JPH09129858A - 固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方法

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JPH09129858A
JPH09129858A JP7282058A JP28205895A JPH09129858A JP H09129858 A JPH09129858 A JP H09129858A JP 7282058 A JP7282058 A JP 7282058A JP 28205895 A JP28205895 A JP 28205895A JP H09129858 A JPH09129858 A JP H09129858A
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JP
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film
polycrystalline silicon
silicon layer
light
solid
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JP7282058A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kuroiwa
淳 黒岩
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗電流特性の悪化を引き起こすことなく、ス
ミア電荷の低減を効率よく実現させる。 【解決手段】 シリコン基板11上に受光部1と読出し
ゲート部18と転送チャネル領域14とがそれぞれ配列
・形成され、読出しゲート部18と転送チャネル領域1
4上にゲート絶縁膜19を介して転送電極20が選択的
に形成され、転送電極20を含む全面に層間絶縁膜22
が形成され、層間絶縁膜22上に下層の転送電極20を
覆うように遮光膜24が形成されたイメージセンサにお
いて、遮光膜24直下に膜厚数nm〜数十nmの多結晶
シリコン層による低反射膜23を形成して構成する。こ
の低反射膜23は、多結晶シリコン層に砒素(As)を
5×1015cm-2程度イオン注入し、その後に800℃
〜1000℃の熱処理を行なって上記多結晶シリコン層
を再結晶化させることにより作製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子、特
にスミアの低減を図ることができる固体撮像素子及び固
体撮像素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCCD固体撮像素子は、図10に
示すように、例えばn形のシリコン基板101にp形不
純物(例えばボロン(B))の導入による第1のp形ウ
ェル領域102と、受光部103を形成するためのn形
の不純物拡散領域104と、垂直転送レジスタ105を
構成するn形の転送チャネル領域106並びにp形のチ
ャネルストッパ領域107が形成され、更に上記n形の
不純物拡散領域104の表面にp形の正電荷蓄積領域1
08が形成され、n形の転送チャネル領域106の直下
にスミアの低減を目的とした第2のp形ウェル領域10
9が形成されている。なお、n形の不純物拡散領域10
4と転送チャネル領域106間のp形領域は、読出しゲ
ート部110を構成する。
【0003】そして、上記転送チャネル領域106上に
ゲート絶縁膜111を介して多結晶シリコン層による転
送電極112が選択的に形成されている。この転送電極
112の表面には、熱酸化処理による熱酸化膜113が
形成されている。この転送電極112を含む全面には平
坦化を目的としたPSG膜114が形成され、更にこの
平坦化膜114上に、下層の転送電極112を覆うよう
に遮光膜115が形成されている。
【0004】また、上記遮光膜115は、受光部103
上において選択的にエッチング除去されており、光は、
このエッチング除去によって形成された開口115aを
通じて受光部103に入射されるようになっている。該
遮光膜115に形成される開口115aは、エッチング
処理時におけるマスク合わせのずれを考慮して受光部1
03の面積よりも小さい開口面積となっている。そのた
め、この遮光膜115の受光部周辺には、受光部103
側に張り出す張り出し部115bが形成されたかたちと
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のCC
D固体撮像素子においては、受光部103のサイズの縮
小化に伴い、垂直転送レジスタ105から受光部開口1
15aまでの長さ、つまり遮光膜115の張り出し部1
15bにおける張り出し量が十分にとれず、垂直転送レ
ジスタ105の転送チャネル領域106に直接到達する
光、あるいは図11に示すように、遮光膜115とシリ
コン基板101の間に漏れ込んだ光が、両者の間を多重
反射し、最終的に垂直転送レジスタ105の転送チャネ
ル領域106に到達することにより、スミア電荷の発生
が多くなるという問題がある。これは、デバイス特性の
劣化の一つとして挙げられる。
【0006】このようなスミア電荷は、高輝度被写体を
撮像した場合に、モニタ画面上で上下に白く尾を引くよ
うな像(スミア現象)をつくるため好ましくない。従っ
て、画質の向上のためには、このスミア電荷の発生の低
減を図る必要があるが、従来は、遮光膜115からシ
リコン基板101までの厚みを薄くする、 遮光膜11
5の下に低反射膜を形成する、などの手法で垂直転送レ
ジスタ105の転送チャネル領域106に到達する光を
少なくしてスミア電荷の発生を抑制することが行なわれ
ている。
【0007】しかしながら、上記CCD固体撮像素子に
おいて、遮光膜115とシリコン基板101の間を薄く
すると、遮光膜115や外部からの金属不純物がシリコ
ン基板101に拡散する量が多くなり、この金属汚染に
より白傷が発生し、受光部103の欠陥数が増加すると
いう問題が生じるおそれがある。そのため、遮光膜11
5とシリコン基板101の間の薄膜化には限界がある。
【0008】一方、遮光膜115下に低反射膜を形成す
ると、水素供給源であるパッシベーション膜からの水素
の垂直転送レジスタ105への供給が上記低反射膜によ
って阻止されるため、シリコン基板101の表面のう
ち、垂直転送レジスタ105に対応する部分と上層のゲ
ート絶縁膜111との界面に存在するSi未結合手を水
素によって終端させることができなくなり、垂直転送レ
ジスタ105での暗電流特性が悪化するという問題が生
じるおそれがあった。
【0009】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、暗電流特性の悪化を引
き起こすことなく、スミア電荷の低減を効率よく実現す
ることができる固体撮像素子及び固体撮像素子の製造方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像素
子は、同一基板上に光電変換部と電荷読出し部と転送チ
ャネル領域とがそれぞれ配列・形成され、上記電荷読出
し部と転送チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して転送
電極が選択的に形成され、上記転送電極を含む全面に層
間絶縁膜が形成され、上記層間絶縁膜上に上記転送電極
を覆うように遮光膜が形成された固体撮像素子におい
て、上記遮光膜下に不純物が導入された多結晶シリコン
層による低反射膜を形成して構成する。
【0011】まず、基板上に直接遮光膜を形成して、基
板側から光を入射させて遮光膜の反射率を測定し、基板
と遮光膜間に多結晶シリコン層による低反射膜を介在さ
せ、基板側から光を入射させて遮光膜の反射率を測定し
たところ、多結晶シリコン層による低反射膜を介在させ
た方は、反射率が可視光域全域で約50%と、基板上に
直接遮光膜を形成した場合の反射率が約90%に比べて
低いことがわかった。
【0012】これは、遮光膜の表面で反射した光と、多
結晶シリコン層による低反射膜の表面で反射した光が干
渉し弱め合ったためである。
【0013】従って、光電変換部に向かって光が斜め方
向に入射した場合、光は、遮光膜と基板との間を多重反
射しながら転送チャネル領域に向かって進行することに
なるが、遮光膜下に多結晶シリコン層による低反射膜が
形成されているため、上記測定例にも示すように、遮光
膜と基板間で多重反射される反射光の減衰が大きくな
り、反射光の転送チャネル領域への入射はほとんど生じ
なくなる。その結果、転送チャネル領域でのスミア電荷
の発生が低減され、モニタ画面上でのスミア現象の発生
を抑制することができる。
【0014】ところで、遮光膜を例えば一般的なAl膜
とした場合、固体撮像素子の製造工程の最終段で行なわ
れる例えば400℃程度のフォーミングガスアニールに
より、Alと多結晶シリコンとが反応してしまい結果的
に低反射膜として機能しなくなる場合が生じる。
【0015】しかし、本発明では、上記低反射膜を構成
する多結晶シリコン層中に不純物を導入するようにして
いるため、その不純物の存在により、遮光膜の構成原子
の多結晶シリコン層への拡散が抑えられ、上記遮光膜と
多結晶シリコン層との反応を有効に防止することが可能
となる。
【0016】また、本発明に係る固体撮像素子の製造方
法においては、同一基板上に光電変換部と電荷読出し部
と転送チャネル領域とがそれぞれ配列・形成され、上記
電荷読出し部と転送チャネル領域上にゲート絶縁膜を介
して転送電極が選択的に形成され、上記転送電極を含む
全面に層間絶縁膜が形成された固体撮像素子の製造方法
において、上記層間絶縁膜上に多結晶シリコン層を形成
する工程と、上記多結晶シリコン層に不純物を導入する
工程と、800〜1000℃の熱処理を施す工程と、全
面に遮光膜を形成する工程と、上記遮光膜とその下層の
多結晶シリコン層を選択的に除去して光電変換部に通じ
る開口を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0017】即ち、本発明に係る固体撮像素子の製造方
法においては、まず、同一基板上に配列・形成された光
電変換部と電荷読出し部と転送チャネル領域のうち、上
記電荷読出し部と転送チャネル領域上にゲート絶縁膜を
介して転送電極が選択的に形成し、その後、上記転送電
極を含む全面に層間絶縁膜を形成する。
【0018】その後、上記層間絶縁膜上に多結晶シリコ
ン層を形成した後、上記多結晶シリコン層に不純物を導
入する。その後、800〜1000℃の熱処理を施した
後、全面に遮光膜を形成する。その後、上記遮光膜とそ
の下層の多結晶シリコン層を選択的に除去して光電変換
部に通じる開口を形成する。
【0019】この製造方法によって、上記請求項1記載
の固体撮像素子を容易に作製することが可能となる。即
ち、転送チャネル領域でのスミア電荷の発生を低減する
ことができ、モニタ画面上でのスミア現象の発生を抑制
することが可能な固体撮像素子を容易に作製することが
できる。
【0020】特に、上記製造方法においては、低反射膜
を構成する多結晶シリコン層中に不純物を導入した後、
800〜1000℃の熱処理を行なっているため、多結
晶シリコン層の表面及びグレインバウンダリーに不純物
原子が偏析し、遮光膜の構成原子の多結晶シリコン層へ
の拡散を抑えることが可能となる。
【0021】従って、遮光膜とその下層の低反射膜との
反応を防止することが可能となり、反射光の減衰を大き
くするという低反射膜の機能を十分に発揮させることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固体撮像素子
をインターライン転送(IT)方式のイメージセンサに
適用した一つの実施の形態例(以下、単に実施の形態に
係るイメージセンサと記す)を図1〜図9を参照しなが
ら説明する。
【0023】この実施の形態に係るイメージセンサは、
図1に示すように、入射光量に応じた量の電荷に光電変
換する受光部1が多数マトリクス状に配され、更にこれ
ら多数の受光部1のうち、列方向に配列された受光部1
に対して共通とされた垂直転送レジスタ2が多数本、行
方向に配列されたイメージ部(撮像部)3を有する。
【0024】また、上記イメージ部3に隣接し、かつ多
数本の垂直転送レジスタ2に対して共通とされた水平転
送レジスタ4が1本並設されている。
【0025】そして、イメージ部3と水平転送レジスタ
4間には、イメージ部3における垂直転送レジスタ2の
最終段に転送された信号電荷を水平転送レジスタ4に転
送するための2つの垂直−水平転送レジスタVH1及び
VH2が多数の垂直転送レジスタ2に対して共通に、か
つそれぞれ並列に形成されている。これら2本の垂直−
水平転送レジスタVH1及びVH2には、それぞれ垂直
−水平転送パルスφVH1及びφVH2が供給されるよ
うになっており、これら転送パルスφVH1及びφVH
2の供給によって、垂直転送レジスタ2からの信号電荷
が水平転送レジスタ4に転送されることになる。
【0026】また、上記水平転送レジスタ4の最終段に
は、出力部5が接続されている。この出力部5は、水平
転送レジスタ4の最終段から転送されてきた信号電荷を
電気信号(例えば電圧信号)に変換する例えばフローテ
ィング・ディフュージョンあるいはフローティング・ゲ
ート等で構成される電荷−電気信号変換部6と、この電
荷−電気信号変換部6にて電気信号の変換が行われた後
の信号電荷を、リセットパルスPrの入力に従ってドレ
イン領域Dに掃き捨てるリセットゲートRGと、電荷−
電気信号変換部6からの電気信号を増幅するアンプ7を
