JPH09125490A - ポケットシンクの取付構造 - Google Patents

ポケットシンクの取付構造

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JPH09125490A
JPH09125490A JP30516295A JP30516295A JPH09125490A JP H09125490 A JPH09125490 A JP H09125490A JP 30516295 A JP30516295 A JP 30516295A JP 30516295 A JP30516295 A JP 30516295A JP H09125490 A JPH09125490 A JP H09125490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sink
opening
pocket
pocket sink
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30516295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Akasaka
正明 赤坂
Toshiya Kurihara
俊哉 栗原
Norito Awashima
登人 粟嶋
Tsutomu Mochizuki
勉 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Sun Wave Corp
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
Sun Wave Corp
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Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd, Sun Wave Corp filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP30516295A priority Critical patent/JPH09125490A/ja
Publication of JPH09125490A publication Critical patent/JPH09125490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケットシンクのフランジ部と天板の開口周
縁部との間の水密性を十分確保することができ、取り付
けも簡単に行なうことができるポケットシンクの取付構
造を提供する。 【解決手段】 胴部5aが流し台等の天板に開設された
開口3に嵌合され、かつ、上縁フランジ部5bが上記開
口周縁部2aの上面にパッキンPを介して係止されるよ
うに構成されてなるポケットシンク5の取付構造におい
て、上記胴部5aの外周に外方に突出する係止突起部5
dを形成し、該係止突起部5dと上記天板の下面との間
に固定リング10を介設し、該固定リング10の反発力
を利用してポケットシンク5の抜け止めを防止し、か
つ、圧着力により水密性を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流し台や洗面台
または調理台などの天板に開設された開口部に取り付け
られ、タワシや洗剤等を収納するためのポケットシンク
の取付構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来のポケットシンクを有する
流し台や洗面台にあっては、上記ポケットシンクを取り
付ける場合、上記ポケットシンクの周縁部と天板の開口
周縁部との間に、パッキンを介装し、かつ、このパッキ
ンをシリコーン樹脂接着剤で接着してシールしているの
が現状である。
【0003】しかしながら、このような従来の取付構造
では、上記ポケットシンクに十分な圧着力が得られない
構成であるため、上記ポケットシンクの周縁部と上記天
板の開口周縁部との間に間隙が発生しやすく、該間隙か
ら浸透した水が上記開口から流し台等のキャビネット本
体内部に滴下してキャビネットを腐食させる虞れがあ
り、また、上記パッキンはシリコーン樹脂接着剤で天板
の開口周縁部に接着される構造であるため、かかる接着
作業が非常に煩雑である、という問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、ポケットシン
クのフランジ部と天板の開口周縁部との間の水密性を十
分確保することができ、取り付けも簡単に行なうことが
できるポケッットシンクの取付構造を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための構成】上記目的を達成するた
め、この発明に係るポケットシンクの取付構造にあって
は、胴部が流し台等の天板に開設された開口に嵌合さ
れ、かつ、上縁フランジ部が上記開口の開口周縁部の上
面にパッキングを介して係止されるように構成されてな
るポケットシンクの取り付け構造において、上記胴部の
外周に外方に突出する係止突起部を形成し、該係止突起
部と上記天板の下面との間に固定リングを介設したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基き、この発明を詳細に説明する。
【0007】図1に示すように、この形態例では、流し
台や洗面台等に取り付けられるシンク1の奥行側周壁面
の一部を、内側方向(手前側方向)に向かって膨出さ
せ、この膨出部の上面に棚部2が形成されている。
【0008】そして、この棚部2には、断面略凹状のポ
ケットシンク5が嵌合係止される開口3が開設されてい
る。
【0009】ポケットシンク5は、図1乃至図3に示す
ように、その胴部5aの外形が上記開口3の外形と合致
し、かつ、該開口3内に嵌合可能な大きさに形成されて
いると共に、その上縁フランジ部5bは、断面略逆U字
状に外方へ延設されて形成されており、上記胴部5aが
上記開口3内に嵌合されたときに、上記開口3の周縁部
上面に係止されるように構成されている。尚、上記ポケ
ットシンク5の底部には、排水孔6が開設されており、
該排水孔6の外周筒部には、排水管と連通接続するため
のリングネジ7が着脱自在に螺合されている。
【0010】また、上記ポケットシンク5の胴部5aの
外周部には、外周方向に沿って所要間隔ごとに縦帯状の
凸部5cが複数本形成されており、これら各凸部5cの
上部には、図1に示す固定リング10が係止される棚状
の係止突起部5dが突設されている。
【0011】この各係止突起部5dの形成位置は、上記
棚部2の下面と各係止突起部5dとで形成される間隙寸
法が、上記固定リング10の肉厚よりも若干短くなる寸
法で形成されている。
【0012】一方、固定リング10は、例えば、ポリプ
ロピレンやポリエチレン等の硬質合成樹脂等でリング状
に形成されており、その断面形状は、図4に示すよう
に、略逆L字状に形成されていて、その肉厚は、上記棚
部2の下面と各係止突起部5dとで形成される間隙寸法
よりも若干厚くなるように形成されている。
【0013】尚、上記ポケットシンク5と上記開口3の
周縁部との間の水密性を確保するために挿着されるパッ
キングPは、上記ポケットシンク5の上縁フランジ部5
bの下面側に形成された空隙部5e内に嵌装される。
【0014】このパッキングPは、ゴム或は軟質合成樹
脂で形成されており、その厚さは、上記空隙部5eの高
さ寸法よりもやや大きめに形成されている。
【0015】次に、上記ポケットシンク5を上記棚部2
に固定する場合には、先ず、前記空隙部5e内にパッキ
ングPを予め嵌装したポケットシンク5を上記開口3内
に落し込む。
【0016】この後、ポケットシンク5の下部から固定
リング10を胴部5aに嵌め込み、固定リング10を棚
状の上記係止突起部5dに係止させる。このとき、固定
リング10の肉厚は、上記棚部2の下面と各係止突起部
5dとで形成される間隙寸法よりも若干厚くなるように
形成されているので、該固定リング10の反発力(復元
力)によってポケットシンク5は下方へ押し下げられ、
これにより、パッキングPがポケットシンク5の上縁部
5bと開口3の周縁部との間で圧着されるので、該ポケ
ットシンク5の上縁部5bと開口3の周縁部との間の水
密性を確保することができる。
【0017】尚、上記形態例では、固定リング10を係
止する係止突起部5dを、上記胴部5aの外周部に外周
方向に沿って所要間隔毎に膨出形成された複数本の縦帯
状凸部5cに突設した場合を例にとり説明したが、この
発明にあってはこれに限定されるものではなく、上記突
起部をポケットシンク5の胴部5aの全外周に沿って連
続形成してもよい。
【0018】また、上記形態例では、ポケットシンク5
を装着する開口3を、シンク1に膨出形成された棚部2
に開設した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、天板のバ
ックガード棚部や天板自体に開設された開口に取り付け
てもよいこと勿論である。
【0019】さらに、この発明にあっては、ポケットシ
ンク5の取付部分の水密性をより向上させるため、例え
ば、図5に示すように、ポケットシンク5を装着する開
口3の周縁部2aを上方に傾斜させて盛り上げて、上記
開口3に流れる水を堰止めるように構成することもでき
る。尚、同図において、前記形態例と同様の構成部分に
ついては、上記形態例と同一の符号を図面に付して、そ
の詳細な説明をここでは省略する。
【0020】
【発明の効果】この発明に係るポケットシンクの取付構
造にあっては、以上説明したように、固定リングの反発
力を利用してポケットシンクの抜け止めを容易かつ確実
に行なうことができると共に、ポケットシンクのフラン
ジ部と天板の開口周縁部との間の水密性も十分確保する
ことができ、また、接着等の作業を必要としないので、
ポケットシンクの取り付けも簡単に行なうことができる
等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るポケットシン
クの取付構造を示す分解斜視図である。
【図2】同ポケットシンクの半截断面図である。
【図3】同ポケットシンクの底面図である。
【図4】同ポケットシンクのフランジ部と天板の開口周
縁部との接合状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】同ポケットシンクが装着される天板の開口周縁
部の他の構成例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
P パッキン 2a 開口周縁部 3 開口 5 ポケットシンク 5a ポケットシンクの胴部 5b ポケットシンクの上縁フランジ部 5d ポケットシンクの係止突起部 10 固定リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 俊哉 東京都渋谷区代々木三丁目25番3号 サン ウエーブ工業株式会社内 (72)発明者 粟嶋 登人 東京都渋谷区代々木三丁目25番3号 サン ウエーブ工業株式会社内 (72)発明者 望月 勉 京都府京都市上京区烏丸通中立売下ル龍前 町598番地の1 キョーラク株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部が流し台等の天板に開設された開口
    に嵌合され、かつ、上縁フランジ部が上記開口の開口周
    縁部の上面にパッキングを介して係止されるように構成
    されてなるポケットシンクの取り付け構造において、上
    記胴部の外周に外方に突出する係止突起部を形成し、該
    係止突起部と上記天板の下面との間に固定リングを介設
    したことを特徴とするポケットシンクの取付構造。
JP30516295A 1995-10-31 1995-10-31 ポケットシンクの取付構造 Pending JPH09125490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30516295A JPH09125490A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ポケットシンクの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30516295A JPH09125490A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ポケットシンクの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09125490A true JPH09125490A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17941819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30516295A Pending JPH09125490A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ポケットシンクの取付構造

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JP (1) JPH09125490A (ja)

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