JPH09118735A - 無溶剤結合剤組成物並びに1及び2成分塗料組成物におけるその使用 - Google Patents

無溶剤結合剤組成物並びに1及び2成分塗料組成物におけるその使用

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JPH09118735A
JPH09118735A JP8263756A JP26375696A JPH09118735A JP H09118735 A JPH09118735 A JP H09118735A JP 8263756 A JP8263756 A JP 8263756A JP 26375696 A JP26375696 A JP 26375696A JP H09118735 A JPH09118735 A JP H09118735A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にコンクリートの封止に適しており、厚膜
でも迅速に硬化し、良好な硬度で膨れのない被膜をもた
らす無溶剤結合剤組成物を提供する。 【解決手段】 a)芳香族に結合したイソシアネート基
とヘテロアロファネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した炭素
原子数2〜23の炭化水素鎖の含量が10〜65%であ
るポリイソシアネート成分と、 b)イソシアネート反応性成分とを含むことを特徴とす
る実質的に無溶剤の結合剤組成物、並びに1及び2成分
塗料組成物におけるその使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘテロアロファネー
ト基をもつポリイソシアネート成分とイソシアネート反
応性成分とを含む実質的に無溶剤の結合剤組成物、及び
2成分塗料組成物におけるその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】建築用保護被膜、特に高品質柔軟被膜に
使用されるエポキシ系以外の結合剤組成物はポリイソシ
アネートとポリマーポリオール等のイソシアネート反応
性化合物から製造される組成物である。このような用途
での要件は、溶剤を含有する製品の使用量を大幅に減ら
し、被膜の膜厚を増すことである。無溶剤脂肪族ポリイ
ソシアネートをベースとする結合剤組成物はこのような
用途で優れた耐黄変性を示す。しかし、芳香族に結合し
たイソシアネート基をもつポリイソシアネートと比較す
ると、硬化に時間がかかる。また、これらの製品から得
られる被膜は硬度が不十分である。芳香族ポリイソシア
ネートをポリマーポリオールと組み合わせると、迅速な
硬化と硬度の改善を示す。しかし、膨れを生じずに比較
的厚い膜を硬化できるのは、特殊な疎水性ポリエステル
ポリオールを使用する場合だけである。従来使用されて
いる芳香族系では、モノマージイソシアネートで希釈し
なければポリイソシアネート成分を必要な低粘度にする
ことができない。毒性を考慮すると、希釈に使用できる
のはジイソシアナトジフェニルメタンをベースとするも
のだけである。希釈したポリイソシアネート成分をヒマ
シ油をベースとするポリオールと化合すると、結合剤組
成物を形成することができる。しかし、この結合剤組成
物は耐鹸化性が不十分であるため、2成分系として塩基
性支持体に直接塗布することはできない。従って、この
組成物は中間層と仕上塗層の形成にしか利用できない。
アロファネート基を含み、脂肪族又は芳香族ジイソシア
ネートをベースとするポリイソシアネートは公知であ
り、例えば英国特許出願公開明細書第994,980
号、欧州特許出願公開明細書第303,150号、同第
194号、ドイツ特許出願公開明細書第2,009,1
79号及び同第2,040,645号並びに米国特許発
明明細書第3,769,318号に記載されている。し
かし、硬化後に良好な硬度で膨れのない厚い被膜をもた
らすような無溶剤結合剤組成物はこれらの刊行物には記
載されていない。これらの刊行物に記載されている芳香
族に結合したイソシアネート基とホモアロファネート基
をもつポリイソシアネートや、脂肪族に結合したイソシ
アネート基をもつポリイソシアネートは、硬化に時間が
かかり、固有粘度が過度に高く、膨れを生じ易いため、
ポリオールを含む結合剤組成物では不適切である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、特にコンクリートの封止に適しており、厚膜でも迅
速に硬化し、良好な硬度で膨れのない被膜をもたらす無
溶剤結合剤組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、低粘度イソ
シアネート反応性化合物と、ヘテロアロファネート基を
もつ無溶剤芳香族ポリイソシアネートとを含む本発明の
結合剤組成物により達せられる。本発明によると、「ヘ
テロアロファネート基」をもつポリイソシアネートと
は、アロファネート基をもつ生成物のうちでその大部分
がそれぞれ1個の脂肪族及び芳香族イソシアネート基か
ら形成されるもののことである。これに対して「ホモア
ロファネート基」をもつポリイソシアネートとは、アロ
ファネート基をもつ化合物のうちで2個の脂肪族又は2
個の芳香族イソシアネート基から形成されるものを言
う。
【0005】本発明は、 a)芳香族に結合したイソシアネート基とヘテロアロフ
ァネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した平均
炭素原子数2〜23の炭化水素鎖含量が10〜65%で
あるポリイソシアネート成分と、 b)イソシアネート反応性成分とを含む実質的に無溶剤
の結合剤組成物に関する。本発明は1及び2成分塗料組
成物における前記結合剤組成物の使用にも関する。
【0006】本発明の結合剤組成物において、ポリイソ
シアネート成分a)は、 i)3〜16%、好ましくは5〜13%、より好ましく
は7〜10.5%のNCO含量、 ii)1.8〜4、好ましくは1.9〜3、より好まし
くは約2.0の平均官能価、 iii)5〜35%、好ましくは10〜23%のアロフ
ァネート基含量(C2 HN2 3 、分子量MW101と
して計算)、及び iv)10〜65%、好ましくは18〜53%、より好
ましくは30〜53%の炭化水素鎖含量をもち、該炭化
水素鎖は直鎖、分枝鎖、飽和又は不飽和のいずれでもよ
く、酸素を介してアロファネート基と結合しており、平
均2〜23個、好ましくは8〜23個、より好ましくは
16〜23個の炭素原子をもち、場合により酸素原子を
含んでいてもよい。本発明の塗料組成物で使用されるポ
リイソシアネート成分a)は、1.0:1.0〜0.
5:1.0、好ましくは1.0:1.0〜0.6:1.
0、より好ましくは1.0:1.0のNCO/OH当量
比で直鎖脂肪族ジイソシアネート成分a1)をヒドロキ
シル成分a2)と反応させることにより製造される。反
応は40〜140℃、好ましくは60〜120℃の温度
で実施される。
【0007】こうして得られたウレタン基を含む化合物
又は化合物の混合物は250〜4000、好ましくは3
00〜2000、より好ましくは300〜1000の数
平均分子量をもち、該分子量は出発成分の理論量から決
定することができる。ウレタン化中に過剰のヒドロキシ
ル成分a2)を使用すると、ヒドロキシル成分a2)の
一部は反応生成物中に残留する。方法の一態様では、ジ
イソシアネート成分a3)を添加してからこの過剰量の
ヒドロキシル成分a2)(又はその一部)を添加するこ
とができる。過剰のヒドロキシル成分はジイソシアネー
ト成分a3)と反応してウレタンを生じ、最終的にはア
ロファネート基をもたらす。成分a1)及びa2)から
製造されるウレタンは、例えば欧州特許出願公開明細書
第27,940号、同第27,952号、同第27,9
53号、同第323,514号及び同第355,443
号に記載されている公知無ホスゲンウレタン合成法を使
用してイソシアネート成分a1)の主成分であるアミン
から製造することもできる。但し、この方法はあまり好
ましくない。成分a1)及びa2)から製造されたウレ
タン成分を温度20℃〜150℃、好ましくは50℃〜
120℃、より好ましくは60℃〜90℃でNCO/ウ
レタン当量比3:1〜100:1、好ましくは6:1〜
60:1、より好ましくは8:1〜30:1でジイソシ
アネート成分a3)と反応させる。文献公知の慣用触媒
を使用してアロファネート化反応を促進させると好まし
い。
【0008】有用な触媒の例は水酸化テトラアルキルア
ンモニウム又は水酸化アリールアルキルアンモニウム、
金属塩(例えば塩化鉄(III)及びオクタン酸カリウ
ム)、亜鉛化合物(例えばステアリン酸亜鉛、オクタン
酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛及びアセチルアセトン酸亜
鉛)、錫化合物(例えばオクタン酸錫(II)、エチル
ヘキサン酸錫(II)、ラウリン酸錫(II)、ジブチ
ル錫オキシド、ジブチル錫ジクロリド、ジブチル錫ジア
セテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレエ
ート及びジオクチル錫ジアセテート)、マンガン、コバ
ルト及びニッケルと鉱酸(例えばトリフルオロ酢酸、硫
酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸及び過塩素酸)の化合
物、アルミニウムトリ(エチルアセトアセテート)、並
びにその混合物である。欧州特許出願公開明細書第19
4号に記載されているような強酸もウレタン基と芳香族
イソシアネート化合物の反応に使用することができる。
但し、あまり好ましくはない。アロファネート化反応又
はウレタン化前に触媒を添加してもよい。触媒は反応成
分の重量を基にして0.001%〜5%、好ましくは
0.005%〜1%の濃度で使用する。可能であれば、
触媒を反応混合物から留去する。他方、適切な触媒毒
(例えば水又は酸塩化物)を加えて反応を停止すること
もできる。アロファネート化反応後、過剰の蒸留可能な
出発ジイソシアネートa3)を生成物中残留含量0.5
重量%未満、好ましくは0.2重量%未満まで、好まし
くは膜蒸留により除去する。芳香族に結合したイソシア
ネート基をもつヘテロアロファネートは一般に、過剰の
成分a3)の蒸留中にウレタンとジイソシアネートに過
度に逆開裂しないために十分な熱安定性をもつ。
【0009】ジイソシアネート成分a1)としては、脂
肪族に結合したイソシアネート基をもつNCO含量30
〜60%、好ましくは40〜60%の直鎖又は分枝鎖ジ
イソシアネートを使用することができる。例えば、1,
4−ジイソシアナトブタン、1,5−ジイソシアナトペ
ンタン、1,6−ジイソシアナトヘキサン(HDI)、
2,2,4−及び2,4,4−トリメチル−1,6−ジ
イソシアナトヘキサン、1,11−ジイソシアナトウン
デカン、ドデカメチレンジイソシアネート並びにその混
合物が挙げられる。少量(20モル%まで)の1官能価
又は3官能価以上のイソシアネート化合物、例えばブチ
ルイソシアネート、ステアリルイソシアネート及び2−
エチルヘキシルイソシアネートも使用できる。但し、好
ましくはない。1,6−ジイソシアナトヘキサン、1,
4−ジイソシアナトブタン及びその混合物がジイソシア
ネート成分a1)として好適である。アルコール成分a
2)は、平均炭素原子数2〜23、好ましくは8〜2
3、より好ましくは16〜23の炭化水素鎖をもつ直
鎖、分枝鎖、飽和もしくは不飽和アルコール又はアルコ
ール混合物から選択される。アルコール成分のOH官能
価は1〜1.5、好ましくは1〜1.2、より好ましく
は1である。例えば、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、メトキシプロパノー
ル、異性ブタノール、異性ペンタノール、異性ヘキサノ
ール、異性ヘプタノール、異性オクタノール、n−ノナ
ノール、n−デカノール、n−ドデカノール、n−オク
タデカノール、Lorolアルコール類(Henkel
の市販品)、飽和脂肪アルコール及びその混合物が挙げ
られる。
【0010】より高官能価のアルコール成分を1官能価
アルコールとブレンドしてもよい。このようなアルコー
ルの例としてはエチレングリコール、1,2−及び1,
3−プロパンジオール、1,4−及び1,3−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタン
ジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカン
ジオール、1,12−ドデカンジオール、1,12−オ
クタデカンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4
−ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン、2−メチル−
1,3−プロパンジオール、2,2,4−トリメチル−
1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、トリプロピレングリコール、二量体脂肪アル
コール類、三量体脂肪アルコール類、グリセロール、ト
リメチロールプロパン(TMP)、トリメチロールエタ
ン、異性ヘキサンジオール、数平均分子量4000のポ
リエーテル類、並びにその混合物が挙げられる。適当な
酸又は不飽和合成及び天然脂肪酸の混合物から誘導され
る不飽和アルコール類(例えばトリメチロールプロパン
ジアリルエーテル、異性ブタノール類及び1官能価アル
コール類)も使用できる。天然脂肪酸混合物としては、
ヒマシ油、水素化落花生油、綿実油、サフラワー油、キ
リ油、大豆油、ヒマワリ油、アマニ油、ナタネ油、タル
油、マッコウ鯨油及びニシン油から誘導される酸が挙げ
られる。
【0011】不飽和1官能価アルコール類以外に、成分
a2)として上記不飽和又は飽和脂肪酸とエポキシド化
合物(例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブチレンオキシド、スチレンオキシド及び2−エチルヘ
キシルオキシド)の反応生成物を使用してもよい。最後
に、脂肪酸をベースとするトリグリセリドと高官能価ポ
リオール類(例えばグリセロール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリトリトール及びソルビトール)のエス
テル交換生成物をアルコール成分a2)として使用する
こともできる。これらの生成物は、未反応トリグリセリ
ド以外に1価、2価及び3価アルコール成分を含む。ジ
イソシアネート成分a3)は、芳香族に結合したイソシ
アネート基をもつNCO含量35〜53%、好ましくは
40〜50%のジイソシアネートから選択される。例え
ば、異性トリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソ
シアネート、フェニレンジイソシアネート及びこれらの
ジイソシアネートと他の芳香族ジイソシアネートの混合
物が挙げられる。固有の特性に達するためには、場合に
より20モル%までのモノイソシアネート(例えばフェ
ニルイソシアネート)又はトリイソシアネートを使用し
てもよい。2,4−及び/又は2,6−トリレンジイソ
シアネートを成分a3)として使用するのが好ましい。
【0012】成分b)は、少なくとも2個のイソシアネ
ート反応性基又は加水分解によりイソシアネート反応性
基に変換可能な少なくとも2個の基をもつ化合物から選
択される。遊離イソシアネート反応性基とこのような可
逆的にブロックされたイソシアネート反応性基の両者を
もつ化合物を使用することもできる。種々の別種の化合
物の混合物又はイソシアネート反応性基をもつ化合物と
可逆的にブロックされたイソシアネート反応性基をもつ
化合物の混合物も使用できる。成分b)は好ましくは2
〜6個の遊離又はブロックされたイソシアネート反応性
基をもつ。成分b)の分子量は広い範囲をとり得る。好
ましくは、低分子量化合物即ち分子量約100〜600
の化合物を使用する。成分b)の量は、成分a)のイソ
シアネート基と成分b)の遊離及び/又は可逆的にブロ
ックされたイソシアネート反応性基の当量比が0.8:
1〜10:1、好ましくは0.9:1〜4.1、より好
ましくは1:1〜2:1、最適には1:1〜1.2:1
となるように計算される。
【0013】成分b)として使用できる化合物の例とし
ては、 − 例えばドイツ特許出願公開明細書第2,018,2
33号(参考資料として本明細書の一部とする米国特許
発明明細書第3,743,626号)及びドイツ特許出
願公開明細書第2,446,438号(参考資料として
本明細書の一部とする米国特許発明明細書第4,00
2,601号)に記載されているようなポリウレタン化
学から公知のポリオキサゾリジン類、 − 例えばドイツ特許出願公開明細書第1,520,1
39号(参考資料として本明細書の一部とする米国特許
発明明細書第3,420,800号)及びドイツ特許出
願公開明細書第3,308,418号(参考資料として
本明細書の一部とする米国特許発明明細書第4,48
1,345号)に記載されているようなポリウレタン化
学から公知のポリケチミン又はポリアルジミン類、 − 芳香族ポリアミン類、特に米国特許発明明細書第
4,218,543号に連鎖延長剤として記載されてい
るような立体障害アミノ基をもつジアミン類、並びに − 分子量62〜1000、好ましくは62〜399、
より好ましくは400〜1000の多価アルコール類が
挙げられる。適切な低分子量アルコールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、
ペンタエリトリトール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール又はその混合物が挙げられる。適切な
高分子量アルコールとしては、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、アルキド樹脂、ヒマシ油、ヒドロキシル基を含
むポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリアクリレー
ト、ポリエーテル、ポリカーボネート及びその混合物等
のポリヒドロキシ化合物が挙げられる。
【0014】結合剤組成物は個々の成分a)及びb)及
び場合によりc)を混合することにより製造される。成
分b)が可逆的にブロックされたイソシアネート反応性
基をもつ化合物から選択される場合には、得られる塗料
組成物は水の不在下で貯蔵安定性である。このような組
成物は、適切な支持体に塗布後、水分の存在下で迅速に
硬化する。必要に応じてp−トルエンスルホン酸、ジブ
チル錫オクタノエート又は塩化亜鉛等の公知触媒を添加
することにより硬化反応を促進してもよい。成分b)が
ブロックされていないイソシアネート反応性基、即ち特
にアミノ又はヒドロキシル基をもつ場合には、結合剤組
成物は限られたポットライフしかもたないので、この期
間内に塗布すべきである。「結合剤組成物」なる用語
は、本発明の結合剤が1成分系又は2成分系として個々
の成分a)及びb)を含み、1成分系では成分b)はブ
ロックされたイソシアネート反応性基を含み、2成分系
では成分b)はブロックされていないイソシアネート反
応性基を含むことを意味すると理解すべきである。ヒド
ロキシ官能ポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート及びポリアクリレート又はこれらのポリオールを含
有し且つブロックされた及び/又は遊離イソシアネート
反応性基をもつ混合物を成分b)として使用するのが好
ましい。より好ましくは、ヒドロキシル基を含むポリエ
ーテルを使用する。
【0015】本発明の結合剤組成物は塗料組成物又はシ
ーラントとして直接即ち添加剤c)を添加せずに使用で
きる。しかし、公知添加剤c)と併用するのが好まし
く、このような添加剤としては可塑剤(例えばトリクレ
ジルホスフェート、フタル酸ジエステル及びクロロパラ
フィン)、湿潤剤、均展剤、皮張り防止剤、消泡剤、艶
消剤(例えばシリカ、ケイ酸アルミニウム及び高沸点ろ
う)、粘度調節剤、顔料、エキステンダー(例えば二酸
化チタン、硫酸バリウム及びチョーク)、カーボンブラ
ック、着色剤、紫外線吸収剤及び熱又は酸化安定剤が挙
げられる。助剤c)として乾燥剤と共にN,N−ジメチ
ルベンジルアミン、N−メチルモルホリン、ジブチル錫
ジラウレート、DABCO(ジアザビシクロオクタン)
等の触媒を使用してもよい。適切な乾燥剤は例えばウル
マン,工業化学事典,第4版,第23巻,第421頁,
化学出版社 1983、ドイツ特許出願公開明細書第
4,032,546号及びその引用文献に記載されてい
る。例えば、コバルト、鉛、マグネシウム、ジルコニウ
ム、アルミニウム、マンガン、カルシウム、セリウム、
銅、ニッケル、バナジウム、バリウム及び亜鉛乾燥剤並
びにその混合物が挙げられる。本発明の結合剤は、木
材、プラスチック、革、紙、布、ガラス、セラミック、
石膏、組積造、金属及びコンクリート等の任意の所望の
支持体に塗布するために塗料組成物で使用することがで
きる。塗料は吹付、刷毛塗、フローコーティング、流し
込み、浸漬及びローラー塗等の慣用方法で塗布すること
ができる。塗料組成物は透明ラッカー及び着色ラッカー
として使用することができる。本発明の塗料組成物は驚
くほど膨れを生じにくいことを特徴とする。別の有利な
特徴は、コンクリート等の塩基性支持体に直接使用でき
ることである。
【0016】以下の実施例中、全ての部及び百分率は特
に指定しない限り重量に基づく。
【0017】
【実施例】実施例1 − 本発明のポリイソシアネート成分a)の
製造 窒素パージ下の撹拌装置にアルコール(OH価200〜
220及びヨウ素価110〜130であり、炭化水素鎖
の約95%が炭素原子数18であるヘンケル社の製品H
D−オセノール 110/130)815.4g(3.
0モル)を導入し、70℃で1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート168g(1.0モル)と混合した。温
度90℃で約3時間の反応時間後に得られたウレタン成
分のNCO含量は0.1%未満まで低下していた。次
に、トリレンジイソシアネート(TDI、2,4−異性
体対2,6−異性体比=80:20)1740g(1
0.0モル)の添加とこれに続くステアリン酸亜鉛14
0mgによる触媒作用により、88℃でアロファネート
化反応を開始した。9時間後に塩化イソフタロイル14
0mgを加えてNCO含量24.2%で反応を終了し
た。その後、温度150℃で0.1〜0.3mbarの
減圧下に薄膜蒸留により過剰のトリレンジイソシアネー
トを分離した。 生成物データ: 収量:1536g 粘度:23℃で33mPa.s 遊離TDI含量:0.04% NCO含量(i):9.1% 理論官能価(ii):2 アロファネート基含量(iii):20% 炭化水素鎖含量(iii):50%
【0018】実施例2 − 本発明のポリイソシアネー
ト成分a)の製造 窒素パージ下の撹拌装置に実施例1のアルコール27
1.8g(1.0モル)を導入し、90℃で1,4−テ
トラメチレンジイソシアネート(BDI)84g(0.
5モル)と混合した。温度95℃で約8時間の反応時間
後に得られたジウレタンのNCO含量は0.2%未満ま
で低下していた。次に、TDI(実施例1参照)870
g(5.0モル)の添加とこれに続くステアリン酸亜鉛
60mgによる触媒作用により、88℃でアロファネー
ト化反応を開始した。5時間後にNCO含量が30.5
%に達したら、塩化イソフタロイル120mgを加えて
反応を終了した。その後、温度150℃で0.1〜0.
3mbarの減圧下に薄膜蒸留により過剰のTDIを分
離した。 生成物データ: 収量:488g 粘度:23℃で5000mPa.s 遊離TDI含量:<0.03% NCO含量(i):7.9% 理論官能価(ii):2 アロファネート基含量(iii):21% 炭化水素鎖含量(iii):52%
【0019】実施例3 − 本発明のポリイソシアネー
ト成分a)の製造 窒素パージ下の撹拌装置にアルコール(OH価265〜
275、ヨウ素価<0.5及び炭素原子数12〜18の
炭化水素鎖をもつヘンケル社の製品工業銘柄Loro
l)203.3g(1.0モル)をポリエーテル(プロ
ピレングリコールをプロポキシル化し、次いでプロポキ
シル化物をエトキシル化することにより製造、PO/E
O混合比79/21、OH価28.5)500g(0.
125モル)と共に導入し、70℃で1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート105g(0.625モル)と
混合した。温度100℃で約13時間の反応時間後に得
られたジウレタン成分のNCO含量は0.2%未満まで
低下していた。次に、TDI(実施例1参照)652.
5g(3.75ル)の添加とこれに続くステアリン酸亜
鉛73mgによる触媒作用により、85℃でアロファネ
ート化反応を開始した。9時間後にNCO含量が17.
3%に達したら、塩化イソフタロイル70mgを加えて
反応を終了した。その後、温度140℃で0.1〜0.
3mbarの減圧下に薄膜蒸留により過剰のTDIを分
離した。 生成物データ: 収量:995g 粘度:23℃で7500mPa.s 遊離TDI含量:<0.03% NCO含量(i):5.4% 理論官能価(ii):2.5 アロファネート基含量(iii):13% 炭化水素鎖含量(iii):19%
【0020】実施例4及び5 (本発明の結合剤組成物
と比較結合剤) 表1に示す量のイソシアネート反応性成分b)に乾燥剤
及び脱泡剤を加えて高速実験室撹拌機で激しく混合し、
室温まで冷却した後、実施例1のポリイソシアネート成
分a)又は本発明以外のポリイソシアネート成分と混合
し、試料としてキャストした。比較イソシアネートは、
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とその高
級同族体の混合物を含むポリイソシアネートをポリエー
テルポリオール(NCO含量16%及び粘度6500m
Pa.sのバイエル社の市販品デスモジュール E−2
1)と反応させることにより調製した芳香族プレポリマ
ーであった。MDIをベースとする比較結合剤組成物に
比較すると、本発明の結合剤組成物は触媒を含有するに
も拘わらずより長期間のポットライフを示し、高い大気
湿度で硬化しても膨れのない厚い被膜を生じた。比較結
合剤組成物では、低湿低温というより好ましい条件下で
硬化しても膨れの目立つ被膜しか得られなった。
【0021】
【表1】
【0022】以上、例示の目的で本発明を詳細に説明し
たが、これらの説明は単に例示の目的に過ぎず、発明の
精神及び範囲から逸脱せずに当業者には種々の変形が可
能であり、本発明は特許請求の範囲のみに制限されるも
のと理解すべきである。
【0023】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. a)芳香族に結合したイソシアネート基とヘテロ
アロファネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した炭素
原子数2〜23の炭化水素鎖含量が10〜65%である
ポリイソシアネート成分と、 b)イソシアネート反応性成分とを含むことを特徴とす
る実質的に無溶剤の結合剤組成物。 2. ポリイソシアネート成分が、 i)5〜13%のNCO含量、 ii)1.9〜3の平均官能価、 iii)10〜23%のアロファネート基含量、及び iii)平均炭素原子数8〜23の炭化水素鎖含量18
〜53%をもつことを特徴とする上記第1項に記載の結
合剤組成物。
【0024】3. 前記イソシアネート反応性基がヒド
ロキシル基又はアミノ基であることを特徴とする上記第
1項に記載の結合剤組成物。 4. 前記イソシアネート反応性基がヒドロキシル基又
はアミノ基であることを特徴とする上記第2項に記載の
結合剤組成物。 5. 前記イソシアネート反応性基が可逆的にブロック
されたアミノ基であることを特徴とする上記第1項に記
載の結合剤組成物。 6. 前記イソシアネート反応性基が可逆的にブロック
されたアミノ基であることを特徴とする上記第2項に記
載の結合剤組成物。
【0025】7. 芳香族に結合したイソシアネート基
とヘテロアロファネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した炭素
原子数2〜23の炭化水素鎖含量が10〜65%である
ポリイソシアネートの製造方法であって、約1.0:
1.0〜0.5:1.0のNCO/OH当量比で a1)30〜60%のイソシアネート基含量をもつ直鎖
脂肪族ジイソシアネートを a2)炭素原子数2〜23の炭化水素鎖をもつ平均官能
価1.5未満のヒドロキシル成分と反応させ、ウレタン
基を含む化合物を生成させる段階と、前記化合物を過剰
量の a3)イソシアネート基含量35〜53%の芳香族ジイ
ソシアネート成分と反応させ、前記ウレタン基をアロフ
ァネート基に変換する段階と、次いでポリイソシアネー
トの重量を基にして0.5%未満の含量まで未反応のジ
イソシアネート成分a3)を除去する段階を含むことを
特徴とする前記方法。 8. ジイソシアネート成分a3)が2,4−及び/又
は2,6−トリレンジイソシアネートを含むことを特徴
とする上記第7項に記載の方法。 9. 上記第1項に記載の結合剤組成物を結合剤として
含有する塗料組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・ルツトマン ドイツ連邦共和国デイー51399 ブルシヤ イト、ヴイツツヘルデナー・シユトラーセ 25 (72)発明者 ルツツ・シユマルステイーク ドイツ連邦共和国デイー50676 ケルン、 シユヌールガツセ 45

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)芳香族に結合したイソシアネート基
    とヘテロアロファネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
    101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した炭素
    原子数2〜23の炭化水素鎖含量が10〜65%である
    ポリイソシアネート成分と、 b)イソシアネート反応性成分とを含むことを特徴とす
    る実質的に無溶剤の結合剤組成物。
  2. 【請求項2】 芳香族に結合したイソシアネート基とヘ
    テロアロファネート基をもち、 i)NCO含量が3〜16%であり、 ii)平均官能価が1.8〜4であり、 iii)アロファネート基含量(C2 HN2 3 、MW
    101として計算)が5〜35%であり、 iii)酸素を介してアロファネート基に結合した炭素
    原子数2〜23の炭化水素鎖含量が10〜65%である
    ポリイソシアネートの製造方法であって、約1.0:
    1.0〜0.5:1.0のNCO/OH当量比で a1)30〜60%のイソシアネート基含量をもつ直鎖
    脂肪族ジイソシアネートを a2)炭素原子数2〜23の炭化水素鎖をもつ平均官能
    価1.5未満のヒドロキシル成分と反応させ、ウレタン
    基を含む化合物を生成させる段階と、前記化合物を過剰
    量の a3)イソシアネート基含量35〜53%の芳香族ジイ
    ソシアネート成分と反応させ、前記ウレタン基をアロフ
    ァネート基に変換する段階と、次いでポリイソシアネー
    トの重量を基にして0.5%未満の含量まで未反応のジ
    イソシアネート成分a3)を除去する段階を含むことを
    特徴とする前記方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の結合剤組成物を結合剤
    として含有する塗料組成物。
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