JPH09128131A - スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム - Google Patents

スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム

Info

Publication number
JPH09128131A
JPH09128131A JP7285340A JP28534095A JPH09128131A JP H09128131 A JPH09128131 A JP H09128131A JP 7285340 A JP7285340 A JP 7285340A JP 28534095 A JP28534095 A JP 28534095A JP H09128131 A JPH09128131 A JP H09128131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
writing pressure
rear end
reading device
coordinate reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7285340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3195528B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Morita
芳行 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO DENSHI KIKI KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIKO DENSHI KIKI KK filed Critical SEIKO DENSHI KIKI KK
Priority to JP28534095A priority Critical patent/JP3195528B2/ja
Priority to TW085113165A priority patent/TW328574B/zh
Priority to EP96307835A priority patent/EP0772149B1/en
Priority to DE69625317T priority patent/DE69625317T2/de
Priority to CN96121932A priority patent/CN1159030A/zh
Priority to KR1019960051543A priority patent/KR970028976A/ko
Priority to SG1996011028A priority patent/SG55243A1/en
Priority to TW086102740A priority patent/TW328572B/zh
Publication of JPH09128131A publication Critical patent/JPH09128131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195528B2 publication Critical patent/JP3195528B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • G06F3/0383Signal control means within the pointing device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0442Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using active external devices, e.g. active pens, for transmitting changes in electrical potential to be received by the digitiser

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座標読取装置で用いるスタイラスペンにおい
て、ペン先を繰り出す機能を有し、しかも繰り出し操作
が筆圧検出動作に影響しないスタイラスペンを実現する
こと。 【解決手段】 ペン軸前方にはコイル7を巻いた固定コ
ア5を設ける。ノック部材4はノック式のシャープペン
ユニット2を固定し、その一部には筆圧伝達部位42を
設ける。またこれに接触し筆圧が伝達するように筆圧伝
達部材3を設ける。筆圧伝達部材3の前記固定コア5と
接触する面には移動コア6を設ける。このような構成に
よれば、ノック部材4の後端を押す力は筆圧伝達部材3
には伝達しないが、筆圧がかかると筆圧伝達部位42の
接触によって筆圧伝達部材3が移動し、移動コア6が固
定コア5から離れてコイル7のインダクタンスが変化す
る。こうしてノック動作の影響を受けないで筆圧検出を
行うことのできるスタイラスペンを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
電子機器へ位置情報を入力する座標読取装置に関し、特
に読み取り位置を指示するために座標読取装置で用いら
れるスタイラスペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスタイラスペンとして図15
(A)に示したものが知られている。図において固定コ
ア105はフェライトのような強磁性体で構成され、そ
の周囲にはコイル107が巻かれ、ペン軸101の先端
部に固定されている。固定コア105は軸方向に穴があ
けられており、ボールペンユニット102がその中を貫
通するようになっている。このボールペンユニット10
2は後端を筆圧伝達部材103によって着脱自在に固定
される。筆圧伝達部材103はバネ109によってペン
先方向に押されて摺動可能に支持されている。筆圧伝達
部材103の前記固定コア105と接触する面には、前
記固定コア105と同様に強磁性体で構成された移動コ
ア106が設けられている。前記コイル107には図1
5(B)に示すようにコンデンサが並列接続され、共振
回路120を構成している。
【0003】このように構成したスタイラスペンにおい
て、ボールペンユニット102のペン先に力が加わらな
い状態では、バネ109によって移動コア106は固定
コア105に密着した状態となっており、コイル107
のインダクタンスは初期の値をとる。次にボールペンユ
ニット102のペン先を軸方向に押すと、すなわち筆圧
をかけると、バネ109が圧縮されて筆圧伝達部材10
3がペン軸後方に変移し、同時に移動コア106も固定
コア105から離れる方向に変移するので、コイル10
7のインダクタンスが小さくなる方向に変化する。した
がって、このようなスタイラスペンでは内部に設けられ
たコイルのインダクタンスが、筆圧によって変化するよ
うになっている。
【0004】このスタイラスペンは図15(B)のブロ
ック図に示した座標読取装置において読み取り位置を指
示するために使われる。走査回路122には多数のセン
スライン121が接続され、X方向、Y方向それぞれ1
本ずつ順次選択されるようになっている。X方向の走査
回路とY方向の走査回路は、それぞれ第1の増幅器12
3の入力と出力に接続されている。ここでスタイラスペ
ンに内蔵された共振回路120が選択されたX方向セン
スラインとY方向センスラインとが交差する領域に置か
れると、共振回路120による電磁結合によってX方向
センスライン−第1の増幅器123−Y方向センスライ
ン−共振回路120を経路とするループ回路が構成され
るので、この経路の伝達特性を適宜設計しておけば発振
信号を発生させることができる。このときの発振強度は
センスライン121と共振回路120との距離に依存す
る。また発振周波数は共振回路120の共振周波数とな
る。共振回路120を構成するコイル107は、前記の
ようにボールペンユニットの先端を押す筆圧によってイ
ンダクタンスが変化するようになっているので、筆圧に
よって発振周波数が変化することになる。この発振信号
を第2の増幅器124で増幅し、座標算出回路125に
導いて、走査に伴う発振強度の分布から指示座標を算出
する。またステータス検出回路126は発振周波数から
スタイラスペンに加えられた筆圧を検出する。筆圧はし
きい値と比較することによってオン/オフ情報として検
出してもよい。これら筆圧、またはオン/オフのような
スイッチ情報を以下の説明ではステータスと呼ぶ。
【0005】この他スタイラスペンには、図16に示す
ようにシャープペンシルを内蔵する構成のものも知られ
ている。シャープペンユニット202は市販されている
もので、後端部を軸方向に押すことによって後端部がペ
ン先に対してスライドし、その動作によって芯をペン先
から繰り出すものである。シャープペンユニット202
の後端部は筆圧伝達部材203によって固定されてい
る。また筆圧伝達部材203の後端には可変容量コンデ
ンサ210を挟んでノック部材204が固定されてい
る。可変容量コンデンサ210の後端の一部は、ペン軸
201の後端で押さえられ、ペン先を押す筆圧がかかっ
たとき後方に移動しないようになっている。また可変容
量コンデンサ210は、ペン軸201の先端部に固定さ
れた固定コアに巻かれたコイル207に並列に接続さ
れ、共振回路を構成するようになっている。
【0006】このように構成したスタイラスペンにおい
て、ノック部材204を押すと、可変容量コンデンサ2
10、筆圧伝達部材203を介してシャープペンユニッ
ト202の後端が押され、シャープペンユニット202
のペン先から芯が繰り出される。一方シャープペンユニ
ット202のペン先に筆圧をかけると、筆圧伝達部材2
03を介して可変容量コンデンサ210が押され容量が
変化する。したがって前記図15の構成で説明したよう
に、筆圧によって共振回路の共振周波数が変化するの
で、座標読取装置側では発振周波数を基にスタイラスペ
ンのステータスを検出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のスタイラ
スペンでは、下記の課題があった。 (1)ボールペンユニットを内蔵するスタイラスペンで
は、ボールペンユニットはペン軸に対してほぼ固定され
たものとなっており、通常の筆記具で実現されているよ
うに、ペン先をペン軸内に格納する機能がなかった。 (2)シャープペンユニットを内蔵するスタイラスペン
では、シャープペンユニットとノック部材との間に筆圧
を検出する素子を挟んで構成しているため、ペン先を座
標読取装置上に近接させたままノック部材をノックする
と、誤ってステータス情報を送信してしまうという問題
があった。これは筆記具としてのノック機構と座標読取
装置の機能としてのステータス検出機構が動作上分離さ
れていないことに原因するものであると考える。
【0008】本発明は従来のスタイラスペンにおける上
記課題を解決するためになされたものである。そしてそ
の主要な目的は、(1)ボールペンユニットやシャープ
ペンユニット等の筆記具を内蔵し、ペン先をペン軸から
繰り出す機能を有し、しかも座標読取装置上を指示した
まま、ペン先を繰り出す操作をしても、誤ってステータ
ス情報を送信することのないスタイラスペンを実現する
こと、であり、さらにこれを具体的に述べれば、(2)
ボールペンユニットを内蔵し、ペン先をペン軸に格納す
る機能を有し、しかも座標読取装置上を指示したまま、
