JPH09130269A - 誤り訂正符号フレーム構成装置 - Google Patents

誤り訂正符号フレーム構成装置

Info

Publication number
JPH09130269A
JPH09130269A JP28692695A JP28692695A JPH09130269A JP H09130269 A JPH09130269 A JP H09130269A JP 28692695 A JP28692695 A JP 28692695A JP 28692695 A JP28692695 A JP 28692695A JP H09130269 A JPH09130269 A JP H09130269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error correction
data
correction code
code frame
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28692695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Saito
洋一 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP28692695A priority Critical patent/JPH09130269A/ja
Publication of JPH09130269A publication Critical patent/JPH09130269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡略化してコストを低減できる誤り訂
正符号フレーム構成装置を提供する。 【解決手段】 画像データ符号化部1は供給された画像
データをデータ圧縮し、システムクロック発生部5から
のクロックに応じてFIFOメモリ2に供給する。FI
FOメモリ2は蓄積した画像データが512ビット以下
であるときはハーフフルフラグHFを”1”とし、51
3ビット以上となると”0”とする。出力判定部7はハ
ーフフルフラグHFが”1”であるときはフィルビット
を発生してセレクタ3を介して誤り訂正符号化部4に供
給し、ハーフフルフラグHFが”0”となると、クロッ
ク生成部6に読み出しクロックを発生させて画像データ
を読み出させる。誤り訂正符号化部4はフィルビットあ
るいは読み出された画像データにパリティを付加して誤
り訂正符号フレームを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話、テレ
ビ会議システム等において、動画像を符号化した画像デ
ータを誤り訂正符号化する際の誤り訂正符号フレームを
構成する誤り訂正符号フレーム構成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話、テレビ会議システム等で
は、人物等を撮像した動画像の画像データを伝送するこ
とによって画像通信が可能となっているが、動画像の画
像データはデータ量が非常に大きいために圧縮せずにそ
のまま伝送しようとすると、単位時間当たりのフレーム
数を少なくするか高速な伝送路を用いる必要がある。こ
のため、伝送する画像データをあらかじめ圧縮して伝送
する画像データのデータ量を低減させて伝送することが
行われている。
【0003】例えばITU−T勧告によるH.261の
符号化を行う符号化装置では、動き予測等を行って動画
像の各フレームの画像データ間の差分データを求め、求
めた差分データに離散コサイン変換(DCT)を施し、
特定の周波数成分を圧縮し、さらにハフマン符号化等の
可変長符号化を施してデータ圧縮処理を施すようになっ
ている。そして、図3に示すように、データ圧縮した画
像データの492ビット毎にエラー訂正用の18ビット
のパリティを付加し、さらに1ビットの同期ビット、1
ビットのフィラーを付加して512ビットの誤り訂正符
号フレームを構成して伝送するようになっている。
【0004】受信側では受信した誤り訂正符号フレーム
毎に誤り訂正を施し、誤り訂正した画像データに上述の
送信時の手順とは逆の処理を施して画像データを再生す
るようになっている。
【0005】このような画像データを伝送する伝送路の
速度は一定であるため、符号化装置が所定時間内に誤り
訂正符号フレームを構成する492ビットの画像データ
を生成できない場合には、全てが”1”である492ビ
ットのフィルビットを用いて誤り訂正符号フレームを構
成するようになっている。
【0006】図2は上記H.261の符号化装置で用い
られている誤り訂正符号フレーム構成系20を示してお
り、同図中において、11は図示しない入力制御系から
供給される画像データを符号化する画像データ符号化部
であり、12は画像データ符号化部11からの画像デー
タを記憶するメモリ(RAM)であり、13はRAM1
2から読み出された画像データが供給されるセレクタで
あり、14はセレクタ13から供給された画像データを
誤り訂正符号化して図示しない出力制御系に供給する誤
り訂正符号化部である。
【0007】また、この誤り訂正符号フレーム構成系2
0は、書き込み及び読み出しアドレスを生成するアドレ
ス生成部16と、システムクロック生成部15からのシ
ステムクロックに同期して書き込み及び読み出しクロッ
クを生成するクロック生成部17と、誤り訂正符号化部
14にRAM12から読み出した画像データを供給する