有して構成されている。なお、ドレイン領域Dには電源
電圧Vddが印加されている。
【0027】そして、イメージ部3における垂直転送パ
ルスφV1〜φV4の供給によって、イメージ部3にお
ける各垂直転送電極下のポテンシャル分布が順次変化
し、これによって、信号電荷がそれぞれイメージ部3に
おける垂直転送レジスタ2に沿って縦方向(水平転送レ
ジスタ4側)に転送されることになる。
【0028】また、イメージ部3においては、受光部1
に蓄積されている信号電荷を垂直帰線期間において、ま
ず、垂直転送レジスタ2に読出し、その後の水平帰線期
間において1行単位に水平転送レジスタ4側に転送す
る。これによって、垂直転送レジスタ2の最終段にあっ
た信号電荷は、2つの垂直−水平転送レジスタVH1及
びVH2を経て水平転送レジスタ4に転送される。
【0029】次の水平走査期間において、水平転送レジ
スタ4上に形成された例えば2層の多結晶シリコン層に
よる水平転送電極(図示せず)への互いに位相の異なる
2相の水平転送パルスφH1及びφH2の印加によっ
て、信号電荷が順次出力部5側の電荷−電気信号変換部
6に転送され、この電荷−電気信号変換部6において電
気信号に変換されて、アンプ7を介して対応する出力端
子8より撮像信号Sとして取り出されることになる。
【0030】ここで、このイメージセンサの受光部1周
辺の断面をみると、図2に示すように、例えばn形のシ
リコン基板11にp形不純物(例えばボロン(B))の
導入による第1のp形ウェル領域12と、上記受光部1
を形成するためのn形の不純物拡散領域13と、垂直転
送レジスタ2を構成するn形の転送チャネル領域14並
びにp形のチャネルストッパ領域15が形成され、更に
上記n形の不純物拡散領域13の表面にp形の正電荷蓄
積領域16が形成され、n形の転送チャネル領域14の
直下にスミアの低減を目的とした第2のp形ウェル領域
17が形成されている。なお、n形の不純物拡散領域1
3と転送チャネル領域14間のp形領域は、読出しゲー
ト部18を構成する。
【0031】また、このイメージセンサは、図示するよ
うに、n形シリコン基板11の表面に第1のp形ウェル
領域12を形成して、このウェル領域12よりも浅い位
置に上記受光部1を構成するn形の不純物拡散領域13
を形成することで、いわゆる電子シャッタの機能を有す
るように構成されている。
【0032】即ち、シリコン基板11に供給される基板
電位をシャッタパルスに同期して高レベルにすることに
より、第1のp形ウェル領域12におけるポテンシャル
障壁(オーバーフローバリア)が下がり、受光部1に蓄
積された電荷(この場合、電子)が上記オーバーフロー
バリアを越えて縦方向、即ちシリコン基板11側に掃き
捨てられることになる。これにより、シャッタパルスの
最終印加時点から電荷読出し時点までの期間が実質的な
露光期間となり、残像等の不都合を防止することができ
るようになっている。
【0033】また、このイメージセンサにおいては、上
記n形の不純物拡散領域13と第1のp形ウェル領域1
2とのpn接合によるフォトダイオード,n形の不純物
拡散領域13と読出しゲート部18とのpn接合による
フォトダイオード,n形の不純物拡散領域13とチャネ
ルストッパ領域15とのpn接合によるフォトダイオー
ド、並びにn形の不純物拡散領域13とp形の正孔蓄積
領域16とのpn接合によるフォトダイオードによって
受光部1(光電変換部)が構成され、この受光部1が多
数個マトリクス状に配列されてイメージ部3が形成され
ている。そして、カラー撮像方式の場合、上記受光部1
に対応して形成される色フィルタ(三原色フィルタや補
色フィルタ)の配色などの関係によって、例えば互いに
隣接する4つの受光部1にて1つの画素を構成するよう
になっている。
【0034】また、転送チャネル領域14,チャネルス
トッパ領域15及び読出しゲート部18上に、例えばS
iO2 膜を介してSi3 4 膜及びSiO2 膜が順次積
層され、これらSiO2 膜,Si3 4 膜及びSiO2
膜による3層構造のゲート絶縁膜19上に1層目の多結
晶シリコン層及び2層目の多結晶シリコン層による4つ
の転送電極(図2においては代表的に1層目の多結晶シ
リコン層による転送電極20を示す)が形成され、これ
ら転送チャネル領域14,ゲート絶縁膜19及び転送電
極20によって垂直転送レジスタ2が構成される。
【0035】そして、上記実施の形態に係るイメージセ
ンサは、図2に示すように、上記転送電極20の表面
に、熱酸化による熱酸化膜(SiO2 膜)21が形成さ
れ、この熱酸化膜を含む全面には層間絶縁膜であるPS
G膜22(Phosphorate-Silica-Glass;リンをドープし
たSiO2 膜)が形成され、更にこのPSG膜22上に
おいて、下層の転送電極を覆うように多結晶シリコン層
による低反射膜23が例えば低圧のCVD法(LP−C
VD法)にて形成されている。この低反射膜(多結晶シ
リコン層)23には、予めn形の不純物、例えば砒素
(As)が5×10 15cm-2程度イオン注入されてい
る。
【0036】また、上記低反射膜23上には、下層の転
送電極20を覆うようにAlなどの金属又は金属化合物
による遮光膜24が形成され、更に全面にプラズマCV
D法によるSiN膜25が形成されている。
【0037】上記遮光膜24及び下層の低反射膜23
は、受光部1上において選択的にエッチング除去されて
おり、光は、このエッチング除去によって形成された遮
光膜24の受光部開口24a及び低反射膜23の受光部
開口23aを通じて受光部1内に入射されるようになっ
ている。
【0038】これら遮光膜24及び低反射膜23に形成
される各受光部開口24a及び23aは、エッチング処
理時におけるマスク合わせのずれを考慮して受光部1の
面積よりも小さい開口面積となっている。そのため、こ
の遮光膜24及び低反射膜23の受光部1周辺には、そ
れぞれ受光部1側に張り出す張り出し部24b及び23
bが形成されたかたちとなる。
【0039】なお、上記上層のSiN膜25上には、図
示しないが、平坦化を目的とした例えばSOG膜等の平
坦化膜が形成され、該平坦化膜26上に色フィルタ層が
形成され、更に、この色フィルタ層上にマイクロ集光レ
ンズ(オンチップレンズ)が形成される。
【0040】次に、上記実施の形態に係るイメージセン
サの作製方法を図3〜図5の製造工程図に基づいて説明
する。なお、図2と対応するものについては同符号を記
す。
【0041】まず、図3Aに示すように、通常のCCD
プロセスを用いて、必要な不純物、例えばn形及びp形
の不純物(リン(P)及びボロン(B))の例えばイオ
ン注入や膜拡散等による導入及び熱処理による活性化を
行って、n形シリコン基板11上の第1のp形ウェル領
域12に、n形の転送チャネル領域14,p型のチャネ
ルストッパ領域15及び第2のp形ウェル領域17を形
成する。その後、転送チャネル領域14上に例えばSi
2 等からなるゲート絶縁膜19を介して多結晶シリコ
ン層による転送電極20を形成する。その後、熱酸化を
施して転送電極20の表面に薄い熱酸化膜(SiO
2 膜)21を形成する。なお、上記ゲート絶縁膜19
は、シリコン基板11に対する熱酸化によって形成して
もよく、CVD法にて被着形成するようにしてもよい。
【0042】その後、転送電極20をマスクとして第1
のp形ウェル領域12の表面にn形の不純物、例えばリ
ン(P)をイオン注入し、更に活性化して、該第1のp
形ウェル領域12の表面にn形の不純物拡散領域13を
形成する。このとき、該n形の不純物拡散領域13と第
1のp形ウェル領域12とのpn接合によって受光部
(フォトダイオード)1が形成される。この受光部1の
形成後、再び上記転送電極20をマスクとして今度はp
形の不純物、例えばボロン(B)をイオン注入し、更に
活性化してn形の不純物拡散領域13の表面にp形の正
孔蓄積領域16を形成する。上記不純物のイオン注入に
おいては、シリコン基板11の表面に形成されたゲート
絶縁膜19がイオン注入による照射損傷を吸収するため
のバッファ層として機能する。
【0043】次に、図3Bに示すように、全面に層間絶
縁膜であるPSG膜22を厚み200〜400nm程
度、例えば常圧CVD法により堆積する。このCVD法
によるPSG膜22は、初めSiO2 膜を堆積し、途中
から0.1〜10[cc/min.]のPH3を気相中
に流してPSG膜22としてもよい。
【0044】その後、約900〜1000℃の窒素雰囲
気(例えばN2 流量=25[リットル/min.],常
圧)で熱処理を行い、PSG膜22の粘性を利用して表
面を平坦化する。
【0045】上記PSG膜22は、単独もしくはSiO
2 やSiNなどとの界面(例えばゲート絶縁膜19とP
SG膜22との界面)においてナトリウムなどの不純物
を捕獲する能力(不純物捕獲能力)があるため、シリコ
ン基板11への不純物汚染を阻止する上で意味がある。
【0046】次に、図4Aに示すように、例えば低圧の
CVD法でSiH4 の熱分解により膜厚数nm〜数十n
mの多結晶シリコン層による低反射膜23を全面に形成
する。その後、上記低反射膜23に対してn形の不純
物、例えば砒素(As)を、注入量=5×1015cm-2
程度、注入エネルギー=数10keVでイオン注入し
て、上記低反射膜23中に砒素(As)を導入する。そ
の後、図示しないが、シャント用の窓明けや多層配線間
の窓明けを行なう。
【0047】次に、図4Bに示すように、温度800〜
1000℃の熱処理を行なって、上記不純物のイオン注
入によって非晶質化している多結晶シリコン層(低反射
膜)23を再結晶化させる。
【0048】次に、図5Aに示すように、光透過防止を
目的としてAlもしくはAl系化合物又はタングステン
(W)などの金属もしくは金属化合物からなる遮光膜2
4をスパッタ法又はCVD法により形成する。例えばA
lによる遮光膜24をスパッタ法にて形成する場合、ウ
ェハ(シリコン基板11)を150℃程度に加熱し、6
〜10mTorr程度に制御されたArガス雰囲気中で
行なう。なお、ここでは、遮光膜24の形成回数や膜種
は問わない。
【0049】次に、図5Bに示すように、全面にフォト
レジスト膜31を形成した後、露光・現像(フォトリソ
グラフィ)を行なって、受光部1上に開口31aを有す
るレジストマスク31を形成する。その後、該マスク3
1の開口31aから露出する下層の遮光膜24をドライ
エッチング又はウェットエッチングにて除去して、遮光
膜24に受光部開口24aを形成し、更に、この受光部
開口から露出する下層の多結晶シリコン層(低反射膜)
23をドライエッチング又はウェットエッチングにて除
去して、低反射膜23に受光部開口23aを形成する。
ここでは、リソグラフィ方法(露光に用いる光の波長
等)やエッチング方法(エッチングガスや温度等)は問
わない。
【0050】そして、図2に示すように、平坦化を目的
としたSiN膜(膜厚約200〜350nm)25を例
えばプラズマCVD法にて形成した後、更に、ここでは
図示しないが、SOG膜等の平坦化膜を形成し、この平
坦化膜上に色フィルタ層及びオンチップレンズを形成し
てこの実施の形態に係るイメージセンサを得る。
【0051】次に、上記実施の形態に係るイメージセン
サにおいて、受光部1に対し、斜め方向から光が入射し
た場合についての作用を図6を参照しながら説明する。
【0052】まず、光路aで示すように、受光部1の中
央部分に向かって光が斜め入射した場合は、該斜め入射
光は、シリコン基板11の表面及び遮光膜24の下面で
それぞれ反射し、結果的に、これらの反射を多数回繰り
返しながら、即ち、シリコン基板11と遮光膜24間を
多重反射しながら転送チャネル領域14に向かって進行
することになる。
【0053】ここで、一つの実験例を示す。この実験例
は、図7の挿入図に示すように、石英基板51上に膜厚
25nmの多結晶シリコン層52を形成し、更にこの多
結晶シリコン層52上に膜厚600nmのAl層53を
形成した実施例と、図8の挿入図に示すように、石英基
板51上に直接膜厚600nmのAl層53を形成した
比較例とを用意する。
【0054】そして、上記実施例及び比較例のそれぞれ
について、石英基板51側から可視光(波長200nm
〜800nm)を斜め方向に入射させ、Al層53での
反射率を測定した。その測定結果を図7及び図8に示
す。
【0055】この測定結果をみると、実施例の反射率は
図7に示すように、可視光領域全域で約50%であり、
比較例の反射率は図8に示すように、可視光領域全域で
約90%であった。
【0056】この測定結果から、実施例の方が比較例に
比べて反射率が大幅に低くなっていることが分かる。こ
れは、実施例において、Al層53の表面で反射した光
と多結晶シリコン層52の表面で反射した光が互いに干
渉し弱め合ったためと考えられる。
【0057】上記実験例からもわかるように、本実施の
形態に係るイメージセンサにおいては、図2又は図6に
示すように、遮光膜24直下に多結晶シリコン層による
低反射膜23を形成するようにしているため、シリコン
基板11と遮光膜24間を多重反射する反射光は、上記
低反射膜23からの反射光との光の干渉現象により、そ
の減衰の度合が大きくなり、反射光の転送チャネル領域
14への入射はほとんど生じなくなる。その結果、転送
チャネル領域14でのスミア電荷の発生が低減され、モ
ニタ画面上でのスミア現象の発生を抑制することができ
る。
【0058】ところで、遮光膜24を例えば一般的なA
l膜とした場合、CCD固体撮像素子の製造工程の最終
段で行なわれる例えば400℃程度のフォーミングガス
アニールにより、Alと多結晶シリコンとが反応してし
まい結果的に低反射膜23として機能しなくなる場合が
生じる。
【0059】しかし、本実施の形態に係るイメージセン
サでは、上記低反射膜23を構成する多結晶シリコン層
中にn形の不純物(砒素(As))を5×1015cm-2
程度導入し、その後に800〜1000℃での熱処理を
行なうようにしているため、遮光膜24の構成原子の多
結晶シリコン層23への拡散が抑えられることになる。
【0060】即ち、予め多結晶シリコン層23中に砒素
(As)をイオン注入してその後に熱処理を行なうこと
により、多結晶シリコン層23の表面及びグレインバウ
ンダリーに砒素(As)が偏析し、これによって、Al
原子の多結晶シリコン層23への拡散を抑えることが可
能となり、上記遮光膜24と多結晶シリコン層23との
反応を有効に防止することができる。
【0061】また、本実施の形態に係るイメージセンサ
においては、低反射膜23を構成する多結晶シリコン層
を低圧のCVD法でSiH4 の熱分解により形成するよ
うにしているため、この多結晶シリコン層23からシリ
コン基板11側に多量の水素イオンが容易に拡散するこ
ととなり、これにより、シリコン基板11の界面準位が
十分に低減され、暗電流が実用レベルまで低減すること
になる。これにより、暗電流に起因するノイズの発生が
低減され、再生撮像信号の高S/Nを図ることができ
る。
【0062】また、上記製造方法においては、多結晶シ
リコン層23の形成と砒素(As)のイオン注入工程が
付加されることになるが、この工程は、例えば出力部5
のアンプ7(図1参照)の形成時に行なわれる配線形成
工程やその他の周辺回路の配線工程において行なわれる
多結晶シリコン層の形成と該多結晶シリコン層の導電化
処理(多結晶シリコン層への不純物導入)と同時に行な
うことができるため、製造工程の増加にはつながらず、
従来のCCD固体撮像素子の製造工程をそのまま使用す
ることができる。
【0063】従って、上記製造方法を用いることによ
り、容易に本実施の形態に係るイメージセンサを作製す
ることができる。即ち、転送チャネル領域14でのスミ
ア電荷の発生を低減することができ、モニタ画面上での
スミア現象の発生を抑制することが可能な固体撮像素子
を容易に作製することができる。
【0064】上記実施の形態においては、低反射膜23
を構成する多結晶シリコン層上に直接遮光膜24を形成
するようにしたが、その他、図9に示すように、多結晶
シリコン層23上に薄い酸化膜26を形成した後に遮光
膜24を形成するようにしてもよい。この薄い酸化膜2
6は、例えば多結晶シリコン層(低反射膜)23に対す
る熱酸化処理あるいはCVD法にて形成することができ
る。
【0065】この場合、介在する薄い酸化膜26によっ
て、多結晶シリコン層(低反射膜)23とその上層の遮
光膜(Al層)24との反応を抑えることができる。
【0066】なお、上記実施の形態では、IT方式のイ
メージセンサに適用した例を示したが、その他、フレー
ムインターライン転送(FIT)方式のイメージセンサ
にも適用させることができる。
【0067】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る固体撮像素
子によれば、遮光膜下に不純物が導入された多結晶シリ
コン層による低反射膜を形成するようにしたので、暗電
流特性の悪化を引き起こすことなく、スミア電荷の低減
を効率よく実現することができ、モニタ画面上でのスミ
ア現象の発生を抑制することができる。
【0068】また、本発明に係る固体撮像素子の製造方
法によれば、層間絶縁膜上に多結晶シリコン層を形成す
る工程と、上記多結晶シリコン層に不純物を導入する工
程と、800〜1000℃の熱処理を施す工程と、全面
に遮光膜を形成する工程と、上記遮光膜とその下層の多
結晶シリコン層を選択的に除去して光電変換部に通じる
開口を形成する工程とを有するようにしたので、上記効
果を有する固体撮像素子を容易に作製することが可能と
なる。即ち、転送チャネル領域でのスミア電荷の発生を
低減することができ、モニタ画面上でのスミア現象の発
生を抑制することが可能な固体撮像素子を容易に作製す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像素子をインターライン転
送(IT)方式のイメージセンサに適用した一つの実施
の形態例(以下、単に実施の形態に係るイメージセンサ
と記す)を示す構成図である。
【図2】本実施の形態に係るイメージセンサの受光部と
その周辺部分を示す断面図である。
【図3】本実施の形態に係るイメージセンサの作製方法
を示す製造工程図(その1)である。
【図4】本実施の形態に係るイメージセンサの作製方法
を示す製造工程図(その2)である。
【図5】本実施の形態に係るイメージセンサの作製方法
を示す製造工程図(その3)である。
【図6】本実施の形態に係るイメージセンサに対し、斜
めに光が入射した場合の作用を示す説明図である。
【図7】実施例における可視光の反射率を示す特性図で
ある。
【図8】比較例における可視光の反射率を示す特性図で
ある。
【図9】他の実施の形態に係るイメージセンサの受光部
とその周辺部分を示す断面図である。
【図10】従来例に係るイメージセンサの受光部とその
周辺部分を示す断面図である。
【図11】従来例に係るイメージセンサに対し、斜めに
光が入射した場合の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受光部 2 垂直転送レジスタ 11 シリコン基板 13 n形の不純物拡散領域 14 転送チャネル領域 19 ゲート絶縁膜 20 転送電極 23 低反射膜(多結晶シリコン層) 24 遮光膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上に光電変換部と電荷読出し部
    と転送チャネル領域とがそれぞれ配列・形成され、 上記電荷読出し部と転送チャネル領域上にゲート絶縁膜
    を介して転送電極が選択的に形成され、 上記転送電極を含む全面に層間絶縁膜が形成され、 上記層間絶縁膜上に上記転送電極を覆うように遮光膜が
    形成され、 上記遮光膜下に不純物が導入された多結晶シリコン層に
    よる低反射膜が形成されていることを特徴とする固体撮
    像素子。
  2. 【請求項2】 上記低反射膜を構成する上記多結晶シリ
    コン層は、低圧のCVD法でSiH4 の熱分解により形
    成された膜厚が数nm〜数十nmの多結晶シリコン層で
    あることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 上記多結晶シリコン層は、砒素が5×1
    15cm-2程度イオン注入され、更に800〜1000
    ℃の熱処理が施されていることを特徴とする請求項2記
    載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 同一基板上に光電変換部と電荷読出し部
    と転送チャネル領域とがそれぞれ配列・形成され、上記
    電荷読出し部と転送チャネル領域上にゲート絶縁膜を介
    して転送電極が選択的に形成され、上記転送電極を含む
    全面に層間絶縁膜が形成された固体撮像素子の製造方法
    において、 上記層間絶縁膜上に多結晶シリコン層を形成する工程
    と、 上記多結晶シリコン層に不純物を導入する工程と、 800〜1000℃の熱処理を施す工程と、 全面に遮光膜を形成する工程と、 上記遮光膜とその下層の多結晶シリコン層を選択的に除
    去して光電変換部に通じる開口を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記多結晶シリコン層には、砒素が5×
    1015cm-2程度イオン注入されることを特徴とする請
    求項4記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記多結晶シリコン層は、その膜厚が数
    nm〜数十nmであることを特徴とする請求項5記載の
    固体撮像素子の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7655936B2 (en) 2003-04-07 2010-02-02 Ricoh Company, Ltd. Optical sensor and image forming apparatus that processes specular reflection light

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7655936B2 (en) 2003-04-07 2010-02-02 Ricoh Company, Ltd. Optical sensor and image forming apparatus that processes specular reflection light

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