JPH09125768A - リモートコントローラ、固定送受信機及び双方向送受信システム - Google Patents
リモートコントローラ、固定送受信機及び双方向送受信システムInfo
- Publication number
- JPH09125768A JPH09125768A JP28843095A JP28843095A JPH09125768A JP H09125768 A JPH09125768 A JP H09125768A JP 28843095 A JP28843095 A JP 28843095A JP 28843095 A JP28843095 A JP 28843095A JP H09125768 A JPH09125768 A JP H09125768A
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- remote controller
- signal
- fixed transceiver
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指定された作業内容が実行されたときにリモ
ートコントローラの表示部を確実に点灯させる。 【解決手段】 指定された作業内容を実行する実行部を
有する固定送受信機との間で信号の送受信を行うリモー
トコントローラであって、車両ドアのロック若しくはロ
ック解除又はエンジンの始動若しくは停止等の作業内容
を指定するための操作部と、固定送受信機からの信号を
受信する受信部と、操作部から作業内容が指定されたと
きにＩＤコードを含むコードデータを送信すると共に、
このコードデータに含まれたＩＤコードが固定送受信機
のＩＤコードと一致したときに固定送受信機から送信さ
れる応答信号を受信したときに操作部によって指定され
た作業内容を実行部に実行させるための確認信号を送信
する送信部と、確認信号を送信したときに点灯する表示
部と、を備える。
ートコントローラの表示部を確実に点灯させる。 【解決手段】 指定された作業内容を実行する実行部を
有する固定送受信機との間で信号の送受信を行うリモー
トコントローラであって、車両ドアのロック若しくはロ
ック解除又はエンジンの始動若しくは停止等の作業内容
を指定するための操作部と、固定送受信機からの信号を
受信する受信部と、操作部から作業内容が指定されたと
きにＩＤコードを含むコードデータを送信すると共に、
このコードデータに含まれたＩＤコードが固定送受信機
のＩＤコードと一致したときに固定送受信機から送信さ
れる応答信号を受信したときに操作部によって指定され
た作業内容を実行部に実行させるための確認信号を送信
する送信部と、確認信号を送信したときに点灯する表示
部と、を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号の送受信を行
うリモートコントローラ及び固定送受信機、並びにこれ
らのリモートコントローラ及び固定送受信機を備えた双
方向送受信システムに関する。
うリモートコントローラ及び固定送受信機、並びにこれ
らのリモートコントローラ及び固定送受信機を備えた双
方向送受信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】キーレスエントリシステムにおいて、リ
モートコントローラから指示された作業内容が実行され
たか否かをドライバーが確認できるように、指定された
作業内容が実行されたときに車体に取付けられた固定送
受信機から応答信号が送信され、リモートコントローラ
がこの応答信号を受信したときにリモートコントローラ
に設けられた表示部が点灯する車両用双方向送受信シス
テムが提案されている。この車両用双方向送受信システ
ムでは、通常、リモートコントローラからの信号の到達
エリアは固定送受信機からの信号の到達エリアより小さ
くなっている。
モートコントローラから指示された作業内容が実行され
たか否かをドライバーが確認できるように、指定された
作業内容が実行されたときに車体に取付けられた固定送
受信機から応答信号が送信され、リモートコントローラ
がこの応答信号を受信したときにリモートコントローラ
に設けられた表示部が点灯する車両用双方向送受信シス
テムが提案されている。この車両用双方向送受信システ
ムでは、通常、リモートコントローラからの信号の到達
エリアは固定送受信機からの信号の到達エリアより小さ
くなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図５に示され
るように、車両１の形状や車両１の周囲環境等を受ける
ため、固定送受信機２からの信号の到達エリア３は固定
送受信機２を中心とする半球とならない。このため、こ
の図５に示されるように、固定送受信機２はリモートコ
ントローラ４からの信号の到達エリア５内にあるがリモ
ートコントローラ４が固定送受信機２からの信号の到達
エリア３外にある場合がある。この場合には、リモート
コントローラ４により指定された作業内容が実行された
にもかかわらず、リモートコントローラ４が固定送受信
機２からの応答信号を受信できず、リモートコントロー
ラ４の表示部が点灯しないことになる。
るように、車両１の形状や車両１の周囲環境等を受ける
ため、固定送受信機２からの信号の到達エリア３は固定
送受信機２を中心とする半球とならない。このため、こ
の図５に示されるように、固定送受信機２はリモートコ
ントローラ４からの信号の到達エリア５内にあるがリモ
ートコントローラ４が固定送受信機２からの信号の到達
エリア３外にある場合がある。この場合には、リモート
コントローラ４により指定された作業内容が実行された
にもかかわらず、リモートコントローラ４が固定送受信
機２からの応答信号を受信できず、リモートコントロー
ラ４の表示部が点灯しないことになる。
【０００４】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、指定された作業内容が実行されたとき
にリモートコントローラの表示部を確実に点灯させるこ
とができる双方向送受信システムを提供することを目的
とする。
れたものであり、指定された作業内容が実行されたとき
にリモートコントローラの表示部を確実に点灯させるこ
とができる双方向送受信システムを提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、指定された作
業内容を実行する実行部を有する固定送受信機との間で
信号の送受信を行うリモートコントローラであって、作
業内容を指定するための操作部と、固定送受信機からの
信号を受信する受信部と、操作部から作業内容が指定さ
れたときにＩＤコードを含む信号を送信すると共に、こ
のＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコードが固定送
受信機のＩＤコードと一致したときに固定送受信機から
送信される応答信号を受信したときに操作部によって指
定された作業内容を実行部に実行させるための確認信号
を送信する送信部と、確認信号を送信したときに確認信
号を送信した旨を報知する報知手段と、を備えている。
業内容を実行する実行部を有する固定送受信機との間で
信号の送受信を行うリモートコントローラであって、作
業内容を指定するための操作部と、固定送受信機からの
信号を受信する受信部と、操作部から作業内容が指定さ
れたときにＩＤコードを含む信号を送信すると共に、こ
のＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコードが固定送
受信機のＩＤコードと一致したときに固定送受信機から
送信される応答信号を受信したときに操作部によって指
定された作業内容を実行部に実行させるための確認信号
を送信する送信部と、確認信号を送信したときに確認信
号を送信した旨を報知する報知手段と、を備えている。
【０００６】また、本発明は、作業内容を指定するため
の操作部を有するリモートコントローラとの間で信号の
送受信を行う固定送受信機であって、リモートコントロ
ーラからの信号を受信する受信部と、操作部から作業内
容が指定されたときにリモートコントローラから送信さ
れるＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコードが自機
のＩＤコードと一致したときに、応答信号を送信する送
信部と、応答信号がリモートコントローラに受信された
ときにリモートコントローラから送信される操作部によ
って指定された作業内容を実行させるための確認信号を
受信したときに、指定された作業内容を実行する実行部
と、を備えている。
の操作部を有するリモートコントローラとの間で信号の
送受信を行う固定送受信機であって、リモートコントロ
ーラからの信号を受信する受信部と、操作部から作業内
容が指定されたときにリモートコントローラから送信さ
れるＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコードが自機
のＩＤコードと一致したときに、応答信号を送信する送
信部と、応答信号がリモートコントローラに受信された
ときにリモートコントローラから送信される操作部によ
って指定された作業内容を実行させるための確認信号を
受信したときに、指定された作業内容を実行する実行部
と、を備えている。
【０００７】さらに、本発明に係る双方向送受信システ
ムは、上記リモートコントローラと上記固定送受信機と
を備えている。
ムは、上記リモートコントローラと上記固定送受信機と
を備えている。
【０００８】上記リモートコントローラでは、操作部か
ら作業内容が指定されると、ＩＤコードを含む信号が送
信部から送信される。
ら作業内容が指定されると、ＩＤコードを含む信号が送
信部から送信される。
【０００９】ＩＤコードを含む信号が、このリモートコ
ントローラと対応する上記固定送受信機の受信部に受信
され、かつこのＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコ
ードが固定送受信機のＩＤコードと一致したときに、固
定送受信機の送信部から応答信号が送信される。
ントローラと対応する上記固定送受信機の受信部に受信
され、かつこのＩＤコードを含む信号に含まれたＩＤコ
ードが固定送受信機のＩＤコードと一致したときに、固
定送受信機の送信部から応答信号が送信される。
【００１０】この応答信号がリモートコントローラの受
信部によって受信されたときに、リモートコントローラ
の送信部から操作部によって指定された作業内容を実行
部に実行させるための確認信号が送信される。
信部によって受信されたときに、リモートコントローラ
の送信部から操作部によって指定された作業内容を実行
部に実行させるための確認信号が送信される。
【００１１】リモートコントローラから送信された確認
信号は、固定送受信機の受信部に受信され、確認信号を
受信したときに実行部によって指定された作業内容が実
行される。
信号は、固定送受信機の受信部に受信され、確認信号を
受信したときに実行部によって指定された作業内容が実
行される。
【００１２】一方、リモートコントローラでは、確認信
号が送信されたときに報知手段によって確認信号が送信
された旨が報知される。
号が送信されたときに報知手段によって確認信号が送信
された旨が報知される。
【００１３】他方、ＩＤコードを含む信号が固定送受信
機の受信部に受信されなかった場合には、固定送受信機
から応答信号が送信されないため、リモートコントロー
ラのから確認信号が送信されることはなく、又は応答信
号がリモートコントローラの受信部に受信されなかった
場合にも、リモートコントローラから確認信号は送信さ
れない。従って、指定された作業内容が実行されること
はなく、報知手段による報知が行われることもない。
機の受信部に受信されなかった場合には、固定送受信機
から応答信号が送信されないため、リモートコントロー
ラのから確認信号が送信されることはなく、又は応答信
号がリモートコントローラの受信部に受信されなかった
場合にも、リモートコントローラから確認信号は送信さ
れない。従って、指定された作業内容が実行されること
はなく、報知手段による報知が行われることもない。
【００１４】即ち、本発明では、リモートコントローラ
からのＩＤコードを含む信号が固定送受信機に受信さ
れ、かつ固定送受信機からの応答信号がリモートコント
ローラに受信された場合、換言すれば、リモートコント
ローラが固定送受信機からの信号の到達エリア内にあ
り、かつ固定送受信機がリモートコントローラからの信
号の到達エリア内にある場合にのみ、リモートコントロ
ーラから確認信号が送信される。そして、この確認信号
は、既に述べた通りリモートコントローラからの信号の
到達エリア内にある固定送受信機によって受信され、こ
れにより指定された作業内容が実行され、かつリモート
コントローラの報知手段による報知が行われる。一方、
リモートコントローラが固定送受信機からの信号の到達
エリア内にない場合、又は固定送受信機がリモートコン
トローラからの信号の到達エリア内にない場合には、リ
モートコントローラから確認信号が送信されないので、
指定された作業内容が実行されることはなく、かつリモ
ートコントローラの報知手段による報知が行われること
もない。
からのＩＤコードを含む信号が固定送受信機に受信さ
れ、かつ固定送受信機からの応答信号がリモートコント
ローラに受信された場合、換言すれば、リモートコント
ローラが固定送受信機からの信号の到達エリア内にあ
り、かつ固定送受信機がリモートコントローラからの信
号の到達エリア内にある場合にのみ、リモートコントロ
ーラから確認信号が送信される。そして、この確認信号
は、既に述べた通りリモートコントローラからの信号の
到達エリア内にある固定送受信機によって受信され、こ
れにより指定された作業内容が実行され、かつリモート
コントローラの報知手段による報知が行われる。一方、
リモートコントローラが固定送受信機からの信号の到達
エリア内にない場合、又は固定送受信機がリモートコン
トローラからの信号の到達エリア内にない場合には、リ
モートコントローラから確認信号が送信されないので、
指定された作業内容が実行されることはなく、かつリモ
ートコントローラの報知手段による報知が行われること
もない。
【００１５】つまり、本発明では、指定された作業内容
が実行された場合にはリモートコントローラの報知手段
による報知が行われ、リモートコントローラの報知手段
による報知が行われない場合には指定された作業内容が
実行されることはない。
が実行された場合にはリモートコントローラの報知手段
による報知が行われ、リモートコントローラの報知手段
による報知が行われない場合には指定された作業内容が
実行されることはない。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、図１から図４に基づいて本
発明の実施の形態を説明する。
発明の実施の形態を説明する。
【００１７】図１には本発明の実施の形態に係る車両用
双方向送受信システム１０のブロック図が示されてい
る。この図１に示されるように、車両用双方向送受信シ
ステム１０は、車両を遠隔制御するためのリモートコン
トローラ１２と、車体に取付けられ、リモートコントロ
ーラ１２との間で信号の送受信を行う固定送受信機１４
とを備えている。
双方向送受信システム１０のブロック図が示されてい
る。この図１に示されるように、車両用双方向送受信シ
ステム１０は、車両を遠隔制御するためのリモートコン
トローラ１２と、車体に取付けられ、リモートコントロ
ーラ１２との間で信号の送受信を行う固定送受信機１４
とを備えている。
【００１８】リモートコントローラ１２は、このリモー
トコントローラ１２全体を制御するＣＰＵ１６と、リモ
ートコントローラ１２全体を制御するためのプログラ
ム、後述する制御ルーチン、この車両用双方向送受信シ
ステム１０を識別するためのＩＤコード、車両のドアの
ロック又はロック解除を指示する命令コード及び後述す
る応答信号を受信したときに送信する確認コード等が格
納されたＲＯＭ並びにワークエリアとして機能するＲＡ
Ｍから構成されたメモリ１８と、タイマや同期をとるた
めのＲＴＣ（リアルタイムクロック）２０と、図示しな
いスイッチを操作することによって車両のドアのロック
やロック解除等の作業内容を指定するためのキー操作部
２２と、ＬＥＤ等を有する表示部２４とを備え、これら
はバス２６を介して相互に接続されている。また、バス
２６には、送信バッファを有し、送信すべき信号の変調
や増幅や送信を行うＴｘ（変調・送信部）２８と、受信
バッファを有し、受信した信号の復調や増幅等を行うＲ
ｘ（復調・受信部）３０とが接続されており、これらの
Ｔｘ２８とＲｘ３０とは送受信アンテナ３２に並列に接
続されている。
トコントローラ１２全体を制御するＣＰＵ１６と、リモ
ートコントローラ１２全体を制御するためのプログラ
ム、後述する制御ルーチン、この車両用双方向送受信シ
ステム１０を識別するためのＩＤコード、車両のドアの
ロック又はロック解除を指示する命令コード及び後述す
る応答信号を受信したときに送信する確認コード等が格
納されたＲＯＭ並びにワークエリアとして機能するＲＡ
Ｍから構成されたメモリ１８と、タイマや同期をとるた
めのＲＴＣ（リアルタイムクロック）２０と、図示しな
いスイッチを操作することによって車両のドアのロック
やロック解除等の作業内容を指定するためのキー操作部
２２と、ＬＥＤ等を有する表示部２４とを備え、これら
はバス２６を介して相互に接続されている。また、バス
２６には、送信バッファを有し、送信すべき信号の変調
や増幅や送信を行うＴｘ（変調・送信部）２８と、受信
バッファを有し、受信した信号の復調や増幅等を行うＲ
ｘ（復調・受信部）３０とが接続されており、これらの
Ｔｘ２８とＲｘ３０とは送受信アンテナ３２に並列に接
続されている。
【００１９】一方、固定送受信機１４は、この固定送受
信機１４全体を制御するＣＰＵ３４と、固定送受信機１
４全体を制御するためのプログラム、及び後述する制御
ルーチン及びリモートコントローラ１２のＩＤコードと
同じＩＤコード等が格納されたＲＯＭ並びにワークエリ
アとして機能するＲＡＭから構成されたメモリ３６と、
同期をとるためのＲＴＣ３８と、車両ドアのロック機構
を制御するドアロック駆動制御回路４０とを備え、これ
らはバス４２を介して相互に接続されている。また、バ
ス４２には、送信バッファを有し、送信すべき信号の変
調や増幅や送信を行うＴｘ４４と、受信バッファを有
し、受信した信号の復調や増幅等を行うＲｘ４６とが接
続されており、これらのＴｘ４４とＲｘ４６とは送受信
アンテナ４８に並列に接続されている。
信機１４全体を制御するＣＰＵ３４と、固定送受信機１
４全体を制御するためのプログラム、及び後述する制御
ルーチン及びリモートコントローラ１２のＩＤコードと
同じＩＤコード等が格納されたＲＯＭ並びにワークエリ
アとして機能するＲＡＭから構成されたメモリ３６と、
同期をとるためのＲＴＣ３８と、車両ドアのロック機構
を制御するドアロック駆動制御回路４０とを備え、これ
らはバス４２を介して相互に接続されている。また、バ
ス４２には、送信バッファを有し、送信すべき信号の変
調や増幅や送信を行うＴｘ４４と、受信バッファを有
し、受信した信号の復調や増幅等を行うＲｘ４６とが接
続されており、これらのＴｘ４４とＲｘ４６とは送受信
アンテナ４８に並列に接続されている。
【００２０】次に、本発明の実施の形態に係る車両用双
方向送受信システム１０の動作を図２及び図３に従って
説明する。
方向送受信システム１０の動作を図２及び図３に従って
説明する。
【００２１】図２には、リモートコントローラ１２のＣ
ＰＵ１６の制御ルーチンが示されている。
ＰＵ１６の制御ルーチンが示されている。
【００２２】図示しない電源がオンにされると、ステッ
プ１００で、キー操作部２２からの入力があるか否かを
判定し、キー操作部２２からの入力がない場合には待機
し、キー操作部２２からの入力がある場合には、ステッ
プ１０２で、キー操作部２２のどのスイッチが操作され
たかを判定して、操作されたスイッチに対応する命令コ
ード及びＩＤコードをメモリ１８から読み出して、読み
出したＩＤコード及び命令コードを含むコードデータを
作成する。次のステップ１０４では、Ｔｘ２８に、作成
したコードデータを出力する。これにより、Ｔｘ２８
は、搬送波をコードデータで変調した信号を送信する。
プ１００で、キー操作部２２からの入力があるか否かを
判定し、キー操作部２２からの入力がない場合には待機
し、キー操作部２２からの入力がある場合には、ステッ
プ１０２で、キー操作部２２のどのスイッチが操作され
たかを判定して、操作されたスイッチに対応する命令コ
ード及びＩＤコードをメモリ１８から読み出して、読み
出したＩＤコード及び命令コードを含むコードデータを
作成する。次のステップ１０４では、Ｔｘ２８に、作成
したコードデータを出力する。これにより、Ｔｘ２８
は、搬送波をコードデータで変調した信号を送信する。
【００２３】次のステップ１０６では、Ｒｘ３０の受信
バッファの状態を監視しながら所定時間内に対応する固
定送受信機１４からのＩＤコードからなる応答信号が受
信されたか否かを判定する。所定時間内に自機のＩＤコ
ードと一致する応答信号が受信されたと判定された場合
には、ステップ１０８で、メモリ１８からＩＤコード及
び確認コードを読み出して、読み出したＩＤコード及び
確認コードを含むコードデータを作成する。
バッファの状態を監視しながら所定時間内に対応する固
定送受信機１４からのＩＤコードからなる応答信号が受
信されたか否かを判定する。所定時間内に自機のＩＤコ
ードと一致する応答信号が受信されたと判定された場合
には、ステップ１０８で、メモリ１８からＩＤコード及
び確認コードを読み出して、読み出したＩＤコード及び
確認コードを含むコードデータを作成する。
【００２４】次のステップ１１０では、Ｔｘ２８を介し
て作成したコードデータを送信し、ステップ１１２で表
示部２４を所定時間点灯させて、ルーチンを終了させ
る。
て作成したコードデータを送信し、ステップ１１２で表
示部２４を所定時間点灯させて、ルーチンを終了させ
る。
【００２５】一方、ステップ１０６において所定時間内
に対応する固定送受信機１４からの応答信号を受信しな
かった場合には、ルーチンを終了させる。
に対応する固定送受信機１４からの応答信号を受信しな
かった場合には、ルーチンを終了させる。
【００２６】他方、図３には、イグニッションスイッチ
のオン、オフにかかわらず、オン状態で待機している固
定送受信機１４のＣＰＵ３４の制御ルーチンが示されて
いる。
のオン、オフにかかわらず、オン状態で待機している固
定送受信機１４のＣＰＵ３４の制御ルーチンが示されて
いる。
【００２７】ステップ１５０では、Ｒｘ４６の受信バッ
ファの状態を監視しながらコードデータが受信されたか
否かを判定し、コードデータが受信されていない場合に
は待機し、コードデータが受信された場合には、ステッ
プ１５２で、受信したコードデータに含まれたＩＤコー
ド及びメモリ３６に記憶されたＩＤコードをそれぞれ読
み出し、ステップ１５４で、両者が一致するか否かを判
定する。
ファの状態を監視しながらコードデータが受信されたか
否かを判定し、コードデータが受信されていない場合に
は待機し、コードデータが受信された場合には、ステッ
プ１５２で、受信したコードデータに含まれたＩＤコー
ド及びメモリ３６に記憶されたＩＤコードをそれぞれ読
み出し、ステップ１５４で、両者が一致するか否かを判
定する。
【００２８】両者が一致しない場合にはステップ１５０
に戻り、両者が一致した場合、即ち、コードデータに含
まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致した場合に
は、ステップ１５６で、受信バッファからコードデータ
の残りの部分を読み出し、これに確認コードが含まれて
いるか否かを判定する。
に戻り、両者が一致した場合、即ち、コードデータに含
まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致した場合に
は、ステップ１５６で、受信バッファからコードデータ
の残りの部分を読み出し、これに確認コードが含まれて
いるか否かを判定する。
【００２９】コードデータの残りの部分に確認コードが
含まれていない場合、換言すれば、コードデータの残り
の部分に命令コードが含まれている場合には、ステップ
１５８で、この命令コードをメモリ３６に書き込み、ス
テップ１６０で、応答信号としてのＩＤコードをメモリ
３６から読み出し、Ｔｘ４４を介して読み出したＩＤコ
ードを送信し、ステップ１５０に戻る。
含まれていない場合、換言すれば、コードデータの残り
の部分に命令コードが含まれている場合には、ステップ
１５８で、この命令コードをメモリ３６に書き込み、ス
テップ１６０で、応答信号としてのＩＤコードをメモリ
３６から読み出し、Ｔｘ４４を介して読み出したＩＤコ
ードを送信し、ステップ１５０に戻る。
【００３０】一方、コードデータの残りの部分に確認コ
ードが含まれている場合にはステップ１５６の判定が肯
定され、ステップ１６２でメモリ３６から命令コードを
読み出してこれを解読し、ステップ１６４でドアロック
駆動制御回路４０を駆動してこの命令コードによって指
定された作業内容を実行してルーチンを終了させる。
ードが含まれている場合にはステップ１５６の判定が肯
定され、ステップ１６２でメモリ３６から命令コードを
読み出してこれを解読し、ステップ１６４でドアロック
駆動制御回路４０を駆動してこの命令コードによって指
定された作業内容を実行してルーチンを終了させる。
【００３１】図４には上記の車両用双方向送受信システ
ム１０のタイミングチャートが示されている。この図に
示されるように、この車両用双方向送受信システム１０
では、キー操作部２２からの入力により、リモートコン
トローラ１２がＩＤコード及び作業内容を指示する命令
コードを含むコードデータを送信し、固定送受信機１４
はリモートコントローラ１２からの信号の到達エリア内
にある場合にこのコードデータを受信し、コードデータ
に含まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致した場
合に、応答信号としてのＩＤコードを送信する。
ム１０のタイミングチャートが示されている。この図に
示されるように、この車両用双方向送受信システム１０
では、キー操作部２２からの入力により、リモートコン
トローラ１２がＩＤコード及び作業内容を指示する命令
コードを含むコードデータを送信し、固定送受信機１４
はリモートコントローラ１２からの信号の到達エリア内
にある場合にこのコードデータを受信し、コードデータ
に含まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致した場
合に、応答信号としてのＩＤコードを送信する。
【００３２】そして、リモートコントローラ１２は、応
答信号、即ち、自機のＩＤコードと一致するＩＤコード
を受信したとき、換言すればこのリモートコントローラ
１２が固定送受信機１４からの信号の到達エリア内にあ
るときに、ＩＤコード及び確認コードを含むコードデー
タを送信し、固定送受信機１４は、受信したコードデー
タに含まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致し、
かつこのコードデータに確認コードが含まれていた場合
に、命令コードによって指定された作業内容を実行す
る。
答信号、即ち、自機のＩＤコードと一致するＩＤコード
を受信したとき、換言すればこのリモートコントローラ
１２が固定送受信機１４からの信号の到達エリア内にあ
るときに、ＩＤコード及び確認コードを含むコードデー
タを送信し、固定送受信機１４は、受信したコードデー
タに含まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致し、
かつこのコードデータに確認コードが含まれていた場合
に、命令コードによって指定された作業内容を実行す
る。
【００３３】一方、リモートコントローラ１２では、Ｉ
Ｄコード及び確認コードを含むコードデータを送信した
ときに、このコードデータを送信したこと、ひいては、
指定した作業内容が実行されたことを知らせるために表
示部２４を点灯させる。
Ｄコード及び確認コードを含むコードデータを送信した
ときに、このコードデータを送信したこと、ひいては、
指定した作業内容が実行されたことを知らせるために表
示部２４を点灯させる。
【００３４】また、固定送受信機１４がリモートコント
ローラ１２からの信号の到達エリア内になく、ＩＤコー
ド及び命令コードを含むコードデータを受信しなかった
場合、又はリモートコントローラ１２が固定送受信機１
４からの信号の到達エリア内になく、応答信号を受信し
なかった場合には、リモートコントローラ１２から確認
信号が送信されないので、指定された作業内容が実行さ
れることはなく、かつ表示部２４が点灯することもな
い。
ローラ１２からの信号の到達エリア内になく、ＩＤコー
ド及び命令コードを含むコードデータを受信しなかった
場合、又はリモートコントローラ１２が固定送受信機１
４からの信号の到達エリア内になく、応答信号を受信し
なかった場合には、リモートコントローラ１２から確認
信号が送信されないので、指定された作業内容が実行さ
れることはなく、かつ表示部２４が点灯することもな
い。
【００３５】以上より、本車両用双方向送受信システム
１０では、指定された作業内容が実行された場合には表
示部２４が点灯し、表示部２４が点灯しない場合には指
定された作業内容が実行されることはない。即ち、本車
両用双方向送受信システム１０は、指定された作業内容
が実行されたか否かと、表示部２４の点灯有無とを一致
させることができる。
１０では、指定された作業内容が実行された場合には表
示部２４が点灯し、表示部２４が点灯しない場合には指
定された作業内容が実行されることはない。即ち、本車
両用双方向送受信システム１０は、指定された作業内容
が実行されたか否かと、表示部２４の点灯有無とを一致
させることができる。
【００３６】上記実施の形態では、固定送受信機１４
は、最初にリモートコントローラ１２から送信されるコ
ードデータに含まれた命令コードを記憶し、確認信号を
受信したときに、この命令コードによって指定された作
業内容を実行しているが、リモートコントローラ１２が
最初にＩＤコードを送信し、応答信号を受信したとき
に、確認信号としての命令コードを送信して、固定送受
信機１４にこの命令コードによって指定された作業内容
を実行させてもよい。また、セキュリティ性を高めるた
めに（盗難防止）、コードデータにキー操作部２２の操
作回数に対応する演算コード（ローリングコード）を含
ませて、受信したコードデータに含まれたＩＤコードが
自機のＩＤコードと一致し、かつこのコードデータに含
まれた演算コードが自機のカウンタの値と一致したとき
に、指定した作業内容が実行されるようにしてもよい。
は、最初にリモートコントローラ１２から送信されるコ
ードデータに含まれた命令コードを記憶し、確認信号を
受信したときに、この命令コードによって指定された作
業内容を実行しているが、リモートコントローラ１２が
最初にＩＤコードを送信し、応答信号を受信したとき
に、確認信号としての命令コードを送信して、固定送受
信機１４にこの命令コードによって指定された作業内容
を実行させてもよい。また、セキュリティ性を高めるた
めに（盗難防止）、コードデータにキー操作部２２の操
作回数に対応する演算コード（ローリングコード）を含
ませて、受信したコードデータに含まれたＩＤコードが
自機のＩＤコードと一致し、かつこのコードデータに含
まれた演算コードが自機のカウンタの値と一致したとき
