクロックに対応する文字パターンを
配置することにより、容易にデコードデータをシフトレ
ジスタ内に取り込むことができる。
【0010】斯様にすることにより、ほとんどソフトウ
ェアのみにより、ビデオ信号に輝度信号の一部として重
畳されたデジタル信号をデコードすることが出来る。
ェアのみにより、ビデオ信号に輝度信号の一部として重
畳されたデジタル信号をデコードすることが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1の上側に、ビデオ信号に輝度信号の一部とし
て重畳されたデジタル信号の1例として、米国にて行わ
れている字幕放送の信号波形をあげる。これは、垂直帰
線期間の21H目に挿入されており、同図において、5
1は水平同期信号(Hsync)、52はカラーバースト信
号、53はランインクロック(Run In Signal)、54
は2バイトの文字データであり、文字データ54はNR
Z(Non Returnto Zero)方式でコード化されている。
このデータ部分(文字データ54)をデコードするに
は、図1の下側に示すようなサンプリングクロック55
を生成すればよいことになる。
する。図1の上側に、ビデオ信号に輝度信号の一部とし
て重畳されたデジタル信号の1例として、米国にて行わ
れている字幕放送の信号波形をあげる。これは、垂直帰
線期間の21H目に挿入されており、同図において、5
1は水平同期信号(Hsync)、52はカラーバースト信
号、53はランインクロック(Run In Signal)、54
は2バイトの文字データであり、文字データ54はNR
Z(Non Returnto Zero)方式でコード化されている。
このデータ部分(文字データ54)をデコードするに
は、図1の下側に示すようなサンプリングクロック55
を生成すればよいことになる。
【0012】ビデオ機器に内蔵されている文字表示機能
によって、上記したサンプリングクロック55を生成
(文字パターンとしてのパルス信号によるサンプリング
クロックを発生)させるためには、例えば、図2で黒ベ
タでドットパターン化して示すような特定の文字フォン
トを用意すればよい。図2の(a)は、1文字8×8ド
ットで構成し、1ビットが1文字に等しくなるように設
定した場合である。この場合、1文字の水平時間幅は2
μsecとなり、ドット周波数は4MHzとなる。図2
の(b)は、1文字8×8ドットで構成し、1ビットが
2文字に等しくなるように設定した場合である。この場
合、1文字の水平時間幅は1μsecとなり、ドット周
波数は8MHzとなる。図2の(c)は、1文字8×8
ドットで構成し、2ビットが1文字に等しくなるように
設定した場合である。この場合、1文字の水平時間幅は
4μsecとなり、ドット周波数は2MHzとなる。
によって、上記したサンプリングクロック55を生成
(文字パターンとしてのパルス信号によるサンプリング
クロックを発生)させるためには、例えば、図2で黒ベ
タでドットパターン化して示すような特定の文字フォン
トを用意すればよい。図2の(a)は、1文字8×8ド
ットで構成し、1ビットが1文字に等しくなるように設
定した場合である。この場合、1文字の水平時間幅は2
μsecとなり、ドット周波数は4MHzとなる。図2
の(b)は、1文字8×8ドットで構成し、1ビットが
2文字に等しくなるように設定した場合である。この場
合、1文字の水平時間幅は1μsecとなり、ドット周
波数は8MHzとなる。図2の(c)は、1文字8×8
ドットで構成し、2ビットが1文字に等しくなるように
設定した場合である。この場合、1文字の水平時間幅は
4μsecとなり、ドット周波数は2MHzとなる。
【0013】一般に、1ドットの時間幅の整数倍が、1
ビット時間幅に等しくなるような関係にあれば、文字パ
ターンとしてのパルス信号をサンプリングクロックとし
て用いることができる。
ビット時間幅に等しくなるような関係にあれば、文字パ
ターンとしてのパルス信号をサンプリングクロックとし
て用いることができる。
【0014】図3の上側は、日本におけるEDTVII
(ワイドクリアヴィジョン)の識別信号である。これは
垂直帰線期間の22H目に重畳されており、水平同期信
号(Hsync)51,カラーバースト信号52に引き続い
て、全27ビットの識別信号56として構成されてお
り、全27ビットのうち最初の5ビットと22ビット目
がNRZ方式でコード化され、残りのビットは3.58
MHzによる位相変調方式でコード化されている。アス
ペクト比の情報は、NRZ部分の3ビット目に入ってい
る。1ビットの時間幅は1.89μsecであり、図2
に示すようなドットパターンを文字表示フォントで作成
することにより、図3の下段に示すようなデータサンプ
リングクロック55を生成することができる。本発明の
実施の形態において必要なのは、最初の5ビットだけで
あるが、以下に述べるように、制御用マイコンのシリア
ル入力ポートを利用する都合上、8個のパルスを生成す
る。
(ワイドクリアヴィジョン)の識別信号である。これは
垂直帰線期間の22H目に重畳されており、水平同期信
号(Hsync)51,カラーバースト信号52に引き続い
て、全27ビットの識別信号56として構成されてお
り、全27ビットのうち最初の5ビットと22ビット目
がNRZ方式でコード化され、残りのビットは3.58
MHzによる位相変調方式でコード化されている。アス
ペクト比の情報は、NRZ部分の3ビット目に入ってい
る。1ビットの時間幅は1.89μsecであり、図2
に示すようなドットパターンを文字表示フォントで作成
することにより、図3の下段に示すようなデータサンプ
リングクロック55を生成することができる。本発明の
実施の形態において必要なのは、最初の5ビットだけで
あるが、以下に述べるように、制御用マイコンのシリア
ル入力ポートを利用する都合上、8個のパルスを生成す
る。
【0015】図4に、本発明の実施の1形態例のブロッ
ク図を示す。同図において、1は制御用マイコン、2は
文字表示用IC、3は文字表示用IC2のための同期信
号分離回路であり、同期信号分離回路3の機能は文字表
示用IC2に含まれている場合が多い。これらの制御用
マイコン1,文字表示用IC2,同期信号分離回路3
は、ビデオ機器には標準的な機能として備わっている。
4は波形整形回路であり、P−P(Peak to Peak)が5
Vの図1のような信号に、波形整形処理を施して、これ
を制御用マイコン1に、閾値2.5Vのデジタル信号と
して入力する。5は文字信号重畳回路であり、文字表示
用IC2の本来の文字表示出力をビデオ信号に重畳する
ためのものである。
ク図を示す。同図において、1は制御用マイコン、2は
文字表示用IC、3は文字表示用IC2のための同期信
号分離回路であり、同期信号分離回路3の機能は文字表
示用IC2に含まれている場合が多い。これらの制御用
マイコン1,文字表示用IC2,同期信号分離回路3
は、ビデオ機器には標準的な機能として備わっている。
4は波形整形回路であり、P−P(Peak to Peak)が5
Vの図1のような信号に、波形整形処理を施して、これ
を制御用マイコン1に、閾値2.5Vのデジタル信号と
して入力する。5は文字信号重畳回路であり、文字表示
用IC2の本来の文字表示出力をビデオ信号に重畳する
ためのものである。
【0016】11は8ビットのシフトレジスタ、12は
8カウンタ、13はデータラッチであり、これらによっ
て、制御用マイコン1はシリアル入力ポートを構成して
おり、シフトレジスタ11に8ビット(1バイト)のデ
ータが入力されると、これをカウンタ12が検出して、
シフトレジスタ11内のデータをデータラッチ13に移
し、シリアルデータをパラレルデータに変換するように
なっている。また、14はデータ入力ポート、15はサ
ンプリングクロック(シリアルクロック)入力ポート、
16は垂直同期信号Vsyncで割込みをかけるための外部
割込み入力ポートであり、制御用マイコン1は、この外
部割込み入力ポート16への垂直同期信号Vsyncの入力
によって、デコード動作を開始する。
8カウンタ、13はデータラッチであり、これらによっ
て、制御用マイコン1はシリアル入力ポートを構成して
おり、シフトレジスタ11に8ビット(1バイト)のデ
ータが入力されると、これをカウンタ12が検出して、
シフトレジスタ11内のデータをデータラッチ13に移
し、シリアルデータをパラレルデータに変換するように
なっている。また、14はデータ入力ポート、15はサ
ンプリングクロック(シリアルクロック)入力ポート、
16は垂直同期信号Vsyncで割込みをかけるための外部
割込み入力ポートであり、制御用マイコン1は、この外
部割込み入力ポート16への垂直同期信号Vsyncの入力
によって、デコード動作を開始する。
【0017】図5は、一連のデコード動作のタイミング
チャートであり、図1のデータ54(文字データ54)
をデコードする場合の例である。まず、外部割込み入力
ポート16への同期信号分離回路3からの垂直同期信号
Vsyncの入力で、シリアル入力割込みを許可する割込み
許可EINT 発行し、シリアル入力ポートへのシリアル入
力割込みを許可する。
チャートであり、図1のデータ54(文字データ54)
をデコードする場合の例である。まず、外部割込み入力
ポート16への同期信号分離回路3からの垂直同期信号
Vsyncの入力で、シリアル入力割込みを許可する割込み
許可EINT 発行し、シリアル入力ポートへのシリアル入
力割込みを許可する。
【0018】文字表示用IC2は、垂直同期信号Vsync
からのHsyncパルスをカウントしており(実際には、垂
直同期信号Vsyncの手前の数Hsyncパルスを加算してカ
ウントしており)、垂直帰線期間の21H目に至り、か
つ、21H目の水平同期信号(Hsync)51から文字デ
ータ54に至る時間(この時間は厳密に規定されている
ものである)が経過したタイミングで、文字表示用IC
2は、デジタルデータの重畳された水平走査線上に、表
示文字パターンとしてのパルス信号たるデータサンプリ
ングクロックCO を発生する。図1のようなデータ54
の場合には16パルスが発生されることになり、これ
が、シリアルクロックとしてサンプリングクロック入力
ポート15に入力される。これによって、8パルスごと
にシリアル入力割込みが発生し、その割込み処理の中で
2バイトのデータを、シフトレジスタ11に順次取り込
む。
からのHsyncパルスをカウントしており(実際には、垂
直同期信号Vsyncの手前の数Hsyncパルスを加算してカ
ウントしており)、垂直帰線期間の21H目に至り、か
つ、21H目の水平同期信号(Hsync)51から文字デ
ータ54に至る時間(この時間は厳密に規定されている
ものである)が経過したタイミングで、文字表示用IC
2は、デジタルデータの重畳された水平走査線上に、表
示文字パターンとしてのパルス信号たるデータサンプリ
ングクロックCO を発生する。図1のようなデータ54
の場合には16パルスが発生されることになり、これ
が、シリアルクロックとしてサンプリングクロック入力
ポート15に入力される。これによって、8パルスごと
にシリアル入力割込みが発生し、その割込み処理の中で
2バイトのデータを、シフトレジスタ11に順次取り込
む。
【0019】その直後に、8カウンタ12からシリアル
入力割込みを禁止する割込み禁止SINT 発行し、シリア
ル入力ポートへのシリアル入力割込みを禁止する。これ
は、シリアルクロックとして使用した表示文字出力CO
は、本来の表示文字出力としてもパルスを出力するた
め、それによる無用のシリアル入力割込みを発生させな
いためである。
入力割込みを禁止する割込み禁止SINT 発行し、シリア
ル入力ポートへのシリアル入力割込みを禁止する。これ
は、シリアルクロックとして使用した表示文字出力CO
は、本来の表示文字出力としてもパルスを出力するた
め、それによる無用のシリアル入力割込みを発生させな
いためである。
【0020】図6は、制御用マイコン1による上記した
デコード動作の処理フローを示す図で、垂直同期信号V
syncによる外部割り込みがあると(ステップST1)、
シリアル入力ポートへのシリアル入力割込みを許可し
(ステップST2)、シリアル入力割込みが発生すると
1バイトのデータをまず取り込み(ステップST3,S
T4)、続いて、次の1バイトのデータを取り込み(ス
テップST5,ST6)、然る後、シリアル入力割込み
を禁止する(ステップST7)。
デコード動作の処理フローを示す図で、垂直同期信号V
syncによる外部割り込みがあると(ステップST1)、
シリアル入力ポートへのシリアル入力割込みを許可し
(ステップST2)、シリアル入力割込みが発生すると
1バイトのデータをまず取り込み(ステップST3,S
T4)、続いて、次の1バイトのデータを取り込み(ス
テップST5,ST6)、然る後、シリアル入力割込み
を禁止する(ステップST7)。
【0021】なお、上述した実施の態様例では、マイコ
ン内蔵のシリアル入力ポートを使用したが、これがマイ
コン外部の回路であっても同様の動作をさせることが出
来る。また、文字表示ICの機能がマイコン内部に内蔵
されていても同様である。
ン内蔵のシリアル入力ポートを使用したが、これがマイ
コン外部の回路であっても同様の動作をさせることが出
来る。また、文字表示ICの機能がマイコン内部に内蔵
されていても同様である。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ほとんど
ソフトウェアのみにより、ビデオ信号に輝度信号の一部
として重畳されたデジタル信号をデコードすることが出
来る。すなわち、回路コストの大幅な低減が可能とな
る。
ソフトウェアのみにより、ビデオ信号に輝度信号の一部
として重畳されたデジタル信号をデコードすることが出
来る。すなわち、回路コストの大幅な低減が可能とな
る。
【図1】米国方式の字幕信号フォーマットとそのデータ
サンプリングクロックとを示す説明図である。
サンプリングクロックとを示す説明図である。
【図2】データサンプリングクロックを生成するための
文字フォント例を示す説明図である。
文字フォント例を示す説明図である。
【図3】EDTVII識別信号フォーマットとそのデータ
サンプリングクロックとを示す説明図である。
サンプリングクロックとを示す説明図である。
【図4】本発明の実施の1形態例に係るデータデコード
回路の構成を示すブロック図である。
回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の1形態例によるデコード動作の
タイミングチャート図である。
タイミングチャート図である。
【図6】本発明の実施の1形態例による制御用マイコン
のデコード動作処理のフローチャート図である。
のデコード動作処理のフローチャート図である。
1 制御用マイコン 2 文字表示用IC 3 同期信号分離回路 4 波形整形回路 5 文字信号重畳回路 11 シフトレジスタ 12 8カウンタ 13 データラッチ 14 データ入力ポート 15 サンプリングクロック(シリアルクロック)入力
ポート 16 外部割込み入力ポート
ポート 16 外部割込み入力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 洋 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 高橋 譲 東京都小平市上水本町五丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内
Claims (3)
- 【請求項1】 文字表示機能を備えたビデオ機器におい
て、 水平走査線上にビデオ輝度信号として重畳されたデジタ
ルデータをデコードするのに必要なサンプリングクロッ
クの生成を行うための特定の文字フォントを有し、その
文字を前記デジタルデータの重畳された水平走査線上に
サンプリングクロックとして配置する手段と、そのサン
プリングされたシリアルデジタルデータをパラレルデー
タに変換するシフトレジスタとを具備し、そのシフトレ
ジスタのシフトクロックとして前記文字表示機能の前記
特定の文字フォントによる表示文字出力信号を使用する
ことを特徴とするデータデコード方式。 - 【請求項2】 請求項1記載において、 シリアルデジタルデータをパラレルデータに変換する前
記シフトレジスタが、マイクロコンピュータのシリアル
入力ポートであることを特徴とするデータデコード方
式。 - 【請求項3】 請求項1または2記載において、 前記文字表示機能の1文字を構成する水平方向の1ドッ
ト分の時間幅の整数倍が、前記デジタルデータの1ビッ
ト分の時間幅にほぼ等しくなるように設定したことを特
徴とするデータデコード方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27918195A JPH09130762A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | データデコード方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27918195A JPH09130762A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | データデコード方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130762A true JPH09130762A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17607579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27918195A Pending JPH09130762A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | データデコード方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130762A (ja) |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27918195A patent/JPH09130762A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
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