JPH09128899A - 円盤状光記録媒体及びその記録/再生装置 - Google Patents

円盤状光記録媒体及びその記録/再生装置

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JPH09128899A
JPH09128899A JP28223395A JP28223395A JPH09128899A JP H09128899 A JPH09128899 A JP H09128899A JP 28223395 A JP28223395 A JP 28223395A JP 28223395 A JP28223395 A JP 28223395A JP H09128899 A JPH09128899 A JP H09128899A
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shaped optical
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Katsuhiko Otomo
勝彦 大友
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正回転又は逆回転のどちら回転状態でもPE
P領域から制御情報を読み取ることができるようにした
両面記録の円盤状光記録媒体及びその記録/再生装置を
提供する。 【解決手段】 正回転に対応する配列で制御情報が予め
記録された領域と逆回転に対応する配列で制御情報が予
め記録された領域とからなるPEP領域を各記録面1
A,1Bに有する両面記録の円盤状光記録媒体1を回転
駆動方向の切り換え制御可能なスピンドルモータ30よ
り回転駆動して、第1及び第2の記録/再生部10,2
0により上記各記録面1A,1BのPEP領域から制御
情報を読み取り、システムコントローラ40により、上
記制御情報に基づいて上記円盤状光記録媒体1の装着状
態を判別し、その判別結果に基づいて上記円盤状光記録
媒体1を正回転方向に回転駆動するように上記スピンド
ルモータ30回転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面記録の円盤状
光記録媒体及びその記録/再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクなど
の円盤状光記録媒体は、片面記録のものが規格化されて
いる。例えば、日本工業規格(JIS)ではX6271
(1991)において130mm書換形光ディスクカー
トリッジが規格化されている。
【0003】この130mm書換形光ディスクカートリ
ッジの規格では、半径29.00〜61.00mmがフ
ォーマット領域とされ、このフォーマット領域が次のよ
うに分割されている。
【0004】 鏡面領域 : 27.00〜29.00mm 制御情報トラックPEP領域 : 29.00〜29.50mm SFPへの遷移領域 : 29.50〜29.52mm 内周側制御情報トラックSFP領域: 29.52〜29.70mm 内周側製造者領域 : 29.70〜30.00mm ユーザ領域 : 30.00〜60.00mm 外周側製造者領域 : 60.00〜60.15mm 外周側制御情報トラックSFP領域: 60.15〜60.50mm リードアウト領域 : 60.50〜61.00mm そして、上記PEP(Phase Encode Part) 領域は、トラ
ック1周当たり561〜567PEPバイトセルからな
る。ビットセルの長さは、656±1チャンネルビット
とする。マークは、2チャンネルビット長とし、2チャ
ンネルビット長の間隙を設ける。PEP領域の情報は、
論理”0”の場合には、ビットセルの中心マーク群状態
からマーク群なしの状態に反転し、論理”1”の場合に
は、ビットセルの中心でマーク群なしの状態からマーク
群状態に反転する。
【0005】また、PEP領域内のトラック密度及びマ
ーク形状は、規定しないが、再生信号振幅の最大値(Im
max) と最小値(Im min) の比(Im max)/(Im min)
は、次の式を満たさなければならない。
【0006】(Im max)/(Im min)<2 ただし、0.4×Io <Im max とする。
【0007】 ここで、Im :3連続するマーク内の最大信号振幅 Im max:ディスク1回転中でのIm の最大値 Im min:ディスク1回転中でのIm の最小値 Io :未記録の鏡面での信号レベル また、PEP領域は、そのトラックフォーマットを図4
の(A)に示すように、ギャップを介して設けられた3
つのセクタからなる。セクタは、177PEPビットで
構成する。なお、各領域の下の数値は、それぞれの領域
