JPH09121720A - 鮎の友釣り用逆針 - Google Patents

鮎の友釣り用逆針

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JPH09121720A
JPH09121720A JP28612995A JP28612995A JPH09121720A JP H09121720 A JPH09121720 A JP H09121720A JP 28612995 A JP28612995 A JP 28612995A JP 28612995 A JP28612995 A JP 28612995A JP H09121720 A JPH09121720 A JP H09121720A
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JP
Japan
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needle
ayu
hook
reverse
sweetfish
Prior art date
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JP28612995A
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English (en)
Inventor
Harutaka Sawada
陽隆 澤田
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RITSUCHI BAAGAA KK
Original Assignee
RITSUCHI BAAGAA KK
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Publication date
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Priority to JP28612995A priority Critical patent/JPH09121720A/ja
Publication of JPH09121720A publication Critical patent/JPH09121720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鮎の友釣り時に、おとり鮎に取り付け易い逆
針を提供すること。 【解決手段】 逆針21は抜止部25を設け、針幹22
を直線状に形成する。針幹22を曲げた糸掛部23を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鮎の友釣りに使
用する逆針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鮎の友釣り用仕掛けにおいて
は、道糸の先端寄りに鼻環及びJ字状をなす逆針が間隔
をおいて取り付けられ、そのJ字状逆針の針幹に所定長
さの針素を介して引掛針が連結される。
【0003】前記逆針は、鮎に突き刺して止められるこ
とにより、引掛針をおとり鮎の近くの所定位置から離れ
ないように保持する役目である。しかし、いったん獲物
の鮎がかかれば、逆針がおとり鮎から抜けないと、おと
り鮎は鼻環と逆針とを介して引っ張られしまい、その結
果おとり鮎が傷められてしまうため、獲物の鮎がかかっ
た後は、逆針がおとり鮎から抜けてしまうのが望まし
い。そこで、従来はJ字状の逆針をおとり鮎の尻ひれ付
近の皮近くを抜け易いように浅く刺し通している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
逆針は、針幹がJ字状をなし、湾曲して針先が針の基端
側を向いているために、その針をおとり鮎に刺すには針
先を鮎に当て、針の形状に沿ってかえしながら行う必要
があって扱いづらい。しかも、おとり鮎は生きているた
め、初心者にはむずかしい作業であった。また、たもを
使って釣り上げる際に、逆針はたもの網目に引っかかる
ことが多く、外すのが煩わしい。さらに、J字状の逆針
は、針先が針幹側へ向いているため、けがのおそれがあ
り、針幹を持つときの取り扱いに注意が必要である。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的と
する所は、鮎に刺し易く、取り扱いが容易なおとり鮎逆
針を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の鮎の友釣り用逆針の発明は、鮎の友釣り
用逆針であって、前記の針を直線状に形成し、その先端
部に抜止部を設けたものである。
【0007】請求項2の発明は、前記針の針幹の基端部
が、直角を含む鈍角状に折曲したものである。すなわ
ち、請求項1の発明においては、針の針幹が直線状でお
とり鮎に刺し易く、かつ抜け易い。。
【0008】請求項2の発明においては、おとり鮎に刺
した状態で針幹の突出量を少なくできるとともに、抜け
易い。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の形態)以下に本発明の第1の実施の形態につい
て図1〜図3に基づいて説明する。
【0010】図1に示すように逆針21は、一本の金属
線材により形成され、針幹22の一端には道糸を結んだ
り、通したりするために環状に曲げられた糸掛部23が
形成されている。針幹22の他端には先鋭部24が形成
されている。この先鋭部24の付近には糸掛部23側に
向かって先鋭状の抜止部25が設けられている。
【0011】図2に示すように、道糸26は図示しない
釣竿の先端に取り付けられている。鼻環27は道糸26
の先端から間隔をおいた位置に移動調節可能にくくり付
けられ、図3に示すようにおとり鮎28の鼻孔に挿通さ
れる。逆針21は道糸26にその先端から間隔をおいて
結び付けられ、図3(a)及び(b)に示すように、お
とり鮎28の第二背ひれ付近あるいは尻ひれ付近に刺さ
れる。引掛針29は道糸26の先端に結び付けられ、お
とり鮎28の尾ひれ付近に位置する。
【0012】さて、この逆針21を使用して鮎の友釣り
を行う場合には、図3(a)、(b)に示すように、鼻
環27を鮎の鼻孔に挿入し、逆針21をおとり鮎28の
第二背ひれ付近あるいは尻ひれ付近に刺すとともに、引
掛針29をそれがおとり鮎28の尾ひれ付近にくるよう
調節する。この状態で鮎の友釣り用仕掛を鮎の集まるポ
イントに流し込むと、そのポイント周辺の鮎が縄張りに
侵入したおとり鮎28に対して攻撃を仕掛けて引掛針2
9に引っ掛かる。鮎はその弱点が腹の部分であるため
に、攻撃を仕掛けてくる鮎は、おとり鮎28の腹の部分
をめがけて体当りをしてくる習性をもち、これを利用し
て、引掛針29を前記の位置にくるよう取り付ける。
【0013】以上のように構成された第1の実施の形態
によれば、以下の利点を有する (1)逆針21はその針幹22の形状が直線状をなして
いる。このため、逆針21を、おとり鮎28に対して先
鋭部24側から直線的に刺せばよく、湾曲したJ字状逆
針と比較しておとり鮎28に刺し易いため、取り扱いが
容易である。
【0014】(2)逆針21の針幹22に抜止部25が
設けられているため、逆針21が不用意に抜けておとり
鮎28の腹の所定位置から引掛針29が離れることがな
い。 (3)針幹22が直線状をなしているため、逆針21が
釣り上げる際にたもの網目に引っかかることが少ない。
【0015】(4)先鋭部24は針幹22の軸方向に向
けられ、持ち手には向いておらず、取り扱いが容易とな
る。 (5)全体がほぼ直線状をなしているため、製造が容易
である。
【0016】(別の実施の形態)図4に示すように第2
の実施の形態では、逆針31の糸掛部33が針幹22を
中心に90度変位されているものである。
【0017】図5に示すように第3の実施の形態の逆針
41は、抜止部45が先鋭部44に設けられている。こ
のように構成することで第1の形態における先鋭部24
と抜止部25との間の針幹部分が省略されて、針幹42
の長さを第1の形態の逆針21に比べ短くすることがで
きる。
【0018】図6に示すように第4の実施の形態の逆針
51は、抜止部55の根元が針幹52の先端位置から伸
びていることから、抜止部55が第1〜3の実施の形態
の逆針21、31、41に比較して長く、魚体針が抜け
る方向に働く引っ張り力に対して強い。
【0019】図7(a)に示すように第5の実施の形態
の逆針61は、針幹62において鈍角に折曲げて全体を
形成するとともに、第1の実施の形態の糸掛部23に代
えて、糸止部63を膨出形成したものである。図7
(b)は針幹62の基端側を直角に折曲げて形成したも
のである。これら図7(a),(b)のように構成した
逆針61の使用に際しては、逆針61をおとり鮎28に
刺した状態においておとり鮎28からの針幹62の突出
量を短くできる。このためにおとり鮎28の泳ぎの邪魔
にならず、逆針61をおとり鮎28の背中付近以外の身
の厚みが薄い箇所、例えば、尾ひれ付近に刺すことが可
能となり、取り付けられる範囲がひろがる。例えば図8
に示すように、浅瀬などでは、引掛針29が自重で沈ん
で川底に当たるために、逆針61をおとり鮎28の第二
背ひれ付近に刺して、引掛針29の位置が下がるのを防
いでいたが、このような場合、逆針61の取り付け範囲
が広がることは、極めて有効である。
【0020】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 (A)前記第2の実施の形態の90度ひねられた糸掛部
33を第3〜第4の実施の形態において実現してもよ
い。このように構成しても第2の実施の形態と同様の効
果が得られる。
【0021】(B)第3の実施の形態の抜止部45を第
2あるいは第5の実施の形態において実現してもよい。
このように構成しても第3の実施の形態と同様の効果が
得られる。
【0022】(C)第4の実施の形態の抜止部55を第
2あるいは第5の実施の形態において実現してもよい。
このように構成しても第4の実施の形態と同様の効果が
得られる。
【0023】(D)第5の実施の形態の糸止部63を第
1〜第4の実施の形態において実現してもよい。このよ
うに構成しても第5の実施の形態と同様の効果が得られ
る。 (E)第5の実施の形態の針幹62の糸止部63の形状
を、第5の実施の形態に記載以外の形状、例えば、T字
状やくさび形、あるいは針幹62の表面に波形の連続し
た段溝を設けて形成してもよい。このように構成して
も、道糸26を逆針61に巻き付けることができる。
【0024】(F)第5の実施の形態の針幹62の折曲
角度を91゜以上〜180゜までの範囲内で形成される
ように構成してもよい。このように構成しても、第5の
実施の形態と同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1の発明によれば、逆
針は直線状に形成されており、おとり鮎に浅く刺し易
く、針幹に設けられた抜止部によって鮎がかかるまでは
不用意に抜けて引掛針が所定位置から離れることがな
い。また、針幹がたもの編目に引っかかったりするのを
防止できる。その上、先鋭部が持ち手に向いていないの
で取り扱いが容易となる。
【0026】請求項2の発明によれば、針幹がく字状に
曲げて形成されており、おとり鮎に刺した状態で、針幹
の突出部分が少なくなり、鮎に対する取付位置の自由度
が増す。その上、鮎がかかった時に抜けやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態の友釣り用逆針の正面図。
【図2】第1形態の仕掛を示す部分正面図。
【図3】第1形態の使用状態を示す正面図。
【図4】第2形態の友釣り用逆針の斜視図。
【図5】第3形態の友釣り用逆針の正面図。
【図6】第4形態の友釣り用逆針の正面図。
【図7】第5形態の友釣り用逆針の正面図。
【図8】第5形態の使用状態を示す正面図。
【符号の説明】
21,31,41,51,61…逆針、22,42,5
2,62…針幹、23,33,…糸掛部、24,44,
64…先鋭部、25,35,45,55…抜止部、26
…道糸、27…鼻環、28…おとり鮎、29…引掛針、
63…糸止部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鮎の友釣り用仕掛けに使用される逆針で
    あって、 前記針を直線状に形成し、その先端部に抜止部を設けた
    鮎の友釣り用逆針。
  2. 【請求項2】 前記針の針幹の基端部が直角を含む鈍角
    状に折曲された請求項1に記載の鮎の友釣り用逆針。
JP28612995A 1995-11-02 1995-11-02 鮎の友釣り用逆針 Pending JPH09121720A (ja)

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JP28612995A JPH09121720A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 鮎の友釣り用逆針

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JP28612995A JPH09121720A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 鮎の友釣り用逆針

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JPH09121720A true JPH09121720A (ja) 1997-05-13

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28612995A Pending JPH09121720A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 鮎の友釣り用逆針

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JP (1) JPH09121720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085535A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Keishi Wataguchi テンヤ釣り用仕掛け

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013085535A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Keishi Wataguchi テンヤ釣り用仕掛け

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