JPH09114623A - ユーザインタフェース設計ツール - Google Patents
ユーザインタフェース設計ツールInfo
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- JPH09114623A JPH09114623A JP7265713A JP26571395A JPH09114623A JP H09114623 A JPH09114623 A JP H09114623A JP 7265713 A JP7265713 A JP 7265713A JP 26571395 A JP26571395 A JP 26571395A JP H09114623 A JPH09114623 A JP H09114623A
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- Japan
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- variable
- setting
- user interface
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- Pending
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】内部状態によって条件分岐を行うなどの複雑な
動作記述がGUI操作で行えるようにする。 【解決手段】カードA2201の表示中に「はい」が音
声入力されたらカードB2202へ、「いいえ」が音声
入力されたらカードC2203へ遷移する動作を設計す
る場合、音声認識部品2204をカードA2201上に
作成する。また、変数Aを作成し、プロトタイプ実行中
に音声認識部品2204から変数Aに認識結果を入力す
るような動作設定を行う。次にカードA2201上に変
数Aを参照する分岐部品2205を作成し、「はい」
「いいえ」という分岐条件を作成する。次に「はい」な
らカードB2202へ、「いいえ」ならカードC220
3へ遷移するように、分岐部品2205からカードB2
202,C2203への各リンクと、音声認識部品22
04から分岐部品2205へのリンクを設定する。
動作記述がGUI操作で行えるようにする。 【解決手段】カードA2201の表示中に「はい」が音
声入力されたらカードB2202へ、「いいえ」が音声
入力されたらカードC2203へ遷移する動作を設計す
る場合、音声認識部品2204をカードA2201上に
作成する。また、変数Aを作成し、プロトタイプ実行中
に音声認識部品2204から変数Aに認識結果を入力す
るような動作設定を行う。次にカードA2201上に変
数Aを参照する分岐部品2205を作成し、「はい」
「いいえ」という分岐条件を作成する。次に「はい」な
らカードB2202へ、「いいえ」ならカードC220
3へ遷移するように、分岐部品2205からカードB2
202,C2203への各リンクと、音声認識部品22
04から分岐部品2205へのリンクを設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザからの入力
を受け取り、部品をレイアウトした操作画面をユーザイ
ンタフェース(UI)として用いたシステムのための画
面の設計、動作の設計をグラフィカルユーザインタフェ
ース(GUI)を用いて行い、シミュレーションによる
動作確認を行うのに好適なユーザインタフェース設計ツ
ールに関する。
を受け取り、部品をレイアウトした操作画面をユーザイ
ンタフェース(UI)として用いたシステムのための画
面の設計、動作の設計をグラフィカルユーザインタフェ
ース(GUI)を用いて行い、シミュレーションによる
動作確認を行うのに好適なユーザインタフェース設計ツ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】部品をレイアウトすることによる操作画
面設計と、動作設計をGUI操作で実現し、設計通りに
実行するツールは数多くある。
面設計と、動作設計をGUI操作で実現し、設計通りに
実行するツールは数多くある。
【0003】例えば、VisualBasic (米国Microsoft 社
の登録商品)を利用すると、GUI操作を利用して簡単
にWindows (米国Microsoft 社の登録商品)のプログラ
ミングを行うことができる。
の登録商品)を利用すると、GUI操作を利用して簡単
にWindows (米国Microsoft 社の登録商品)のプログラ
ミングを行うことができる。
【0004】また、AUTHORWARE STAR (米国Macromedia
社の登録商品)を利用すると、アイコンを並べるなどの
オーサリング操作で簡単にプレゼンテーションや情報案
内などのシステムを構築することができる。
社の登録商品)を利用すると、アイコンを並べるなどの
オーサリング操作で簡単にプレゼンテーションや情報案
内などのシステムを構築することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしVisualBasic な
どのビジュアルプログラミングツールは、複雑な操作を
行うユーザインタフェースを構築できる半面、動作設計
の大部分はプログラムコードを記述して行うため、設計
者のプログラミング習得は必要不可欠である。また、用
意されているオブジェクトはユーザインタフェース操作
画面(UI操作画面)を構成するためのボタンや部品が
殆どで、例えば音声認識を行うシステムを作るために
は、設計者がプログラミングで行う必要がある。
どのビジュアルプログラミングツールは、複雑な操作を
行うユーザインタフェースを構築できる半面、動作設計
の大部分はプログラムコードを記述して行うため、設計
者のプログラミング習得は必要不可欠である。また、用
意されているオブジェクトはユーザインタフェース操作
画面(UI操作画面)を構成するためのボタンや部品が
殆どで、例えば音声認識を行うシステムを作るために
は、設計者がプログラミングで行う必要がある。
【0006】一方、AUTHORWARE STAR などのオーサリン
グツールは、画面の移り変わりなどの動作もGUI操作
で記述できるが、例えばあるボタンが押されたときの内
部状態によって画面の遷移先が異なるなどの複雑な動作
を記述することは難しい。
グツールは、画面の移り変わりなどの動作もGUI操作
で記述できるが、例えばあるボタンが押されたときの内
部状態によって画面の遷移先が異なるなどの複雑な動作
を記述することは難しい。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、UI操作画面(ユーザインタフェース操
作画面)の設計だけでなく動作の設計もGUI(グラフ
ィカルユーザインタフェース)操作で行うことができ、
しかも音声認識や音声規則合成などの複雑なUI(ユー
ザインタフェース)も簡単に設計できるユーザインタフ
ェース設計ツールを提供することにある。
でその目的は、UI操作画面(ユーザインタフェース操
作画面)の設計だけでなく動作の設計もGUI(グラフ
ィカルユーザインタフェース)操作で行うことができ、
しかも音声認識や音声規則合成などの複雑なUI(ユー
ザインタフェース)も簡単に設計できるユーザインタフ
ェース設計ツールを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、内部状態によって条
件分岐を行うなどの複雑な動作記述もGUI操作で行え
るユーザインタフェース設計ツールを提供することにあ
る。
件分岐を行うなどの複雑な動作記述もGUI操作で行え
るユーザインタフェース設計ツールを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
るユーザインタフェース設計ツールは、ユーザインタフ
ェースの操作画面を表す画面オブジェクトを生成及び属
性設定し、当該画面オブジェクト上にボタン、部品等を
表す部品オブジェクトを生成及び属性設定し、適当な位
置に配置することで画面の設計を行い、部品オブジェク
トと画面オブジェクトとの間のリンク付けをすることで
動作の設計を行い、設計したユーザインタフェースのシ
ミュレートを行うユーザインタフェース設計ツールであ
って、音声を出力する音声出力手段と、入力文字列を音
声情報に変換して上記音声出力手段より音声を出力する
部品オブジェクトとしての音声規則合成オブジェクトを
生成する手段と、上記音声規則合成オブジェクトの属性
を設定する手段と、上記音声規則合成オブジェクトの動
作を設計する手段とを備えたことを特徴とする。
るユーザインタフェース設計ツールは、ユーザインタフ
ェースの操作画面を表す画面オブジェクトを生成及び属
性設定し、当該画面オブジェクト上にボタン、部品等を
表す部品オブジェクトを生成及び属性設定し、適当な位
置に配置することで画面の設計を行い、部品オブジェク
トと画面オブジェクトとの間のリンク付けをすることで
動作の設計を行い、設計したユーザインタフェースのシ
ミュレートを行うユーザインタフェース設計ツールであ
って、音声を出力する音声出力手段と、入力文字列を音
声情報に変換して上記音声出力手段より音声を出力する
部品オブジェクトとしての音声規則合成オブジェクトを
生成する手段と、上記音声規則合成オブジェクトの属性
を設定する手段と、上記音声規則合成オブジェクトの動
作を設計する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、音を出力するサウンド出力手段
と、指定されたサウンドファイルの音を上記サウンド出
力手段により出力する部品オブジェクトとしてのサウン
ドオブジェクトを生成する手段と、サウンドファイル指
定情報(例えばサウンドファイル名)を含む上記サウン
ドオブジェクトの属性を設定する手段と、上記サウンド
オブジェクトの動作を設計する手段とを備えたことを特
徴とする。
ェース設計ツールは、音を出力するサウンド出力手段
と、指定されたサウンドファイルの音を上記サウンド出
力手段により出力する部品オブジェクトとしてのサウン
ドオブジェクトを生成する手段と、サウンドファイル指
定情報(例えばサウンドファイル名)を含む上記サウン
ドオブジェクトの属性を設定する手段と、上記サウンド
オブジェクトの動作を設計する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0011】本発明の第3の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、シミュレーション時に時間をカウ
ントする部品オブジェクトとしてのタイマオブジェクト
であって、設定された時間にリンク先にメッセージを送
信するタイマオブジェクトを生成する手段と、動作を起
こす時間を含む上記タイマオブジェクトの属性を設定す
る手段と、上記タイマオブジェクトの動作を設計する手
段とを備えたことを特徴とする。
ェース設計ツールは、シミュレーション時に時間をカウ
ントする部品オブジェクトとしてのタイマオブジェクト
であって、設定された時間にリンク先にメッセージを送
信するタイマオブジェクトを生成する手段と、動作を起
こす時間を含む上記タイマオブジェクトの属性を設定す
る手段と、上記タイマオブジェクトの動作を設計する手
段とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の第4の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、利用者が発した音声を入力するた
めの音声入力手段と、この音声入力手段により入力され
た音声を認識して認識結果を決定する部品オブジェクト
としての音声認識オブジェクトを生成する手段と、上記
音声認識オブジェクトの属性を設定する手段と、上記音
声認識オブジェクトの動作を設計する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
ェース設計ツールは、利用者が発した音声を入力するた
めの音声入力手段と、この音声入力手段により入力され
た音声を認識して認識結果を決定する部品オブジェクト
としての音声認識オブジェクトを生成する手段と、上記
音声認識オブジェクトの属性を設定する手段と、上記音
声認識オブジェクトの動作を設計する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の第5の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、利用者が手書きした文字を入力す
るための手書き文字入力手段と、この手書き文字入力手
段により入力された文字を認識して認識結果を決定する
部品オブジェクトとしての文字認識オブジェクトを生成
する手段と、上記文字認識オブジェクトを画面オブジェ
クト上に配置する手段と、上記文字認識オブジェクトの
属性を設定する手段と、上記文字認識オブジェクトの動
作を設計する手段とを備えたことを特徴とする。
ェース設計ツールは、利用者が手書きした文字を入力す
るための手書き文字入力手段と、この手書き文字入力手
段により入力された文字を認識して認識結果を決定する
部品オブジェクトとしての文字認識オブジェクトを生成
する手段と、上記文字認識オブジェクトを画面オブジェ
クト上に配置する手段と、上記文字認識オブジェクトの
属性を設定する手段と、上記文字認識オブジェクトの動
作を設計する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の第6の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、シミュレーション時のデータを保
存する部品オブジェクトとしての変数オブジェクトを生
成する手段と、上記変数オブジェクトの属性を設定する
手段と、シミュレーション時に、入力イベントを受けた
部品オブジェクトから、あるいは状態変化を起こした部
品オブジェクトまたは画面オブジェクトから、上記変数
オブジェクトにデータが入力されるように、その入力先
変数オブジェクトと入力データまたは入力データ種別と
を当該部品オブジェクトまたは画面オブジェクトに設定
する手段と、シミュレーション時に変数オブジェクト内
のデータを参照する部品オブジェクトとしての変数利用
オブジェクトであって、参照したデータの内容に従った
動作を起こす変数利用オブジェクトを生成する手段と、
上記変数利用オブジェクトの属性を設定する手段と、上
記変数利用オブジェクトの動作を設計する手段とを備え
たことを特徴とする。
ェース設計ツールは、シミュレーション時のデータを保
存する部品オブジェクトとしての変数オブジェクトを生
成する手段と、上記変数オブジェクトの属性を設定する
手段と、シミュレーション時に、入力イベントを受けた
部品オブジェクトから、あるいは状態変化を起こした部
品オブジェクトまたは画面オブジェクトから、上記変数
オブジェクトにデータが入力されるように、その入力先
変数オブジェクトと入力データまたは入力データ種別と
を当該部品オブジェクトまたは画面オブジェクトに設定
する手段と、シミュレーション時に変数オブジェクト内
のデータを参照する部品オブジェクトとしての変数利用
オブジェクトであって、参照したデータの内容に従った
動作を起こす変数利用オブジェクトを生成する手段と、
上記変数利用オブジェクトの属性を設定する手段と、上
記変数利用オブジェクトの動作を設計する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0015】本発明の第7の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、上記第6の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおける変数利用オブジェクトと
して、シミュレーション時に変数オブジェクト内のデー
タを参照し、その参照したデータの内容をテキストとし
て表示する変数データ表示オブジェクトを適用したこと
を特徴とする。
ェース設計ツールは、上記第6の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおける変数利用オブジェクトと
して、シミュレーション時に変数オブジェクト内のデー
タを参照し、その参照したデータの内容をテキストとし
て表示する変数データ表示オブジェクトを適用したこと
を特徴とする。
【0016】本発明の第8の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、上記第6の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおける変数利用オブジェクトと
して、シミュレーション時に変数オブジェクト内のデー
タを参照し、その参照したデータの内容に応じた条件分
岐を起こす分岐オブジェクトを適用すると共に、分岐オ
ブジェクトの条件項目を生成する手段と、分岐オブジェ
クトの動作を条件項目毎に設計する手段とを備えたこと
を特徴とする。
ェース設計ツールは、上記第6の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおける変数利用オブジェクトと
して、シミュレーション時に変数オブジェクト内のデー
タを参照し、その参照したデータの内容に応じた条件分
岐を起こす分岐オブジェクトを適用すると共に、分岐オ
ブジェクトの条件項目を生成する手段と、分岐オブジェ
クトの動作を条件項目毎に設計する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0017】本発明の第9の観点に係るユーザインタフ
ェース設計ツールは、上記第4または第5の観点に係る
構成と上記第8の観点に係る構成を組み合わせたもの
で、入力先変数オブジェクトと入力データ種別とを設定
する手段として、シミュレーション時に音声認識オブジ
ェクトまたは文字認識オブジェクトで決定した認識結果
が変数オブジェクトに入力されるように、その入力先変
数オブジェクトと認識結果を表す入力データ種別とを当
該音声認識オブジェクトまたは文字認識オブジェクトに
設定する手段を、分岐オブジェクトの条件項目を生成す
る手段として、複数の認識候補データからなる条件項目
を記述する手段を、分岐オブジェクトの動作を条件項目
毎に設計する手段として、分岐オブジェクトの動作を認
識候補データ毎に設計する手段をそれぞれ適用し、上記
分岐オブジェクトに、変数オブジェクト内のデータを参
照して当該データと上記各認識候補データとを比較して
動作を決定する処理手続きを持たせたことを特徴とす
る。
ェース設計ツールは、上記第4または第5の観点に係る
構成と上記第8の観点に係る構成を組み合わせたもの
で、入力先変数オブジェクトと入力データ種別とを設定
する手段として、シミュレーション時に音声認識オブジ
ェクトまたは文字認識オブジェクトで決定した認識結果
が変数オブジェクトに入力されるように、その入力先変
数オブジェクトと認識結果を表す入力データ種別とを当
該音声認識オブジェクトまたは文字認識オブジェクトに
設定する手段を、分岐オブジェクトの条件項目を生成す
る手段として、複数の認識候補データからなる条件項目
を記述する手段を、分岐オブジェクトの動作を条件項目
毎に設計する手段として、分岐オブジェクトの動作を認
識候補データ毎に設計する手段をそれぞれ適用し、上記
分岐オブジェクトに、変数オブジェクト内のデータを参
照して当該データと上記各認識候補データとを比較して
動作を決定する処理手続きを持たせたことを特徴とす
る。
【0018】本発明の第10の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールは、シミュレーション時に複数のリ
ンク先オブジェクトに同時にメッセージ送信する部品オ
ブジェクトとしての並行オブジェクトを生成する手段
と、上記並行オブジェクトの属性を設定する手段と、上
記並行オブジェクトの複数のリンク先オブジェクトを設
定する手段とを備えたことを特徴とする。
フェース設計ツールは、シミュレーション時に複数のリ
ンク先オブジェクトに同時にメッセージ送信する部品オ
ブジェクトとしての並行オブジェクトを生成する手段
と、上記並行オブジェクトの属性を設定する手段と、上
記並行オブジェクトの複数のリンク先オブジェクトを設
定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】本発明の第11の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールは、シミュレーション時にリンク元
の部品オブジェクトがイベントを受けた回数をカウント
する部品オブジェクトとしてのカウンタオブジェクトで
あって、設定された回数をカウントするとリンク先のオ
ブジェクトに対してメッセージを送信するカウンタオブ
ジェクトを生成する手段と、上記カウンタオブジェクト
の動作条件(動作を起こす数)としてのカウント回数値
を含む属性を設定する手段と、リンク元の部品オブジェ
クトから上記カウンタオブジェクトへのリンクを設定す
る手段と、上記カウンタオブジェクトのリンク先オブジ
ェクトを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
フェース設計ツールは、シミュレーション時にリンク元
の部品オブジェクトがイベントを受けた回数をカウント
する部品オブジェクトとしてのカウンタオブジェクトで
あって、設定された回数をカウントするとリンク先のオ
ブジェクトに対してメッセージを送信するカウンタオブ
ジェクトを生成する手段と、上記カウンタオブジェクト
の動作条件(動作を起こす数)としてのカウント回数値
を含む属性を設定する手段と、リンク元の部品オブジェ
クトから上記カウンタオブジェクトへのリンクを設定す
る手段と、上記カウンタオブジェクトのリンク先オブジ
ェクトを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】上記第1乃至第5の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおいては、部品オブジェクトと
して、入力文字列を音声情報に変換して音声出力手段よ
り音声を出力する音声規則合成オブジェクト、指定され
たサウンドファイルの音をサウンド出力手段により出力
するサウンドオブジェクト、シミュレーション時に時間
をカウントし、設定された時間をカウントするとリンク
先にメッセージを送信するタイマオブジェクト、音声入
力手段により入力された音声を認識して認識結果を決定
する音声認識オブジェクト、または手書き文字入力手段
により入力された文字を認識して認識結果を決定する文
字認識オブジェクトを生成及び属性設定する機能を設け
ることにより、音声規則合成、サウンド出力、設定時間
におけるリンク先へのメッセージ送信、音声認識、及び
文字認識といった複雑なUIが簡単に設計できる。
タフェース設計ツールにおいては、部品オブジェクトと
して、入力文字列を音声情報に変換して音声出力手段よ
り音声を出力する音声規則合成オブジェクト、指定され
たサウンドファイルの音をサウンド出力手段により出力
するサウンドオブジェクト、シミュレーション時に時間
をカウントし、設定された時間をカウントするとリンク
先にメッセージを送信するタイマオブジェクト、音声入
力手段により入力された音声を認識して認識結果を決定
する音声認識オブジェクト、または手書き文字入力手段
により入力された文字を認識して認識結果を決定する文
字認識オブジェクトを生成及び属性設定する機能を設け
ることにより、音声規則合成、サウンド出力、設定時間
におけるリンク先へのメッセージ送信、音声認識、及び
文字認識といった複雑なUIが簡単に設計できる。
【0021】ここで、文字認識オブジェクトを除く部品
オブジェクト(音声規則合成オブジェクト、サウンドオ
ブジェクト、タイマオブジェクト、及び音声認識オブジ
ェクト)は、UI操作画面の構成対象外オブジェクトで
あることから、前記画面オブジェクトとは別に設けた特
定領域に配置・表示される構成とすることで、UI操作
画面を構成する部品オブジェクトと区別することができ
る。
オブジェクト(音声規則合成オブジェクト、サウンドオ