か否かを判定してセレクタ13を制御する出力判定部1
8とを備えている。
【0008】画像データ符号化部11は入力制御系から
供給される画像データにデータ圧縮処理を施してRAM
12に供給する。同時に、アドレス生成部16は画像デ
ータを記憶する領域を指示する書き込みアドレスを生成
してRAM12に供給し、クロック生成部17は書き込
みクロックを生成してRAM12に供給する。これによ
り、入力制御系から供給された画像データがRAM12
の書き込みアドレスで指示された領域に記憶される。
【0009】また、アドレス生成部16は生成する書き
込みアドレスと読み出しアドレスの差分情報を出力判定
部18に供給しており、出力判定部18は供給された差
分情報に基づいて、RAM12に記憶されている画像デ
ータが492ビット以上となったことが分かると、クロ
ック生成部17を制御して492ビット分の画像データ
を読み出すための読み出しクロックを生成させる。この
読み出しクロックによりRAM12から読み出された4
92ビットの画像データは、セレクタ13を介して誤り
訂正符号化部14に供給される。誤り訂正符号化部14
は、供給された画像データに18ビットのパリティを付
加し、さらに各々1ビットの同期ビット及びフィラーを
付加して512ビットの誤り訂正符号フレームを形成す
る。
【0010】一方、出力判定部18はアドレス生成部1
6から供給された差分情報に基づいて、RAM12に記
憶される画像データが492ビット未満であるときは、
全て値が”1”である492ビットのフィルビットを発
生してセレクタ13を介して誤り訂正符号化部14に供
給する。そして、誤り訂正符号化部14は、上述の画像
データが供給された場合と同様に、供給された492ビ
ットのフィルビットに各々1ビットの同期ビット及びフ
ィラーと18ビットのパリティを付加して512ビット
の誤り訂正符号フレームを形成する。
【0011】そして、誤り訂正符号化部14は上述のよ
うに画像データあるいはフィルビットから形成した誤り
訂正符号フレームを出力制御系に供給する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の誤り訂正符号フ
レーム構成系では、画像データ符号化部11から供給さ
れる画像データを一時RAM12に記憶した後、492
ビット毎に読み出して出力するようになっているため、
画像データの書き込み及び読み出しを行う領域を指定す
るアドレスを生成する必要があり、また、RAM12に
記憶されている画像データのデータ長を検出するために
読み出しアドレスと書き込みアドレスの差を求める必要
がある。
【0013】このため、アドレス生成部16の構成が複
雑となり、回路規模が大きくなってしまい、特に集積回
路化する際には、チップ面積が増加してコストが上昇す
る等の問題を生じる。
【0014】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、構成を簡略化することができ、回路
規模を増大させず、コストを低減することができる誤り
訂正符号フレーム構成装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誤り訂正符
号フレーム構成装置は、供給されたデータを所定長に分
割して誤り訂正符号フレームを構成する誤り訂正符号フ
レーム構成装置であって、先入れ先出しメモリからな
り、供給されたデータを記憶する記憶手段と、記憶手段
に所定長以上のデータが記憶されているか否かを検出す
るデータ検出手段と、データ検出手段によって記憶手段
に所定長以上のデータが記憶されていることが検出され
たときに、記憶手段から所定長分のデータを読み出して
誤り訂正符号化手段に供給する読み出し制御手段とを備
える。
【0016】また、記憶手段は、所定長のデータの2倍
以上の容量を有し、全容量の半分以上の領域にデータが
記憶されているときに、ハーフフルフラグを発生してデ
ータ検出手段に供給するハーフフルフラグ発生手段を備
える構成としてもよい。この場合、 データ検出手段は
ハーフフルフラグに基づいて記憶手段に所定長以上のデ
ータが記憶されていることを検出する。
【0017】また、誤り訂正符号フレームを伝送する伝
送系のクロックを検出して読み出し手段に供給するクロ
ック検出手段を備える構成としてもよい。この場合、読
み出し制御手段は、クロック検出手段によって検出した
伝送系のクロックに基づいて記憶手段からのデータの読
み出しを行わせる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る誤り訂正符号フレー
ム構成装置は、例えばITU−T勧告によるH.261
の動画像の符号化を行う符号化装置において画像データ
から誤り訂正符号フレームを構成する誤り訂正符号フレ
ーム構成系に適用することができる。
【0019】図1は本発明を適用した第1の実施形態に
係る誤り訂正符号フレーム構成系10を示す。同図中、
1は図示しない入力制御系から供給された画像データを
符号化する画像データ符号化部であり、2は画像データ
符号化部1からの画像データを記憶するFIFO(Firs
t In First Out:先入れ先出し)メモリであり、3はF
IFOメモリ2から読み出された画像データ等が供給さ
れるセレクタであり、4はセレクタ3から供給された画
像データを誤り訂正符号化して図示しない出力制御系に
供給する誤り訂正符号化部である。また、この誤り訂正
符号フレーム構成系10は、装置全体の動作の基準とな
るシステムクロックを生成するシステムクロック生成部
5と、システムクロック生成部5からのシステムクロッ
クに基づいてFIFOメモリ2に書き込み及び読み出し
クロックを供給するクロック生成部6と、FIFOメモ
リ2からのハーフフルフラグHFに基づいてセレクタ3
の制御を行う出力判定部7とを備えている。
【0020】画像データ符号化部1は、動き予測等を行
って入力制御系から供給される画像データの各フレーム
毎の差分データを求め、この差分データに離散コサイン
変換(DCT)を施し、特定の周波数成分を圧縮し、さ
らにハフマン符号化等の可変長符号化を施してデータ圧
縮処理を施す。
【0021】この誤り訂正符号フレーム構成系10で
は、図3に示すように、上述のようにデータ圧縮処理を
施した画像データの492ビット毎に(511、49
3)BCH誤り訂正符号化による18ビットのパリティ
を付加し、さらに1ビットの同期ビット、1ビットのフ
ィラーを付加して512ビットの誤り訂正符号フレーム
を構成して伝送するようになっている。
【0022】このような誤り訂正符号フレームを構成す
る際には、画像データ符号化部1により符号化した画像
データを一旦、FIFOメモリ2に記憶し、492ビッ
ト揃った時点で、画像データを読み出して誤り訂正符号
化部4に供給する。
【0023】ここで、伝送路の速度が一定であるため
に、画像データの形成が間に合わないとき等は、画像デ
ータの代わりに、全て値が”1”である492ビットの
フィルビットを誤り訂正符号化部4に供給し、画像デー
タの場合と同様に、このフィルビットに18ビットの誤
り訂正パリティ、各々1ビットの同期ビット及びフィラ
ーを付加して誤り訂正符号フレームを構成するようにな
っている。
【0024】フィラーは誤り訂正符号フレームが画像デ
ータから構成されたものであるかフィルビットから構成
されたものであるかを識別するためのものであり、画像
データから構成された誤り訂正符号フレームでは”1”
となり、フィルビットから構成された誤り訂正符号フレ
ームでは”0”となる。
【0025】上記FIFOメモリ2は1024ビット分
の記憶素子と、書き込みアドレスと読み出しアドレスを
保持する書き込み及び読み出しアドレスカウンタと、書
き込み/読み出し制御部等を備えている。このため、こ
のFIFOメモリ2は、外部から書き込み、読み出しア
ドレスを供給しなくても、順次、書き込みアドレスを増
加させて供給されたデータを蓄積すると共に、読み出し
クロックが供給される度に読み出しアドレスを増加させ
て先に蓄積されたデータから順次、出力する先入れ先出
し動作をするようになっている。
【0026】また、このFIFOメモリ2は、常に書き
込みアドレスと読み出しアドレスの差を監視しており、
この差から記憶している画像データのデータ長を検出
し、データ長が512ビット以下のときはハーフフルフ
ラグHFを”1”とし、データ長が513ビット以上の
ときはハーフフルフラグHFを”0”とするようになっ
ている。
【0027】このハーフフルフラグが”0”である状態
では、FIFOメモリ2に少なくとも513ビットの画
像データが記憶されているため、ハーフフルフラグを監
視することによってFIFOメモリ2に誤り訂正符号フ
レームを形成するために必要となる492ビット分の画
像データが記憶されていることを検出することができ
る。
【0028】このハーフフルフラグHFは出力判定部7
に供給されており、出力判定部7は、このハーフフルフ
ラグHFを監視して、FIFOメモリ2に記憶されてい
る画像データを読み出して誤り訂正符号化部4に供給す
るか、あるいはフィルビットを発生して誤り訂正符号化
部4に供給するかを判定する。
【0029】以下、この誤り訂正符号フレーム構成系1
0の動作を説明する。
【0030】画像データ符号化部1は入力制御系から画
像データが供給されると、上述したように画像データに
データ圧縮処理を施し、システムクロック発生部5から
のシステムクロックに応じてデータ圧縮した画像データ
を1ビットずつFIFOメモリ2のデータ入力端子Di
に供給する。
【0031】一方、クロック生成部6は、システムクロ
ックに応じて、画像データ符号化部1が1ビット分の画
像データをFIFOメモリ2に供給するのと同じタイミ
ングで書き込みクロックを生成し、FIFOメモリ2の
書き込みクロック入力端子Wに供給する。
【0032】FIFOメモリ2はクロック発生部6から
の書き込みクロックが供給されると、入力端子Dinに
供給されている画像データを、書き込みアドレスカウン
タに保持されている書き込みアドレスに対応する領域に
記憶し、書き込みアドレスを増加させる。従って、上述
のようにシステムクロックの周期毎にFIFOメモリ2
に画像データと書き込みクロックが供給されると、FI
FOメモリ2は書き込みアドレスを順次、増加させて供
給された画像データを蓄積する。
【0033】ここで、FIFOメモリ2は、蓄積した画
像データが512ビット以下であるときは、ハーフフル
フラグHFを”1”とし、蓄積した画像データが513
ビット以上であるときは、ハーフフルフラグHFを”
0”とする。
【0034】出力判定部7はFIFOメモリ2からのハ
ーフフルフラグHFが”1”であるときはFIFOメモ
リ2に誤り訂正符号フレームを構成するのに十分な画像
データが蓄積されていないと判定し、システムクロック
に応じて492ビットの”1”からなるフィルビットを
発生してシステムクロック発生部5からのシステムクロ
