JPH0912408A - 植物処理用カプセル製剤 - Google Patents

植物処理用カプセル製剤

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JPH0912408A
JPH0912408A JP34715995A JP34715995A JPH0912408A JP H0912408 A JPH0912408 A JP H0912408A JP 34715995 A JP34715995 A JP 34715995A JP 34715995 A JP34715995 A JP 34715995A JP H0912408 A JPH0912408 A JP H0912408A
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JP
Japan
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capsule
methyl
capsule preparation
compound
capsule shell
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JP34715995A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Wada
譲 和田
Kunihiro Isono
邦博 磯野
Yuichi Otsu
悠一 大津
Shinzaburo Sone
信三郎 曽根
Katsuhiko Hanaki
克彦 花木
Takehisa Abe
剛久 阿部
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Bayer CropScience KK
Original Assignee
Nihon Bayer Agrochem KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の樹木を薬剤処理する際に、樹木の形成
層破棄や通水阻害を起こすことがなく、高濃度の製剤を
作ることができる植物処理用カプセル製剤を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、分子量10万以上の水溶性ポ
リオキシエチレン及び可塑剤からなるカプセル殻内に生
物活性物質を充填したカプセル製剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植物処理用カプセル製剤
及び樹木の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】植物体に生物
活性化合物を施用する方法としては、活性化合物を適当
な製剤の形態で、アトマイジング、噴霧、散布等の手段
で植物全体に施用し、活性化合物を植物に外部寄生する
害虫に直接接触させるか、或いは植物体内に浸透させ作
用点に移行させる方法や、活性化合物を土壌に施用して
植物の根から吸収させ作用点に移行させる方法等が多く
採用されているが、これらの方法では、活性化合物が雨
水、風等によって流亡するために無駄が多く、また環境
汚染の問題も生ずる。
【0003】このような問題を解決する方法として、例
えば、落葉樹や針葉樹の樹幹に或る種の殺虫剤の溶液を
注入するか、または粉末状製剤を埋め込むことにより樹
木を害虫から保護する方法が提案されている(「ケミカ
ル・アブストラクツ」CA108:181188w;C
A99:83692v;CA99:181184;CA
87:146712)。しかし、この方法は、浸透作用
を有する易水溶性の殺虫活性化合物を施用する場合のみ
に限られる。しかも、該方法を実際の作業条件下に実施
する場合、特に、適量の活性化合物を樹液流に導入して
植物の損傷をできるだけ少なくするという施用方法では
ごく少数の種類の植物に実験の目的で行った場合でさえ
も充分な効果は得られない。
【0004】一方、活性化合物を重合体質マトリックス
中に埋め込み、活性化合物が該マトリックスから徐々に
土壌中に比較的長期間にわたって放出させるようにした
固体の処理剤も提案されている(「ケミカル・アブスト
ラクツ」CA100:47099nおよび米国特許第
3,269,900号明細書)。また、易揮発性の活性
化合物を均質に大気中に比較的長期間にわたって放出さ
せるための重合体/活性化合物含有製剤も知らされてい
る(米国特許第3,318,764号明細書)。また、
近年、被害の増大しているマツ枯れの主原因であるマツ
ノザイセンチュウの防除については、殺虫剤の航空散布
によるマツノザイセンチュウ媒介者であるマツノマダラ
カミキリの防除や、マツノザイセンチュウそれ自体を防
除する薬剤の樹幹へのアンプル注入による防除が盛んに
行われている。しかし、殺虫剤の空中散布は環境汚染の
問題を生じ、他方、アンプル注入による防除は、施用
後、アンプルを回収しなければならず、また樹木の通水
阻害、形成層破壊をおこすという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】今回、生物活性物質を高
分子量の水溶性ポリオキシエチレンからなるカプセル殻
に充填し、植物体内に埋め込むようにすれば、樹液によ
ってカプセル殻が徐々に溶解して活性化合物が植物体内
に放出され、効率よく作用点に移行してその効果を発揮
し、上記の如き問題点を一挙に解決することができるこ
とが見い出された。
【0006】かくして、本発明は、数平均分子量が10
万以上の水溶性ポリオキシエチレン及び可塑剤からなる
カプセル殻内に生物活性物質を充填してなることを特徴
とするカプセル製剤を提供するものである。
【0007】本発明のカプセル製剤は個々の樹木を薬剤
処理するのに非常に有用である。以下、本発明のカプセ
ル製剤及びその使用法についてさらに詳細に説明する。
本発明のカプセル製剤に使用されるカプセル殻は、数平
均分子量が10万以上の高分子量の水溶性ポリオキシエ
チレンと可塑剤からなるものである。
【0008】ポリオキシエチレンは、例えばエチレンオ
キシドの開環重合によって得られる、式
【0009】
【化1】
【0010】で示される繰返し単位をもつ線状のポリエ
ーテルであり、本発明においては、数平均分子量が10
万以上のもの、好ましくは10万ないし800万、さら
に好ましくは10万ないし100万の範囲内の水溶性の
ものが使用される。該ポリオキシエチレンは水溶性でな
ければならず、一般に、20℃の水に対して5g/l以
上、特に10g/l以上の溶解度をもつことが望まし
い。これらのポリオキシエチレンは単独で使用すること
ができ、或いはカプセル殻の水溶性、強度、弾力性、潤
滑性等を改良するために、数平均分子量の異なる2種又
はそれ以上のポリオキシエチレンを組合わせて用いても
よい。
【0011】また、上記ポリオキシエチレンに配合され
る可塑剤としては、例えば、数平均分子量が200〜6
00のポリエチレングリコールや、ポリオキシエチレン
鎖を含む界面活性剤、例えば、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノラウレート(ポリオキシエチレン部分の数平
均分子量が100〜1000のもの)、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル(ポリオキシエチレン部分
の平均分子量が400〜1000)、などが挙げられ
る。これらの可塑剤は、上記の高分子量ポリオキシエチ
レン100重量部あたり、一般に1〜20重量部、好ま
しくは2〜10重量部の割合で使用することができる
が、本発明におけるカプセル殻は、上記の数平均分子量
が10万以上の水溶性ポリオキシエチレンと可塑剤のみ
から実質的になることができるが、カプセル殻の強度、
弾力性、潤滑性、水溶性等を調節する目的で、必要に応
じて、例えば、他のポリマー、安定化剤、充填剤、短繊
維、着色料、界面活性剤等を適宜含ませることもでき
る。
【0012】配合しうる他のポリマーとしては、プラス
チック形成用樹脂組成物の製造に際して通常使用される
ポリマーが包含され、具体的には、例えば、ポリオレフ
ィン、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン及びポリ
ブチレン;ビニルポリマー、たとえばポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、
ポリスチレン及びポリアクリロニトリル;ポリアクリレ
ート及びポリメタクリレート;ポリアセタール;重縮合
物及び重付加物、たとえばポリアミド、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリカーボネート及びポリアルキレンテ
レフタレート;ポリアリールエーテル及びポリイミド;
ポリアルキレンオキシドアルキル又はアルキルアリール
エーテル;高分子量ポリアルキレンオキシド(ただし、
ポリオキシエチレンを除く)、たとえばプロピレンオキ
シドのホモ−およびコポリマー;オレフィン/ビニルエ
ステルのコポリマー、たとえばエチレン/酢酸ビニルコ
ポリマー;エチレン/ビニルアルコールコポリマー;オ
レフィン/アクリレートおよびメタクリレートコポリマ
ー、たとえばエチレン/アクリル酸コポリマー、エチレ
ン/エチルアクリレートコポリマー及びエチレン/メチ
ルアクリレートコポリマー;ABSコポリマー、スチレ
