JPH09123438A - プリントマシン - Google Patents
プリントマシンInfo
- Publication number
- JPH09123438A JPH09123438A JP8245649A JP24564996A JPH09123438A JP H09123438 A JPH09123438 A JP H09123438A JP 8245649 A JP8245649 A JP 8245649A JP 24564996 A JP24564996 A JP 24564996A JP H09123438 A JPH09123438 A JP H09123438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- paper
- heater
- flexible heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
- B41J11/0024—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using conduction means, e.g. by using a heated platen
- B41J11/00244—Means for heating the copy materials before or during printing
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクの用紙への吸収性及び画像品質を向上
させるプリントマシンを提供する。 【解決手段】 セグメント化されたフレキシブルなヒー
タ50はプリントマシン10の用紙経路に隣接して配置
され、プリントの前及び間に記録媒体16を加熱する。
セグメント化フレキシブルヒータ50は、用紙を予熱す
る湾曲した第1の部分52及びプリントゾーン38にお
いて用紙を加熱する平坦な第2の部分54を含み、ここ
で第2の部分54は第1の部分52によって生じる熱エ
ネルギーよりも高い温度を有する熱エネルギーを生じ
る。第1の部分52は、駆動ロール34及びピンチロー
ル36を収容する開口を含み、第2の部分54によって
加熱されたプリントゾーン領域38へ記録媒体16を移
動させる。フレキシブルヒータ50の開口は、プリント
の前及び間に記録媒体16の連続的な加熱を提供する。
させるプリントマシンを提供する。 【解決手段】 セグメント化されたフレキシブルなヒー
タ50はプリントマシン10の用紙経路に隣接して配置
され、プリントの前及び間に記録媒体16を加熱する。
セグメント化フレキシブルヒータ50は、用紙を予熱す
る湾曲した第1の部分52及びプリントゾーン38にお
いて用紙を加熱する平坦な第2の部分54を含み、ここ
で第2の部分54は第1の部分52によって生じる熱エ
ネルギーよりも高い温度を有する熱エネルギーを生じ
る。第1の部分52は、駆動ロール34及びピンチロー
ル36を収容する開口を含み、第2の部分54によって
加熱されたプリントゾーン領域38へ記録媒体16を移
動させる。フレキシブルヒータ50の開口は、プリント
の前及び間に記録媒体16の連続的な加熱を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にプリントマシ
ンに関し、より詳細には液体インクプリンタによって記
録媒体上に付着されたインクを乾燥させることに関す
る。
ンに関し、より詳細には液体インクプリンタによって記
録媒体上に付着されたインクを乾燥させることに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
液体インク及び特にサーマルインクジェットプリントに
おいて使用される液体インクは、着色剤又は染料、水な
どの通常水性液体ビヒクルである液体及び/又は低蒸気
圧溶剤を含む。インクは基体上に付着され、テキスト及
び/又はグラフィックスの形の画像を形成する。1度付
着されると、液体成分はインク及び用紙から除去され、
空気自然乾燥又は強制乾燥のいずれかによって着色剤を
基体上に定着させる。空気自然乾燥では、基体上に付着
されたインクの液体成分を蒸発させ、機械的な助けなし
に自然に基体に浸透させることができる。強制乾燥で
は、記録媒体は種々のタイプの熱エネルギーにさらさ
れ、これらには赤外加熱、導電加熱及びマイクロ波エネ
ルギーによる加熱が含まれうる。
液体インク及び特にサーマルインクジェットプリントに
おいて使用される液体インクは、着色剤又は染料、水な
どの通常水性液体ビヒクルである液体及び/又は低蒸気
圧溶剤を含む。インクは基体上に付着され、テキスト及
び/又はグラフィックスの形の画像を形成する。1度付
着されると、液体成分はインク及び用紙から除去され、
空気自然乾燥又は強制乾燥のいずれかによって着色剤を
基体上に定着させる。空気自然乾燥では、基体上に付着
されたインクの液体成分を蒸発させ、機械的な助けなし
に自然に基体に浸透させることができる。強制乾燥で
は、記録媒体は種々のタイプの熱エネルギーにさらさ
れ、これらには赤外加熱、導電加熱及びマイクロ波エネ
ルギーによる加熱が含まれうる。
【0003】画像の強制乾燥は、画像形成プロセスの間
又は画像が記録媒体上に形成された後のいずれかに生じ
うる。更に、記録媒体を画像形成前に予熱し、インクの
付着に備えて記録媒体をプリコンディショニングするこ
とができる。記録媒体のプリコンディショニングは通
常、用紙などの記録媒体に存在しうる過度の湿気を取り
除くことによって記録媒体がインクを受け取る準備をす
る。このプリコンディショニングステップは、記録媒体
上に付着後インクを乾燥させるために必要な時間量を減
少させるだけでなく、このステップはまた、記録媒体に
残る過度の湿気から生じうる用紙のしわ及びカールを少
なくすることによって画像品質を向上させる。
又は画像が記録媒体上に形成された後のいずれかに生じ
うる。更に、記録媒体を画像形成前に予熱し、インクの
付着に備えて記録媒体をプリコンディショニングするこ
とができる。記録媒体のプリコンディショニングは通
常、用紙などの記録媒体に存在しうる過度の湿気を取り
除くことによって記録媒体がインクを受け取る準備をす
る。このプリコンディショニングステップは、記録媒体
上に付着後インクを乾燥させるために必要な時間量を減
少させるだけでなく、このステップはまた、記録媒体に
残る過度の湿気から生じうる用紙のしわ及びカールを少
なくすることによって画像品質を向上させる。
【0004】タンモアら(Tunmore et al.)の米国特許第
4,982,207号において、プリントシートを保持
しプリント経路を介して搬送するための回転プリントプ
ラテンを有するインクジェットプリンタ用のヒータ構造
が記載されている。このプラテンヒータは、シートを付
着させる真空孔を有する中空シェルを含む。加熱ホイル
が、シェルの内部周縁と熱伝導可能に取外し可能に取り
付けられている。
4,982,207号において、プリントシートを保持
しプリント経路を介して搬送するための回転プリントプ
ラテンを有するインクジェットプリンタ用のヒータ構造
が記載されている。このプラテンヒータは、シートを付
着させる真空孔を有する中空シェルを含む。加熱ホイル
が、シェルの内部周縁と熱伝導可能に取外し可能に取り
付けられている。
【0005】シュウィーバートら(Schwiebert et al.)
の米国特許第5,406,321号は、インクジェット
プリンタ及びこのプリンタのための用紙プリコンディシ
ョニングプリヒータを記載している。用紙プリコンディ
ショニングプリヒータは湾曲面及び多目的用紙経路構成
要素を有し、用紙に対して方向反転を行う。用紙はプリ
ヒータと接触し、プリヒータは用紙を乾燥させて縮め、
プリント動作のために用紙をコンディショニングする。
プリヒータはヒータ要素を担持する薄いフレキシブルな
フィルムであり、これは空中に吊るされ、非常に低い熱
量を提供すると共に長いウォームアップ時間の必要性を
除去する。
の米国特許第5,406,321号は、インクジェット
プリンタ及びこのプリンタのための用紙プリコンディシ
ョニングプリヒータを記載している。用紙プリコンディ
ショニングプリヒータは湾曲面及び多目的用紙経路構成
要素を有し、用紙に対して方向反転を行う。用紙はプリ
ヒータと接触し、プリヒータは用紙を乾燥させて縮め、
プリント動作のために用紙をコンディショニングする。
プリヒータはヒータ要素を担持する薄いフレキシブルな
フィルムであり、これは空中に吊るされ、非常に低い熱
量を提供すると共に長いウォームアップ時間の必要性を
除去する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
ると、経路に沿ってプリントゾーンを介して移動する記
録媒体上にプリントをするプリントマシンが提供され
る。プリントマシンは、記録媒体上にインクを付着する
プリントヘッド及びセグメント化されたフレキシブルな
ヒータを含む。セグメント化フレキシブルヒータは、経
路に隣接して配置されて記録媒体を加熱し、記録媒体を
予熱する第1加熱領域を定める第1の部分と、プリント
ゾーンにおいて記録媒体を加熱する第2加熱領域を定め
る第2の部分とを含む。
ると、経路に沿ってプリントゾーンを介して移動する記
録媒体上にプリントをするプリントマシンが提供され
る。プリントマシンは、記録媒体上にインクを付着する
プリントヘッド及びセグメント化されたフレキシブルな
ヒータを含む。セグメント化フレキシブルヒータは、経
路に隣接して配置されて記録媒体を加熱し、記録媒体を
予熱する第1加熱領域を定める第1の部分と、プリント
ゾーンにおいて記録媒体を加熱する第2加熱領域を定め
る第2の部分とを含む。
【0007】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記第1の部分が第1の温度を有する熱エネルギー
を生じ、前記第2の部分が前記第1の温度よりも高い第
2の温度を有する熱エネルギーを生じる。
て、前記第1の部分が第1の温度を有する熱エネルギー
を生じ、前記第2の部分が前記第1の温度よりも高い第
2の温度を有する熱エネルギーを生じる。
【0008】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記プリントマシンが更に駆動ローラを含み、前記
駆動ローラが前記記録媒体と接触して前記記録媒体を前
記用紙に沿って進めることができるように前記セグメン
ト化フレキシブルヒータが開口を定める。
て、前記プリントマシンが更に駆動ローラを含み、前記
駆動ローラが前記記録媒体と接触して前記記録媒体を前
記用紙に沿って進めることができるように前記セグメン
ト化フレキシブルヒータが開口を定める。
【0009】
【発明の実施の形態】本明細書中に述べられる本発明
は、液体インクプリンタによって生成されるあらゆる画
像を乾燥させるために使用されうるが、本発明の説明は
図1に示されるようなインクジェットプリンタの環境に
おいて述べられる。図1は、サーマルインクジェットプ
リンタ10の略立面側面図である。ブラック及び/又は
カラーインクをプリントする並進運動インクジェットプ
リントヘッド12はキャリッジ14によって支持されて
おり、キャリッジ14は記録媒体16、例えば用紙シー
ト又は透明紙を横切ってガイドレール18上で往復運動
をする。異なるカラーをプリントする複数のプリントヘ
ッドも本発明の範囲に入る。記録媒体16は記録媒体経
路20に沿って移動し、プリンタを通過して矢印20で
示される方向に移動する。記録媒体16の単一シート
は、文書フィードロール24によってトレイ22からフ
ィード(送り出し)される。文書トレイ22はバイアス
機構26によってばねバイアスされ、バイアス機構26
はトレイ22によって保持される記録シートのスタック
の最上シートをフィードロール24と強制的に接触させ
る。駆動ロール24と接触した最上記録媒体16は、駆
動ロール24によってシュート28へ搬送される。シュ
ート28は内側ガイド部材32から離間される外側ガイ
ド部材30によって定められ、これらの各々は湾曲して
おり、従ってプリントヘッド12によるプリントのため
に記録シート16の方向を反転させる。記録媒体がシュ
ート28を出ると、記録媒体16は移動してピンチロー
ル36と協働する駆動ロール34のニップ内に入り、記
録シート16をプリントゾーン38に進める。
は、液体インクプリンタによって生成されるあらゆる画
像を乾燥させるために使用されうるが、本発明の説明は
図1に示されるようなインクジェットプリンタの環境に
おいて述べられる。図1は、サーマルインクジェットプ
リンタ10の略立面側面図である。ブラック及び/又は
カラーインクをプリントする並進運動インクジェットプ
リントヘッド12はキャリッジ14によって支持されて
おり、キャリッジ14は記録媒体16、例えば用紙シー
ト又は透明紙を横切ってガイドレール18上で往復運動
をする。異なるカラーをプリントする複数のプリントヘ
ッドも本発明の範囲に入る。記録媒体16は記録媒体経
路20に沿って移動し、プリンタを通過して矢印20で
示される方向に移動する。記録媒体16の単一シート
は、文書フィードロール24によってトレイ22からフ
ィード(送り出し)される。文書トレイ22はバイアス
機構26によってばねバイアスされ、バイアス機構26
はトレイ22によって保持される記録シートのスタック
の最上シートをフィードロール24と強制的に接触させ
る。駆動ロール24と接触した最上記録媒体16は、駆
動ロール24によってシュート28へ搬送される。シュ
ート28は内側ガイド部材32から離間される外側ガイ
ド部材30によって定められ、これらの各々は湾曲して
おり、従ってプリントヘッド12によるプリントのため
に記録シート16の方向を反転させる。記録媒体がシュ
ート28を出ると、記録媒体16は移動してピンチロー
ル36と協働する駆動ロール34のニップ内に入り、記
録シート16をプリントゾーン38に進める。
【0010】プリントゾーン38はプリントヘッド12
の真下の領域であり、ここで、情報のスワスをプリント
しプリントヘッドの正面上に配列されるインクノズルの
アレイによってインクの液滴40が付着される。プリン
トヘッドの正面は、記録媒体に対してほぼ平行である。
記録媒体16に対して直交に移動するキャリッジ14
は、インク液滴40を記録媒体16上に像様に付着す
る。プリントヘッド12は、取り付けられたインクタン
ク又はインク供給チューブ(図示せず)のいずれかから
インクを受け取る。記録媒体上に付着された画像はテキ
スト及び/又はグラフィック画像を含むことができ、当
業者には既知であるように、これらの生成はコントロー
ラによって、プリントヘッド12に結合されたリボンケ
ーブル42を介して移動する電気信号に応答して制御さ
れる。記録媒体16が駆動ロール34及びピンチロール
36の支配から完全に離れる前に、出口駆動ロール/ピ
ンチロールの組み合わせ(図示せず)又は他の既知の手
段が記録媒体16の先端を捕え、プリントされた記録媒
体を保持する出力トレイ44へ搬送する。
の真下の領域であり、ここで、情報のスワスをプリント
しプリントヘッドの正面上に配列されるインクノズルの
アレイによってインクの液滴40が付着される。プリン
トヘッドの正面は、記録媒体に対してほぼ平行である。
記録媒体16に対して直交に移動するキャリッジ14
は、インク液滴40を記録媒体16上に像様に付着す
る。プリントヘッド12は、取り付けられたインクタン
ク又はインク供給チューブ(図示せず)のいずれかから
インクを受け取る。記録媒体上に付着された画像はテキ
スト及び/又はグラフィック画像を含むことができ、当
業者には既知であるように、これらの生成はコントロー
ラによって、プリントヘッド12に結合されたリボンケ
ーブル42を介して移動する電気信号に応答して制御さ
れる。記録媒体16が駆動ロール34及びピンチロール
36の支配から完全に離れる前に、出口駆動ロール/ピ
ンチロールの組み合わせ(図示せず)又は他の既知の手
段が記録媒体16の先端を捕え、プリントされた記録媒
体を保持する出力トレイ44へ搬送する。
【0011】液体インクを記録媒体16に定着させるた
めには、記録媒体から湿気を取り除かなければならな
い。自然の空気によってインクを乾燥させることは可能
であるが、空気自然乾燥はしわ又はカールのような特定
の問題を生じる可能性があり、プリンタのプリントスル
ープットを減少させる可能性もある。従って、プリント
された記録媒体に熱エネルギーを加える強制乾燥が好ま
しい。プリント品質を向上させるため、本発明はセグメ
ント化フレキシブルヒータ50を含み、これはシュート
28の内部に沿って配置され、内側ガイドセクション3
2と接触してこれに支持され、プリントゾーン38を介
して延びる。セグメント化フレキシブルヒータ50は、
プリントされるべき面とは反対の記録媒体の面がフレキ
シブルヒータと直接接触するようにプリンタ10内に配
置される。熱エネルギーは主に伝導によって伝えられ
る。内側ガイドセクション32は、丸い孔のような開
口、直交配置されたスロット又は突起領域を含んでもよ
く、これによりウォームアップ時間が短縮される。
めには、記録媒体から湿気を取り除かなければならな
い。自然の空気によってインクを乾燥させることは可能
であるが、空気自然乾燥はしわ又はカールのような特定
の問題を生じる可能性があり、プリンタのプリントスル
ープットを減少させる可能性もある。従って、プリント
された記録媒体に熱エネルギーを加える強制乾燥が好ま
しい。プリント品質を向上させるため、本発明はセグメ
ント化フレキシブルヒータ50を含み、これはシュート
28の内部に沿って配置され、内側ガイドセクション3
2と接触してこれに支持され、プリントゾーン38を介
して延びる。セグメント化フレキシブルヒータ50は、
プリントされるべき面とは反対の記録媒体の面がフレキ
シブルヒータと直接接触するようにプリンタ10内に配
置される。熱エネルギーは主に伝導によって伝えられ
る。内側ガイドセクション32は、丸い孔のような開
口、直交配置されたスロット又は突起領域を含んでもよ
く、これによりウォームアップ時間が短縮される。
【0012】セグメント化フレキシブルヒータ50は、
用紙がプリントゾーン領域38に入る前に用紙を予熱す
る第1の予熱領域52が定められるようにプリンタ10
内に配置される。プリントの間に記録媒体16の裏面に
熱エネルギーを加える第2の加熱領域54が、プリント
ゾーン38において定められる。図1にみられるよう
に、プリントゾーン38内に配置されるフレキシブルヒ
ータ50の部分はほぼ平坦であり、従ってほぼ平坦で均
一な接触面を提供し、プリントの間にプリントゾーン3
8における記録媒体を支持する。表面が平坦であること
は、用紙及びヒータ間の適切な接触を確実にし、プリン
トヘッド12と記録媒体との間のクリティカルな間隔を
維持するために必要とされる。
用紙がプリントゾーン領域38に入る前に用紙を予熱す
る第1の予熱領域52が定められるようにプリンタ10
内に配置される。プリントの間に記録媒体16の裏面に
熱エネルギーを加える第2の加熱領域54が、プリント
ゾーン38において定められる。図1にみられるよう
に、プリントゾーン38内に配置されるフレキシブルヒ
ータ50の部分はほぼ平坦であり、従ってほぼ平坦で均
一な接触面を提供し、プリントの間にプリントゾーン3
8における記録媒体を支持する。表面が平坦であること
は、用紙及びヒータ間の適切な接触を確実にし、プリン
トヘッド12と記録媒体との間のクリティカルな間隔を
維持するために必要とされる。
【0013】予熱ゾーン52及び加熱ゾーン54内のフ
レキシブルヒータの平坦さを適切に維持するため、フレ
キシブルヒータ50はプリントゾーン領域ヒータ支持部
56によって支持されている。フレキシブルヒータ50
の第1端部58は装着部材60に取り付けられ、装着部
材60は内側ガイド部材32に装着されている。フレキ
シブルヒータ50の第2端部62にはばね即ち伸長機構
64(ここでは概略的に表されている)が取り付けら
れ、フレキシブルヒータを伸長させる。
レキシブルヒータの平坦さを適切に維持するため、フレ
キシブルヒータ50はプリントゾーン領域ヒータ支持部
56によって支持されている。フレキシブルヒータ50
の第1端部58は装着部材60に取り付けられ、装着部
材60は内側ガイド部材32に装着されている。フレキ
シブルヒータ50の第2端部62にはばね即ち伸長機構
64(ここでは概略的に表されている)が取り付けら
れ、フレキシブルヒータを伸長させる。
【0014】伸長機構64はプリントゾーン38におい
て必要な表面の平坦さを維持するだけでなく、プリント
ヘッド12と記録媒体との間のクリティカルな間隔の維
持もする。フレキシブルヒータ50を伸ばすことによっ
てヒータが伸長した状態で配置され、フレキシブルヒー
タが動作されると生じる熱膨張から起こりうる湾曲又は
平坦さのムラを減少させるか又は取り除く。
て必要な表面の平坦さを維持するだけでなく、プリント
ヘッド12と記録媒体との間のクリティカルな間隔の維
持もする。フレキシブルヒータ50を伸ばすことによっ
てヒータが伸長した状態で配置され、フレキシブルヒー
タが動作されると生じる熱膨張から起こりうる湾曲又は
平坦さのムラを減少させるか又は取り除く。
【0015】概念的に、プリントゾーン内でシートの平
坦さを維持する機構が図2に示される。フレキシブルヒ
ータ50は、伸長機構64によって伸長下で配置され
る。伸長機構64は、処理方向20に対して垂直に配置
され、互いに対して平行である第1の支柱70及び第2
の支柱72の上をわたるようにフレキシブルヒータを伸
長させる。第1の支柱70及び第2の支柱72はプリン
トゾーン38のいずれかの側部に配置され、フレキシブ
ルヒータ50の幅を横切って延びる。フレキシブルヒー
タ50は引っ張られ、これらの支持部表面の各々に垂直
な方向に張力が与えられる。フレキシブルヒータ50は
第1の支柱70及び第2の支柱72の表面に物理的に取
り付けられていないため、ヒータの湾曲又はしわを生じ
ずにヒータは自由に伸長し収縮することができる。ヒー
タ50は伸長部材と反対側の端部を有し、この端部は剛
性部材74、あるいは例えばプリンタのフレームに取り
付けられる。
坦さを維持する機構が図2に示される。フレキシブルヒ
ータ50は、伸長機構64によって伸長下で配置され
る。伸長機構64は、処理方向20に対して垂直に配置
され、互いに対して平行である第1の支柱70及び第2
の支柱72の上をわたるようにフレキシブルヒータを伸
長させる。第1の支柱70及び第2の支柱72はプリン
トゾーン38のいずれかの側部に配置され、フレキシブ
ルヒータ50の幅を横切って延びる。フレキシブルヒー
タ50は引っ張られ、これらの支持部表面の各々に垂直
な方向に張力が与えられる。フレキシブルヒータ50は
第1の支柱70及び第2の支柱72の表面に物理的に取
り付けられていないため、ヒータの湾曲又はしわを生じ
ずにヒータは自由に伸長し収縮することができる。ヒー
タ50は伸長部材と反対側の端部を有し、この端部は剛
性部材74、あるいは例えばプリンタのフレームに取り
付けられる。
【0016】図1に戻ると、プリントゾーン支持部56
はフレキシブルヒータ50を伸長させるために図2に示
される特徴を組み込む。支持部56は、第1の支柱70
に対応する第1の部分76及び第2の支柱72に対応す
る第2の部分78を含む。本発明におけるいわゆる「支
柱」とは、フレームの一方の側部から他方の側部へとプ
リントゾーンの幅を延びるプラスチック押出品の単なる
隆起セクションである。従って、フレキシブルヒータ5
0はプリントゾーン38において又はその前及びその終
わりの後で支持部56の制御された平行領域と正確に接
触し、平坦な接触面を形成する。プリントゾーン38内
に平坦な接触面を形成すると共に、フレキシブルヒータ
は、フレキシブルヒータの底面と、第1の部分76及び
第2の部分78の間に延びる支持部56の第3の部分8
2との間に間隙80を定めている。間隙80は、プリン
トされる記録媒体の全幅にわたって及びその下で延びて
いる。支持部材56がこの位置において伸長されたフレ
キシブルヒータと接触しないため、この間隙はプリント
ゾーン内のフレキシブルヒータの平坦さを維持するだけ
でなく全体の加熱効率も向上させ、ヒータのウォームア
ップ時間も最小にする。
はフレキシブルヒータ50を伸長させるために図2に示
される特徴を組み込む。支持部56は、第1の支柱70
に対応する第1の部分76及び第2の支柱72に対応す
る第2の部分78を含む。本発明におけるいわゆる「支
柱」とは、フレームの一方の側部から他方の側部へとプ
リントゾーンの幅を延びるプラスチック押出品の単なる
隆起セクションである。従って、フレキシブルヒータ5
0はプリントゾーン38において又はその前及びその終
わりの後で支持部56の制御された平行領域と正確に接
触し、平坦な接触面を形成する。プリントゾーン38内
に平坦な接触面を形成すると共に、フレキシブルヒータ
は、フレキシブルヒータの底面と、第1の部分76及び
第2の部分78の間に延びる支持部56の第3の部分8
2との間に間隙80を定めている。間隙80は、プリン
トされる記録媒体の全幅にわたって及びその下で延びて
いる。支持部材56がこの位置において伸長されたフレ
キシブルヒータと接触しないため、この間隙はプリント
ゾーン内のフレキシブルヒータの平坦さを維持するだけ
でなく全体の加熱効率も向上させ、ヒータのウォームア
ップ時間も最小にする。
【0017】図3はプリンタ10の部分略斜視図であ
り、ヒータ50の付加の特徴を示している。セグメント
化ヒータ50は、図1の第1予熱領域50に対応する第
1の部分83と、図1の第2加熱領域54に対応する第
2の部分84とを含む。第1の部分83は内側ガイド部
材32によって支持されており、内側ガイド部材32は
図1のシュート28を通過する間に記録媒体を予熱する
ために使用される湾曲した加熱面を生じる。第1の部分
83は記録媒体を予熱し、応力のある用紙にプリントす
る場合に主に必要である。何故なら、水の吸収及び脱着
は用紙の内部応力を緩和させ、しわなどの歪みを生じう
るからである。予熱は過度の湿気を用紙から取り除き、
より寸法安定性のあるシートを生じると共にインクの用
紙への吸収性を向上させる。透明紙及び一定のコーティ
ング用紙は予熱を必要とせず、実際は、軟化のために過
度の予熱によって傷む可能性がある。従って、予熱領域
83は別個に制御可能であり、これらのタイプの媒体が
プリントされている場合は動作が止められるか又は熱の
発生を極度に減少させることが可能である。
り、ヒータ50の付加の特徴を示している。セグメント
化ヒータ50は、図1の第1予熱領域50に対応する第
1の部分83と、図1の第2加熱領域54に対応する第
2の部分84とを含む。第1の部分83は内側ガイド部
材32によって支持されており、内側ガイド部材32は
図1のシュート28を通過する間に記録媒体を予熱する
ために使用される湾曲した加熱面を生じる。第1の部分
83は記録媒体を予熱し、応力のある用紙にプリントす
る場合に主に必要である。何故なら、水の吸収及び脱着
は用紙の内部応力を緩和させ、しわなどの歪みを生じう
るからである。予熱は過度の湿気を用紙から取り除き、
より寸法安定性のあるシートを生じると共にインクの用
紙への吸収性を向上させる。透明紙及び一定のコーティ
ング用紙は予熱を必要とせず、実際は、軟化のために過
度の予熱によって傷む可能性がある。従って、予熱領域
83は別個に制御可能であり、これらのタイプの媒体が
プリントされている場合は動作が止められるか又は熱の
発生を極度に減少させることが可能である。
【0018】フレキシブルヒータ50の第2の部分84
は、第1の部分83よりも高い温度を有する熱エネルギ
ーを生じる。第2の部分84は主要な乾燥機能を提供
し、プリントゾーンにおいてプリントヘッドによって付
着されたインクから液体を取り除く。理解されるよう
に、記録媒体が第2の部分84をわたって移動する距離
は、記録媒体が第1の部分83をわたって移動する距離
よりもずっと少ない。第1の部分83において記録媒体
が経験する長い滞在時間は、あらゆる過度の湿気を用紙
から取り除く。第2の部分84の機能は主に、プリント
の間に記録媒体に熱エネルギーを加え、過度の液体をイ
ンクから取り除くことである。従って、本発明による
と、高い熱エネルギーの短い滞在時間が低い熱エネルギ
ーの長い滞在時間の後に続き、これにより全てのタイプ
の記録媒体に対して正確に制御された乾燥を提供する。
は、第1の部分83よりも高い温度を有する熱エネルギ
ーを生じる。第2の部分84は主要な乾燥機能を提供
し、プリントゾーンにおいてプリントヘッドによって付
着されたインクから液体を取り除く。理解されるよう
に、記録媒体が第2の部分84をわたって移動する距離
は、記録媒体が第1の部分83をわたって移動する距離
よりもずっと少ない。第1の部分83において記録媒体
が経験する長い滞在時間は、あらゆる過度の湿気を用紙
から取り除く。第2の部分84の機能は主に、プリント
の間に記録媒体に熱エネルギーを加え、過度の液体をイ
ンクから取り除くことである。従って、本発明による
と、高い熱エネルギーの短い滞在時間が低い熱エネルギ
ーの長い滞在時間の後に続き、これにより全てのタイプ
の記録媒体に対して正確に制御された乾燥を提供する。
【0019】フレキシブルヒータ50の第1の部分83
は、第1の開口85及び第2の開口86を含む。第1の
開口85及び第2の開口86は、記録媒体の先端を捕ら
えるようにピンチローラの駆動ローラとの接触を可能に
することによって、プリントゾーンを介する記録媒体の
連続的な前進を提供する。
は、第1の開口85及び第2の開口86を含む。第1の
開口85及び第2の開口86は、記録媒体の先端を捕ら
えるようにピンチローラの駆動ローラとの接触を可能に
することによって、プリントゾーンを介する記録媒体の
連続的な前進を提供する。
【0020】ピンチロール及び駆動ロールを収容する開
口を設けることによって、これらのローラとプリントゾ
ーン加熱領域との間の領域がなお加熱されることが可能
なため、本発明によって予熱ゾーンに提供される加熱領
域の量は本発明のプリンタ構造に対して増大される。
口を設けることによって、これらのローラとプリントゾ
ーン加熱領域との間の領域がなお加熱されることが可能
なため、本発明によって予熱ゾーンに提供される加熱領
域の量は本発明のプリンタ構造に対して増大される。
【0021】図4は、本発明の2つのセグメントからな
るフレキシブルヒータ50を示す。フレキシブルヒータ
50の構造は、ニクロム抵抗熱発生物質である薄い回路
線の流れから成る。この薄い層は、キャプトン(Kapton)
(ポリイミド)又はポリエステルのような耐熱ポリマー
の最上層と最下層との間に挟まれている。物質の選択は
主にヒータの動作温度に基づいている。
るフレキシブルヒータ50を示す。フレキシブルヒータ
50の構造は、ニクロム抵抗熱発生物質である薄い回路
線の流れから成る。この薄い層は、キャプトン(Kapton)
(ポリイミド)又はポリエステルのような耐熱ポリマー
の最上層と最下層との間に挟まれている。物質の選択は
主にヒータの動作温度に基づいている。
【0022】ヒータの部分は、特定の電圧及び電力密度
に従って熱エネルギーを供給するように組織化されてい
る。例えば、好ましくは1インチの10分の1よりも薄
い厚さを有するこの薄い構造により、ヒータが予熱セク
ションの半径に従うことができる。ヒータの中心部分
は、例えば0.001インチよりも薄くなくてはならな
いため、蛇行状のニクロム要素が満足に作用する。この
構造における熱走行の方向づけはプリントヘッドの動作
に対して平行であり、用紙の動きに対して垂直である。
ニクロム要素をサンドイッチする層は、ヒータの中心部
分に対して支持を提供する。サンドイッチ物質の選択
は、動作温度によって主に決定される。キャプトン(ポ
リイミド)は、例えば300F°よりも高い高温の動作
温度に対して使用される。一方ポリエステルは、例えば
約200F°であるより低温の動作温度に対して使用さ
れうる。この構造の全体の厚さは0.005インチより
も薄く、主にプラスチックから作られているため、この
ヒータは非常にフレキシブルである。
に従って熱エネルギーを供給するように組織化されてい
る。例えば、好ましくは1インチの10分の1よりも薄
い厚さを有するこの薄い構造により、ヒータが予熱セク
ションの半径に従うことができる。ヒータの中心部分
は、例えば0.001インチよりも薄くなくてはならな
いため、蛇行状のニクロム要素が満足に作用する。この
構造における熱走行の方向づけはプリントヘッドの動作
に対して平行であり、用紙の動きに対して垂直である。
ニクロム要素をサンドイッチする層は、ヒータの中心部
分に対して支持を提供する。サンドイッチ物質の選択
は、動作温度によって主に決定される。キャプトン(ポ
リイミド)は、例えば300F°よりも高い高温の動作
温度に対して使用される。一方ポリエステルは、例えば
約200F°であるより低温の動作温度に対して使用さ
れうる。この構造の全体の厚さは0.005インチより
も薄く、主にプラスチックから作られているため、この
ヒータは非常にフレキシブルである。
【0023】述べられたフレキシブルヒータは、ホイル
ヒータとしても知られる。しかし、他のタイプのフレキ
シブルヒータも本発明の範囲内に入る。例えば、支持媒
体を横断するワイヤ抵抗要素、炭素充填フィルム、黒鉛
物質の走行によって光パターン化された金属フィルム又
は支持媒体上にスプレーされたもしくはドクターブレー
ドされた導電性物質のような、低熱量を有するあらゆる
フレキシブルヒータが許容可能である。
ヒータとしても知られる。しかし、他のタイプのフレキ
シブルヒータも本発明の範囲内に入る。例えば、支持媒
体を横断するワイヤ抵抗要素、炭素充填フィルム、黒鉛
物質の走行によって光パターン化された金属フィルム又
は支持媒体上にスプレーされたもしくはドクターブレー
ドされた導電性物質のような、低熱量を有するあらゆる
フレキシブルヒータが許容可能である。
【0024】ヒータ50に取り付けられるのは接続部材
88であり、これは電気接続リード線を含み、第1の部
分83及び第2の部分84を接続する。第1の部分83
は用紙を予熱するために熱エネルギーを生じるため、コ
ントローラ/電流供給モジュール90によって電流が第
1の部分83に加えられる。第1の部分83によって生
じる熱エネルギーが1平方インチあたり約2.5ワット
になるように、第1の部分83に加えられる電流は所定
のレベルに設定される。この領域の温度は感知されず、
結果として、第1の部分83によって生じる熱の温度を
維持するフィードバック信号は存在しない。しかし、こ
の部分は温度感知を含むことができる。一方、第2の部
分84は埋め込みサーミスタ92を含み、第2の部分8
4の温度を感知する。埋め込みサーミスタ92はコント
ローラ/電流供給部90に接続されており、コントロー
ラ/電流供給部90は温度を示す電気信号を受け取る。
電流制御信号が、接続部材88を介して第2の部分84
へ戻される。
88であり、これは電気接続リード線を含み、第1の部
分83及び第2の部分84を接続する。第1の部分83
は用紙を予熱するために熱エネルギーを生じるため、コ
ントローラ/電流供給モジュール90によって電流が第
1の部分83に加えられる。第1の部分83によって生
じる熱エネルギーが1平方インチあたり約2.5ワット
になるように、第1の部分83に加えられる電流は所定
のレベルに設定される。この領域の温度は感知されず、
結果として、第1の部分83によって生じる熱の温度を
維持するフィードバック信号は存在しない。しかし、こ
の部分は温度感知を含むことができる。一方、第2の部
分84は埋め込みサーミスタ92を含み、第2の部分8
4の温度を感知する。埋め込みサーミスタ92はコント
ローラ/電流供給部90に接続されており、コントロー
ラ/電流供給部90は温度を示す電気信号を受け取る。
電流制御信号が、接続部材88を介して第2の部分84
へ戻される。
【0025】サーミスタから受け取った電気信号は感知
された温度を示し、第2の部分84の温度を第1の部分
83の温度よりも熱い約50〜75F°に維持すること
を助長する。第2の領域84によって生じる熱エネルギ
ーは、1平方インチあたり約5ワットである。
された温度を示し、第2の部分84の温度を第1の部分
83の温度よりも熱い約50〜75F°に維持すること
を助長する。第2の領域84によって生じる熱エネルギ
ーは、1平方インチあたり約5ワットである。
【0026】第1の部分83の用紙経路方向の直線距離
Aは、約2.5インチである。第2の部分84の用紙経
路方向の直線距離Bは、約1インチである。スワス幅、
用紙の長さ、加熱温度及び乾燥に影響を及ぼす他の既知
の要因によって、他の距離が可能である。第2の部分8
4は、用紙経路方向に対して垂直に情報の単一スワスを
プリントするプリントヘッドによって覆われる距離より
も少なくとも2倍の幅広さであることが理想的である。
プリントヘッドによって覆われる領域の量よりも第2の
部分84を1スワスだけ広くすることによって、プリン
トヘッドによって付着されたインクは、1つのプリント
領域から次のプリント領域へと移る際に生じうるプリン
ト間の熱衝撃を受けない。プリントヘッドの実際のプリ
ントゾーンの1スワス前に配置されるプリントゾーン
は、より正確に制御可能な熱エネルギーの存在を記録媒
体上に提供する。直線距離Cは、インクが付着される用
紙の幅を適切に加熱するために十分幅広である。
Aは、約2.5インチである。第2の部分84の用紙経
路方向の直線距離Bは、約1インチである。スワス幅、
用紙の長さ、加熱温度及び乾燥に影響を及ぼす他の既知
の要因によって、他の距離が可能である。第2の部分8
4は、用紙経路方向に対して垂直に情報の単一スワスを
プリントするプリントヘッドによって覆われる距離より
も少なくとも2倍の幅広さであることが理想的である。
プリントヘッドによって覆われる領域の量よりも第2の
部分84を1スワスだけ広くすることによって、プリン
トヘッドによって付着されたインクは、1つのプリント
領域から次のプリント領域へと移る際に生じうるプリン
ト間の熱衝撃を受けない。プリントヘッドの実際のプリ
ントゾーンの1スワス前に配置されるプリントゾーン
は、より正確に制御可能な熱エネルギーの存在を記録媒
体上に提供する。直線距離Cは、インクが付着される用
紙の幅を適切に加熱するために十分幅広である。
【0027】図1、図2及び図3の実施の形態は、フレ
キシブルヒータをエッジ58で固定しエッジ62を伸長
させるように示されたが、フレキシブルヒータの全ての
4つのエッジを伸長させることも可能である。従って、
ばね搭載機構は第2のエッジ62だけでなく、第1のエ
ッジ58、第1の側部エッジ94及び第2の側部エッジ
96にも適用されうる。これらのエッジは示されるよう
なせん孔を含み、ばね搭載デバイスをこれらのせん孔に
取り付けることが可能である。
キシブルヒータをエッジ58で固定しエッジ62を伸長
させるように示されたが、フレキシブルヒータの全ての
4つのエッジを伸長させることも可能である。従って、
ばね搭載機構は第2のエッジ62だけでなく、第1のエ
ッジ58、第1の側部エッジ94及び第2の側部エッジ
96にも適用されうる。これらのエッジは示されるよう
なせん孔を含み、ばね搭載デバイスをこれらのせん孔に
取り付けることが可能である。
【0028】要約すると、用紙経路に沿って移動する記
録媒体上にプリントされた画像を乾燥させるセグメント
化フレキシブルヒータが述べられた。セグメント化フレ
キシブルヒータは用紙経路に隣接して配置され、用紙を
予熱するための第1の部分及びプリントゾーン内に配置
される用紙の部分を加熱するための第2の部分を含む。
従って、本発明によると、上述の目的及び利点を満たす
セグメント化フレキシブルドライヤーが提供されたこと
は明白である。本発明は特定の実施の形態と関連して述
べられたが、多くの代替物、変更及び変形が当業者には
明白であることが明らかであろう。例えば、セグメント
化フレキシブルヒータは2つの部分を有するものに限定
されず、2よりも大きいあらゆる数の部分を含んでもよ
い。同様に、予熱部分及びプリント領域部分のために選
択された温度は、プリントモード及び媒体のタイプの関
数として選択されうる。例えば、温度設定点を低くする
ことにより、裏に用紙がついていない透明紙に対して使
用可能である。別の例では、より高い温度設定点及びカ
ラー間のブリード性能の向上は、画像が2つ又はそれよ
り多くのパスにおいて形成されるマルチパスプリントを
使用する高品質プリントモードにおいて達成されうる。
これらの温度設定点は、使用される特定のインクに対し
て最適化される。
録媒体上にプリントされた画像を乾燥させるセグメント
化フレキシブルヒータが述べられた。セグメント化フレ
キシブルヒータは用紙経路に隣接して配置され、用紙を
予熱するための第1の部分及びプリントゾーン内に配置
される用紙の部分を加熱するための第2の部分を含む。
従って、本発明によると、上述の目的及び利点を満たす
セグメント化フレキシブルドライヤーが提供されたこと
は明白である。本発明は特定の実施の形態と関連して述
べられたが、多くの代替物、変更及び変形が当業者には
明白であることが明らかであろう。例えば、セグメント
化フレキシブルヒータは2つの部分を有するものに限定
されず、2よりも大きいあらゆる数の部分を含んでもよ
い。同様に、予熱部分及びプリント領域部分のために選
択された温度は、プリントモード及び媒体のタイプの関
数として選択されうる。例えば、温度設定点を低くする
ことにより、裏に用紙がついていない透明紙に対して使
用可能である。別の例では、より高い温度設定点及びカ
ラー間のブリード性能の向上は、画像が2つ又はそれよ
り多くのパスにおいて形成されるマルチパスプリントを
使用する高品質プリントモードにおいて達成されうる。
これらの温度設定点は、使用される特定のインクに対し
て最適化される。
【図1】本発明のインクジェットプリンタの略立面側面
図である。
図である。
【図2】インクジェットプリントヘッド、セグメント化
フレキシブルヒータ及びヒータのための構造支持部の略
正面図である。
フレキシブルヒータ及びヒータのための構造支持部の略
正面図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタの部分斜視図で
ある。
ある。
【図4】図1のインクジェットプリンタにおいて使用さ
れるセグメント化フレキシブルヒータの平面図である。
れるセグメント化フレキシブルヒータの平面図である。
10 プリンタ 12 プリントヘッド 16 記録媒体 34 駆動ロール 38 プリントゾーン 50 セグメント化フレキシブルヒータ 52 第1の予熱領域 54 第2の加熱領域 76 第1の部分 78 第2の部分 85 第1の開口 86 第2の開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エイチ.ルーニー アメリカ合衆国 14450 ニューヨーク州 フェアポート ウィートストーン サー クル 65
Claims (3)
- 【請求項1】 経路に沿ってプリントゾーンを介して移
動する記録媒体上にプリントをするプリントマシンであ
って、 前記記録媒体上にインクを付着するプリントヘッドを含
み、 前記経路に隣接して配置され、前記記録媒体を加熱する
セグメント化されたフレキシブルなヒータを含み、前記
ヒータは前記記録媒体を予熱する第1の加熱領域を定め
る第1の部分と、プリントゾーンにおいて前記記録媒体
を加熱する第2の加熱領域を定める第2の部分とを含
む、 プリントマシン。 - 【請求項2】 前記第1の部分が第1の温度を有する熱
エネルギーを生じ、前記第2の部分が前記第1の温度よ
りも高い第2の温度を有する熱エネルギーを生じる、請
求項1に記載のプリントマシン。 - 【請求項3】 前記プリントマシンが更に駆動ローラを
含み、前記駆動ローラが前記記録媒体と接触して前記記
録媒体を前記用紙に沿って進めることができるように前
記セグメント化フレキシブルヒータが開口を定める、請
求項1に記載のプリントマシン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/523,322 US5742315A (en) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | Segmented flexible heater for drying a printed image |
US523322 | 1995-09-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123438A true JPH09123438A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=24084545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8245649A Withdrawn JPH09123438A (ja) | 1995-09-05 | 1996-08-28 | プリントマシン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5742315A (ja) |
EP (1) | EP0761449B1 (ja) |
JP (1) | JPH09123438A (ja) |
DE (1) | DE69617338T2 (ja) |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |