JPH09130075A - 電気部品の冷却装置 - Google Patents

電気部品の冷却装置

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JPH09130075A
JPH09130075A JP7280119A JP28011995A JPH09130075A JP H09130075 A JPH09130075 A JP H09130075A JP 7280119 A JP7280119 A JP 7280119A JP 28011995 A JP28011995 A JP 28011995A JP H09130075 A JPH09130075 A JP H09130075A
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JP
Japan
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receiving plate
heat receiving
refrigerant
cooling device
refrigerant pipe
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Pending
Application number
JP7280119A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichirou Kujiraoka
真一郎 鯨岡
Heikichi Kuwabara
平吉 桑原
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Takashi Tsuboi
孝 坪井
Hiroshi Itahana
博 板鼻
Hisashi Kondo
久 近藤
Hideji Saito
秀治 斉藤
Nobuaki Mizuguchi
信章 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Mito Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、狭隘な場所での組立性及び保
守性に優れた電気部品の冷却装置を提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、電気部品(5)を支持する受熱
板4と、この受熱板4内に冷媒を循環させる冷媒管8
と、この冷媒管8の途中に設けられた冷媒循環用の循環
ポンプ9及び放熱部10と、前記受熱板4と前記放熱部
10とを支持する支持体(2)とを備えた電気部品の冷
却装置において、前記冷媒管8の途中に、前記受熱板4
と前記放熱部10間の間隔の変位を吸収する変位吸収部
(12)を設けたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気部品の冷却装置
に係り、特に、狭隘な位置に設置されるに好適な電気部
品の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、発熱する電気部品の冷却
装置として、例えば特開平3−30399号公報に記載のよう
な冷却装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷却装置
は、電気部品に対する密着性についてのみ配慮されてい
るために、組立性や保守性についての配慮はなかった。
【0004】本発明の第1の目的とするところは、狭隘
な場所での組立性に優れた電気部品の冷却装置を提供す
ることにある。
【0005】本発明の第2の目的とするところは、狭隘
な場所での保守性に優れた電気部品の冷却装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電気部品を支持する受熱板と、この受熱
板内に冷媒を循環させる冷媒管を設けて閉ループの冷却
回路を構成し、この冷却回路の途中に設けられた冷媒循
環用の循環ポンプと、前記冷却回路の途中に設けられた
放熱部と、前記受熱板と前記放熱部とを支持する支持体
とを備えた電気部品の冷却装置において、前記冷却回路
の途中に、前記受熱板と前記放熱部間の支持間隔の変位
を吸収する変位吸収部を設けたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1〜図
5について説明する。
【0008】ここで説明するのは、車両の床下に支持さ
れる制御装置の冷却構成を示すもので、車体1の床下に
は制御箱2が支持されている。この制御箱2の車体1の
側面側となる部分には点検カバー3が着脱できるように
取付けられている。
【0009】このような制御箱2内には、発熱する電気
部品5を取付けた受熱板4が固定されている。前記電気
部品5は、例えばインバータ制御装置の主回路を構成す
るIGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)や
GTO(ゲート・ターンオフ・サイリスタ)などの自己
消弧形素子である。
【0010】前記受熱板4は、前記電気部品5の取付位
置に沿って冷媒流路6A〜6Cが形成されており、その
流出口7A,7Bには冷媒管8が接続されて閉ループの
冷却回路を構成している。
【0011】この冷媒管8の途中には、冷媒としての冷
却水を循環させるための循環ポンプ9と、昇温した冷却
水を冷却するためのラジエータなどの放熱部10が接続
されている。これら循環ポンプ9と放熱部10は制御箱
2の外側に位置するように支持されている。
【0012】又、前記受熱板4は、点検カバー3を取外
したときに、制御箱2との固定を解いて開口2K側に引
出せるように、台車11によって支持されており、制御
箱2側には前記台車11の走行が行える走行部2Gが形
成されており、これら台車11と走行部2Gとで前記受
熱板4の移動を案内する案内手段を構成している。とこ
ろで、前記受熱板4,循環ポンプ9,放熱部10が夫々
制御箱2に固定された状態で、前記冷媒管8が最短距離
で配管されていると、前記受熱板4を開口2K側に引出
すことはできない。そこで、前記冷媒管8の途中に、受
熱板4を開口2K側に引出すことができるように、変位
吸収部を設けている。この変位吸収部は、受熱板4の引
出し距離に匹敵する長さ以上の可撓管12であり、受熱
板4,循環ポンプ9,放熱部10が制御箱2の定常位置
にあるときには撓んでおり、受熱板4が引出されたとき
には引っ張られて撓みが少なくなり、ほぼ直線状を有す
る。
【0013】上記構成によれば、通常運転時に、循環ポ
ンプ9を動作させることにより、冷却水は矢印で示すよ
うに、受熱板4の冷媒流路6A〜6Cを通って強制循環
される。したがって、各電気部品5が発熱しても、すぐ
にその熱は受熱板4を介して循環する冷却水に伝達さ
れ、放熱部10で冷却される。
【0014】又、上記構成によれば、受熱板4と循環ポ
ンプ9,放熱部10間が十分な長さの可撓管12で接続
されているので、受熱板4,循環ポンプ9,放熱部10
を制御箱2へ取付ける場合には、予め冷却水を封入した
冷媒管8を接続した状態で、循環ポンプ9と放熱部10
の制御箱2への取付けを行うことができる。このとき、
受熱板4は制御箱2の外側に置かれているので、狭隘な
制御箱2内での循環ポンプ9と放熱部10の取付けを受
熱板4の制約を受けずに行うことができる。循環ポンプ
9と放熱部10の取付けが完了した後、可撓管12の弛
んだ部分を制御箱2内に入れながら受熱板4の制御箱2
への取付け位置を決め、その後固定する。
【0015】尚、受熱板4を初めに取付け、その後循環
ポンプ9と放熱部10の取付けを行う場合も同じであ
る。
【0016】このほか、循環ポンプ9,放熱部10側に
冷媒管8のみを接続した状態で上述のような制御箱2へ
の取付けを行い、次に冷媒管8に冷却水を充填してから
冷媒管8を受熱板4へ接続し、その後、上述のように可
撓管12の弛んだ部分を制御箱2内に入れながら受熱板
4の制御箱2への取付けを行うことができる。
【0017】以上のように、いずれの方法によっても狭
隘な制御箱2内への受熱板4の取付けが接続される、循
環ポンプ9,放熱部10の影響を受けずに行えるので、
組込作業を簡単に行うことができる。
【0018】さらに、上記構成によれば、電気部品5の
保守点検のために、点検カバー3を取外した後、受熱板
4を開口2K側に引出す場合、図2に示すように、可撓
管12の弛みがなくなるまで受熱板4を引出すことがで
きる。その結果、受熱板4の引出しに伴って必要として
いた冷媒管8の着脱や冷却水を排出,再充填などの余分
な作業をなくすことができる。
【0019】ところで、以上の実施例は受熱板4と放熱
部10間の間隔の変位を吸収する変位吸収部として、可
撓管12を用いたものを説明したが、可撓管12に限定
されるものではなく、例えば蛇腹状の冷媒管を接続する
ようにしてもよく、又複数の管を内外形面が重なるよう
に組合せ、その重なり部分を長手方向に摺動できるよう
にした伸縮性の冷媒管を用いてもよい。
【0020】上記実施例は、冷媒として冷却水を用いた
が、空気や他の冷媒を用いてもよい。又、電気部品とし
て車両用制御装置の一例を説明したが、車両用制御装置
に限定されるものでない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、狭
隘な場所での組立性及び保守性に優れた電気部品の冷却
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気部品の冷却装置の一実施例を
示す縦断概略側面図。
【図2】図1の保守点検時の状態を示す縦断概略側面
図。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明による電気部品の冷却装置を適用した制
御箱を搭載した車両を示す側面図。
【図5】図4に示す制御箱の拡大側面図。
【符号の説明】
2…制御箱、4…受熱板、6(6A〜6C)…冷媒流
路、8…冷媒管、9…循環ポンプ、10…放熱部、12
…可撓管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 平吉 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 鈴木 敦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 坪井 孝 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 板鼻 博 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 近藤 久 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 斉藤 秀治 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 水口 信章 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品を支持する受熱板と、この受熱板
    内に冷媒を循環させる冷媒管と、この冷媒管の途中に設
    けられた冷媒循環用の循環ポンプ及び放熱部と、前記受
    熱板と前記放熱部とを支持する支持体とを備えた電気部
    品の冷却装置において、前記冷媒管の途中に、前記受熱
    板と前記放熱部間の間隔の変位を吸収する変位吸収部を
    設けたことを特徴とする電気部品の冷却装置。
  2. 【請求項2】電気部品を支持し箱内に収納された受熱板
    と、この受熱板内に冷媒管を介して冷媒を循環させる閉
    ループの冷却回路とを有する電気部品の冷却装置におい
    て、前記冷却回路の途中に、前記箱の点検位置までの前
    記受熱板の変位を吸収する変位吸収部を設けたことを特
    徴とする電気部品の冷却装置。
  3. 【請求項3】電気部品を支持し箱内に収納された受熱板
    と、この受熱板内に冷媒管を介して冷媒を循環させる閉
    ループの冷却回路と、この冷却回路の途中に設けられ前
    記箱に支持された放熱部とを有する電気部品の冷却装置
    において、前記受熱板を前記箱の点検位置まで移動させ
    るための案内手段を設け、前記冷却回路の途中に、前記
    案内手段による前記受熱板の移動距離と同等以上の距離
    変位を吸収する変位吸収部を設けたことを特徴とする電
    気部品の冷却装置。
  4. 【請求項4】前記変位吸収部は、前記変位を吸収できる
    長さを有する可撓性の冷媒管であることを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の電気部品の冷却装置。
  5. 【請求項5】前記変位吸収部は、伸縮性の冷媒管である
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の電気部品の
    冷却装置。
  6. 【請求項6】前記伸縮性の冷媒管は、蛇腹状に形成され
    ていることを特徴とする請求項5記載の電気部品の冷却
    装置。
  7. 【請求項7】前記伸縮性の冷媒管は、複数の管が内外形
    面に重なって摺動できるように構成されていることを特
    徴とする請求項5記載の電気部品の冷却装置。
  8. 【請求項8】車体の床下に支持された制御箱と、この制
    御箱内に固定されて電気部品を支持する受熱板と、この
    受熱板に冷媒を循環させる冷媒管と、この冷媒管の途中
    に接続され前記制御箱に支持された循環ポンプ及び放熱
    部と、前記冷媒管の途中に接続され前記受熱板の変位を
    吸収する可撓管とを有することを特徴とする電気部品の
    冷却装置。
JP7280119A 1995-10-27 1995-10-27 電気部品の冷却装置 Pending JPH09130075A (ja)

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