JPH09118130A - 自動車の遮光具 - Google Patents

自動車の遮光具

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JPH09118130A
JPH09118130A JP29902995A JP29902995A JPH09118130A JP H09118130 A JPH09118130 A JP H09118130A JP 29902995 A JP29902995 A JP 29902995A JP 29902995 A JP29902995 A JP 29902995A JP H09118130 A JPH09118130 A JP H09118130A
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window
plate
glass
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JP29902995A
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English (en)
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Tokuo Shintani
徳雄 新谷
Yoshiteru Kikuchi
好輝 菊池
Kenichi Eto
謙一 衛藤
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OGAWA TENTO KK
Ogawa Tent Co Ltd
Honda Access Corp
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OGAWA TENTO KK
Ogawa Tent Co Ltd
Honda Access Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラスに簡単かつ確実に装着されて窓ガラ
スを完全に遮光でき、取り外しも容易にできる自動車の
遮光具を供する。 【解決手段】 自動車の各窓を内側から遮光する遮光具
において、各窓の窓枠に合わせた形状の可撓性を有する
樹脂板21と布生地22とを重ね合わせた二重構造とし、窓
ガラスを閉めた状態の窓枠に内側から嵌め込む自動車の
遮光具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の窓を遮光
する遮光具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車に限らず車両の窓の遮光に
は、カーテンが使用されていた。例えば実公昭55−1
949号公報の例がある。しかしカーテンであると、完
全に遮光することはできず、どうしても光が漏れ、内外
の視線を完全に遮ることはできない。
【0003】また車室内にカーテンを吊るすカーテンレ
ール状の構造物が必要であり、予め取り付けられていな
い場合は、取り付けが面倒であるとともに、見栄え良く
取り付けるとなると構造上も工夫が必要とされる。
【0004】そこでプラスチックパネルに吸着盤を装着
した遮光板の例(実開昭55−71917号公報)が提
案されている。プラスチックパネルは窓ガラスの輪郭形
状に略相応させた有色透明の比較的薄い板であり、自動
車の窓ガラスに吸着盤により着脱自在に取り付けられ
る。
【0005】該遮光板は、有色透明であることからも走
行中車室内の乗員が直射日光等で眩しくないように取り
付けられるもので、それも吸着盤で取り付けられること
からもフロントガラスやリヤガラスには用いられず、ド
アガラスに取り付けられるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように同例の遮光
板は、比較的面積の小さいドアガラスであっても取り付
けるためには吸着盤を必要とし、しかも各隅角部に設け
るとして少なくとも4個の吸着盤が必要とされる。
【0007】また遮光板は吸着盤の吸着力のみによって
支持されるので、ドアガラスの表面が汚れていたりする
と、吸着力が落ち遮光板の重量を支えきれずに落下して
しまうおそれがある。さらに長年の使用で吸着盤が劣化
してくるとやはり吸着力が低下し、遮光板を支えきれず
に落下させることになる。
【0008】そして同例は、あくまでも直射日光の車室
内への進入を抑制しようとするものであり、車室内の光
が外に漏れるのを防止するものではない。すなわちプラ
スチックパネルは有色透明板で透けて車内が見えてしま
う。主にキャンピングカーなどでは、夜車室内で就寝す
ることがあるので、車室内を窺いしれないように車室内
の光が外に漏れないように窓ガラスは全て完全に遮光す
ることが望まれ、フロントガラスやリヤガラスも遮光さ
れることが必要である。
【0009】前記例の遮光板のように吸着盤のみによっ
てガラスに支持させようとすると、フロントガラスのよ
うな広い面積のガラスの場合には多数の吸着盤を必要と
し、しかも遮光板はフロントガラスに車室内側から斜め
に傾斜した姿勢で取り付けられるので、遮光板の重量を
略そのまま支えなければならず吸着盤も強力なものが要
求される。そのために遮光板を取り外す場合に、吸着盤
の吸着を解くのが極めて面倒となる。
【0010】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、窓ガラスに簡単かつ確実に装
着されて窓ガラスを完全に遮光でき、取り外しも容易に
できる自動車の遮光具を供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車の各窓を内側から遮光する遮光具
において、各窓の窓枠に合わせた形状の可撓性を有する
樹脂板と布生地とを重ね合わせた二重構造とし、窓ガラ
スを閉めた状態の窓枠に内側から嵌め込む自動車の遮光
具とした。
【0012】該遮光具は、可撓性を有する樹脂板と布生
地の二重構造の窓枠に合わせた形状をしており、窓ガラ
スを閉めた状態の窓枠に内側から嵌め込むものなので、
窓ガラスに簡単かつ確実に装着され、装着時には窓ガラ
スを完全に遮光でき、単に嵌め込まれているだけなので
取り外しも容易にできる。
【0013】ドアガラス程度の面積の窓ガラスならば別
途補助の支持力なしに樹脂板の弾性力だけで確実に嵌め
込み状態を保持でき吸着盤等を必要としない。また該遮
光具を装着した状態では、外部からは布生地が見え、外
観上も良好で商品性を向上させることがきる。
【0014】前記樹脂板と布生地の周縁部を帯部材で覆
い、同帯部材を前記樹脂板および布生地とともに縫合し
た請求項1記載の自動車の遮光具とすることで、樹脂板
と布生地の合わせ周縁部を帯部材で隠して商品性を良く
し、着脱時に樹脂板や布生地を直接傷付けたり破損した
りするのを防止することができる。また該遮光具を窓枠
に嵌める場合でも、窓枠に沿った僅かな隙間も帯部材が
塞いで遮光を完全にすることができる。
【0015】前記遮光具の室内側表面に沿って対向する
帯部材間に可撓性を有する支持棒を少なくとも1本架設
した請求項2記載の自動車の遮光具とすることで、該遮
光具の窓枠への嵌め込みは可撓性を有する樹脂板の弾性
力で支持されるが、さらに支持棒によっても補助されて
遮光具の装着を確実なものとすることができる。なお支
持棒は上辺と下辺の帯部材間または左辺と右辺の帯部材
間に架設され、支持棒の端部は帯部材に達するかまたは
近くに延在すればよい。
【0016】前記遮光具の室外側の窓ガラスと対向する
面に吸着盤を、少なくとも1個設けた請求項2または請
求項3記載の自動車の遮光具とすることで、樹脂板の弾
性力による支持に加え、吸着盤の吸着力が遮光具を支え
るので、遮光具の装着を確実なものとすることができ
る。特にフロントガラスやリヤガラスのように面積の広
い窓ガラスに適している。
【0017】前記吸着盤は、その裏側に突出した取付部
を前記樹脂板と布生地とを貫通させて前記支持棒に取り
付けて設けられた請求項4記載の自動車の遮光具とする
ことで、樹脂板の弾性力による支持に加え、支持棒の弾
性力および吸着盤の吸着力が遮光具を支えるので、遮光
具の装着をより一層確実なものとすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図8に図示し説明する。図1は、本実
施の形態に係るキャンピング用の自動車1の全体外観図
である。ワゴンタイプの自動四輪車であるが、ルーフ7
が改造されていて図1に示すように上方に持ち上げられ
てテント8が形成されるようになっている。
【0019】このような自動車1の窓ガラスには、フロ
ントウインドガラス2,テールゲートウインドガラス
3,そして左右のフロントドアガラス4,リヤドアガラ
ス5,クォータガラス6の計8枚があり、各窓ガラスに
それぞれ遮光具が用意されている。
【0020】遮光具としては2種類あり、フロントドア
ガラス4,リヤドアガラス5,クォータガラス6の比較
的面積が小さく略垂直姿勢にある窓ガラス用の遮光具
と、フロントウインドガラス2,テールゲートウインド
ガラス3の比較的面積が大きく斜めに傾斜した姿勢にあ
る窓ガラス用の遮光具である。
【0021】まず前者の例としてフロントドアガラス4
用の遮光具20について図2ないし図5に基づき説明す
る。フロントドア10の上半部の窓枠11と略同じ大きさ同
じ形状で、厚さ1.02mmの可撓性のあるPE製またはPV
C製のプラスチック板21にやはり同形状に切り取られた
布生地22を重ね合わせて二重構造とし、その周縁合わせ
部を帯布23が折り返すようにして挟んで一周に亘って覆
い、プラスチック板21と布生地22をその周縁部において
帯布23とともに一体に縫い糸24により縫合する。なおプ
ラスチック板21は、およそ0.5 〜2.0mm の厚さであるな
ら適用可能であるが、好ましくは0.8 〜1.2mm の厚さが
適当である。
【0022】こうして形成された遮光具20は、図2およ
び図3に示すようにフロントドア10の窓枠11と略同サイ
ズ同形状をなし、プラスチック板21により可撓性を有し
て変形すると弾性による復元力を生じる。
【0023】図4は、該遮光具20をフロントドア10の窓
枠11に嵌め込む様子を示した断面図である。フロントド
ア10のアウタパネル10aとインナパネル10bとの間の上
端縁の間隙には左右にウェザストリップ12a,12bが取
り付けられており、同ウェザストリップ12a,12b間を
フロントドアガラス4が出没し昇降するようになってい
る。なおウェザストリップ12a,12bは塩化ビニルやゴ
ムなどにナイロンを植毛して雨水や埃の侵入を防ぎドア
ガラスの昇降時の振動を防止している。
【0024】一方窓枠11の方は、内周縁にランチャンネ
ル13が周設されており、同ランチャンネル13は、チャン
ネル状の塩化ビニルに植毛を施したもので、フロントド
アガラス4を上昇させて窓を閉じたとき、フロントドア
ガラス4の端縁がランチャンネル13に嵌入され保持され
る。
【0025】このような窓枠11に遮光具20を嵌め込む場
合、フロントドアガラス4は閉じた状態とし、図4に示
すように車室内側から遮光具20をまず窓枠11の上下のラ
ンチャンネル13とウェザストリップ12bの間に嵌合させ
る。フロントドアガラス4はいくらか外側に湾曲してお
り、これに対し上下辺を嵌合された遮光具20は逆に内側
に湾曲している。
【0026】そして遮光具20の中央付近を外方向に押し
てやれば、遮光具20の上下辺がランチャンネル13とウェ
ザストリップ12bを若干押し広げ、今まで内側に湾曲し
ていた遮光具20は変形して逆に外側に湾曲し、図5に示
すようにフロントドアガラス4の内面に沿って窓枠11に
隙間なく嵌め込まれる。
【0027】遮光具20自体の湾曲変形による弾性力およ
び周縁のランチャンネル13とウェザストリップ12bによ
る弾性力も働いて、遮光具20は確実に保持される。フロ
ントドアガラス4が比較的面積が小さくかつ略垂直に近
い姿勢であって、これに沿って遮光具20が嵌合支持され
るので、遮光具20自体の重量が保持状態を維持するのに
直接影響しないことも確実な保持を可能にしている。
【0028】このように遮光具20は嵌め込み式で簡単に
着脱でき、プラスチック板21と布生地22の二重構造で遮
光具20自体光を通さず窓枠11に隙間なく嵌合されるの
で、完全に遮光することができ、外から車室内を窺われ
ることを防止でき、夜車室内で安心して寝ることができ
る。また外からは布生地22が見えるので、外観的に良好
で商品性に優れている。
【0029】遮光具20自体プラスチック板21と布生地22
の合わせ周縁部を帯布23で覆って外観を良くしており、
また帯布23は遮光具20の着脱時にプラスチック板21や布
生地22を直接傷つけたり破損したりするのを防止するこ
とができる。さらに遮光具20を窓枠11へ嵌め込んだ場
合、遮光具20の周縁の帯布23により窓枠11に沿った僅か
な隙間も閉塞されて遮光を完全なものとすることができ
る。
【0030】フロントドアガラス4のほかリヤドアガラ
ス5,クォータガラス6の比較的面積が小さく略垂直姿
勢にある窓ガラスにも同様の構造の遮光具が用いられ
る。なお本自動車1は、窓枠を有するドアを備えるもの
であったが、サッシレスドアであっても同種の遮光具を
適用することが可能である。すなわちサッシレスドアの
車体側のドアガラス端縁の当たる部分に設けられるウェ
ザストリップが前記窓枠の内周のランチャンネルの代わ
りとなるだけである。
【0031】次にフロントウインドガラス2に装着する
遮光具40について図6ないし図8に基づき説明する。フ
ロントウインドガラス2は、面積が広くかつ斜めに傾斜
しているので、フロントウインドガラス2の内面に沿っ
て装着しようとする遮光具40は、その自らの重量を支え
なければならず補助が必要となる。
【0032】図6は、該遮光具40の内側から見た後面図
であり、図7はその断面図である。フロントウインドガ
ラス2の窓枠31と略同じ大きさ同じ形状の可撓性のある
PE製またはPVC製のプラスチック板41にやはり同形
状の布生地42をかさね合わせた二重構造とし、その周縁
合わせ部を帯布43が覆い、プラスチック板41と布生地42
をその周縁部において帯布43とともに一体に縫い糸44に
より縫合する。
【0033】そして車室内側となるプラスチック板41の
内面に沿って縦方向同軸に指向して上下に短尺のバテン
ポケット45と長尺のバテンポケット46が、中央とその左
右所定位置にそれぞれ3条ずつ取り付けられている。上
側のバテンポケット45は、上端が帯布43と重なり、その
上端と左右側部が縫い糸47でプラスチック板41と布生地
42とともに縫合され、下端のみが開口したポケットを形
成している。
【0034】一方下側のバテンポケット46は、下端が帯
布43と重なり、その下端と左右側部が縫い糸48でプラス
チック板41と布生地42とともに縫合され、上端のみが開
口したポケットを形成している。この上下のバテンポケ
ット45,46に、可撓性のあるFRP製の支持棒50がそれ
ぞれ上下を挿入されて取り付けられる。
【0035】支持棒50の上下端は、上下の帯布43に達し
ている。なお該支持棒50は、帯布43に達していなくても
近くまで延在している状態でも効果がある。そして同支
持棒50の上下のバテンポケット45,46間の露出した部分
に吸着盤51の円柱状基部51aが固着されている。吸着盤
51は、支持棒50に固着される円柱状基部51aが前方向に
延びプラスチック板41と布生地42とを貫通して布生地42
の表面に沿って吸着面51bを展開している。
【0036】本遮光具40は、以上のような構造をしてお
り、フロントウインドガラス2の窓枠31に嵌め込むと図
8のようになる。車体30に形成された窓枠31の内周に
は、ウェザストリップ32が周設されており、本遮光具40
も嵌め込み式で、まず上下辺を窓枠31の上下のウェザス
トリップ32に嵌合し、次いで中央部を支持棒50とともに
前方フロントウインドガラス2側に押してその内面に沿
わせるように湾曲させ、3個の吸着盤51をフロントウイ
ンドガラス2に吸着させれば装着は完了するので、装着
が簡単であり、外すときも3個の吸着盤51のそれ程強力
でない吸着を解除し支持棒50を中央部を掴んで引けば簡
単に外すことができる。
【0037】遮光具40は、ウェザストリップ32に遮光具
40の周縁の帯布43が押圧される形で嵌め込まれ、プラス
チック板41および布生地42は緩やかに湾曲したフロント
ウインドガラス2の内面に沿って湾曲し、また3本の支
持棒50が同じように湾曲して上下のウェザストリップ32
間に架設され、各支持棒50の取り付けられた吸着盤51が
その吸着面51bをフロントウインドガラス2の内面に吸
着されている。
【0038】したがってフロントウインドガラス2の窓
枠31に嵌め込まれた遮光具40は、プラスチック板41の湾
曲変形に基づく弾性力により保持されるとともに架設さ
れた支持棒50が途中を吸着盤51によりフロントウインド
ガラス2に吸着されて湾曲形状を維持されてプラスチッ
ク板41を下から支えている。
【0039】以上の保持構造から面積が広く傾斜した姿
勢であっても遮光具40は自らの重力による落下を防止さ
れて確実に保持される。吸着盤51だけで保持しているわ
けではないので、吸着力もそれ程大きなものを必要とせ
ずフロントウインドガラス2の表面が汚れていたり埃が
あってもある程度吸着すれば十分である。
【0040】この遮光具40もフロントウインドガラス2
の窓枠31に嵌め込まれると、完全に遮光して車室内の光
を外に漏らさない。外からは布生地42が見え外観上も良
好である。この種の構造の遮光具はフロントウインドガ
ラス2のほか面積の広いテールゲートウインドガラス3
に適用される。
【0041】このようにして全ての窓ガラスに遮光具が
嵌め込まれると、車室内と外とは完全に遮光され、特に
室内の光が漏れることがないので、内部を窺われること
がなく安心して就寝できる。
【0042】なお遮光具40は、その吸着盤51を支持棒50
に取り付けていたが、直接プラスチック板41に取り付け
るようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の遮光具は、可撓性を有する樹脂
板と布生地の二重構造の窓枠に合わせた形状をしてお
り、窓ガラスを閉めた状態の窓枠に内側から嵌め込むも
のなので、窓ガラスに簡単かつ確実に装着され、装着時
には窓ガラスを完全に遮光でき車室内を窺われることが
防止できる。また遮光具は単に嵌め込まれているだけな
ので、取り外しも容易にできる。
【0044】自動車のドアガラス程度の面積の窓ガラス
ならば別途補助の支持力なしに樹脂板の弾性力だけで確
実に装着でき吸着盤等を必要としない。また該遮光具を
装着した状態では、外部からは布生地が見え、外観上優
れたものにすることができ商品性を向上させることがき
る。
【0045】樹脂板と布生地の周縁部を帯部材で覆い、
同帯部材を前記樹脂板および布生地とともに縫合した遮
光具とすることで、樹脂板と布生地の合わせ周縁部を帯
部材で隠して商品性を良くし、着脱時に樹脂板や布生地
を直接傷付けたり破損したりするのを防止することがで
きる。また該遮光具を窓枠に嵌める場合でも、窓枠に沿
った僅かな隙間も帯部材が塞いで遮光を完全にすること
ができる。
【0046】遮光具の室内側表面に沿って上辺と下辺の
帯部材間に可撓性を有する支持棒を少なくとも1本架設
した遮光具とすることで、該遮光具の窓枠への嵌め込み
は可撓性を有する樹脂板の弾性力で支持されるが、さら
に支持棒によっても補助されて遮光具の装着を確実なも
のとすることができる。
【0047】遮光具の室外側の窓ガラスと対向する面に
吸着盤を、少なくとも1個設けた遮光具とすることで、
樹脂板の弾性力による支持に加え、吸着盤の吸着力が遮
光具を支えるので、遮光具の装着を確実なものとするこ
とができる。特にフロントガラスやリヤガラスのように
面積の広い窓ガラスに適している。
【0048】吸着盤は、その裏側に突出した取付部を樹
脂板と布生地とを貫通させて支持棒に取り付けて設けら
れた遮光具とすることで、樹脂板の弾性力による支持に
加え、支持棒の弾性力および吸着盤の吸着力が遮光具を
支えるので、遮光具の装着をより一層確実なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動車の外観図で
ある。
【図2】フロントドアガラス用の遮光具の側面図であ
る。
【図3】図2においてII−II線で截断した断面図であ
る。
【図4】同遮光具を嵌め込む様子を示した断面図であ
る。
【図5】同嵌め込まれた状態を示す断面図である。
【図6】フロントウインドガラス用の遮光具の側面図で
ある。
【図7】図6においてVII −VII 線で截断した断面図で
ある。
【図8】同遮光具の嵌め込まれた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…自動車、2…フロントウインドガラス、3…テール
ゲートウインドガラス、4…フロントドアガラス、5…
リヤドアガラス、6…クォータガラス、7…ルフ、8…
テント、10…フロントドア、11…窓枠、12a,12b…ウ
ェザストリップ、13…ランチャンネル 20…遮光具、21…プラスチック板、22…布生地、23…帯
布、24…縫い糸、30…車体、31…窓枠、32…ウェザスト
リップ、40…遮光具、41…プラスチック板、42…布生
地、43…帯布、44…縫い糸、45,46…バテンポケット、
48…縫い糸、50…支持棒、51…吸着盤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の各窓を内側から遮光する遮光具
    において、 各窓の窓枠に合わせた形状の可撓性を有する樹脂板と布
    生地とを重ね合わせた二重構造とし、 窓ガラスを閉めた状態の窓枠に内側から嵌め込むことを
    特徴とする自動車の遮光具。
  2. 【請求項2】 前記樹脂板と布生地の周縁部を帯部材で
    覆い、 同帯部材を前記樹脂板および布生地とともに縫合したこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車の遮光具。
  3. 【請求項3】 前記遮光具の室内側表面に沿って対向す
    る帯部材間に可撓性を有する支持棒を少なくとも1本架
    設したことを特徴とする請求項2記載の自動車の遮光
    具。
  4. 【請求項4】 前記遮光具の室外側の窓ガラスと対向す
    る面に吸着盤を、少なくとも1個設けたことを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載の自動車の遮光具。
  5. 【請求項5】 前記吸着盤は、その裏側に突出した取付
    部を前記樹脂板と布生地とを貫通させて前記支持棒に取
    り付けて設けられたことを特徴とする請求項4記載の自
    動車の遮光具。
JP29902995A 1995-10-24 1995-10-24 自動車の遮光具 Pending JPH09118130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020203630A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 株式会社タチエス 車両用シート
WO2023206014A1 (zh) * 2022-04-25 2023-11-02 浙江吉利控股集团有限公司 一种车用柱外饰板、车身密封结构和车辆

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