JPH0911994A - ヘリコプタロータのピッチ制御装置 - Google Patents
ヘリコプタロータのピッチ制御装置Info
- Publication number
- JPH0911994A JPH0911994A JP7165290A JP16529095A JPH0911994A JP H0911994 A JPH0911994 A JP H0911994A JP 7165290 A JP7165290 A JP 7165290A JP 16529095 A JP16529095 A JP 16529095A JP H0911994 A JPH0911994 A JP H0911994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helicopter
- rotor
- pitch angle
- blade
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はヘリコプタロータ（複数ブレード）
のピッチ角を各ブレード毎に直接制御できるヘリコプタ
ロータのピッチ制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明はヘリコプタロータのロータヘッドに
ヘリコプタロータのピッチ角を直接制御可能に設けられ
たアクチュエータを具備してなることを特徴とするヘリ
コプタロータのピッチ制御装置を構成とする。
のピッチ角を各ブレード毎に直接制御できるヘリコプタ
ロータのピッチ制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明はヘリコプタロータのロータヘッドに
ヘリコプタロータのピッチ角を直接制御可能に設けられ
たアクチュエータを具備してなることを特徴とするヘリ
コプタロータのピッチ制御装置を構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリコプタロータのピ
ッチ角を制御するピッチ制御装置に関する。
ッチ角を制御するピッチ制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヘリコプタロータのピッチコント
ロールは、図６に示すように、ヘリコプタロータ１の中
央部のロータヘッド２の下に設置されたスウォシュプレ
ート１３の上下位置や左右前後の傾きを変ることにより
変角し、コントロールしていた。なお、０１はヘリコプ
タの胴体である。
ロールは、図６に示すように、ヘリコプタロータ１の中
央部のロータヘッド２の下に設置されたスウォシュプレ
ート１３の上下位置や左右前後の傾きを変ることにより
変角し、コントロールしていた。なお、０１はヘリコプ
タの胴体である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘリコプタ
ロータのピッチコントロール装置には解決すべき次の課
題があった。
ロータのピッチコントロール装置には解決すべき次の課
題があった。
【０００４】即ち、従来のピッチコントロール装置で
は、スウォッシュプレートを用いてヘリコプタロータの
ピッチ角を制御しているため、ピッチ角は、ヘリコプタ
ロータの回転周波数と同一の周波数でしか、制御できな
い。従って、ブレードの個々のピッチ角を細かく制御し
て、ブレードの失速をおさえ、ヘリコプタの騒音低減や
飛行性能向上を行うことは困難という問題があった。
は、スウォッシュプレートを用いてヘリコプタロータの
ピッチ角を制御しているため、ピッチ角は、ヘリコプタ
ロータの回転周波数と同一の周波数でしか、制御できな
い。従って、ブレードの個々のピッチ角を細かく制御し
て、ブレードの失速をおさえ、ヘリコプタの騒音低減や
飛行性能向上を行うことは困難という問題があった。
【０００５】さらに、スウォッシュプレート等の機構が
存在するため、ヘリコプタの機構の複雑さや重量増の原
因となっているという問題があった。
存在するため、ヘリコプタの機構の複雑さや重量増の原
因となっているという問題があった。
【０００６】本発明は、上記問題解決のためロータヘッ
ド内にアクチュエータを設けることにより、ヘリコプタ
ロータのピッチ角を細かく制御することを可能とすると
ともにスウォッシュプレートをなくし、ヘリコプタの機
構を簡略化したヘリコプタロータのピッチコントロール
装置を提供することを目的とする。
ド内にアクチュエータを設けることにより、ヘリコプタ
ロータのピッチ角を細かく制御することを可能とすると
ともにスウォッシュプレートをなくし、ヘリコプタの機
構を簡略化したヘリコプタロータのピッチコントロール
装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、ヘリコプタロータのロータヘッドにヘリコ
プタロータのピッチ角を直接制御可能に設けられたアク
チュエータを具備してなることを特徴とするヘリコプタ
ロータのピッチ制御装置を提供しようとするものであ
る。
手段として、ヘリコプタロータのロータヘッドにヘリコ
プタロータのピッチ角を直接制御可能に設けられたアク
チュエータを具備してなることを特徴とするヘリコプタ
ロータのピッチ制御装置を提供しようとするものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【０００９】即ち、ヘリコプタロータのロータヘッドに
ピッチ角を直接制御可能にアクチュエータを備えるので
各ブレードに１つづつのアクチュエータを取りつけ、こ
のアクチュエータにより各ブレードのピッチ角を制御す
ることにより、従来のスウォッシュプレートのように全
てのブレードが一様に制御されるのではなく、各ブレー
ドごとに制御することが可能である。また、ロータの回
転と独立して制御が可能であり、より細かい制御が可能
となる。従って、ブレードの失速等を抑制し、ヘリコプ
タの低騒音化、低振動化及び高性能化が可能になる。
ピッチ角を直接制御可能にアクチュエータを備えるので
各ブレードに１つづつのアクチュエータを取りつけ、こ
のアクチュエータにより各ブレードのピッチ角を制御す
ることにより、従来のスウォッシュプレートのように全
てのブレードが一様に制御されるのではなく、各ブレー
ドごとに制御することが可能である。また、ロータの回
転と独立して制御が可能であり、より細かい制御が可能
となる。従って、ブレードの失速等を抑制し、ヘリコプ
タの低騒音化、低振動化及び高性能化が可能になる。
【００１０】さらに、スウォッシュプレートを必要とし
ないため、ヘリコプタの機構が簡単になり、かつ重量軽
減が果たされる。
ないため、ヘリコプタの機構が簡単になり、かつ重量軽
減が果たされる。
【００１１】
【実施例】本発明の第１〜第５実施例を図１〜図５によ
り説明する。なお、従来例または先の実施例と同様の構
成部材には同符号を付し、必要ある場合を除き、説明を
省略する。
り説明する。なお、従来例または先の実施例と同様の構
成部材には同符号を付し、必要ある場合を除き、説明を
省略する。
【００１２】また、各実施例のピッチ角直接制御用のア
クチュエータ（別名で呼ぶことがある）がピッチ角を制
御するに必要な信号は関連系統のセンサ、コンピュー
タ、機構（たとえば、ロータブレードが、ヘリコプタ前
進飛行時の左右の前進側、後進側の何れにあるかによっ
て、刻々にヘリコプタの対気速度と相加、相殺された速
度に対応すべきピッチ角信号を付与する機構）等から付
与されるが、それら公知の手段については、必要ある場
合を除き、冗長を避けるため、特に付言せず、かつ、図
示を省略する。 （第１実施例）第１実施例を、図１を参照しながら説明
する。
クチュエータ（別名で呼ぶことがある）がピッチ角を制
御するに必要な信号は関連系統のセンサ、コンピュー
タ、機構（たとえば、ロータブレードが、ヘリコプタ前
進飛行時の左右の前進側、後進側の何れにあるかによっ
て、刻々にヘリコプタの対気速度と相加、相殺された速
度に対応すべきピッチ角信号を付与する機構）等から付
与されるが、それら公知の手段については、必要ある場
合を除き、冗長を避けるため、特に付言せず、かつ、図
示を省略する。 （第１実施例）第１実施例を、図１を参照しながら説明
する。
【００１３】図１は本実施例の要部の斜視図である。図
において、３はロータヘッド２内に個々のヘリコプタロ
ータ（ブレード）１に対して取りつけられたピッチ角直
接制御用アクチュエータである。このアクチュエータ３
により個々のヘリコプタロータ（ブレード）１のピッチ
角を細かく制御することにより、ヘリコプタの低騒音
化、低振動化及び高性能化が達成される。
において、３はロータヘッド２内に個々のヘリコプタロ
ータ（ブレード）１に対して取りつけられたピッチ角直
接制御用アクチュエータである。このアクチュエータ３
により個々のヘリコプタロータ（ブレード）１のピッチ
角を細かく制御することにより、ヘリコプタの低騒音
化、低振動化及び高性能化が達成される。
【００１４】また、これにより、従来のスウォッシュプ
レートを廃止し、ヘリコプタの機構の簡略化及び軽量化
が果たされる。 （第２実施例）第２実施例を図２を参照しながら説明す
る。
レートを廃止し、ヘリコプタの機構の簡略化及び軽量化
が果たされる。 （第２実施例）第２実施例を図２を参照しながら説明す
る。
【００１５】図２は本実施例の要部の斜視図である。本
実施例は、ピッチ角直接制御用のアクチュエータとして
電気サーボモータ４を使用する例である。
実施例は、ピッチ角直接制御用のアクチュエータとして
電気サーボモータ４を使用する例である。
【００１６】図において、４はヘリコプタロータ（ブレ
ード）１のピッチ角制御のためのアクチュエータとし
て、ロータヘッド２の各ヘリコプタロータ（ブレード）
１の基部に装着された電気サーボモータ、４ａは電気サ
ーボモータ４とコントローラ５とを、回転捻りを回避可
能に制御信号用スリップリング６を介して連通された信
号線、５は電気サーボモータ４を制御するコントロー
ラ、６はロータシャフト１０の下部に設けられた、信号
線４ａ仲介用の制御信号用スリップリング、７は同じく
ロータシャフト１０の下部に設けられた、電源ケーブル
１５ａ仲介用の電力供給用スリップリング、１０はヘリ
コプタロータ１のロータシャフト、１５は電気サーボモ
ータ４の電源、１５ａは電気サーボモータ４と電源１５
とを回転捻りを回避可能に電力供給用スリップリング７
を介して連通された電源ケーブルである。
ード）１のピッチ角制御のためのアクチュエータとし
て、ロータヘッド２の各ヘリコプタロータ（ブレード）
１の基部に装着された電気サーボモータ、４ａは電気サ
ーボモータ４とコントローラ５とを、回転捻りを回避可
能に制御信号用スリップリング６を介して連通された信
号線、５は電気サーボモータ４を制御するコントロー
ラ、６はロータシャフト１０の下部に設けられた、信号
線４ａ仲介用の制御信号用スリップリング、７は同じく
ロータシャフト１０の下部に設けられた、電源ケーブル
１５ａ仲介用の電力供給用スリップリング、１０はヘリ
コプタロータ１のロータシャフト、１５は電気サーボモ
ータ４の電源、１５ａは電気サーボモータ４と電源１５
とを回転捻りを回避可能に電力供給用スリップリング７
を介して連通された電源ケーブルである。
【００１７】次に上記構成の作用について説明する。
【００１８】コントローラ５からの信号は、制御信号用
スリップリング６を通して、信号線４ａにより電気サー
ボモータ４に指令を送る。また、電気サーボモータ４へ
は、電源１５から電力供給用スリップリング７を通して
電源ケーブル１５ａにより電力を供給し、電気サーボモ
ータ４を制御することによりピッチ角を制御する。 （第３実施例）第３実施例を図３を参照しながら説明す
る。
スリップリング６を通して、信号線４ａにより電気サー
ボモータ４に指令を送る。また、電気サーボモータ４へ
は、電源１５から電力供給用スリップリング７を通して
電源ケーブル１５ａにより電力を供給し、電気サーボモ
ータ４を制御することによりピッチ角を制御する。 （第３実施例）第３実施例を図３を参照しながら説明す
る。
【００１９】図３は本実施例の要部の斜視図である。本
実施例は、電気サーボモータ４の力が小さい場合に用い
る例である。図３において８は電気サーボモータ４にト
ルク増大（回転減小）用に接続されたギヤボックスであ
る。その他の構成は第２実施例と同様である。力の弱い
電気サーボモータ４を用いた場合、このようにギヤボッ
クス８等を用いて大きなトルクを発生させ、ピッチ角を
制御する。 （第４実施例）第４実施例を図４を参照しながら説明す
る。
実施例は、電気サーボモータ４の力が小さい場合に用い
る例である。図３において８は電気サーボモータ４にト
ルク増大（回転減小）用に接続されたギヤボックスであ
る。その他の構成は第２実施例と同様である。力の弱い
電気サーボモータ４を用いた場合、このようにギヤボッ
クス８等を用いて大きなトルクを発生させ、ピッチ角を
制御する。 （第４実施例）第４実施例を図４を参照しながら説明す
る。
【００２０】図４は本実施例の要部の斜視図である。本
実施例は、第２実施例の電源１５を廃し、電力供給用ス
リップリング７のかわりに発電機９を使用する例に相当
する。図４において、９はロータシャフト１０に装備さ
れた発電機、９ａは発電機９と電気サーボモータ４とを
連通する電源ケーブルである。
実施例は、第２実施例の電源１５を廃し、電力供給用ス
リップリング７のかわりに発電機９を使用する例に相当
する。図４において、９はロータシャフト１０に装備さ
れた発電機、９ａは発電機９と電気サーボモータ４とを
連通する電源ケーブルである。
【００２１】その他の構成は第２実施例と同様である。
作用はロータシャフト１０の回転を利用して発電機９を
発電し、この電力により電気サーボモータ４を駆動す
る。 （第５実施例）第５実施例を図５を参照しながら説明す
る。
作用はロータシャフト１０の回転を利用して発電機９を
発電し、この電力により電気サーボモータ４を駆動す
る。 （第５実施例）第５実施例を図５を参照しながら説明す
る。
【００２２】図５は本実施例の要部の斜視図である。本
実施例は、アクチュエータとして油圧サーボモータ１１
を用いる例で、第２実施例の電気サーボモータ４、電源
１５他を油圧系に置き換えた例に相当する。
実施例は、アクチュエータとして油圧サーボモータ１１
を用いる例で、第２実施例の電気サーボモータ４、電源
１５他を油圧系に置き換えた例に相当する。
【００２３】図において１１はヘリコプタロータ（ブレ
ード）１のピッチ角制御のためのアクチュエータとし
て、ロータヘッド２の各ヘリコプタロータ（ブレード）
１の基部に装着された油圧サーボモータ、１２は油圧配
管１６ａを捻れ及び漏洩回避可能にロータシャフト１０
の下部に設けられた油圧スリップリング、１６は油圧サ
ーボモータ１１へ油圧を供給する油圧源、１６ａは油圧
スリップリング１２を介して油圧源１６と油圧サーボモ
ータ１１とを連通する油圧配管である。その他の構成は
第２実施例と同様である。
ード）１のピッチ角制御のためのアクチュエータとし
て、ロータヘッド２の各ヘリコプタロータ（ブレード）
１の基部に装着された油圧サーボモータ、１２は油圧配
管１６ａを捻れ及び漏洩回避可能にロータシャフト１０
の下部に設けられた油圧スリップリング、１６は油圧サ
ーボモータ１１へ油圧を供給する油圧源、１６ａは油圧
スリップリング１２を介して油圧源１６と油圧サーボモ
ータ１１とを連通する油圧配管である。その他の構成は
第２実施例と同様である。
【００２４】次に上記構成の作用について説明する。第
２実施例同様、コントローラ５からの信号は制御信号用
スリップリング６を通して信号線４ａにより、油圧サー
ボモータ１１へ指令を送る。また、油圧サーボモータ１
１へは、油圧スリップリング１２を通して油圧配管１６
ａにより油圧を供給し、油圧サーボーモータ１１を駆動
して、ピッチ角を制御する。
２実施例同様、コントローラ５からの信号は制御信号用
スリップリング６を通して信号線４ａにより、油圧サー
ボモータ１１へ指令を送る。また、油圧サーボモータ１
１へは、油圧スリップリング１２を通して油圧配管１６
ａにより油圧を供給し、油圧サーボーモータ１１を駆動
して、ピッチ角を制御する。
【００２５】以上の通り、第１〜第５実施例によれば各
ヘリコプタロータ（ブレード）１が、アクチュエータ
３、電気サーボモータ４、油圧サーボモータ１１等を備
えていて個々のブレードのピッチ角を合目的に制御する
のでブレードの失速を回避しながら、騒音低減と飛行性
能の向上を果たせるという利点がある。
ヘリコプタロータ（ブレード）１が、アクチュエータ
３、電気サーボモータ４、油圧サーボモータ１１等を備
えていて個々のブレードのピッチ角を合目的に制御する
のでブレードの失速を回避しながら、騒音低減と飛行性
能の向上を果たせるという利点がある。
【００２６】また、従来のようにスウォッシュプレート
を必要としないので、構成が簡単となり、かつ、重量も
軽減するという利点がある。
を必要としないので、構成が簡単となり、かつ、重量も
軽減するという利点がある。
【００２７】また、個々のブレードのピッチ角を最適に
制御できるので、従来のようにある１つのブレードのピ
ッチ角制御のために（たとえば該ブレードの失速回避の
ために）他のブレードの最適角が犠牲になることがない
ので、常に動力を１００％に近い状態で利用できるとい
う利点がある。
制御できるので、従来のようにある１つのブレードのピ
ッチ角制御のために（たとえば該ブレードの失速回避の
ために）他のブレードの最適角が犠牲になることがない
ので、常に動力を１００％に近い状態で利用できるとい
う利点がある。
【００２８】従って、所要の飛行を最小のエネルギー
（動力）で行なえるという利点がある。
（動力）で行なえるという利点がある。
【００２９】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【００３０】即ち、本発明のヘリコプタロータのピッチ
制御装置によればロータヘッドにヘリコプタロータのピ
ッチ角を直接制御可能にアクチュエータを設置すること
により、ヘリコプタロータのピッチ角を個々に直接制御
できるので、ピッチ角の細かい制御を行なえる。この結
果、ヘリコプタロータ（ブレード）の失速等を抑制し、
ヘリコプタの低騒音化、低振動化及び高性能化が果たさ
れる。
制御装置によればロータヘッドにヘリコプタロータのピ
ッチ角を直接制御可能にアクチュエータを設置すること
により、ヘリコプタロータのピッチ角を個々に直接制御
できるので、ピッチ角の細かい制御を行なえる。この結
果、ヘリコプタロータ（ブレード）の失速等を抑制し、
ヘリコプタの低騒音化、低振動化及び高性能化が果たさ
れる。
【００３１】また、従来用いていたスウォッシュプレー
トの廃止により、ヘリコプタの機構の簡略化及び軽量化
が達成される。
トの廃止により、ヘリコプタの機構の簡略化及び軽量化
が達成される。
【００３２】また、飛行状態に対する刻々のピッチ角変
更をすべてのブレードに亘って最適状態に適合できるの
で理想的な動力利用が果たされ、小動力で飛行できる。
更をすべてのブレードに亘って最適状態に適合できるの
で理想的な動力利用が果たされ、小動力で飛行できる。
【図１】本発明の第１実施例に係る要部の斜視図、
【図２】本発明の第２実施例に係る要部の斜視図、
【図３】本発明の第３実施例に係る要部の斜視図、
【図４】本発明の第４実施例に係る要部の斜視図、
【図５】本発明の第５実施例に係る要部の斜視図、
【図６】従来例の要部の斜視図である。
【符号の説明】 １ ヘリコプタロータ（ブレード） ２ ロータヘッド ３ アクチュエータ ４ 電気サーボモータ ４ａ 信号線 ５ コントローラ ６ 制御信号用スリップリング ７ 電力供給用スリップリング ８ ギヤボックス ９ 発電機 ９ａ 電源ケーブル １０ ロータシャフト １１ 油圧サーボモータ １２ 油圧スリップリング １５ 電源 １５ａ 電源ケーブル １６ 油圧源 １６ａ 油圧配管
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘリコプタロータのロータヘッドにヘリ
コプタロータのピッチ角を直接制御可能に設けられたア
クチュエータを具備してなることを特徴とするヘリコプ
タロータのピッチ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165290A JPH0911994A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヘリコプタロータのピッチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165290A JPH0911994A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヘリコプタロータのピッチ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911994A true JPH0911994A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15809525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7165290A Withdrawn JPH0911994A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ヘリコプタロータのピッチ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911994A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913667B1 (ko) * | 2007-10-18 | 2009-08-24 | 한국항공우주연구원 | 헬리콥터 꼬리 로터 시험 장치 |
| EP2796368A1 (en) * | 2013-04-22 | 2014-10-29 | Sikorsky Aircraft Corporation | Integration of rotary electrical actuator for swashplateless individual blade control |
| JP6006452B1 (ja) * | 2016-04-07 | 2016-10-12 | ヒロボー株式会社 | ヘリコプタのロータヘッド、マルチロータ型ヘリコプタ及びヘリコプタ |
| JP2020520854A (ja) * | 2017-05-22 | 2020-07-16 | カレム エアクラフト インコーポレイテッドＫａｒｅｍ Ａｉｒｃｒａｆｔ，Ｉｎｃ． | 大型の可変速ティルトロータを用いたｅＶＴＯＬ航空機 |
| RU2740717C1 (ru) * | 2020-07-24 | 2021-01-20 | Валерий Туркубеевич Пчентлешев | Винт, например несущий винт вертолета |
| EP3725675A4 (en) * | 2017-12-14 | 2021-09-08 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | ROTOR VEHICLE WITH ADJUSTABLE BLADE ROLLING ANGLE MECHANISM |
| WO2022154684A1 (ru) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | Валерий Туркубеевич ПЧЕНТЛЕШЕВ | Несущий винт |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7165290A patent/JPH0911994A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913667B1 (ko) * | 2007-10-18 | 2009-08-24 | 한국항공우주연구원 | 헬리콥터 꼬리 로터 시험 장치 |
| EP2796368A1 (en) * | 2013-04-22 | 2014-10-29 | Sikorsky Aircraft Corporation | Integration of rotary electrical actuator for swashplateless individual blade control |
| US9452831B2 (en) | 2013-04-22 | 2016-09-27 | Sikorsky Aircraft Corporation | Integration of rotary electrical actuator for swashplateless individual blade control |
| JP6006452B1 (ja) * | 2016-04-07 | 2016-10-12 | ヒロボー株式会社 | ヘリコプタのロータヘッド、マルチロータ型ヘリコプタ及びヘリコプタ |
| JP2020520854A (ja) * | 2017-05-22 | 2020-07-16 | カレム エアクラフト インコーポレイテッドＫａｒｅｍ Ａｉｒｃｒａｆｔ，Ｉｎｃ． | 大型の可変速ティルトロータを用いたｅＶＴＯＬ航空機 |
| JP2021119080A (ja) * | 2017-05-22 | 2021-08-12 | オーバーエアー インコーポレイテッドOverair, Inc. | 大型の可変速ティルトロータを用いたｅＶＴＯＬ航空機 |
| US11964755B2 (en) | 2017-05-22 | 2024-04-23 | Overair, Inc. | Tilt actuator for aircraft |
| EP3725675A4 (en) * | 2017-12-14 | 2021-09-08 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | ROTOR VEHICLE WITH ADJUSTABLE BLADE ROLLING ANGLE MECHANISM |
| RU2740717C1 (ru) * | 2020-07-24 | 2021-01-20 | Валерий Туркубеевич Пчентлешев | Винт, например несущий винт вертолета |
| WO2022154684A1 (ru) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | Валерий Туркубеевич ПЧЕНТЛЕШЕВ | Несущий винт |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2112982B1 (en) | Method and apparatus to control a ship | |
| US20100123039A1 (en) | Tail rotor system and method for controlling a tail rotor system | |
| JP4927878B2 (ja) | 高信頼性フライ・バイ・ワイヤペダルシステム | |
| EP2121438B1 (en) | On-blade actuator for helicopter rotor blade control flaps | |
| JP6844069B2 (ja) | 反トルクシステムを備えたヘリコプタ | |
| JP3638745B2 (ja) | ロータリスポイラ付ロータブレード | |
| JPH10264897A (ja) | 主ロータトルク補正装置 | |
| JPH0911994A (ja) | ヘリコプタロータのピッチ制御装置 | |
| CA2028265A1 (en) | Propeller blade position controller | |
| JPH07205897A (ja) | シュラウド付回転翼 | |
| WO1999015401A1 (fr) | Pale d'helicoptere a volet, et unite de commande de rotor la mettant en oeuvre | |
| CN108750086B (zh) | 一种直升机电动尾桨变距变速协同控制方法及装置 | |
| JPH07132893A (ja) | 回転翼機 | |
| JPH082391A (ja) | 制動力制御装置 | |
| WO2000027698A1 (en) | Rotor hub for rotating wing aircraft | |
| CN108313280A (zh) | 一种飞行器 | |
| JP2828621B2 (ja) | ロータ制御システム | |
| JP3803222B2 (ja) | ヘリコプター用ｂｖｉ騒音低減方法および装置 | |
| CN208086011U (zh) | 一种飞行器 | |
| GB2387157A (en) | A rotor pitch control system for a rotating wing aircraft | |
| CN103387043B (zh) | 船舶电力推进系统 | |
| JP2805478B2 (ja) | 建設機械の動力制御装置及び方法 | |
| KR20120035441A (ko) | 에너지 회수 장치를 구비한 선박 | |
| JP2919330B2 (ja) | 長尺の回転翼の回転数制御方法および回転数制御装置 | |
| CN115092374A (zh) | 一种泵喷式水下矢量推进器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |