JPH09126652A - 蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置 - Google Patents

蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置

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JPH09126652A
JPH09126652A JP7282750A JP28275095A JPH09126652A JP H09126652 A JPH09126652 A JP H09126652A JP 7282750 A JP7282750 A JP 7282750A JP 28275095 A JP28275095 A JP 28275095A JP H09126652 A JPH09126652 A JP H09126652A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型・簡便でエネルギー効率の高い蒸気再圧
縮式真空濃縮乾燥装置を提供する。 【解決手段】 廃棄物を入れる真空タンク(1)、水蒸
気圧縮機(2)、前記タンク(1)と熱的に結合された
水蒸気凝縮器(3)、不凝縮性ガスを自発的に排出する
不凝縮性ガス排出手段(4)、および凝縮水を自発的に
排出する凝縮水排出手段(5)により構成し、真空タン
ク(1)から水蒸気圧縮機(2)に、水蒸気圧縮機
(2)から水蒸気凝縮器(3)に、水蒸気凝縮器(3)
から分岐して不凝縮性ガス排出手段(4)および凝縮水
排出手段(5)にそれぞれ配管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含水性廃棄物、例
えば生ごみ、廃魚、汚泥の脱水・乾燥や廃液の濃縮など
に用いる蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水分を多量に含む廃棄物、たとえ
ば有機性廃棄物や汚泥などは、そのままでは焼却できず
腐敗し易いため、処理に多大の労力をかけている。また
メッキ排水や写真廃液などでは、処理が困難なため海洋
投棄も行われているが、これは国際的にも禁止される方
向にある。
【0003】水分を多く含んだ可燃性の廃棄物であって
も、水分を蒸発させ含水率を下げることにより、僅かの
助燃剤で焼却できるし、自燃するものはエネルギー源に
できる。有機性廃棄物ではコンポスト化が容易になり、
廃液では輸送コストが下がるので資源回収の道も開くこ
とができる。
【0004】しかしながら水分を蒸発させるには、水の
大きな蒸発潜熱(100℃で2,257kJ/kg)に
相当する熱量を加えねばならないため、莫大な熱エネル
ギーが必要である。
【0005】一方、従来より含水性廃棄物を真空にして
乾燥させる技術が実用化されている。これらは、廃棄物
を入れた気密容器を真空ポンプで低圧に引くと同時に、
ボイラーからの温水または蒸気により真空容器を加熱し
て、中の水分を蒸発させる仕組みである。発生した蒸気
はクーリングタワーからの冷却水によって凝縮させ、水
封式の真空ポンプを使って排水している。
【0006】水の沸点は大気圧以下にすれば100℃よ
りも下がるため、廃棄物の熱による変成を少なくして速
やかに乾燥させるばかりでなく、臭気の拡散も防ぐこと
ができる。またアルコール等の可燃性物質を含む廃棄物
も、安全に乾燥させることができる。ただし水の蒸発潜
熱は、真空にしても小さくなる訳ではないので(逆に沸
点が下がると蒸発潜熱は僅かに大さくなる、例えば50
℃で2,383kJ/kg)、乾燥に要する熱エネルギ
ーを減らすことはできない。
【0007】蒸発に要する熱エネルギーを減らす技術と
して、従来より多段フラッシュ技術や蒸気再圧縮技術が
知られている。いずれの技術も、蒸発した水蒸気を圧縮
して熱交換器で凝縮(液化)させ、その際の凝縮潜熱を
水の蒸発に使うもので、原理的に高いエネルギー効率が
可能である。
【0008】特に蒸気再圧縮法は構造が比較的簡単であ
り、電力による効率的な運転が可能なため、廃液濃縮に
実用化されている。しかし、こうした装置は、遠心式圧
縮機を用いた大型機(数十kW以上)が主であり、抽気
用の真空ポンプや排水ポンプなど補助装置が必要など構
造が複雑で高価となり、用途も廃液の濃縮程度に限られ
ていた。
【0009】この他に、ヒートポンプの原理によりエネ
ルギー効率の良好な真空蒸発装置が実用化されている。
これは、廃液を入れた気密容器を水エゼクターや真空ポ
ンプにより真空に引き、HCFC−22(フロン)など
の冷媒によるヒートポンプを使って(冷媒蒸発器で)水
蒸気の凝縮潜熱を吸収し、(冷媒凝縮器で)水に蒸発潜
熱を与えるものである。
【0010】既存の冷媒(ヒートポンプ)部品を使える
のが利点であるが、冷媒(フロン)や冷凍機油の熱分解
の恐れがあるため、加熱温度を高く出来ず(60、70
℃止まり)、水と冷媒の熱交換も必要なので、成績係数
(加熱量を電気入力で除したもの)は3〜5程度と推定
される。これに対して、蒸気再圧縮法では加熱温度が高
く取れるうえ、成績係数は10以上が容易に得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、蒸気再圧縮
の原理を用い、小型・簡便でエネルギー効率の高い真空
濃縮乾燥装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、廃棄物
を入れる真空タンク、その真空タンクからの水蒸気を圧
縮する水蒸気圧縮機、前記タンクの内部に設けてタンク
と熱的に結合された水蒸気凝縮器、水蒸気凝縮器からの
不凝縮性ガスを自発的に排出する不凝縮性ガス排出手
段、および水蒸気凝縮器からの凝縮水を自発的に排出す
る凝縮水排出手段により構成している。
【0013】そして、前記水蒸気圧縮機の温度を所定温
度に保つための圧縮機温度保持手段を備えている。
【0014】また、前記蒸気配管から水蒸気を外部へ排
出して温度を下げる水蒸気排出手段を備えている。
【0015】また、前記凝縮水排出手段に連結し、フラ
ッシュ蒸気を分離して前記真空タンク内に戻すフラッシ
ュ蒸気戻し手段を備えている。
【0016】本発明によれば、含水性廃棄物を入れた真
空タンクからまず空気が水蒸気圧縮機により排除され、
水蒸気圧縮機の吐出空気は水蒸気凝縮器を通って真空タ
ンク内の廃棄物を加熱して不凝縮性ガス排出手段により
排出される。こうして真空タンク内は圧力が下がり、廃
棄物は加熱されるので水分は蒸発し、水蒸気は水蒸気圧
縮機で圧力が高められて水蒸気凝縮器で凝縮水となって
凝縮水排出手段により排出される。この際、水蒸気凝縮
器において凝縮熱により真空タンク内の廃棄物はさらに
加熱される。こうして真空タンク内の廃棄物は乾燥さ
れ、廃液は濃縮される。
【0017】そして、圧縮機温度保持手段により、例え
ば、水蒸気凝縮器で一部液化した水蒸気を用いて水蒸気
圧縮機を所定温度に維持され、また、水蒸気排出手段に
より、系が過熱した場合は水蒸気を一部排出して温度を
下げる。そして、凝縮水排出手段から排出された凝縮水
から発生するフラシュ蒸気をフラシュ蒸気戻し手段によ
りタンク内に戻し、熱が回収される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0019】図1に示す本発明の実施例は、廃棄物Wを
入れる真空タンク1、水蒸気を圧縮する水蒸気圧縮機
2、前記真空タンク1内に設けられた水蒸気凝縮器3、
空気などの不凝縮性ガスを抽気ポンプや真空ポンプを用
いず自発的に排出する不凝縮性ガス排出手段としてのレ
リーフ弁4、および凝縮水をポンプ等を用いず自発的に
排出する凝縮水排出手段としてのスチームトラップ5で
構成されている。そして、真空タンク1より水蒸気圧縮
機2へ低圧蒸気配管6aが、水蒸気圧縮機2より水蒸気
凝縮器3へ高圧側蒸気配管6bが配設され、水蒸気凝縮
器3からは二方に分岐し、一方はレリーフ弁4を介して
不凝縮性ガスの排出口へ、他方はスチームトラップ5を
介して凝縮水排出口へ配管されている。真空タンク1
は、廃棄物投入口Eおよび廃棄物排出口Fを有し、真空
に耐える強度を持ち、そして、外部は断熱されているこ
とが望ましい。水蒸気圧縮機2は真空ポンプの機能を有
し、そして、シリンダの潤滑にオイルを使わないオイル
フリー型の容積式圧縮機、例えば、揺動式、往復式、ス
クリュー式、ルーツ式、ロータリ式等が望ましい。な
お、符号2mは圧縮機駆動用のモータを示している。水
蒸気凝縮器3はタンク内の廃棄物Wと熱交換するため真
空タンクと熱的に連結されのものでコイル状のもの、あ
るいはタンク1を2重壁としたものなどいずれでもよ
い。
【0020】次に運転操作について述べる。先ず真空タ
ンク1中に含水性廃棄物Wを入れ、蓋を閉めて気密状態
にする。次に水蒸気圧縮機2を起動すると、空気が排除
されるためにタンク1内の圧力が下がる。この際に水蒸
気圧縮機2の吐出空気の温度が上がり、水蒸気凝縮器3
を通過する際に廃棄物Wを暖める。空気は凝縮しないの
で吐出圧力は上昇し、設定圧力、例えば1.5気圧(1
52kPa)以上になればレリーフ弁4が開いて空気が
排出され、真空タンク1内の空気が排除されることによ
り容器内の圧力は下がって行く。
【0021】水蒸気圧縮機2の真空引き能力が高けれ
ば、常温でも水を沸騰させることができる。例えば25
℃では、タンク1内部の圧力が3kPaまで下がれば水
が沸騰する。前述の吐出空気の昇温により廃棄物Wの温
度が上がるために、沸騰し易くなる(例えば40℃では
7kPa)ことが予想できる。こうして蒸発した水蒸気
は、水蒸気凝縮器3で凝縮することにより更に廃棄物W
を加熱する。凝縮水はスチームトラップ5から排出され
る。こうした運転を継続することにより、真空タンク1
内の温度が徐々に上がり、定格運転状態に達する。定格
運転状態とは、例えばタンク1内が90℃、70kPa
で、例えば水蒸気凝縮器3内飽和温度が110℃、14
3kPaを指す。
【0022】凝縮圧力は大気圧(101kPa)よりも
高いので、凝縮水および空気を主体とする不凝縮性ガス
はそれぞれの弁5、4から排出される。
【0023】この時の運転状態を図2に示す公知の圧力
・エンタルピ線図で説明する。図2の縦軸は水(水蒸
気)の圧力、横軸はエンタルピを示し、ここで、廃棄物
W中の水は点Aの状態から蒸発し、点Bで完全に水蒸気
になる。この水蒸気を水蒸気圧縮機2で圧縮して点Cの
状態にする。点Cは過熱蒸気である。次にこの圧力と温
度の上昇した水蒸気を水蒸気凝縮器3に導き、ここで完
全に液化させて点Dに至る。
【0024】図2では圧力損失が無く、水蒸気圧縮機2
では断熱圧縮されるように理想化して描かれているが、
実際の圧縮行程はポリトロープ圧縮であり、配管の圧力
損失も生ずる。しかしながら点Bから点Cへの少ない入
力(電力)で、点Aから点Bへの大きな蒸発熱量を与え
ることができるため、エネルギー効率が極めて高いこと
が理解できる。
【0025】このようにして真空タンク1内の水を蒸発
させることにより廃棄物Wは乾燥し、廃液の場合には濃
縮される。
【0026】図3には、前記図1に示した装置に、さら
に機能を向上させるための機器・装置が付加された例が
示されている。
【0027】すなわち、圧縮機温度保持手段として、真
空タンク1内に、第1の凝縮器3aおよび第2の凝縮器
3bの2機が設けられ、水蒸気圧縮機2から第1の凝縮
器3aに第1の高圧側蒸気配管6bが配管され、第1の
凝縮器3aの出口側から水蒸気圧縮機2のジャケット1
0に第2の高圧側蒸気配管6cが、そしてジャッケット
10の出口側から第2の凝縮器3bに配管されている。
【0028】この圧縮機温度保持手段により、第1の凝
縮器3aで一部液化した水蒸気は圧縮機2のジャケット
10に戻り水蒸気圧縮機2の要部を冷却した後、さらに
第2の凝縮器3bで凝縮される。水蒸気圧縮機2は過熱
すると材質的な損傷を生じ、一方、冷え過ぎると水蒸気
圧縮機2内部で水が凝縮し液圧縮により水蒸気圧縮機2
が破損することがある。この圧縮機温度保持手段によっ
て水蒸気圧縮機2は適度な温度を維持することができ、
上記の不具合は防止され、さらに、水蒸気圧縮機2の排
熱を真空タンク1内の水分蒸発に利用することができ
る。
【0029】そして、水蒸気排出手段として、第1の高
圧側蒸気配管6bから分岐して蒸気抜き弁11が設けら
れている。本装置の蒸気系の温度が上がり過ぎた場合
に、この弁11を開いて水蒸気の一部を捨てることで温
度を下げることができる。
【0030】また、フラッシュ蒸気戻し手段として、前
記スチームトラップ5の凝縮水排出口にフラシュ蒸気セ
パレータ12aが設けられ、ガスパージャー12bを介
して真空タンク1に配管されている。これにより、スチ
ームトラップ5から排出された凝縮水は減圧されてフラ
ッシュ蒸気を発生し、セパレータ12aで分離されてタ
ンク1に戻され、熱が回収される。
【0031】また、補助ヒータ13が真空タンク1内に
設けられている。この補助ヒータ13は電熱、またはス
チームで加熱され、始動時の昇温を速やかにする。
【0032】また、撹拌機14が真空タンク1内に設け
られている。この撹拌機14で廃棄物Wを撹拌すること
によって、水蒸気凝縮器3との伝熱が促進され、廃棄物
Wが盛り換えされる。
【0033】そして、サーミックベント15がレリーフ
弁4と並列に設けられている。これにより、レリーフ弁
4の作動圧以下において不凝縮性ガス、すなわち空気を
排出することができる。
【0034】なお、本装置において廃棄物中に油を混ぜ
れば、固形廃棄物の隙間を油が埋め、伝熱性能を改善す
る効果がある。廃棄物を後工程で焼却して発電等で熱利
用する場合には油の混入は問題を生じない。油は食料油
や鉱物油の廃油でよいので、廃油処理も同時に行うこと
が可能になる。また、魚、獣肉、野菜等の食品かすを本
装置により天ぷら処理した後、脱脂・粉砕して飼料など
に加工することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記の優れた効果を奏する。 (1) 運転効率が高いため、乾燥・濃縮工程の大幅な
省エネルギーが可能になる。 (2) 補機類が少なく、構造が筒単なため製作費が低
い。またメンテナンスも容易である。 (3) 電力利用なので操作が容易である。 (4) 小型化が可能。 (5) 排水処理、臭気対策が容易になる。 (6) 火を使わないので、アルコール等の可燃性物質
を含む廃棄物も、安全に乾燥させることができる。 (7) 以上の理由により廃棄物のリサイクルや適正処
理が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す系統図。
【図2】本発明の運転状態を説明する水の圧力・エンタ
ルピ線図。
【図3】本発明の別の実施例の構成を示す系統図。
【符号の説明】
1・・・真空タンク 2・・・水蒸気圧縮機 3、3a、3b・・・凝縮器 4・・・レリ−フ弁 5・・・スチームトラップ 6a・・・低圧側蒸気配管 6b・・・第1の高圧側蒸気配管 6c・・・第2の高圧側蒸気配管 10・・・ジャッケット 11・・・蒸気抜き弁 12a・・・フラッシュ蒸気セパレータ 12b・・・ガスパージャ 13・・・補助ヒータ 14・・・撹拌装置 15・・・サーミックベント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を入れる真空タンク、その真空タ
    ンクからの水蒸気を圧縮する水蒸気圧縮機、前記タンク
    の内部に設けてタンクと熱的に結合された水蒸気凝縮
    器、水蒸気凝縮器からの不凝縮性ガスを自発的に排出す
    る不凝縮性ガス排出手段、および水蒸気凝縮器からの凝
    縮水を自発的に排出する凝縮水排出手段により構成した
    ことを特徴とする蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記水蒸気圧縮機の温度を所定温度に保
    つための圧縮機温度保持手段を備えた請求項1記載の蒸
    気再圧縮式真空濃縮乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸気配管から水蒸気を外部へ排出し
    て温度を下げる水蒸気排出手段を備えた請求項1または
    請求項2記載の蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記凝縮水排出手段に連結し、フラッシ
    ュ蒸気を分離して前記真空タンク内に戻すフラッシュ蒸
    気戻し手段を備えた請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置。
JP28275095A 1995-10-31 1995-10-31 蒸気再圧縮式真空濃縮乾燥装置 Expired - Lifetime JP3147142B2 (ja)

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EP96935497A EP0798525A4 (en) 1995-10-31 1996-10-30 VACUUM DRYING APPARATUS OF THE VAPOR RECOMPRESSION TYPE
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