ペン先を繰り出すための操作をしても、誤ってステータ
ス情報を伝達することのないスタイラスペンを実現する
こと、また、(3)シャープペンユニットを内蔵し、座
標読取装置上を指示したまま、芯を繰り出すために操作
をしても、誤ってステータス情報を伝達することのない
スタイラスペンを実現すること、である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、座標読取装置で使用するスタイラスペン
であって、スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部がペン軸から一部突出するよう
に支持される筆記具ユニットであって、 筆記具ユニットの後端部を軸方向に押す力に対して、筆
記具ユニットのペン先部はペン軸に対して抵抗するよう
に支持され、筆記具ユニットのペン先部を軸方向に押す
筆圧に対して、筆記具ユニットは摺動可能にバネ性を有
して支持され、さらに筆圧を軸方向に伝達するように設
けた筆圧伝達部位を有する筆記具ユニットと、 筆記具ユニットとは筆圧伝達部位に接触して設けら
れ、筆記具ユニットの後端部を軸方向に押す力は筆圧伝
達部位から受けることなく、筆圧伝達部位から伝達され
る筆圧のみを検出するように設けられた筆圧検出手段と
を設け、筆記具を内蔵し、ペン先をペン軸から繰り出す
機能を有し、しかも座標読取装置上を指示したまま、ペ
ン先を繰り出す操作をしても、誤ってステータス情報を
送信することのないスタイラスペンを実現した。
【0010】また本発明の具体的な構成による第2の構
成では、座標読取装置で使用するスタイラスペンであっ
て、スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部がペン軸から一部突出するよう
に支持され、後端部を押すことによって芯を繰り出す機
能を有するノック式のシャープペンユニットであって、
シャープペンユニットの後端部を軸方向に押す力に対し
て、シャープペンユニットのペン先部はペン軸に対して
抵抗するように支持され、シャープペンユニットのペン
先部を軸方向に押す筆圧に対して、シャープペンユニッ
トは摺動可能にバネ性を有して支持され、さらに筆圧を
軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシ
ャープペンユニットと、 シャープペンユニットとは筆圧伝達部位に接触して設
けられ、シャープペンユニットの後端部を軸方向に押す
力は筆圧伝達部位から受けることなく、筆圧伝達部位か
ら伝達される筆圧のみを検出するように設けた筆圧検出
手段とを設け、シャープペンユニットを内蔵し、座標読
取装置上を指示したまま、芯を繰り出すために操作をし
ても、誤ってステータス情報を送信することのないスタ
イラスペンを実現した。
【0011】さらに、本発明の具体的な構成による第3
の構成では、座標読取装置で使用するスタイラスペンで
あって、スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部がペン軸から一部突出するよう
に支持され、後端部を押すことによって芯を繰り出す機
能を有するノック式のシャープペンユニットであって、
シャープペンユニットの後端部を軸方向に押す力に対し
て、シャープペンユニットのペン先部はペン軸に対して
抵抗するように支持され、シャープペンユニットのペン
先部を軸方向に押す筆圧に対して、シャープペンユニッ
トは摺動可能にバネ性を有して支持され、さらに筆圧を
軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシ
ャープペンユニットと、 シャープペンユニットとは筆圧伝達部位に接触して設
けられ、シャープペンユニットの後端部を軸方向に押す
力は筆圧伝達部位から受けることなく、筆圧伝達部位か
ら伝達される筆圧のみを伝達するように設けられた筆圧
伝達部材と、 筆圧伝達部材に接触して設けられ、筆圧伝達部材によ
って伝達される筆圧を検出する筆圧検出手段とを設け、
シャープペンユニットを内蔵し、座標読取装置上を指示
したまま、芯を繰り出すために操作をしても、誤ってス
テータス情報を送信することのないスタイラスペンを実
現した。
【0012】さらに、本発明の具体的な構成による第4
の構成では、座標読取装置で使用するスタイラスペンで
あって、スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部がペン軸から一部突出するように支持され、
後端部を押すことによって芯を繰り出す機能を有するノ
ック式のシャープペンユニットであって、シャープペン
ユニットの後端部を軸方向に押す力に対して、シャープ
ペンユニットのペン先部はペン軸に対して抵抗するよう
に支持され、シャープペンユニットのペン先部を方向に
押す筆圧に対して、シャープペンユニットは摺動可能に
バネ性を有して支持されたシャープペンユニットと、 シャープペンユニットの後端部を固着、または着脱自
在に固定し、後端部がペン軸の後端部から一部突出する
ように設けたノック部材であって、筆圧を軸方向に伝達
するように設けた筆圧伝達部位を有するノック部材と、 ノック部材とは筆圧伝達部位に接触して設けられ、ノ
ック部材の後端部を軸方向に押す力は筆圧伝達部位から
受けることなく、筆圧伝達部位から伝達される筆圧のみ
を伝達するように設けられた筆圧伝達部材と、 筆圧伝達部材に接触して設けられ、筆圧伝達部材によ
って伝達される筆圧を検出する筆圧検出手段とを設け、
シャープペンユニットを内蔵し、座標読取装置上を指示
したまま、芯を繰り出すために操作をしても、誤ってス
テータス情報を送信することのないスタイラスペンを実
現した。
【0013】さらに上記構成をさらに具体化した第5の
構成として、前記第2の構成に加え 座標読取装置と結合するコイルを設け、さらに筆圧検
出手段として、 シャープペンユニットとは筆圧伝達部位に接触して設
けられ、シャープペンユニットの後端部を軸方向に押す
力は筆圧伝達部位から受けることなく、筆圧伝達部位か
ら伝達される筆圧によってコイルに対して復帰可能に変
位し、変位することによってコイルのインダクタンスを
変化させるように強磁性体によって構成された移動コア
を設け、シャープペンユニットを内蔵し、座標読取装置
上を指示したまま、芯を繰り出すために操作をしても、
誤ってステータス情報を送信することのないスタイラス
ペンを実現した。
【0014】さらに第6または第7の構成として、前記
第3または第4の構成に加え 座標読取装置と結合するコイルを設け、さらに筆圧検
出手段として、 筆圧伝達部材に固着して設けられ、筆圧伝達部材が筆
圧によって変位したとき、コイルに対して変位し、コイ
ルのインダクタンスを変化させるように強磁性体によっ
て構成された移動コアを設け、シャープペンユニットを
内蔵し、座標読取装置上を指示したまま、芯を繰り出す
ために操作をしても、誤ってステータス情報を送信する
ことのないスタイラスペンを実現した。
【0015】さらに第8の構成として、前記第2の構成
に加え 少なくとも、座標読取装置と結合するコイルを有する
共振回路を設け、さらに筆圧検出手段として、 共振回路に接続され、シャープペンユニットとは筆圧
伝達部位に接触して設けられ、シャープペンユニットの
後端部を軸方向に押す力は筆圧伝達部位から受けること
なく、筆圧伝達部位から伝達される筆圧によって特性が
変化するように設けられた筆圧検出素子を設け、シャー
プペンユニットを内蔵し、座標読取装置上を指示したま
ま、芯を繰り出すために操作をしても、誤ってステータ
ス情報を送信することのないスタイラスペンを実現し
た。
【0016】さらに第9または第10の構成として、前
記第3または第4の構成に加え 少なくとも、座標読取装置と結合するコイルを有する
共振回路を設け、さらに筆圧検出手段として、 共振回路に接続され、また筆圧伝達部材に接触して設
けられ、筆圧伝達部材によって伝達される筆圧によって
特性が変化するように設けられた筆圧検出素子を設け、
シャープペンユニットを内蔵し、座標読取装置上を指示
したまま、芯を繰り出すために操作をしても、誤ってス
テータス情報を送信することのないスタイラスペンを実
現した。
【0017】さらに第11の構成として、前記第8ない
し第10の構成において、圧力検出素子として圧力検出
可変抵抗器を用いてスタイラスペンを構成した。さらに
第12の構成として、前記第8ないし第10の構成にお
いて、圧力検出素子として圧力検出可変コンデンサを用
いてスタイラスペンを構成した。
【0018】さらに第13の構成として、前記第2ない
し第12の構成において、ペン軸は、シャープペンユニ
ットの後端部を軸方向に押す力に対して、シャープペン
ユニットのペン先部を抵抗するように支持する部分をペ
ン軸の他の部分とは着脱自在に設けてスタイラスペンを
構成した。
【0019】さらに第14の構成では、座標読取装置で
使用するスタイラスペンであって、スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ボールペンユニットと、 ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
に固定し、後端部がペン軸の後端部から一部突出するよ
うに設けた繰り出し部材であって、後端部を操作するこ
とによってペン軸に対するボールペンユニットの位置を
前後に移動させる機能を有し、操作によってボールペン
ユニットのペン先部をペン軸から突出させた状態におい
て、ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧
に対して、繰り出し部材は摺動可能にバネ性を有して支
持され、さらに筆圧を軸方向に伝達するように設けた筆
圧伝達部位を有する繰り出し部材と、 繰り出し部材とは筆圧伝達部位に接触して設けられ、
繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は筆圧伝達部位
から受けることなく、筆圧伝達部位から伝達される筆圧
のみを検出するように設けられた筆圧検出手段とを設
け、ボールペンユニットを内蔵し、ペン先をペン軸に格
納する機能を有し、座標読取装置上を指示したまま、ボ
ールペンユニットを繰り出すために操作をしても、誤っ
てステータス情報を送信することのないスタイラスペン
を実現した。
【0020】さらに第15の構成として、前記第14の
構成に加え 座標読取装置と結合するコイルを設け、さらに筆圧検
出手段として、 繰り出し部材とは筆圧伝達部位に接触して設けられ、
繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は筆圧伝達部位
から受けることなく、筆圧伝達部位から伝達される筆圧
によってコイルに対して復帰可能に変位し、変位するこ
とによってコイルのインダクタンスを変化させるように
強磁性体によって構成された移動コアを設け、ボールペ
ンユニットを内蔵し、ペン先をペン軸に格納する機能を
有し、座標読取装置上を指示したまま、ボールペンユニ
ットを繰り出すために操作をしても、誤ってステータス
情報を送信することのないスタイラスペンを実現した。
【0021】さらに第16の構成として、前記第14の
構成に加え 座標読取装置と結合するコイルを設け、さらに筆圧検
出手段として、 筆圧伝達部材に固着して設けられ、筆圧伝達部材が筆
圧によって変位したとき、コイルに対して変位し、コイ
ルのインダクタンスを変化させるように強磁性体によっ
て構成された移動コアを設け、ボールペンユニットを内
蔵し、ペン先をペン軸に格納する機能を有し、座標読取
装置上を指示したまま、ボールペンユニットを繰り出す
ために操作をしても、誤ってステータス情報を送信する
ことのないスタイラスペンを実現した。
【0022】さらに第17の構成として、前記第14の
構成に加え 少なくとも、座標読取装置と結合するコイルを有する
共振回路と、を設け、さらに筆圧検出手段として、 共振回路に接続され、また繰り出し部材とは筆圧伝達
部位に接触して設けられ、繰り出し部材の後端部を軸方
向に押す力は筆圧伝達部位から受けることなく、筆圧伝
達部位から伝達される筆圧によって特性が変化するよう
に設けられた筆圧検出素子を設け、ボールペンユニット
を内蔵し、ペン先をペン軸に格納する機能を有し、座標
読取装置上を指示したまま、ボールペンユニットを繰り
出すために操作をしても、誤ってステータス情報を送信
することのないスタイラスペンを実現した。
【0023】さらに第18の構成として、前記第14の
構成に加え 少なくとも、座標読取装置と結合するコイルを有する
共振回路と、を設け、さらに筆圧検出手段として、 共振回路に接続され、また筆圧伝達部材に接触して設
けられ、筆圧伝達部材によって伝達された筆圧によって
特性が変化するように設けられた筆圧検出素子を設け、
ボールペンユニットを内蔵し、ペン先をペン軸に格納す
る機能を有し、座標読取装置上を指示したまま、ボール
ペンユニットを繰り出すために操作をしても、誤ってス
テータス情報を送信することのないスタイラスペンを実
現した。
【0024】さらに第19の構成として、前記第17ま
たは第18の構成において、圧力検出素子として圧力検
出可変抵抗器を用いてスタイラスペンを構成した。さら
に第20の構成として、前記第17または第18の構成
において、圧力検素子として圧力検出可変コンデンサを
用いてスタイラスペンを構成した。
【0025】さらに第21の構成として、前記第14な
いし第20の構成において、繰り出し部材は、後端を軸
回りに回転させることによってペン軸に対するボールペ
ンユットの位置を前後に移動させる機能を有する回転式
繰り出し部材としてスタイラスペンを構成した。
【0026】さらに第22の構成として、前記第14な
いし第20の構成において、繰り出し部材は、後端を押
すことによってペン軸に対するボールペンユットの位置
を前後に移動させる機能を有するノック式繰り出し部材
としてスタイラスペンを構成した。
【0027】さらに第23の構成として、前記第14な
いし第22の構成において、ペン軸の先端部をペン軸本
体とは着脱自在に設けてスタイラスペンを構成した。さ
らにまた、本発明のスタイラスペンと、少なくとも、
X、Y方向にそれぞれ配設された複数のセンスラインを
有し、前記スタイラスペンによって指示された位置を前
記センスラインに誘導した誘導信号に基づいて検出する
座標読取装置とから座標読取システムを構成した。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。まず、本発明によるスタ
イラスペンの基本的構成について図1および図2を参照
しながら説明する。なお、図1は断面を示す説明図であ
るが、一部の部材については外観図で示している。
【0029】図1においてペン軸1は通常の筆記具の形
状をしたケースであり、先端には後に示すシャープペン
ユニット2のペン先が貫通する穴を、また後端には後に
示すノック部材4が貫通する穴を設ける。ペン軸1の先
端部にはフェライトのような強磁性体で構成する固定コ
ア5を固定して設ける。固定コア5は軸方向に貫通する
穴を設け、外周にはコイル7を巻く。コイル7には図示
しないがコンデンサを並列に接続し共振回路を構成す
る。なお、コイル7に、さらに並列に、スイッチと他の
コンデンサを直列に接続したものを単数または複数個接
続するように構成しても良い。以下では、説明を分かり
やすくするために、共振回路はコイル7と1つのコンデ
ンサから構成されている場合について説明するが、スイ
ッチと他のコンデンサを直列接続したものを単数個また
は複数個、さらにコイル7と並列に接続した場合につい
ても以下の説明があてはまる。
【0030】シャープペンユニット2は市販されている
ノック式のもので、図2示すように固定部21と移動部
22とからなり、間にノックバネ23を挟んでいる。移
動部22は後方を開放したパイプ状で、そこから芯を供
給する。移動部22をペン先方向に押すと移動部22は
図2(B)のように移動して芯24をペン先に繰り出す
ようになっている。押す力を開放すると移動部22はノ
ックバネ23によって元の状態に復帰する。シャープペ
ンユニット2は、そのペン先を前記ペン軸1の先端の穴
から一部突出するようにするとともに、移動部22をノ
ックするときに固定部21が移動しないようにペン軸1
の穴の周囲で支持する。また、シャープペンユニット2
の移動部22の後端はノック部材4によって固着または
着脱自在に固定する。
【0031】ノック部材4はパイプ状の部材で、前記シ
ャープペンユニット2を固定し、後端を前記ペン軸1の
後端に設けた穴から突出させる。ノック部材4の後端に
はさらに蓋8をはめこむ。シャープペンユニット2に芯
を供給するときには、蓋8をはずしノック部材4の後端
から供給する。ノック部材4の一部にはフランジ状の部
位41を設け、その後方の肩の部分を筆圧伝達部位42
とする。これは、シャープペンユニット2のペン先を軸
方向に押す力、すなわち筆圧をその肩の部分で後方に設
けた部材に伝達する役割を持つ。
【0032】筆圧伝達部材3は円筒状の部材で、後端の
穴からノック部材4の後端部を貫通させる。また先端部
には移動コア6を固着する。移動コア6は固定コア5と
同様にフェライトのような強磁性体で構成する。筆圧伝
達部材3の後端とペン軸1の後端との間にはバネ9を設
け、筆圧伝達部材3を常にペン先方向に押すようにして
おく。この力によって初期状態では、移動コア6は固定
コア5に密着している。この状態でコイル7は初期のイ
ンダクタンスの値をとる。またシャープペンユニット2
のノックバネ23がノック部材4を後方に押す力によっ
て、初期状態ではノック部材4と筆圧伝達部材3とは筆
圧伝達部位42によって接触している。初期状態でこの
状態を保つためにノックバネ23とバネ9の固さおよび
長さを加減して設定しておく。筆圧によって筆圧伝達部
材3が移動するようにしたいので、バネ9はノックバネ
23に比べてかなり柔らかく設定しておく。
【0033】次に芯の繰り出し動作について説明する。
すでに説明したように、ノック部材4の後端を軸方向に
押すと固定部21がペン軸1の先端の穴の周囲で支持さ
れているので、ノックバネ23が撓んで移動部22が移
動し芯24が繰り出される。このとき筆圧伝達部材3に
は力が加わらないので移動せず、移動コア6も固定コア
5に密着した状態のままとなる。従ってコイル7のイン
ダクタンスも初期の値のまま変化しない。ノックする力
を開放すればノック部材4は再び初期位置に復帰する。
【0034】次に筆圧を加えたときの動作について説明
する。前述のようにバネ9はノックバネ23に比べて柔
らかくしてあるので、筆圧をかけるとシャープペンユニ
ット2とノック部材4とは全体として後方に移動する。
後方への最大移動量は、初期位置におけるシャープペン
ユニット2のペン先のつば部と固定コア5との間の距離
である。筆圧伝達部材3は筆圧伝達部位42でノック部
材4に接触しているので、このとき同時に後方に移動
し、移動コア6も固定コア5から離れる方向に移動す
る。移動コア6が固定コア5から離れることによって、
コイル7のインダクタンスは小さくなる方向に変化す
る。
【0035】以上のように、本実施例によればノック動
作は移動コア6を移動させないので、コイル7のインダ
クタンスを変化させず、共振回路の共振周波数も変化さ
せない。一方筆圧をかけると移動コア6は筆圧の大きさ
に従って変移し、コイル7のインダクタンスを変化させ
て、共振回路の共振周波数も変化させる。こうしてノッ
ク動作と筆圧検出動作とを分離することができるのであ
る。
【0036】このように、また以下に説明するように、
共振回路の共振周波数を筆圧の大きさに応じて変化させ
る手段が筆圧検出手段である。
【0037】
【実施例】上記の構成例を第1の実施例とすると、第1
の実施例は、市販のシャープペンユニットを用いた構成
であったが、シャープペンユニットを独自の設計とすれ
ばその他の部材を一体化して構成することができる。次
に、これらの実施例について図3および図4を参照しな
がら説明する。
【0038】まず図3に示した第2の実施例は、第1の
実施例におけるノック部材4をシャープペンユニット2
と一体化して構成したものである。シャープペンユニッ
ト2aの移動部22aは延長してペン軸1の後端部から
突出させる。移動部22aのペン軸1に内蔵される部分
にはフランジ25aを設け、その後方の肩の部位を筆圧
伝達部位26aとする。その他の部材は第1の実施例と
同様である。
【0039】次に図4に示した第3の実施例は、第1の
実施例における筆圧伝達部材3を省略した構成である。
この構成は固定コア5bの長さを長くすることができ、
シャープペンユニット2bの固定部21bを短くできる
場合に実施可能である。シャープペンユニット2bの移
動部22bは第2の実施例と同様に延長し、その前方に
フランジ25bを設け、その後方の肩の部位を筆圧伝達
部位26bとする。また移動コア6bは筆圧伝達部位2
6bと接触する部位を設けて、後方への力が伝達される
ようにする。筆圧によって移動する部材が前方に設けら
れるのでペン軸1bの途中にバネ9を支える部位を設け
るか、バネ9自身を長いものにしておく。
【0040】これら第2および第3の実施例の構成にお
いても、ノック動作と筆圧検出動作とが分離できること
は、前記第1の実施例と同様である。第1ないし第3の
実施例は筆圧によってコイルのインダクタンスを変化さ
せるものであったが、力を受けることによって特性の変
化する素子を用いてこれを共振回路に接続し、筆圧情報
を送信するようにも構成できる。このような素子として
圧力検出可変抵抗器、圧力検出可変容量コンデンサが知
られている。次に、これらの実施例について図5ないし
図9を参照しながら説明する。
【0041】まず図5に示した第4の実施例について説
明する。この実施例では筆圧伝達部材3cはノック部材
4の筆圧伝達部位42とペン軸1cの後端部の間に設け
る。さらに筆圧伝達部材3cの後端とペン軸1cの後端
との間には感圧抵抗素子10を挟む。感圧抵抗素子10
としては、シート状をしたもので、力を加えないときは
高抵抗で、力を加えるにしたがって抵抗値が小さくなる
特性を有するものが市販されている。これをリング状に
加工して用いる。筆圧伝達部材3cの前方にはフランジ
を設け、該フランジとペン軸1cの後端部との間にはバ
ネ9cを設けて、初期状態では筆圧伝達部材3cを前方
に押し、感圧抵抗素子10に力が加わらないようにして
おく。ペン軸1c内部の、筆圧伝達部材3cに設けたフ
ランジに対向する位置には筆圧伝達部材3cが前方に移
動しないように規制する部位を設ける。その他の部材は
第1の実施例と同様である。
【0042】感圧抵抗素子10は、図示しないが、コイ
ル7を含んで構成する共振回路に並列に接続して共振回
路のQを変化させるようにするか、あるいはコンデンサ
と直列に接続した回路を共振回路に並列に接続して共振
周波数を変化させるように構成する。
【0043】この第4の実施例の構成においてノック部
材4の後端を軸方向に押すとシャープペンユニット2の
移動部22が移動して芯が繰り出される。しかしこの力
は筆圧伝達部材3cには伝達しないので感圧抵抗素子1
0にも力は加わらず、その抵抗値も変化しない。一方筆
圧はノック部材4の筆圧伝達部位42を介して筆圧伝達
部材3cに伝わり、感圧抵抗素子10を押す力となる。
このため筆圧に応じて感圧抵抗素子10の抵抗値が変化
する。このようにこの構成においてもノック動作と筆圧
検出動作とを分離することができる。
【0044】第1の実施例に対する第2および第3の実
施例で示した設計の自由度は、この第4の実施例におい
ても有するものである。図6に示す第5の実施例は第1
の実施例に対する第2の実施例に相当するもので、シャ
ープペンユニットとノック部材とを一体化してシャープ
ペンユニット2aとしたものである。筆圧はシャープペ
ンユニット2aの移動部22aに設けられたフランジ2
5aの筆圧伝達部位26aを介して筆圧伝達部材3cに
伝えられ、さらに感圧抵抗素子10に伝えられる。また
図7に示す第6の実施例は第1の実施例に対する第3の
実施例に相当するもので、筆圧伝達部材を省略したもの
である。筆圧はシャープペンユニット2aの移動部22
aに設けられたフランジ25aの筆圧伝達部位26aに
よって直接感圧抵抗素子10に伝えられる。
【0045】筆圧検出素子を用いる構成では、前記実施
例4ないし6に示したように筆圧を圧縮力として検出す
る構成の他に、引張力として検出するようにも構成でき
る。次にこれらの実施例について図8および図9を参照
しながら説明する。まず図8に示した第7の実施例につ
いて説明する。この実施例は前記第4の実施例の構成を
引張力を検出するように構成しなおしたものである。ま
ず、ノック部材4の筆圧伝達部位42に接触するように
リング状の筆圧伝達部材3eを設け、ペン軸1e内部
の、筆圧伝達部材3eに対抗する前方には筆圧伝達部材
3eが前方に移動しないように規制する部位を設ける。
そしてこの部位と筆圧伝達部材3eとの間に感圧抵抗素
子10eを挟み両者に接着するなどして固着する。筆圧
伝達部材3eとペン軸1eの後端部との間にはバネ9e
を設けて、初期状態では筆圧伝達部材3eを前方に押
し、感圧抵抗素子10eに圧縮力が加わるようにしてお
く。その他の部材は第1または第4の実施例と同じであ
る。
【0046】ノック部材4の後端を押して芯を繰り出す
動作、およびそのときの動作が感圧抵抗素子10eに加
わる力に影響を与えないことは第4の実施例と同じであ
る。一方筆圧はノック部材4の筆圧伝達部位42を介し
て筆圧伝達部材3eに伝わり、感圧抵抗素子10eを引
っ張る力となる。感圧抵抗素子10eには初期状態で圧
縮力が加わっていたので、筆圧によってこの圧縮力を小
さくするように働くのである。こうして筆圧に応じて感
圧抵抗素子10eの抵抗値が変化する。第4の実施例と
同様にこの構成においてもノック動作と筆圧検出動作と
を分離することができる。
【0047】ノック部材を一体化したシャープペンユニ
ットを用いても第7の実施例と同様に構成することがで
きる。この第8の実施例を図9に示す。シャープペンユ
ニット2aが変わった点以外は第7の実施例と同じであ
り、この構成においてもノック動作と筆圧検出動作とを
分離することができる。
【0048】以上説明した第4ないし第8の実施例によ
る構成では、感圧抵抗素子の代わりに感圧可変容量コン
デンサを用いても同様に構成できる。この場合、可変容
量コンデンサはそのまま共振回路に並列に接続するか、
あるいは適当な抵抗器をこの可変容量コンデンサに直列
に接続した回路を共振回路に並列に接続するなりして、
筆圧によって共振周波数を変化させるように構成する。
【0049】さて、以上の実施例では筆記具としてシャ
ープペンユニットを内蔵する構成について説明したが、
これらの構成をほとんど変更することなくボールペンユ
ニットを内蔵して構成することができる。まず図1に示
した第1の実施例とほぼ同じ構成でボールペンユットを
内蔵する第9の実施例を図10に示す。ボールペンユニ
ット2fは前記のシャープペンユニットの代わりとなる
ものである。現在シャープペンユニットとボールペンユ
ニットとは、長さ、径ともほぼ同じ形状のものが市販さ
れており、そのまま置き換えることができるようになっ
ている。ボールペンユニット2fはノック部材4に固着
または着脱自在に固定する。ただし、図1に示すように
シャープペンユニット2ではノックしたときペン先の固
定部がペン軸1の先端の穴から飛び出ないようにペン先
の径が太くなっていた。しかしここで用いるボールペン
ユニット2fでは、先端の径も一様な太さなので、ペン
軸1の先端の径がボールペンユニット2fの径よりも太
い場合、ボールペンユニット2fはノック部材4と共に
先端方向に自由に移動してしまう。この不具合を避ける
ためには、ペン軸1の先端の穴の径を細くするか、ある
いは図10に示したように支持バネ11を設けてボール
ペンユニット2fを後方に押しつける構造にしておく。
支持バネを取り付ける構造について少しの設計変更を加
えるだけで、その他の部材は全く同じものが使用でき
る。
【0050】また、図1の第1の実施例の説明では省略
したが、ここで用いた支持バネ11を第1の実施例にお
いて設けておいてもよい。つまり、第1の実施例ではノ
ック部材4を後方に押しつける役割のバネをシャープペ
ンユニット2が内蔵するノックバネ23で代用したもの
であるが、役割を分担させ、ノック部材4を後方に押し
つける役割の支持バネ11を別に設けておいてもよいの
である。このように構成した場合は、シャープペンユニ
ットとボールペンユニットとを交換するだけでよく、両
者に互換性のあるスタイラスペンとすることができる。
【0051】ボールペンユニットを内蔵する構成では、
市販のボールペンと同様にボールペンユニットの繰り出
し機構を設けて、操作によってボールペンユニットの先
端をペン軸に格納したり出したりすることができ、しか
もその繰り出し操作がステータス検出動作に影響を与え
ないという本発明の目的を果たすことのできるスタイラ
スペンを構成することができる。
【0052】図11はそのように構成した第10の実施
例を示したものである。回転操作部材4aはノック部材
に相当するもので、後端がペン軸1から突出しており、
その後端部を回転させてボールペンユニット2fを繰り
出すためのものである。前方には筆圧を伝達するための
フランジ状部位43と、繰り出し機能を実現する繰り出
しネジ44とが設けられている。フランジ状部位43の
肩の部位は筆圧伝達部位45となっており、筆圧伝達部
材3に接触して筆圧を伝達するように働く。
【0053】繰り出し部材12は、その前方でボールペ
ンユニット2fを固着または着脱自在に固定する。繰り
出し部材12の後端には前記繰り出しネジ44と組み合
うネジを設ける。また図示はしていないが軸回りの回転
を規制するような構造としておく。このように構成する
ことによって、回転操作部材4aを回転させることで繰
り出し部材12を前後に移動させることができる。図1
1(A)はボールペンユニット2fが繰り出されその先
端部がペン軸1の先端から出ている状態、図11(B)
は繰り出し部材12を後退させてボールペンユニット2
fの先端部を格納している状態を示している。その他の
部材は前記シャープペンユニットを内蔵する構成と同じ
である。
【0054】このように構成したスタイラスペンにおい
ても、筆圧を伝達するための構造は第1の実施例等と同
様であり、またボールペンユニット2fを繰り出す動作
は筆圧伝達部材3には伝達せず、ボールペンユニット2
fにかかる筆圧のみが筆圧伝達部材3に伝達するように
なっている。
【0055】このボールペンユニットを内蔵する構成に
おいても、感圧抵抗素子を用いて実現することができ
る。図12に示した第11の実施例は、図5に示した第
4の実施例に相当するもので、筆圧伝達部材3cによっ
て伝達される筆圧で感圧抵抗素子10を圧縮する構成で
ある。繰り出し部材12aは前記第11の実施例と形状
を変え、ペン軸1fとの間に設けた支持バネ11によっ
て支持できるようにしている。また図13に示した第1
2の実施例は、図8に示した第7の実施例に相当するも
ので、筆圧伝達部材3eによって伝達される筆圧で感圧
抵抗素子10eを引張する構成である。これらの構成に
おいても感圧抵抗素子の代わりに、感圧可変容量コンデ
ンサを用いて同様に構成できる。
【0056】なお、以上の実施例10ないし12では、
繰り出し機構として回転操作を利用するものであった
が、繰り出し機構としてはペンの後端をノックして繰り
出す方式のものもあり、これらの公知の技術のいずれか
を用いて構成すればよい。たとえば、図11に示した第
10の実施例において、繰り出しネジ44と繰り出し部
材12の組を、このノック式繰り出し機構としてもよ
い。この場合ボールペンユニット2fを繰り出すために
は、回転操作部材4aの後端を軸方向に押す。このとき
回転操作部材4aは前方に移動するが、この動作は筆圧
伝達部材3には伝達しないので、筆圧検出動作には影響
を与えない。発明の本質としては、繰り出し機構と筆圧
を伝達する部材との間が、繰り出し操作では力が伝達せ
ず、筆圧による力のみが伝達する構成となっていればい
いのである。
【0057】さてここで再びシャープペンユニットを用
いる構成について言及すると、図1に示した第1の実施
例で説明したように、ノックしたときにペン先の固定部
が移動しないように、ペン軸の先端の穴の径はシャープ
ペンユニットの先端部の径より小さくしておいたのであ
った。しかしこのままではシャープペンユニットを取り
外すことができないので、シャープペンユニットが故障
したような場合に交換できないし、また本発明による構
成ではボールペンユニットを用いる構成と兼用化できる
にもかかわらず、その交換ができないという問題を残し
てしまう。またスタイラスペンの先端には固定コア5に
巻いたコイル7を内蔵しているが、コイルの断線等の障
害が発生しても先端部が固着されていれば修理不可能で
ある。図14に示した第13の実施例はペン軸1gの先
端部をキャップ13として着脱自在に分離したものであ
る。ペン軸1gとキャップ13とはネジによる填め合い
としておけばよい。また分離位置は、シャープペンユニ
ット2や固定コア5を交換できるような位置にしてお
く。その他の部材は第1の実施例と同じである。このよ
うな構成でキャップ13をはずせばシャープペンユニッ
トを交換することができる。またコイル7が断線したよ
うな場合にも修理が可能となる。このようにキャップ1
3を分離可能とする構造は、前記すべての実施例におい
ても同様に実施可能である。
【0058】また、上記の実施例で説明したスタイラス
ペンは、図15(B)で示した座標読取装置やその他の
座標読取装置で使用可能である。すなわち、図15
(B)では、X方向走査回路とY方向走査回路を増幅器
の入出力にそれぞれ接続し、フィードバック発振回路を
形成する構成の座標読取装置であった。しかし、増幅器
を使用せず、フィードバック発振回路を持たない構成、
たとえば、励磁手段を設け、Y方向走査回路にその励磁
手段からの励磁信号を与えてY方向に配設されたセンス
ラインを選択的に励磁し、X方向走査回路を介して得ら
れたX方向に配設されたセンスラインに誘導された信号
の強度分布から、スタイラスペンの指示する座標を検出
する構成の座標読取装置においても、本発明のスタイラ
スペンを使用できる。
【0059】以上のように、本発明のスタイラスペンは
種々の方式の座標読取装置において使用することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、座標読
取装置で使用されるスタイラスペンであって、スタイラ
スペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部がペン軸から一部突出するよう
