JPH09130119A - 無線トランシーバ用アンテナ組立機構 - Google Patents
無線トランシーバ用アンテナ組立機構Info
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- JPH09130119A JPH09130119A JP8253455A JP25345596A JPH09130119A JP H09130119 A JPH09130119 A JP H09130119A JP 8253455 A JP8253455 A JP 8253455A JP 25345596 A JP25345596 A JP 25345596A JP H09130119 A JPH09130119 A JP H09130119A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/3827—Portable transceivers
- H04B1/3833—Hand-held transceivers
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- Signal Processing (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線トランシーバの動作試験を行うのに適し
ているアンテナの組立機構を提供すること。 【解決手段】 アンテナ組立機構は、アンテナ１０、無
線トランシーバへの導電ライン２１およびアンテナ１０
と導電ライン２１との間を電気的に接触または非接触状
態にするアンテナ・クリップ１２とを含む。クリップ１
２は、アンテナ１０およびトランシーバが電気的に絶縁
されたときに、試験プローブ２５がトランシーバにｒｆ
信号を供給することができるように、開状態（非導通状
態）の位置にバイアスされている。クリップ１２はま
た、無線トランシーバのハウジングの組立が終了した段
階で閉状態（導通状態）になり、アンテナ１０およびト
ランシーバが電気的に接続される。
ているアンテナの組立機構を提供すること。 【解決手段】 アンテナ組立機構は、アンテナ１０、無
線トランシーバへの導電ライン２１およびアンテナ１０
と導電ライン２１との間を電気的に接触または非接触状
態にするアンテナ・クリップ１２とを含む。クリップ１
２は、アンテナ１０およびトランシーバが電気的に絶縁
されたときに、試験プローブ２５がトランシーバにｒｆ
信号を供給することができるように、開状態（非導通状
態）の位置にバイアスされている。クリップ１２はま
た、無線トランシーバのハウジングの組立が終了した段
階で閉状態（導通状態）になり、アンテナ１０およびト
ランシーバが電気的に接続される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ組立機構、
特に無線トランシーバ用アンテナ組立機構に関する。
特に無線トランシーバ用アンテナ組立機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、例えば携帯電話機等の無線トラン
シーバにおいては、携帯性や機能性を向上させるため、
基地局との交信電波を送受するアンテナを外部に露出せ
ず、ハウジング内に内蔵したものが多く開発・製造され
ている。このような無線トランシーバでは、アンテナが
内部に配設されているため、アンテナと無線トランシー
バとがハウジング内で電気的に接続された状態になって
いる。
シーバにおいては、携帯性や機能性を向上させるため、
基地局との交信電波を送受するアンテナを外部に露出せ
ず、ハウジング内に内蔵したものが多く開発・製造され
ている。このような無線トランシーバでは、アンテナが
内部に配設されているため、アンテナと無線トランシー
バとがハウジング内で電気的に接続された状態になって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに無線トランシーバのハウジング内に設置されている
従来技術におけるアンテナ組立機構では、トランシーバ
の無線周波数（ｒｆ）部分の試験を行う場合に以下に述
べる問題が生じた。
うに無線トランシーバのハウジング内に設置されている
従来技術におけるアンテナ組立機構では、トランシーバ
の無線周波数（ｒｆ）部分の試験を行う場合に以下に述
べる問題が生じた。
【０００４】すなわち、給電点にアンテナを接続する前
に無線トランシーバの動作を試験すれば、ｒｆ信号をじ
かに制御インピーダンスと共にトランシーバ回路の関連
部分に導入できるので、測定値はより正確になる。しか
し、このようにすると、試験を行った後でアンテナを回
路に再度接続しなければならないので、製造プロセスが
さらに一段階増えることになる。また、この段階で自動
半田付けを行うと、現在の回路に悪影響を与える恐れが
あり、別のタイプの自動製造段階を使用したとしても、
アンテナを手作業で接続するより効率的になるとは考え
られない。
に無線トランシーバの動作を試験すれば、ｒｆ信号をじ
かに制御インピーダンスと共にトランシーバ回路の関連
部分に導入できるので、測定値はより正確になる。しか
し、このようにすると、試験を行った後でアンテナを回
路に再度接続しなければならないので、製造プロセスが
さらに一段階増えることになる。また、この段階で自動
半田付けを行うと、現在の回路に悪影響を与える恐れが
あり、別のタイプの自動製造段階を使用したとしても、
アンテナを手作業で接続するより効率的になるとは考え
られない。
【０００５】無線トランシーバの試験の際に、アンテナ
を正しい位置に装着したまま試験を行った後で、アンテ
ナを手作業によって接続をしないでもすむようにするた
めには、従来技術では放射信号を使用して試験を行わな
ければならなかった。
を正しい位置に装着したまま試験を行った後で、アンテ
ナを手作業によって接続をしないでもすむようにするた
めには、従来技術では放射信号を使用して試験を行わな
ければならなかった。
【０００６】また、別のｒｆ信号をトランシーバに供給
した場合には、アンテナへのまたはアンテナからのスプ
リアスｒｆ信号が試験結果に悪影響を与える恐れがあ
る。試験を行っている間アンテナを正しい場所に設置し
た場合に直面する他の問題は、インピーダンスの不整合
である。
した場合には、アンテナへのまたはアンテナからのスプ
リアスｒｆ信号が試験結果に悪影響を与える恐れがあ
る。試験を行っている間アンテナを正しい場所に設置し
た場合に直面する他の問題は、インピーダンスの不整合
である。
【０００７】無線トランシーバ用のアンテナが、試験を
行う前のトランシーバの製造過程において、容易に自動
的に装着される内部アンテナ機構である場合には、上記
の諸問題はより深刻なものとなる。
行う前のトランシーバの製造過程において、容易に自動
的に装着される内部アンテナ機構である場合には、上記
の諸問題はより深刻なものとなる。
【０００８】したがって、アンテナ組立工程が高度に自
動化された無線電話機産業において、トランシーバの無
線周波数部分の試験を如何に行うかは重大事項であっ
た。
動化された無線電話機産業において、トランシーバの無
線周波数部分の試験を如何に行うかは重大事項であっ
た。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様を使
用すれば、無線トランシーバの試験作業に、所定の無線
周波数信号を導入することができる、適当な無線装置用
のアンテナ組立を提供することができる。この組立機構
では、アンテナと、無線周波数信号入力部と無線トラン
シーバと、第一の位置にある場合にはアンテナおよび入
力部が電気的に絶縁され、第二の位置にある場合にはア
ンテナと入力部とが電気的に結合されるように配置され
ている切替え可能なカップリング部材との間で信号をや
りとりする手段とからなる。上記のカップリング部材
は、アンテナに対して、第一の位置および第二の位置の
間で切替わることができる。
用すれば、無線トランシーバの試験作業に、所定の無線
周波数信号を導入することができる、適当な無線装置用
のアンテナ組立を提供することができる。この組立機構
では、アンテナと、無線周波数信号入力部と無線トラン
シーバと、第一の位置にある場合にはアンテナおよび入
力部が電気的に絶縁され、第二の位置にある場合にはア
ンテナと入力部とが電気的に結合されるように配置され
ている切替え可能なカップリング部材との間で信号をや
りとりする手段とからなる。上記のカップリング部材
は、アンテナに対して、第一の位置および第二の位置の
間で切替わることができる。
【００１０】アンテナに対して、第一および第二の位置
の間で切替わるカップリング部材を使用することによっ
て、カップリング部材と同様に、無線装置を製造してい
る間にアンテナを表面に装着することができる。この機
構により、自動プロセスを全面的に使用しながら、アン
テナを切り離した状態で試験を行うことができる。
