JPH09118714A - オレフィン系不飽和c2〜c20−炭化水素のポリマー及びオリゴマー及びそれらの製法 - Google Patents

オレフィン系不飽和c2〜c20−炭化水素のポリマー及びオリゴマー及びそれらの製法

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JPH09118714A
JPH09118714A JP8202207A JP20220796A JPH09118714A JP H09118714 A JPH09118714 A JP H09118714A JP 8202207 A JP8202207 A JP 8202207A JP 20220796 A JP20220796 A JP 20220796A JP H09118714 A JPH09118714 A JP H09118714A
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polymer
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Joachim Roesch
レシュ ヨアヒム
Hans-Joachim Mueller
ミュラー ハンス−ヨアヒム
Arthur Hoehn
ヘーン アルトゥール
Rolf Muelhaupt
ミュールハウプト ロルフ
Christof Woerner
ヴェールナー クリストフ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups

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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個又は2個の2−オキサゾリニル末端基を
有するオレフィン系不飽和C〜C20−炭化水素のポ
リマー及びオリゴマー 【解決手段】 2−オキサゾリニル末端基1個又は2個
を有するオレフィン系不飽和C〜C20−炭化水素の
ポリマー及びオリゴマーは、構造(I) 【化1】 [式中、Aは、オレフィン系不飽和C〜C20−炭化
水素から誘導されたポリマー又はオリゴマー基であり、
基Rは、同一又は異なるもので、次のものを意味する:
水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アリー
ル、C〜C−シクロアルキル]を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造(I)
【0002】
【化2】
【0003】[式中、Aは、オレフィン系不飽和C
20−炭化水素から誘導されたポリマー又はオリゴマ
ー基であり、基Rは、同一又は異なるもので、次のもの
を意味する:水素、C〜C10−アルキル、C〜C
10−アリール、C〜C−シクロアルキル]の2−
オキサゾリニル末端基1個又は2個を有するオレフィン
系不飽和C〜C20−炭化水素のポリマー及びオリゴ
マーに関する。
【0004】本発明は、化合物(I)のカチオン性開環
単独−又は共重合により、又は反応性基を有するベース
ポリマーと化合物(I)との反応により得られる櫛形ポ
リマー(II)及び(III)にも関する。
【0005】更に、本発明は、化合物(I)又は櫛形ポ
リマー(II)もしくは(III)又は(I)〜(II
I)の混合物よりなる熱可塑性成形材料又は熱硬化性樹
脂に関する。
【0006】本発明は、化合物(I)の製法及び化合物
(I)からの櫛形ポリマー(II)及び(III)の製
法にも関する。
【0007】更に、本発明は、ポリマーブレンド中での
相容化剤としての化合物(I)、(II)もしくは(I
II)又はこれらの混合物の使用及び化合物(I)、
(II)もしくは(III)又はこれらの混合物よりな
る熱可塑性成形材料又は熱硬化性樹脂をフィルム、繊維
又は成形品の製造のために使用すること及びこれらから
得られるフィルム、繊維及び成形品に関する。
【0008】
【従来の技術】所望の特性を有するプラスチックを得る
ために、種々異なる物理特性を有する純粋なポリマーを
ブレンドすることは、プラスチック工業では慣用のこと
である。しかしながら、それらの極性の違いにより、多
くの純粋なポリマー、例えば中性ポリオレフィン及び極
性ポリエステルは、均一に混和可能ではない。これら異
なるポリマーを混和可能にするために、ポリマーブレン
ドに相容化剤が添加される。
【0009】一般に、相容化剤は、ブレンド成分の一つ
と混和可能である構造セグメントを有するだけでなく、
第2又は更なるブレンド成分と混和性であるセグメント
をも有するポリマーである。
【0010】このような化合物は、例えば欧州特許(E
P−A)第234114号明細書から公知のような、カ
ルボキシル又はヒドロキシル末端基を有するチーグラー
ナッタポリオレフィンである。しかしながら、このよう
な官能性末端基は、限られた範囲のみの化学的変性を有
し、官能性末端チーグラーナッタポリマーは、重合のた
めの、例えば開環重合のためのモノマーとしては有用で
はない。
【0011】欧州特許第394854号明細書は、植物
油からの2−アルキル−又は2−アルケニル−2−オキ
サゾリンの製法を記載している。植物油の脂肪酸スペク
トルは広く、例えばオキサゾリン誘導体は、その組成に
おいて−かつ脂肪酸残基は充分長くなく−例えばポリオ
レフィンに対して良好な相容化剤であるためには、又は
ポリオレフィンとの混和性を促進するためには不均一で
ありすぎる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点を除き、かつ、一方で、それ自体が種々異なる極
性のポリマー用の相容化剤として有用になり、他方で櫛
形ポリマー構造を有する相容化剤を製造するためのモノ
マー又は反応成分として有用にもなる特異的な末端基を
有するオリゴマー又はポリマーを開発することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、構造(I)
【0014】
【化3】
【0015】[式中、Aは、オレフィン系不飽和C
20−炭化水素から誘導されたポリマー又はオリゴマ
ー基であり、基Rは、同一又は異なるもので、次のもの
を意味する:水素、C〜C10−アルキル、C〜C
10−アリール、C〜C−シクロアルキル]の2−
オキサゾリニル末端基1個又は2個を有するオレフィン
系不飽和C〜C20−炭化水素のポリマー及びオリゴ
マーにより達成されることを発見した。
【0016】本発明は、更に、請求項1に記載のような
化合物(I)のカチオン性開環単独−又は共重合により
得られる櫛形ポリマー(II)及び請求項1に記載のよ
うな化合物(I)と反応性基を有するベースポリマーと
の反応で得られる櫛形ポリマー(III)も提供する。
【0017】本発明は、更に前記定義の熱可塑性成形材
料及び熱硬化性樹脂を提供する。
【0018】更に、本発明は、前記定義のポリマー及び
オリゴマー(I)の製法、カチオン性開環重合による前
記定義の櫛形ポリマー(II)の製法、及び反応性基を
有するベースポリマーと前記定義のポリマー及びオリゴ
マー(I)との反応による前記定義の櫛形ポリマー(I
II)の製法をも提供する。
【0019】最後に、本発明は、前記定義の化合物
(I)、(II)もしくは(III)又はこれらの混合
物のポリマーブレンド中での相容化剤としての使用及び
化合物(I)、(II)もしくは(III)又はこれら
の混合物よりなる熱可塑性の成形材料又は熱硬化性樹脂
のフィルム、繊維及び成形品の製造のための使用及びこ
れらから得られるフィルム、繊維及び成形品をも提供す
る。
【0020】本発明のポリマー及びオリゴマー(I)の
基礎になっているオレフィン系不飽和C〜C20−炭
化水素は、C〜C20−モノエン又はC〜C20
ジエン、例えば1,3−ブタジエン、及び芳香性ビニル
化合物、例えばスチレン又はα−メチルスチレンであり
うる。C〜C10− アルケ−1−エン、例えばエテ
ン、プロペン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
ノネン又は1−デセンをモノマーとして使用するのが有
利である。プロペン及びイソブテンが特に有利である。
【0021】これらモノマーは、一般に、文献公知の重
合法を用いて重合されて、所望の程度のオリゴマー化又
は重合の度合い又は所望の平均分子量Mnにされる。
【0022】ビニル二重結合を有する1−アルケン、例
えばエテン、プロペン又は1−ブテンは、一般にチーグ
ラー重合で又はフィリップス重合で重合されるが、有利
には、例えばR.Muelhaupt in Zieg
ler Catalysts、Springer−Ve
rlag,Berlin 1995,35頁以降に記載
のようにメタロセン触媒を包含する重合で重合される。
使用されるメタロセン化合物は、一般に、ビス(シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(ペ
ンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロ
ライド、ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ビス(n−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ビス(n−オクタデシルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロライド又はビス(テト
ラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライドである
が、ビス(n−オクタデシルシクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジクロライド、ビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロライド、ビス(テトラヒドロイ
ンデニル)ジルコニウムジクロライド及びビス(ペンタ
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライ
ドが有利である。
【0023】生じる1−アルケンオリゴマー又はポリマ
ーは、通常300〜15000、有利に300〜250
0の平均分子量Mnを有する。
【0024】一般に、イソブテンは、J.P.Kenn
edy,R.G.Squires,Polymer 6
(1965),579に記載のようなカチオン性重合を
用いて重合されて、300〜15000、有利に、80
0〜2500の平均分子量Mnを有するポリイソブチレ
ンを形成する。
【0025】スチレンは、一般に、例えばM.Swar
c,J.Amer.Chem.Soc.78(195
6),2656に記載のような開始剤としてのn−ブチ
ルリチウムを用いるアニオン性重合を用いて重合され
て、ポリスチレンアニオンを形成し、300〜1500
0、有利に500〜25000の平均分子量Mnを有す
る”リビング”ポリマー又はオリゴマー連鎖は、二酸化
炭素と反応されてカルボン酸を形成する。
【0026】種々異なる重合法で得られるオレフィン系
不飽和C〜C20−炭化水素のオリゴマー又はポリマ
ーは、一般に線状構造を有し、即ち実質的に側鎖基を有
せず、その炭素原子数は、モノマーの合計炭素原子から
2を引いた数より大きい。
【0027】それらの重合の度合いは、一般に、10よ
り大きく、135℃で1,2,4−トリクロロベンゼン
(ポリエチレン標準又はポリプロピレン標準)中でゲル
パーミエーシヨンクロマトグラフィ(GPC)の方法で
測定した平均分子量Mnは、一般に300〜15000
の範囲内にある。前記のようなGPCの方法で測定した
分子量分布 平均Mw/平均Mnは、通常1〜3の範囲
内にある。
【0028】(I)中の置換基Aは、記載のようにして
得られるオリゴマー及びポリマーから誘導された炭化水
素基を記載している。
【0029】スチレン以外の炭化水素オリゴマー又はポ
リマーは、一般に、末端二重結合を有し、これはオリゴ
マー製造時に包含されたモノマー/触媒組成に依存して
ビニル又はビニリデンの特性を有する。
【0030】これらの末端二重結合のレベルは、一般
に、反応条件に依存する。典型的には、プロペン又はイ
ソブテンのオリゴマー又はポリマーは、連鎖1個当たり
1個の末端二重結合を有する。
【0031】プロキラルオレフィンのオリゴマー又はポ
リマーは、一般に、反応条件に応じて、アタクチック、
アイソタクチック又はシンジオタクチックである。一般
に、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウム触媒系
を用いるC〜C10−1−アルケン、特にプロペンの
重合又はオリゴマー化は、アタクチック材料を生じる。
【0032】前記定義のモノマーは、受ける単独重合と
同様に、任意の所望割合で相互に共重合させることもで
きる。一般に、1−アルケン類(エテンを包含)、殊に
プロペンを共重合に供するのが有利である。
【0033】一般に、オレフィン系不飽和C〜C20
−炭化水素から記載の方法で得られる非極性−官能化さ
れたポリマー及びオリゴマーは、連鎖末端部で、それぞ
れ1個又は2個のエステル基で変性されうる。
【0034】一般に、このことは、ポリマー又はオリゴ
マーのビニル又はビニリデン二重結合の所での文献公知
の反応により、例えば、マレイン化、SiH−又はチオ
ール官能化されたカルボン酸エステルの付加、及び有利
に溶媒としてのアルコールの存在下でのヒドロホルミル
化により行う(W.Bertleff,Ullman
n’s Encyclopedia of Indus
trial Chemistry 5th ed.,V
erlag Chemie Weinheim198
6,Vol.A5,217頁以降)。
【0035】前記のように、スチレン又はその誘導体の
アニオン性重合により得られるオリゴマー又はポリマー
アニオンは、一般に二酸化炭素と反応してカルボン酸を
形成し、これは次いで当業者に公知のエステル化法を用
いてカルボン酸エステルに変換される。
【0036】(I)の末端2−オキサゾリン環の合成
は、一般に、欧州特許(EP−A)第394854号明
細書中に記載のように、プロトン酸及び/又はルイス酸
の存在下に、オレフィン系不飽和C〜C20−炭化水
素のエステル−末端オリゴマー又はポリマーと2−アミ
ノ−1−アルコールとの反応により行われる。
【0037】(I)中の基Rは、同一又は異なるもので
あってよく、水素、C〜C10−アルキル、C〜C
10−アリール又はC〜C−シクロアルキルであ
る。有利な基Rは、メチル、エチル、フェニル、シクロ
ヘキシル又は水素、殊に水素である。
【0038】基Rは、通常、2−アミノ−1−アルコー
ルを経て(I)の環構造中に導入される。
【0039】好適な2−アミノ−1−アルコールは、一
般に、アンモニアでのエポキシドの開環生成物であり、
例えば2−アミノ−1−エタノール、2−アミノ−1−
プロパノール、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミ
ノ−1−フェニル−1−エタノールである。2−アミノ
−1−エタノールが有利である。
【0040】使用されるルイス酸は、一般に、チタン、
ジルコニウム又はハフニウムのC〜C10−テトラア
ルコキシド又はテトラカルボキシレート、例えば、チタ
ニウム(IV)n−ブトキシド又は四酢酸チタニウムで
ある。
【0041】2−オキサゾリン誘導体を形成する閉環反
応は、1又は2工程で実施できる。
【0042】1工程法では、一般に、成分、即ち2−ア
ミノ−1−アルコール及びオレフィン系不飽和C〜C
20−炭化水素のエステル末端オリゴマー又はポリマー
を、溶剤、例えばキシレン中で、ルイス酸の存在下に1
30〜230℃の範囲内の温度に加熱し、かつ遊離して
存在するアルコールを留去する。実際には、溶剤を使用
しないのが有利である。
【0043】2工程法は、通常、反応のためにエステル
末端オリゴマー又はポリマーと2−アミノ−1−アルコ
ールを使用して2−ヒドロキシエチルアミドを形成させ
る。このために好適な反応条件は、130〜200℃の
反応温度及び溶剤としての例えばキシレンである。
【0044】次いで、1個又は2個の置換又は非置換の
2−ヒドロキシエチルアミド末端基(R−置換パターン
は(I)に類似)を有するC〜C20−炭化水素オリ
ゴマー又はポリマーは単離できるか、又は直ちに閉環さ
せて本発明の化合物(I)を形成させることができる。
この第2工程(閉環)に好適な反応条件は、170〜2
30℃の範囲内の温度、有利に溶剤不含、及びルイス酸
をベースとする触媒、例えばチタニウムテトラ−n−ブ
トキシド又は酢酸カドミウムである。
【0045】この2工程法は、触媒としてのチタニウム
アルコキシドの存在下で、170〜200℃の反応温度
で実施するのが有利である。
【0046】2−オキサゾリニル−末端を有するオリゴ
マー又はポリマーは、有利に櫛形ポリマーの製造のため
に使用できる。
【0047】櫛形ポリマーは、構造単位C2個以上とカ
ップルされた構造単位Bのポリマーである(Compr
ehensive Polymer Science,
Vol.6,403頁、Pergamon Press
(1989))。
【0048】二つの方法が、本発明のこの櫛形ポリマー
の製造のために使用できる: a)化合物(I)のカチオン性開環重合 b)化合物(I)と(I)の2−オキサゾリニル末端基
と反応可能な置換基を有するベースポリマーとの反応で
イオン結合又は有利に共有結合(反応性基)を形成させ
る。
【0049】(I)のカチオン性開環重合(Y.CHU
HO et al.,Ring Opening Po
lymerization,Hanser Verla
g1993,239−262頁)は、反応式1により櫛
形ポリマー(II)を生じ、この中の置換基は、(I)
の定義と同じ意味を有し、Elは親電子基であり、Nu
は親核基である。
【0050】
【化4】
【0051】(I)のカチオン性開環重合に好適な方法
は、2−オキサゾリン誘導体(I)を溶剤、例えばキシ
レン中で、開始剤としての親電子化合物の存在下に、1
30〜270℃、有利に175〜240℃の範囲の温度
に加熱することである。好適な親電子化合物は、プロト
ン酸、例えばトリフルオロ酢酸、フルオロスルホン酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、過塩素酸、アルキル化
剤、例えば沃化メチル、p−トルエンスルホン酸メチ
ル、硫酸ジメチル、4−ニトロベンゼンスルホン酸メチ
ル又はルイス酸、例えば四塩化錫、三フッ化ホウ素、三
フッ化ホウ素/アルコール、三塩化アルミニウムであ
る。
【0052】同様に、種々な親電子化合物の混合物は、
この重合を開始するために好適である。
【0053】有利な1方法では、重合を溶剤なしで、4
価のチタン化合物、例えばチタニウム(IV)n−ブト
キシドの存在下に、130〜270℃で実施する。
【0054】櫛形ポリマー(II)の重合度n+2(反
応式1参照)は、一般に、2〜100、有利に2〜50
である。
【0055】(I)のカチオン性開環重合は、単独重合
又は(I)と(I)以外の(コ)モノマーとの共重合と
して実施できる。このようなコモノマーは、2−置換さ
れた2−オキサゾリン、有利に2−(C〜C−アル
キル)オキサゾリン、殊に2−メチルオキサゾリンであ
り得る。生じる両親媒性コポリマーは、一般にコモノマ
ー1〜80モル%を含有する。
【0056】櫛形ポリマー(III)は、反応性基を有
するベースポリマーと本発明の化合物(I)との反応に
より得ることができる(例えば反応式2参照):
【0057】
【化5】
【0058】好適な反応性基を有するベースポリマー
は、−XHm基(ここで、Xは窒素、燐、酸素又は硫黄
であり、mは1又は2である)を有するホモ−及びコポ
リマーである。
【0059】Xは酸素であるのが有利である。特に次の
ものが有利である:カルボキシル含有ホモ−及びコポリ
マー、例えばポリ(エテン−コ−メタクリル酸)、ポリ
(エテン−コ−アクリル酸)、ポリ(ブチルアクリレー
ト−コ−メチルメタクリレート−コ−メタクリル酸)、
ポリ(ブチルアクリーレート−コ−メチルメタクリレー
ト−コ−アクリル酸)、ポリ(スチレン−コ−メタクリ
ル酸)、ポリ(スチレン−コ−アクリル酸)、ポリ(ス
チレン−コ−アクリロニトリル−コ−メタクリル酸)、
ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル−コ−アクリル
酸)、ポリ(ブタジエン−コ−メタクリル酸)、ポリ
(ブタジエン−コ−アクリル酸)、ポリ(アクリロニト
リル−コ−ブタジエン−コ−メタクリル酸)、ポリ(ア
クリロニトリル−コ−ブタジエン−コ−アクリル酸)、
ポリ(エテン−コ−t−ブチルアクリレート−コ−アク
リル酸)、ポリ(エテン−コ−n−ブチルアクリレート
−コ−アクリル酸)。
【0060】好適なベースポリマーは、部分的に加水分
解されたポリエステル、ポリウレタン又はポリアミドを
も包含する。
【0061】カルボキシル官能性ポリマーと同様に、そ
れらの部分的に中和されたイオノマー誘導体、例えばポ
リ(エテン−コ−アクリル酸)又はポリ(エテン−コ−
メタクリル酸)の部分的ナトリウム又は亜鉛イオノマー
を使用することも可能である。
【0062】櫛形ポリマー(III)を製造するために
好適な方法は、180〜260℃、有利に190〜23
0℃の範囲内の温度で、溶剤、例えばキシレン、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンの存在下で、又
は有利に成分の融液中で、反応性基、有利にカルボキシ
ル基を有するベースポリマーと本発明の化合物(I)と
の反応である。
【0063】このポリマー類縁体反応は、意外にも迅速
にかつ非常に高い収率(>90%)で進行する。
【0064】おそらく、本発明の化合物(I)は、先
ず、ベースポリマーのカルボキシル基でプロトン化され
てオキサゾリニウム塩(Ia)を形成し、次いでこれら
は、特に100℃より上の高温度で開環反応をしてアミ
ドを形成する、反応式3:
【0065】
【化6】
【0066】既に記載のベースポリマーと同様に、この
反応のために一般に好適な酸HXには、一官能性又は多
官能性のC〜C20−カルボン酸、例えば酢酸、安息
香酸、テレフタル酸、アジピン酸、乳酸、アクリル酸、
メタクリル酸、ステアリン酸及び燐酸誘導体も包含され
る。
【0067】化合物(I)、(II)もしくは(II
I)又はこれらの混合物は、純粋な状態では混和しない
ポリマーのブレンド用の相容化剤として非常に有用であ
る。
【0068】このポリマーブレンドは、通常熱可塑性プ
ラスチック又は熱硬化性樹脂をベースとしている。
【0069】好適な熱可塑性プラスチックには、一般
に、このクラスのポリマーの全ての付加重合体が包含さ
れる。C〜C10−アルケンのホモ−及びコポリマ
ー、例えばPE−LD、PE−HD、PE−LLD、P
P又はスチレンポリマー及びポリエステル又はポリアミ
ドも有利である。
【0070】化合物(I)、(II)もしくは(II
I)又はこれらの混合物を、ポリオレフィン/ポリエス
テル、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリイソブチレ
ン/ポリプロピレン、ポリイソブチレン/ポリエチレ
ン、ポリイソブチレン/ポリエステル、ポリイソブチレ
ン/ポリアミドのブレンド中での相容化剤として使用す
ることは特に有利である。
【0071】本発明の化合物(I)、(II)もしくは
(III)又はこれらの混合物は、一般に、熱可塑性プ
ラスチックブレンド中に、熱可塑性プラスチックの量に
対して0.2〜20重量%の量で存在する。
【0072】このポリマーブレンドは、一般に、プラス
チック工業で慣用の混合法で、例えば融液押出しを用い
て製造される。
【0073】このために、熱可塑性プラスチック成分及
び化合物(I)、(II)及び(III)より成る群か
ら選択された相容化剤1種以上を融液状で混合する。
【0074】熱可塑性プラスチック混合物の1成分が、
純粋な状態で反応性基((III)のベースポリマーの
前記の定義の意味内の)を有する場合には、熱可塑性の
成分の、例えば融液押出機中での混合の間に、化合物
(I)と反応性熱可塑性プラスチック成分との反応によ
りその場で相容化剤(III)を得ることが有利であ
る。
【0075】このポリマーブレンドのための好適な熱硬
化性樹脂は、カルボン酸及び/又はフェノール、フェノ
ール−ホルムアルデヒド縮合生成物及び硬化剤成分とし
ての無水カルボン酸を含有するエポキシ樹脂である。不
飽和のポリエステル樹脂、アクリレート又はメタクリレ
ート樹脂もそれである。
【0076】塩(Ia)(反応式3参照)は、加熱時に
その分散効果を失い、従って分散の適用に引き続く再乳
化を阻止することができる分散剤として有用である。
【0077】
【実施例】
一般 NMR分析は、Bruker AMR 300 分光計
を用いて実施した。
【0078】FTIR分析は、Bruker/FS 8
8 分光計を用いて実施した。
【0079】元素分析は、Perkin Elmer
Elemental Anlyzer 240 Cを用
いて実施した。
【0080】熱特性及び相転移(ガラス転移温度Tg)
は、DSCの方法(PerkinElmer DSC−
7 、9、16、26、36Kmin−1の昇温率及び
0Kmin−1への外挿)により測定した。
【0081】ダイナモ−メカニカル分析は、長方形50
×6×2mmテスト片を用い、1Hz、2−5Kmin
−1昇温率及び0.3%の振幅で、Rheometri
csSolid Analyzer RSA IIを用
いて実施した。
【0082】平均分子量Mn、Mw及び分子量分布 平
均Mw/平均Mnは、1,2,4−トリクロロベンゼ
ン、135℃及びポリエチレン又はポリプロピレン標準
を包含するゲルパーミエーシヨンクロマトグラフィ(G
PC)の方法で測定した。
【0083】例1 オリゴプロペンの製造 プロペン500gを1リットル鋼製オートクレーブ中に
圧入し、50℃(圧力22バール)に加熱した。1.7
Mトルエン性メチルアルミノキサン溶液26mlを添加
した。次いで、1.7Mトルエン性メチルアルミノキサ
ン溶液4.5ml中に溶かしたビス(シクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロリド50mgを添加した(A
l:Zr=300:1)。オリゴマー化を2時間行な
い、未反応の残留プロペンの放圧除去の後に、液状プロ
ペンオリゴマー450gを生じた。平均Mn=640g
/モル、平均Mw=1600、平均Mw/平均Mn=
2.5 。
【0084】例2 オリゴプロペンのエステル化性カルボニル化 オリゴプロペン80g(平均Mn=640g/モル、
0.13モル)、メタノール12.3g(0.39モ
ル)、ジコバルトオクタカルボニル5.7g(16.7
ミリモル)及び3−ピコリン3.7g(40ミリモル)
を、COの50バールと共に0.3リットルオートクレ
ーブ中に装入し、160℃に加熱し、COで280バー
ルの圧力にした。この反応の間の圧力の低下を、COの
添加により補償した。冷却及び空気流下における酢酸で
のコバルトの抽出の後に、過剰のメタノールを留去して
生成物を単離した。収量:エステル末端オリゴプロペン
84g。
【0085】平均Mn=660、平均Mw/平均Mn=
1.73。
【0086】例3 モノ−N−(2−ヒドロキシエチル)アミド−末端オリ
ゴプロペン アタクチックなメチルエステル末端オリゴプロペン(例
2の)15.8g(24ミリモル)及び2−アミノ−1
−エタノール2.9g(48ミリモル)の混合物を、イ
ルガノックス(Irganox:登録商標)1010
(Ciba Geigy)0.04g(0.1重量%)
の存在下に、24時間170℃に加熱した。全般的に、
混合物からメタノールを連続的に留去し、引き続き、残
留2−アミノ−1−エタノールをオイルポンプ真空下に
除去すると、モノ−N−(2−ヒドロキシエチル)アミ
ド末端オリゴプロペン16.4g(98%)が残った。
【0087】
【外1】
【0088】例4 モノ(1,3−オキサゾリン−2−イル)−末端オリゴ
プロペン(PP−OXA) モノ−N−(2−ヒドロキシエチル)アミド−末端オリ
ゴプロペン(例3に記載のように製造)40g及びチタ
ニウム(IV)n−ブトキシド0.16g(0.48ミ
リモル)の混合物をオイルポンプ真空下に180℃で2
4時間加熱し、反応生成物を失活されたシリカゲル(シ
リカゲル100g+水40g)を通して濾過した。
【0089】収量:14.2g。
【0090】
【外2】
【0091】例5 カチオン性開環重合によるポリ[N−オリゴプロペン−
1−カルボニルエチレンイミン](PP−PEI櫛形ポ
リマー) PP−OXA(例4)1.0g(1.43ミリモル)及
び4−ニトロベンゼンスルホン酸メチル6.3mg
(0.029ミリモル)の混合物を、200℃で10分
間加熱し、次いでクロロホルム中に溶かし、希重炭酸ナ
トリウム溶液で抽出し、乾燥させ、溶剤をオイルポンプ
真空下に蒸発させた。0.96g(96%) 計算値(実測値):
【0092】
【外3】
【0093】例6 ポリ(エテン−コ−メタクリル酸)とPP−OXAとの
反応による櫛形ポリマーポリ(エテン−コ−メタクリル
酸)(メタクリル酸含有率3モル%)2.0g、PP−
OXA(例4)1.41g(2.02ミリモル)及びイ
ルガノックス1010 3.4g(0.1重量%)の混
合物を、220℃に15分間加熱した。このポリマーを
クロロホルム中に溶かし、ジエチルエーテルで沈殿さ
せ、オイルポンプ真空下に乾燥させた:白色ポリマー
3.3g(96%)。
【0094】(C32[C10NO(C
15]の元素分析 計算値(実測値):
【0095】
【外4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 73/00 NTB C08G 73/00 NTB 81/02 NUV 81/02 NUV (72)発明者 アルトゥール ヘーン ドイツ連邦共和国 キルヒハイム オーベ ラー ヴァルトヴェーク 17 (72)発明者 ロルフ ミュールハウプト ドイツ連邦共和国 フライブルク フェル ディナント−コプフ−シュトラーセ 9 (72)発明者 クリストフ ヴェールナー ドイツ連邦共和国 フォークツブルク ヒ ルシュシュトラーセ 4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造(I) 【化1】 [式中、Aは、オレフィン系不飽和C〜C20−炭化
    水素から誘導されたポリマー又はオリゴマー基であり、
    基Rは、同一又は異なるもので、次のものを意味する:
    水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アリー
    ル、C〜C−シクロアルキル]の2−オキサゾリニ
    ル末端基1個又は2個を有するオレフィン系不飽和C
    〜C20−炭化水素のポリマー及びオリゴマー。
  2. 【請求項2】 オレフィン系不飽和C〜C20−炭化
    水素のオリゴマー化又は重合、1個の末端エステル基又
    は2個の末端エステル基でのオリゴマー又はポリマー連
    鎖の変性、及び引き続くルイス酸触媒作用下での2−ア
    ミノ−1−アルコールとの閉環反応による、請求項1に
    記載のような構造(I)のポリマー及びオリゴマーの製
    法。
JP8202207A 1995-08-01 1996-07-31 オレフィン系不飽和c2〜c20−炭化水素のポリマー及びオリゴマー及びそれらの製法 Withdrawn JPH09118714A (ja)

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EP0757062A3 (de) 1997-07-02
DE59604480D1 (de) 2000-03-30
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