に支持される筆記具ユニットであって、筆記具ユニット
の後端部を軸方向に押す力に対して、筆記具ユニットの
ペン先部はペン軸に対して抵抗するように支持され、筆
記具ユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧に対して、
筆記具ユニットは摺動可能にバネ性を有して支持され、
さらに筆圧を軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部
位を有する筆記具ユニットと、 筆記具ユニットとは筆圧伝達部位に接触して設けら
れ、筆記具ユニットの後端部を軸方向に押す力は筆圧伝
達部位から受けることなく、筆圧伝達部位から伝達され
る筆圧のみを検出するように設けられた筆圧検出手段と
を設け、座標読取装置のスタイラスペンを構成した。
【0061】また本発明では、前記筆記具ユニットとし
てシャープペンユニットまたはボールペンユニットを用
い、ボールペンユニットを用いるものでは操作すること
によってボールペンユニットをペン軸に格納する機能を
有する繰り出し部材を設けてスタイラスペンを構成し
た。
【0062】上記構成によるスタイラスペンによれば、
たとえば芯の繰り出し操作のように筆記具の後端部を軸
方向に押す力は、筆圧伝達部位から筆圧検出手段に対し
て伝達しないが、筆記具ユニットのペン先を軸方向に押
す筆圧は、筆圧伝達部位から筆圧検出手段に伝達する。
【0063】したがって、本発明によって下記の効果を
得ることができる。 (1)ボールペンユニットやシャープペンユニット等の
筆記具を内蔵し、ペン先をペン軸から繰り出す機能を有
し、しかも座標読取装置上を指示したまま、ペン先を繰
り出す操作をしても、誤ってステータス情報を送信する
ことのないスタイラスペンを実現することができる。 さらに具体的には、 (2)ボールペンユニットを内蔵し、ペン先をペン軸に
格納する機能を有し、しかも座標読取装置上を指示した
まま、ペン先を繰り出すための操作をしても、誤ってス
テータス情報を送信することのないスタイラスペンを実
現することができる。 (3)シャープペンユニットを内蔵し、座標読取装置上
を指示したまま、芯を繰り出すために操作をしても、誤
ってステータス情報を送信することのないスタイラスペ
ンを実現することができる。
【0064】さらに、座標読取装置に本発明のスタイラ
スペンを使用した座標読取システムにおいては、簡単な
構造のスタイラスペンでその筆圧を誤動作なく検出する
ことができるので、正確で使いやすい座標読取システム
を提供することができる。また、本発明のスタイラスペ
ンは、筆圧だけではなく、スタイラスペンからステータ
スを座標読取装置に送る機能も付加することができるの
で、従来持っていた機能を損なうことなく筆圧検出に誤
動作のない座標読取システムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタイラスペンの第1の実施例の
構成説明図である。
【図2】本発明によるスタイラスペンの第1の実施例で
用いるシャープペンユニットの説明図である。
【図3】本発明によるスタイラスペンの第2の実施例の
構成説明図である。
【図4】本発明によるスタイラスペンの第3の実施例の
構成説明図である。
【図5】本発明によるスタイラスペンの第4の実施例の
構成説明図である。
【図6】本発明によるスタイラスペンの第5の実施例の
構成説明図である。
【図7】本発明によるスタイラスペンの第6の実施例の
構成説明図である。
【図8】本発明によるスタイラスペンの第7の実施例の
構成説明図である。
【図9】本発明によるスタイラスペンの第8の実施例の
構成説明図である。
【図10】本発明によるスタイラスペンの第9の実施例
の構成説明図である。
【図11】本発明によるスタイラスペンの第10の実施
例の構成説明図である。
【図12】本発明によるスタイラスペンの第11の実施
例の構成説明図である。
【図13】本発明によるスタイラスペンの第12の実施
例の構成説明図である。
【図14】本発明によるスタイラスペンの第13の実施
例の構成説明図である。
【図15】従来の座標読取装置とスタイラスペンの構成
説明図である。
【図16】従来のスタイラスペンの構成説明図である。
【符号の説明】
1、1b、1c、1e、1g ペン軸 2 シャ−プペンユニット 21 固定部 22 移動部 23 ノックバネ 24 芯 2a、2b シャ−プペンユニット 21b 固定部 22a、22b 移動部 25a、2b フランジ 26a、26b 筆圧伝達部位 2f ボールペンユニット 3、3c、3e 筆圧伝達部材 4 ノック部材 41 フランジ状部位 42 筆圧伝達部位 4a 回転操作部材 43 フランジ状部位 44 繰り出しネジ 45 筆圧伝達部位 5、5b 固定コア 6、6b 移動コア 7、7b コイル 8 蓋 9、9c、9e バネ 10、10a、10e 感圧抵抗素子 11 支持バネ 12 繰り出し部材 13 キャップ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、該後端部を前記ペン軸の長手方向である
    軸方向に押す力に対しては、前記ペン軸に対して抵抗す
    るように支持され、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対
    しては、摺動可能にバネ性を有して支持され、かつ前記
    筆圧を軸方向に伝達する筆圧伝達部位を有する筆記具ユ
    ニットと、 該筆記具ユニットとは前記筆圧伝達部位に接触して設け
    られ、前記筆記具ユニットの後端部を軸方向に押す力は
    前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部
    位から伝達される筆圧のみを検出するように設けられた
    筆圧検出手段とを有することを特徴とするスタイラスペ
    ン。
  2. 【請求項2】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、該後端部を押すことによって芯を繰り出
    す機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、
    該ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットとは前記筆圧伝達部位に接触し
    て設けられ、該シャープペンユニットの後端部を軸方向
    に押す力は前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記
    筆圧伝達部位から伝達される筆圧のみを検出するように
    設けられた筆圧検出手段とを有することを特徴とする座
    標読取装置のスタイラスペン。
  3. 【請求項3】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、該後端部を押すことによって芯を繰り出
    す機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、
    該ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットとは前記筆圧伝達部位に接触し
    て設けられ、該シャープペンユニットの後端部を軸方向
    に押す力は前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記
    筆圧伝達部位から伝達される筆圧のみを伝達するように
    設けられた筆圧伝達部材と、 該筆圧伝達部材に接触して設けられ、該筆圧伝達部材に
    よって伝達される筆圧を検出する筆圧検出手段とを有す
    ることを特徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  4. 【請求項4】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ペン先部が前記ペン軸から一部突出するように支持さ
    れ、後端部を押すことによって芯を繰り出す機能を有
    し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、該ペン先部
    は前記ペン軸に対して抵抗するように支持され、該ペン
    先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可能にバネ性
    を有して支持されたシャープペンユニットと、 該シャープペンユニットの後端部を固着、または着脱自
    在に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出
    するように設け、前記筆圧を軸方向に伝達する筆圧伝達
    部位を有するノック部材と、 該ノック部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該ノック部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆圧
    伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から伝
    達される筆圧のみを伝達するように設けられた筆圧伝達
    部材と、 該筆圧伝達部材に接触して設けられ、該筆圧伝達部材に
    よって伝達される筆圧を検出する筆圧検出手段とを有す
    ることを特徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  5. 【請求項5】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 前記座標読取装置と結合するコイルと、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、該後端部を押すことによって芯を繰り出
    す機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、
    該ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットとは前記筆圧伝達部位に接触し
    て設けられ、該シャープペンユニットの後端部を軸方向
    に押す力は前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記
    筆圧伝達部位から伝達される筆圧によって前記コイルに
    対して復帰可能に変位し、変位することによって前記コ
    イルのインダクタンスを変化させるように強磁性体によ
    って構成された移動コアとを有することを特徴とする座
    標読取装置のスタイラスペン。
  6. 【請求項6】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 前記座標読取装置と結合するコイルと、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、該後端部を押すことによって芯を繰り出
    す機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、
    該ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットとは前記筆圧伝達部位に接触し
    て設けられ、該シャープペンユニットの後端部を軸方向
    に押す力は前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記
    筆圧伝達部位から伝達される筆圧によって復帰可能に変
    位するように設けられた筆圧伝達部材と、 該筆圧伝達部材に固着して設けられ、該筆圧伝達部材が
    前記筆圧によって変位したとき前記コイルに対して変位
    し、前記コイルのインダクタンスを変化させるように強
    磁性体によって構成された移動コアとを有することを特
    徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  7. 【請求項7】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 前記座標読取装置と結合するコイルと、 ペン先部が前記ペン軸から一部突出するように支持さ
    れ、後端部を押すことによって芯を繰り出す機能を有
    し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、該ペン先部
    は前記ペン軸に対して抵抗するように支持され、該ペン
    先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可能にバネ性
    を有して支持されたシャープペンユニットと、 該シャープペンユニットの後端部を固着、または着脱自
    在に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出
    するように設け、前記筆圧を軸方向に伝達する筆圧伝達
    部位を有するノック部材と、 該ノック部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該ノック部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆圧
    伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から伝
    達される筆圧によって復帰可能に変位するように設けら
    れた筆圧伝達部材と、 該筆圧伝達部材に固着して設けられ、該筆圧伝達部材が
    前記筆圧によって変位したとき前記コイルに対して変位
    し、前記コイルのインダクタンスを変化させるように強
    磁性体によって構成された移動コアとを有することを特
    徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  8. 【請求項8】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 少なくとも、前記座標読取装置と結合するコイルを有す
    る共振回路と、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、後端部を押すことによって芯を繰り出す
    機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、該
    ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 前記共振回路に接続され、かつ前記シャープペンユニッ
    トとは前記筆圧伝達部位に接触して設けられ、前記シャ
    ープペンユニットの後端部を軸方向に押す力は前記筆圧
    伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から伝
    達される筆圧によって特性が変化するように設けられた
    筆圧検出素子とを有することを特徴とする座標読取装置
    のスタイラスペン。
  9. 【請求項9】 スタイラスペンによって座標読取装置の
    読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導する
    誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用す
    るスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 少なくとも、前記座標読取装置と結合するコイルを有す
    る共振回路と、 ペン先部および後端部が前記ペン軸から一部突出するよ
    うに支持され、後端部を押すことによって芯を繰り出す
    機能を有し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、該
    ペン先部は前記ペン軸に対して抵抗するように支持さ
    れ、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対しては、摺動可
    能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆圧を軸方向に
    伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットとは前記筆圧伝達部位に接触し
    て設けられ、該シャープペンユニットの後端部を軸方向
    に押す力は前記筆圧伝達部位から受けることなく、前記
    筆圧伝達部位から伝達される筆圧によって復帰可能に変
    位するように設けられた筆圧伝達部材と、 前記共振回路に接続され、かつ前記筆圧伝達部材に接触
    して設けられ、該筆圧伝達部材によって伝達される筆圧
    によって特性が変化するように設けられた筆圧検出素子
    とを有することを特徴とする座標読取装置のスタイラス
    ペン。
  10. 【請求項10】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    するスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 少なくとも、前記座標読取装置と結合するコイルを有す
    る共振回路と、 ペン先部が前記ペン軸から一部突出するように支持さ
    れ、後端部を押すことによって芯を繰り出す機能を有
    し、該後端部を軸方向に押す力に対しては、該シャープ
    ペンユニットのペン先部は前記ペン軸に対して抵抗する
    ように支持され、該ペン先部を軸方向に押す筆圧に対し
    ては、摺動可能にバネ性を有して支持されたシャープペ
    ンユニットと、 該シャープペンユニットの後端部を固着、または着脱自
    在に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出
    するように設けたノック部材であって、前記筆圧を軸方
    向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有するノック
    部材と、 該ノック部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該ノック部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆圧
    伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から伝
    達される筆圧によって復帰可能に変位するように設けら
    れた筆圧伝達部材と、 前記共振回路に接続され、また前記筆圧伝達部材に接触
    して設けられ、該筆圧伝達部材によって伝達される筆圧
    によって特性が変化するように設けられた筆圧検出素子
    とを有することを特徴とする座標読取装置のスタイラス
    ペン。
  11. 【請求項11】 前記筆圧検出素子は圧力検出可変抵抗
    器であることを特徴とする請求項8ないし10記載の座
    標読取装置のスタイラスペン。
  12. 【請求項12】 前記筆圧検出素子は圧力検出可変容量
    コンデンサであることを特徴とする請求項8ないし10
    記載の座標読取装置のスタイラスペン。
  13. 【請求項13】 前記ペン軸において、前記シャープペ
    ンユニットの後端部を軸方向に押す力に対して、該シャ
    ープペンユニットのペン先部を抵抗するように支持し、
    該支持する部分を前記ペン軸の他の部分とは着脱自在に
    設けたことを特徴とする請求項2ないし12記載の座標
    読取装置のスタイラスペン。
  14. 【請求項14】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    するスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 ボールペンユニットと、 該ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
    に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出す
    るように設け、後端部を操作することによって前記ペン
    軸に対する前記ボールペンユニットの位置を前後に移動
    させる機能を有し、操作によって前記ボールペンユニッ
    トのペン先部を前記ペン軸から突出させた状態におい
    て、前記ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す
    筆圧に対しては、摺動可能にバネ性を有して支持され、
    かつ前記筆圧を軸方向に伝達する筆圧伝達部位を有する
    繰り出し部材と、 該繰り出し部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆
    圧伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から
    伝達される筆圧のみを検出するように設けられた筆圧検
    出手段とを有することを特徴とする座標読取装置のスタ
    イラスペン。
  15. 【請求項15】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    するスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 前記座標読取装置と結合するコイルと、 ボールペンユニットと、 該ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
    に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出す
    るように設け、後端部を操作することによって前記ペン
    軸に対する前記ボールペンユニットの位置を前後させる
    機能を有し、操作によって前記ボールペンユニットのペ
    ン先部を前記ペン軸から突出させた状態において、前記
    ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧に対
    して、摺動可能にバネ性を有して支持され、かつ前記筆
    圧を軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有す
    る繰り出し部材と、 該繰り出し部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆
    圧伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から
    伝達される筆圧によって前記コイルに対して復帰可能に
    変位し、変位することによって前記コイルのインダクタ
    ンスを変化させるように強磁性体によって構成された移
    動コアとを有することを特徴とする座標読取装置のスタ
    イラスペン。
  16. 【請求項16】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    されるスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 前記座標読取装置と結合するコイルと、 ボールペンユニットと、 該ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
    に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出す
    るように設け、後端部を操作することによって前記ペン
    軸に対する前記ボールペンユニットの位置を前後させる
    機能を有し、操作によって前記ボールペンユニットのペ
    ン先部を前記ペン軸から突出させた状態において、前記
    ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧に対
    しては、摺動可能にバネ性を有して支持され、かつ前記
    筆圧を軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有
    する繰り出し部材と、 該繰り出し部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆
    圧伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部位から
    伝達される筆圧によって復帰可能に変位するように設け
    られた筆圧伝達部材と、 該筆圧伝達部材に固着して設けられ、該筆圧伝達部材が
    前記筆圧によって変位したとき前記コイルに対して変位
    し、前記コイルのインダクタンスを変化させるように強
    磁性体によって構成された移動コアとを有することを特
    徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  17. 【請求項17】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    されるスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 少なくとも、前記座標読取装置と結合するコイルを有す
    る共振回路と、 ボールペンユニットと、 該ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
    に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出す
    るように設け、後端部を操作することによって前記ペン
    軸に対する前記ボールペンユニットの位置を前後させる
    機能を有し、操作によって前記ボールペンユニットのペ
    ン先部を前記ペン軸から突出させた状態において、前記
    ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧に対
    しては、摺動可能にバネ性を有して支持され、かつ前記
    筆圧を軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有
    する繰り出し部材と、 前記共振回路に接続され、また前記繰り出し部材とは前
    記筆圧伝達部位に接触して設けられ、前記繰り出し部材
    の後端部を軸方向に押す力は前記筆圧伝達部位から受け
    ることなく、前記筆圧伝達部位から伝達される筆圧によ
    って特性が変化するように設けられた筆圧検出素子とを
    有することを特徴とする座標読取装置のスタイラスペ
    ン。
  18. 【請求項18】 スタイラスペンによって座標読取装置
    の読み取り面を指示したとき、該座標読取装置に誘導す
    る誘導信号を基に指示座標を求める座標読取装置で使用
    されるスタイラスペンであって、該スタイラスペンは、 筆記具形状のペン軸と、 少なくとも、前記座標読取装置と結合するコイルを有す
    る共振回路と、 ボールペンユニットと、 該ボールペンユニットの後端部を固着、または着脱自在
    に固定し、後端部が前記ペン軸の後端部から一部突出す
    るように設け、後端部を操作することによって前記ペン
    軸に対する前記ボールペンユニットの位置を前後させる
    機能を有し、操作によって前記ボールペンユニットのペ
    ン先部を前記ペン軸から突出させた状態において、前記
    ボールペンユニットのペン先部を軸方向に押す筆圧に対
    しては、摺動可能にバネ性を有して支持され、かつ前記
    筆圧を軸方向に伝達するように設けた筆圧伝達部位を有
    する繰り出し部材と、 該繰り出し部材とは前記筆圧伝達部位に接触して設けら
    れ、該繰り出し部材の後端部を軸方向に押す力は前記筆
    圧伝達部位から受けることなく、前記筆圧伝達部材から
    伝達される筆圧によって復帰可能に変位するように設け
    られた筆圧伝達部材と、 前記共振回路に接続され、また前記筆圧伝達部材に接触
    して設けられ、該筆圧伝達部材によって伝達された筆圧
    によって特性が変化するように設けられた筆圧検出素子
    とを有することを特徴とする座標読取装置のスタイラス
    ペン。
  19. 【請求項19】 前記筆圧検出素子は圧力検出可変抵抗
    器であることを特徴とする請求項17または18記載の
    座標読取装置のスタイラスペン。
  20. 【請求項20】 前記筆圧検出素子は圧力検出可変容量
    コンデンサであることを特徴とする請求項17または1
    8記載の座標読取装置のスタイラスペン。
  21. 【請求項21】 前記繰り出し部材は、後端を軸回りに
    回転させることによって前記ペン軸に対する前記ボール
    ペンユニットの位置を前後に移動させる機能を有する回
    転式繰り出し部材であることを特徴とする請求項14な
    いし20記載の座標読取装置のスタイラスペン。
  22. 【請求項22】 前記繰り出し部材は、後端を軸方向に
    押すことによって前記ペン軸に対する前記ボールペンユ
    ットの位置を前後に移動させる機能を有するノック式繰
    り出し部材であることを特徴とする請求項14ないし2
    0記載の座標読取装置のスタイラスペン。
  23. 【請求項23】 筆記具形状のペン軸と、該ペン軸内に
    格納された筆記具ユニットと、該筆記具ユニットの後端
    部を軸方向に押す力は検出せず、該筆記具ユニットのペ
    ン先部を軸方向に押す力を検出する筆圧検出手段とを有
    することを特徴とする座標読取装置のスタイラスペン。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至23に記載のスタイラス
    ペンと、 少なくとも、X、Y方向にそれぞれ配設された複数のセ
    ンスラインを有し、前記スタイラスペンによって指示さ
    れた位置を前記センスラインに誘導した誘導信号に基づ
    いて検出する座標読取装置とから構成される座標読取シ
    ステム。
JP28534095A 1995-11-01 1995-11-01 スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム Expired - Fee Related JP3195528B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28534095A JP3195528B2 (ja) 1995-11-01 1995-11-01 スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム
TW085113165A TW328574B (en) 1995-11-01 1996-10-29 Stylus pen and coordinate reading system using the same
DE69625317T DE69625317T2 (de) 1995-11-01 1996-10-30 Stift und diesen verwendendes Koordinatenablesesystem
EP96307835A EP0772149B1 (en) 1995-11-01 1996-10-30 Stylus pen and coordinate reading system using the same
CN96121932A CN1159030A (zh) 1995-11-01 1996-10-31 记录笔和使用该记录笔的坐标阅读系统
KR1019960051543A KR970028976A (ko) 1995-11-01 1996-11-01 스타일러스 펜
SG1996011028A SG55243A1 (en) 1995-11-01 1996-11-01 Stylus pen and coordinate reading system using the same
TW086102740A TW328572B (en) 1995-11-01 1997-03-06 The layout method for transistor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28534095A JP3195528B2 (ja) 1995-11-01 1995-11-01 スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09128131A true JPH09128131A (ja) 1997-05-16
JP3195528B2 JP3195528B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=17690292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28534095A Expired - Fee Related JP3195528B2 (ja) 1995-11-01 1995-11-01 スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0772149B1 (ja)
JP (1) JP3195528B2 (ja)
KR (1) KR970028976A (ja)
CN (1) CN1159030A (ja)
DE (1) DE69625317T2 (ja)
SG (1) SG55243A1 (ja)
TW (1) TW328574B (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030080950A (ko) * 2002-05-15 2003-10-17 배명철 터치스크린용 스타일러스펜과 샤프펜슬과의 결합
KR101361501B1 (ko) * 2012-07-17 2014-02-13 동현전자 주식회사 좌표계 위치 인식용 전자 필기구 및 이를 이용한 위치 인식 장치.
JP5959038B1 (ja) * 2015-03-06 2016-08-02 株式会社ワコム 電子ペン及び電子ペン用本体部
WO2016143498A1 (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 株式会社ワコム 電子ペン及び電子ペン用本体部
WO2016167264A1 (ja) * 2015-04-17 2016-10-20 株式会社ワコム 電子ペン
JP2018037014A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
WO2018043488A1 (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
JP2018041430A (ja) * 2016-09-02 2018-03-15 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
JP2018041457A (ja) * 2016-09-01 2018-03-15 三菱鉛筆株式会社 デジタイザシャープペンシル
JP2018097458A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社ワコム 電子ペン
JPWO2017183526A1 (ja) * 2016-04-22 2018-11-22 株式会社ワコム 電子ペンおよび電子ペン本体部
US10838520B2 (en) 2016-09-02 2020-11-17 Mitsubishi Pencil Company, Limited Handwriting input device
JP2021530064A (ja) * 2018-09-19 2021-11-04 ハンヴォン ユージー テクノロジー カンパニー リミテッドHanvon Ugee Technology Co., Ltd. パッシブ電磁インクペン

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249234B1 (en) 1994-05-14 2001-06-19 Absolute Sensors Limited Position detector
US6788221B1 (en) 1996-06-28 2004-09-07 Synaptics (Uk) Limited Signal processing apparatus and method
US6104387A (en) * 1997-05-14 2000-08-15 Virtual Ink Corporation Transcription system
WO1998054545A2 (en) 1997-05-28 1998-12-03 Absolute Sensors Limited Position transducer and method of manufacture
GB9720954D0 (en) 1997-10-02 1997-12-03 Scient Generics Ltd Commutators for motors
GB9721891D0 (en) 1997-10-15 1997-12-17 Scient Generics Ltd Symmetrically connected spiral transducer
US6184873B1 (en) 1998-01-20 2001-02-06 Electronics For Imaging, Inc. Pen positioning system
US6191778B1 (en) 1998-05-14 2001-02-20 Virtual Ink Corp. Transcription system kit for forming composite images
US6100877A (en) * 1998-05-14 2000-08-08 Virtual Ink, Corp. Method for calibrating a transcription system
US6147681A (en) * 1998-05-14 2000-11-14 Virtual Ink, Corp. Detector for use in a transcription system
US6211863B1 (en) 1998-05-14 2001-04-03 Virtual Ink. Corp. Method and software for enabling use of transcription system as a mouse
US6111565A (en) * 1998-05-14 2000-08-29 Virtual Ink Corp. Stylus for use with transcription system
US6124847A (en) * 1998-05-14 2000-09-26 Virtual Ink, Corp. Collapsible detector assembly
US6232962B1 (en) 1998-05-14 2001-05-15 Virtual Ink Corporation Detector assembly for use in a transcription system
US6177927B1 (en) 1998-05-14 2001-01-23 Virtual Ink Corp. Transcription system kit
GB9811151D0 (en) 1998-05-22 1998-07-22 Scient Generics Ltd Rotary encoder
AU769964B2 (en) * 1998-11-27 2004-02-12 Synaptics (Uk) Limited Position sensor
KR100658521B1 (ko) * 1999-05-03 2006-12-15 엘지.필립스 엘시디 주식회사 터치패널 구동장치
DE60227174D1 (de) * 2001-05-21 2008-07-31 Synaptics Uk Ltd Positionssensor
US6727439B2 (en) * 2002-01-28 2004-04-27 Aiptek International Inc. Pressure sensitive pen
US7907130B2 (en) 2002-06-05 2011-03-15 Synaptics (Uk) Limited Signal transfer method and apparatus
GB0319945D0 (en) 2003-08-26 2003-09-24 Synaptics Uk Ltd Inductive sensing system
GB2461448B (en) 2007-05-10 2011-08-31 Cambridge Integrated Circuits Ltd Transducer
KR100950946B1 (ko) * 2008-05-19 2010-04-02 영광정공(주) 터치감을 갖는 스타일러스 펜
GB2488389C (en) 2010-12-24 2018-08-22 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
GB2503006B (en) 2012-06-13 2017-08-09 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
KR20140048655A (ko) * 2012-10-16 2014-04-24 주식회사 더한 필압 감지 기능을 갖는 전자펜
KR102179156B1 (ko) * 2013-07-12 2020-11-16 삼성전자주식회사 전자 장치의 입력 장치 및 그를 이용한 입력 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2584836B1 (fr) * 1985-07-09 1992-06-19 Farel Alain Procede de saisie informatique de donnees graphiques concomitante a leur creation
US4786764A (en) * 1987-03-20 1988-11-22 Summagraphics Corporation Digitizer stylus with pressure transducer
JPS63286924A (ja) * 1987-05-20 1988-11-24 Amada Metrecs Co Ltd 電子式製図装置の入力ペン
CA2098419A1 (en) * 1992-09-28 1994-03-29 Greg P. Fitzpatrick Method and apparatus for interacting with a user interface for a pen-based computing system
JP2717774B2 (ja) * 1995-01-13 1998-02-25 株式会社ワコム 感圧素子及び感圧機能付スタイラスペン

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030080950A (ko) * 2002-05-15 2003-10-17 배명철 터치스크린용 스타일러스펜과 샤프펜슬과의 결합
KR101361501B1 (ko) * 2012-07-17 2014-02-13 동현전자 주식회사 좌표계 위치 인식용 전자 필기구 및 이를 이용한 위치 인식 장치.
JP5959038B1 (ja) * 2015-03-06 2016-08-02 株式会社ワコム 電子ペン及び電子ペン用本体部
WO2016143498A1 (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 株式会社ワコム 電子ペン及び電子ペン用本体部
US10459539B2 (en) 2015-03-06 2019-10-29 Wacom Co., Ltd. Electronic pen and electronic pen main body
WO2016167264A1 (ja) * 2015-04-17 2016-10-20 株式会社ワコム 電子ペン
KR20170138446A (ko) * 2015-04-17 2017-12-15 가부시키가이샤 와코무 전자 펜
JPWO2016167264A1 (ja) * 2015-04-17 2018-02-15 株式会社ワコム 電子ペン
US10474253B2 (en) 2015-04-17 2019-11-12 Wacom Co., Ltd. Electronic pen including a pressing member having an extension that extends along an outer wall of a writing-pressure detector
JPWO2017183526A1 (ja) * 2016-04-22 2018-11-22 株式会社ワコム 電子ペンおよび電子ペン本体部
JP2018041457A (ja) * 2016-09-01 2018-03-15 三菱鉛筆株式会社 デジタイザシャープペンシル
JP2018041430A (ja) * 2016-09-02 2018-03-15 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
WO2018043488A1 (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
JP2018037014A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 三菱鉛筆株式会社 手書き入力装置
US10838520B2 (en) 2016-09-02 2020-11-17 Mitsubishi Pencil Company, Limited Handwriting input device
JP2018097458A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社ワコム 電子ペン
JP2021530064A (ja) * 2018-09-19 2021-11-04 ハンヴォン ユージー テクノロジー カンパニー リミテッドHanvon Ugee Technology Co., Ltd. パッシブ電磁インクペン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3195528B2 (ja) 2001-08-06
SG55243A1 (en) 1998-12-21
EP0772149A1 (en) 1997-05-07
KR970028976A (ko) 1997-06-26
TW328574B (en) 1998-03-21
DE69625317D1 (de) 2003-01-23
EP0772149B1 (en) 2002-12-11
CN1159030A (zh) 1997-09-10
DE69625317T2 (de) 2003-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09128131A (ja) スタイラスペン及びそのスタイラスペンを使用した座標読取システム
US5461204A (en) Segmented-core inductance in stylus for EM-graphical tablet
US6727439B2 (en) Pressure sensitive pen
JP2717774B2 (ja) 感圧素子及び感圧機能付スタイラスペン
US8063322B2 (en) Position indicator and coordinate input device
CN106462262B (zh) 位置指示器和位置指示器用芯状物
US5565632A (en) Pressure sensitive stylus pen
JP6452185B2 (ja) 電子ペンおよび電子ペン本体部
JP2767098B2 (ja) 位置指示ユニット及びスタイラスペン
KR102040617B1 (ko) 펜형 좌표지시기
CN107533387B (zh) 电子笔
EP0704078A1 (en) Segmented-core inductance in stylus for em-graphical tablet
WO2016121478A1 (ja) 位置指示器
WO2016129614A1 (ja) 位置指示器
JP5869193B1 (ja) 位置指示器及び位置指示器用カートリッジ
TWI745409B (zh) 多功能電子筆
USRE34095E (en) Digitizer stylus with pressure transducer
CN108139818B (zh) 具有可调整的握持直径的触控笔
JP7299885B2 (ja) 電子ペン
US12001618B2 (en) Knock-type electronic pen including first and second position indicators located at different ends of a tubular casing
US10838520B2 (en) Handwriting input device
JP4119174B2 (ja) 入力ペン
JP6858546B2 (ja) 手書き入力装置
JP2022171167A (ja) 電子ペン用芯体及び電子ペン本体部
JP3088825B2 (ja) 座標入力装置の入力器具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees