JPH09125756A - 扉用錠装置 - Google Patents

扉用錠装置

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JPH09125756A
JPH09125756A JP28414295A JP28414295A JPH09125756A JP H09125756 A JPH09125756 A JP H09125756A JP 28414295 A JP28414295 A JP 28414295A JP 28414295 A JP28414295 A JP 28414295A JP H09125756 A JPH09125756 A JP H09125756A
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cam
handle
lock plate
shaft
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Kazuyoshi Fujishiro
和芳 藤代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドル突出型の扉用錠装置は、施錠状態で
ハンドルが没入しているが、振動等によってジョイント
カムが回動する虞があるので、これを確実に防止する必
要がある。 【解決手段】 シリンダ錠51のロータ53の軸部55
に、ジョイントカム56を遊びのない状態で連結し、ハ
ンドル43に軸部44に設けたロックプレート収容孔4
8にロックプレート64を挿入すると共に突出する方向
に付勢し、ジョイントカム56にカム58を設け、ロッ
クプレート64に、解錠方向に回動したカム58に押動
される係合段部65bと、先端が施錠状態のカム58に
接近する方向に付勢されるロック保持片68を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機などに
設けられる扉用錠装置に関し、詳しくは、施錠状態では
扉開閉用のハンドルが扉表面に没入して操作不能であ
り、解錠操作によりハンドルが突出して開閉操作が可能
になる型式の扉用錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この型式の扉用錠装置には、実開平6−
24165号公報に記載された技術などがあり、図9の
縦断面図に示すように、扉Dに固着される錠ケース1の
前壁2に柄部収容凹部3が設けられ、前壁2の後面(図
9において右側の面)に筒状部4が設けられ、筒状部4
の内周面は柄部収容凹部3に連通する。筒状部4の後部
(図1において右側の端部)には底壁5が設けられ 底
壁5の外壁面に円形突起6が設けられ、円形突起6には
貫通孔7が底壁5を貫通し、筒状部4の後部内周面に
は、係止凹部8が設けられる。
【0003】筒状部4に回動可能に挿入されるスリーブ
9は、後壁10と、後壁10に延設される軸部11と、
軸部11に接続し錠ケース1の後方に突出する雄ねじ部
12が設けられる。雄ねじ部12には、四角孔を有する
回動規制部材13,ばねワッシャ14が挿通された後に
ナット15が螺合する。回動規制部材13は、スリーブ
9の回動量を規制するものである。
【0004】スリーブ9には、係止凹部8に重なる位置
から前方に延びる長孔16が設けられる。ハンドル17
は、スリーブ9に挿入される軸部18と、軸部18の前
端部よりほぼ直角に延設され柄部収容凹部3に係脱可能
な柄部(図示しない)とを有し、軸部18の後端部とス
リーブ9の後壁10に間にばね19が挿入される。従っ
て、ハンドル17は、前壁2より突出する方向に付勢さ
れる。
【0005】軸部18の内部に前面に鍵孔を有するシリ
ンダ錠20が固着され、シリンダ錠20のロータ20a
の端部は平板形状に形成され、ジョイントカム21の一
側に形成された非円形孔22に挿入される(図10
(E)参照)。非円形孔22は、ロータ20aに対して
ほぼ45度程度の遊びを有する。ジョイントカム21の
他側には、ジョイントカム21の回転中心軸より偏心し
た位置に偏心ピン23が設けられ、偏心ピン23の外周
面に平面状の切欠部24が形成される(図10(A)参
照)。
【0006】ハンドル17の軸部18には、ハンドル1
7の柄部が柄部収容部3内に収容された没入状態におい
て、係止凹部8に重なる位置にクロー挿入孔25が設け
られ、クロー挿入孔25に挿入されるクロー26には、
偏心ピン23が係入する係合溝27が設けられる。クロ
ー26とハンドル17の軸部18の間にばね28が挿入
され、クロー26の先端26aはスリーブ9の長孔16
を通過して係止凹部8に係入する方向に付勢される。
【0007】以上のように構成された扉用状装置の作用
を簡単に説明すると、扉用錠装置が施錠状態のときに
は、ハンドル17が没入した施錠状態ではハンドル17
の柄部が錠ケース1の柄部収容部3に挿入されているの
で、ハンドル17を回動操作することができない。シリ
ンダ錠20のロータ20aは施錠位置にあり、ロータ2
0aの端部が起立した姿勢にあり(図10(E)参
照)、ジョイントカム21の偏心ピン23は図10
(A)に示すように最も上昇した位置にある。
【0008】偏心ピン23に係合するクロー26は、先
端部26aが係止凹部8に係入している(図10(A)
参照)ので、ハンドル17は前方に突出することができ
ない。クロー26の係合溝27と偏心ピン23との隙間
は小さく、外部から扉用錠装置に衝撃を与えても、クロ
ー26の先端部26aがスリーブ9の長孔16内に没入
しないのでハンドル17が突出する虞はない。
【0009】シリンダ錠20の鍵孔に差し込んだキーを
解錠方向に回動すると、ロータ20aと共にジョイント
カム21が図10(B)及び図10(F)において時計
方向に回動して解錠位置に近くなると、偏心ピン23が
図10(B)に示す位置に下降し、クロー26がスリー
ブ9の長孔16の後端部に没入して錠ケース1の係合が
解除され、ばね19の押圧力によりハンドル17が錠ケ
ース1の前壁2より突出し、ハンドル17の柄部が回動
操作可能になる。ハンドル17が突出するとき、クロー
26は長孔16に沿って移動する。
【0010】キーを解錠位置まで回動すると、ジョイン
トカム21が図10(C)及び図10(G)に示すよう
に施錠位置に対して約90度回動し、偏心ピン23が図
10(C)に示す位置に下降し、クロー26が長孔16
内に更に没入する。ハンドル17の柄部を握って回動す
ると、開扉可能になる。
【0011】ハンドル17を突出したまま、キーにより
シリンダ錠20のロータ20aを回動して施錠位置に戻
すとキーが抜取可能になる。ロータ20aを施錠位置に
戻しても、ロータ20の先端部とジョイントカム21の
非円形孔22aとの間に所定量の遊びがあるので、偏心
ピン23は、図10(D)に示す位置ように、最上位置
には復帰せず、切欠部24が上向きになっている。
【0012】従って、ハンドル17が突出しているため
に、クロー26の先端26aが錠ケース1の内周面に当
接して突出を妨げられている状態でも、キーを抜取可能
な施錠角度にすることができる。ハンドル17を押し込
むと、クロー26が偏心ピン23を押動しながら突出し
て錠ケース1の係止凹部8に係合し、図10(A)の施
錠状態に復帰する。このようジョイントカム21に遊び
を設けることにより、施錠時に衝撃を与えられてもクロ
ー26は移動せず、しかも、ハンドル17が突出状態の
ときでもキー操作が可能になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】扉用錠装置は施錠状態
にあるときには、図10(H)に示すように、クロー2
6が錠ケース1の係止凹部8に係合し、ハンドル17の
突出が阻止されている。施錠状態では、ハンドル17が
ケース1に没入しており、シリンダ錠20のロータ20
aは図10(E)に示す起立した角度にあるが、振動等
によりジョイントカム21は図10(E)に示す角度か
ら時計方向に向けて図10(H)に示す角度まで回動す
る虞がある。本発明は、かかる不正解錠を防止するとと
もに、確実に作動する扉用錠装置を提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の扉用錠装置においては、扉に固着される錠
ケースに、前面に形成されるハンドルの柄部収容凹部と
該柄部収容凹部に連通する内周面を設け、該内周面の後
部に係止凹部を設け、上記内周面に挿入されるスリーブ
の周壁に、上記係止凹部に重なる位置からスリーブの前
方に延びる長孔を設け、上記スリーブにハンドルの軸部
を挿入すると共に該軸部とスリーブの底壁の間にばねを
弾装し、上記軸部の前部にシリンダ錠を嵌着し、上記軸
部の内面に回動可能に挿入されるジョイントカムの一側
に、上記シリンダ錠のロータが係合する係合孔を設け、
上記ジョイントカムの他側に、外周面から突出するカム
を設け、上記軸部の内部に挿入されるばねにより上記長
孔を通過して上記係止凹部に係入する方向に付勢される
ロックプレートに、上記ジョイントカムの他側を収容す
る収容空間と、上記シリンダ錠のロータが解錠方向に回
動したときに上記カムにより付勢反対方向に押動される
係合段部を設け、上記ロックプレートに枢着されるロッ
ク保持片の先端を上記ジョイントカムに向けて突出する
方向にばねにより付勢し、上記ロック保持片の先端は、
上記ロックプレートが上記係止凹部に係入しているとき
には上記ロック保持片が上記ジョイントカムのカムに当
接して上記ロックプレートの移動を阻止する位置にあ
り、上記ロックプレートが上記係止凹部に係入していな
いときには上記ジョイントカムの施錠方向回動に押動さ
れる位置にあることを特徴とするものである。上記シリ
ンダ錠は、鋼球,超硬合金などを内蔵したドリル破壊防
止形のシリンダ錠であることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明すると、図1は扉用錠装置Aの横断面図、図
2は扉用錠装置Aの分解斜視図、図3(A)は扉用錠装
置Aの施錠状態を示す斜視図、図3(B)は扉用錠装置
Aの解錠状態を示す斜視図である。図2に示すように、
扉に固着される錠ケース30は、前面に柄部収容凹部3
1が設けられ、柄部収容凹部31の底に形成された円形
段部32には、錠ケース30に設けられた内周面33が
連通する。
【0016】錠ケース30の後端に切欠部34が設けら
れ、切欠部34の前方の内周面33に係止凹部35(図
1参照)が形成される。内周面33に回動可能に挿入さ
れるスリーブ36は、筒状の周壁37の後端に底壁38
が設けられ、底壁38の内壁面にばね支持用凹部39が
形成され(図1参照)、底壁38の外壁面に2つの突起
40が突設される(図2参照)。周壁37の前端に円形
段部32に挿入される鍔部41が設けられ、周壁37に
は、錠ケース30の切欠部34に相対する位置から前方
に延びる長孔42が設けられる。
【0017】ハンドル43は、軸部44と、軸部44の
前端部に外周面より突出する柄部45とを有する。軸部
44は、スリーブ36の内周面に軸方向移動可能に挿入
され、ハンドル43がスリーブ36内に没入したときに
は、柄部45が柄部収容凹部31の中に収容される。
【0018】軸部44の後端面に設けられるばね支持用
凹部46と、スリーブ36のばね支持用凹部39との間
にばね47が挿入される。従って、ハンドル43は錠ケ
ース30の前方に突出する方向に付勢される。軸部44
の後部には外周面に開口するロックプレート収容室48
が設けられ、軸部44の前部に、大径内周面49が形成
され、大径部49からロックプレート収容室48に連通
する小径内周面50が設けられる(図1参照)。
【0019】大径内周面49に嵌着されるシリンダ錠5
1は、ケース52に挿入されるロータ53に鍵孔54が
設けられ、ロータ53の後端には、断面形状が板形状の
軸部55が設けられる(図2参照)。鍵孔54に正規の
キーを挿入すると、ロータ51が施錠角度から解錠角度
まで回動可能になる。
【0020】軸部44の小径内周面50内に回動可能に
挿入されるジョイントカム56は、外周面の前端部に環
状突起57が周設され、外周面の後部にほぼ扇形状に形
成されたカム58が設けられ、環状突起57は、小径内
周面50に形成された環状段部59に挿入される。ジョ
イントカム56の前面に、板形状の軸部55と同形状に
形成され、板形状の軸部55が係入する係合孔60が設
けられる。軸部44を貫通する抜け止め用のピン61の
先端が、ジョイントカム56の環状突起57とカム58
の間に係入する。
【0021】ロックプレート収容室48の底に円形状凹
部62が形成され(図4参照)、円形状凹部62に挿入
されるばね63の上にはロックプレート64が載置され
るので、ロックプレート64は軸部44の外周面から突
出する方向に付勢される。ロックプレート64は板状材
により加工され、中央部には、ジョイントカム56が回
動可能に収容される収容空間65が形成される。
【0022】収容空間65の形状は、ジョイントカム5
6の外周面が接離可能な円弧状部65aと、ジョイント
カム56が解錠方向に回動したときに、カム58により
付勢反対方向に押される係合段部65bが設けられ、円
弧状部65aからロックプレート64の下端に開口する
スリット65cの下端に、ばね63の上端を支持するば
ね支持用段部65dが設けられる(図5参照)。
【0023】ロックプレート64に設けられた孔66
に、頭部67a付きの支軸67が挿入され、支軸67の
先端の小径軸67bは、ロック保持片68に設けられた
孔69に挿入された後に先端がかしめ加工される(図6
参照)。ロック保持片68は、収容空間65に突出する
先端に屈曲片70が設けられ、屈曲片70の一方の側面
(図5において右側)に収容空間65の内面に当接する
ストッパ71が設けられる。
【0024】支軸67の頭部67aに巻回されるばね7
2の一端72aが、ストッパ71に係止され、他端72
bがロックプレート64に係止される(図5,図7参
照)。従って、ロック保持片68は、図5において反時
計方向に回動付勢され、ストッパ71が収容空間65の
上部内面に当接したときに、ロック保持片68の先端
が、収容空間65に収容されたジョイントカム56に向
けて突出している(図5参照)。
【0025】スリーブ36の後面に突出する2つの突起
40には、板形状の回動規制板73に設けられた2つの
孔74と、自動販売機の箱体に係脱するタングの孔(図
示しない)が嵌まり、回動規制板73の外周面に2個の
円弧状突起75が突出して設けられ、ケース30の後端
面には2個の円弧状突起75の回動量を規制する2個の
突起76(図2では1個の突起76のみを示す)が設け
られる。スリーブ36の2つの突起40に設けられたね
じ孔に、ばねワッシャ77を挿通するねじ78が螺合す
る。
【0026】以上のように構成された扉用状装置Aの作
用を、図面を参照しながら施錠状態からの解錠操作,施
錠操作,施錠時における不正解錠防止の順に説明する。
図3(A)は施錠状態における扉用状装置A斜視図であ
り、ハンドル43は錠ケース30内に没入し、柄部収容
凹部31に収容された柄部45の表面は、ケース30の
前面とほぼ同一面となっているので、ハンドル43を回
動操作することができない。
【0027】シリンダ錠51が施錠位置にあるときに
は、ロックプレート64がハンドル43の軸部44から
突出し、スリーブ36の長孔42を通過してケース30
の係止凹部35に係入しているので、ハンドル43はケ
ース30の前面に突出不能である。ロータ53は、後端
の軸部55が起立した施錠角度にあり、ジョイントカム
56は、軸部55に対して回動方向の遊びのない状態で
係合しており、カム58が時計方向に傾動した施錠角度
にある(図8(A)参照)。
【0028】カム58は、突出位置にあるロックプレー
ト64の係合段部65bに当接している。ロック保持片
68は、ジョイントカム56の外周面に近接している
(図8(A)参照)。
【0029】このような施錠状態において、鍵孔54に
挿入したキーを解錠方向(図8(A)において時計方
向)に回動すると、キーと共にシリンダ錠51のロータ
53が回動し、軸部55と一体となってジョイントカム
56が時計方向に回動するので、カム58に係合段部6
5bを押されたロックプレート64が没入方向(図8
(B)において下方)に移動する(図8(B)参照)。
【0030】キーが解錠角度となる前に、ロックプレー
ト64が長孔42内に没入して係止凹部35との係合が
解除されて、ハンドル43が錠ケース30の前面に突出
する。ハンドル43が突出するときに、ロックプレート
64は長孔42内に沿って移動する。このとき、ロック
保持片68はカム58に当たらない。
【0031】錠ケース30の前面に突出したハンドル4
3を解錠角度まで回動すると、ハンドル43と一体とな
って回動するスリーブ36が解錠角度となり、スリーブ
36に設けられたタング(図示しない)と自動販売機の
箱体とのロックが解除され、開扉可能となる。ハンドル
43が突出したまま、キーによりシリンダ錠51のロー
タ53を施錠角度まで回動するとキーが抜取可能にな
る。
【0032】ハンドル43が突出状態にあるときには、
ロックプレート64が没入位置にあるので、ロータ53
と共に施錠方向に回動したジョイントカム56のカム5
8がロック保持片68に当たるが、ロック保持片68
は、ばね72に抗して時計方向に回動可能であるので、
カム58の施錠方向回動が許容される(図8(C)参
照)。ハンドル43を押し込むと、ロックプレート64
がケース30の係止凹部35に係入し、図8(A)に示
す施錠状態に復帰する。
【0033】施錠状態の扉用錠装置Aに衝撃を与えても
ジョイントカム56がロック保持片68に当たるため、
ロックプレート64は移動しない。又、回動方向に力が
加わっても、ジョイントカム56とロータ53は回転方
向に遊びのない状態で係合しているので、ジョイントカ
ム56のみが解錠方向に回動する虞はない。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、扉用錠装置の施錠状態において不正解錠をしようと
しても、ロックプレートは移動せず、ジョイントカムが
解錠方向に回動する虞がないので、悪質な行為が確実に
防止できるようになり、扉用錠装置の信頼性が向上し
た。
【図面の簡単な説明】
図1は扉用錠装置Aの横断面図、図2は扉用錠装置Aの
分解斜視図、図3(A)は扉用錠装置Aの施錠状態を示
す斜視図、図3(B)は扉用錠装置Aの解錠状態を示す
斜視図である。
【図1】本発明の扉用錠装置の縦断面図である。
【図2】本発明の扉用錠装置の分解斜視図である。
【図3】図3(A)は扉用錠装置の施錠状態を示す斜視
図、図3(B)は扉用錠装置の解錠状態を示す斜視図で
ある。
【図4】ハンドル内におけるジョイントカムとロックプ
レートとの関係を示す説明図である。
【図5】ロックプレートの正面図である。
【図6】ロックプレートの縦断面図である。
【図7】ロックプレートの背面図である。
【図8】ジョイントカムに対するロックプレート及びロ
ック保持片の作用の説明図である。
【図9】従来の扉用錠装置の縦断面図である。
【図10】図10(A)〜図10(D)は従来の扉用錠装
置の内部機構の動作説明図である。
【符号の説明】
A 扉用錠装置 30 錠ケース 31 柄部収容凹部 33 内周面 35 係止凹部 36 スリーブ 37 周壁 42 長孔 43 ハンドル 44 軸部 45 柄部 47 ばね 48 ロックプレート収容室 51 シリンダ錠 53 ロータ 56 ジョイントカム 58 カム 63 ばね 64 ロックプレート 65 収容空間 65b 係合段部 68 ロック保持片 71 ストッパ 72 ばね
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ハンドル17を突出したまま、キーにより
シリンダ錠20のロータ20aを凹動して施錠位置に戻
すとキーが抜取り可能になる。ロータ20aを施錠位置
に戻しても、ロータ20の先端部とジョイントカム2
1の非円形孔22aとの間に所定量の遊びがあるので、
偏心ピン23は、図10(D)に示す位置ように、最
上位置には復帰せず、切欠部24が上向きになってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】扉用錠装置施錠状態
にあるときには、図10()に示すように、クロー2
6が錠ケース1の係合凹部8に係合しハンドル17の
突出阻止し、ハンドル17は錠ケースに没入した状態
に保持されており、シリンダ錠20のロータ20aは図
10(E)に示す起立した角度にあるが、外部から加え
振動等によりジョイントカム21は図10(E)に示
す角度から時計方向に向けて図10(H)に示す角度ま
で回動する虞があり、このとき、偏心ピン23の位置が
図10(D)の位置になるのでハンドル17が突出する
危険性がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明すると、図1は扉用錠装置Aの断面図、図
2は扉用錠装置Aの分解斜視図、図3(A)は扉用錠装
置Aの施錠状態を示す斜視図、図3(B)は扉用錠装置
Aの解錠状態を示す斜視図である。図2に示すように、
扉に固着される錠ケース30は、前面に柄部収容凹部3
1が設けられ、柄部収容凹部31の底に形成された円形
段部32には、錠ケース30に設けられた内周面33が
連通する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉用錠装置の縦断面図である。
【図2】本発明の扉用錠装置の分解斜視図である。
【図3】図3(A)は扉用錠装置の施錠状態を示す斜視
図、図3(B)は扉用錠装置の解錠状態を示す斜視図で
ある。
【図4】ハンドル内におけるジョイントカムとロックプ
レートとの関係を示す説明図である。
【図5】ロックプレートの正面図である。
【図6】ロックプレートの縦断面図である。
【図7】ロックプレートの背面図である。
【図8】ジョイントカムに対するロックプレート及びロ
ック保持片の作用の説明図である。
【図9】従来の扉用錠装置の縦断面図である。
【図10】図10(A)〜図10()は従来の扉用錠
装置の内部機構の動作説明図である。
【符号の説明】 A 扉用錠装置 30 錠ケース 31 柄部収容凹部 33 内周面 35 係止凹部 36 スリーブ 37 周壁 42 長孔 43 ハンドル 44 軸部 45 柄部 47 ばね 48 ロックプレート収容室 51 シリンダ錠 53 ロータ 56 ジョイントカム 58 カム 63 ばね 64 ロックプレート 65 収容空間 65b 係合段部 68 ロック保持片 71 ストッパ 72 ばね
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】扉用錠装置が施錠状態
にあるときには、図10(A)に示すように、クロー2
6が錠ケース1の係合凹部8に係合してハンドル17の
突出を阻止し、ハンドル17は錠ケースに没入した状
態に保持されており、シリンダ錠20のロータ20aは
図10(E)に示す起立した角度にあるが、振動等によ
りジョイントカム21は図10(E)に示す角度から時
計方向に向けて図10(H)に示す角度まで回動する虞
がある。本発明は確実に作動する扉用錠装置を提供する
ことを目的とするものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に固着される錠ケースに、前面に形成
    されるハンドルの柄部収容凹部と該柄部収容凹部に連通
    する内周面を設け、該内周面の後部に係止凹部を設け、 上記内周面に挿入されるスリーブの周壁に、上記係止凹
    部に重なる位置からスリーブの前方に延びる長孔を設
    け、上記スリーブにハンドルの軸部を挿入すると共に該
    軸部とスリーブの底壁の間にばねを弾装し、 上記軸部の前部にシリンダ錠を嵌着し、上記軸部の内面
    に回動可能に挿入されるジョイントカムの一側に、上記
    シリンダ錠のロータが係合する係合孔を設け、上記ジョ
    イントカムの他側に、外周面から突出するカムを設け、
    上記軸部の内部に挿入されるばねにより上記長孔を通過
    して上記係止凹部に係入する方向に付勢されるロックプ
    レートに、上記ジョイントカムの他側を収容する収容空
    間と、上記シリンダ錠のロータが解錠方向に回動したと
    きに上記カムにより付勢反対方向に押動される係合段部
    を設け、上記ロックプレートに枢着されるロック保持片
    の先端を上記ジョイントカムに向けて突出する方向にば
    ねにより付勢し、 上記ロック保持片の先端は、上記ロックプレートが上記
    係止凹部に係入しているときには上記ロック保持片が上
    記ジョイントカムのカムに当接して上記ロックプレート
    の移動を阻止する位置にあり、上記ロックプレートが上
    記係止凹部に係入していないときには上記ジョイントカ
    ムの施錠方向回動に押動される位置にあることを特徴と
    する扉用錠装置。
  2. 【請求項2】 上記シリンダ錠は、鋼球,超硬合金など
    を内蔵したドリル破壊防止形のシリンダ錠であることを
    特徴とする請求項1記載の扉用錠装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105401787A (zh) * 2014-09-08 2016-03-16 泷源制造株式会社 门的弹出型锁把装置
CN105401788A (zh) * 2014-09-08 2016-03-16 泷源制造株式会社 门的弹出型锁把装置
JP2016125302A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 株式会社ミッシング 開閉体用拘束装置

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