内のPEPビットの数値を示している。ギャップは、1
0〜12PEPビットセル長に相当する。
【0008】また、セクタは、そのセクタフォーマット
を図4の(B)に示すように、プリアンプル、同期信
号、セクタ番号、データ、CRCの各領域からなる。な
お、各領域の下の数値は、それぞれのPEPビットの数
値を示している。
【0009】プリアンプルは、16個のPEPビットか
らなり、データは”0”とする。
【0010】同期信号は、1個のPEPビットからな
り、データは”1”とする。
【0011】セクタ番号は、8PEPビットからなり、
0〜2として表記する。
【0012】データは、18バイトからなり、それぞれ
のバイトの内容は次のとおりとする。
【0013】 バイト0: ビット7:0(A型フォーマット) :1(B型フォーマット) ビット6〜4 :000(光ディスクカートリッジの回転制御の種類を規定 する。) ビット3:0 ビット2〜0 :000(RLL(2,7)記録符号マーク位置記録) :100(4/15k 記録符号) バイト1: ビット7:0 ビット6〜4 :000(R-S LDC 最小距離17インターリーブ10) :001(R-S LDC 最小距離17インターリーブ5) :100(R-S s積符号(48,44,5)×(14,12,3)) ビット3:0 ビット2〜0 :001(セクタ当たり512ユーザバイト) :010(セクタ当たり1024ユーザバイト) バイト2:ユーザ領域のトラック当たりのセクタ数を2進表記する。
【0014】 バイト3:ベースライン反射率の製造者仕様とし、波長825nm(公称値) の光源を用いて測定したときのベースライン反射率(R)の100 倍値を10〜34で表す。
【0015】 バイト4:ランド記録又はグルーブ記録の別、プリコードマークの信号振幅及 その極性 信号振幅の絶対値は、次の式で−50〜−20の間の値(n)とし て表す。
【0016】 n=−50Ip /Io ここで、Ip :低周波数のプリコードマークの再生信号振幅 Io :未記録の鏡面領域での信号レベル ビット7:0 ビット6〜0 :ビット6を1とし、ビット5〜0にnの2の補数値を記録 バイト5:00h又はFFhを記録 バイト6:回転周波数30Hz、波長825nmとしたときのSFP領域での 許容最大再生パワー。ミリワット(mW)単位での値の20倍の数 値(0〜40)をを2進表記する。
【0017】 バイト7:カートリッジの種類とし、”0010 000”を記録 バイト8:外周側制御情報トラックSFP領域の開始トラック番号2バイトう ち、上位バイトを記録 バイト9:外周側制御情報トラックSFP領域の開始トラック番号2バイトう ち、下位バイトを記録 バイト10〜13:FFhを記録 バイト14〜17:未規定 CRCバイトは、セクタ番号及びデータ領域に対して、
所定の生成多項式及び余剰多項式を用いて算出する。
【0018】ここで、制御情報トラックPEP領域のバ
イト0は、ビットの組合せにより次のような媒体の種類
を示す予約事項となっている。
【0019】 000:一定角速度(CAV:Constant Angular Velocity) 001:一定線速度(CLV:Constant Linear Velocity) 010:変形一定角速度(MCAV:Modified CAV) 011:変形一定線速度(MCLV:Modified CLV) 0000 0000:再生専用形(ROM) 0001 0000:追記形 0010 0000:書換形(MO:Magneto Optic) 0011 0000:書換形(相変化形) 1001 0000:再生専用領域付追記形 1010 0000:再生専用領域付書換形(MO:Magnet
o Optic) 1011 0000:再生専用領域付書換形(相変化形) そして、上述の如きJIS X6271(1991)に
おいて規格された130mm書換形光ディスクカートリ
ッジを記録媒体として用いる記録/再生装置では、上記
制御情報トラックPEP領域から再生される制御情報に
基づいて、ディスクの種類などを判別して、ディスクの
駆動系や記録/再生系を適正状態に設定するようにして
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
や光磁気ディスクなどの円盤状光記録媒体は、比較的に
大きな記録容量を有するものであるが、さらに記録容量
の増加するために、ディスクの両面を記録面とするもの
が提案されている。
【0021】この両面記録の円盤状光記録媒体を記録媒
体として用いる記録/再生装置では、各記録面を同時に
アクセスすることにより、片面記録の円盤状光記録媒体
を記録媒体として用いる場合と同様なアクセスタイムで
データの記録/再生を行うことができる。
【0022】しかしながら、両面記録の円盤状光記録媒
体の各記録面を同時にアクセスする記録/再生装置で
は、ディスクドライブの回転方向が1方向のみであると
すると、上記円盤状光記録媒体の回転方向が該円盤状光
記録媒体の上記ドライブへの装着状態によって変わって
しまう。従って、円盤状光記録媒体が裏返しに装着され
た場合には、該円盤状光記録媒体が逆方向に回転されて
しまうことにより、上記円盤状光記録媒体から情報を正
常に読み取ることができなくなり、上記制御情報トラッ
クPEP領域に記録されている制御情報も読み取ること
ができないので、上記制御情報に基づいた制御もできな
い状態になってしまう。
【0023】なお、カートリッジに納められた円盤状光
記録媒体では、上記カートリッジにセンサホールなどを
設けておくことにより、ディスクドライブ側で円盤状光
記録媒体の装着状態を認識することができ、裏返しに装
着された場合にエラー表示などでユーザに警告すること
ができる。しかし、このようにカートリッジに納められ
た円盤状光記録媒体を用いる場合であっても、裏返しに
装着された場合には正常状態に装着し直してから記録/
再生する必要がある。また、多数の円盤状光記録媒体が
選択可能に収納されるジュークボックスシステム等で
は、ローディング時間が重視されるので、円盤状光記録
媒体が裏返しに装着された場合に正常状態に装着し直す
ための作業に要する時間ロスが問題となる。
【0024】また、カートリッジを使用しないジューク
ボックスシステムでは、カートリッジを利用して円盤状
光記録媒体の装着状態を認識することができない、カー
トリッジ以外のもので円盤状光記録媒体の装着状態を認
識する必要がある。
【0025】本発明の目的は、このような実状に鑑み、
正回転又は逆回転のどちらの回転状態でもPEP領域か
ら制御情報を読み取ることができるようにした両面記録
の円盤状光記録媒体を提供することにある。
【0026】また、本発明の他の目的は、円盤状光記録
媒体の装着状態に拘わらず、上記円盤状光記録媒体のP
EP領域から制御情報を読み取って、上記円盤状光記録
媒体を正回転させて正常に記録/再生を行うことができ
るようにした記録/再生装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面記録の円
盤状光記録媒体であって、正回転に対応する配列で制御
情報が予め記録された領域と逆回転に対応する配列で制
御情報が予め記録された領域とからなるPEP領域を各
記録面に有することを特徴とする。
【0028】本発明に係る円盤状光記録媒体は、例え
ば、上記PEP領域が複数セクタで構成され、正回転に
対応する配列で制御情報が予め記録されたセクタと逆回
転に対応する配列で制御情報が予め記録されたセクタと
で対称的なセクタフォーマットとしたことを特徴とす
る。
【0029】また、本発明は、正回転に対応する配列で
制御情報が予め記録された領域と逆回転に対応する配列
で制御情報が予め記録された領域とからなるPEP領域
を各記録面に有する両面記録の円盤状光記録媒体の記録
/再生装置であって、上記円盤状光記録媒体を回転駆動
する回転駆動方向の切り換え制御可能な回転駆動手段
と、上記回転駆動手段により回転駆動された上記円盤状
光記録媒体の各記録面のPEP領域から制御情報を光学
的に読み取る情報読取手段と、上記情報読取手段により
読み取られた制御情報に基づいて上記円盤状光記録媒体
の装着状態を判別する判別手段と、上記判別手段による
判別結果に基づいて上記円盤状光記録媒体を正回転方向
に回転駆動するように上記回転駆動手段を制御する回転
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0031】本発明に係る円盤状光記録媒体の記録/再
生装置は、例えば図1に示すように構成される。
【0032】この図1に示した記録/再生装置は、本発
明に係る両面記録の円盤状光記録媒体1を記録媒体とし
て用い、上記円盤状光記録媒体1の各記録面1A,1B
を同時にアクセスして、情報の記録/再生を行うもので
あって、第1及び第2の記録/再生部10,20と、上
記円盤状光記録媒体1が着脱自在に装着されるスピンド
ルモータ30と、これらを制御するシステムコントロー
ラ40からなる。
【0033】上記第1の記録/再生部10は、上記スピ
ンドルモータ30に装着された円盤状光記録媒体1の各
記録面1A,1Bの一方の記録面を上記スピンドルモー
タ30と反対側からレーザ光により光学的に走査する光
学ヘッド11と、この光学ヘッド11を上記円盤状光記
録媒体1の半径方向に移動させるリニヤモータ12と、
上記光学ヘッド11の図示しないレーザ光源から出射さ
れるレーザ光の光量を制御するレーザパワーコントロー
ル回路13と、上記光学ヘッド11及びレーザパワーコ
ントロール回路13に接続された信号処理回路14と、
上記光学ヘッド11及びリニヤモータ12に接続された
サーボ回路15などからなる。
【0034】また、上記第2の記録/再生部20は、上
記スピンドルモータ30に装着された円盤状光記録媒体
1の各記録面1A,1Bの他方の記録面を上記スピンド
ルモータ30側からレーザ光により光学的に走査する光
学ヘッド21と、この光学ヘッド21を上記円盤状光記
録媒体1の半径方向に移動させるリニヤモータ22と、
上記光学ヘッド21の図示しないレーザ光源から出射さ
れるレーザ光の光量を制御するレーザパワーコントロー
ル回路23と、上記光学ヘッド21及びレーザパワーコ
ントロール回路23に接続された信号処理回路24と、
上記光学ヘッド21及びリニヤモータ22に接続された
サーボ回路25などからなる。
【0035】また、上記スピンドルモータ30は、装着
された円盤状光記録媒体1を回転駆動するためのもので
あって、上記システムコントローラ7によって回転駆動
方向及び回転駆動速度が制御されるようになっている。
【0036】上記円盤状光記録媒体1は、2つの記録面
1A,1Bを有する両面記録の円盤状光記録媒体であっ
て、正回転に対応する配列で制御情報が予め記録された
領域と逆回転に対応する配列で制御情報が予め記録され
た領域とからなるPEP領域を各記録面1A,1Bに有
する。
【0037】この円盤状光記録媒体1における各記録面
1A,1Bは、例えば、JIS X6271(199
1)において規格化されている130mm書換形光ディ
スクカートリッジと同様に、半径29.00〜61.0
0mmがフォーマット領域とされ、このフォーマット領
域が次のように分割される。
【0038】 鏡面領域 : 27.00〜29.00mm 制御情報トラックPEP領域 : 29.00〜29.50mm SFPへの遷移領域 : 29.50〜29.52mm 内周側制御情報トラックSFP領域: 29.52〜29.70mm 内周側製造者領域 : 29.70〜30.00mm ユーザ領域 : 30.00〜60.00mm 外周側製造者領域 : 60.00〜60.15mm 外周側制御情報トラックSFP領域: 60.15〜60.50mm リードアウト領域 : 60.50〜61.00mm 上記各記録面1A,1Bの制御情報トラックPEP領域
は、図2の(A)に示すようなトラックフォーマットで
所定の制御情報が予め記録されているものであって、ギ
ャップを介して設けられた3つのセクタSC1 ,S
2 ,SC3 からなる。各セクタSC1 ,SC2 ,SC
3 は、それぞれ177PEPビットで構成する。なお、
各領域の下の数値は、それぞれの領域内のPEPビット
の数値を示している。さらに、上記各記録面1A,1B
の制御情報トラックPEP領域には、未定義の1バイト
を用いてディスクの回転方向を示す情報を記録する。
【0039】そして、上記各記録面1A,1Bの制御情
報トラックPEP領域内の第1セクタSC1 及び第3セ
クタSC3 は、図2の(B)に示す第1のセクタフォー
マットに従って正回転に対応する配列で制御情報が予め
記録されたセクタであって、プリアンプル、同期信号、
セクタ番号、データ、CRCの各領域ARPRAM,AR
SYNC,ARSCNO,ARDATA,ARCRC からなる。なお、
各領域ARPRAM,ARSY NC,ARSCNO,ARDATA,AR
CRC の下の数値は、それぞれのPEPビットの数値を示
している。
【0040】また、上記各記録面1A,1Bの制御情報
トラックPEP領域内の第1セクタSC1 と第3セクタ
SC3 の間にある第2セクタSC2 は、図2の(C)に
示す第2のセクタフォーマットに従って逆回転に対応す
る配列で制御情報が予め記録されたセクタであって、C
RC、データ、セクタ番号、同期信号、プリアンプルの
各領域ARCRC ,ARDATA,ARSCNO,ARSYNC,AR
PRAMからなる。なお、各領域ARCRC ,ARDATA,AR
SCNO,ARSYNC,ARPRAMの下の数値は、それぞれのP
EPビットの数値を示している。
【0041】ここで、上記第1のセクタフォーマットと
第2のセクタフォーマットは、各領域ARPRAM,AR
SYNC,ARSCNO,ARDATA,ARCRC の順番が逆になっ
ているだけではなく、記録信号のパターンの対称的に記
録されている。すなわち、LSBとMSBが幾何学的に
反対に配置されている。
【0042】このような構成の本発明に係る円盤状光記
録媒体1では、各記録面1A,1Bの制御情報トラック
PEP領域が複数セクタで構成され、正回転に対応する
配列で制御情報が予め記録された第1セクタSC1 及び
第3セクタSC3 と逆回転に対応する配列で制御情報が
予め記録された第2セクタSC2 とで対称的な第1のセ
クタフォーマットと第2のセクタフォーマットされてい
ることにより、正回転状態では上記PEP領域の第1の
セクタフォーマットの第1セクタSC1 及び第3セクタ
SC3 で制御情報を与え、また、逆回転状態では上記P
EP領域の第2のセクタフォーマットの第2セクタSC
2 で制御情報を与えることができる。
【0043】そして、上記記録/再生装置では、円盤状
光記録媒体1がスピンドルモータ30に装着されると、
上記システムコントローラ40が図3のフローチャート
に示すような制御動作を行ってから、通常の記録/再生
を行う制御モードに入るようになっている。
【0044】すなわち、この記録/再生装置において、
上記システムコントローラ40は、円盤状光記録媒体1
がスピンドルモータ30に装着されると、ステップS1
において予め指定された回転方向にスピンドルモータ3
0を回転駆動させる。この時点では、上記スピンドルモ
ータ30の回転駆動により円盤状光記録媒体1が正回転
されるか逆回転されるか判らない。
【0045】上記システムコントローラ40は、次に、
第1及び第2の記録/再生部10,20の各サーボ回路
15,25を制御して、ステップS2において各リニヤ
モータ12,22により各光学ヘッド11,21を円盤
状光記録媒体1の最内周側に移動させ、さらに、ステッ
プS3においてフォーカスサーボをオンにする。これに
より、上記第1及び第2の記録/再生部10,20の各
光学ヘッド11,21は、上記円盤状光記録媒体1の各
記録面1A,1Bを光学的に走査して情報を読み取るこ
とができる状態になる。
【0046】次のステップS4では、上記第1及び第2
の記録/再生部10,20において、各光学ヘッド1
1,21により円盤状光記録媒体1の各記録面1A,1
Bを光学的に走査して各制御情報トラックPEP領域か
ら情報を読み取る。すなわち、上記各光学ヘッド11,
21により得られた読取信号について各信号処理回路1
4,24で所定の復号化処理やエラー訂正処理を行っ
て、各制御情報トラックPEP領域に記録されていた情
報を再生する。
【0047】そして、上記システムコントローラ40
は、次のステップS5において、上記各信号処理回路1
4,24で再生された各制御情報トラックPEP領域の
情報からディスクの回転方向を示す情報を取得し、上記
円盤状光記録媒体1が正回転状態にあるか逆回転状態に
あるかを判定する。
【0048】このステップS5における判定の結果、上
記円盤状光記録媒体1が逆回転状態にある場合には、ス
テップS8でフォーカスサーボをにオフして、上記スピ
ンドルモータ30の回転方向を反転させて、上記ステッ
プS3に戻る。すなわち、上記円盤状光記録媒体1が裏
返しに装着された場合には、上記スピンドルモータ30
の回転方向が反転される。これにより、裏返しに装着さ
れた円盤状光記録媒体1も上記スピンドルモータ30に
より正回転方向に駆動されることになる。
【0049】また、上記ステップS5における判定の結
果、上記円盤状光記録媒体1が正回転状態にある場合に
は、ステップS7で内周側制御情報トラックSFP領域
の情報を読み取って、通常の記録/再生を行う制御モー
ドに入って待機状態となる。
【0050】ここで、上記システムコントローラ40
は、記録制御モードが指定されると、上記第1及び第2
の記録/再生部10,20を記録モード状態にセットア
ップする。そして、上記第1及び第2の記録/再生部1
0,20では、各信号処理回路14,24で所定の符号
化処理などを施した各記録信号を各レーザパワーコント
ロール回路13,23に供給して、各光学ヘッド11,
21のレーザ光の光量を制御し、上記各記録信号で光変
調されたレーザ光で上記円盤状光記録媒体1の各記録面
1A,1Bの各ユーザ領域を光学的に走査することによ
り、各ユーザ領域に情報を書き込む両面同時記録を行
う。
【0051】また、上記システムコントローラ40は、
再生制御モードが指定されると、上記第1及び第2の記
録/再生部10,20を再生モード状態にセットアップ
する。そして、上記第1及び第2の記録/再生部10,
20では、各光学ヘッド11,21により円盤状光記録
媒体1の各記録面1A,1Bを光学的に走査して各ユー
ザ領域から情報を読み取って再生する両面同時再生を行
う。すなわち、上記各光学ヘッド11,21により得ら
れた読取信号について各信号処理回路14,24で所定
の復号化処理やエラー訂正処理を行って、各ユーザ領域
に記録されていた情報を再生する。
【0052】なお、この記録/再生装置では、両面同時
記又は両面同時再生を行うものとして説明したが、各記
録面1A,1Bを選択的に指定して、片面のみの記録又
は再生を行ったり、或いは、片面を再生しながら他の片
面を記録するようにすることもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る円盤状光記録媒体では、正
回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領域と
逆回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領域
とからなるPEP領域を各記録面に有するので、正回転
又は逆回転のどちらの回転状態でもPEP領域から制御
情報を読み取ることができる。
【0054】また、本発明に係る記録/再生装置では、
正回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領域
と逆回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領
域とからなるPEP領域を各記録面に有する両面記録の
円盤状光記録媒体を記録媒体とし、回転駆動手段により
回転駆動された上記円盤状光記録媒体の各記録面のPE
P領域から記情報読取手段により読み取られた制御情報
に基づいて、上記円盤状光記録媒体の装着状態を判別手
段で判別し、その判別結果に基づいて回転制御手段によ
り上記円盤状光記録媒体を正回転方向に回転駆動するよ
うに上記回転駆動手段を制御するので、上記円盤状光記
録媒体の装着状態に拘わらず、上記円盤状光記録媒体の
PEP領域から制御情報を読み取って、上記円盤状光記
録媒体を正回転させて正常に記録/再生を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円盤状光記録媒体の記録/再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る円盤状光記録媒体のフォーマット
を模式的に示す図である。
【図3】上記記録/再生装置におけるシステムコントロ
ーラの制御動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の130mm書換形光ディスクカートリッ
ジのフォーマットを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 円盤状光記録媒体 1A,1B 記録面 10 第1の記録/再生部 20 第2の記録/再生部 30 スピンドルモータ 40 システムコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面記録の円盤状光記録媒体であって、 正回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領域
    と逆回転に対応する配列で制御情報が予め記録された領
    域とからなるPEP領域を各記録面に有することを特徴
    とする円盤状光記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記PEP領域は、複数セクタで構成さ
    れ、正回転に対応する配列で制御情報が予め記録された
    セクタと逆回転に対応する配列で制御情報が予め記録さ
    れたセクタとで対称的なセクタフォーマットとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の円盤状光記録媒体。
  3. 【請求項3】 正回転に対応する配列で制御情報が予め
    記録された領域と逆回転に対応する配列で制御情報が予
    め記録された領域とからなるPEP領域を各記録面に有
    する両面記録の円盤状光記録媒体の記録/再生装置であ
    って、 上記円盤状光記録媒体を回転駆動する回転駆動方向の切
    り換え制御可能な回転駆動手段と、 上記回転駆動手段により回転駆動された上記円盤状光記
    録媒体の各記録面のPEP領域から制御情報を光学的に
    読み取る情報読取手段と、 上記情報読取手段により読み取られた制御情報に基づい
    て上記円盤状光記録媒体の装着状態を判別する判別手段
    と、 上記判別手段による判別結果に基づいて上記円盤状光記
    録媒体を正回転方向に回転駆動するように上記回転駆動
    手段を制御する回転制御手段とを備えることを特徴とす
    る円盤状光記録媒体の記録/再生装置。
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