JPH09122928A - 抵抗溶接装置 - Google Patents
抵抗溶接装置Info
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- JPH09122928A JPH09122928A JP28395795A JP28395795A JPH09122928A JP H09122928 A JPH09122928 A JP H09122928A JP 28395795 A JP28395795 A JP 28395795A JP 28395795 A JP28395795 A JP 28395795A JP H09122928 A JPH09122928 A JP H09122928A
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Abstract
の著しい煩雑化および生産性の低下、もしくは一方の電
極に頻繁にドレッシングや交換を行わなければならな
い。 【解決手段】 本発明では、電極チップ38をクロム銅
によって成形し、かつバック電極39を、上記クロム銅
と同等以上の導電率を有し、かつ該クロム銅よりも機械
的強度の高い銀析出型の銅合金によって成形している。
Description
等のように、被溶接材の一方の表面と一方の電極とを互
いに当接させた後に、該被溶接材の他方の表面における
前記一方の電極に対応する部位に他方の電極を当接さ
せ、これら電極を通じて前記被溶接材に溶接電流および
圧力を加える抵抗溶接装置に関するものである。
を概念的に示したものである。この抵抗溶接装置では、
被溶接材Wの一方の表面Waを治具に配置したバック電
極Bの上面に当接させた後、図示していないリンク機構
やアクチュエータ等の加圧手段を介して被溶接材Wの他
方の表面Wbに電極チップTを圧接させ、これらバック
電極Bおよび電極チップTを通じて上記被溶接材Wに規
定の溶接電流および圧力を加えることにより、該被溶接
材Wに発生する抵抗熱によって溶接を行うようにしてい
る。
バック電極Bに当接する一方の表面Wa、通常は製品の
外表面となる表面Waに溶接痕を残さないようにするた
め、被溶接材Wとの接触面積を大きく取るようにバック
電極Bの形状が設定されている。
バック電極Bおよび電極チップTの双方の必要特性が同
じことから、通常、これら電極B,Tとして同種の材
質、たとえばクロム銅(Cu−Cr)によって成形した
ものが適用されている。
うに抵抗溶接装置では、バック電極Bおよび電極チップ
Tの双方が同種の材質によって成形され、しかもリンク
機構やアクチュエータ等の加圧手段(図示せず)によ
り、被溶接材Wを介して電極チップTをバック電極Bに
圧接することになるため、図13(b)に示すように、
当該バック電極Bの上面に凹部C等の変形を容易に来す
虞れがある。
の上面に僅かでも凹部C等の変形が発生した場合には、
電極チップTとの形状不一致に起因して該電極チップT
との間に被溶接材Wを加圧挟持した際の通電ポイントが
ずれ、溶接電流や熱の流れが乱れることになるため、電
極チップTが変質しやすくなる。電極チップTの変質
は、導電性および硬度の劣化を招来して激しい損耗の要
因となるばかりか、通電不足による溶着不良の原因とな
るため、早期に対策を施してこれを未然に防止する必要
がある。
段としては、当該電極チップT、もしくはバック電極B
のいずれか一方にドレッシングを施してその形状を修正
したり、電極T,Bそのものの交換を行うことが考えら
れる。
ッシングや交換を行った場合には、当該バック電極B
が、先に被溶接材Wの外表面Waに当接してその位置決
めを行う機能を有しているため、ドレッシングや交換の
終了後に被溶接材Wとの高さ調整作業および面合わせ調
整作業が必要となり、作業の著しい煩雑化を招来すると
ともに、これら調整作業に要する多大な時間によって生
産性の低下をも招来することになる。特に、マルチスポ
ット溶接装置のように、複数のバック電極Bを溶接治具
に固定配置したもにあっては、これら複数のバック電極
B相互の高さ調整作業や面合わせ調整作業も必要となる
ため、上述した作業の煩雑化および生産性の低下が一層
顕著となる。
を行った場合には、当該電極チップTが、バック電極B
に当接した後において被溶接材Wの内表面Wbに当接す
るものであるため、ドレッシングや交換の終了後に上述
した被溶接材Wとの高さ調整作業および面合わせ調整作
業が不要であり、しかも図13(c)に示すように、先
端部を鋭角に整形するドレッシングを施すことによっ
て、バック電極Bの上面に変形があるか否かに関わら
ず、被溶接材Wに規定の溶接電流および圧力が加わるよ
うに改善することが可能となる。
グや交換を行った場合においても、バック電極Bが依然
として変形した状態にあるため、図13(d)に示すよ
うに、当該電極チップTが極めて早期に劣化する虞れが
あり、ドレッシングや交換を頻繁に繰り返す必要があ
る。
一方の表面と一方の電極とを互いに当接させた後に、該
被溶接材の他方の表面における前記一方の電極に対応す
る部位に他方の電極を当接させ、これら電極を通じて前
記被溶接材に溶接電流および圧力を加える抵抗溶接装置
において、前記一方の電極の少なくとも前記被溶接材の
一方の表面に当接する部位に、前記他方の電極と同等以
上の導電率を有し、かつ該他方の電極よりも機械的強度
の高い材質によって成形した当接部を設けている。
て成形するとともに、前記一方の電極の当接部を銀系の
銅合金、特に銀析出型の銅合金によって成形することが
好ましい。
部を形成するとともに、前記一方の電極における前記凸
部に対向する部位に該凸部に対応した球状の凹部を形成
することが好ましい。
づいて本発明を詳細に説明する。図3乃至図5は、本発
明に係る抵抗溶接装置の一実施形態を概念的に示したも
ので、それぞれ図示していないプレス機械によってヘミ
ング加工を施した板厚0.65mm+ のインナパネル部
品Di と、板厚0.75mm+ のアウタパネル部品Do
とを互いに溶着して四輪自動車のドアパネル(被溶接
材)Dを構成するためのマルチスポット溶接装置を例示
している。
接装置は、上記ドアパネルDよりも大きな外形に形成し
たメインテーブル1を有しており、該メインテーブル1
の上方部における上記ドアパネルDの上縁部および下縁
部に対応する部位にそれぞれクランプ手段10を備えて
いるとともに、該ドアパネルDの前後両側縁部に対応す
る部位にそれぞれ給電手段20を備えている。
それぞれクランプ用シリンダアクチュエータ11の作動
に基づき、可動クランパ12が固定クランパ13に対し
て開閉移動するもので、アウタパネル部品Do を下方に
配置した状態で上記ドアパネルDを固定クランパ13に
載置させた後、該固定クランパ13に対して可動クラン
パ12を閉塞移動させることにより、これら可動クラン
パ12および固定クランパ13の間に当該ドアパネルD
を位置決め保持する作用を成す。
が、給電用シリンダアクチュエータ21における作動ロ
ッド22の先端部に絶縁部材を介して給電チップ23を
保持させたもので、個々の給電用シリンダアクチュエー
タ21をほぼ水平に配置し、図2に示すように、上記ク
ランプ手段10に位置決め保持させたドアパネルDに対
して各給電チップ23をインナパネル部品Di の側面に
当接離反移動させる作用を成す。
3に示すように、上記ドアパネルDの前後両側縁部に対
応する部位にそれぞれ複数の加圧手段30を備えてい
る。なお、複数の加圧手段30は、それぞれが互いに共
通の構成要素を有しているため、以下にはそのうちのひ
とつについて説明する。
うに、上記メインテーブル1の上面に立設した固定ベー
ス31と、シリンダ本体32を介して上記固定ベース3
1の外側面に保持させた加圧用シリンダアクチュエータ
33と、上記固定ベース31の上端部に揺動可能に支承
させ、その外方側端部に上記加圧用シリンダアクチュエ
ータ33の作動ロッド34を接続した加圧アーム35と
を具備して構成したもので、上記加圧アーム35の内方
側端部に絶縁部材36およびチップホルダ37を介して
電極チップ(電極)38を保持しているとともに、上記
固定ベース31の内側面に絶縁部材36を介してバック
電極(電極)39を保持している。
ム銅(Cu−Cr)によって成形したもので、図1に示
すように、円柱状を成す基部38aと、この基部38a
の先端部から該基部38aと同一の半径rをもって球状
に突出した半球状部38bと、この半球状部38bにお
いて上記基部38aの軸心延長線から所定の範囲に該半
球状部38bよりも大きな半径Rをもって球状に突出し
た部分球凸状部(凸部)38cとを有しており、当該部
分球凸状部38cを上記メインテーブル1に対向させる
態様で、上記基部38aを介して上記加圧アーム35に
取り付けている。なお、上記マルチスポット溶接装置で
は、具体的に、16mmの直径φを有した基部38aの
先端部に半径rが8mmの半球状部38bを形成し、さ
らにこの半球状部38bにおいて基部38aの軸心延長
線から直径φ′が6mmの範囲に半径Rが40mmの部
分球凸状部38cを形成した電極チップ38を適用して
いる。
に示すように、上述した電極チップ38の材質であるク
ロム銅よりも引張強度や耐力等の機械的強度が高く、し
かも当該クロム銅と同等以上の導電率および熱伝導率を
有した銀析出型の銅合金(Cu−Ag)によって成形し
ている。この銀析出型の銅合金は、共晶型、もしくは固
溶型の銀銅合金に加工や熱処理を加えることによって銀
を析出させたもので、図1、図5および図6に示すよう
に、一体の角柱状を成しており、その一端面39aを上
記電極チップ38の先端部に対向させる態様で上記固定
ベース31に取り付けている。なお、上記マルチスポッ
ト溶接装置では、具体的に、0.1%の銀を含んだ銅合
金、好ましくは0.15%以上の銀を含んだ銅合金によ
り、幅:w=32mm、奥行き:l=25mm、長さ:
h=80mmの角柱状に形成したバック電極39を適用
している。
ック電極39は、その一端面39aに部分球凹状部(凹
部)39bを有している。部分球凹状部39bは、上記
電極チップ38の部分球凸状部38cと同一の範囲内に
同一の半径Rをもって形成したもので、つまり直径φ′
が6mmの円形範囲内に40mmの半径Rをもって形成
したもので、当該部分球凸状部38cに対向する位置に
配置している。
装置では、待機状態においてクランプ手段10のクラン
プ用シリンダアクチュエータ11が縮退することによっ
て可動クランパ12が固定クランパ13に対して開放
し、かつ給電手段20の給電用シリンダアクチュエータ
21が縮退することによって給電チップ23がドアパネ
ルDの載置域から退避し、さらに加圧手段30の加圧用
シリンダアクチュエータ33が縮退することによって電
極チップ38がバック電極39に対して離隔した状態に
保持されている。
定した溶接ポイントにスポット溶接を施す場合には、ま
ず、上記クランプ手段10のクランプ用シリンダアクチ
ュエータ11を伸長させることによってドアパネルDを
メインテーブル1に位置決め保持させ、その後、上記給
電手段20の給電用シリンダアクチュエータ21を伸長
させることによって給電チップ23の先端部をそれぞれ
インナパネル部品Diの側面に当接させた状態に保持す
る。なお、この状態において上記加圧手段30の各バッ
ク電極39は、それぞれの一端面39aを介してアウタ
パネル部品Doの下面、つまりドアパネルDの外表面に
当接している。
シリンダアクチュエータ33を伸長させることによって
電極チップ38の半球状部38bをそれぞれインナパネ
ル部品Di の上面、つまりドアパネルDの内表面に圧接
させ、さらにこの状態から、給電チップ23および電極
チップ38の間に8000Aの溶接電流を流すべく、図
2に示すように、8V10サイクルの交流電圧を加える
と、ドアパネルDの縁部において上記電極チップ38と
上記バック電極39との間に圧接された各溶接ポイント
に抵抗熱が発生し、該抵抗熱が発生した部位を介してイ
ンナパネル部品Di とアウタパネル部品Do とが互いに
溶着することになる。
場合には、先とは逆の手順で各シリンダアクチュエータ
11,21,33を縮退させれば、上記マルチスポット
溶接装置が上述した待機状態に復帰するため、溶接後の
ドアパネルDを取り出すことが可能となる。
より、ドアパネルDに対する溶接作業を繰り返し行うこ
とができる。
したように、バック電極および電極チップの双方が同一
の材質によって成形され、しかも加圧用シリンダアクチ
ュエータの作動により、ドアパネルを介して電極チップ
をバック電極に圧接することになるため、当該バック電
極の一端面に容易に変形を来す虞れがある。
置によれば、バック電極39として、電極チップ38の
材質であるクロム銅よりも引張強度や耐力等の機械的強
度が高い銀析出型の銅合金によって成形したものを適用
しているため、バック電極39の一端面39aに容易に
変形を来す虞れがなく、該一端面39aに対するドレッ
シング等の形状修正が不要になる。
と同等以上の導電率および熱伝導率を有しているため、
溶接後のドアパネルDに冷却不良によるヤケ(過溶)等
の溶接不良や通電不足による未溶着等の溶接不良が発生
することもない。
一端面39aに電極チップ38の部分球凸状部38cに
対応する部分球凹状部39bを形成しているため、当該
電極チップ38が常にこの部分球凹状部39bに倣って
変形することになる。このため、電極チップ38にドレ
ッシングを施してその形状を修正したり、該電極チップ
38の交換を行った後においては、バック電極39の高
さ調整作業のみを行えばよく、ドアパネルDとの面合わ
せ調整作業が不要となる。
その外表面が外方に向けて緩やかに凸となるように成形
されることが多いため、該外表面に凹部が形成される場
合に比べて凸部が形成される場合の方が形状修正の許容
範囲が広い。したがって、上記マルチスポット溶接装置
のように、バック電極39の一端面39aに部分球凹状
部39bを形成した場合にあっても、ドアパネルDに対
する形状修正作業の増大が招来されることはない。
マルチスポット溶接装置および従前の抵抗溶接装置にお
いて、それぞれ溶接点数に対する電極チップの先端径の
変化の割合とバック電極の摩耗深さとの関係を表したも
のである。なお、従前の抵抗溶接装置には、バック電極
としてクロム銅によって幅:w=32mm、奥行き:l
=25mm、長さ:h=80mmの角柱状に形成したも
のを適用し、また電極チップとして上記マルチスポット
溶接装置と同一のものを適用している。
従前の抵抗溶接装置にあっては、電極チップおよびバッ
ク電極のいずれもが溶接点数の増加に伴って損耗量が増
加する傾向にある。
を越えた辺りから先端径が増大、すなわち損耗量が急激
になり、500ショットを越えた辺りから頻繁にドレッ
シングを施さなければドアパネルに溶着不良が発生する
ようになる。
も著しくなり、その一端面にピッチング(班点状の微
孔)を生じてドアパネルに傷や凹凸の発生を招来するよ
うになるため、溶接後のドアパネルに対して形状修正作
業が必要になる。
達した時点で電極チップそのものの交換を行った。
ては、バック電極が依然として損耗した状態にあるた
め、電極チップの損耗量が初回の時よりも少ない溶接点
数で始まり、ドレッシングを施す時期も早まる結果とな
った。
では、図7(a)からも明らかなように、電極チップ3
8およびバック電極39のいずれもが溶接点数の増加に
伴って損耗量が増加する傾向にあるものの、溶接点数が
250ショットを越えた辺りの損耗量がドレッシングを
必要としないレベルに抑えられている。
ー損耗を呈しているが、バック電極39に形成した部分
球凹状部39bに倣って整形されるとともに、該バック
電極39の損耗量が極めて小さいためにドレッシングが
必要な程度まで損耗することがない。
が少ないことからバック電極39の一端面39aに対す
る形状修正作業も必要なく、5000ショットに至るま
での間、良好に溶接を行うことが可能となった。
してスポット溶接を施す抵抗溶接装置を例示している
が、本発明はその他のワークに対して抵抗溶接を行うも
のにももちろん適用することが可能である。この場合、
複数の溶接ポイントを同時に溶接する必要はなく、ま
た、溶接方式も上記のもの、いわゆるインダイレクト方
式に限らない。
析出型の銅合金によって成形するとともに、他方の電極
をクロム銅によって成形しているが、本発明はこれらの
材質の組み合わせに限定されなことはなく、一方の電極
が他方の電極と同等以上の導電率を有し、かつ該他方の
電極よりも機械的強度の高い材質によって成形れていれ
ばよい。なお、一方の電極の材質として銀系のものを適
用する場合、上記実施形態では、析出型のものを適用し
ているが、固溶型や共晶型のものを適用しても同様の効
果を期待することができる。
して角柱状のものを適用しているが、本発明ではその他
の形状のものを適用しても構わない。たとえば、図10
に示すように、バック電極139の一端面139aにお
いて部分球凹状部(凹部)139bの周囲に平坦部13
9cを残す態様で周縁に面取加工139dを施したり、
図11に示すように、バック電極239の一端面239
aにおいて部分球凹状部(凹部)239bの周囲に平坦
部239cを残す態様で周縁に低段部239dを施して
加工面を小さくしたものを適用してもよい。
てを同一の材質で成形しているが、たとえば図12に示
すように、クロム銅によって角柱状に形成した本体部分
300と、銀析出型の銅合金によって薄板状に成形し、
かつ一端面301aに部分球凹状部(凹部)301bを
有した当接部301とを具備し、該当接部301を上記
本体部分300の一端面300aに接合することによっ
てバック電極339を構成しても構わない。
被溶接材に先に当接する一方の電極として、他方の電極
よりも機械的強度が高い材質によって成形したものを適
用しているため、上記一方の電極に容易に変形を来す虞
れがなく、その形状修正が不要になる。
同等以上の導電率および熱伝導率を有しているため、被
溶接材に溶接不良や溶接不良が発生することもない。
の電極の凸部に対応する凹部を形成しているため、当該
他方の電極が常にこの凹部に倣って変形することにな
る。このため、他方の電極にドレッシングを施してその
形状を修正したり、該他方の電極の交換を行った後にお
いては、一方の電極の高さ調整作業のみを行えばよく、
被溶接材との面合わせ調整作業が不要となる。
的に示す要部拡大図である。
に示した図である。
した平面図である。
接点数に対する電極の先端径の変化の割合および電極の
摩耗深さの関係を表した図、(b)は従来の抵抗溶接装
置において溶接点数に対する電極の先端径の変化の割合
および電極の摩耗深さの関係を表した図である。
た図である。
に示した要部拡大図である。
に示した要部拡大図である。
に示した要部拡大図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被溶接材の一方の表面と一方の電極とを
互いに当接させた後に、該被溶接材の他方の表面におけ
る前記一方の電極に対応する部位に他方の電極を当接さ
せ、これら電極を通じて前記被溶接材に溶接電流および
圧力を加える抵抗溶接装置において、前記一方の電極の
少なくとも前記被溶接材の一方の表面に当接する部位
に、前記他方の電極と同等以上の導電率を有し、かつ該
他方の電極よりも機械的強度の高い材質によって成形し
た当接部を設けることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 【請求項2】 前記他方の電極をクロム系の銅合金によ
って成形するとともに、前記一方の電極の当接部を銀系
の銅合金によって成形したことを特徴とする請求項1記
載の抵抗溶接装置。 - 【請求項3】 前記一方の電極の当接部を銀析出型の銅
合金によって成形したことを特徴とする請求項2記載の
抵抗溶接装置。 - 【請求項4】 前記他方の電極の先端部に球状の凸部を
形成するとともに、前記一方の電極における前記凸部に
対向する部位に該凸部に対応した球状の凹部を形成した
ことを特徴とする請求項1記載の抵抗溶接装置。
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---|---|---|---|
JP28395795A JP3496366B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09122928A true JPH09122928A (ja) | 1997-05-13 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP28395795A Expired - Fee Related JP3496366B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 抵抗溶接装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3496366B2 (ja) |
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- 1995-10-31 JP JP28395795A patent/JP3496366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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