JPH09120632A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH09120632A
JPH09120632A JP8237651A JP23765196A JPH09120632A JP H09120632 A JPH09120632 A JP H09120632A JP 8237651 A JP8237651 A JP 8237651A JP 23765196 A JP23765196 A JP 23765196A JP H09120632 A JPH09120632 A JP H09120632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
carriage
magnetic disk
spindle
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8237651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2653361B2 (ja
Inventor
Osamu Miyazawa
修 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP8237651A priority Critical patent/JP2653361B2/ja
Publication of JPH09120632A publication Critical patent/JPH09120632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2653361B2 publication Critical patent/JP2653361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリッジの駆動構造を改良することにより、
小型化容易な磁気記録再生装置を提供するところにあ
る。 【課題解決手段】第1キャリッジ部(33)と第2キャ
リッジ部(32)の結合部とヘッド(34a)とを結ぶ
方向がキャリッジの移送方向と概ね直交するように配置
するとともに、第2キャリッジ部をガイド軸(42)で
ガイドしキャリッジ駆動手段(28)によって駆動す
る。さらに、ヘッド(34a)とキャリッジ駆動手段
(28)とをガイド軸(42)を挟むように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置の
スピンドル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置は図2に示す様
に、スピンドルモータ13のモータスピンドル14にス
ピンドルハブ17を直接固着し、デイスクカートリッジ
3の内部に構成した磁気デイスク1を添付したデイスク
ハブ2を磁気吸引力で当接し、案内穴62とモータース
ピンドルl4の係合部を前記磁気デイスクの径方向の案
内として位置決めしていた。
【0003】また、前記磁気デイスク1を駆動する駆動
ピン21は、前述の径方向の案内位置の外径側に構成さ
れていた。また、キャリッジの長手方向は、デイスクの
着脱方向と平行であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の磁気記
録再生装置ではモータースピンドルを磁気デイスクの径
方向の案内にしているので、挿入を容易にする為に先端
を球面にしたり斜面部を設けたりしており、強度と位置
決め精度を確保する為にモータースピンドルの径を太く
するとその分のクリアランスを確保せねばならず、小型
化の妨げになつていた。また、駆動ピンはモータースピ
ンドルの外径に構成されている為に、メデイアハブ部と
スピンドルハブ部の小径化が困雑であつた。したがつて
磁気デイスクを広い面積で支持した事により記憶容量を
増す事が困難なばかりか、磁気ヘッドとの接触(以下ヘ
ッドコンタクトと呼ぶ)において見かけ上剛く作用しな
じみにくいので良好な磁気記録再生特性が得にくかつ
た。
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決す
るもので、その目的はスピンドルハブ部とメデイアハブ
部を小型化し磁気デイスクを小面積で支持する事によ
り、高容量化と良好なヘッドコンタクトを可能にした磁
気記録再生装置を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は磁性材料からなるメデイアハブ2を有する磁気デイ
スク1を用い、該磁気デイスク1の厚さ方向の位置決め
をスピンドルハブ17の上面に磁気吸引力で当接する事
によつて行なう磁気記録再生装置において、(1)前記
磁気デイスク1の径方向の位置決めを前記スピンドルハ
ブ17の側面に前記メデイアハブ2に構成したセンター
コア4に当接する事により行ない(2)前記磁気デイス
ク1を駆動する駆動ピン21を(1)において径方向に
当接した位置よりも内径側に構成した事を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明における磁気記録再
生装置の実施例における断面図、図9はその説明図であ
り、1は磁気デイスク、2は磁気デイスク1をスピンド
ルハブ17にマグネツト18の磁力で装着するための磁
性材料からなるメデイアハブ、3は磁気デイスク1等を
収納するデイスクカートリッジ、4はスピンドル17に
対してメデイアハブを径方向に位置決めするセンターコ
ア、5aは磁気デイスクlの表面を除塵するライナを押
圧するための上クリーニングプレート、5bは上クリー
ニングプレート5aと磁気デイスク1に対して対向する
位置にあり、プレート位置決め部47に当接する下クリ
ーニングプレート、11はデイスクカートリッジを保持
するホルダ、12は押えばね部52に装着され上クリー
ニングプレートを神圧する加圧接点、13はべルト16
とモータープーリ15とモータースピンドル14を介し
てスピンドルハブを駆動するスピンドルモータ、19は
スピンドルハブに内装されスピンドル25の軸方向に可
動な駆動ピン21を押し上げる弾性力を与える駆動ピン
ばね、20は駆動ピンばね19を固定するばね押え、2
3は筐体24に一体または別体で固定された磁性材料か
らなり、スピンドルハブに内装されたスラストマダネツ
ト22を図の下方に引きつけるスラストヨーク、26は
スピンドルハブl7とかん合したスピンドル25を回転
と軸方向の移動を自由に支持する軸受、27は筐体24
とねじ山で係合し、スピンドルの位置を軸方向に調整す
る調整ねじ、42は磁気ヘッドを摺動させるスライド
軸、43はスライド軸42を押える加圧ばね、44は加
圧ばね43を固定するばね固定ねじである。
【0008】このような構成において、調整ねじ27を
回すと調整ねじ27が上下し、一方スピンドルハブ17
とかん合したスピンドルはスラストマダネツト22によ
つて下方に引張られて、調整ねじ27と当接しているの
で上下に動く。したがつて磁気デイスク1はスピンドル
ハブl7に装着されているので、例えば、調整ねじ27
を位置l下げると磁気デイスク1も位置l下がる。
【0009】図5は本発明の磁気記録再生装置に用いる
磁気デイスク体の構成を示す斜視図であり、lは表面に
磁性体を添付したフイルム状の磁気デイスク、2は磁気
デイスク1を磁気記録再生装置のスピンドルハブに磁力
で装着するための磁性体材料からなるメデイアハブ、4
はセンターコア、5aは磁気デイスク1の表面を除塵す
るライナ6aを押圧するクリーニングプレートであり、
磁気デイスクをはさんで下方にも同様にライナ5b、ク
リーニングプレート6bが構成されている。7は誤消去
防止のための誤消去防止スイツチ、8は磁気デイスク1
の表面を保護するためのシヤツター、9aはディスクカ
ートリッジを磁気記録再生装置に位置決めするための案
内穴であり、対称位置にもう一つの案内9bが構成され
ている。10は磁気デイスク1とメデイアハブ2を駆動
すると共にセンターコアをスピンドルコアに押しつける
力を発生させる位置決めホールである。3aは上デイス
クカートリッジ、3bは下デイスクカートリッジであ
り、磁気デイスク1等を挿入した上で一体化されデイス
クカートリッジになる。
【0010】このような構成において磁気デイスク1が
回動している時に、クリーニングプレート5a,5bを
押圧する事により磁気デイスク1の表面が除塵されると
共に、面振れが抑制される。
【0011】図13は本発明の実施例における磁気デイ
スク体のセンターコア部を説明する下面図であり、1は
磁気デイスク、2は磁気デイスク1が添付され、磁力で
一点鎖線で示したスピンドルハブl7に吸着させるため
に磁性材料からなるメデイアハブ、4はスピンドルハプ
17の側面を案内する位置決め面4a,4bを構成する
センターコア57はメデイアハブ2を位置決めし駆動す
る位置決めホールであり、位置決め面4a,4bの中線
58に対して磁気デイスクの回転中心58aからほぼ9
0°の方向に直線部57aを有している。尚位置決めホ
ール57は直線部57aを有していれば良く、それ以外
の部分の形状は任意である。
【0012】このような構成において、磁気デイスク1
が回動する時には負荷トルクがあるため、直線部57a
に駆動力が加わりその反力Fを利用して位置決め面4
a,4bをスピンドルハブ17に押圧する。したがつて
位置決め面4a,4bの中線と直線部57aが90°に
なる点が最も効率よく押圧、位置決めできる。
【0013】図12は図13における断面図であり、磁
気デイスク1とメデイアハブ2は接着剤や両面接着テー
プなどの薄い層59を介して添付されており、センター
コア4はメデイアハブ2にアウトサートや接着等で添付
されている。メデイアハブ2は磁性材料からなり、スピ
ンドルハブに磁力で吸引されると共に磁気デイスク1の
添付面がスピンドルハブに当接する高さ基準面2aにな
つている。
【0014】図6は本発明の磁気記磁再生装置の実施例
におけるメデイアハブ部とスピンドルハブ部の断面的な
係合状態を示す断面図、図7は平面図である。
【0015】21はスピンドルハブに上下に可動で内装
されメデイアーブ2の位置決めホール10の直線部57
aと係合して位置決めし駆動する駆動ピン、19は駆動
ピン21を上方に加圧する駆動ピンばね、20は駆動ピ
ンばねl9をスピンドルハブ20に固定するばね押え、
2aはスピンドルハブの上面に接する高さ基準面、60
は駆動ピン21とメデイアハブ2の接触によつて高さ基
準面2aに生じるかえりによる当接高さの変化を防ぐた
めの逃げ部、4はセンターコアであり位置決め面4a,
4bにスピンドルハブl7がくさび状に係合する事によ
つて側方の位置決めをしている。61は磁気デイスク体
を装着する時にスピンドルハブ17とセンターコア4を
係合しやすくする為に設けたカツト部である。尚、逃げ
部やカツト部の大きさは本実施例に限定するものではな
く、ある部分のみに構成しても良い。
【0016】このような構成において駆動ピン21は、
一点鎖線で示す様に磁気デイスクの装着時に高さ基準面
2aに押圧されて駆動ピンばねの弾性変形により、スピ
ンドル17の内部に収納される。
【0017】そして、位置決めホール21に係合するま
で高さ基準面2aを滑走し、係合すると弾性力で駆動ピ
ンが上昇してもとの位置に複帰し、断面的な係合が完了
する。
【0018】この時、メデイアハブから上に突出する駆
動ピンの先端は、径が細いためわずかであり、クリアラ
ンスが少なくてすむので薄型化が容易である。また、駆
動ピンばねl9の押し上げ力はスピンドルハブ17との
摩擦力と重量により3g以上必要であり、不足すると滑
走速度に対して充分な上昇速度が得られず、上昇する前
に再び押圧されて係合する事ができない。また、駆動ピ
ン21は直径が2.l〜2.9インチの磁気デイスクを
駆動する場合には強度的に0.4mm以上の直径が必要で
あり、また2mm以上の直径では全体的に大型化してしま
い無意味である。
【0019】また、スピンドルハブ17は高さと側方の
位置決めの基準になり、位置決め面4a,4bの接触面
積を増して安定化させるためには径が大きいほど良い
が、充分な記憶容量を確保するには径が小さいほど良
い。したがつてスピンドルハブ17の直径はl0.5〜
11.5mmに設定する事が適当である。
【0020】さらに、マダネツトl8の吸着力は、磁気
ヘッドやクリーニングプレートとスピンドルハブの高さ
が異なつている時にも磁気デイスクをなじませると共に
駆動ピンを押し下げる為に10g以上必要である。一
方、吸着力の最大値は2.1〜2.9インチの直径の磁
気デイスクを用いる場合は次の如く制約される。
【0021】スピンドルハブ17とメデイアハブ2が位
置決めされるまでの滑りトルクAはスピンドルハブ17
とメデイアハブ2の等価接触半径をRH、摩擦係数をμ
H、マダネツト18とメデイアハブ2の吸着力をFHと
すると A≒RH×FH×μHで与えられる。一方、磁
気ヘッドによる滑りトルクBとライナがクリーニングプ
レートによつて磁気デイスクに押圧される事によつて生
ずる滑りトルクCは、磁気デイスクと磁気ヘッドの等価
接触半径をRD、摩擦係数をμD、圧接力をFDとし、
磁気デイスクとクリーニングプレート下のライナの等価
接触半径をRP、摩擦係数をμP、加圧接点により押圧
される力をFPとすると、B=RD×FD×μD,C=
RP×FP×μPで与えられる。ここでメデイアハブと
スピンドルハブが滑り、駆動ピンが滑走するためには
A<B+Cである必要がある。したがつて具体的な数値
を代入すると、RH=4〜6mm,μH=0.2〜0.
5,RD=17〜27mm,FD=7〜30g,μD=
0.3〜0.8RP=20〜30mm、FP=0.5〜1
0g,μP=0.2〜0.6である。したがつてこれら
の条件を考え、また、磁力が強いと磁気記録再生特性に
悪影響を与えるのでマダネプト18の吸着力は300g
以下が好ましい。
【0022】以上のように、磁気デイスクをスピンドル
ハブの上面と側面で位置決めし、側面の案内部より内径
側に駆動ピンを設ける事により側面の案内部はスピンド
ルの径に影響されず小型化できる。
【0023】図14は上キャリッジ体の一実施例におけ
る平面図、図15は側面図であり、34aは上磁気ヘッ
ド、35aはヘッドコア、33は上キャリッジ、34a
は上磁気ヘッド、34aを一点鎖線の様に弾性変形を可
能にするための上ジンバル部、39は上キャリッジ33
を固定する為の固定穴、40は上キャリッジを弾性支持
するサスぺンション、4lは磁気ヘッドに圧接力を与え
るばね部、36a,36bは所要の部分以外を変形させ
ない為の、サポータ、36cは上磁気ヘッドを点で支持
し一点鎖線の様な回動は許しても上下の変位を防ぐピボ
ツトである。
【0024】この様な構成においては、通常別体である
サスべンションとばね部とジンバル部が一体で構成され
る。
【0025】図16は磁気ヘッド部の一実施例を示す平
面図であり、図17は側面図であり、34bは下磁気ヘ
ッド、35bはヘッドコア、48は下ジンバル、48a
はタイバー部であり、下磁気ヘッドは一点鎖線の如く変
位しうる。
【0026】図18と図19は本発明の磁気記録再生装
置の実施例におけるスピンドルハブの高さの調整効果を
示す説明図であり、図18はスピンドルハブの調整前を
示し、図19は調整後を示す。1は磁気デイスク、2は
メディアハブ、5a,5bはクリーニングプレート、6
a,6bは磁気デイスク1の表面をクリーニングプレー
ト5a,5bの押圧によつて除塵するライナ、33aは
上ジンバル部、63は磁気ヘッドが不動な固定下ジンバ
ル、34aは上磁気ヘッド、34bは下磁気ヘッドであ
る。
【0027】この様な構成においてクリーニングプレー
ト5a,5bとスピンドルハブに装着されたメデイアハ
ブ2と下磁気ヘッドの高さが固定、上磁気ヘッドのみ可
動であり、それらの高さが異なると、メデイアハブ2の
作る面と、クリーニングプレート5a,5bが作る面と
下磁気ヘッド34bが作る面はそれそれ異なるため、ク
リーニングプレート5a,5bの押圧力FPと、磁気ヘ
ッドの圧接力FDを強くし、磁気デイスクを撓ませて当
接しなければならない。
【0028】しかし、それでも下磁気ヘッド34bは図
18に示す如くわずかな量gだけ離れてしまう事があ
り、スべーシングロスによつて磁気記録再生特性に悪影
響を与えていた。また強制的に当接させるためにスピン
ドルモータの駆動トルクを多く必要とするばかりか磁気
デイスク1の表面を傷つけたり、急激な変曲点62が生
じてメデイアハブとの添付状態に悪影響を与える事があ
つた。したがつて前述の様に低コスト化の妨げになつて
いた。
【0029】図19は図18においてメデイアハブ2の
位置l下げた場合の説明図であり、クリーニングプレー
ト5a,5bの作る面とメデイアハブ2の作る面が等し
く、上磁気ヘッド34aと下磁気ヘッド34bが磁気デ
イスク1に馴染んで良好なヘッドコンタクトになつてい
る。
【0030】またこの時本発明によれば、メデイアハブ
が小型化されているのでメデイアハブと磁気ヘッドの間
隙が長くとれ、磁気デイスクが見かけ上軟かく作用する
のでさらに良好なヘッドコンタクトが得られる。
【0031】尚、本実施例においてはクリーニングプレ
ート5a,5bを有し、下ジンバル48が可動な場合に
ついて述べたが、下ジンバル48のかわりに不動な固定
下ジンバル63であつてもほぼ良好なヘッドコンタクト
が得られ、クリーニングプレート5a,5bがない場合
にも規制する面が減る事になるので良好なヘッドコンタ
クトが得られる。
【0032】図3は本発明における磁気記録再生装置の
実施例における上面図、図4は下面図であり、矢印rは
磁気デイスク1の回転方向、矢印sは下キャリッジ32
と上キャリッジ33等のシーク方向、28は下キャリッ
ジ32に構成されたラツク45をピニオン30でシーク
させるステツピングモータ、29はステツピングモータ
28の固定ねじ、42はシークの摺動軸であるスライド
軸、43は42を押さえる加圧ばね、44は加圧ばね4
3を固定するばね固定、37は上キャリッジ33のばね
部4lを懸架する下キャリッジ32の突起部、38は上
キャリッジを下キャリッジに装着する止めねじ、46
a,46bは筐体24に固定された位置決めピンであ
り、スピンドルモータ13とステッピングモータ28が
デイスクカートリッジ3の下方に位置し、上キャリッジ
33と下キャリッジ32の結合部がスライド軸42の側
方にある事により、非常に小型化されている。
【0033】図8は本発明における磁気記録再生装置の
実施例における他の断面図であり、ステツピングモータ
28、ピニオン30、ラツク45、位置決めピン46
a,46b、上磁気ヘッド34a、下磁気ヘッド34
b、上キャリッジ33、下キャリッジ32等の関係を示
した。位置決めピン46a,46bはホルダのピン穴5
1a,51bを介し、案内穴9a,9bに係合し接点1
1a,11bに加圧され位置決めされている。
【0034】図10は本発明の磁気記録再生装置の実施
例における斜視図であり、ホルダl1は、加圧接点12
を別体あるいは一体で有する押えばね部52とデイスク
カートリッジ3を位置決めピン46a,46bとスべー
サ49a,49bに押しつけるホルダ押えばね部を一体
で構成してある。50a,50bはスべーサ49a,4
9bとホルダ押えばね部53a,53bを筐体24に固
定するためのスべーサ固定穴であり、磁気デイスクl等
を有するデイスクカートリッジは、ホルダ1lの窓部6
4に挿入される。
【0035】図11は本発明の磁気記録再生装置の他の
実施例を示す断面図であり、ころがり軸受56とスピン
ドルハブl7の間にスラストばね54を装着しスピンド
ルハブ17にかん合したスピンドル25を引き上げてお
り、一方、他の端にねじ部58を構成し、予圧ナツト5
5で位置決めしている。スラストばね54はさらばね形
状が適当であり、その一部を片持ちばね部54aとして
張り出させて駆動ピンばねの役割を兼ねると共に、ころ
がり軸受56の予圧の役割も兼ねている。
【0036】このような構成においてはスラストマグネ
ットを用いた場合の磁界による幣害や慣性の増加による
回転精度特性への悪影を防ぐ事ができる。
【0037】図20は本発明の磁気記録再生装置の他の
実施例の下面図であり、下キャリッジ32等の駆動はリ
ードスクリユー3lによつて行なわれる。この様な構成
においては外部からの力に対して下キャリッジ32等が
動きにくく、オフトラツクしにくいという長所がある。
【0038】図21は本発明の磁気記録再生装置におけ
る他の実施例の断面図であり、含油軸受やメタル軸受等
からなる軸受27に直接ねじ山を構成し、調整ねじ27
を取り付けている。
【0039】この様な方法によれば、筐体24にねじ部
を構成しなくても良いので省スペース化が可能である。
【0040】図22は本発明の磁気記録再生装置におけ
る他の実施例の断面図であり、図23はスラストマダネ
ツト部の説明図である。22は磁気デイスク1を装着し
たスピンドルハブ17を筐体24に対して一体又は別体
で添付されたスラストヨーク23を磁気吸引力で吸引す
るスラストマグネット、65は磁気吸引力を発生するメ
イン磁化パターン、66はスラストマグネット22を収
納したスピンドルハブ17の回転数を検出する為にメイ
ン磁化パターンの一部に構成したFG磁化パターン、6
7はFG磁化パターン66から漏れる磁束を検出して回
転数を検出する磁気検出体である。尚図23においては
N極とS極の着磁の境界を破線で示した。
【0041】この様な構成において、FG磁化パターン
66はメイン磁化パターン65の一部に構成しているの
で磁気吸引力にほとんど影響を与えずに、磁気検出体6
7によつてスピンドルハブ17の回転数を検出できると
共に、一体化ができるので小型、低コスト化が容易であ
る。
【0042】尚本案施例における磁化パターンは、その
一例を示したものであり、形状、配置、分割数等は何ら
規定するものではなく、磁気検出体もホール素子、磁気
抵抗素子、コイル等各種の検出素子が利用できる。
【0043】以上、本発明の磁気記録再生装置について
の実施例や動作についての説明をしてきたが、本発明の
意図はスピンドルモータと別体で構成したスピンドル部
を軸方向に可動にした事であるので、実施の形態は、本
実施例に述べた内容に限定するものではなく、用途につ
いても、磁気記録再生装置にこだわるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、磁気
デイスクの径方向の位置決めをスピンドルハブの側面で
行ない、かつ、駆動ピンを位置決めする部分の内径側に
構成したのでメデイアハブ部とスピンドルハブ部が小型
化でき、高容量化と良好なヘッドコンタクトを両立させ
たばかりか磁気記録再生装置も小型化できたなどその効
果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の実施例における断
面図。
【図2】従来の磁気記録再生装置の断面図。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の実施例における上
面図。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の実施例における下
面図。
【図5】本発明の磁気記録再生装置に用いる磁気デイス
ク体の構成を示す斜視図。
【図6】本発明の磁気記録再生装置の実施例におけるメ
デイアハブ部とスピンドルハブ部の係合状態を示す断面
図。
【図7】図6における平面図。
【図8】本発明の磁気記録再生装置の実施例における他
の断面図。
【図9】本発明の磁気記録再生装置の実施例における動
作を示す説明図。
【図10】本発明の磁気記録再生装置の実施例における
斜視図。
【図11】本発明の磁気記録再生装置の他の実施例を示
す断面図。
【図12】図13の断面図。
【図13】本発明の磁気記録再生装置のメデイアハブ部
の構成を示す下面図。
【図14】本発明の磁気記録再生装置の実施例における
上キャリッジの平面図。
【図15】図14の側面図。
【図16】本発明の磁気記録再生装置の実施例における
下ジンバル部の平面図。
【図17】図16の側面図。
【図18】本発明の磁気記録再生装置の実施例における
効果を示す説明図。
【図19】本発明の磁気記録再生装置の実施例における
効果を示す説明図。
【図20】本発明の磁気記録再生装置の他の実施例にお
ける下面図。
【図21】本発明の磁気記録再生装置の他の実施例にお
ける断面図。
【図22】本発明の磁気記録再生装置の他の実施例にお
ける断面図。
【図23】図22におけるスラストマグネットの磁化状
態を示す説明図。
【符号の説明】
l・・磁気デイスク 2・・メデイアハブ 3・・デイスクカートリッジ 4・・センターコア 4a,4b・・位置決め面 5a,5b・・クリーニングプレート 6a,6b・・ライナー 9a,9b・・案内穴 10・・位置決めホール 11・・ホルダ l2・・加圧接点 13・・スピンドルモ
ータ l4・・モータスピンドル l5・・モータープー
リ 16・・ベルト l7・・スピンドルハ
ブ 18・・マダネツト 19・・駆動ピンばね 21・・駆動ピン 22・・スラストマグ
ネット 23・・スラストヨーク 24・・筐体 25・・スピンドル 26・・軸受 27・・調整ねじ 28・・ステッピング
モータ 30・・ピニオン 31・・リードスクリ
ュー 32・・下キャリッジ 33・・上キャリッジ 34a・・上磁気ヘッド 34・・下磁気ヘッド 41・・ばね部 42・・スライド軸 45・・ラツク 46a,46b・・位置決めピン 47・・プレート位置決め部 48・・下ジンバル 51a,52b・・ピ
ン穴 52・・押えばね部 53a,53b・・ホルダ押えばね部 54・・スラストばね 55・・予圧ナツト 56・・転がり軸受 57・・位置決めホー
ル 57・・直線部 58・・中線 59・・薄い層 60・・逃げ部 61・・カツト部 63・・固定下ジンバ
ル 64・・窓部 65・・メイン磁化パ
ターン 66・・FG磁化パターン 67・・磁気検出体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】本発明は磁気記録再生装置を小型化するた
めの構造に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置は、第2図に示
す様に、スピンドルモータ13のモータスピンドル14
にスピンドルハブ17を直接固着している。このスピン
ドルハブ17には、ディスクカートリッジ3の内部に構
成した、磁気ディスク1を貼付したディスクハブ2が磁
気吸引力で当接されるように構成されている。この場
合、ディスクハブ2の案内穴62に、モータスピンドル
14の係合部(先端部)を嵌合させることにより、前記
磁気ディスクの径方向の案内とする。また、スピンドル
ハブ17には駆動ピン21を設け、この駆動ピン21を
ディスクハブ2に嵌合させて前記磁気ディスク1を回転
駆動するように構成されている。この駆動ピン21は、
前述のモータスピンドル14の係合部の外径側に配置さ
れている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このようにモータスピンドル14とスピン
ドルハブ17とを磁気ディスク1に係合させた状態で、
図示しないキャリッジに搭載されたヘッドをディスクカ
ートリッジ3に形成されたヘッドウィンドウを介して磁
気ディスクの表面に対向させ、磁気ディスクの記録面に
対して記録再生を行うように構成されている。キャリッ
ジには、ディスクカートリッジの上方に配置される上キ
ャリッジと、ディスクカートリッジの下方に配置される
下キャリッジとがディスクカートリッジの側方において
結合された形状に形成されている。上キャリッジの先端
部には上磁気ヘッドが搭載され、下キャリッジの先端部
には下磁気ヘッドが搭載されている。キャリッジは、デ
ィスクカートリッジ3を収容するカートリッジホルダの
最深部からディスクカートリッジ3の取出方向へ上記上
キャリッジ及び下キャリッジがディスクカートリッジ3
の上下に伸びるように配置され、搭載されている上磁気
ヘッド及び下磁気ヘッドが磁気ディスク1の径方向に移
動するように構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の磁気記
録再生装置では、キャリッジがカートリッジホルダの最
深部に配置され、キャリッジがディスクカートリッジ3
の挿入・取出方向に移動することによって上磁気ヘッド
及び下磁気ヘッドを磁気ディスクの径方向に移動させる
ようにしているため、前記挿入・取出方向にキャリッジ
の移動ストロークを確保する必要があるとともに、キャ
リッジを駆動する駆動部(モータ、ギア、ガイド軸、そ
の他の駆動系)を収容する必要があり、ディスクカート
リッジ3の挿入・取出方向に、ディスクカートリッジ3
の大きさに加えてさらにある程度の容積を確保しなけれ
ばならなくなり、装置の小型化が困難であるという問題
点があった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決す
るもので、その課題は、キャリッジの駆動構造を改良す
ることにより、小型化容易な磁気記録再生装置を提供す
るところにある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、磁気ディスクに対してデータの書き込み又は読み
出しを行うヘッドと、前記ヘッドが搭載され、前記磁気
ディスクの径方向に移送可能であり、前記磁気ディスク
に沿って配置されたキャリッジとを備えた磁気記録再生
装置であって、前記キャリッジは、キャリッジ駆動手段
によりガイド軸に沿って移送され、前記ヘッド及び前記
キャリッジ駆動手段は、前記ガイド軸を挟んで配置さ
れ、前記キャリッジは、前記磁気ディスクの第1の面の
側に配置された第1キャリッジ部と前記磁気ディスクの
第2の面の側に配置された第2キャリッジ部とが前記磁
気ディスクの外側で結合してなり、前記第1キャリッジ
部と前記第2キャリッジ部の結合部と前記ヘッドとを結
ぶ方向が前記キャリッジの移送方向と概ね直交するよう
に配置されていることを特徴とする。
【作用】上記手段によれば、第1キャリッジ部と第2キ
ャリッジ部の結合部とヘッドとを結ぶ方向がキャリッジ
の移送方向と概ね直交するように配置されているので、
キャリッジの移送動作によって、キャリッジが磁気ディ
スクの外側に大きくはみ出すことがなくなり、シーク動
作に必要なキャリッジの移送ストロークを確保するため
に磁気ディスクの外側に大きな空間を設ける必要がなく
なる。さらに、ガイド軸とキャリッジ駆動手段とを磁気
ディスクの背面にコンパクトに配置できるので、磁気デ
ィスクの外側に大きな空間を設ける必要がなくなり、装
置の小型化を図ることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、第1
キャリッジ部と第2キャリッジ部の結合部とヘッドとを
結ぶ方向がキャリッジの移送方向と概ね直交するように
配置されているとともに、ガイド軸とキャリッジ駆動手
段とを磁気ディスクの背面に沿ってコンパクトに配置で
きるので、シーク動作に必要なキャリッジの移送ストロ
ークを確保するために磁気ディスクの外側に大きな空間
を設ける必要がなくなり、磁気記録再生装置を小型化す
ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料からなるメデイアハブ2を有す
    る磁気デイスク1を用い、該磁気デイスクlの厚さ方向
    の位置決めをスピンドルハブ17の上面に磁気吸引力で
    当接する事によって行なう磁気記録再生装置において、
    (1)前記磁気デイスクlの径方向の位置決めを前記ス
    ピンドルハブ17の側面に前記メデイアハブ2に構成し
    たセンターコア4に当接する事により行ない(2)前記
    磁気デイスク1を駆動する駆動ピン2lを(1)におい
    て径方向に当接した位置より内径側に構成した事を特徴
    とする磁気記録再生装置。
JP8237651A 1996-09-09 1996-09-09 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JP2653361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237651A JP2653361B2 (ja) 1996-09-09 1996-09-09 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237651A JP2653361B2 (ja) 1996-09-09 1996-09-09 磁気記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61200303A Division JP2615563B2 (ja) 1985-12-25 1986-08-27 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09120632A true JPH09120632A (ja) 1997-05-06
JP2653361B2 JP2653361B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=17018489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8237651A Expired - Lifetime JP2653361B2 (ja) 1996-09-09 1996-09-09 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2653361B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146483A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 シチズンホールディングス株式会社 静電誘導型発電器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146483A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 シチズンホールディングス株式会社 静電誘導型発電器
CN106233608A (zh) * 2014-03-26 2016-12-14 西铁城控股株式会社 静电感应型发电器
JPWO2015146483A1 (ja) * 2014-03-26 2017-04-13 シチズン時計株式会社 静電誘導型発電器
CN106233608B (zh) * 2014-03-26 2018-12-07 西铁城时计株式会社 静电感应型发电器
US10348219B2 (en) 2014-03-26 2019-07-09 Citizen Watch Co., Ltd. Electrostatic induction power generator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2653361B2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384002B2 (ja) ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置
US4996619A (en) Apparatus for adjustably supporting a head carriage
US5303104A (en) Disk drive apparatus having carriage driving mechanism
JP2653361B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2653362B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5671210A (en) Magnet type clamping mechanism and disc driving apparatus using the same
JP2615563B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3354036B2 (ja) 磁気テープ装置
US6421209B2 (en) Disk drive apparatus with head arm including rigid arm base and plate spring suspension
JP3590177B2 (ja) テープ駆動装置
US5237474A (en) Head cartridge apparatus having head supporting arm partially inserted into disk case through window formed therein
JPH0311020B2 (ja)
US6246539B1 (en) Disk chucking mechanism
JP3477708B2 (ja) ディスク装置
JP2996698B2 (ja) ディスク装置
JP3512029B2 (ja) ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置
JP2527485Y2 (ja) ディスク装置
JPH0482064A (ja) ディスク装置
WO1987003996A1 (en) Magnetic recording/regenerating apparatus
JP2002203352A (ja) ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置
JPH11273271A (ja) ディスクドライブ装置
JP2001028173A (ja) ディスク装置
JPH11273267A (ja) ディスクドライブ装置
JPS62140267A (ja) 磁気ヘツド支持機構
JPH0432458B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970422

EXPY Cancellation because of completion of term