JPH09124122A - ベルトコンベア - Google Patents
ベルトコンベアInfo
- Publication number
- JPH09124122A JPH09124122A JP28412395A JP28412395A JPH09124122A JP H09124122 A JPH09124122 A JP H09124122A JP 28412395 A JP28412395 A JP 28412395A JP 28412395 A JP28412395 A JP 28412395A JP H09124122 A JPH09124122 A JP H09124122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- shaped
- pulley
- conveyor
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Belt Conveyors (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルトコンベアのベルトの蛇行を完全に防止
可能なベルトコンベアの提供。 【解決手段】 コンベアプーリの外周かつ回転方向に、
溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝を設
け、コンベアベルトの裏面かつ長手方向に前記固定溝の
溝の内部に嵌まりこむ先端部が拡大された突起を設け、
該突起を前記固定溝の中に嵌めこみ、コンベアベルトを
プーリシャフトの直角方向および平行方向の両者に対し
て拘束することにより、ベルトコンベアの蛇行を防止す
るベルトコンベア。
可能なベルトコンベアの提供。 【解決手段】 コンベアプーリの外周かつ回転方向に、
溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝を設
け、コンベアベルトの裏面かつ長手方向に前記固定溝の
溝の内部に嵌まりこむ先端部が拡大された突起を設け、
該突起を前記固定溝の中に嵌めこみ、コンベアベルトを
プーリシャフトの直角方向および平行方向の両者に対し
て拘束することにより、ベルトコンベアの蛇行を防止す
るベルトコンベア。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトの蛇行防止
が可能なベルトコンベアに関する。
が可能なベルトコンベアに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンベアベルトの蛇行を防止する方法と
しては、図５に示すようなフラットプーリ10を付設した
フラットプーリコンベアにおいては、テークアップ装置
によるコンベアベルト９の張り調整によって行う方法が
一般的である。さらに、図６あるいは図７に示すよう
に、プーリ自身にラジアルクラウンあるいはテーパクラ
ウンを設けたラジアルクラウンプーリ11あるいはテーパ
クラウンプーリ12により、ベルトに向心力を与えて蛇行
を防止する方法が用いられている。
しては、図５に示すようなフラットプーリ10を付設した
フラットプーリコンベアにおいては、テークアップ装置
によるコンベアベルト９の張り調整によって行う方法が
一般的である。さらに、図６あるいは図７に示すよう
に、プーリ自身にラジアルクラウンあるいはテーパクラ
ウンを設けたラジアルクラウンプーリ11あるいはテーパ
クラウンプーリ12により、ベルトに向心力を与えて蛇行
を防止する方法が用いられている。
【０００３】さらに、蛇行を確実に防止するために、図
８に示すような、ベルトにＶ字型突起13a を設けたＶ字
型突起付ベルト13およびプーリにＶ字型溝14a を設けた
Ｖ字型溝付プーリ14を用いて、Ｖ字型突起13a の嵌まり
込みによって常にベルトのスラスト方向の動きを拘束す
る技術が開示されている（実開昭５５−１６７９１０号
公報）。
８に示すような、ベルトにＶ字型突起13a を設けたＶ字
型突起付ベルト13およびプーリにＶ字型溝14a を設けた
Ｖ字型溝付プーリ14を用いて、Ｖ字型突起13a の嵌まり
込みによって常にベルトのスラスト方向の動きを拘束す
る技術が開示されている（実開昭５５−１６７９１０号
公報）。
【０００４】しかし、前記した図５〜図７の方法の場
合、ある程度の強さの蛇行力に対しては有効であるが、
ベルトコンベアの蛇行防止方法として完全とは言えな
い。さらに、図８に示した蛇行抑制力を有するＶ字型溝
付プーリコンベアにおいても、ベルトの張力が小さい場
合にはベルトのＶ字型突起13a をプーリのＶ字型溝14a
に押しつける力が小さく、スラスト方向の蛇行力が小さ
くても容易にＶ字型突起13a がＶ字型溝14a から外れ、
蛇行抑制機能が無くなる。
合、ある程度の強さの蛇行力に対しては有効であるが、
ベルトコンベアの蛇行防止方法として完全とは言えな
い。さらに、図８に示した蛇行抑制力を有するＶ字型溝
付プーリコンベアにおいても、ベルトの張力が小さい場
合にはベルトのＶ字型突起13a をプーリのＶ字型溝14a
に押しつける力が小さく、スラスト方向の蛇行力が小さ
くても容易にＶ字型突起13a がＶ字型溝14a から外れ、
蛇行抑制機能が無くなる。
【０００５】また、Ｖ字型溝付プーリコンベアは、ベル
トの張力が大きい場合でも、蛇行抑制力以上の蛇行力が
付加されれば、ベルトの張力が小さい場合と同様にＶ字
型突起13a がＶ字型溝14a から外れてしまい、この方法
もベルトコンベアの蛇行防止方法として完全な方法とは
いえない。
トの張力が大きい場合でも、蛇行抑制力以上の蛇行力が
付加されれば、ベルトの張力が小さい場合と同様にＶ字
型突起13a がＶ字型溝14a から外れてしまい、この方法
もベルトコンベアの蛇行防止方法として完全な方法とは
いえない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決し、ベルトコンベアのベルトの蛇行を
完全に防止可能なベルトコンベアの提供を目的とする。
術の問題点を解決し、ベルトコンベアのベルトの蛇行を
完全に防止可能なベルトコンベアの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベアプー
リの外周かつ回転方向に、溝の内部が溝の入口部に対し
て拡大された固定溝を設け、コンベアベルトの裏面かつ
長手方向に前記固定溝の溝の内部に嵌まりこむ先端部が
拡大された突起を設け、該突起を前記固定溝の中に嵌め
こむように構成したことを特徴とするベルトコンベアで
ある。
リの外周かつ回転方向に、溝の内部が溝の入口部に対し
て拡大された固定溝を設け、コンベアベルトの裏面かつ
長手方向に前記固定溝の溝の内部に嵌まりこむ先端部が
拡大された突起を設け、該突起を前記固定溝の中に嵌め
こむように構成したことを特徴とするベルトコンベアで
ある。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明は、前記従来技術の問題点を解決するため
の手段として、コンベアプーリの外周かつ回転方向に、
溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝（以下
アリ溝と記す）を設け、コンベアベルトの裏面かつ長手
方向に前記アリ溝の内部に嵌まりこむ先端部が拡大され
た突起を設け、該突起が前記アリ溝の中に嵌まりこみ、
コンベアベルトをプーリシャフトの直角方向および平行
方向の両者に対して拘束することにより、ベルトコンベ
アの蛇行を完全に防止することを可能にしたものであ
る。
する。本発明は、前記従来技術の問題点を解決するため
の手段として、コンベアプーリの外周かつ回転方向に、
溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝（以下
アリ溝と記す）を設け、コンベアベルトの裏面かつ長手
方向に前記アリ溝の内部に嵌まりこむ先端部が拡大され
た突起を設け、該突起が前記アリ溝の中に嵌まりこみ、
コンベアベルトをプーリシャフトの直角方向および平行
方向の両者に対して拘束することにより、ベルトコンベ
アの蛇行を完全に防止することを可能にしたものであ
る。
【０００９】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて具体的に説明
する。図１は、本発明に係わるベルトコンベアの正断面
図（ａ）および横断面図（ｂ）である。なお、正断面図
（ａ）においては、アリ溝の形成状況を明瞭に示すた
め、ベルトコンベア下部のベルトの記載は省略した。
する。図１は、本発明に係わるベルトコンベアの正断面
図（ａ）および横断面図（ｂ）である。なお、正断面図
（ａ）においては、アリ溝の形成状況を明瞭に示すた
め、ベルトコンベア下部のベルトの記載は省略した。
【００１０】図１において、１はＴ字型突起付ベルト、
１ａはＴ字型突起、２はＴ字型溝付プーリ、２ａはＴ字
型溝（以下Ｔ字型アリ溝と記す）、Ｓはプーリシャフト
を示す。Ｔ字型突起付ベルト１にはＴ字型突起１ａがベ
ルト全長にわたって、あるいは一定間隔をおいて設けら
れ、Ｔ字型突起１ａが常にプーリのＴ字型アリ溝２ａ
に、プーリの半周にわたって、あるいは複数個嵌まるよ
うに構成されている。
１ａはＴ字型突起、２はＴ字型溝付プーリ、２ａはＴ字
型溝（以下Ｔ字型アリ溝と記す）、Ｓはプーリシャフト
を示す。Ｔ字型突起付ベルト１にはＴ字型突起１ａがベ
ルト全長にわたって、あるいは一定間隔をおいて設けら
れ、Ｔ字型突起１ａが常にプーリのＴ字型アリ溝２ａ
に、プーリの半周にわたって、あるいは複数個嵌まるよ
うに構成されている。
【００１１】本発明によれば、蛇行力がベルトの左右に
働き蛇行しようとした場合や、ベルトの張力が小さくな
りベルトがプーリから浮き上がろうとした場合、図１か
ら明らかなように、Ｔ字型突起１ａがＴ字型アリ溝２ａ
により上下、左右に拘束され、ベルトコンベアの蛇行が
完全に防止される。なお、本発明におけるコンベアプー
リの外周かつ回転方向に設けるアリ溝およびコンベアベ
ルトの裏面かつ長手方向に設ける突起としては、ベルト
をベルト上面に対して直角方向に引っ張った時にベルト
がアリ溝部で完全に拘束されるものであれば良い。
働き蛇行しようとした場合や、ベルトの張力が小さくな
りベルトがプーリから浮き上がろうとした場合、図１か
ら明らかなように、Ｔ字型突起１ａがＴ字型アリ溝２ａ
により上下、左右に拘束され、ベルトコンベアの蛇行が
完全に防止される。なお、本発明におけるコンベアプー
リの外周かつ回転方向に設けるアリ溝およびコンベアベ
ルトの裏面かつ長手方向に設ける突起としては、ベルト
をベルト上面に対して直角方向に引っ張った時にベルト
がアリ溝部で完全に拘束されるものであれば良い。
【００１２】すなわち、前記Ｔ字型アリ溝２ａ、Ｔ字型
突起１ａ以外に、図２に示すような丸型アリ溝３ａ、丸
型突起４ａ、図３に示すような三角型アリ溝５ａ、三角
型突起６ａ、図４に示すような瓢箪型アリ溝７ａ、瓢箪
型突起８ａなども好ましく用いることができる。
突起１ａ以外に、図２に示すような丸型アリ溝３ａ、丸
型突起４ａ、図３に示すような三角型アリ溝５ａ、三角
型突起６ａ、図４に示すような瓢箪型アリ溝７ａ、瓢箪
型突起８ａなども好ましく用いることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、コンベアプーリに設け
た溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝（ア
リ溝）の作用により、コンベアベルトをプーリシャフト
の直角方向および平行方向いずれに対しても完全に拘束
するようにしているため、ベルトコンベアのベルトの蛇
行を完全に防止できる効果を有する。
た溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝（ア
リ溝）の作用により、コンベアベルトをプーリシャフト
の直角方向および平行方向いずれに対しても完全に拘束
するようにしているため、ベルトコンベアのベルトの蛇
行を完全に防止できる効果を有する。
【図１】本発明に係わるＴ字型溝付プーリ、Ｔ字型突起
付ベルトを有するベルトコンベアの正断面図（ａ）およ
び横断面図（ｂ）である。
付ベルトを有するベルトコンベアの正断面図（ａ）およ
び横断面図（ｂ）である。
【図２】本発明に係わる丸型溝付プーリ、丸型突起付ベ
ルトを有するベルトコンベア端部の正断面図である。
ルトを有するベルトコンベア端部の正断面図である。
【図３】本発明に係わる三角型溝付プーリ、三角型突起
付ベルトを有するベルトコンベア端部の正断面図であ
る。
付ベルトを有するベルトコンベア端部の正断面図であ
る。
【図４】本発明に係わる瓢箪型溝付プーリ、瓢箪型突起
付ベルトを有するベルトコンベア端部の正断面図であ
る。
付ベルトを有するベルトコンベア端部の正断面図であ
る。
【図５】従来のベルトコンベアの正断面図（ａ）および
横断面図（ｂ）である。
横断面図（ｂ）である。
【図６】従来のベルトコンベアの正断面図である。
【図７】従来のベルトコンベアの正断面図である。
【図８】従来のベルトコンベアの正断面図（ａ）および
横断面図（ｂ）である。
横断面図（ｂ）である。
１ Ｔ字型突起付ベルト 1a Ｔ字型突起 ２ Ｔ字型溝付プーリ 2a Ｔ字型溝 3a 丸型溝 4a 丸型突起 5a 三角型溝 6a 三角型突起 7a 瓢箪型溝 8a 瓢箪型突起 ９ コンベアベルト 10 フラットプーリ 11 ラジアルクラウンプーリ 12 テーパクラウンプーリ 13 Ｖ字型突起付ベルト 13ａ Ｖ字型突起 14 Ｖ字型溝付プーリ 14ａ Ｖ字型溝 Ｓ プーリシャフト
Claims (1)
- 【請求項１】 コンベアプーリの外周かつ回転方向に、
溝の内部が溝の入口部に対して拡大された固定溝を設
け、コンベアベルトの裏面かつ長手方向に前記固定溝の
溝の内部に嵌まりこむ先端部が拡大された突起を設け、
該突起を前記固定溝の中に嵌めこむように構成したこと
を特徴とするベルトコンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28412395A JPH09124122A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ベルトコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28412395A JPH09124122A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ベルトコンベア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124122A true JPH09124122A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17674481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28412395A Pending JPH09124122A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ベルトコンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09124122A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1108265C (zh) * | 1998-01-22 | 2003-05-14 | 刘林书 | “ｔ”形带式输送机 |
| JP4512663B1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-07-28 | 株式会社高井製作所 | 豆腐類の連続式凝固装置 |
| KR101634038B1 (ko) * | 2015-04-06 | 2016-06-27 | 지두식 | 연질 원단시트 절단장치 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28412395A patent/JPH09124122A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1108265C (zh) * | 1998-01-22 | 2003-05-14 | 刘林书 | “ｔ”形带式输送机 |
| JP4512663B1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-07-28 | 株式会社高井製作所 | 豆腐類の連続式凝固装置 |
| JP2010259360A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Takai Seisakusho:Kk | 豆腐類の連続式凝固装置 |
| US8443720B2 (en) | 2009-05-01 | 2013-05-21 | Takai Tofu & Soymilk Equipment Co. | Continuous curding machine for tofu products |
| KR101634038B1 (ko) * | 2015-04-06 | 2016-06-27 | 지두식 | 연질 원단시트 절단장치 |
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