JPH09116874A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JPH09116874A
JPH09116874A JP7267105A JP26710595A JPH09116874A JP H09116874 A JPH09116874 A JP H09116874A JP 7267105 A JP7267105 A JP 7267105A JP 26710595 A JP26710595 A JP 26710595A JP H09116874 A JPH09116874 A JP H09116874A
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穰 清水
Seiya Ota
晴也 太田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/06Generation of synchronising signals
    • H04N5/067Arrangements or circuits at the transmitter end
    • H04N5/073Arrangements or circuits at the transmitter end for mutually locking plural sources of synchronising signals, e.g. studios or relay stations
    • H04N5/0736Arrangements or circuits at the transmitter end for mutually locking plural sources of synchronising signals, e.g. studios or relay stations using digital storage buffer techniques

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力映像信号と表示映像信号の周波数が近い
とき、簡単な回路構成でフィールドメモリに対する書き
込みと読み出しのアドレス追い越しを予測する。 【解決手段】 入力映像クロックジェネレータ8から書
き込みクロック及びライトセレクト信号を出力し、表示
映像クロックジェネレータ9から読み出しクロック及び
リードセレクト信号を出力し、各セレクト信号の信号レ
ベルに応じて第1及び第2のフィールドメモリのいずれ
かを各々書き込みメモり及び読み出しメモりとして選択
すると共に、ライトセレクト信号の反転後所定時間経過
後に、選択された書き込みメモリに書き込み動作を行う
ようにし、第1及び第2のバッファメモリに対する読み
出し動作を開始するとき、1フレームもしくは1フィー
ルド毎に、ライトセレクト信号とリードセレクト信号の
信号レベルの一致を検出して、書き込み及び読み出しの
アドレス追い越しを予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドメモリ
やフレームメモリ等のバッファメモリを用い、入力映像
信号を時間軸変換して同期信号の異なる表示映像信号を
生成する映像信号処理回路に係わり、特に、バッファメ
モリに対する書き込みアドレスと読み出しアドレス間の
アドレス追い越しを監視する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の映像信号を
通常のテレビジョン受像機に表示する場合や、通常のテ
レビジョン信号をこのテレビジョン信号と同期して動作
していないテレビジョン受像機に表示する場合、入力映
像信号をその同期信号に対応する書き込みクロックに従
って、フィールドメモリやフレームメモリ等のバッファ
メモリに一旦書き込み、表示しようとする映像信号の同
期信号に対応する読み出しクロックに従って書き込まれ
た映像信号を読み出し、表示映像信号とすることが一般
的に行われていた。
【0003】上述したバッファメモリを用いた際には、
入力映像信号と表示映像信号の同期信号周波数が異なる
ために、書き込みアドレスと読み出しアドレスの間でい
ずれか一方が他方を追い越す事態が必ず発生し、この場
合には、表示映像の1つの画面内で入力映像の2つのフ
ィールドもしくはフレームが切り替わり、画質が著しく
損なわれてしまう。
【0004】そこで、従来より、バッファメモリに対す
る書き込みアドレスと読み出しアドレスを監視し、いず
れか一方が他方を追い越すか否かを予測し、予測結果に
応じて書き込みもしくは読み出しを制御して、1画面内
での表示内容の切り替わりを防止するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、フィールドメモ
リやフレームメモリ等のバッファメモリは、アドレスカ
ウンタを内蔵し、入力されるクロックに基づいて書き込
み及び読み出しのアドレスを決定するようにしている。
このため、アドレス追い越しを予測するために、アドレ
スそのものをメモり外部で監視する構成は採用できず、
また、このような構成では、アドレスそのもののビット
数が多いために、回路が大規模にならざるを得ないとい
う問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
のバッファメモリに入力映像信号を交互に書き込み、書
き込まれた映像信号交互に読み出して表示映像信号を得
る映像信号処理回路において、前記第1及び第2のバッ
ファメモリから読み出し動作を開始するとき、書き込み
を行っているバッファメモリと読み出しを行おうとする
バッファメモリが一致するか否かを判定する判定回路を
有し、該判定結果に応じて読み出しと書き込みにおける
アドレス追い越しの発生を予測することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、第1及び第2のバッファ
メモリに入力映像信号を交互に書き込み、書き込まれた
映像信号交互に読み出して表示映像信号を得る映像信号
処理回路において、前記第1及び第2のバッファメモリ
に書き込み動作を開始するとき、読み出しを行っている
バッファメモリと書き込みを行おうとするバッファメモ
リが一致するか否かを判定する判定回路を有し、該判定
結果に応じて読み出しと書き込みにおけるアドレス追い
越しの発生を予測することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、書き込みクロックに従っ
て入力映像信号を書き込み、読み出しクロックに従って
書き込まれた映像信号を表示映像信号として読み出す第
1及び第2のバッファメモリと、前記書き込みクロック
と、入力映像信号の垂直同期信号に同期して信号レベル
が交互に反転するライトセレクト信号を出力する入力映
像クロックジェネレータと、前記読み出しクロックと、
表示映像信号の垂直同期信号に同期して信号レベルが交
互に反転するリードセレクト信号を出力する表示映像ク
ロックジェネレータとを備え、前記ライトセレクト信号
及びリードセレクト信号の信号レベルに応じて前記第1
及び第2のバッファメモリのいずれかを各々書き込みメ
モり及び読み出しメモりとして選択すると共に、前記ラ
イトセレクト信号の反転後所定時間経過後に、前記選択
された書き込みメモリに書き込み動作を行う映像信号処
理装置において、前記第1及び第2のバッファメモリに
対する読み出し動作を開始するとき、1フレームもしく
は1フィールド毎に、前記ライトセレクト信号と前記リ
ードセレクト信号の信号レベルが一致するか否かを検出
する検出回路を設け、該検出回路の検出結果によって前
記第1及び第2のバッファメモリに対する書き込みアド
レスと読み出しアドレス間の追い越しを予測することを
特徴とする。
【0009】また、本発明は、書き込みクロックに従っ
て入力映像信号を書き込み、読み出しクロックに従って
書き込まれた映像信号を表示映像信号として読み出す第
1及び第2のバッファメモリと、前記書き込みクロック
と、入力映像信号の垂直同期信号に同期して信号レベル
が交互に反転するライトセレクト信号を出力する入力映
像クロックジェネレータと、前記読み出しクロックと、
表示映像信号の垂直同期信号に同期して信号レベルが交
互に反転するリードセレクト信号を出力する表示映像ク
ロックジェネレータとを備え、前記ライトセレクト信号
及びリードセレクト信号の信号レベルに応じて前記第1
及び第2のバッファメモリのいずれかを各々書き込みメ
モり及び読み出しメモりとして選択すると共に、前記リ
ードセレクト信号の反転後所定時間経過後に、前記選択
された読み出しメモリに読み出し動作を行う映像信号処
理装置において、前記第1及び第2のバッファメモリに
対する書き込み動作を開始するとき、1フレームもしく
は1フィールド毎に、前記ライトセレクト信号と前記リ
ードセレクト信号の信号レベルが一致するか否かを検出
する検出回路を設け、該検出回路の検出結果によって前
記第1及び第2のバッファメモリに対する書き込みアド
レスと読み出しアドレス間の追い越しを予測することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態を示す
ブロック図であり、1及び2は各々1フィールド分の入
力映像信号を記憶する第1及び第2のフィールドメモリ
(M1,M2)であり、各々、書き込みアドレスを指定
するためのライトアドレスカウンタWCTR3,4と、
読み出しアドレスを指定するためのリードアドレスカウ
ンタRCTR5,6を備え、書き込み及び読み出しの制
御は、タイミング制御回路7からの各種信号により行わ
れる。
【0011】タイミング制御回路7は、書き込みを制御
するためのクロックを発生する入力映像クロックジェネ
レータ8と、読み出しを制御するためのクロックを発生
する表示映像クロックジェネレータ9と、書き込みアド
レスと読み出しアドレス間のアドレス追い越しを監視す
るアドレス監視回路10を有する。入力映像クロックジ
ェネレータ8は、入力映像信号の水平同期信号及び垂直
同期信号である入力H及び入力Vを入力し、ライトクロ
ック信号WCLK,ライトリセット信号WRST,ライ
トセレクト信号WE,ライトイネーブル信号WE1及び
WE2を出力する。
【0012】ライトクロック信号WCLKは、入力Hに
同期して、デジタルデータである入力映像信号のビット
レートに対応しており、また、ライトセレクト信号WE
は、図3イに示すように入力Vに同期して入力Vの1周
期毎に信号レベルが反転する。このライトセレクト信号
WEは、そのままANDゲート81に入力されると共
に、インバータ82により反転されてANDゲート83
に入力される。
【0013】入力映像クロックジェネレータ8は、内部
に第1クロック発生器84を有し、この発生器が入力映
像信号の有効表示期間を示す信号DISP1を出力す
る。この信号DISP1は、図3エに示すように、ライ
トセレクト信号WEの反転後所定期間tの経過後に立ち
上がる信号であって、この信号がANDゲート81,8
3に入力される。従って、ANDゲート81,83から
は、図3オ,カに示すように、信号DISP1と同一期
間、ライトセレクト信号WEの信号レベルに応じて交互
にHレベルを出力するライトイネーブル信号WE1,W
E2が出力される。また、ライトリセット信号WRST
も、DISP1の立ち上がりに同期して図3ウに示すよ
うに出力され、このため、信号WE1,WE2,WRS
Tは、いずれもライトセレクト信号WEの反転後、所定
期間tだけ経過して出力される。入力映像信号の水平同
期信号周期を1Hとしたとき、tとしては例えば20H
程度が選ばれる。
【0014】フィールドメモリ1,2内のライトアドレ
スカウンタ3,4は、ライトリセット信号WRSTによ
ってリセットされ、信号WE1,WE2がHレベルの期
間ライトクロックWCLKをカウントすることにより書
き込みアドレスをインクリメントするものであり、従っ
て、フィールドメモリ1,2には、入力映像信号が下位
アドレスから上位アドレスに向かって順に書き込まれ、
また、ライトイネーブル信号WE1,WE2によってフ
ィールド単位に交互に入力映像信号が書き込まれる。
【0015】一方、表示映像クロックジェネレータ9
は、表示映像信号の水平同期信号及び垂直同期信号であ
る表示H及び表示Vを生成して出力し、更に、リードク
ロック信号RCLK,リードリセット信号RRST,リ
ードセレクト信号RE,リードイネーブル信号RE1及
びRE2を出力する。リードクロック信号RCLKは、
表示Hに同期するように、表示映像信号のビットレート
に対応して発生され、また、リードセレクト信号RE
は、図3クに示すように表示Vに同期して表示Vの1周
期毎に信号レベルが反転するよう出力される。このリー
ドセレクト信号REは、アドレス監視回路10からの出
力信号MONを入力するエクスクルーシブOR(EX−
OR)ゲート95を介してそのままANDゲート91に
入力されると共に、インバータ92により反転されてA
NDゲート93に入力される。
【0016】入力映像クロックジェネレータ9は、内部
に第2クロック発生器94を有し、この発生器が表示映
像信号の有効表示期間を示す信号DISP2を出力す
る。この信号DISP2は、図3コに示すように、リー
ドセレクト信号REの反転後所定期間tの経過後に立ち
上がる信号であって、この信号がANDゲート91,9
3に入力される。従って、信号MONがLレベルである
ときは、信号REがEX−ORゲート95をそのまま通
過して信号MREとなり、ANDゲート91,93から
は、図3サ,シに示すように、信号DISP2と同一期
間、リードセレクト信号REの信号レベルに応じて交互
にHレベルを出力するリードイネーブル信号RE1,R
E2が出力される。また、リードリセット信号RRST
も、DISP2の立ち上がりに同期して図3ケに示すよ
うに出力され、このため、信号RE1,RE2,RRS
Tは、いずれもリードセレクト信号REの反転後、所定
期間tだけ経過して出力される。
【0017】フィールドメモリ1,2内のリードアドレ
スカウンタ5,6は、リードリセット信号RRSTによ
ってリセットされ、信号RE1,RE2がHレベルの期
間ライトクロックRCLKをカウントすることにより読
み出しアドレスをインクリメントするものであり、従っ
て、フィールドメモリ1,2からは、下位アドレスから
上位アドレスに向かって順に読み出しが行われ、また、
リードイネーブル信号RE1,RE2によってフィール
ド単位に交互に読み出しが行われる。
【0018】ところで、アドレス監視回路10が2つの
フィールドメモリ1,2のいずれかのメモリ上において
アドレスの追い越しが発生すると予測した場合には、信
号MONがHレベルになる。そして、この信号MONが
Hレベルになると、EX−ORゲート95は信号REを
反転するので、信号RE1とRE2の信号レベルが逆転
し、これによって、2つのフィールドメモリ1,2のう
ち、読み出しを行ったフィールドメモリが連続して再度
読み出される。つまり、読み出しメモリが変更されるこ
とによって、同一フィールドメモリ上でのアドレス追い
越しが回避され、画質の劣化が防止される。
【0019】次に、アドレス監視回路10の具体回路に
ついて、図1を参照しながら説明する。図1に示すよう
に、アドレス監視回路10は極めて簡単な構成であっ
て、リードセレクト信号REとリードリセット信号RR
STを入力するANDゲート101と、このANDゲー
ト101の出力FRSTをクロック端子に入力し、ライ
トイネーブル信号WEをデータ端子に入力するDフリッ
プフロップ102よりなる1ビットレジスタで構成され
ている。ANDゲート101は、図3スに示すように、
信号REが必ずHレベルとなるフィールドのリードリセ
ット信号RRSTを抽出するためのゲートであり、この
ゲート出力FRSTで信号WEをレジスタ102に取り
込むことによって信号WEとREの一致を検出してお
り、信号MONとして一致しているときHレベルを出力
し、不一致のときLレベルを出力する。
【0020】そこで、図3に示すように、入力Vと表示
Vの周波数が近く、且つ、信号WEとREの位相差が比
較的少ないときは、信号WEとREの周波数の差及び位
相差も少なくなる。フィールドメモリ1,2の選択は、
信号WEとREに基づいて行われているので、位相差が
少ないということは、書き込みと読み出しがほとんど同
一のフィールドメモリに対して行われることを意味し、
このために同一フィールドメモリ上で書き込みアドレス
と読み出しアドレスの一方が他方を追い越す可能性があ
る。この場合、アドレス監視回路10では、図3スに示
すゲート出力FRSTの立ち上がりでHレベルのWEが
レジスタ102に取り込まれるので、信号MONがHレ
ベルとなり、アドレス追い越しが発生することを予測す
る。このため、信号REが反転され、図3ソに示すよう
にEX−ORゲートの出力信号MREが反転する。これ
によりアドレス追い越しが回避される。
【0021】一方、入力Vと表示Vの周波数が近くて
も、図4に示すように、信号WEとREの位相差が大き
い場合は、信号WEとREの位相差も大きくなるので、
書き込みと読み出しが異なるフィールドメモリに対して
行われることとなり、従って、同一フィールドメモリ上
で書き込みアドレスと読み出しアドレスの一方が他方を
追い越すことはない。この場合、アドレス監視回路10
では、ゲート出力FRSTの立ち上がりでLレベルのW
Eがレジスタ102に取り込まれるので、信号MONが
Lレベルとなり、アドレス追い越しは発生しないと予測
する。よって、信号REによる読み出しメモリの変更は
起こらない。
【0022】ところで、図3における状態から位相差が
徐々に広がり、図5に示すような状態になったとする。
この状態では、アドレス監視回路10において、ゲート
出力FRSTが立ち上がったとき、Dフリップフロップ
102は信号WEとしてLレベルに落ちる直前のHレベ
ルを取り込むこととなる。このため、信号MONがHレ
ベルになり、これに応じて信号REが反転されて、信号
MREは信号WEと同様Lレベルになってしまい、書き
込みと読み出しは同一のフィールドメモリ2に対して行
われることとなる。
【0023】しかしながら、フィールドメモリ2に対し
実際に読み出しが開始されるのは、信号RRST及びR
E2がHレベルに立ち上がるときであり、このタイミン
グは信号WEがLレベルに反転する前である。これに対
し、フィールドメモリ2に対する書き込みは、信号WE
2及びWRSTが立ち上がるとき、即ち、信号WEが反
転後所定期間tだけ経過した後に開始されるので、読み
出しと書き込みには、少なくともtの時間差が生じる。
【0024】ここでは、入力Vと表示Vの周波数が近い
場合を考えているので、1フレーム以内に両信号の周期
の差がt以上縮まることはなく、従って、少なくともt
の時間差があれば、同一フィールドメモリであっても書
き込みと読み出しでアドレスの追い越しは発生しない。
よって、この場合、信号MONがHレベルになっても問
題はない。
【0025】次に、図4の状態から位相差が徐々に狭く
なり、図6に示すような状態になったとする。この状態
では、アドレス監視回路10において、ゲート出力FR
STが立ち上がったとき、Dフリップフロップ102
は、信号WEとしてHレベルに立ち上がる直前のLレベ
ルを取り込むこととなる。このため、信号MONがLレ
ベルとなり、信号REは反転せず信号MREは信号WE
と同様Hレベルになってしまい、書き込みと読み出しは
同一のフィールドメモリ1に対して行われることとな
る。
【0026】しかしながら、フィールドメモリ1に対し
実際に読み出しが開始されるのは、信号RRST及びR
E1がHレベルに立ち上がるときであり、このタイミン
グは信号WEがHレベルに反転する前である。これに対
し、フィールドメモリ1に対する書き込みは、信号WE
1及びWRSTが立ち上がるとき、即ち、信号WEが反
転後所定期間tだけ経過した後に開始されるので、読み
出しと書き込みには、少なくともtの時間差が生じる。
そして、入力Vと表示Vの周波数が近ければ、1フレー
ム以内に両信号の周期の差がt以上縮まることはないの
で、同一フィールドメモリであっても書き込みと読み出
しでアドレスの追い越しは発生しない。よって、この場
合も信号MONがLレベルになっても問題はない。
【0027】ところで、上述においては、1フレーム毎
にアドレスの追い越しを予測するようにしたが、1フィ
ールド毎に行うようにしても良い。例えば、図7に示す
ように、信号REとWEを入力するEX−NORゲート
103と、このNORゲート出力をデータ端子Dに入力
し、クロック端子CLに信号RRSTを入力するDフリ
ップフロップ104で、アドレス監視回路10を構成す
ればよい。
【0028】また、以上説明した実施形態では、信号R
RSTに基づき読み出し動作の開始時点でアドレス追い
越しを予測するようにしたが、図1及び図7において、
信号RRST,RE,WEの代わりに、各々、信号WR
ST,WE,REを用いることにより、同一構成で書き
込み動作の開始時点でアドレス追い越しを予測すること
もできる。この場合、図2に示した信号MONを入力す
るEX−ORゲート95を取り除き、信号MREの代わ
りに信号REを用いると共に、このEX−ORゲートを
書き込み側に設けて信号MONとWEを入力し、その出
力及びその反転出力をANDゲート81,83に入力す
る。このようにすれば、アドレス追い越しが予測された
ときに、同一フィールドメモリに対して読み出しを連続
して行う代わりに、同一メモリに対して書き込みを連続
して行うことができ、この構成によっても、アドレスの
追い越しを回避することができる。
【0029】尚、本発明は、フィールドメモリだけでは
なくフレームメモリを用いるシステムにも当然適用可能
である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、入力映像信号と表示映
像信号の周波数が近いときは、極めて簡単な回路構成に
よって、バッファメモリに対する書き込みと読み出しの
アドレス追い越しを予測でき、特に、入力クロックに従
って内部で書き込み及び読み出しのアドレスを決定する
バッファメモリを採用する場合には最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アドレス監視回路を示す回路図である。
【図2】映像信号処理回路を示すブロック図である。
【図3】アドレス追い越しが発生することを予測した場
合のタイミングチャートである。
【図4】アドレス追い越しが発生しないことを予測した
場合のタイミングチャートである。
【図5】アドレス追い越しが発生することを予測した場
合の他のタイミングチャートである。
【図6】アドレス追い越しが発生しないことを予測した
場合の他のタイミングチャートである。
【図7】アドレス監視回路の他の例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,2 フィールドメモリ 3,4 ライトアドレスカウンタ 5,6 リードアドレスカウンタ 7 タイミング制御回路 8 入力映像クロックジェネレータ 9 表示映像クロックジェネレータ 10 アドレス監視回路 81,83,91,92,101 ANDゲート 95,103 EX−ORゲート 102,104 Dフリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のバッファメモリに入力映
    像信号を交互に書き込み、書き込まれた映像信号を交互
    に読み出して表示映像信号を得る映像信号処理回路にお
    いて、前記第1及び第2のバッファメモリから読み出し
    動作を開始するとき、書き込みを行っているバッファメ
    モリと読み出しを行おうとするバッファメモリが一致す
    るか否かを判定する判定回路を有し、該判定結果に応じ
    て読み出しと書き込みにおけるアドレス追い越しの発生
    を予測することを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のバッファメモリに入力映
    像信号を交互に書き込み、書き込まれた映像信号を交互
    に読み出して表示映像信号を得る映像信号処理回路にお
    いて、前記第1及び第2のバッファメモリに書き込み動
    作を開始するとき、読み出しを行っているバッファメモ
    リと書き込みを行おうとするバッファメモリが一致する
    か否かを判定する判定回路を有し、該判定結果に応じて
    読み出しと書き込みにおけるアドレス追い越しの発生を
    予測することを特徴とする映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 書き込みクロックに従って入力映像信号
    を書き込み、読み出しクロックに従って書き込まれた映
    像信号を表示映像信号として読み出す第1及び第2のバ
    ッファメモリと、前記書き込みクロックと、入力映像信
    号の垂直同期信号に同期して信号レベルが交互に反転す
    るライトセレクト信号を出力する入力映像クロックジェ
    ネレータと、前記読み出しクロックと、表示映像信号の
    垂直同期信号に同期して信号レベルが交互に反転するリ
    ードセレクト信号を出力する表示映像クロックジェネレ
    ータとを備え、前記ライトセレクト信号及びリードセレ
    クト信号の信号レベルに応じて前記第1及び第2のバッ
    ファメモリのいずれかを各々書き込みメモり及び読み出
    しメモりとして選択すると共に、前記ライトセレクト信
    号の反転後所定時間経過後に、前記選択された書き込み
    メモリに書き込み動作を行う映像信号処理装置におい
    て、前記第1及び第2のバッファメモリに対する読み出
    し動作を開始するとき、1フレームもしくは1フィール
    ド毎に、前記ライトセレクト信号と前記リードセレクト
    信号の信号レベルが一致するか否かを検出する検出回路
    を設け、該検出回路の検出結果によって前記第1及び第
    2のバッファメモリに対する書き込みアドレスと読み出
    しアドレス間の追い越しを予測することを特徴とする映
    像信号処理回路。
  4. 【請求項4】 書き込みクロックに従って入力映像信号
    を書き込み、読み出しクロックに従って書き込まれた映
    像信号を表示映像信号として読み出す第1及び第2のバ
    ッファメモリと、前記書き込みクロックと、入力映像信
    号の垂直同期信号に同期して信号レベルが交互に反転す
    るライトセレクト信号を出力する入力映像クロックジェ
    ネレータと、前記読み出しクロックと、表示映像信号の
    垂直同期信号に同期して信号レベルが交互に反転するリ
    ードセレクト信号を出力する表示映像クロックジェネレ
    ータとを備え、前記ライトセレクト信号及びリードセレ
    クト信号の信号レベルに応じて前記第1及び第2のバッ
    ファメモリのいずれかを各々書き込みメモり及び読み出
    しメモりとして選択すると共に、前記リードセレクト信
    号の反転後所定時間経過後に、前記選択された読み出し
    メモリに読み出し動作を行う映像信号処理装置におい
    て、前記第1及び第2のバッファメモリに対する書き込
    み動作を開始するとき、1フレームもしくは1フィール
    ド毎に、前記ライトセレクト信号と前記リードセレクト
    信号の信号レベルが一致するか否かを検出する検出回路
    を設け、該検出回路の検出結果によって前記第1及び第
    2のバッファメモリに対する書き込みアドレスと読み出
    しアドレス間の追い越しを予測することを特徴とする映
    像信号処理回路。
JP26710595A 1995-10-16 1995-10-16 映像信号処理回路 Expired - Fee Related JP3276822B2 (ja)

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