JPH09121677A - キュウリ用苗木及びその生産方法 - Google Patents

キュウリ用苗木及びその生産方法

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JPH09121677A
JPH09121677A JP7282119A JP28211995A JPH09121677A JP H09121677 A JPH09121677 A JP H09121677A JP 7282119 A JP7282119 A JP 7282119A JP 28211995 A JP28211995 A JP 28211995A JP H09121677 A JPH09121677 A JP H09121677A
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JP
Japan
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cucumber
rootstock
scion
stock
grafting
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JP7282119A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Nakanishi
一泰 中西
Toshiaki Sakai
俊昭 酒井
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National Federation of Agricultural Cooperative Associations
Original Assignee
National Federation of Agricultural Cooperative Associations
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐病性に優れかつ栽培適期の拡大を図れる等
の接ぎ木苗の有利な特性を備えたものでありながら、甘
味のある優れた食味を有するキュウリの苗木を提供する
と共に、該キュウリ用苗木を安定して大量に生産し得る
生産方法を提供する。 【解決手段】 バーネット等のメロン用台木3を台木と
し、キュウリを穂木5として接ぎ木する。接ぎ木は、台
木3及び穂木5共に幼苗期に切断し、ポットトレイの各
ポットPに植えられた状態のまま切断された台木3a
に、切断された穂木5aをチューブ状のクリップ6によ
り密着・保持する。その後、活着促進装置内に搬入し
て、高温、高湿度で養生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接ぎ木によるキュ
ウリの苗木並びにその生産方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キュウリの栽培は、主として自根
により行なわれていた。該自根による栽培は、耐病性及
びこれに起因する連作障害、並びに低温伸長性の不足に
起因する収穫期の制限等の問題があり、更に本来、キュ
ウリ果実の表面にはブルームという白色粉状物が発生す
るが、これが、残留農薬等と誤認されて消費者に好まれ
ず、最近は、接ぎ木による栽培法が主流になっている。
【0003】該キュウリの接ぎ木苗は、台木としてウリ
科の植物であるカボチャ及びユウガオが用いられてお
り、就中カボチャを台木として用いると、カボチャ台木
の根部活動が旺盛なために栽培適応力が高まり、キュウ
リの草勢強化及び栽培適期の拡大が図られる。特に、ブ
ルームレスキュウリ用のカボチャ台木を用いると、食味
は落ちるが、キュウリに上記ブルームの発生がなく、か
つ艶があって果皮が硬く棚持ちする点で商品価値が高い
ため、最近のキュウリ生産は、該ブルームレス台木を用
いた栽培法が多用されている。
【0004】上記カボチャ等を台木として用いる接ぎ木
方法は、台木が穂木であるキュウリに比してその軸径が
太い関係上、一般に、図5に示す呼び接ぎ木法が用いら
れる。該呼び接ぎ木法は、(a) に示すように、カボチャ
台木4の子葉の下の胚軸4aに、長さ5〜10[mm]程
の切り下ろしの切込み4cを入れ、また(b) に示すよう
に、キュウリ穂木5の子葉の下の胚軸5aに、長さ5〜
10[mm]程の切り上げによる切込み5cを入れる。そ
して、(c) に示すように、前記台木4と穂木5との切込
み4c,5cを合せて、(d) に示すように、洗濯挟み様
のクリップ7にて穂木5を台木4に固定・保持する。該
呼び接ぎ木法は、胚軸に深い切込み5c,4cを入れる
関係上、台木及び穂木共に本葉1葉期で軸径が太くなっ
た大苗仕立てで行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キュウリの果実品質を
評価するための項目としては、外観、食味、果肉及び果
皮の硬さ等がある。一般的に、食味は穂木であるキュウ
リ品種に依存するとされ、台木には生産力が求められて
いるので、台木の影響による果実の食味の変化について
は重要視されていなかった。かつ、生産性を重視するあ
まり、上述したように、台木には草勢の強健なカボチヤ
台木がおもに使用されている。中でもブルームレスキュ
ウリ用のカボチャ台木は果実の艶を良好にすることで果
実の外観が高く評価されるので、現在、大部分のキュウ
リは、ブルームレス用台木を用いた栽培法によって生産
されているが、自根栽培で生産される果実と較べると果
肉及び果皮の硬さ、食味に悪影響を及ぼしているのが現
状である。
【0006】また、従来のキュウリの接ぎ木方法は、呼
び接ぎ木法で行うため、箸の太さ程に成長したものを、
1本ずつ深い切込みを入れる面倒な作業を強いられてお
り、かつ7〜10日間、天候とにらみあわせて養生管理
を行う必要があり、しかも活着率が不安定で、キュウリ
用苗木を安定して大量に生産するには充分ではない。
【0007】そこで、本発明は、耐病性に優れかつ栽培
適期の拡大を図れる等の接ぎ木苗の有利な特性を備えた
ものでありながら、甘味のある優れた食味を有するキュ
ウリの苗木を提供すると共に、該キュウリ用苗木を安定
して大量に生産し得る生産方法を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、メロン用台木にキュウリ穂木
を接ぎ木してなる、ことを特徴とするキュウリ用苗木に
ある。
【0009】また、幼苗期のメロン用台木を切断する行
程と、幼苗期のキュウリ穂木を切断する行程と、前記切
断されたメロン用台木の台木部切断面に、前記切断され
たキュウリ穂木の穂木切断面を密着・保持する行程と、
該密着・保持された幼苗接ぎ木苗を、例えば25[℃]
以上の高温、90[%]以上の高湿度の環境下で活着促
進する行程と、を備えることを特徴とするキュウリ用苗
木の生産方法にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るキュウリ用苗木は、
台木としてメロンの接ぎ木栽培に用いる品種であるバー
ネット、みのるバーネット又はパートナを用い、また穂
木としてキュウリの品種であるアンコール10、なおよ
し又はオナーを用い、これら台木及び穂木を以下に示す
ような方法にて接ぎ木する。
【0011】台木及び穂木は、図1(b) に示すような列
状のポットトレイ1、又は図1の(a) に示すような上記
列状のポットトレイ1を複数列連結した面状のポットト
レイ2の各ポットPにそれぞれ1個宛てに植付けられ
る。これら台木及び穂木は、略々同時期に播種されて、
その後上記ポットトレイの各ポットPに仮植してもよ
く、また各ポットPに始めからていねいに播種してもよ
い。そして、台木及び穂木共に子葉展開時、季節によっ
て異なるが概ね播種後5〜7日の幼苗期に接ぎ木処理さ
れる。
【0012】メロン用台木3は、図2(a) に示すよう
に、ポットトレイに植えられた状態で、子葉の下5〜1
0[mm]の胚軸3aを破線aに示すように胚軸線に対し
て約30度の角度にてカミソリのような鋭利な刃物によ
って切断される。また、キュウリ穂木5は、図2(b) に
示すように、子葉の下10〜15[mm]の胚軸5aを、
破線bに示すように同じく約30度の角度にて鋭利な刃
物によって切断される。この際、台木3及び穂木5は共
に、胚軸内の空洞が少ない若齢(幼苗)期であるが、切
断位置は、胚軸の中位は空洞が入りやすいので、上述し
たように子葉下10[mm]程度の上位が望ましい。ま
た、メロン台木の胚軸の径は1.5〜2[mm]であり、
キュウリ穂木の胚軸の径は1〜2[mm]であって、両者
に大きな差はない。
【0013】ついで、図2(c) に示すように、ポットト
レイ1又は2の各ポットPに植えられた状態にあるメロ
ン用台木の台木部胚軸3aの切断部に、ゴム等の可撓性
弾性体からなるチューブ状のクリップ6が差込まれ、そ
して該クリップ6の上部から、前記切断されたキュウリ
穂木の穂木部胚軸5aが差込まれて、両切断面を密着し
て保持する。この際、従来のようにカボチャ台木を用い
る場合、該カボチャ台木は、キュウリ穂木に比して軸径
がかなり太いので、上記クリップ6による穂木の保持に
困難を生じることがあるが、上述したように、メロン用
台木は、キュウリ穂木に比して大きな差はないので、確
実に保持される。
【0014】上述した台木及び穂木の切断、台木へのク
リップの挿入、クリップへの穂木の差込み・保持からな
る接ぎ木処理は、手作業によっても可能であるが、上述
したようにメロン台木を用いることによりクリップ保持
が確実になることにより、全自動式及び半自動式の接ぎ
木装置を用いて効率的かつ大量に生産することが可能と
なる。
【0015】ついで、上記幼苗接ぎ木苗は、縦横複数列
に面状に揃えられ、ナエピット(登録商標)と呼ばれる
活着促進装置の上下複数段の棚に搬入される。該活着促
進装置は、温度26〜30[°C]、湿度85〜97
[%]、光量2〜4[KLX]、風速15〜30[cm/
sec ]、望ましくは温度28度[°C]、湿度93
[%](上限)、光量3[KLX]、風速20[cm/se
c ]に設定され、該活着促進装置内に上記幼苗接ぎ木は
3〜4日入れられる。これにより、活着率は、95
[%]以上となる。
【0016】このようにして生産されたキュウリ用苗木
は、カボチャ台木を用いたものよりもやや栽植密度を高
くして圃場に植えられ、生産物の秀品率が高い時期の短
期栽培をすることで商品価値の高いキュウリの生産が可
能となる。
【0017】上述した方法は、一般に全農式幼苗接ぎ木
法と呼ばれているが、該方法により、胚軸の太さに大き
な差がない台木用のメロンをキュウリの穂木と接ぎ木す
ることが極めて容易になった。更にメロンの共台用とし
て育成されている台木用メロンは、穂木果実の品質を損
なわせないで、耐病性を付与させる特性を持つため、品
質面から従来のカボチャ台木を用いて接ぎ木苗にて生産
される果実の品質よりも、ブルームの発生はあるものの
自根栽培で生産される果実の品質に近づけることがで
き、更に甘みが加わることによって果実の食味を高めら
れる。また、カボチャ台木を使わないために果実にカボ
チャ臭が無くなるため、カボチャ臭が強いキュウリを嫌
っている人にも食べやすくなる。
【0018】また、カボチャ台木を用いた場合、草勢が
強健であるため側枝の発生が旺盛になり、栽培上煩雑な
側枝摘除の管理作業を生産者は強いられているが、メロ
ン用台木を用いることで、草勢が強健な穂木品種を用い
た場合でも側枝の発生は適度に押さえられるので、側枝
摘除の管理作業は容易なものとなり、栽培の省力化がで
き、栽培面積の拡大も可能となる。更に、カボチャ台木
に比ベて曲がり果が減少し、出荷可能なキュウリが多く
なり、生産物の秀品率が向上する結果、生産量が従来の
カボチャ台木に比して僅かに低下しても、商品としての
出荷量が低下することはない。
【0019】なお、接ぎ木方法は、上述した図2に示す
方法に限らず、片葉斜め切断接ぎ等の他の接ぎ木方法も
適用可能である。図3は、片葉斜め切断接ぎ木方法を示
す図で、(a) に示すように、メロン用台木3の子葉3b
の片側と生長点部分3dを切取るように、胚軸線に対し
て約30度の角度にて鋭利な刃物にて切断(a) する。ま
た、(b) に示すように、キュウリ穂木5の子葉の下10
〜15[mm]の胚軸5aを同じく約30度の角度にて切
断(b) する。そして、(c) に示すように、前記台木と穂
木の切断面を合せて、前記洗濯挟み様のクリップ7にて
穂木5を台木3に固定・保持する。
【0020】即ち、メロン用台木は、カボチャ台木に比
してその胚軸径が細いため、従来の呼び接ぎ法では困難
であったが、上述した全農式幼苗接ぎ木法や片葉斜め切
断接ぎ法により、メロン用台木にキュウリ穂木を接ぎ木
することが可能となり、更にその上、メロン用台木は、
キュウリ穂木と胚軸径の差が少ないので、上記接ぎ木法
による接ぎ木を確実にして活着率を高め、これら幼苗接
ぎ木法が、高い生産性を得られることが相俟って、キュ
ウリ用苗木の安定した大量生産が可能となる。ついで、
実際に実施した各実施例について説明する。
【0021】
【実施例1】キュウリ品種アンコール10及びなおよし
を穂木とし、メロンの接ぎ木栽培に用いる品種バーネッ
トを台木として1月上旬に播種、1月中旬に前記全農式
幼苗接ぎ木法で接ぎ木を行い、比較品種(ブルームレス
台木スーパー雲竜)とともに2月中旬にガラス温室内に
定植した。生育期間中は順調に生育し、うどんこ病、灰
色かび病、つる枯病、つる割病の発病程度についても比
較品種と同様であった。3月下旬から6月中旬までキュ
ウリの生産量について調査した。表1に示すように、収
穫量については比較品種に較べて、メロン台木を用いた
ものはやや低収量となったが、秀品率で約10%上回っ
た。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例2】アンコール10、なおよし及びオナーを穂
木とし、前記バーネットを台木として9月上旬に播種、
9月上旬に前記全農式幼苗接ぎ木法で接ぎ木を行い、比
較台木品種(ブルームレス台木スーパー雲竜)とともに
9月下旬にガラス温室内に定植し、10月下旬から12
月中旬までキュウリの生産量及び生産される果実の糖度
について調査した。実施例1と同様、病害の発生につい
ては比較品種と同じ程度であった。収穫量については実
施例1の春作と同様スーパー雲竜に較べやや低収であっ
たが、秀品率では上回っており、また表2に示すよう
に、バーネットを用いた区で0.1から0.2%ほど糖
度が高くなった。
【0024】表3に示すように、官能試験を行い、スー
パー雲竜台木を用いた区のキュウリに較べ、甘いと感
じ、苦みは感じないという結果が明らかとなった。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【実施例3】アンコール10を穂木とし、前記バーネッ
トの他、みのるバーネット、パートナーを台木として2
月中旬に播種、2月下旬に前記全農式幼苗接ぎ木法で接
ぎ木を行い、比較品種(ブルームレス台木スーパー雲
竜、エキサイト一輝)とともに3月中旬にガラス温室内
に定植し、キュウリの側枝発生数と、4月下旬から7月
中旬までのキュウリの生産量及び生産される果実の糖度
について調査した。実施例1と同様、病害の発生につい
ては比較品種と同じ程度であった。表4に示すように、
側枝発生数は比較品種で初期の段階から多く発生し、そ
の傾向は生育後半まで同様であった。収量については実
施例1、実施例2と同様に比較品種に劣るものの、糖度
については、表5に示すように収穫期間途中まで0.5
[%]程度高くなった。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【実施例4】アンコール10を穂木とし、台木としてバ
ーネットを台木として、2月中旬に播種、2月下旬に前
記片葉切断接ぎ木方法にて接ぎ木を行い、比較品種(雲
竜台)と共に3月中旬にガラス温室内に定植し、4月下
旬から7月中旬までキュウリの果実の糖度について調査
した。図4に示すように、全収穫期に亘ってバーネット
台の方が高い傾向にあり、特に収穫初期には0.5
[%]程度高くなった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によると、キュウリ用接ぎ木苗の台木としてメロン
用台木を用いることにより、耐病性及び栽培適期の拡大
等の接ぎ木の有利性を維持しつつ、カボチャ台木に起因
する食味の低下等の欠点を改善して、甘みのある品質の
高いかつ商品価値の高いキュウリ果実を得ることがで
き、キュウリの消費拡大を図ることができる。
【0032】更に、側枝の発生がカボチャを台木とする
場合より少なく、側枝摘除の作業を軽減でき、更に生産
量が低下するとしても、曲がり果を減少して秀品率が向
上するので、出荷可能な生産量はむしろ増加し、キュウ
リ生産者の省力化を図ることができる。
【0033】また、請求項2に係る本発明によると、上
記キュウリ用苗木を、安定して大量に生産することが可
能となり、上記キュウリの消費拡大に伴う苗木需要の増
加に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキュウリ用苗木の生産に用いられ
るポットトレイを示す斜視図で、(a) は面状に連結した
もの、(b) は列状のものを示す。
【図2】全農式幼苗接ぎ木法を示す図で、(a) は台木の
切断行程、(b) は穂木の切断行程、(c) は台木に穂木を
保持する行程を示す。
【図3】片葉斜め切断接ぎ法を示す図で、(a) は台木の
切断行程、(b) は穂木の切断行程、(c) は台木に穂木を
保持する行程を示す。
【図4】本発明に係るキュウリと従来のものとの糖度推
移を示す図。
【図5】従来のカボチャを台木とする接ぎ木に用いられ
る呼び接ぎ木法を示す図で、(a) は台木の切断行程、
(b) は穂木の切断行程、(c) は切込みの接合を示す拡大
図、(d) はその保持を示す。
【符号の説明】
1 列状ポットトレイ 2 面状ポットトレイ 3 メロン用台木 5 キュウリ穂木 6 クリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メロン用台木にキュウリ穂木を接ぎ木し
    てなる、 ことを特徴とするキュウリ用苗木。
  2. 【請求項2】 幼苗期のメロン用台木を切断する行程
    と、 幼苗期のキュウリ穂木を切断する行程と、 前記切断されたメロン用台木の台木部切断面に、前記切
    断されたキュウリ穂木の穂木切断面を密着・保持する行
    程と、 該密着・保持された幼苗接ぎ木苗を、高温、高湿度の環
    境下で活着促進する行程と、 を備えることを特徴とするキュウリ用苗木の生産方法。
JP7282119A 1995-10-30 1995-10-30 キュウリ用苗木及びその生産方法 Pending JPH09121677A (ja)

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