JPH0911862A - ワイパーブレードゴム - Google Patents

ワイパーブレードゴム

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Publication number
JPH0911862A
JPH0911862A JP7191267A JP19126795A JPH0911862A JP H0911862 A JPH0911862 A JP H0911862A JP 7191267 A JP7191267 A JP 7191267A JP 19126795 A JP19126795 A JP 19126795A JP H0911862 A JPH0911862 A JP H0911862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
blade rubber
yoke
glass surface
secondary lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP7191267A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kunisawa
俊雄 国澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Fukoku Co Ltd
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Publication of JPH0911862A publication Critical patent/JPH0911862A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパーブレードゴムのリップ部の倒れ込み
を一定にし、シャープエッジでガラス面を払拭し、しか
も、オートストップの状態でガラス面への貼りつきをな
くすものである。 【構成】 バーテブラを取付けるための取付け溝部12
Aと、セカンダリレバーおよびヨークの握持部がそれぞ
れ係合する握持溝部12Bと、ネック部12Cと、ショ
ルダ部12Dと、ガラス面を払拭するリップ部12Eと
が一体的に形成される長尺状のワイパーブレードゴム1
2において、上記セカンダリレバーおよびヨークのそれ
ぞれの握持部に対応する位置のショルダ部12Dに、突
起部12F1,12F2・・12F6を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などのフロント
ガラスなどに当接して雨水などを払拭するワイパーブレ
ードゴムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、ワイパーは、雨天走行時などに、
自動車などのフロントガラスなどに付着する雨水などを
払拭するものである。図9は従来のワイパーの構成を示
す斜視図である。図において、1は揺動アームであり、
この揺動アーム1は図示せぬモータによって往復動作す
る。2はクリップ、3はワイパーブレード金具であり、
このワイパーブレード金具3はプライマリレバー4、2
個のセカンダリレバー5および2個のヨーク6から構成
される。この構成の場合、このプライマリレバー4のほ
ぼ中央部がクリップ2を介して揺動アーム1の先端部に
取り付けられる。そして、このプライマリレバー4の両
端部にはそれぞれセカンダリレバー5が軸連結され、さ
らに、このセカンダリレバー5のそれぞれの一端部には
ヨーク6が軸連結されている。
【0003】7はバーテブラ、8はワイパーブレードゴ
ムであり、このワイパーブレードゴム8はその詳細な断
面を図10に示すように、バーテブラ取付け溝部8A、
セカンダリレバーおよびヨーク握持溝部8B、ネック部
8C、ショルダ部8Dおよびリップ部8Eから構成され
る。なお、図11(A)において、9Aおよび9Fは各
セカンダリレバー5の一端に形成した握持部であり、9
B〜9Eは各ヨーク6の両端に形成した握持部である。
10A〜10Fは握持部9A〜9Fにおけるワイパーブ
レードゴム8の位置を示す。図11(B)はワイパーブ
レードゴム8の位置10A〜10Fとフロントガラス1
1(図12、図13参照)への押圧力の関係を示す。
【0004】この図11(A)および図11(B)によ
り、ワイパーブレードゴム8の位置10A〜10Fは、
その他の位置に比べて、フロントガラス11への押圧力
が大きい。このため、ワイパーブレードゴム8の位置1
0A〜10Fでは、図12に示すように、リップ部8E
の倒れ込みが大きくなり、倒れ角(フロントガラス11
の面とリップ部8Eの間の倒れ込みの角度)は小さく、
フロントガラス11とは幅D1で接触する。また、ワイ
パーブレードゴム8の位置10A〜10Fを除く、その
他の位置では、図13に示すように、リップ部8Eの倒
れ込みが小さくなり、倒れ角(フロントガラス11の面
とリップ部8Eの間の倒れ込みの角度)は大きく、フロ
ントガラス11とは幅D2(幅D2<幅D1)で接触す
る。したがって、ワイパーブレードゴム8の位置とその
倒れ角の関係を図11(C)に示すことができる。
【0005】次に、上記構成のワイパーブレードゴムの
組み立てについて説明する。まず、図示せぬモータによ
って往復動作する揺動アーム1の先端部に、クリップ2
を介してプライマリレバー4のほぼ中央部を軸連結す
る。このプライマリレバー4の両端部に、セカンダリレ
バー5のほぼ2/3部分を軸連結する。この各セカンダ
リレバー5の一端部に、ヨーク6のほぼ中央部を軸連結
する。そして、ワイパーブレードゴム8のバーテブラ取
付け溝部8Aにバーテブラ7を挿入したのち、セカンダ
リレバーおよびヨーク握持溝部8Bに各セカンダリレバ
ー5の一方の握持部9A,9Fおよびヨーク6の各一端
の握持部9B〜9Eを係合させて、組み立てを完了す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイパーブレードゴムは、図11(A)および図11
(B)に示すように、ワイパーブレードゴム8の位置1
0A〜10Fはその他の位置に比べて、フロントガラス
への押圧力が大きいため、図12に示すリップ部8Eの
倒れ込みが大きくなり、リップ部8Eのシャープエッジ
でガラス面を払拭することができない。しかも、フロン
トガラスへの押圧力が大きく、リップ部8Eの倒れ込み
が大きいため、オートストップの状態ではガラス面に貼
りつくという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイパーブ
レードゴムは、バーテブラを取付けるための取付け溝部
と、セカンダリレバーの握持部およびヨークの握持部が
係合する握持溝部と、ネック部と、ショルダ部と、ガラ
ス面を払拭するリップ部とが一体的に形成される長尺状
のワイパーブレードゴムにおいて、上記セカンダリレバ
ーの握持部およびヨークの握持部に対応する位置のショ
ルダ部の一方の面あるいは両面に、突起部を設けたもの
である。
【0008】
【作用】本発明は、ワイパーブレードゴムのリップ部の
倒れ込みを一定にでき、リップ部の先端のシャープエッ
ジでガラス面を払拭することができ、しかも、オートス
トップの状態でもガラス面への貼りつきをなくすことが
できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係るワイパーブレードゴム
の一実施例を示す一部詳細な斜視図であり、図2は握持
部を除く部分におけるワイパーブレードゴムの断面図で
あり、図3は握持部におけるワイパーブレードゴムの断
面図である。図において、12はワイパーブレードゴム
であり、このワイパーブレードゴム12はその詳細な断
面を図2および図3に示すように、バーテブラ取付け溝
部12A、セカンダリレバーおよびヨーク握持溝部12
B、ネック部12C、ショルダ部12D、リップ部12
Eおよび突起部12F1,12F2・・12F6から構
成される。なお、この突起部12F1,12F2・・1
2F6は、握持部9A〜9Fにおけるワイパーブレード
ゴム12のショルダ部12D(図3参照)の一方の面に
形成したものである。
【0010】この構成のワイパーブレードゴムは、図4
(A)および図4(B)に示すように、握持部9A〜9
Fにおけるワイパーブレードゴム12では、その他の部
分に比べて、フロントガラス11(図5および図6参
照)への押圧力が大きいが、リップ部12Eの倒れ込み
が小さくなり、しかも、このリップ部12Eの倒れ角
は、図4(C)に示すようにワイパーブレードゴム12
の全ての位置において一定にすることができる。いいか
えれば、図6に示すように、ワイパーブレードゴム12
の突起部12F1,12F2・・12F6により、ショ
ルダ部12Dが強化され、その下部のリップ部12Eの
倒れ込みが小さくなり、フロントガラス11とは幅D2
で接触する。また、ワイパーブレードゴム12の突起部
12F1,12F2・・12F6を除くその他の位置で
は、図5に示すように、リップ部12Eの倒れ込みが小
さく、フロントガラス11とは幅D2で接触する。
【0011】したがって、ワイパーブレードゴム12の
すべての位置において、リップ部の倒れ込みが一定にな
り、リップ部の先端のシャープエッジでガラス面を払拭
することができ、しかも、オートストップの状態でのガ
ラス面への貼りつきをなくすことができる。なお、上記
構成のワイパーブレードゴムの組み立てについては、従
来のワイパーブレードゴムの組み立てにおいて説明した
と同様に組み立てることはもちろんである。
【0012】また、図7は本発明に係るワイパーブレー
ドゴムの他の実施例を示す一部詳細な斜視図であり、ワ
イパーブレードゴム12の突起部12F1,12F2・
・12F6に対応した位置のセカンダリレバーおよびヨ
ーク握持溝部12Bに切り欠き13A,13B〜を形成
したものを示す。この構成のワイパーブレードゴムにつ
いても、図1〜図6に示すワイパーブレードゴムで説明
したと同様に組み立てることができ、しかも、同様な効
果が期待できることはもちろんである。
【0013】また、図8は本発明に係るワイパーブレー
ドゴムの更に他の実施例を示す断面図であり、ワイパー
ブレードゴム14のショルダ部14Eの一方の面に突起
部14F1,14F2・・14F6を設け、ショルダ部
14Eの他方の面に突起部15F1,15F2・・15
F6を設けたものである。この構成のワイパーブレード
ゴム14についても、図1〜図6、図7に示すワイパー
ブレードゴムで説明したと同様に組み立てることがで
き、しかも、同様な効果が期待できることはもちろんで
あるが、更に、ワイパーのCLOSE払拭動作は上記し
た通りであり、ワイパーのOPEN払拭動作にたいして
も、ショルダ部14Eの他方の面に設けた突起部15F
1,15F2・・15F6により、ワイパーブレードゴ
ム14のフロントガラス11との接触位置のすべての位
置において、リップ部14Eの倒れ込みが一定になり、
リップ部14Eの先端のシャープエッジでガラス面を払
拭することができる。
【0014】また、上記ワイパーブレードゴム12,1
4の突起部は、一例としてワイパーブレード金具との関
係で、6個の突起部(12F1,12F2・・12F
6)を一方の面に、あるいは6個の突起部(12F1,
12F2・・12F6,14F1,14F2・・14F
6)を両面に設けた場合を示したが、これに限定しない
ことはもちろんである。また、上記ワイパーブレードゴ
ム12,14の突起部12F,14F,15Fの形状
は、一例として断面が山形の形状としたが、これに限定
せず、カマボコの形状、飛び箱の形状など、任意の形状
としてもよいことはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るワイパーブレードゴムによれば、ワイパーブレード
ゴムのフロントガラスとの接触位置のすべての位置にお
いて、リップ部の倒れ込みが一定になり、リップ部の先
端のシャープエッジでガラス面を払拭することができ、
しかも、オートストップの状態でのガラス面への貼りつ
きをなくすことができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパーブレードゴムの一実施例
を示す一部詳細な斜視図である。
【図2】図1の突起部のない部分の断面図である。
【図3】図1の突起部のある部分の断面図である。
【図4】図1のワイパーブレードゴムの位置と押圧力の
関係、リップ部の倒れ角の関係を示す図である。
【図5】図1の突起部のない部分のリップ部の倒れ状態
を示す断面図である。
【図6】図1の突起部がある部分のリップ部倒れ状態を
示す断面図である。
【図7】本発明に係るワイパーブレードゴムの他の実施
例を示す一部詳細な斜視図である。
【図8】本発明に係るワイパーブレードゴムの更に他の
実施例を示す断面図である。
【図9】従来のワイパーブレードゴムを備えたワイパー
を示す斜視図である。
【図10】図9のワイパーブレードゴムを示す断面図で
ある。
【図11】図9のワイパー、そのワイパーブレードゴム
の位置と押圧力の関係、およびそのリップ部の倒れ角の
関係を示す図である。
【図12】図9の握持部に対応しない部分のリップ部の
倒れ状態を示す断面図である。
【図13】図9の握持部に対応する部分のリップ部の倒
れ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
12 ワイパーブレードゴム 12F1〜12F6 突起部 13 切り欠き 14 ワイパーブレードゴム 14F1〜14F6 突起部 15F1〜15F6 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーテブラを取付けるための取付け溝部
    と、セカンダリレバーの握持部およびヨークの握持部が
    係合する握持溝部と、ネック部と、ショルダ部と、ガラ
    ス面を払拭するリップ部とが一体的に形成される長尺状
    のワイパーブレードゴムにおいて、 上記セカンダリレバーの握持部およびヨークの握持部に
    対応する位置のショルダ部の一方の面に、突起部を設け
    たことを特徴とするワイパーブレードゴム。
  2. 【請求項2】 バーテブラを取付けるための取付け溝部
    と、セカンダリレバーの握持部およびヨークの握持部が
    係合する握持溝部と、ネック部と、ショルダ部と、ガラ
    ス面を払拭するリップ部とが一体的に形成される長尺状
    のワイパーブレードゴムにおいて、 上記セカンダリレバーの握持部およびヨークの握持部に
    対応する位置のショルダ部の両面に、突起部を設けたこ
    とを特徴とするワイパーブレードゴム。
JP7191267A 1995-07-03 1995-07-03 ワイパーブレードゴム Pending JPH0911862A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6410464B1 (en) 1998-10-02 2002-06-25 3M Innovative Properties Company Hand-tearable tape
JP2007153327A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Adm21 Co Ltd ワイパーブレード
JP2007153324A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Adm21 Co Ltd ワイパーブレード

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