JPH09126137A - ローラ式輸液装置 - Google Patents

ローラ式輸液装置

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JPH09126137A
JPH09126137A JP31370095A JP31370095A JPH09126137A JP H09126137 A JPH09126137 A JP H09126137A JP 31370095 A JP31370095 A JP 31370095A JP 31370095 A JP31370095 A JP 31370095A JP H09126137 A JPH09126137 A JP H09126137A
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JP
Japan
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guide member
infusion tube
tension
discharge side
rotor
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JP31370095A
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English (en)
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Masatoshi Akahori
雅俊 赤堀
Masanobu Oishi
昌延 大石
Yasushi Ogi
靖 御木
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Nikkiso Co Ltd
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Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ式輸液装置の輸液チューブのしごき部
の長さのバラツキに基因する輸液流量の誤差を小さく
し、輸液装置のシール不良やモータの脱調を防止する。 【解決手段】 輸液装置の輸液チューブの吸入側又は吐
出側の係合部を可動調整可能なガイド部材で位置調整し
て固定し、輸液チューブの設定時のしごき部の張力を一
定にする。前記ガイド部材をスプリング等の弾性部材と
連結しても良く、手動式のスライド手段を用いても良
く、更にしごき部の張力を測定してモータの制御によっ
て調整するようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のローラを同
一円周上に配置されて成るロータの回転に従って薬液等
の液体を送液するローラ式輸液装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラ式輸液装置の例を図7
(A),(B)に示して説明する。同図(A)は側面図
であり、同図(B)は正面図である。
【0003】装置本体10の正面パネルには、モータ
(例えばステッピングモータ)15によって図示X方向
に一定速度で回転されるロータ11が配設されており、
ロータ11は2枚の平行円板11A及び11Bの間に、
回転自在にかつ同一円周上で周設された3本のローラ1
11〜113で一体的に構成されている。ロータ11の
上方の正面パネルには、ロータ11の中心位置とは少し
ずれた位置にガイド部材12が配設されており、図8に
示すような可撓性の輸液チューブ13の吸入側の係合部
としてのドリップチャンバ132が、ガイド部材12の
ロート状のガイド部121に係合されて保持、固定さ
れ、輸液チューブ13のしごき部131はロータ11の
ローラ111〜113に1回巻回され、吐出側の係合部
133がガイド部材14に固定されている。尚、輸液チ
ューブ13のしごき部131は外径が5.5±0.1ミ
リメートルであり、内径は3.5±0.05ミリメート
ルとなっている。
【0004】このような構成において、輸液チューブ1
3には薬液等の流体が注入若しくは吸入されており、流
れる全液はドリップチャンバ132で滴下され、流体の
滴下によって液が流れていることを確認できると共に、
気泡が除去されるようになっている。そして、モータ1
5によってロータ11を図7(B)に示す如くX方向に
一定速度で回転することにより、3本のローラ111〜
113に巻回された輸液チューブ13のしごき部131
の内径がローラ111〜113の回転圧によって狭小化
され、その狭小化に伴って内部の流体が移動することに
よって送液することができる。この場合、輸液チューブ
13の吸入側のドリップチャンバ132がガイド部材1
2のガイド部121で固定され、吐出側の係合部133
はガイド部材14で固定されているので、ロータ11の
回転に従って輸液チューブ13がロータ11に巻取られ
ることもなく、ロータ11の回転に従って円滑に送液す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】輸液チューブ13のし
ごき部131の長さは、図8に示すようにドリップチャ
ンバ132の端部から吐出側の係合部133までの距離
であり、通常180±2ミリメートルとなっており、し
ごき部131の長さ精度の許容範囲が非常に狭く、しご
き部131の長さが輸液流量の精度に直接影響する。即
ち、しごき部131の長さが1ミリメートル長くなると
約1%流量が増加し、1ミリメートル短かくなると約1
%流量が減少する。そして、しごき部131の長さが規
定の180±2ミリメートルを外れた場合で、長すぎた
ときには輸液装置のシール不良といった不都合が生じ、
短かすぎたときには輸液装置ヘッドの負荷トルクが上が
りすぎ、モータ15が脱調してしまうといった不都合が
生じる。実際の不良率を示すと、輸液チューブ13のサ
ンプル数218本に対してしごき部131の長さが18
0±2ミリメートルに収まった本数が115本(53
%)であったという例もあり、しごぎ部の長さに大きな
バラツキが生じているのが実情である。
【0006】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、輸液チューブのしごき部の
長さのバラツキに基因する輸液流量の誤差を小さくし、
輸液装置のシール不良やモータの脱調を防止するように
したローラ式輸液装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一円周上に
複数のローラが配置されて成るロータに輸液チューブの
しごき部が巻回されると共に、前記輸液チューブの吸入
側及び吐出側の各係合部がそれぞれ固定されて成り、前
記ロータの回転に従って前記吐出側より送液するように
なっているローラ式輸液装置に関するもので、本発明の
上記目的は、前記吸入側又は吐出側の所定部を移動する
ことによって可動調整可能なガイド部材を設け、前記輸
液チューブの設定時に前記しごき部の張力を一定にする
ことによって達成される。
【0008】又、本発明の上記目的は、前記吸入側又は
吐出側の係合部を一端側で固定すると共に、他端側の一
側面に切欠を付設されたガイド部材と、前記輸液チュー
ブに沿って輸液装置本体に設けられ、前記ガイド部材の
ほぼ中央部を摺動させるガイドシャフトと、前記ガイド
シャフトに並設され、前記ガイド部材の切欠と係合する
ネジシャフトと、前記切欠を前記ネジシャフトに押圧す
るために前記ガイド部材に装着された弾性部材とを設
け、前記ガイド部材を前記ガイドシャフトを支点として
回動させ、前記切欠を前記ネジシャフトより脱出させて
前記ガイド部材を前記ガイドシャフトに沿って摺動さ
せ、前記輸液チューブの設定時に前記しごき部の張力を
一定にして後に前記弾性部材を介して前記切欠を前記ネ
ジシャフトに係合させることによっても達成され、更
に、前記吸入側又は吐出側の係合部を一端側で固定する
と共に、他端側がスクリューシャフトに螺合されたガイ
ド部材と、前記スクリューシャフトを回転駆動するモー
タと、前記モータの駆動電流を検出することによって前
記チューブの張力を判定する張力測定回路と、前記モー
タの回転を制御する制御回路とを設け、前記輸液チュー
ブの設定時に前記張力測定回路の測定結果より前記しご
き部の張力を一定にすることによっても達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、ローラ式輸液装置の
輸液チューブのしごき部の長さが多少バラついても、輸
液チューブの設定時に張力を調整して一定にするように
している。そのために、輸液チューブの吸入側又は吐出
側の係合部を可動にして、張力を自由にもしくは自動的
に調整できるようにしている。
【0010】図1は本発明の第1の実施例を図7に対応
させて示しており、A−A矢視図は図2に示され、B−
B矢視図は図3に示されている。本実施例ではガイド部
材14を装置本体10に固着するのではなく、装置本体
10内のステータ20に正面パネルの開口部21を通し
て連結されており、ステータ20の上部にはL字状のブ
ラケット22が結合されている。ブラケット22の固定
側と反対側の一端と、装置本体10の底面にネジ24を
介して取付けられた調整プレート25との間には弾性部
材としてのスプリング23が懸架されている。ステータ
20は図2及び図3に詳細を示すように、両サイドに配
設されたガイド201及び202の溝に係合するように
なっており、ステータ20はガイド201及び202に
沿って自由に摺動するようになっている。又、輸液チュ
ーブ13の吐出側の係合部133は、ガイド部材14の
先端部の凹部141に係合して固定されるようになって
いる。
【0011】このような構成において、ステータ20は
ガイド201及び202に沿って上下方向にフリーに可
動であり、ガイド部材14の凹部141に輸液チューブ
13の吐出側の係合部133が固定されていないとき
は、スプリング23の弾性作用によって常時下方側に引
張られて最下位置となっている。この状態で輸液チュー
ブ13を設定し、ガイド部材13の凹部141に輸液チ
ューブ13を係合させて固定すると、輸液チューブ13
のしごき部131の長さに応じてステータ20はスプリ
ング23の弾性力とバランスし、ある位置で停止状態と
なる。これにより輸液チューブ13のしごき部131が
設定時に常に一定の張力となり、しごき部131の長さ
のバラツキによる影響を除去できる。尚、調整プレート
25はネジ24によって高さを調整できるようになって
おり、調整プレート25の高さを適宜調整することによ
ってバランス時のしごき部131の張力を所望値とする
ことができる。本例ではスプリング23によってステー
タ20位置を調整するようにしているが、移動磁場によ
る付勢力(モノレール方式)を利用したり、重りによる
重力によることも可能である。
【0012】図4は本発明の第2の実施例を図7に対応
させて示しており、同図(A)は側面構造図を示し、同
図(B)は正面図である。又、図4(A)のC−C矢視
図は図5のようになっている。本実施例では、輸液チュ
ーブ13の吐出側の係合部133はガイド部材30で固
定されており、ガイド部材30は装置本体10の正面パ
ネルに矩形状に開口された開口部40を通して上下動す
るようになっている。更に装置本体10側には上下一対
の固定板41及び42が開口部40の上下端に設けられ
ており、固定板41及び42の間には丸棒のガイドシャ
フト43と、ネジ溝を付せられたネジシャフト44とが
垂設されている。そして、ガイド部材30の平面構造は
図5に示すようになっており、開口部40より突出した
先端部分には輸液チューブ13の吐出側係合部133を
保持して固定するための凹部31が設けられており、中
央部にはガイドシャフト43を貫通してここを支点とし
て回動(Y−Y′方向)するための穴32が設けられ、
更に後端部の一側面にはネジシャフト44のネジ溝に押
圧して係合するための半円状凹部33が設けられてい
る。又、ガイドシャフト43及びネジシャフト44の両
側には隔壁45及び46が配設されており、ガイド部材
30の後端部の他側面と隔壁45との間にはスプリング
47が懸架され、隔壁45に結合されたスプリング47
はガイド部材30の上下動に従って上下に摺動するスラ
イド機構となっている。更に図4(B)に示すように、
装置本体10の正面パネルには、ガイド部材30の位
置、つまり輸液チューブ13のしごき部131の長さを
示すスケール50が付せられている。
【0013】このような構成において、輸液チューブ1
3のしごき部131の吐出側係合部133はガイド部材
30の凹部31に固定され、ガイド部材30は通常はス
プリング47の弾性作用によって図5の実線の如く、半
円状凹部33がネジシャフト44に押圧されて位置を固
定されている(例えば図4(A),(B)の実線固定部
材位置)。この固定状態からガイド部材30を上下動す
る場合、先ず図5に示すようにガイド部材30をガイド
シャフト44(穴32)を支点としてY方向に回動し、
半円状凹部33をスプリング47の弾性作用に抗してネ
ジシャフト44から脱出させ、この状態(図5の破線状
態)でガイド部材30を上下させることによってガイド
シャフト43に沿って摺動させることができ、ガイド部
材30の移動に従ってスプリング47も上下動する。こ
の場合、ガイド部材30の位置はスケール50によって
読取ることができ、所定位置に達したときに手を離せば
ガイド部材30はスプリング47の弾性作用によって
Y′方向に回動され、半円状凹部33がネジシャフト4
4に押圧されることによってガイド部材30は所定位置
に固定される(例えば図4(A)及び(B)の破線位
置)。以上の操作により輸液チューブ13のしごき部1
31の長さ、つまり設定時の張力を所望の値にすること
ができる。
【0014】図6は本発明の第3の実施例を図7に対応
させて示しており、同図(A)は回路結線図及び側面構
造図を示し、同図(B)は正面図である。本実施例では
ガイド部材14は、モータ60によって回転されるスク
リューシャフト61との螺合によって上下動されるよう
になっており、ガイド部材14の移動範囲の正面パネル
には矩形状の開口部64が設けられている。また、ガイ
ド部材14の下限位置には光電スイッチ62が設けら
れ、上限位置には光電スイッチ63が設けられており、
その各スイッチ信号はモータ60の回転速度を制御する
速度制御回路70に入力されている。モータ60にはモ
ータ回転に応じてパルスを発生するパルス発生器71が
接続されており、パルス発生器71の出力は回転速度測
定回路72に入力されてモータ60の回転速度が測定さ
れ、その測定結果は速度制御回路70に入力される。張
力測定回路73は、モータ60を駆動する電流値から輸
液チューブ13のしごき部131の張力を測定し、その
測定結果を速度制御回路70に入力している。尚、本例
の張力測定回路73は、モータ60の駆動電流値が負荷
トルクと一定の関係を有していることを利用して輸液チ
ューブ13の張力を測定するようになっているが、輸液
チューブ13から直接その張力を測定するようにするこ
とも可能である。
【0015】このような構成において、速度制御回路7
0はモータ60を予め設定された速度に速度制御するこ
とによってスクリューシャフト61が回転され、これに
伴って螺合されているガイド部材14が上下動する。こ
の場合、モータ60の回転速度はパルス発生器71を介
して回転速度測定回路72で測定され、輸液チューブ1
3のしごき部131の張力はモータ駆動電流を介して張
力測定回路73で測定される。モータ60の速度制御
は、パルス発生器71及び回転速度測定回路72によっ
て測定される速度信号を速度制御回路70にフィードバ
ックすることによって行なわれる。そして、しごき部1
31の張力が所望値になると張力測定回路73がこれを
検出し、この検出信号を速度制御回路70に入力するこ
とによってモータ60の駆動が停止される。例えば図6
(A),(B)のガイド部材14の破線位置から実線位
置に移動される。尚、ガイド部材14の下限は光電セン
サ62で検出され、上限は光電センサ63で検出される
ので、ガイド部材14が開口部64に衝突することもな
く、しごき部131の張力を一定に制御することができ
る。
【0016】尚、上述の各実施例ではガイド部材を上下
動して張力を調整する例を説明しているが、輸液装置は
立位でなくても横位でも作動するので、ガイド部材を左
右方向に移動することもある。輸液装置を横位とした場
合、ドリップチャンバは各実施例の如く立位とし、吸入
側ガイド部材の下方よりしごき部を横位方向に屈曲させ
て水平方向に液送するようにする。又、上述の各実施例
では輸液チューブの吐出側をガイド部材に固定してしご
き部の張力を調整するようにしているが、原理的には吸
入側を固定して調整するようにしても良い。更に、ポン
プのローラの装着は2枚の平行円板でなくても、回転軸
から法線方向に垂設されたアーム対の間に架設するよう
にしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、輸液チューブしごき部
の長さの影響を受けずに流量精度を維持できるローラ式
輸液装置を供給することができ、製造する上でしごき部
長さの精度の許容範囲が広く、製造コストの減少を実現
できる。又、輸液チューブしごき部は周囲温度の影響を
受けるので、周囲温度を測定する機能を本装置に付加す
れば、さらにチューブの張力を補正したより正確なチュ
ーブガイド間距離を設定できることになり、周囲温度に
影響されない輸液装置を提供できる。効率の良いチュー
ブガイド間の距離を設定できることによって、ロータ側
の駆動モータの出力トルクを減少させることが可能とな
り、これによりモータから発生する熱、振動等が抑えら
れるため、騒音や消費電力を減少できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構造図であり、同
図(A)は側面図、同図(B)は正面図である。
【図2】図1(B)のA−A矢視図である。
【図3】図1(A)のB−B矢視図である。
【図4】本発明の第2図の実施例を示す構造図であり、
同図(A)は側面構造図、同図(B)は正面図である。
【図5】図4(A)のC−C矢視図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す構造図であり、同
図(A)は回路結線図及び側面構造図であり、同図
(B)は正面図である。
【図7】従来のローラ式輸液装置の構造例を示す図であ
り、同図(A)は側面図であり、同図(B)は正面図で
ある。
【図8】ローラ式輸液装置に用いる輸液チューブの一例
を示す構造図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 ロータ 12,14,30 ガイド部材 13 輸液チューブ 15,60 モータ 20 ステータ 21,40,64 開口部 23,47 スプリング 61 スクリューシャフト 70 速度制御回路 72 回転速度測定回路 73 張力測定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一円周上に複数のローラが配置されて
    成るロータに輸液チューブのしごき部が巻回されると共
    に、前記輸液チューブの吸入側及び吐出側の各係合部が
    それぞれ固定されて成り、前記ロータの回転に従って前
    記吐出側より送液するようになっているローラ式輸液装
    置において、前記吸入側又は吐出側の係合部を移動する
    ことによって可動調整可能なガイド部材を設け、前記輸
    液チューブの設定時に前記しごき部の張力を一定にする
    ようにしたことを特徴とするローラ式輸液装置。
  2. 【請求項2】 同一円周上に複数のローラが配置されて
    成るロータに輸液チューブのしごき部が巻回されると共
    に、前記輸液チューブの吸入側及び吐出側の各係合部が
    それぞれ固定されて成り、前記ロータの回転に従って前
    記吐出側より送液するようになっているローラ式輸液装
    置において、前記吸入側又は吐出側の係合部を一端側で
    固定すると共に、他端側の一側面に切欠を付設されたガ
    イド部材と、前記輸液チューブに沿って輸液装置本体に
    設けられ、前記ガイド部材のほぼ中央部を摺動させるガ
    イドシャフトと、前記ガイドシャフトに並設され、前記
    ガイド部材の切欠と係合するネジシャフトと、前記切欠
    を前記ネジシャフトに押圧するために前記ガイド部材に
    装着された弾性部材とを具備し、前記ガイド部材を前記
    ガイドシャフトを支点として回動させ、前記切欠を前記
    ネジシャフトより脱出させて前記ガイド部材を前記ガイ
    ドシャフトに沿って摺動させ、前記輸液チューブの設定
    時に前記しごき部の張力を一定にして後に前記弾性部材
    を介して前記切欠を前記ネジシャフトに係合させるよう
    にしたことを特徴とするローラ式輸液装置。
  3. 【請求項3】 同一円周上に複数のローラが配置されて
    成るロータに輸液チューブのしごき部が巻回されると共
    に、前記輸液チューブの吸入側及び吐出側の各係合部が
    それぞれ固定されて成り、前記ロータの回転に従って前
    記吐出側より送液するようになっているローラ式輸液装
    置において、前記吸入側又は吐出側の係合部を一端側で
    固定すると共に、他端側がスクリューシャフトに螺合さ
    れたガイド部材と、前記スクリューシャフトを回転駆動
    するモータと、前記モータの駆動電流を検出することに
    よって前記輸液チューブの張力を判定する張力測定回路
    と、前記モータの回転を制御する制御回路とを具備し、
    前記輸液チューブの設定時に前記張力測定回路の測定結
    果より前記しごき部の張力を一定にするようにしたこと
    を特徴とするローラ式輸液装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266775A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Japan Servo Co Ltd ローラポンプ
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