JPH09123989A - 水面浮遊物回収船 - Google Patents
水面浮遊物回収船Info
- Publication number
- JPH09123989A JPH09123989A JP7319426A JP31942695A JPH09123989A JP H09123989 A JPH09123989 A JP H09123989A JP 7319426 A JP7319426 A JP 7319426A JP 31942695 A JP31942695 A JP 31942695A JP H09123989 A JPH09123989 A JP H09123989A
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- JP
- Japan
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- water
- bow
- water flow
- catamaran
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は水面浮遊物を回収する船において、
双胴間に流入する水流が弱いために、浮遊物の回収能力
が低い間題を解決するため、水流発生装置から水中に水
を噴出させて流入する水流を増強することにより作業能
率の高い水面浮遊物回収船を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 船首前端より前方の水中に水流発生装置
２を保持し、水流発生装置で発生させる水流を船首の方
に向かわせる。 水流発生装置２を保持する位置は作業
水面の状況及び浮遊物の性状に応じて最適の位置を選定
し、且つ、本船が航行する際には、推進抵抗を増加させ
ないために水流発生装置を本船上に格納できるように、
可動型又は折りたたみ式のＡフレームもしくは、ブーム
型の揚降装置３で水流発生装置２を保持する。
双胴間に流入する水流が弱いために、浮遊物の回収能力
が低い間題を解決するため、水流発生装置から水中に水
を噴出させて流入する水流を増強することにより作業能
率の高い水面浮遊物回収船を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 船首前端より前方の水中に水流発生装置
２を保持し、水流発生装置で発生させる水流を船首の方
に向かわせる。 水流発生装置２を保持する位置は作業
水面の状況及び浮遊物の性状に応じて最適の位置を選定
し、且つ、本船が航行する際には、推進抵抗を増加させ
ないために水流発生装置を本船上に格納できるように、
可動型又は折りたたみ式のＡフレームもしくは、ブーム
型の揚降装置３で水流発生装置２を保持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は海上、河川、湖沼等
の水面に浮遊する流出油及びごみなどを回収し、水域を
清掃する油回収船又はごみ回収船の改良に関するもので
ある。
の水面に浮遊する流出油及びごみなどを回収し、水域を
清掃する油回収船又はごみ回収船の改良に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の油又はごみ回収船の多くは図３に
示すような双胴船の左右の船体の間に油またはごみ回収
装置を設け、本船を周囲の水に対して相対的に前進させ
ることにより周囲の水に水流を起こさせ、その一部を双
胴の間隔６に流入させて水流に乗って流れてくる油やご
みなどの浮遊物を回収していた。
示すような双胴船の左右の船体の間に油またはごみ回収
装置を設け、本船を周囲の水に対して相対的に前進させ
ることにより周囲の水に水流を起こさせ、その一部を双
胴の間隔６に流入させて水流に乗って流れてくる油やご
みなどの浮遊物を回収していた。
【０００３】上記構成の油又はごみ回収船では、船首前
端より前方において水流が弱いために船首の前方にある
浮遊物を双胴の船体の間隔６に流入させる速度が遅いの
で一定時間内に回収装置に流入してくる浮遊物の量が少
なく、回収能率を高くすることが難しかった。
端より前方において水流が弱いために船首の前方にある
浮遊物を双胴の船体の間隔６に流入させる速度が遅いの
で一定時間内に回収装置に流入してくる浮遊物の量が少
なく、回収能率を高くすることが難しかった。
【０００４】船を前進させられない場合は、船首前方か
ら船体の方に向かう水流が極めて弱いために、防波堤や
護岸付近に集合している浮遊物を水流によって回収装置
の方に流入させるのが困難であり、船首部に人が立って
竿や鋤のようなもので浮遊物をかきよせることも行われ
ていた。
ら船体の方に向かう水流が極めて弱いために、防波堤や
護岸付近に集合している浮遊物を水流によって回収装置
の方に流入させるのが困難であり、船首部に人が立って
竿や鋤のようなもので浮遊物をかきよせることも行われ
ていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】船体が周囲の水に対し
て前進するとき、船体が抵抗体になるため船体周辺の水
の流線は船体を避けるように流れる。 船体より前方に
ある浮遊物は流線に沿って流れるので船体に近接して設
置された回収装置には十分な量の浮遊物が流入しなかっ
た。 また、停船しているときは船に相対する水流が弱
いために浮遊物の回収が難しかった。そこで、船首より
前方から船首の方向に向かう水流を強めて、双胴の間隔
６に流入する浮遊物の量と速度とを大きくすることを目
的とする。
て前進するとき、船体が抵抗体になるため船体周辺の水
の流線は船体を避けるように流れる。 船体より前方に
ある浮遊物は流線に沿って流れるので船体に近接して設
置された回収装置には十分な量の浮遊物が流入しなかっ
た。 また、停船しているときは船に相対する水流が弱
いために浮遊物の回収が難しかった。そこで、船首より
前方から船首の方向に向かう水流を強めて、双胴の間隔
６に流入する浮遊物の量と速度とを大きくすることを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】船首前端より前方の水中
に水流発生装置２を保持し、その水流発生装置で発生さ
せる水流を船首の方に向かわせる。水流発生装置２を保
持する位置は作業水面の状況及び浮遊物の性状に応じて
最適の位置を選定する必要があり、且つ、本船が航行す
る際には、推進抵抗を増加させないため、水流発生装置
を本船上に格納できるように、可動型又は折りたたみ式
のＡフレームもしくは、ブーム型の揚降装置３で水流発
生装置２を保持する。上記の装備を持つ船において船首
前方で水流発生装置２から水を噴出すると、周りの水を
誘引して船首前方から船体の方向に向かう水流が強まる
ので、船が前進中でも停船中でも水流によって双胴の間
隔６に運ばれる浮遊物の量が増え、水面浮遊物の回収能
力が向上する。
に水流発生装置２を保持し、その水流発生装置で発生さ
せる水流を船首の方に向かわせる。水流発生装置２を保
持する位置は作業水面の状況及び浮遊物の性状に応じて
最適の位置を選定する必要があり、且つ、本船が航行す
る際には、推進抵抗を増加させないため、水流発生装置
を本船上に格納できるように、可動型又は折りたたみ式
のＡフレームもしくは、ブーム型の揚降装置３で水流発
生装置２を保持する。上記の装備を持つ船において船首
前方で水流発生装置２から水を噴出すると、周りの水を
誘引して船首前方から船体の方向に向かう水流が強まる
ので、船が前進中でも停船中でも水流によって双胴の間
隔６に運ばれる浮遊物の量が増え、水面浮遊物の回収能
力が向上する。
【０００７】また、前項の効果を補強するものとして船
首に装備した掃海堰７を開くことにより船体の側方に流
れ去る流線の一部を双胴間に取り込めるので、実質的に
掃海幅を広げる作用を行わせられる。
首に装備した掃海堰７を開くことにより船体の側方に流
れ去る流線の一部を双胴間に取り込めるので、実質的に
掃海幅を広げる作用を行わせられる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の一実施形
態を説明する。図１は水流発生装置１台を備えた双胴型
の油回収兼ごみ回収船の側面図、図２は同じく平面図で
ある。
態を説明する。図１は水流発生装置１台を備えた双胴型
の油回収兼ごみ回収船の側面図、図２は同じく平面図で
ある。
【０００９】双胴船型の回収船の船体１の双胴間隔６に
油回収装置４及びごみ回収装置５を装備している。 図
１及び図２は船首前端より前方最適な位置に保持された
水流発生装置２と、２を保持する折りたたみ式のブーム
型揚降装置３を示している。船首前方で２が水流を発生
してその周りの水を誘引して、強められた水流が双胴の
間隔６に流入する。
油回収装置４及びごみ回収装置５を装備している。 図
１及び図２は船首前端より前方最適な位置に保持された
水流発生装置２と、２を保持する折りたたみ式のブーム
型揚降装置３を示している。船首前方で２が水流を発生
してその周りの水を誘引して、強められた水流が双胴の
間隔６に流入する。
【００１０】また掃海堰７が船体の両舷側方向に流れ去
る水流の一部をせきとめて双胴間に導く。 以上により
油回収装置及びごみ回収装置に流入する水量を増やし、
以て、浮遊物の回収能率を上げる。
る水流の一部をせきとめて双胴間に導く。 以上により
油回収装置及びごみ回収装置に流入する水量を増やし、
以て、浮遊物の回収能率を上げる。
【図１】本発明の一実施形態としての水面浮遊物回収船
の一般配置を示す側面図である。
の一般配置を示す側面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】従来のごみ回収船の例である。
１ 船体 ２ 水流発生装置 ３ 折りたたみ式ブーム型揚降装置 ４ 油回収装置 ５ ごみ回収装置 ６ 双胴の間隔 ７ 掃海堰
Claims (3)
- 【請求項１】 回収作業を行うときは船首端部より前方
の水中の任意の位置に水流発生装置を保持して船首方向
に向かう水流を増強し、船が航行するときは、水流発生
装置を本船上に格納できることを特徴とし、そのために
可動型もしくは折りたたみ式のＡフレームもしくはブー
ム型揚降装置を備えた浮遊する油又はその他のごみなど
の浮遊物を回収する水面浮遊物回収船。 - 【請求項２】 上記の水流発生装置を１台又は複数台設
け、各水流発生装置の水の噴出方向を船体中心面と平
行、もしくは船体中心面と交わる方向に配置した水面浮
遊物回収船。 - 【請求項３】 上記の装置に加えて船首部に着脱可能
な、もしくは開閉自在な掃海堰を装備した水面浮遊物回
収船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7319426A JPH09123989A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 水面浮遊物回収船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7319426A JPH09123989A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 水面浮遊物回収船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123989A true JPH09123989A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18110067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7319426A Pending JPH09123989A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 水面浮遊物回収船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09123989A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102689678A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-09-26 | 徐浩钟 | 导引漂浮物收集船 |
| CN102897292A (zh) * | 2012-08-02 | 2013-01-30 | 青岛光明环保技术有限公司 | 一种自航式收油机 |
| CN108516059A (zh) * | 2018-04-07 | 2018-09-11 | 孙献光 | 一种可分离浮萍的水面垃圾收集船 |
| CN110696980A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-17 | 安徽工程大学 | 一种水路两用的水面垃圾清理船 |
| CN113235543A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-08-10 | 郑州轻工业大学 | 河道垃圾清理装置 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP7319426A patent/JPH09123989A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102689678A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-09-26 | 徐浩钟 | 导引漂浮物收集船 |
| CN102689678B (zh) * | 2012-06-20 | 2014-09-10 | 徐浩钟 | 导引漂浮物收集船 |
| CN102897292A (zh) * | 2012-08-02 | 2013-01-30 | 青岛光明环保技术有限公司 | 一种自航式收油机 |
| CN108516059A (zh) * | 2018-04-07 | 2018-09-11 | 孙献光 | 一种可分离浮萍的水面垃圾收集船 |
| CN110696980A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-17 | 安徽工程大学 | 一种水路两用的水面垃圾清理船 |
| CN110696980B (zh) * | 2019-10-15 | 2021-08-27 | 安徽工程大学 | 一种水路两用的水面垃圾清理船 |
| CN113235543A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-08-10 | 郑州轻工业大学 | 河道垃圾清理装置 |
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