に、指定した作業内容が実行されるようにしてもよい。
【００３７】さらに、応答信号は、リモートコントロー
ラ１２に、このリモートコントローラ１２のＩＤコード
と同じＩＤコードを有する固定送受信機１４からの信号
であることを認識させるものであればよく、ＩＤコード
以外のコードが応答信号として使用されてもよい。ま
た、ＩＤコード及びＩＤコード以外のコードを含む信号
を応答信号としてもよい。
ラ１２に、このリモートコントローラ１２のＩＤコード
と同じＩＤコードを有する固定送受信機１４からの信号
であることを認識させるものであればよく、ＩＤコード
以外のコードが応答信号として使用されてもよい。ま
た、ＩＤコード及びＩＤコード以外のコードを含む信号
を応答信号としてもよい。
【００３８】さらに、上記実施の形態では、表示部２４
の点灯により指定した作業内容が実行されたことを知ら
せているが、ディスプレイへの表示や、音声、振動等に
より指定した作業内容が実行されたことを報知してもよ
い。
の点灯により指定した作業内容が実行されたことを知ら
せているが、ディスプレイへの表示や、音声、振動等に
より指定した作業内容が実行されたことを報知してもよ
い。
【００３９】なお、本発明は、車両ドアのロック又はロ
ック解除のみでなく、遠隔制御でエンジンの始動又は停
止を行う双方向送受信システム等に適用することができ
る。
ック解除のみでなく、遠隔制御でエンジンの始動又は停
止を行う双方向送受信システム等に適用することができ
る。
【００４０】
【発明の効果】本発明は、リモートコントローラからの
ＩＤを含む信号が固定送受信機に受信され、かつ固定送
受信機からの応答信号がリモートコントローラに受信さ
れた場合にのみ、リモートコントローラから確認信号が
送信され、報知手段は確認信号が送信されたときにこれ
を報知し、固定送受信機は確認信号を受信したときに指
定された作業内容を実行するため、指定された作業内容
が実行されたか否かと報知手段による報知の有無とを一
致させることができる、という優れた効果を奏する。
ＩＤを含む信号が固定送受信機に受信され、かつ固定送
受信機からの応答信号がリモートコントローラに受信さ
れた場合にのみ、リモートコントローラから確認信号が
送信され、報知手段は確認信号が送信されたときにこれ
を報知し、固定送受信機は確認信号を受信したときに指
定された作業内容を実行するため、指定された作業内容
が実行されたか否かと報知手段による報知の有無とを一
致させることができる、という優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施の形態に係る車両用双方向送受信
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図２】図１の車両用双方向送受信システムに含まれる
リモートコントローラのＣＰＵの制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
リモートコントローラのＣＰＵの制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図３】図１の車両用双方向送受信システムに含まれる
固定送受信機のＣＰＵの制御ルーチンを示すフローチャ
ートである。
固定送受信機のＣＰＵの制御ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図４】図１の車両用双方向送受信システムのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図５】従来の車両用送受信システムの作動状態を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
１０ 車両用双方向送受信システム １２ リモートコントローラ １４ 固定送受信機 １６ ＣＰＵ １８ メモリ ２２ キー操作部 ２４ 表示部 ２８ Ｔｘ ３０ Ｒｘ ３４ ＣＰＵ ３６ メモリ ４０ ドアロック駆動制御回路 ４４ Ｔｘ ４６ Ｒｘ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０５Ｂ 65/20 Ｅ０５Ｂ 65/20 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１Ｂ ３１１ ３１１Ｑ ３２１ ３２１Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 指定された作業内容を実行する実行部を
有する固定送受信機との間で信号の送受信を行うリモー
トコントローラであって、 作業内容を指定するための操作部と、 前記固定送受信機からの信号を受信する受信部と、 前記操作部から作業内容が指定されたときにＩＤコード
を含む信号を送信すると共に、前記ＩＤコードを含む信
号に含まれたＩＤコードが前記固定送受信機のＩＤコー
ドと一致したときに前記固定送受信機から送信される応
答信号を受信したときに前記操作部によって指定された
作業内容を前記実行部に実行させるための確認信号を送
信する送信部と、 前記確認信号を送信したときに確認信号を送信した旨を
報知する報知手段と、 を備えたリモートコントローラ。 - 【請求項２】 作業内容を指定するための操作部を有す
るリモートコントローラとの間で信号の送受信を行う固
定送受信機であって、 前記リモートコントローラからの信号を受信する受信部
と、 前記操作部から作業内容が指定されたときに前記リモー
トコントローラから送信されるＩＤコードを含む信号に
含まれたＩＤコードが自機のＩＤコードと一致したとき
に、応答信号を送信する送信部と、 前記応答信号が前記リモートコントローラに受信された
ときに前記リモートコントローラから送信される前記操
作部によって指定された作業内容を実行させるための確
認信号を受信したときに、指定された作業内容を実行す
る実行部と、を備えた固定送受信機。 - 【請求項３】 請求項１記載のリモートコントローラと
請求項２記載の固定送受信機とを備えた双方向送受信シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28843095A JPH09125768A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | リモートコントローラ、固定送受信機及び双方向送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28843095A JPH09125768A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | リモートコントローラ、固定送受信機及び双方向送受信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125768A true JPH09125768A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17730120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28843095A Pending JPH09125768A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | リモートコントローラ、固定送受信機及び双方向送受信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125768A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6424056B1 (en) * | 2000-11-30 | 2002-07-23 | Telefonaktiebolaget (Lme) | Keyless entry system for a vehicle |
| WO2005118987A1 (en) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Pozilok Holdings Pty Ltd | Safety system and method |
| CN100382115C (zh) * | 2003-12-15 | 2008-04-16 | 富士通天株式会社 | 处理装置、便携式发射机和远程操作系统 |
| AU2005250058B2 (en) * | 2004-06-04 | 2009-08-06 | Pozilok Holdings Pty Ltd | Safety system and method |
| US7679525B2 (en) | 2000-12-10 | 2010-03-16 | Vkr Holding A/S | Remote control device and method of configuration of such a remote control device |
| JP2010059784A (ja) * | 2009-10-23 | 2010-03-18 | Fujitsu Ten Ltd | 処理装置 |
| US7737862B2 (en) | 2005-05-20 | 2010-06-15 | Nec Corporation | Remote control system and method thereof, remote control device and device targeted for control |
| US8538408B2 (en) * | 2008-09-24 | 2013-09-17 | Centurylink Intellectual Property Llc | System and method for controlling vehicle systems from a cell phone |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP28843095A patent/JPH09125768A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4747168B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2011-08-17 | ポジロック ホールディングス ピーティーワイ リミテッド | 安全システムおよび方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |