JPH09116491A - 冗長系構成方式 - Google Patents

冗長系構成方式

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JPH09116491A
JPH09116491A JP7266896A JP26689695A JPH09116491A JP H09116491 A JPH09116491 A JP H09116491A JP 7266896 A JP7266896 A JP 7266896A JP 26689695 A JP26689695 A JP 26689695A JP H09116491 A JPH09116491 A JP H09116491A
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JP
Japan
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optical transmission
package
transmission line
transmission lines
standby
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Withdrawn
Application number
JP7266896A
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English (en)
Inventor
Setsuo Abiru
節雄 阿比留
Masaaki Kawai
正昭 河合
Tomohiro Shinomiya
知宏 篠宮
Kazuyuki Tajima
一幸 田島
Masaki Hirota
正樹 廣田
Masatake Miyabe
正剛 宮部
Haruo Yamashita
治雄 山下
Yasuyuki Okumura
康行 奥村
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光加入者装置ONUと局内装置UST間を、二
重化された光伝送路によってパッシブ・ダブル・スター
(PDS)方式で接続したネットワークにおいて、局内
装置に実装されるPDSインタフェース部(LTパッケ
ージ)の数を大幅に増やすことなく、冗長系を構成し
て、伝送路の信頼性を向上させる。 【構成】局内装置USTにおいて、複数の光伝送路に対
応する現用系LTパッケージと一つの予備系LTパッケ
ージとを有するとともに、多重分離装置5が複数の光伝
送路に対応する現用系ポートと一つの予備系ポートとを
有し、常時、各現用系光伝送路をそれぞれ現用系LTパ
ッケージを介して多重分離装置5における対応する現用
系ポートに接続するとともに、いずれかの現用系光伝送
路故障時、故障した伝送路の予備系光伝送路をセレクタ
6を介して選択して、予備系LTパッケージを介して、
多重分離装置5の予備系ポートに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路における冗長構
成方式に関し、特に光加入者装置(OpticalNetwork Ter
minal:ONU)とパッシブ・ダブル・スター(Passive
Double Star :PDS)方式で接続された局内装置(U
niversal Subscriber Terminal :UST)において、
二重化された光伝送路の予備系を、予備系のPDS用イ
ンタフェース部に接続された切替器に接続することによ
って、複数の予備系光伝送路が予備系PDS用インタフ
ェース部を共有するようにした、冗長構成方式に関する
ものである。
【0002】光カプラを用いて光伝送路を分岐,結合す
るPDSネットワークにおいては、伝送路の信頼性向上
のため、光伝送路およびPDS用インタフェース部を収
容したLT(Line Terminal )パッケージが二重化され
る。
【0003】このような冗長系構成においては、局内装
置に実装されるLTパッケージの枚数を大幅に増やすこ
となく、冗長系を構成可能であって、しかも伝送路の信
頼性を向上できることが要望されている。
【0004】
【従来の技術】図13は、従来のPDSネットワークに
おける冗長構成方式を例示したものである。図中におい
て、110, 11は光伝送路#1(0) と光伝送路#1(1)
に対応するLTパッケージLT#1(0) ,LT#1(1)
であって、光加入者装置ONU#1を構成する。また、
20, 21は同様に伝送路#1の0系と1系に対応する
LTパッケージLT#1(0) ,LT#1(1) であって、
光加入者装置ONU#2を構成する。
【0005】210, 11は光伝送路#1(0) ,光伝送路
#1(1) に接続された光カプラ、2 20, 21は光伝送路
#2(0) ,光伝送路#2(1) に接続された光カプラであ
り、以下同様にして、2n0, n1は光伝送路#n(0) ,
光伝送路#n(1) に接続された光カプラである。
【0006】また、局内装置USTにおいて、310,
11は光伝送路#1(0) と光伝送路#1(1) に対応するL
TパッケージLT#1(0) ,LT#1(1) 、320, 21
は光伝送路#2(0) と光伝送路#2(1) に対応するLT
パッケージLT#2(0) ,LT#2(1) であり、以下同
様にして、3n0, n1は光伝送路#n(0) と光伝送路#
n(1) に対応するLTパッケージLT#n(0) ,LT#
n(1) である。
【0007】41 はLTパッケージLT#1(0) 310,
LT#1(1) 311に対応する分配切替器(Distributer-
Selector:DIS SEL)、42 はLTパッケージL
T#2(0) 320, LT#2(1) 321に対応する分配切替
器であり、以下同様にして、4n はLTパッケージLT
#n(0) 3n0, LT#n(1) 3n1に対応する分配切替器
である。
【0008】5は多重分離装置(Multiplexer/Demultip
lexer :MUX/DMUX)であって、ポート(port)
#1,ポート#2,…,ポート#nを、分配切替器4
1 ,4 2 ,…, n に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のPDSネットワ
ークにおける冗長構成方式では、伝送路の信頼性向上の
ために、光伝送路およびLTパッケージの二重化が行な
われ、各光加入者装置ONUのLTパッケージの現用系
と予備系、および局内装置USTのLTパッケージの現
用系と予備系がそれぞれ接続されている。
【0010】従って従来のPDSネットワークにおける
冗長構成方式においては、次のような問題があった。 (1) 局内装置USTにおいて、予備系LTパッケージ
が、現用系LTパッケージと同数だけ必要である。 (2) 一組の現用系/予備系LTパッケージごとに、二重
化切替用の分配器(DIS)と切替器(SEL)が必要
である。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、PDS接続された光加入
者装置ONUと局内装置USTとからなるネットワーク
において、局内装置USTに実装されるLTパッケージ
の枚数を大幅に増やすことなく、冗長系を構成可能であ
るとともに、伝送路の信頼性を向上することが可能な、
冗長系構成方式を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1) 複数の二重化された光伝送路の一方を光カプラを介
してパッシブ・ダブル・スター方式でそれぞれ光加入者
装置ONUの現用系と予備系のLTパッケージに接続
し、この複数の二重化された光伝送路の他方を局内装置
USTに接続するネットワークにおいて、局内装置US
Tに、複数の光伝送路に対応する現用系LTパッケージ
と一つの予備系LTパッケージとを有するとともに、多
重分離装置5が複数の光伝送路に対応する現用系ポート
と一つの予備系ポートとを有し、常時、各現用系光伝送
路をそれぞれ現用系LTパッケージを介して多重分離装
置5における対応する現用系ポートに接続するととも
に、いずれかの現用系光伝送路故障時、故障した伝送路
の予備系光伝送路をセレクタ6を介して選択して、予備
系LTパッケージを介して、多重分離装置5の予備系ポ
ートに接続する。
【0013】(2) (1) の場合に、局内装置USTに予備
系LTパッケージを複数個設けるとともに、多重分離装
置5にこの複数の予備系LTパッケージに対応する複数
の予備ポートを設け、複数の現用系光伝送路故障時、故
障した複数の伝送路のそれぞれの予備系光伝送路をセレ
クタ6を介して選択して、それぞれ予備系LTパッケー
ジを経て多重分離装置5の予備系ポートに接続する。
【0014】(3) 複数の二重化された光伝送路の一方を
光カプラを介してパッシブ・ダブル・スター方式でそれ
ぞれ光加入者装置ONUの現用系と予備系のLTパッケ
ージに接続し、この複数の二重化された光伝送路の他方
を局内装置USTに接続するネットワークにおいて、局
内装置USTに、複数の光伝送路に対応する現用系LT
パッケージと一つの予備系LTパッケージとを有すると
ともに、多重分離装置5が複数の光伝送路に対応する現
用系ポートのみを有し、前記各LTパッケージと多重分
離装置5との間にスイッチ7を備えて、常時、各現用系
光伝送路をそれぞれ現用系LTパッケージを介して多重
分離装置5の対応するポートに接続するとともに、いず
れかの現用系伝送路故障時、故障した伝送路の予備系光
伝送路をセレクタ6を介して選択して、予備系LTパッ
ケージを経て、スイッチ7を介して選択された多重分離
装置5における故障した現用系の光伝送路が故障前に接
続されていたポートに接続する。
【0015】(4) (3) の場合に、局内装置USTに予備
系LTパッケージを複数個設け、複数の現用系光伝送路
故障時、故障した複数の伝送路のそれぞれの予備系光伝
送路をセレクタ6を介して選択して、それぞれ予備系L
Tパッケージを経て、スイッチ7を介して選択された多
重分離装置5における故障した複数の現用系の光伝送路
が故障前に接続されていたそれぞれのポートに接続す
る。
【0016】(5) (1) 〜(4) の場合に、光加入者装置O
NUが現用系のLTパッケージのみを有する場合に、現
用系のLTパッケージに接続された光カプラから、局内
装置USTの現用系LTパッケージおよびセレクタ6と
の間を、それぞれ現用系光伝送路と予備系光伝送路とに
よって二重化して接続する。
【0017】
【作用】
(1) 本発明において対象とするネットワークは、複数の
二重化された光伝送路の一方を、光カプラを介してパッ
シブ・ダブル・スター方式で、それぞれ光加入者装置O
NUの現用系と予備系のLTパッケージに接続し、この
複数の二重化された光伝送路の他方を局内装置USTに
接続するものである。
【0018】この場合に、局内装置USTにおいて、複
数の光伝送路に対応する現用系LTパッケージと一つの
予備系LTパッケージとを有するとともに、多重分離装
置5が、複数の光伝送路に対応する現用系ポートと一つ
の予備系ポートとを有してている。
【0019】故障がない状態では、光加入者装置ONU
と局内装置USTとは、現用系のみを使用して通信を行
なっているが、例えば現用系の光伝送路#2(0) に故障
が生じると、セレクタ6は故障が生じた伝送路の予備系
光伝送路#2(1) を予備系のLTパッケージLT(1) に
接続する。
【0020】これによって、故障が生じた光伝送路に接
続されている光加入者装置ONUは、予備系の光伝送路
によって、局内装置USTの予備系のLTパッケージに
接続される。予備系のLTパッケージは、多重分離装置
5の予備ポートに接続されているので、従って、通信を
再開できるようになる。
【0021】(2) (1) の場合に、局内装置USTに予備
系LTパッケージを複数個設けるとともに、多重分離装
置5にこの複数の予備系LTパッケージに対応する複数
の予備ポートを設け、複数の現用系光伝送路故障時、複
数の故障した伝送路のそれぞれの予備系光伝送路をセレ
クタ6を介して選択して、それぞれ多重分離装置5にお
ける故障した現用系光伝送路が故障前に接続されていた
予備ポートに接続できるようにする。
【0022】例えば、現用系光伝送路#2(0),#n(0)
に故障が生じると、セレクタ6はn:mに選択を行なっ
て、故障が生じた伝送路の予備系光伝送路#2(1),#n
(1)を予備系LTパッケージLT#1(1),LT#2(1)
に接続する。この予備系LTパッケージは、多重分離装
置5の予備ポート#1,#2に接続されているので、通
信を再開することができる。
【0023】(3) また局内装置USTにおいて、複数の
光伝送路に対応する現用系LTパッケージと一つの予備
系LTパッケージとを有するとともに、多重分離装置5
が複数の光伝送路に対応する現用系ポートのみを有し、
各LTパッケージと多重分離装置5との間にスイッチ7
を備えている。
【0024】故障がない状態では、光加入者装置ONU
と局内装置USTとは、現用系のみを使用して通信を行
なっているが、現用系の光伝送路故障時には、故障した
伝送路の予備系光伝送路をセレクタ6を介して選択し
て、予備系LTパッケージを経て、スイッチ7を介して
選択された多重分離装置5における、故障した現用系の
光伝送路が故障前に接続されていたポートに接続できる
ようにする。
【0025】例えば、現用系の光伝送路#2(0) が故障
の場合は、故障した伝送路の予備系光伝送路#2(1) を
セレクタ6を介して選択して、予備系LTパッケージL
T(1)を経て、スイッチ7を介して選択された多重分離
装置5における、故障した現用系の光伝送路#2(0) が
故障前に接続されていたポート#2に接続する。
【0026】これによって、故障を生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の伝送路によ
って、通信を再開できるようになる。この場合は、スイ
ッチ7を備えているので、多重分離装置5に予備ポート
を必要としない。
【0027】(4) (3) の場合に、局内装置USTに予備
系LTパッケージを複数個設け、複数の現用系光伝送路
故障時、故障した複数の伝送路のそれぞれの予備系光伝
送路をセレクタ6を介して選択して、それぞれ予備系L
Tパッケージを経て、スイッチ7を介して選択された多
重分離装置5における故障した複数の現用系の光伝送路
が故障前に接続されていたそれぞれのポートに接続でき
るようにする。
【0028】例えば、現用系の光伝送路#2(0),#n
(0) が故障の場合は、故障した伝送路の予備系光伝送路
#2(1),#n(1) をセレクタ6を介して選択して、予備
系LTパッケージLT#1(1),LT#2(1) を経て、ス
イッチ7を介して選択された多重分離装置5における、
故障した現用系の光伝送路#2(0),#n(0) が故障前に
接続されていたポート#2,#nに接続する。
【0029】これによって、故障を生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の伝送路によ
って、通信を再開できるようになる。この場合は、スイ
ッチ7を備えているので、多重分離装置5に予備ポート
を必要としない。
【0030】(5) (1) 〜(4) のいずれかの場合に、光加
入者装置ONUが現用系のLTパッケージのみを有する
場合に、この現用系のLTパッケージに接続された光カ
プラから、局内装置USTの現用系LTパッケージとセ
レクタ6との間を、それぞれ現用系光伝送路と予備系光
伝送路とによって二重化して接続する。
【0031】光加入者装置ONUが冗長系を有しない場
合は、光カプラと局内装置UST間のみを二重化するこ
とによって、(1) 〜(4) のそれぞれの場合と同様に、予
備系への切替え動作を行なうことができる。
【0032】
【実施例】図1は、本発明の実施例(1) の構成を示した
ものであって、図13におけると同じものを同じ番号で
示し、31 は予備系のLTパッケージLT(1) 、6は予
備系光伝送路の切替用のセレクタである。また、図2
は、実施例(1) の動作例を示したものであって、図1に
おけると同じものを同じ番号で示している。
【0033】以下、図1および図2に基づいて、実施例
(1) の場合の各部の動作を説明する。なお、以下の説明
においては、現用系を(0) で表し、予備系を(1) で表す
ものとする。
【0034】光加入者装置ONU#1,ONU#2,…
に実装されているLTパッケージLT#1(0) 110,
T#1(1) 111,LT#1(0) 120, LT#1(1)
21,…と、局内装置USTに実装されているLTパッ
ケージLT#1(0) 310,LT#2(0) 320,,…,L
T#n(0) 3n0,LT(1) 31 は、光加入者装置ONU
側と局内装置UST側の間をPDS接続するためのイン
タフェース・パッケージである。
【0035】カプラ210, 11,220, 21,…,2
n0, n1は、局内装置USTからの光信号を光加入者装
置ONUに分割し、各光加入者装置ONUからの光信号
を結合して局内装置USTに伝送する。
【0036】セレクタ6は、複数(n個)の予備系光伝
送路#1(1),#2(1),…, #n(1)のうちの一つと、予
備系のLTパッケージLT(1) とを、n:1に双方向に
接続する。
【0037】多重分離装置5は、各現用系LTパッケー
ジLT#1(0) 310,LT#2(0)320,,…,LT#
n(0) 3n0と、予備系LTパッケージLT(1) 31 から
入力される信号を多重化し、各LTパッケージに対し
て、信号を多重分離して出力する。
【0038】故障がない状態では、光加入者装置ONU
と局内装置USTとは、現用系のみを使用して通信を行
なっている。図2に示すように、現用系の光伝送路#2
(0)に故障(×印で示す)が生じると、セレクタ6は、
故障が生じた伝送路の予備系(光伝送路#2(1) )を予
備系LTパッケージLT(1) 31 に接続する。
【0039】これによって、故障が生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の光伝送路#
2(1) によって、セレクタ6を経て、予備系LTパッケ
ージLT(1) 31 に接続される。予備系LTパッケージ
LT(1) 31 は、多重分離装置5の予備ポートに接続さ
れているので、通信を再開することができる。
【0040】図3は、本発明の実施例(2) の構成を示し
たものであって、図1におけると同じものを同じ番号で
示し、7はスイッチである。また、図4は、実施例(2)
の動作例を示したものであって、図3におけると同じも
のを同じ番号で示している。
【0041】図3において、スイッチ7は、局内装置U
STの各現用系LTパッケージLT#1(0) 310, LT
#2(0) 320, …, LT#n(0) 3n0および予備系LT
パッケージ31 と、多重分離装置5のポート#1, #
2, …, #nとの間に配置され、常時は、現用系の各L
Tパッケージと多重分離装置との対応するポートとを接
続し、その予備ポートに接続されている予備系のLTパ
ッケージLT(1) 31 は、多重分離装置5に接続されな
い。
【0042】図4に示すように、光伝送路#2(0) に故
障が生じると、セレクタ6は、実施例(1) の場合と同様
に、故障が生じた伝送路の予備系(光伝送路#2(1) )
を予備系LTパッケージLT(1) 31 に接続する。スイ
ッチ7は、故障が生じた伝送路の現用系LTパッケージ
が故障前に接続されていた多重分離装置5のポート#2
を、予備系のLTパッケージLT(1) 31 に接続する。
他の部分の動作は、実施例(1) の場合と同じである。
【0043】これによって、故障が生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の光伝送路#
2(1) によって、セレクタ6を経て、予備系LTパッケ
ージLT(1) 31 に接続され、予備系のLTパッケージ
LT(1) 31 は、スイッチ7によって、故障した現用系
LTパッケージLT#2(0) が故障前に使用していた、
多重分離装置のポート#2に接続されるので、通信を再
開することができる。
【0044】図5は、本発明の実施例(3) の構成を示し
たものであって、図1におけると同じものを同じ番号で
示している。また、図6は、実施例(3) の動作例を示し
たものであって、図5におけると同じものを同じ番号で
示している。
【0045】実施例(3) においては、予備系LTパッケ
ージは複数(m個)用意されている。各予備系光伝送路
#1(1),#2(1),…, #n(1) と、予備系LTパッケー
ジLT#1(1) 311, LT#2(1) 321, …, LT#m
(1) 3m1との間に配置されたセレクタ6は、複数(n
個)の予備系光伝送路のうちの任意のものと、複数(m
個)の予備系LTパッケージのうちの任意の同数のもの
とを接続できるように、n:mの構成を有している。
【0046】図6に示すように、現用系の光伝送路#2
(0),#n(0) に故障(×印で示す)が生じると、セレク
タ6は、故障が生じた伝送路の予備系(光伝送路#2
(1),#n(1) )を、予備系LTパッケージLT#1(1),
LT#2(1) に接続する。
【0047】これによって、故障が生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の光伝送路#
2(1),#n(1) によって、セレクタ6を経て、予備系L
TパッケージLT#1(1),LT#2(1) に接続される。
予備系LTパッケージLT#1(1),LT#2(1) は、多
重分離装置5の予備ポート#1,#2に接続されている
ので、通信を再開することができる。
【0048】図7は、本発明の実施例(4) の構成を示し
たものであって、図1におけると同じものを同じ番号で
示している。また、図8は、実施例(4) の動作例を示し
たものであって、図7におけると同じものを同じ番号で
示している。
【0049】実施例(4) においては、予備系LTパッケ
ージは複数(m個)用意されている。各予備系光伝送路
#1(1),#2(1),…, #n(1) と、予備系LTパッケー
ジLT#1(1) 311, LT#2(1) 321, …, LT#m
(1) 3m1との間に配置されたセレクタ6は、複数(n
個)の予備系伝送路のうちの任意のものと、複数(m
個)の予備系LTパッケージのうちの任意の同数のもの
とを接続できるように、n:mの構成を有している。
【0050】図7において、スイッチ7は、局内装置U
STの各現用系LTパッケージLT#1(0) 310, LT
#2(0) 320, …, LT#n(0) 3n0および予備系LT
パッケージLT#1(1) 311, LT#2(1) 321, …,
LT#m(1) 3m1と、多重分離装置5の現用ポート#
1, #2, …, #nおよび予備ポート#1, #2, …,
#mとの間に配置され、常時は、現用系の各LTパッケ
ージと多重分離装置との対応するポートとを接続し、そ
の予備ポートに接続されている予備系のLTパッケージ
LT#1(1) 311, LT#2(1) 321, …, LT#m
(1) 3m1は、多重分離装置5に接続されない。
【0051】図8に示すように、現用系の光伝送路#2
(0),#n(0) に故障が生じると、セレクタ6は、実施例
(2) の場合と同様に、故障が生じた伝送路の予備系(光
伝送路#2(1),#n(1) )を予備系LTパッケージLT
#1(1) 311, LT#2(1)321に接続する。スイッチ
7は、故障が生じた伝送路の現用系LTパッケージが故
障前に接続されていた多重分離装置5のポート#2,#
nを、予備系のLTパッケージLT#1(1) 311, LT
#2(1) 321に接続する。
【0052】これによって、故障が生じた伝送路に接続
されている光加入者装置ONUは、予備系の光伝送路#
2(1),#n(1) によって、セレクタ6およびスイッチ7
を経て、予備系LTパッケージLT#1(1),LT2#
(1) に接続される。予備系LTパッケージLT#1(1),
LT2#(1) は、故障した現用系LTパッケージLT#
1(0),LT2#(0) が故障前に使用していた多重分離装
置5のポート#1,#2に接続されているので、通信を
再開することができる。
【0053】図9ないし図12は、本発明の実施例(5)-
1 ないし(5)-4 の構成を示したものであって、光加入者
装置ONUが冗長系を有しない場合を示している。図9
は、実施例(1) に対して適用した場合を示し、図10
は、実施例(2) に対して適用した場合を示し、図11
は、実施例(3) に対して適用した場合を示し、図12
は、実施例(4) に対して適用した場合を示している。
【0054】実施例(5)-2 ないし(5)-4 においては、伝
送路#1,#2,…,#nは、それぞれ光カプラ21,
2,, n と局内装置UST間が二重化されていて、現
用系光伝送路#1(0) ,#2(0) ,…,#n(0) が現用
系LTパッケージLT#1(0) 310, LT#2(0)
20, …, LT#n(0) 3n0に接続され、予備系光伝送
路#1(1) ,#2(1) ,…,#n(1) がセレクタ6に接
続されている。
【0055】図9ないし図12のそれぞれの場合におけ
る、局内装置USTの構成および予備系への切替え動作
は、それぞれ図1ないし図8に示された、実施例(1) な
いし(4) の場合と同じである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、P
DS接続された光加入者装置ONUと局内装置USTか
らなる系において、局内装置USTに実装されるPDS
用インタフェース部を構成するLTパッケージの数を、
各伝送路の現用系伝送路と予備系伝送路とに対応してL
Tパッケージを設ける従来の構成に対して、減少させ
て、冗長系を構成することができるとともに、伝送路の
信頼性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(1) の構成を示す図である。
【図2】実施例(1) の動作例を示す図である。
【図3】本発明の実施例(2) の構成を示す図である。
【図4】実施例(2) の動作例を示す図である。
【図5】本発明の実施例(3) の構成を示す図である。
【図6】実施例(3) の動作例を示す図である。
【図7】本発明の実施例(4) の構成を示す図である。
【図8】実施例(4) の動作例を示す図である。
【図9】本発明の実施例(5)-1 の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施例(5)-2 の構成を示す図であ
る。
【図11】本発明の実施例(5)-3 の構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施例(5)-4 の構成を示す図であ
る。
【図13】従来のPDSネットワークにおける冗長構成
方式を例示する図である。
【符号の説明】
ONU 光加入者装置 UST 局内装置 5 多重分離装置 6 セレクタ 7 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 正昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 篠宮 知宏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 一幸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 廣田 正樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 宮部 正剛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山下 治雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 奥村 康行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の二重化された光伝送路の一方を光
    カプラを介してパッシブ・ダブル・スター方式でそれぞ
    れ光加入者装置の現用系と予備系のLTパッケージに接
    続し、該複数の二重化された光伝送路の他方を局内装置
    に接続するネットワークにおいて、 前記局内装置において、前記複数の光伝送路に対応する
    現用系LTパッケージと一つの予備系LTパッケージと
    を有するとともに、多重分離装置が前記複数の光伝送路
    に対応する現用系ポートと一つの予備系ポートとを有
    し、常時、各現用系光伝送路をそれぞれ現用系LTパッ
    ケージを介して前記多重分離装置の対応する現用系ポー
    トに接続するとともに、いずれかの現用系光伝送路故障
    時、該故障した伝送路の予備系光伝送路をセレクタを介
    して選択して、前記予備系LTパッケージを介して前記
    多重分離装置の予備系ポートに接続することを特徴とす
    る冗長系構成方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冗長系構成方式におい
    て、前記局内装置に予備系LTパッケージを複数個設け
    るとともに、前記多重分離装置に該複数の予備系LTパ
    ッケージに対応する複数の予備ポートを設け、複数の現
    用系光伝送路故障時、該故障した複数の伝送路のそれぞ
    れの予備系光伝送路をセレクタ6を介して選択して、そ
    れぞれ予備系LTパッケージを経て多重分離装置の予備
    系ポートに接続することを特徴とする冗長系構成方式。
  3. 【請求項3】 複数の二重化された光伝送路の一方を光
    カプラを介してパッシブ・ダブル・スター方式でそれぞ
    れ光加入者装置の現用系と予備系のLTパッケージに接
    続し、該複数の二重化された光伝送路の他方を局内装置
    に接続するネットワークにおいて、 前記局内装置において、前記複数の光伝送路に対応する
    現用系LTパッケージと一つの予備系LTパッケージと
    を有するとともに、多重分離装置が前記複数の光伝送路
    に対応する現用系ポートのみを有し、前記各LTパッケ
    ージと多重分離装置との間にスイッチを備えて、常時、
    各現用系光伝送路をそれぞれ現用系LTパッケージを介
    して前記多重分離装置の対応するポートに接続するとと
    もに、いずれかの現用系伝送路故障時、該故障した伝送
    路の予備系光伝送路をセレクタを介して選択して、前記
    予備系LTパッケージを経て、スイッチを介して選択さ
    れた多重分離装置における前記故障した現用系の光伝送
    路が故障前に接続されていたポートに接続することを特
    徴とする冗長系構成方式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の冗長系構成方式におい
    て、前記局内装置に予備系LTパッケージを複数個設
    け、複数の現用系光伝送路故障時、該故障した複数の伝
    送路のそれぞれの予備系光伝送路をセレクタを介して選
    択して、それぞれ予備系LTパッケージを経て、スイッ
    チを介して選択された多重分離装置における前記故障し
    た複数の現用系の光伝送路が故障前に接続されていたそ
    れぞれのポートに接続することを特徴とする冗長系構成
    方式。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    冗長系構成方式において、前記光加入者装置が現用系の
    LTパッケージのみを有する場合に、該現用系のLTパ
    ッケージに接続された光カプラから、前記局内装置の現
    用系LTパッケージと前記セレクタとの間を、それぞれ
    現用系光伝送路と予備系光伝送路とによって二重化して
    接続したことを特徴とする冗長系構成方式。
JP7266896A 1995-10-16 1995-10-16 冗長系構成方式 Withdrawn JPH09116491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072370A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Kddi Corp 光終端システム、光終端ユニット及び切替え方法
US7774532B2 (en) 2005-03-03 2010-08-10 Nec Corporation Processing device, failure recovery method therefor, and failure restoration method
WO2024029075A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 日本電信電話株式会社 パッケージ交換方法、通信システム及び端局装置

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