JPH09118155A - パワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造 - Google Patents
パワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造Info
- Publication number
- JPH09118155A JPH09118155A JP28039195A JP28039195A JPH09118155A JP H09118155 A JPH09118155 A JP H09118155A JP 28039195 A JP28039195 A JP 28039195A JP 28039195 A JP28039195 A JP 28039195A JP H09118155 A JPH09118155 A JP H09118155A
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- Japan
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- frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーシート用シートスライダの駆動部品取
付ブラケットを省くことにより部品点数を削減し、取り
付けを容易にすること。 【解決手段】 略Ｕ字状断面を有するフレーム８の両端
を一対のアッパーチャネル６，６に連結し、上記フレー
ム８の前後壁との間に駆動部品１０，１２を挟み込み、
上記フレーム８と上記駆動部品１０，１２とを一体的に
固定した。
付ブラケットを省くことにより部品点数を削減し、取り
付けを容易にすること。 【解決手段】 略Ｕ字状断面を有するフレーム８の両端
を一対のアッパーチャネル６，６に連結し、上記フレー
ム８の前後壁との間に駆動部品１０，１２を挟み込み、
上記フレーム８と上記駆動部品１０，１２とを一体的に
固定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの前後位置
を駆動モータの駆動力により調節できるようにした車両
用パワーシートに関し、さらに詳しくは、駆動モータと
その駆動力をスライドスクリュに伝達するトランスミッ
ション等のシートスライダ駆動部品取付構造に関する。
を駆動モータの駆動力により調節できるようにした車両
用パワーシートに関し、さらに詳しくは、駆動モータと
その駆動力をスライドスクリュに伝達するトランスミッ
ション等のシートスライダ駆動部品取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両用パワーシートにおいて、必要に応
じシートを前後移動させるための駆動力を発生する駆動
モータや、この駆動モータからの駆動力をスライドスク
リュに伝達するトランスミッション等の駆動部品は、通
常シートクッションフレームの一部であるフロントフレ
ームに固定される。
じシートを前後移動させるための駆動力を発生する駆動
モータや、この駆動モータからの駆動力をスライドスク
リュに伝達するトランスミッション等の駆動部品は、通
常シートクッションフレームの一部であるフロントフレ
ームに固定される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動モ
ータあるいはトランスミッション等をフロントフレーム
に直接取り付けることができず、所定の取付ブラケット
及び取付ブラケットをフロントフレームに取り付けるボ
ルト等を必要とするので、部品点数も多く取り付けに時
間を要するという問題があった。
ータあるいはトランスミッション等をフロントフレーム
に直接取り付けることができず、所定の取付ブラケット
及び取付ブラケットをフロントフレームに取り付けるボ
ルト等を必要とするので、部品点数も多く取り付けに時
間を要するという問題があった。
【０００４】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、上記取付ブラケット
を省くことにより部品点数を削減するとともに取り付け
の容易なパワーシート用シートスライダの駆動部品取付
構造を提供することを目的としている。
題点に鑑みてなされたものであり、上記取付ブラケット
を省くことにより部品点数を削減するとともに取り付け
の容易なパワーシート用シートスライダの駆動部品取付
構造を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項１に記載の発明は、車両前後
方向に延在し車体に固定された一対のロワチャネルと、
各ロワチャネルに固定されたスライドナットと、上記一
対のロワチャネルのそれぞれに摺動自在に取り付けられ
た一対のアッパーチャネルと、各アッパーチャネルに回
動自在に取り付けられ上記スライドナットと螺合するス
ライドスクリュと、該スライドスクリュを駆動する駆動
部品とを有するパワーシート用シートスライダにおい
て、略Ｕ字状断面を有するフレームの両端を上記一対の
アッパーチャネルに連結し、上記フレームの前後壁との
間に上記駆動部品を挟み込み、上記フレームと上記駆動
部品とを一体的に固定したことを特徴とする。
に、本発明のうちで請求項１に記載の発明は、車両前後
方向に延在し車体に固定された一対のロワチャネルと、
各ロワチャネルに固定されたスライドナットと、上記一
対のロワチャネルのそれぞれに摺動自在に取り付けられ
た一対のアッパーチャネルと、各アッパーチャネルに回
動自在に取り付けられ上記スライドナットと螺合するス
ライドスクリュと、該スライドスクリュを駆動する駆動
部品とを有するパワーシート用シートスライダにおい
て、略Ｕ字状断面を有するフレームの両端を上記一対の
アッパーチャネルに連結し、上記フレームの前後壁との
間に上記駆動部品を挟み込み、上記フレームと上記駆動
部品とを一体的に固定したことを特徴とする。
【０００６】また、請求項２に記載の発明は、上記駆動
部品を、駆動モータと、該駆動モータの駆動力を上記ス
ライドスクリュに伝達する一対のトランスミッションで
構成したことを特徴とする。
部品を、駆動モータと、該駆動モータの駆動力を上記ス
ライドスクリュに伝達する一対のトランスミッションで
構成したことを特徴とする。
【０００７】さらに、請求項３に記載の発明は、上記ト
ランスミッションと上記フレームの前後壁との間に弾性
体を介装したことを特徴とする。
ランスミッションと上記フレームの前後壁との間に弾性
体を介装したことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明にかか
るシートスライダの駆動部品取付構造を有する車両用パ
ワーシートのシートフレームを示しており、シートクッ
ションフレーム２と、このシートクッションフレーム２
に揺動自在に取り付けられたシートバックフレーム４と
から成る。
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明にかか
るシートスライダの駆動部品取付構造を有する車両用パ
ワーシートのシートフレームを示しており、シートクッ
ションフレーム２と、このシートクッションフレーム２
に揺動自在に取り付けられたシートバックフレーム４と
から成る。
【０００９】シートクッションフレーム２は、車体に固
定された一対のロワチャネル（図示せず）に摺動自在に
取り付けられるアッパーチャネル６，６を有しており、
このアッパーチャネル６，６やロワチャネル等によりシ
ートスライダは構成されている。
定された一対のロワチャネル（図示せず）に摺動自在に
取り付けられるアッパーチャネル６，６を有しており、
このアッパーチャネル６，６やロワチャネル等によりシ
ートスライダは構成されている。
【００１０】アッパーチャネル６，６の前端には車両幅
方向に延在するフロントフレーム８の両端がそれぞれ螺
着されており、フロントフレーム８の略中央に駆動モー
タ１０が取り付けられる一方、フロントフレーム８の両
端近傍に一対のトランスミッション１２，１２が取り付
けられている。
方向に延在するフロントフレーム８の両端がそれぞれ螺
着されており、フロントフレーム８の略中央に駆動モー
タ１０が取り付けられる一方、フロントフレーム８の両
端近傍に一対のトランスミッション１２，１２が取り付
けられている。
【００１１】図２及び図３に示されるように、フロント
フレーム８は上方を開口した略Ｕ字状断面を有し、駆動
モータ１０はフロントフレーム８の前後壁に挟み込まれ
た状態でフロントフレーム８の下方よりボルト（図示せ
ず）等により固定される。駆動モータ１０には、その駆
動力をトランスミッション１２，１２に伝達するケーブ
ル１４，１４が連結されており、このケーブル（インナ
ーケーブル）１４，１４は通常アウタケーブル（図示せ
ず）により囲繞される。
フレーム８は上方を開口した略Ｕ字状断面を有し、駆動
モータ１０はフロントフレーム８の前後壁に挟み込まれ
た状態でフロントフレーム８の下方よりボルト（図示せ
ず）等により固定される。駆動モータ１０には、その駆
動力をトランスミッション１２，１２に伝達するケーブ
ル１４，１４が連結されており、このケーブル（インナ
ーケーブル）１４，１４は通常アウタケーブル（図示せ
ず）により囲繞される。
【００１２】ケーブル１４，１４に連結されるトランス
ミッション１２，１２は略直方体形状で、そのケーシン
グ１２ａは前後二つ割の二つのケーシングハーフから構
成され、各ケーシングハーフは同一形状を有している。
ケーシング１２ａの車両長手方向の長さＬ１はフロント
フレーム８の内壁間隔Ｌ２より多少短く設定されてお
り、ケーシング１２ａの前後とフロントフレーム８との
間にはラバー等の平板状弾性体１６，１６が介装せしめ
られ、ケーシング１２ａは弾性体１６，１６とともにフ
ロントフレーム８の対向する前後壁に挟み込まれた状態
で一体的にボルト１８，１８により固定される。
ミッション１２，１２は略直方体形状で、そのケーシン
グ１２ａは前後二つ割の二つのケーシングハーフから構
成され、各ケーシングハーフは同一形状を有している。
ケーシング１２ａの車両長手方向の長さＬ１はフロント
フレーム８の内壁間隔Ｌ２より多少短く設定されてお
り、ケーシング１２ａの前後とフロントフレーム８との
間にはラバー等の平板状弾性体１６，１６が介装せしめ
られ、ケーシング１２ａは弾性体１６，１６とともにフ
ロントフレーム８の対向する前後壁に挟み込まれた状態
で一体的にボルト１８，１８により固定される。
【００１３】トランスミッション１２，１２には後方に
延びるスライドスクリュ２０，２０が連結され、スライ
ドスクリュ２０，２０は、ロワチャネルに固定されたス
ライドナット２２，２２に螺合せしめられている。
延びるスライドスクリュ２０，２０が連結され、スライ
ドスクリュ２０，２０は、ロワチャネルに固定されたス
ライドナット２２，２２に螺合せしめられている。
【００１４】上記構成のパワーシート用シートスライダ
の作用を以下説明する。パワーシートの場合、駆動モー
タ１０を駆動しないかぎり、アッパーチャネル６は対応
するロワチャネルに通常ロックされている。シートの前
後位置を調節したい場合には、スイッチ（図示せず）を
操作することにより駆動モータ１０が駆動され、その駆
動力がケーブル１４，１４を介してトランスミッション
１２，１２に伝達される。
の作用を以下説明する。パワーシートの場合、駆動モー
タ１０を駆動しないかぎり、アッパーチャネル６は対応
するロワチャネルに通常ロックされている。シートの前
後位置を調節したい場合には、スイッチ（図示せず）を
操作することにより駆動モータ１０が駆動され、その駆
動力がケーブル１４，１４を介してトランスミッション
１２，１２に伝達される。
【００１５】トランスミッション１２，１２に伝達され
た駆動モータ１０の駆動力は、さらにスライドスクリュ
２０，２０に伝達され、スライドスクリュ２０，２０が
回転するが、スライドスクリュ２０，２０はロワチャネ
ルに固定されたスライドナット２２，２２と螺合してい
るので、アッパーチャネル６がロワチャネルに対し前後
方向に摺動する。
た駆動モータ１０の駆動力は、さらにスライドスクリュ
２０，２０に伝達され、スライドスクリュ２０，２０が
回転するが、スライドスクリュ２０，２０はロワチャネ
ルに固定されたスライドナット２２，２２と螺合してい
るので、アッパーチャネル６がロワチャネルに対し前後
方向に摺動する。
【００１６】その結果、シートが前後方向に移動するの
で、任意の位置でスイッチの操作を解除することにより
シートの前後位置調節は完了する。
で、任意の位置でスイッチの操作を解除することにより
シートの前後位置調節は完了する。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項１に記載の発明によれば、略Ｕ字状
断面を有するフレームの両端を一対のアッパーチャネル
に連結し、上記フレームの前後壁との間にシートスライ
ダの駆動部品を挟み込み、上記フレームと上記駆動部品
とを一体的に固定するようにしたので、従来必要であっ
た取付ブラケット等が不要になるとともに駆動部品の取
り付けが容易になる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項１に記載の発明によれば、略Ｕ字状
断面を有するフレームの両端を一対のアッパーチャネル
に連結し、上記フレームの前後壁との間にシートスライ
ダの駆動部品を挟み込み、上記フレームと上記駆動部品
とを一体的に固定するようにしたので、従来必要であっ
た取付ブラケット等が不要になるとともに駆動部品の取
り付けが容易になる。
【００１８】また、請求項２に記載の発明によれば、上
記駆動部品が、駆動モータと、該駆動モータの駆動力を
スライドスクリュに伝達する一対のトランスミッション
で構成されているので、駆動モータ及びトランスミッシ
ョン用ブラケットが不要となり、その取り付けが容易で
ある。
記駆動部品が、駆動モータと、該駆動モータの駆動力を
スライドスクリュに伝達する一対のトランスミッション
で構成されているので、駆動モータ及びトランスミッシ
ョン用ブラケットが不要となり、その取り付けが容易で
ある。
【００１９】さらに、請求項３に記載の発明によれば、
上記トランスミッションと上記フレームの前後壁との間
に弾性体を介装したので、異音、ガタが弾性体で吸収さ
れるとともに、フレームの寸法精度を上げる必要がない
ばかりか、トランスミッションの調整が不要になる。
上記トランスミッションと上記フレームの前後壁との間
に弾性体を介装したので、異音、ガタが弾性体で吸収さ
れるとともに、フレームの寸法精度を上げる必要がない
ばかりか、トランスミッションの調整が不要になる。
【図１】 本発明にかかるパワーシート用シートスライ
ダの駆動部品取付構造を有するシートフレームの斜視図
である。
ダの駆動部品取付構造を有するシートフレームの斜視図
である。
【図２】 本発明にかかるパワーシート用シートスライ
ダの駆動部品取付構造を示す部分斜視図である。
ダの駆動部品取付構造を示す部分斜視図である。
【図３】 図２における線III−IIIに沿った断面図であ
る。
る。
２ シートクッションフレーム ４ シートバックフレーム ６ アッパーチャネル ８ フロントフレーム １０ 駆動モータ １２ トランスミッション １２ａ ケーシング １６ 弾性体 ２０ スライドスクリュ ２２ スライドナット
Claims (3)
- 【請求項１】 車両前後方向に延在し車体に固定された
一対のロワチャネルと、各ロワチャネルに固定されたス
ライドナットと、上記一対のロワチャネルのそれぞれに
摺動自在に取り付けられた一対のアッパーチャネルと、
各アッパーチャネルに回動自在に取り付けられ上記スラ
イドナットと螺合するスライドスクリュと、該スライド
スクリュを駆動する駆動部品とを有するパワーシート用
シートスライダにおいて、 略Ｕ字状断面を有するフレームの両端を上記一対のアッ
パーチャネルに連結し、上記フレームの前後壁との間に
上記駆動部品を挟み込み、上記フレームと上記駆動部品
とを一体的に固定したことを特徴とするパワーシート用
シートスライダの駆動部品取付構造。 - 【請求項２】 上記駆動部品が、駆動モータと、該駆動
モータの駆動力を上記スライドスクリュに伝達する一対
のトランスミッションである請求項１に記載のパワーシ
ート用シートスライダの駆動部品取付構造。 - 【請求項３】 上記トランスミッションと上記フレーム
の前後壁との間に弾性体を介装した請求項２に記載のパ
ワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28039195A JPH09118155A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28039195A JPH09118155A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09118155A true JPH09118155A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17624378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28039195A Pending JPH09118155A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パワーシート用シートスライダの駆動部品取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09118155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8128051B2 (en) | 2008-08-26 | 2012-03-06 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat sliding apparatus for vehicle |
| KR101310184B1 (ko) * | 2008-10-03 | 2013-09-24 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 모터 마운트 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28039195A patent/JPH09118155A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8128051B2 (en) | 2008-08-26 | 2012-03-06 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat sliding apparatus for vehicle |
| KR101310184B1 (ko) * | 2008-10-03 | 2013-09-24 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 모터 마운트 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050714 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |