JPH0911491A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0911491A
JPH0911491A JP16099895A JP16099895A JPH0911491A JP H0911491 A JPH0911491 A JP H0911491A JP 16099895 A JP16099895 A JP 16099895A JP 16099895 A JP16099895 A JP 16099895A JP H0911491 A JPH0911491 A JP H0911491A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
amount
dots
ink jet
printing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16099895A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tawaraya
啓之 俵谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にバブルジェット方式のインクジェット記
録装置において、記録ヘッドの昇温に伴い吐出量が増加
するため、正確なインク残量の検知手段を提供する。 【構成】 このため、印字バッファ26に展開されたデ
ータより、印字されるドット数Dnを計数手段21で計
数し、次にバッファ26領域から前回のドット数Dn−
1を読み出し、このドット数Dn−1が任意のしきい値
Dより小さい場合、乗算部25でドット数Dnに1ノズ
ル当りの吐出量Vを乗算して印字時のインク使用量を算
出し、またドット数Dn−1>Dの場合は、ドット数D
nに昇温時の1ノズル当りの吐出量Vhを乗算したもの
を使用量とし、印字後にドット数Dn−1をドット数D
nで更新するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に、また特にインクジェット記録装置のインク残量の
検知手段に関し、誤差の少ないインク残量検知を行うこ
とを目的としている。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、微細なノズ
ルからインク滴を、記録媒体に向けて吐出することによ
り記録を行う方式である。この種のインクジェット記録
方式は、常時噴射しているインクから必要なインク滴の
み記録用紙に着弾させるコンティニュアス型と、必要な
時にのみインク滴を吐出するオンデマンド型のインクジ
ェット方式に二分される。
【0003】現在ではオンデマンド型、特に、発熱素子
にパルス電圧を印加し、その発生熱により引き起こされ
るインクの急激な体積変化を利用してインクを吐出する
バブルジェット方式(サーマル・インクジェット方式と
もいう)が主流となっている。
【0004】特に、バブルジェット記録装置において
は、正常な印字結果を保証するためだけでなく、インク
切れが発熱素子の異常昇温による破損の原因になるた
め、インク残量を検知してインク切れを未然に防ぐ必要
がある。
【0005】インク残量検知手段としては、主としてイ
ンクタンクに各種センサを設ける方式が用いられている
が、機構が複雑な上、コスト面でも問題があった。その
ため、機構が簡易で比較的低コストな一手法として、発
熱素子に印加する電圧パルスの個数と、ノズルの目詰ま
りを回復するための回復動作回数を計数することにより
インク残量を検知する手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バブル
ジェット方式には、記録ヘッドの昇温に伴い吐出量が増
加するという特徴があるため、発熱素子に印加される電
圧パルスの個数を計数するだけでは、正確なインク残量
検知は困難であった。
【0007】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、誤差の少ない正確なインク残量検知手
段の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、複
数のノズルを有するバブルジェット記録ヘッドと、少な
くとも一回の走査分の印字データを格納する印字バッフ
ァとを有するインクジェット記録装置において、前記印
字バッファに展開された印字データから印字ドット数を
計数する計数手段と、その計数値を一時的に保存するた
めのバッファ領域と、前記計数値に可変の係数を乗算す
ることにより印字に使用するインク量を算出する手段と
を有するインクジェット記録装置により、前記目的を達
成しようとするものである。
【0009】
【作用】以上のような本発明において、前記印字バッフ
ァに展開されたデータを調べ、印字されるドット数Dn
を計数する。次にバッファ領域から前回の印字のドット
数Dn−1を読み出し、このドット数Dn−1が任意の
しきい値Dより小さい場合、記録ヘッドは昇温していな
いと判断し、ドット数Dnに1ノズル当りの吐出量Vを
乗算することにより、印字時のインク使用量を算出す
る。
【0010】また、ドット数Dn−1がしきい値Dより
大きい場合、記録ヘッドは昇温していると判断し、ドッ
ト数Dnに昇温時の1ノズル当りの吐出量Vhを乗算し
たものをインク使用量とする。印字後、ドット数Dn−
1をドット数Dnで更新する。ただし、一定時間印字を
行わなかった場合や、回復動作を行った直後は、ドット
数Dn−1を0とする。
【0011】これにより、連続印字時、記録ヘッドが昇
温して吐出量が増加した場合であっても正確な残量検知
が可能となる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を複数の実施例に基づいて説
明する; (実施例1)まず、図1に、一般的なバブルジェット記
録装置の構成概念図の一例を示す。図1において、複数
のノズルが配列されたバブルジェット記録ヘッド1が、
キャリッジ10に搭載されている。キャリッジ10は、
不図示のキャリッジ駆動モータにより駆動され、各ガイ
ド軸11a,11bに添って走査を行う。記録ヘッド1
は、不図示の印字バッファ上に展開されるデータに従っ
て、キャリッジ10の走査に同期してインクを吐出し、
プラテン3上の記録用紙2に印字を行う。
【0013】また、記録ヘッド1には、供給チューブ9
を介して交換可能なインクタンク8からインクが供給さ
れる。記録ヘッド1のノズルの目詰まりを回復する回復
動作の場合、キャリッジ10が基準となる位置(以下、
“ホームポジション”と呼ぶ)まで移動して記録ヘッド
1とキャップ4とが連結され、ポンプ6が作動して、ノ
ズルからインクが吸引される。吸引されたインク滴は排
出チューブ5を介して排インク溜め7に排出される。
【0014】図2に、本発明に係る実施例1の構成ブロ
ック図を、また図3に、以下の処理動作シーケンスフロ
ーチャートを示す。
【0015】図2の構成には、少なくとも一回の走査分
の印字データを展開する印字バッファ26が設けられて
おり、計数手段21により、印字バッファ26に展開さ
れたデータから印字ドット数Dnが計数される(図3の
ステップS1)。一時保存用バッファ22に記憶されて
いる前回の印字時のドット数Dn−1を読み出し(ステ
ップS2)、任意のスレッショルド(しきい)値Dとの
大小を比較する(ステップS3)。ドット数Dn−1が
しきい値Dより小さい場合、記録ヘッド1は前回の印字
では昇温していないと判断し、ステップS4でメモリ2
4に格納された1ノズル当りの吐出量Vが読み出され、
乗算部25においてドット数Dnに乗算される。
【0016】一方、ステップS3において、ドット数D
n−1がドット数Dより大きい場合、前回の印字で昇温
したと判断し、ステップS5でメモリ24から読み出さ
れた昇温時の1ノズル当りの吐出量Vhが乗算部25に
おいてドット数Dnに乗算される。ステップS6で印字
後、ドット数Dn−1はドット数Dnで更新される(ス
テップS7)。ただし、一定時間印字を行わなかった場
合や、回復動作を行った直後は、ドット数Dn−1を0
とする。
【0017】上記の構成により、記録ヘッド1が昇温し
て吐出量が増加した場合においても、印字に使用される
インク量を正確に算出し、誤差の少ない残量検知を行う
ことができる。
【0018】(実施例2)図4に第2の実施例2の処理
動作手順シーケンスフローチャートを示す。本例では、
複数のスレッショルド値(D0,D1,D2)と、複数
の昇温時の1ノズル当りの吐出量(Vh1,Vh2,V
h3)とを設けてある。これにより、記録ヘッドの昇温
に伴う吐出量の変化に、より正確に追随することができ
る。
【0019】すなわち、図4において、ステップS1〜
S7は前記実施例1の図3におけると同様であり、重複
説明は省略する。一方、ステップS3において、Dn−
1>D0の場合はステップS8に移行し、Dn−1<D
1の場合は、ステップS9でインク使用量=Dn×Vh
1となり、一方、ステップS8でDn−1>D1の場合
は、ステップS10でインク使用量=Dn×Vh2とな
り、さらにステップS9でDn−1>D2の場合は、ス
テップS11でインク使用量Dn×Vh3となる。
【0020】ここにおいて、Vh3>Vh2>Vh1>
Vであり、それぞれ各ステップS9,S10,S11か
らステップS6の印字に移行し、ステップS7でドット
数Dnを更新するようにしたものである。
【0021】(実施例3)次に、図5に第3の実施例3
の説明図を示す。前記実施例1の構成において、複数
(1〜N)のノズルについて、各ノズルが印字するドッ
ト数を計数し、それぞれに1ノズル当りの吐出量を乗算
することによりインク使用量を算出する。これにより、
ある特定のノズルのみ連続印字が行われた場合など、ノ
ズル間で温度が大幅に違う場合にも正確な残量検知が可
能となる。
【0022】(実施例4)図6にさらに別の実施例4の
説明図を示す。前記実施例3の構成において、隣接する
ノズル間で印字ドット数の平均をとり、その平均値を各
ノズルの印字ドット数とみなしてインク使用量を算出す
る。これにより、ドット数Dnに乗算する1ノズル当り
の吐出量を決定する回数及び乗算回数が削減されるた
め、インク使用量計算の処理速度が向上する。
【0023】なお、図6においては、隣接する二つのノ
ズル間で平均値を算出しているが、より多数のノズル間
で平均をとることにより、インク使用量の計算量を削減
して、処理速度を向上させることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクジェット記録装置、特にバブルジェット方式のイ
ンクジェット記録装置において、誤差の少ない、正確な
インク残量検知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なバブルジェット記録装置の構成概念
【図2】 実施例1の構成ブロック図
【図3】 実施例1の処理動作手順フローチャート
【図4】 実施例2の処理動作手順フローチャート
【図5】 実施例3の説明図
【図6】 実施例4の説明図 〔図面の簡単な説明〕 1 バブルジェット記録ヘッド 2 記録用紙 3 プラテン 4 キャップ 5 排出チューブ 6 吸引ポンプ 7 排インク溜め 8 インクタンク 9 供給チューブ 10 キャリッジ 11a,11b ガイド軸 21 印字ドット数の計数手段 22 計数値の一時保存用バッファ 23 計数値とスレッショルド値との比較部 24 メモリ 25 インク使用量計算部 26 印字バッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを有するインクジェット方
    式の記録ヘッドと、少なくとも一回の走査分の印字デー
    タを格納する印字バッファとを有するインクジェット記
    録装置において;前記印字バッファに展開された印字デ
    ータから印字ドット数を計数する計数手段と、その計数
    値を一時的に保存するためのバッファ領域と、前記計数
    値に可変の係数を乗算することにより印字に使用するイ
    ンク量を算出する手段とを有することを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 計数値に記録ヘッドの温度に対応した1
    ドット当りのインク吐出量を乗算してインク使用量を算
    出することを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 それぞれのノズルが印字するドット数を
    計数し、それぞれのノズルについてインク使用量を算出
    することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドの各ノズルが印字するドット
    数を平均し、この平均値に前記記録ヘッドの温度に対応
    した1ドット当りのインク吐出量を乗算することによ
    り、平均されたノズルのインク使用量を計算することを
    特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
JP16099895A 1995-06-27 1995-06-27 インクジェット記録装置 Withdrawn JPH0911491A (ja)

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JP16099895A JPH0911491A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 インクジェット記録装置

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JP16099895A JPH0911491A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 インクジェット記録装置

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JPH0911491A true JPH0911491A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15726635

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16099895A Withdrawn JPH0911491A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH0911491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005989A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Olympus Corp 画像記録装置及び、その画像記録装置のインク量算出方法
US10252519B2 (en) 2016-02-05 2019-04-09 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus and liquid usage amount calculation method for liquid ejecting apparatus

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JP2010005989A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Olympus Corp 画像記録装置及び、その画像記録装置のインク量算出方法
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Effective date: 20020903