ン/アクリロニトリルコポリマー、スチレン/ブタジエ
ンコポリマー;オレフィン/無水マレイン酸コポリマ
ー、たとえばエチレン/無水マレイン酸コポリマー;澱
粉、たとえば天然澱粉、アミロース及び澱粉/熱可塑プ
ラスチック混合物;糖ポリマー、たとえばポリマルトー
ス;セルロース及びセルロース誘導体、たとえばセルロ
ースエステル、セルロースエーテル及びセルロースナイ
トレート;ポリオキシアルキル化セルロース及びリグニ
ンスルホネート;ヒドロゲル、たとえばアルギネート;
天然樹脂、たとえばコロホニー、アラビアゴムおよびア
ガー・アガー等が挙げられる。これらのポリマーは、通
常、前記のポリオキシエチレン100重量部あたり50
重量部まで、好ましくは30重量部までの割合で使用す
ることができる。
【0013】配合しうる安定剤としては、例えば、フエ
ノチアジン、チオウレア、1−アセチル−2−チオウレ
ア等を挙げることができる。これらの安定化剤は、カプ
セル殻の重量を基準にして、通常、約1重量%以下、好
ましくは約0.5重量%以下の濃度で使用することがで
きる。
【0014】配合しうる充填剤の例としては、炭酸カル
シウム、タルク、ケイ酸アルミニウム、バリダ、二酸化
チタン、石英砂、カオリン、カーボンブラック、ガラス
微小ビーズを挙げることができ、また、カプセル殻に混
入しうる短繊維としては、長さが0.1〜1mm程度の
ガラス繊維のような無機繊維やポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維のような有機繊維を用いることができる。
【0015】また、着色料としては、ポリマーを着色す
るためのそれ自体既知の有機もしくは無機ベースの染料
又は着色顔料、例えば酸化鉄顔料、酸化クロム顔料、フ
タロシアニン等を用いることができる。
【0016】本発明で使用するカプセル殻は、以上に述
べたカプセル殻形成のための成分を混合し、通常の熱可
塑性樹脂の成形方法(例えば押出成形、射出成形、ブロ
ー成形、真空成形など)により、或いは医薬のカプセル
剤成形技術を利用して成形することができる。
【0017】本発明で使用するカプセル殻の形状は特に
制限されるものではなく、処理すべき植物の種類、カプ
セル製剤の適用方法(道具の使用)、充填する薬剤の性
状等に応じて適宜選択することができ、例えば、片側あ
るいは両側を半球状もしくは円錐状に閉じた円柱、角を
面取りした円柱、楕円体、球等の形状にすることができ
る。更に、樹液によりカプセル製剤が押し出されるのを
防ぐために、カプセル殻の表面には逆刺(突起)をつけ
てもよい。また、カプセル殻はインターロッキングタイ
プ又はシームレスタイプのような密封タイプのものであ
ってもよくまた、生物活性物質がカプセル外へ出てしま
うおそれが無い場合は、充填口が開放したままのオープ
ンタイプのものであってもよい。
【0018】カプセル殻の大きさも特に制限されるもの
ではないが、通常、直径が4〜10ミリメートル、特に
6〜9ミリメートルの範囲内にあり且つ長さが5〜12
0ミリメートル、特に10〜60ミリメートルの範囲内
にあるものが好適である。また、カプセル殻の厚さは一
般に20〜400ミクロン、特に100〜300ミクロ
ンの範囲内とすることが望ましい。
【0019】一方、本発明に従い以上に述べたカプセル
殻内に充填しうる生物活性物質としては、植物、殊に樹
木の保護を目的とするすべての活性化合物が包含され、
例えば、殺虫性化合物、殺菌性化合物、殺線虫性化合
物、除草性化合物、植物栄養物等等が挙げられ、中で
も、殺虫性化合物及び殺菌性化合物、殊に前者が好適で
ある。
【0020】より具体的には、殺虫化合物又は殺線虫化
合物としては、例えば、次のものが挙げられる:O,O
−ジメチル O−3−メチル−4−(メチルスルフィニ
ル)フェニル ホスホロチオアート、トランス−1,
4,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−2−[2−
(3−メチル−2−チエニル)ビニル]ピリミジン酒石
酸塩、(−)−(S)−2,3,5,6−テトラヒドロ
−6−フェニルイミダゾ[2,1−b]チアゾール塩酸
塩、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニ
トロイミダゾリジン−2−イリデンアミン、(RS)−
S−sec−ブチル O−エチル 2−オキソ−1,3
−チアゾリジン−3−イルホスホノチオアート、O−エ
チル S,S,−ジプロピル ホスホロジチオアート、
N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−N′−
シアノ−N−メチルアセトアミジン、N−[(6−クロ
ロ−3−ピリジル)メチル]−N−エチル−N′−メチ
ル−2−ニトロ−1,1−エタンジアミン、1−(2−
クロロ−5−チアゾリルメチル)−3−メチル−2−ニ
トログアニジン、1−(2−クロロ−5−チアゾリルメ
チル)−3,5−ジメチル−2−ニトロイミノ−ヘキサ
ヒドロ−1,3,5−トリアジンなど。
【0021】また、殺菌化合物の例としては、次のもの
を挙げることができる:スルフェナミド類、たとえば、
ジクロルフルアニド(ユーパレン)、トリルフルアニド
(メチルユーパレン)、ホルペット、フルオロホルペッ
トなど;ベンズイミダゾール類、たとえば、カルベンダ
ジム(MBC)、ベノミル、フベリダゾール、チアベン
ダゾールまたはその塩など;チオシアネート類、たとえ
ば、チオシアナトメチルチオベンゾチアゾール(TCM
TB)、メチレンビスチオシアネート(MBT)など;
第四アンモニウム化合物、たとえば、ベンジルジメチル
テトラデシルアンモニウムクロライド、ベンジル−ジメ
チル−ドデシルアンモニウムクロライド、ドデシル−ジ
メチルアンモニウムクロライドなど;モルホリン誘導
体、たとえば、C11−C14−4−アルキル−2,6−ジ
メチル−モルホリン同族体(トリデモルフ)、(±)−
cis−4−[3−(4−t−ブチルフェニル)ー2−
メチルプロピル]−2,6−ジメチルモルホリン(フェ
ンプロピモルフ)ファリモルフなど;フェノール類、た
とえば、o−フェニルフェノール、トリブロモフェノー
ル、テトラクロルフェノール、ペンタクロルフェノー
ル、3−メチル−4−クロルフェノール、ジ−クロルフ
ェン、クロルフェンまたはその塩など;アゾール類、た
とえば、トリアジメホン、トリアジメノール、ビテルタ
ノール、テブコナゾール、プロピコナゾール、アザコナ
ゾール、ヘキサコナゾール、プロクロラズ、シプロコナ
ゾール、1−(2−クロルフェニル)−2−(1−クロ
ルシクロプロピル)−3−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−プロパン−2−オール、1−(2−クロ
ルフェニル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル−メチル)−3,3−ジメチル−ブタン−2−オー
ルなど;イオドプロパルギル誘導体、たとえば、イオド
プロパルギルブチル−カルバメート(IPBC)、イオ
ドプロパルギルオキシエチルフェニルカルバメートな
ど;沃素誘導体、たとえば、ジイオドメチル−p−トリ
ル−スルホンのようなジイオドメチル−p−アリール−
スルホンなど;臭素誘導体、たとえば、ブロモポールな
ど;イソチアゾリン類、たとえば、N−メチルイソチア
ゾリン−3−オン、5−クロル−N−メチルイソチアゾ
リン−3−オン、4,5−ジクロル−N−オクチル−イ
ソチアゾリン−3−オン、N−オクチルイソチアゾリン
−3−オン(オンチリノン)、ベンズイソチアゾリノ
ン、シクロペンテン−イソチアゾリンなど;ピリジン
類、たとえば、1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン、
テトラクロル−4−メチルスルホニルピリジンなど;ニ
トリル類、たとえば、2,4,5,6−テトラクロルイ
ソフタロニトリル(クロルタロニル)など;活性ハロゲ
ン基を有する殺菌剤、たとえば、Cl−Ac、MCA、
テクタマー、ブロモポール、ブロミドックスなど;ベン
ゾチアゾール類、たとえば、2−メルカプトベンゾチア
ゾールなど;ジカルボキシイミド類、たとえば、イプロ
ジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン;タゾメットな
ど;キノリン類、たとえば、8−ヒドロキシキノリンな
ど。
【0022】さらに、灌木枯殺化合物としては、例え
ば、2−メトキシ−3,6−ジクロル安息香酸ジメチル
アミン、2−メトキシ−3,6−ジクロル安息香酸ナト
リウム、4−アミノ−3,5,6−トリクロロ−2−ピ
リジンカルボン酸カリウム、塩素酸塩、スルファミン酸
アンモニウムなどが挙げられる。
【0023】一方、植物栄養物質としては、例えば、次
のものを挙げることができる:クロロフイル基本構造を
有す水溶性金属化合物、例えば、ナトリウム クロロフ
イリン、ナトリウム 銅 クロロフイリン;鉄、亜鉛及
びマグネシウムよりなる群から選ばれる元素を供給する
水溶性化合物、例えば、水溶性鉄化合物の例として、塩
化第一鉄、硝酸第一鉄、硫酸第一鉄、硫酸アンモニウム
第一鉄、酢酸第二鉄、塩化第二鉄、硝酸第二鉄、硫酸第
二鉄、クエン酸第二鉄、クエン酸鉄アンモニウム、グリ
セロ燐酸鉄、酒石酸第二鉄、乳酸第二鉄、グリコール酸
第二鉄等;これら水溶性鉄化合物に対応する水溶性マグ
ネシウム化合物及び水溶性亜鉛化合物;並びに、クエン
酸及び硫酸の第二鉄−亜鉛複塩、同第二鉄−マンガン複
塩、同亜鉛マンガン複塩等。
【0024】以上に述べた生物活性物質はそれぞれ単独
で使用することができ、或いは2種以上組合わせて用い
ることもできる。
【0025】これら生物活性物質はそのままカプセル殻
内に充填することができ、或いは農薬学的に許容しうる
助剤、例えば、担体、増量剤、安定化剤、界面活性剤、
着色剤等のうちの少なくとも1種との混合物の状態で充
填することもできる。
【0026】使用しうる担体又は増量剤としては、たと
えば、土壌天然鉱物(例えば、カオリン、クレー、タル
ク、チョーク、石英、アタパルガイド、モンモリロナイ
ト又は珪藻土等)、土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ
酸、アルミナ、ケイ酸塩等)、粉砕且つ分別された岩石
(例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石
等)、有機物質(例えば、各種澱粉、セルロース及びそ
の加工品、糖類、合成ポリマー)などを挙げることがで
きる。
【0027】さらに、界面活性剤としては、陰イオン、
陽イオン、非イオン及び両性のいずれのタイプの界面活
性剤でも使用することができるが、一般に陰イオン及び
非イオン界面活性剤が好適である。
【0028】ここで、陰イオン界面活性剤の例としては
次のものを挙げることができる:硫酸アルキルのナトリ
ウム、カルシウム又はアンモニウム塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸のナトリウム、カルシウム又
はアンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル硫酸のナトリウム、カルシウム又はアンモニ
ウム塩、ポリオキシエチレンベンジル(又はスチリル)
フェニルエーテル硫酸のナトリウム、カルシウム又はア
ンモニウム塩、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レンブロックポリマー硫酸のナトリウム、カルシウム又
はアンモニウム塩、スルホン酸アルキルのナトリウム、
カルシウム、アンモニウム又はアルカノールアミン塩、
ジアルキルスルホサクシネートのナトリウム、カルシウ
ム、アンモニウム又はアルカノールアミン塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸のナトリウム、カルシウム、アンモ
ニウム又はアルカノールアミン塩、モノ−又はジ−アル
キルナフタレンスルホン酸のナトリウム、カルシウム、
アンモニウム又はアルカノールアミン塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルムアルデヒト縮合物のナトリウム、カルシ
ウム、アンモニウム又はアルカノールアミン塩、リグニ
ンスルホン酸のナトリウム、カルシウム、アンモニウム
又はアルカノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルスルホン酸のナトリウム、カルシウ
ム、アンモニウム又はアルカノールアミン塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルスルホサクシネートのナト
リウム、カルシウム、アンモニウム又はアルカノールア
ミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルホスフェ
ートのナトリウム又はカルシウム塩、ポリオキシエチレ
ン モノ−又はジ−アルキルフェニルエーテルホスフェ
ートのナトリウム又はカルシウム塩、ポリオキシエチレ
ンベンジル(又はスチリル)フェニルエーテルホスフェ
ートのナトリウム又はカルシウム塩、ポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーホスフェー
トのナトリウム又はカルシウム塩なと。
【0029】また、非イオン界面活性剤としては、次の
ものを例示することができる:ポリオキシエチレン ア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレン アルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン アルキルフェニルエ
ーテルホルムアルデヒト縮合物、ポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーアルキ
ルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンカスターオ
イルエーテルなど。
【0030】さらに、着色剤としては、例えば、酸化
鉄、酸化チタン、プルシアンブルなどの無機顔料や、ア
リザリン染料、アゾ染料、金属フタロシアニン染料など
の有機染料を挙げることができる。
【0031】前述した如き生物活性物質はそのままでカ
プセル殻内に充填することができ、或いは上記の如き助
剤と混合して充填することもできる。充填物中における
生物活性物質の含有量は一般に0.1〜100重量%、
好ましくは5〜100重量%の範囲内とすることがで
き、また、助剤の含有量は次のとおりとすることができ
る。
【0032】担体及び/又は増量剤:一般に0〜90重
量%、好ましくは0〜50重量%、 安定化剤:一般に0〜10重量%、好ましくは0〜5重
量%、 界面活性剤:一般に0〜20重量%、好ましくは0〜1
0重量%。
【0033】カプセル殻への生物活性物質の充填は、そ
れ自体既知の方法で行なうことができ、例えば、生物活
性物質が固体の場合には、粉末状もしくは粒状で又は加
熱熔融して直接充填するか、あるいは担体、増量剤、安
定化剤、界面活性剤等と混合し粉末状もしくは粒状で充
填することができ、生物活性物質が液体である場合に
は、担体に含浸させ、さらに必要に応じて増量剤、安定
化剤、界面活性剤等を加え、粉末状もしくは粒状で充填
することができる。なお、液体の生理活性物質がカプセ
ル殻を溶解しないものであれば、液体の生理活性物質を
カプセル殻に直接充填し密封することもできる。
【0034】以上述べた如くして製造される本発明のカ
プセル製剤は、樹木の薬剤処理に非常に有利で且つ簡便
な方法を提供する。
【0035】例えば、本発明のカプセル剤は、ドリル等
で樹木の幹又は枝に孔を明け、その孔に挿入することに
より施用することができる。カプセル製剤の挿入後の孔
の開口部を木片等によって塞いでもよいが、そのまま放
置しておいても、開口部は樹液によって徐々に塞がれ、
最終的には形成層が盛り上がり(カルスが形成され)、
開口部は完全に塞がれる。
【0036】樹木の幹に挿入された本発明のカプセル製
剤は、樹液によってそのカプセル殻の素材であるポリエ
チレンオキサイドが徐々に溶解し、生物活性物質がカプ
セルの外に放出され、樹木に吸収される。吸収された生
物活性物質は樹木中を移行しその活性を発揮する。
【0037】本発明のカプセル製剤で処理することので
きる樹木の種類には特に制約はないが、その例として
は、マツ類(アカマツ、クロマツ、エゾマツ、トドマ
ツ、カラマツ、ドイツトウヒ等)、ブナ類(ブナ、ク
リ、クリカシ、コナラ等)、スギ類(スギ、サワラ、ヒ
ノキ等)を例示することができる。
【0038】一方、防除対象となりうる有害生物として
は、樹木に寄生ないし感染しうる昆虫、線虫、カビ・菌
類、バクテリア等が挙げられる。
【0039】有害昆虫の例としては、甲虫目、例えば、
カミキリムシ類、キクイムシ類、ゾウムシ類、コガネム
シ類、ハムシ類;膜翅目、例えばタマバチ類、ハバチ
類;双翅目、例えばタマバエ類;半翅目、例えばアブラ
ムシ類、キジラミ類、カイガラムシ類、ハゴロモ類、ア
ワフキムシ類、カメムシ類;鱗翅目、例えばケムシ類、
ミノムシ類、シャクトリムシ類、シンクイムシ類、ハマ
キムシ類、スカシバガ類、ボクトウガ類、コウモリガ
類;マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophi
lus Nickle)等を挙げることができる。
【0040】また、カビ・菌類及びバクテリアの例とし
ては、プラスモデイオホロミセテス(Plasmodiophoromy
cetes)、オーミセテス(Oomycetes)、キトリディオミ
セテス(Chytridiomycetes)、ジゴミセテス(Zygomyce
tes)、アスコミセテス(Ascomycetes)、バシジオミセ
テス(Basidiomycets)及びドイテロミセテス(Deutero
mycetes)に属する種々の植物病害微生物、シュードモ
ナス科(Pseudomonadaceae)、リゾビウム科(Rhizobia
ceae)、エンテロバクテリア科(Enterobacteriacea
e)、コリネバクテリウム科(Corynebacteriaceae)及
びストレプトミセス科(Streptomycetaceae)に属する
種々の植物病害微生物等を挙げることができる。
【0041】上記の如き有害生物を防除する場合の本発
明のカプセル製剤の樹木に対する施用量は、樹木の大き
さ、活性化合物の種類及び含有量、有害生物の寄生ない
し感染の程度等に依存し、具体的な施用量はカプセル製
剤の投与個数を変えることにより調節することができ
る。複数のカプセル製剤を投与する場合には、樹木の周
囲に適当な間隔に分散させて穿孔し、投与するのが好ま
しい。
【0042】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらのみによって限定されるものではな
い。なお、実施例で使用する活性化合物は次のとおりで
ある。
【0043】化合物A:O,O−ジメチル 0−3−メ
チル−4−(メチルスルフィニル)フェニル ホスホロ
チオアート、 化合物B:トランス−1,4,5,6−テトラヒドロ−
1−メチル−2−[2−(3−メチル−2−チエニル)
ビニル]ピリミジン酒石酸塩、 化合物C:(−)−(S)−2,3,5,6−テトラヒ
ドロ−6−フェニルイミダゾ[2,1−b]チアゾール
塩酸塩、 化合物D:1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン。
【0044】カプセル殻製造例1 平均分子量100,000のポリオキシエチレン90部
に平均分子量400のポリエチレングリコール10部を
加え、射出成形法により、外寸直径7.2mm、内寸直
径6.7mm、長さ30mmの小さい試験管状のカプセ
ル殻を成形した。
【0045】カプセル殻製造例2 平均分子量100,000のポリオキシエチレン80部
に平均分子量6,000のポリエチレングリコール10
部と平均分子量400のポリエチレングリコール10部
を加え、射出成形法により、外寸直径7.2mm、内寸
直径6.7mm、長さ30mmの小さい試験管状のカプ
セル殻を成形した。
【0046】カプセル殻製造例3 平均分子量100,000のポリオキシエチレン70
部、平均分子量8,000,000のポリオキシエチレ
ン20部に平均分子量400のポリエチレングリコール
10部を加え、射出成形法により、外寸直径7.2m
m、内寸直径6.7mm、長さ30mmの小さい試験管
状のカプセル殻を成形した。
【0047】製剤例1 加熱溶融した化合物A1.4gを、カプセル殻製造法1
で得たカプセル殻に充填し、室温に放置し、化合物Aを
結晶化させた。
【0048】製剤例2 加熱溶融した化合物A1.4gを、カプセル殻製造法2
で得たカプセル殻に充填し、室温に放置し、化合物Aを
結晶化させた。
【0049】製造例3 加熱溶融した化合物A95部に、粉末状のアクリル酸塩
系高吸水性ポリマー5部を混合した。この混合物1.4
gを溶融したままの状態で、カプセル殻製造例1で得た
カプセル殻に充填し、室温に放置し結晶化させた。
【0050】製造例4 加熱溶融した平均分子量4,000のポリエチレングリ
コール50部に、化合物D50部を混合した。この混合
物1.4gを溶融したままの状態で、カプセル殻製造例
1で得たカプセル殻に充填し、室温に放置し固化させ
た。
【0051】製造例5 加熱溶融した平均分子量4,000のポリエチレングリ
コール70部に、化合物B30部を混合した。この混合
物1.4gを溶融したままの状態で、カプセル殻製造例
1で得たカプセル殻に充填し、室温に放置し固化させ
た。
【0052】製剤例6 加熱溶融した平均分子量4,000のポリエチレングリ
コール70部に、化合物C30部を混合した。この混合
物1.4gを溶融したままの状態で、カプセル殻製造例
1で得たカプセル殻に充填し、室温に放置し固化させ
た。
【0053】生物試験例:松枯れ防止効果試験 初夏(6月上旬)に15年生クロマツの胸高部に、電動
ドリルを用いて直径7.5mmの孔を開け、前記製剤例
1、5及び6の各製剤を挿入した。挿入孔は樹幹の周囲
に等間隔になるように分散させ開けた。挿入孔は薬剤処
理後1日で樹脂により塞がり、半年後にはカルスが形成
され完全に塞がった 薬剤処理30日後、試験木の主枝
上部2ヶ所及び主幹部1ヶ所の計3ヶ所に孔(直径4m
m、深さ10mm)を開け、1孔当たり約15000頭
のマツノザイセンチュウを接種した。接種2ヶ月後に、
松の樹脂の状態を樹脂判定法(小田式)により判定し
た。試験は、一試験区当たり5本のマツを使用し、結果
はその平均である。本試験において、通水阻害、形成層
破壊等の薬害は認められなかった。結果を第1表に示
す。
【0054】
【表1】
【0055】マツの木立の樹脂判定方法(小田式)を下
記第2表に示す。
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】本発明の生物活性カプセル製剤は、高濃
度の活性化合物を含有した製剤として調製することがで
きるために、剤形を小さくすることができる。このため
に、運搬、保管等にかかるコストは従来のアンプル型の
製剤に比べて低くすむ。また、本発明のカプセル製剤を
用いて個々の樹木を薬剤処理する際には、樹木の形成層
破壊や通水阻害を起こさない;樹木に施用するときに開
ける穴を小さくすることができ、該開口部は速やかに塞
がれるために、該開口部を木片等で塞ぐ必要がない;活
性物質がカプセル内に封入されているので作業時に該活
性物質に直接触れることがなく安全に作業することがで
きる;施与後にアンプル等を回収する必要が無い、等の
従来のアンプル型の製剤に比べて種々の優れた効果が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花木 克彦 栃木県小山市神鳥谷934−7 (72)発明者 阿部 剛久 栃木県小山市若木町1−9−31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量が10万以上の水溶性ポリ
    オキシエチレン及び可塑剤からなるカプセル殻内に生物
    活性物質を充填してなることを特徴とするカプセル製
    剤。
  2. 【請求項2】 生物活性物質が、殺虫性化合物、殺菌性
    化合物、殺線虫性化合物、灌木枯殺化合物及び植物栄養
    物質よりなる群から選ばれる少なくとも一種である請求
    項1記載のカプセル製剤。
  3. 【請求項3】 生物活性物質が、O,O−ジメチル O
    −3−メチル−4−(メチルスルフィニル)フェニル
    ホスホロチオアート、トランス−1,4,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチル−2−[2−(3−メチル−2−
    チエニル)ビニル]ピリミジン酒石酸塩、(−)−
    (S)−2,3,5,6−テトラヒドロ−6−フェニル
    イミダゾ[2,1−b]チアゾール塩酸塩、1−(6−
    クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリ
    ジン−2−イリデンアミン、(RS)−S−sec−ブ
    チル O−エチル 2−オキソ−1,3−チアゾリジン
    −3−イルホスホノチオアート、O−エチル S,S,
    −ジプロピル ホスホロジチオアート、N−[(6−ク
    ロロ−3−ピリジル)メチル]−N′−シアノ−N−メ
    チルアセトアミジン、N−[(6−クロロ−3−ピリジ
    ル)メチル]−N−エチル−N′−メチル−2−ニトロ
    −1,1−エタンジアミン、1−(2−クロロ−5−チ
    アゾリルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン
    及び1−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3,
    5−ジメチル−2−ニトロイミノ−ヘキサヒドロ−1,
    3,5−トリアジンよりなる群から選ばれる殺虫性化合
    物又は殺線虫化合物である請求項1又は2記載のカプセ
    ル製剤。
  4. 【請求項4】 生物活性物質と、担体、増量剤、安定化
    剤、界面活性剤及び着色剤よりなる群から選ばれる少な
    くとも1種の助剤とからなる混合物を充填して成る請求
    項1〜3記載のいずれかに記載のカプセル製剤。
  5. 【請求項5】 カプセル殻の直径が4〜10ミリメート
    ルであり且つ長さが5〜120ミリメートルである請求
    項1〜4のいずれかに記載のカプセル製剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のカプセ
    ル製剤を、樹木の孔に挿入することを特徴とする樹木の
    処理方法。
JP34715995A 1995-04-28 1995-12-15 植物処理用カプセル製剤 Pending JPH0912408A (ja)

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JP12751495 1995-04-28
JP7-127514 1995-04-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308547A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Mitsutoyo Corp エンコーダ、その信号確認装置及び信号確認プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005308547A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Mitsutoyo Corp エンコーダ、その信号確認装置及び信号確認プログラム

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