の間で切替わるカップリング部材を使用することによっ
て、カップリング部材と同様に、無線装置を製造してい
る間にアンテナを表面に装着することができる。この機
構により、自動プロセスを全面的に使用しながら、アン
テナを切り離した状態で試験を行うことができる。
【００１１】本発明の第二の態様を使用すれば、無線ト
ランシーバの試験動作に対して、所定の無線周波数を導
入することができる、適当な無線装置の組立方法を提供
することができる。この方法は、アンテナと、無線トラ
ンシーバを形成するための素子と、無線周波数入力部
と、無線トランシーバと、第一の位置にある場合には、
アンテナと入力部とが電気的に絶縁され、第二の位置に
ある場合には、アンテナと入力部とが電気的にカップリ
ングされるように配置された切替え可能なカップリング
部材との間で信号をやりとりする手段とを供給するステ
ップと、カップリング部材を第一の位置に設定した状態
で、信号をやりとりする手段に適当な信号を供給するこ
とによって、無線トランシーバの機能を試験するステッ
プとを含んでいる。
ランシーバの試験動作に対して、所定の無線周波数を導
入することができる、適当な無線装置の組立方法を提供
することができる。この方法は、アンテナと、無線トラ
ンシーバを形成するための素子と、無線周波数入力部
と、無線トランシーバと、第一の位置にある場合には、
アンテナと入力部とが電気的に絶縁され、第二の位置に
ある場合には、アンテナと入力部とが電気的にカップリ
ングされるように配置された切替え可能なカップリング
部材との間で信号をやりとりする手段とを供給するステ
ップと、カップリング部材を第一の位置に設定した状態
で、信号をやりとりする手段に適当な信号を供給するこ
とによって、無線トランシーバの機能を試験するステッ
プとを含んでいる。
【００１２】切替え可能なカップリング部材は、好適に
は、カップリング部材を第一の位置にわざわざ保持して
おかなくても、試験を行うことができるように、第一の
位置の方向にバイアスされることが好ましい。カップリ
ング部材は、また好適には、外力を除去した場合に第一
の位置に戻るように、弾力を持っていることが好まし
い。このようなカップリング部材により、必要な場合に
は、カップリング部材を交換しなくても、試験を反復し
て行うことができる。
は、カップリング部材を第一の位置にわざわざ保持して
おかなくても、試験を行うことができるように、第一の
位置の方向にバイアスされることが好ましい。カップリ
ング部材は、また好適には、外力を除去した場合に第一
の位置に戻るように、弾力を持っていることが好まし
い。このようなカップリング部材により、必要な場合に
は、カップリング部材を交換しなくても、試験を反復し
て行うことができる。
【００１３】切替え可能な部材は、好適には、無線トラ
ンシーバのハウジングの一部との接触により、第二の位
置に維持されることが好ましい。このことは、試験が終
了し、無線トランシーバを完成させるためにハウジング
内に設置した場合に、他の組立段階を追加しなくても、
アンテナがトランシーバ回路に接触した状態になること
を意味する。
ンシーバのハウジングの一部との接触により、第二の位
置に維持されることが好ましい。このことは、試験が終
了し、無線トランシーバを完成させるためにハウジング
内に設置した場合に、他の組立段階を追加しなくても、
アンテナがトランシーバ回路に接触した状態になること
を意味する。
【００１４】カップリング部材としては、アンテナと入
力部との間をつなぐ弾力を持つクリップを使用すること
ができる。このクリップは、好適には、その一部が無線
周波数入力部との接触させたり、切り離したりすること
ができるように、アンテナに固定状態で取り付けること
が好ましい。
力部との間をつなぐ弾力を持つクリップを使用すること
ができる。このクリップは、好適には、その一部が無線
周波数入力部との接触させたり、切り離したりすること
ができるように、アンテナに固定状態で取り付けること
が好ましい。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる無線トランシーバ用アンテナ組立機構の実施の形態
を詳細に説明する。
よる無線トランシーバ用アンテナ組立機構の実施の形態
を詳細に説明する。
【００１６】図１は本発明によるアンテナ組立機構の実
施の形態を示す内部構造を示した平面図である。図示の
アンテナ１０は、湾曲した倒置Ｆ型アンテナである。ア
ンテナ１０のアース９も同様に湾曲している。このアン
テナ１０の詳細な説明については、本願と同じ出願人に
より出願された英国出願第９５１５９５８．８号に記載
されている。なお、本発明では、マイクロストリップま
たはストリップライン・アンテナを含めて、他のアンテ
ナも適当に使用することができる。無線トランシーバを
組み立てるための通常の自動組立手順中に、表面に装着
することができるタイプのアンテナである場合には、本
発明を非常に有利に適用することができる。
施の形態を示す内部構造を示した平面図である。図示の
アンテナ１０は、湾曲した倒置Ｆ型アンテナである。ア
ンテナ１０のアース９も同様に湾曲している。このアン
テナ１０の詳細な説明については、本願と同じ出願人に
より出願された英国出願第９５１５９５８．８号に記載
されている。なお、本発明では、マイクロストリップま
たはストリップライン・アンテナを含めて、他のアンテ
ナも適当に使用することができる。無線トランシーバを
組み立てるための通常の自動組立手順中に、表面に装着
することができるタイプのアンテナである場合には、本
発明を非常に有利に適用することができる。
【００１７】この実施の形態のアンテナ１０は、無線ト
ランシーバ製造の自動工程の一部として、プリント回路
基板上にプリントすることができる。アンテナ１０は、
１８８０−１９００ＭＨｚの周波数帯で、１８９０ＭＨ
ｚの中心周波数で動作するように設計されており、中心
周波数（１８９０ＭＨｚ）の少なくとも１％の帯域幅を
必要とする。プリント回路基板１１は、従来の銅金属材
料のような任意の適当な材料を用いることができる。
ランシーバ製造の自動工程の一部として、プリント回路
基板上にプリントすることができる。アンテナ１０は、
１８８０−１９００ＭＨｚの周波数帯で、１８９０ＭＨ
ｚの中心周波数で動作するように設計されており、中心
周波数（１８９０ＭＨｚ）の少なくとも１％の帯域幅を
必要とする。プリント回路基板１１は、従来の銅金属材
料のような任意の適当な材料を用いることができる。
【００１８】図２は図１に示したクリップ１２の斜視図
である。クリップ１２は、アンテナ１０のスタブエンド
１３上に設置されていて、これらは良好な状態で電気的
に接触している。クリップ１２には、アース・パッド１
４や、アンテナ１０と接続される三つの半田パッド１
５、１６、１７が形成されている。
である。クリップ１２は、アンテナ１０のスタブエンド
１３上に設置されていて、これらは良好な状態で電気的
に接触している。クリップ１２には、アース・パッド１
４や、アンテナ１０と接続される三つの半田パッド１
５、１６、１７が形成されている。
【００１９】クリップ１２は、マイクロストリップ・ア
ンテナの誘導スタブ１３およびアンテナの容量性の端部
１８の一部に沿って延びている。三つの半田パッド１
５、１６、１７は、クリップ１２とアンテナ１０を電気
的に接続している。アース・パッド１４は、誘導スタブ
１３に接続されている。クリップ１２は、他の部材と同
様に表面に装着できるので、手作業による追加組立段階
を行わなくても良い。
ンテナの誘導スタブ１３およびアンテナの容量性の端部
１８の一部に沿って延びている。三つの半田パッド１
５、１６、１７は、クリップ１２とアンテナ１０を電気
的に接続している。アース・パッド１４は、誘導スタブ
１３に接続されている。クリップ１２は、他の部材と同
様に表面に装着できるので、手作業による追加組立段階
を行わなくても良い。
【００２０】クリップ１２は、アンテナ１０の給電点２
０と、無線トランシーバとを接続するための導電ライン
２１との間のギャップをつなぐための脚部１９が形成さ
れている。脚部１９は傾斜を持って隆起しており、外部
より力が加わらないときには、導電ライン２１のすぐ上
に、導電ライン２１から離れた状態で位置している。ク
リップ１２はまた、導電ライン２１と反復的に接触する
ことを可能としている。すなわち、反復して試験を行う
場合に導電ライン２１から離れた位置に戻ることができ
るように弾力を持つ材料で形成されている。
０と、無線トランシーバとを接続するための導電ライン
２１との間のギャップをつなぐための脚部１９が形成さ
れている。脚部１９は傾斜を持って隆起しており、外部
より力が加わらないときには、導電ライン２１のすぐ上
に、導電ライン２１から離れた状態で位置している。ク
リップ１２はまた、導電ライン２１と反復的に接触する
ことを可能としている。すなわち、反復して試験を行う
場合に導電ライン２１から離れた位置に戻ることができ
るように弾力を持つ材料で形成されている。
【００２１】このようなクリップ１２に適した材料とし
ては、例えばニッケルメッキの上に金をかぶせた燐青銅
がある。脚部１９と導電ライン２１との間の接触は、湾
曲した脚部１９の先端２２で行われる。クリップ１２を
形成している材料は弾力を持っているので、脚部１９に
十分な力が加わると、脚部１９の先端２２は導電ライン
２１と確実に接触する。
ては、例えばニッケルメッキの上に金をかぶせた燐青銅
がある。脚部１９と導電ライン２１との間の接触は、湾
曲した脚部１９の先端２２で行われる。クリップ１２を
形成している材料は弾力を持っているので、脚部１９に
十分な力が加わると、脚部１９の先端２２は導電ライン
２１と確実に接触する。
【００２２】図１より明らかなように、試験接点は三つ
あり、その中の二つ、すなわち第１の接点である中央の
ｒｆパッド２３および第２の接点であるアース・パッド
２４は、プリント回路基板１１上に設けられている。残
りの第三の接点はアース・パッド１４で、クリップ１２
上に設けられている。これらの接点を用いることによ
り、無線周波数プローブ２５（図４参照）を使用して、
アンテナ１０が取り付けられている無線トランシーバの
性能を試験することができる。
あり、その中の二つ、すなわち第１の接点である中央の
ｒｆパッド２３および第２の接点であるアース・パッド
２４は、プリント回路基板１１上に設けられている。残
りの第三の接点はアース・パッド１４で、クリップ１２
上に設けられている。これらの接点を用いることによ
り、無線周波数プローブ２５（図４参照）を使用して、
アンテナ１０が取り付けられている無線トランシーバの
性能を試験することができる。
【００２３】クリップ１２を図３に示す開（非接触状
態）の位置にセットした場合には、アンテナ１０と無線
トランシーバのトランシーバ回路との間は導通していな
い。このため、プローブ２５は、中央のｒｆパッド２３
へ信号を供給したり、またそこからｒｆ信号を受信でき
るように接続することができる。
態）の位置にセットした場合には、アンテナ１０と無線
トランシーバのトランシーバ回路との間は導通していな
い。このため、プローブ２５は、中央のｒｆパッド２３
へ信号を供給したり、またそこからｒｆ信号を受信でき
るように接続することができる。
【００２４】本実施例のアンテナ組立と一緒に使用する
のに適している試験装置２５は、トランシーバへ無線周
波数信号を供給したり、またトランシーバから無線周波
数信号を受信する中央プローブ２６備えている。この試
験装置２５は、またアースされている二本の外側のプロ
ーブ２７、２８を持ち、これらのプローブは同軸ケーブ
ルに接続されている。その中の中央プローブ２６は中央
の導体である。二本の外側のプローブ２７、２８は、同
軸ケーブルの外側の導体をアースするために、回路基板
上のアース・パッド１４、２３と接触する位置に設けら
れている。図１より明らかなように、外側のパッドはア
ースされている。ｒｆパッド２３および二つのアース・
パッド１４、２４は、制御インピーダンスを供給し、そ
れにより正確な試験を反復して行うことができる。
のに適している試験装置２５は、トランシーバへ無線周
波数信号を供給したり、またトランシーバから無線周波
数信号を受信する中央プローブ２６備えている。この試
験装置２５は、またアースされている二本の外側のプロ
ーブ２７、２８を持ち、これらのプローブは同軸ケーブ
ルに接続されている。その中の中央プローブ２６は中央
の導体である。二本の外側のプローブ２７、２８は、同
軸ケーブルの外側の導体をアースするために、回路基板
上のアース・パッド１４、２３と接触する位置に設けら
れている。図１より明らかなように、外側のパッドはア
ースされている。ｒｆパッド２３および二つのアース・
パッド１４、２４は、制御インピーダンスを供給し、そ
れにより正確な試験を反復して行うことができる。
【００２５】本実施の形態では、アンテナ・クリップ１
２を開の位置にセットできる機構になっており、無線ト
ランシーバの設計範囲に柔軟性が加わった。このため、
工場で同調しておかなければならない水晶および他の素
子のような、トランシーバの高周波素子の整合を行うた
めのｒｆ信号の送出を容易に行うことができる。
２を開の位置にセットできる機構になっており、無線ト
ランシーバの設計範囲に柔軟性が加わった。このため、
工場で同調しておかなければならない水晶および他の素
子のような、トランシーバの高周波素子の整合を行うた
めのｒｆ信号の送出を容易に行うことができる。
【００２６】給電線２１を通して供給されたｒｆ信号
は、また受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）を校正するため
に使用するができる。さらに、無線電話機の送信周波
数、送信電流および電力は、プローブ２５をスペクトル
解析装置または他の適当な検出装置に接続し、無線電話
の無線トランシーバによって送信された信号をモニタす
ることによって、評価することができる。
は、また受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）を校正するため
に使用するができる。さらに、無線電話機の送信周波
数、送信電流および電力は、プローブ２５をスペクトル
解析装置または他の適当な検出装置に接続し、無線電話
の無線トランシーバによって送信された信号をモニタす
ることによって、評価することができる。
【００２７】無線トランシーバの試験が終了すると、ア
ンテナ１０はトランシーバに給電している給電線に電気
的に接続される。本実施の形態の無線電話機のハウジン
グは、ハウジングの二つのハーフ２９、３０を、図５に
示すように、組み立てたときに、クリップ１２の隆起し
た脚部１９がインサート３１の先端に押されて、クリッ
プ１２の先端２２が導電ライン２１に接触するように設
計されている。本実施の形態において、無線電話機のハ
ウジングには、クリップ１２の隆起した脚部１９の位置
と同じ位置に配設されているインサート３１が形成され
ている。
ンテナ１０はトランシーバに給電している給電線に電気
的に接続される。本実施の形態の無線電話機のハウジン
グは、ハウジングの二つのハーフ２９、３０を、図５に
示すように、組み立てたときに、クリップ１２の隆起し
た脚部１９がインサート３１の先端に押されて、クリッ
プ１２の先端２２が導電ライン２１に接触するように設
計されている。本実施の形態において、無線電話機のハ
ウジングには、クリップ１２の隆起した脚部１９の位置
と同じ位置に配設されているインサート３１が形成され
ている。
【００２８】図６にインサート１１の断面図を示す。脚
部１９の先端と導電ラインとの間が確実に接触するよう
に、クリップ１２上に必要な下向きの力が加わるような
形状であれば、そのサイズの精度はそれほど神経質にな
る必要はない。したがって、クリップ１２の脚部１９の
先端２２を、導電ライン２１に確実に接触させることが
できれば、任意の他の構造を代わりに用いてもよい。
部１９の先端と導電ラインとの間が確実に接触するよう
に、クリップ１２上に必要な下向きの力が加わるような
形状であれば、そのサイズの精度はそれほど神経質にな
る必要はない。したがって、クリップ１２の脚部１９の
先端２２を、導電ライン２１に確実に接触させることが
できれば、任意の他の構造を代わりに用いてもよい。
【００２９】本実施の形態の場合には、クリップ１２を
接触位置に保持するための手段を、無線トランシーバの
ハウジングの成型物の一部として形成することによっ
て、無線トランシーバの製造を完成するための追加の組
立工程を行わなくてもすむようになっている。ハウジン
グはクリップ１２やネジで固定することもできるが、ま
たクリップ１２の脚部１９の先端２２と導電ライン２１
との間が継続的に接触するように、他の方法で一緒に保
持する構造にしてもよい。無線トランシーバを出荷する
ための製造プロセスの最後の工程が行われる際に、アン
テナの給電点も導電ラインに同時に接続される。
接触位置に保持するための手段を、無線トランシーバの
ハウジングの成型物の一部として形成することによっ
て、無線トランシーバの製造を完成するための追加の組
立工程を行わなくてもすむようになっている。ハウジン
グはクリップ１２やネジで固定することもできるが、ま
たクリップ１２の脚部１９の先端２２と導電ライン２１
との間が継続的に接触するように、他の方法で一緒に保
持する構造にしてもよい。無線トランシーバを出荷する
ための製造プロセスの最後の工程が行われる際に、アン
テナの給電点も導電ラインに同時に接続される。
【００３０】無線電話機が完全に組み立てられたとき、
クリップ１２の伝導を試験することができる。しかし、
本発明の他の利点は、クリップ１２の伝導試験を行いた
い場合、ハウジングの組立を行う前に、隆起した脚部１
９を押し込むことで給電ラインに接触させることができ
るという点にある。そうすることにより、閉じたときの
クリップ１２による接続を、組立が完了する前に評価す
ることができ、必要なすべてのアンテナ試験を、組立の
前に行うことができる。このことは、無線電話機のハウ
ジングを何回も組立てたり分解したりするのを避けるた
めにも望ましいことである。アンテナ１０の接続が完了
したら、アンテナ１０が受信または送信した放射無線周
波数信号を使用して、その他の試験を行うことができ
る。
クリップ１２の伝導を試験することができる。しかし、
本発明の他の利点は、クリップ１２の伝導試験を行いた
い場合、ハウジングの組立を行う前に、隆起した脚部１
９を押し込むことで給電ラインに接触させることができ
るという点にある。そうすることにより、閉じたときの
クリップ１２による接続を、組立が完了する前に評価す
ることができ、必要なすべてのアンテナ試験を、組立の
前に行うことができる。このことは、無線電話機のハウ
ジングを何回も組立てたり分解したりするのを避けるた
めにも望ましいことである。アンテナ１０の接続が完了
したら、アンテナ１０が受信または送信した放射無線周
波数信号を使用して、その他の試験を行うことができ
る。
【００３１】図７は、図１に示すタイプのアンテナ組立
を収容するのに適した無線電話機３２の機能ブロック図
である。このアンテナ１０は、無線トランシーバ３３に
信号を供給する。マイクロプロセッサ３４は、ディスプ
レイ３５の表示制御やＥＥＰＲＯＭメモリ３６に記憶さ
れている情報を制御する。
を収容するのに適した無線電話機３２の機能ブロック図
である。このアンテナ１０は、無線トランシーバ３３に
信号を供給する。マイクロプロセッサ３４は、ディスプ
レイ３５の表示制御やＥＥＰＲＯＭメモリ３６に記憶さ
れている情報を制御する。
【００３２】以上、詳細に本発明における実施の形態を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本明細書で開示したすべての新規な特徴または特徴の組
み合わせも本発明の範疇に含むものである。さらに、本
発明の精神を逸脱すること無く可能な変形または修正は
本発明の範疇に含まれる。特に、本発明の範囲から逸脱
しないで、例えば使用アンテナのタイプおよび材質を変
更できることは明かであろう。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本明細書で開示したすべての新規な特徴または特徴の組
み合わせも本発明の範疇に含むものである。さらに、本
発明の精神を逸脱すること無く可能な変形または修正は
本発明の範疇に含まれる。特に、本発明の範囲から逸脱
しないで、例えば使用アンテナのタイプおよび材質を変
更できることは明かであろう。
【図１】本発明による無線トランシーバ用アンテナ組立
機構の実施の形態を示す回路板の平面図。
機構の実施の形態を示す回路板の平面図。
【図２】図１に示したアンテナ・クリップの斜視図。
【図３】図１に示した無線トランシーバ用アンテナ組立
機構において、無線周波数プローブの使用例を説明した
説明図。
機構において、無線周波数プローブの使用例を説明した
説明図。
【図４】図３に示した無線周波数プローブの斜視図。
【図５】図１の一点鎖線Ａ−Ａにより切断したときの無
線電話機のハウジング内の断面図。
線電話機のハウジング内の断面図。
【図６】図５の一点鎖線Ｂ−Ｂにより切断したときのイ
ンサートと脚部との状態を示す断面図。
ンサートと脚部との状態を示す断面図。
【図７】本発明における無線トランシーバ用アンテナ組
立機構が適用される無線電話機の機能ブロック図であ
る。
立機構が適用される無線電話機の機能ブロック図であ
る。
１０ アンテナ １１ 回路基板 １２ クリップ １３ 誘導スタグ １４、２４ アースパッド １５、１６、１７ 半田パッド １９ 脚部 ２０ 給電点 ２１ 導電ライン ２２ 端部 ２３ ｒｆパッド ２５ 無線周波数プローブ ３１ インサート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596090513 Ｐ．Ｏ． Ｂｏｘ 86，ＳＦ−24101Ｓａ ｌｏ，Ｆｉｎｌａｎｄ (72)発明者 ステファン パスモァ イギリス連合王国 サーレイ キャンベリ ー フリムレイ ワーレンライズ38Ａ
Claims (8)
- 【請求項１】 所定の無線周波数信号を、無線トランシ
ーバの試験動作に導入することができる無線装置用のア
ンテナ組立機構において、 アンテナと、 無線周波数信号入力部と前記無線トランシーバとの間に
配置され、第一の位置にあるときには前記アンテナと無
線トランシーバの入力部との間が電気的に絶縁され、第
二の位置にあるときには前記アンテナと前記無線トラン
シーバの入力部とが電気的に接続される機能を備えた切
替え可能なカップリング部材とを含む信号のやりとりを
する手段とを有し、 前記カップリング部材は、アンテナに対して、前記第一
の位置と前記第二の位置とを相対的に切替え可能とする
ことを特徴とするアンテナ組立機構。 - 【請求項２】 請求項１に記載のアンテナ組立機構にお
いて、前記切替え可能なカップリング部材は、第一の位
置に向かって偏向されていことを特徴とするアンテナ組
立機構。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のアンテナ組立
機構において、前記切替え可能なカップリング部材は、
無線トランシーバのハウジングに接触することによって
第二の位置に維持されることを特徴とするアンテナ組立
機構。 - 【請求項４】 請求項１乃至３に記載のアンテナ組立機
構において、前記カップリング部材は弾力を備えた材質
により形成されたクリップであることを特徴とするアン
テナ組立機構。 - 【請求項５】 請求項４に記載のアンテナ組立機構にお
いて、前記弾力を備えた材質により形成されたクリップ
は、前記アンテナと永久的に電気的に接触することを特
徴とするアンテナ組立機構。 - 【請求項６】 請求項１乃至５に記載のアンテナ組立機
構において、前記アンテナがマイクロ・ストリップ・ア
ンテナであることを特徴とするアンテナ組立機構。 - 【請求項７】 所定の無線周波数信号を、無線トランシ
ーバの試験動作に導入するのに適した無線装置の組立・
試験方法において、 アンテナと、無線トランシーバを形成するためのエレメ
ントと、無線周波数信号入力部と無線トランシーバとの
間で信号をやりとりする手段と、第一の位置にあるとき
にはアンテナと入力部との間が電気的に絶縁され、第二
の位置にあるときにはアンテナと入力部とが電気的に接
続される切替え可能なカップリング部材とを、基板上に
配置して組み立てる第１のステップと、 カップリング部材が第一の位置にある場合に、信号をや
りとりする手段に適当な信号を送って、無線トランシー
バの機能を試験する第２のステップとを含むことを特徴
とする無線装置の組立・試験方法。 - 【請求項８】 請求項７に記載の組立・試験方法におい
て、前記無線装置を組み立てたときに、前記カップリン
グ部材が前記無線トランシーバのハウジング内で前記第
二の位置に維持される組立ステップをさらに含むことを
特徴とする無線装置の組立・試験方法。
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| DE29604593U1 (de) * | 1996-03-12 | 1997-04-10 | Siemens AG, 80333 München | Funksprechgerät |
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| DE19951371A1 (de) * | 1999-10-26 | 2001-05-03 | Nokia Mobile Phones Ltd | Hochfrequenzschaltung mit einem Anschluß für eine gedruckte Antenne |
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| US6452379B1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-09-17 | Teradyne, Inc. | Methods and apparatus for connecting to a signal launch |
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1995
- 1995-09-25 GB GB9520210A patent/GB2305505B/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
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