JPH09123656A - クリップ - Google Patents

クリップ

Info

Publication number
JPH09123656A
JPH09123656A JP30369395A JP30369395A JPH09123656A JP H09123656 A JPH09123656 A JP H09123656A JP 30369395 A JP30369395 A JP 30369395A JP 30369395 A JP30369395 A JP 30369395A JP H09123656 A JPH09123656 A JP H09123656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
base
spring body
plates
lower plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30369395A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizo Kobayashi
英三 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUNSTAR BUNGU KK
Original Assignee
SUNSTAR BUNGU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUNSTAR BUNGU KK filed Critical SUNSTAR BUNGU KK
Priority to JP30369395A priority Critical patent/JPH09123656A/ja
Publication of JPH09123656A publication Critical patent/JPH09123656A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バネ体を形成する場合に曲げ工程を減らすこ
とによって生産性を向上させることができ、よってコス
ト低減が可能となるクリップを提供する。 【解決手段】 背板2の上下両端からそれぞれ前方に突
出する上板3及び下板4を有して断面が略コ字状を呈し
全体的に変形しにくい基体1と、同じく背板8の上下両
端からそれぞれ前方に突出する前上がりに傾斜した上板
9と前下がりに傾斜した下板10とを有し更に上板9と
下板10にそれぞれ後下がりに傾斜するように切り曲げ
た挟み板11と後上がりに傾斜するように切り曲げた挟
み板12とを対設して全体が変形容易でかつ弾力性を有
するバネ体7とを備えて、そのバネ体7を基体1の内側
に配して後方へ没入自在にかつ前方へ突出自在に組み付
け、バネ体7が基体1の内側後方へ没入するときにその
上板9と下板10が基体1の上板3と下板4に規制され
て上下方向の中心側へ変形して上下の挟み板11,12
が互いに先端縁を接近して閉合するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、書類等の端部を挟持する
クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6〜図9に示すように、背板1
7の上下両端からそれぞれ前方に突出する上板18及び
下板19を有して断面が略コ字状を呈し全体的に変形し
にくい基体16と、同じく背板21の上下両端からそれ
ぞれ前方に突出する前上がりに傾斜した上板22と前下
がりに傾斜した下板23とを有し更に上板22と下板2
3の前端内側にそれぞれ後下がりに傾斜した折り返し挟
み板24と後上がりに傾斜した折り返し挟み板25を対
設して全体が変形容易でかつ弾力性を有するバネ体20
とを備えて、そのバネ体20を基体16の内側に配して
後方へ没入自在にかつ前方へ突出自在に組み付け、バネ
体20が基体16の内側後方へ没入するときにその上板
22と下板23が基体16の上板18と下板19に規制
されて上下方向の中心側へ変形して上下の挟み板24,
25が互いに先端縁を接近して閉合するようになしたク
リップが存在する。このクリップは、バネ体20を基体
16の前方へ突出させた状態で、図8に示すように、そ
のバネ体20の上板22と下板23の間に書類等26の
端部を挿入してから、図9に示すように、バネ体20を
基体16の内部へ押し込んで没入させることにより上板
22と下板23を上下方向の中心側へ変形させて、上下
の挟み板24,25の先端縁を書類等26に圧接させて
書類等26を挟持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のクリップ
は、特にバネ体20を形成する場合に、まず1枚の金属
板から扁平状態で一連の上板22、背板21及び下板2
3を打ち抜くとともに、その打ち抜き加工によって同時
に上板22と下板23にそれぞれ前後方向の長孔27,
28も穿設し、次に上板22と下板23の先端部をそれ
ぞれ折り返して挟み板24,25を形成し、更に背板2
1の上下両端位置でそれぞれ上板22及び下板23を折
り曲げるという工程が必要であった。すなわち、曲げ工
程が少なくとも2工程以上になるので加工が面倒であり
コスト高となる問題があった。
【0004】そこで本発明は、特にバネ体を形成する場
合に曲げ工程を減らすことによって生産性を向上させる
ことができ、よってコスト低減が可能となるクリップの
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクリップは、背板2の上下両端からそれぞ
れ前方に突出する上板3及び下板4を有して断面が略コ
字状を呈し全体的に変形しにくい基体1と、同じく背板
8の上下両端からそれぞれ前方に突出する前上がりに傾
斜した上板9と前下がりに傾斜した下板10とを有し更
に上板9と下板10にそれぞれ後下がりに傾斜するよう
に切り曲げた挟み板11と後上がりに傾斜するように切
り曲げた挟み板12とを対設して全体が変形容易でかつ
弾力性を有するバネ体7とを備えて、そのバネ体7を基
体1の内側に配して後方へ没入自在に、かつ前方へ突出
自在に組み付け、バネ体7が基体1の内側後方へ没入す
るときにその上板9と下板10が基体1の上板3と下板
4に規制されて上下方向の中心側へ変形して上下の挟み
板11,12が互いに先端縁を接近して閉合するように
構成したものである。
【0006】
【作用】本発明のクリップにおける挟み板11,12は
上板9及び下板10からそれぞれ切り曲げることによっ
て形成され、その切り曲げは、1枚の金属板から扁平状
態で一連の上板9、背板8及び下板10を打ち抜く工程
で同時に行なうことができる。したがって、上記従来例
における挟み板24,25のように上板22と下板23
の先端部を折り曲げる必要がないので、曲げ工程が1工
程減少する。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図5に示した本発明の実施例に
ついて説明する。まず、符号1が基体であり、この基体
1は背板2の上下両端からそれぞれ前方に突出する上板
3及び下板4を有して断面が略コ字状を呈している。こ
の基体1は、後述するバネ体7に比べて剛性が高く変形
しにくい金属板製である。この基体1の上板3及び下板
4にはそれぞれ内面側へ僅かに突出する切り曲げ片5,
6を設けている。
【0008】次に、符号7がバネ体であり、このバネ体
7も上記の基体1と同様に背板8、上板9、及び下板1
0を有して、上板9は僅かに前上がりに傾斜し、下板1
0は僅かに前下がりに傾斜している。さらに、上板9と
下板10の左右両側にはそれぞれ前後方向の長孔13,
14を穿設し、その長孔13,14の前方箇所を内側へ
切り曲げて上下にそれぞれ挟み板11,12を対向する
ように形成している。この上側の挟み板11は後下がり
に傾斜し、下側の挟み板12は後上がりに傾斜してい
る。このバネ体7は上記の基体1よりも肉薄の金属板製
であり、変形が容易でかつ弾力性を有している。
【0009】バネ体7は基体1の内側に配されて、基体
1に対し後方へ没入自在に、かつ前方へ突出自在に組み
付けられている。なお、基体1の内面側に突設した上記
の切り曲げ片5,6はバネ体7の長孔13,14に摺動
自在に嵌入してバネ体7が前進、後退する際にガイドす
る。
【0010】上記のバネ体7は次のように形成する。ま
ず、図5に示すように、1枚の金属板から、扁平状態で
一連の上板9、背板8、及び下板10を打ち抜く。この
打ち抜き加工で、同時に、上板9と下板10に対しそれ
ぞれ長孔13,14も穿設する。さらに、上板9におけ
る長孔13と、下板10における長孔14のそれぞれの
前方箇所を、上記の打ち抜き加工で同時に内側へ切り曲
げる、すなわち、パンチで切った箇所を同時に押して挟
み板11,12を形成する。その後、背板8の上下両端
箇所で背板8に対し上板9及び下板10を折り曲げた
り、上板9及び下板10を傾斜させるための曲げ加工を
行なう。
【0011】書類等15を挟持するときは次のように操
作する。まず、図3に示すように、バネ体7を基体1の
前方へ突出状態にする。なお、このとき、基体1の切り
曲げ片5,6がバネ体7の長孔13,14の後端縁に係
止してバネ体7を抜け止めする。次に、書類等15を前
方からバネ体7の挟み板11,12の間を通過するよう
に上板9と下板10の間に挿入する。この状態で、基体
1をバネ体7に対し前方へ押すと、図4に示すように、
バネ体7が基体1に対し相対的に後退して基体1の内側
に没入し、バネ体7の上板9と下板10は基体1の上板
3と下板4に規制されて内側、すなわち、上下方向の中
心側へ変形して上下方向の間隔を狭め、上下の挟み板1
1,12の先端縁は互いに閉合するように接近して書類
等15の上下両面にそれぞれ圧接する。これで、書類等
15は挟み板11,12によって挟持される。
【0012】
【発明の効果】本発明のクリップは上記の通りであり、
バネ体7の上板9及び下板10に切り曲げた挟み板1
1,12を設けることによって、上記従来例のように挟
み板を曲げ加工で形成しなくともすみ、バネ体7の製造
工程で曲げ工程を減らすことができる。換言すれば、曲
げ工程が少なく能率の良い製法を採用できるので、コス
ト低減が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の平面図である。
【図2】本発明実施例の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3の断面図において基体の内側にバネ体を没
入させた状態を示す断面図である。
【図5】扁平状態で一連の上板、背板及び下板を打ち抜
いた状態の底面図である。
【図6】従来例の平面図である。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】図8の断面図において基体の内側にバネ体を没
入させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 背板 3 上板 4 下板 5 切り曲げ片 6 切り曲げ片 7 バネ体 8 背板 9 上板 10 下板 11 挟み板 12 挟み板 13 長孔 14 長孔 15 書類等 16 基体 17 背板 18 上板 19 下板 20 バネ体 21 背板 22 上板 23 下板 24 挟み板 25 挟み板 26 書類等 27 長孔 28 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板2の上下両端からそれぞれ前方に突
    出する上板3及び下板4を有して断面が略コ字状を呈し
    全体的に変形しにくい基体1と、同じく背板8の上下両
    端からそれぞれ前方に突出する前上がりに傾斜した上板
    9と前下がりに傾斜した下板10とを有し更に上板9と
    下板10にそれぞれ後下がりに傾斜するように切り曲げ
    た挟み板11と後上がりに傾斜するように切り曲げた挟
    み板12とを対設して全体が変形容易でかつ弾力性を有
    するバネ体7とを備えて、そのバネ体7を基体1の内側
    に配して後方へ没入自在に、かつ前方へ突出自在に組み
    付け、バネ体7が基体1の内側後方へ没入するときにそ
    の上板9と下板10が基体1の上板3と下板4に規制さ
    れて上下方向の中心側へ変形して上下の挟み板11,1
    2が互いに先端縁を接近して閉合するように構成したク
    リップ。
JP30369395A 1995-10-27 1995-10-27 クリップ Pending JPH09123656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30369395A JPH09123656A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30369395A JPH09123656A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09123656A true JPH09123656A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17924110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30369395A Pending JPH09123656A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09123656A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113958049A (zh) * 2021-11-23 2022-01-21 重庆大学 一种剪刀叉式建筑物钢架与叠合板连接结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113958049A (zh) * 2021-11-23 2022-01-21 重庆大学 一种剪刀叉式建筑物钢架与叠合板连接结构
CN113958049B (zh) * 2021-11-23 2022-12-27 重庆大学 一种剪刀叉式建筑物钢架与叠合板连接结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5920982A (ja) 二連ビ−ム電気接点の製造方法
US6319076B1 (en) Socket contact element
JPH09123656A (ja) クリップ
US3566660A (en) Manufacturing method to produce printing type
JPH1058040A (ja) 中空断面部材のプレス成形方法
CN210191412U (zh) 一种汽车后保险杠中部固定支架
CN211360274U (zh) 一种微型冲子定位结构
US4535502A (en) Method of fabricating a base plate for a metal fitting, and stamping utilized in forming the base plate
CA1124497A (en) Method for manufacturing slide fastener elements
JP2018202435A (ja) プレス成形品の製造方法
KR100894156B1 (ko) 터미널성형장치 및 방법
JP2004119109A (ja) カードコネクタ
CN111873769A (zh) 一种外水切铝亮条配合的端盖
CN218887012U (zh) 一种用于电子设备开关的五金弹片
JPH09118088A (ja) クリップ
CN210847991U (zh) 一种电脑机箱小支架折弯模具组
JP2020163398A (ja) 筒状部品およびその製造方法
CN213162707U (zh) 带圆孔和折弯处中部凹陷的弯折片用连续模
CN212703979U (zh) 一种切料精准的汽车横隔板左连续模
CN215090180U (zh) 一种用于冲压z形轮廓的冲模结构
CN220901653U (zh) 一种汽车后纵梁上板的成型模具
CN209830011U (zh) 改善小内径工件预冲孔形状的模具
CN212703980U (zh) 一种切料精准的汽车横隔板右连续模
CN111687305B (zh) 模具
CN213344969U (zh) 一种座椅支架