ックに応じてセレクタ3に供給すると共に、このフィル
ビットが誤り訂正符号化部4に供給されるようにセレク
タ3を制御する。そして、ハーフフルフラグHFが”
0”となると、出力判定部7はFIFOメモリ2に誤り
訂正符号フレームを構成するのに十分な画像データが蓄
積されていると判定し、クロック生成部6を制御して4
92ビット分の読み出しクロックを発生させると共に、
FIFOメモリ2から読み出された画像データが誤り訂
正符号化部4に供給されるようにセレクタ3を制御す
る。
【0035】誤り訂正符号化部4はセレクタ3を介して
供給されるフィルビットあるいは画像データに18ビッ
トの誤り訂正パリティ(誤り訂正符号)を付加して誤り
訂正符号フレームを構成し、さらに各々1ビットの同期
ビット及びフィラーを付加して出力制御系に供給する。
出力制御系は誤り訂正符号化部4から供給された誤り訂
正符号フレームを伝送路に送出あるいは記憶媒体に記憶
する。
【0036】これにより、この誤り訂正符号フレーム構
成系10は、FIFOメモリ2に記憶されている画像デ
ータが512ビット以下のときは、上述のフィルビット
から誤り訂正符号フレームを構成し、FIFOメモリ2
に513ビット以上の画像データが記憶されているとき
は、FIFOメモリ2から読み出した画像データから誤
り訂正符号フレームを構成する。
【0037】なお、上述のFIFOメモリ2のハーフフ
ルフラグが”1”であっても、FIFOメモリ2に記憶
されている画像データが492〜512ビットであると
きは、実際には誤り訂正符号フレームを構成することが
できるが、このような状態を検出するためには、書き込
みアドレスと読み出しアドレスの差を求める必要がある
ため、例えば512ビット、1kビット(1024ビッ
ト)、2kビットといった記憶容量が2の累乗である汎
用のFIFOメモリを用いることができない。このた
め、記憶容量が特殊なFIFOメモリを用いるか、ある
いはRAMを用いる必要がある。FIFOメモリ2の代
わりに通常のRAM等を用いた場合には、画像データを
記憶する領域を制御する書き込みアドレス制御部と、画
像データを読み出すアドレスを制御する読み出しアドレ
ス制御部と、書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
を求めて、RAMに記憶している画像データのデータ長
を検出するための構成を必要とするため装置のコストの
増加が不可避である。
【0038】上述のようにFIFOメモリ2のハーフフ
ルフラグHFを用いて、蓄積された画像データが513
ビット以上の場合に1フレーム分の画像データが蓄積さ
れたと判定して492ビット分の画像データを読み出す
構成としても、FIFOメモリ2中に残った画像データ
が順次、次のフレームに繰り越されるだけであり、現実
的な障害は発生しない。さらに、この場合は上述のよう
な汎用のFIFOメモリを用いることができるためにメ
モリ単価の上昇を抑えることができる。また、FIFO
メモリ2を用いているため、上述のRAMを用いた場合
のように書き込みアドレス、読み出しアドレスを制御す
るための制御部を設ける必要がないため回路規模を小さ
くすることができ、構成を簡略化することができる。
【0039】ところで、誤り訂正符号フレームを通信回
線を介して伝送する場合等では、システムクロックと回
線側のクロックが大きく異なるため、上述のようにクロ
ック生成部6によりシステムクロックに応じて発生した
読み出しクロックによりFIFOメモリ2から画像デー
タを読み出す構成とすると、出力制御系に画像データの
伝送レートを変換するためのバッファを必要とするが、
上述のFIFOメモリ2からの画像データの読み出しを
回線側のクロックに応じて制御することによりFIFO
メモリ2を伝送レートを変換するためのバッファとして
も用いることができる。
【0040】図4は上述のFIFOメモリ2を、画像デ
ータの伝送レートを変換するためのバッファとしても用
いる構成とした本発明の第2の実施形態に係る誤り訂正
符号フレーム構成系30である。同図中において、上記
図1に示す第1の実施形態と同一の構成要素には同じ符
号を付し、説明を省略する。
【0041】上述の第1の実施形態に係る誤り訂正符号
フレーム構成系10では、クロック生成部6がシステム
クロックに応じてFIFOメモリ2に供給する書き込み
及び読み出しクロックを生成する構成としていたが、こ
の第2の実施形態に係る誤り訂正符号フレーム構成系3
0では、書き込みクロック生成部26がシステムクロッ
クに応じてFIFOメモリ2の書き込みクロックを生成
し、読み出しクロック生成部28が回線側クロック再生
部29により再生した回線側のクロックに応じてFIF
Oメモリ2の読み出しクロックを生成する構成としてい
る。
【0042】この誤り訂正符号フレーム構成系30で
は、画像データ符号化部1からの画像データは上述の第
1の実施形態と同様に、書き込みクロック生成部26が
システムクロックに応じて発生する書き込みクロックに
応じてFIFOメモリ2に順次、記憶される。
【0043】FIFOメモリ2のハーフフルフラグHF
が”1”であるときは、出力判定部7は回線側のクロッ
クに応じて492ビットのフィルビットを発生し、セレ
クタ3を介して誤り訂正符号化部4に供給する。
【0044】そして、FIFOメモリ2のハーフフルフ
ラグが”0”となると、出力判定部7は読み出しクロッ
ク生成部28を制御して回線側のクロックに応じた読み
出しクロックを発生させると共に、FIFOメモリ2か
らの画像データが誤り訂正符号化部4に供給されるよう
にセレクタ3を制御する。
【0045】これにより、FIFOメモリ2からの画像
データあるいは出力判定部7からのフィルビットが回線
側のクロックに応じて誤り訂正符号化部4に供給され
る。このため、誤り訂正符号フレーム構成系では、誤り
訂正符号化部4からの誤り訂正符号フレームを回線側の
クロックに応じた伝送レートに従って出力することがで
きる。従って、この第2の実施形態に係る誤り訂正符号
フレーム構成装置では、従来は出力制御系に必要として
いた伝送レート変換用のバッファを設ける必要がなく構
成を簡略化してコストを低減することが容易となる。
【0046】なお、上述の各実施形態では、本発明に係
る誤り訂正符号フレーム構成装置を動画像の画像データ
の符号化方法の1つであるH.261の符号化装置にお
ける誤り訂正符号フレーム構成系に適用した場合につい
て説明したが、所定長のデータ毎にフレームを構成する
ものであれば、例えばMPEG1、MPEG2の符号化
装置等にも適用することができる。
【0047】この場合、FIFOメモリの記憶容量を適
用する符号化装置で用いられている誤り訂正符号フレー
ムの長さに適応させて適宜変更する。例えばMPEG2
の符号化装置で符号化したデータからトランスポートス
トリーム(伝送ビット列)を構成する場合では、トラン
スポートストリームの長さが188バイト(1504ビ
ット)であるために、4096ビット(4kビット)の
FIFOメモリを用いる。このようなFIFOメモリの
ハーフフルフラグHFは、FIFOメモリに記憶されて
いるデータのデータ長が2048ビット以下のときは”
1”であり、記憶されているデータのデータ長が204
9ビット以上のときは”0”である。
【0048】そして、このようなFIFOメモリに符号
化したデータを記憶し、ハーフフルフラグHFが”0”
となったときに、FIFOメモリから1504ビット分
のデータを読み出してトランスポートストリームを構成
するようにすればよい。この場合も上述の第1及び第2
の実施形態と同様にFIFOメモリを用いてハーフフル
フラグHFによりデータの蓄積状態を検出しているた
め、書き込み及び読み出しアドレスを制御するための制
御部等を必要とせず機器の構成を簡略化することができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る誤り訂正符号フレーム構成
装置は、先入れ先出しメモリからなり、供給されたデー
タを記憶する記憶手段と、記憶手段に所定長以上のデー
タが記憶されているか否かを検出するデータ検出手段
と、データ検出手段によって記憶手段に所定長以上のデ
ータが記憶されていることが検出されたときに、記憶手
段から所定長分のデータを読み出して誤り訂正符号化手
段に供給する読み出し制御手段とを備えるため、記憶手
段に記憶したデータの記憶位置を管理しなくても、デー
タを記憶した順番にデータを読み出して誤り訂正符号フ
レームを構成することができる。このため、回路構成を
簡略化して装置のコストを低減することが容易となる。
【0050】また、記憶手段を所定長のデータの2倍以
上の容量を有し、全容量の半分以上の領域にデータが記
憶されているときに、ハーフフルフラグを発生してデー
タ検出手段に供給するハーフフルフラグ発生手段を備え
る構成とし、データ検出手段がハーフフルフラグに基づ
いて記憶手段に所定長以上のデータが記憶されているこ
とを検出する構成とすれば、データ検出手段の回路構成
を簡略化することができる。
【0051】また、誤り訂正符号フレームを伝送する伝
送系のクロックを検出して読み出し手段に供給するクロ
ック検出手段を備え、クロック検出手段によって検出し
た伝送系のクロックに基づいて記憶手段からのデータを
読み出す構成とすれば、構成した誤り訂正符号フレーム
を伝送系の伝送レートで出力することができる。このた
め、従来、必要としていた伝送レートを変換するための
バッファを不要として装置のコストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る誤り訂
正符号フレーム構成系の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の符号化装置に用いられている誤り訂正符
号フレーム構成系の構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1の実施形態に係る誤り訂正符号フレー
ム構成系により形成する誤り訂正符号フレームの1フレ
ーム分のフォーマットを示す図である。
【図4】本発明を適用した第2の実施形態に係る誤り訂
正符号フレーム構成系の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像データ符号化部 2 FIFOメモリ(記憶手段、ハーフフルフラグ発生
手段) 3 セレクタ 4 誤り訂正符号化部 5 システムクロック発生部 6 クロック生成部 7 出力判定部(データ検出手段、読み出し制御手段) 26 書き込みクロック生成部 28 読み出しクロック生成部 29 回線側クロック再生部(クロック検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたデータを所定長に分割して誤
    り訂正符号化を行うための誤り訂正符号フレームを構成
    し、この誤り訂正符号フレームを誤り訂正符号化手段に
    供給する誤り訂正符号フレーム構成装置であって、 先入れ先出しメモリからなり、供給されたデータを記憶
    する記憶手段と、 該記憶手段に上記所定長以上のデータが記憶されている
    か否かを検出するデータ検出手段と、 該データ検出手段によって上記記憶手段に所定長以上の
    データが記憶されていることが検出されたときに、記憶
    手段から所定長分のデータを読み出して誤り訂正符号化
    手段に供給する読み出し制御手段とを備えることを特徴
    とする誤り訂正符号フレーム構成装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、上記所定長のデータの
    2倍以上の容量を有し、全容量の半分以上の領域にデー
    タが記憶されているときに、ハーフフルフラグを発生し
    て上記データ検出手段に供給するハーフフルフラグ発生
    手段を備え、 上記データ検出手段は上記ハーフフルフラグに基づいて
    記憶手段に所定長以上のデータが記憶されていることを
    検出することを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正符
    号フレーム構成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、誤り訂正符号フレームを伝送す
    る伝送系のクロックを検出して読み出し手段に供給する
    クロック検出手段を備え、 上記読み出し制御手段は、上記クロック検出手段によっ
    て検出した伝送系のクロックに基づいて上記記憶手段か
    らのデータの読み出しを行わせることを特徴とする請求
    項1に記載の誤り訂正符号フレーム構成装置。
JP28692695A 1995-11-06 1995-11-06 誤り訂正符号フレーム構成装置 Withdrawn JPH09130269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28692695A JPH09130269A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 誤り訂正符号フレーム構成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28692695A JPH09130269A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 誤り訂正符号フレーム構成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09130269A true JPH09130269A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17710754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28692695A Withdrawn JPH09130269A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 誤り訂正符号フレーム構成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09130269A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999062184A1 (fr) * 1998-05-27 1999-12-02 Ntt Mobile Communications Network Inc. Procede et dispositif d'intercalage, et procede et dispositif de desintercalage
US9201725B2 (en) 2012-11-01 2015-12-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory module, memory system having the same, and methods of reading therefrom and writing thereto

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999062184A1 (fr) * 1998-05-27 1999-12-02 Ntt Mobile Communications Network Inc. Procede et dispositif d'intercalage, et procede et dispositif de desintercalage
AU742455B2 (en) * 1998-05-27 2002-01-03 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Interleaving method and device, and deinterleaving method and device
AU742455C (en) * 1998-05-27 2003-01-09 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Interleaving method and device, and deinterleaving method and device
US6871302B1 (en) 1998-05-27 2005-03-22 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Method and device for interleaving and method and device for deinterleaving
US7191369B2 (en) 1998-05-27 2007-03-13 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Method and device for interleaving and method and device for de-interleaving
US7428667B2 (en) 1998-05-27 2008-09-23 Ntt Mobile Communications Networks, Inc. Method and device for interleaving and method and device for de-interleaving
US7469365B2 (en) 1998-05-27 2008-12-23 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Method and device for interleaving and method and device for de-interleaving
US9201725B2 (en) 2012-11-01 2015-12-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory module, memory system having the same, and methods of reading therefrom and writing thereto
US9483348B2 (en) 2012-11-01 2016-11-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory module, memory system having the same, and methods of reading therefrom and writing thereto

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10257502A (ja) 階層画像符号化方法、階層画像多重化方法、階層画像復号方法及び装置
EP0759677B1 (en) Intermediate storage of packetized real-time data and conversion from variable to fixed data rate
US5917438A (en) Data storing and outputting apparatus
US5796436A (en) Video data storing device and method for coding video data based upon determining whether or not video data conforms to a predetermined standard
US6256344B1 (en) Variable bit rate encoder
US10812789B2 (en) Encoding/transmitting apparatus and encoding/transmitting method
JPH09130269A (ja) 誤り訂正符号フレーム構成装置
US6256420B1 (en) Data transmission system
JPH11308617A (ja) ディジタル画像符号化装置とこれに用いる動きベクトル検出装置
JPH10322704A (ja) ビットストリームデータ復号装置
JP2002238050A (ja) データ変換装置、データ符号化装置、及びデータ記録装置
JPH1118071A (ja) スロー再生システム
US6459736B1 (en) Moving picture decoding apparatus and method
GB2314479A (en) Special to normal moving picture reproduction mode transition
JPH0287735A (ja) 情報伝送方法
JPH07115647A (ja) 画像符号化装置
JP2000307534A (ja) データ処理装置およびデータ伝送装置
JPS62108687A (ja) 画像信号符号化パラメ−タ制御方式
JP2000350199A (ja) 映像符号化装置
JP2002034037A (ja) Jpegによる動画像符号化方法
JP2611961B2 (ja) 画像データ圧縮伝送方法
JP2000078529A (ja) 可変転送レ―ト符号化装置
JPH11234634A (ja) データ送出装置およびデータ多重化装置
US20020054710A1 (en) Multimedia signal coding device and method of controlling amount of output code thereof
JPH1051771A (ja) 画像圧縮方法及び画像圧縮装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107