ブジェクト、タイマオブジェクト、及び音声認識オブジ
ェクト)は、UI操作画面の構成対象外オブジェクトで
あることから、前記画面オブジェクトとは別に設けた特
定領域に配置・表示される構成とすることで、UI操作
画面を構成する部品オブジェクトと区別することができ
る。
【0022】次に、上記第6の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールにおいては、シミュレーション時の
データを保存する変数オブジェクトを生成及び属性設定
する機能と、シミュレーション時に部品オブジェクトが
入力イベントを受けた際に、あるいは部品オブジェクト
または画面オブジェクトが状態変化を起こした際に、そ
のオブジェクトから上記変数オブジェクトにデータが入
力されるように、その入力先変数オブジェクトと入力デ
ータまたは入力データ種別とを設定する機能と、シミュ
レーション時に変数オブジェクト内のデータを参照し、
そのデータの内容に従った動作を起こす変数利用オブジ
ェクトを生成及び属性設定する機能とを設けることによ
り、シミュレーション時には、部品オブジェクトが入力
イベントを受けた際の状態、あるいは部品オブジェクト
または画面オブジェクトが状態変化を起こした際の状態
を変数オブジェクトに保持させて、その状態を変数利用
オブジェクトが当該変数オブジェクトを通して認識する
ことで、その状態に応じた動作を行うことが可能とな
る。即ち、第6の観点に係るユーザインタフェース設計
ツールによれば、内部状態に応じて動作するという複雑
な動作記述がGUI操作で行える。
フェース設計ツールにおいては、シミュレーション時の
データを保存する変数オブジェクトを生成及び属性設定
する機能と、シミュレーション時に部品オブジェクトが
入力イベントを受けた際に、あるいは部品オブジェクト
または画面オブジェクトが状態変化を起こした際に、そ
のオブジェクトから上記変数オブジェクトにデータが入
力されるように、その入力先変数オブジェクトと入力デ
ータまたは入力データ種別とを設定する機能と、シミュ
レーション時に変数オブジェクト内のデータを参照し、
そのデータの内容に従った動作を起こす変数利用オブジ
ェクトを生成及び属性設定する機能とを設けることによ
り、シミュレーション時には、部品オブジェクトが入力
イベントを受けた際の状態、あるいは部品オブジェクト
または画面オブジェクトが状態変化を起こした際の状態
を変数オブジェクトに保持させて、その状態を変数利用
オブジェクトが当該変数オブジェクトを通して認識する
ことで、その状態に応じた動作を行うことが可能とな
る。即ち、第6の観点に係るユーザインタフェース設計
ツールによれば、内部状態に応じて動作するという複雑
な動作記述がGUI操作で行える。
【0023】次に、上記第7の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールにおいては、上記変数利用オブジェ
クトとして変数データ表示オブジェクトを適用すること
で、内部状態を表すデータをテキストとして表示する動
作記述をGUI操作で行うことができる。
フェース設計ツールにおいては、上記変数利用オブジェ
クトとして変数データ表示オブジェクトを適用すること
で、内部状態を表すデータをテキストとして表示する動
作記述をGUI操作で行うことができる。
【0024】次に、上記第8の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールにおいては、上記変数利用オブジェ
クトとして分岐オブジェクトを適用することで、以前の
画面で押されたボタン(部品オブジェクト)の種類など
の情報を変数オブジェクトに保持し、条件分岐させる画
面でその変数オブジェクト内のデータを分岐オブジェク
トが参照して当該データに応じた条件分岐を行わせるこ
とができる。即ち、第8の観点に係るユーザインタフェ
ース設計ツールによれば、シミュレーション中にUIを
操作している利用者によって以前の画面で押されたボタ
ンの種類によりその後の画面で条件分岐をするといった
動作を実現するのに必要な複雑な動作記述がGUI操作
で行える。
フェース設計ツールにおいては、上記変数利用オブジェ
クトとして分岐オブジェクトを適用することで、以前の
画面で押されたボタン(部品オブジェクト)の種類など
の情報を変数オブジェクトに保持し、条件分岐させる画
面でその変数オブジェクト内のデータを分岐オブジェク
トが参照して当該データに応じた条件分岐を行わせるこ
とができる。即ち、第8の観点に係るユーザインタフェ
ース設計ツールによれば、シミュレーション中にUIを
操作している利用者によって以前の画面で押されたボタ
ンの種類によりその後の画面で条件分岐をするといった
動作を実現するのに必要な複雑な動作記述がGUI操作
で行える。
【0025】次に、上記第9の観点に係るユーザインタ
フェース設計ツールにおいては、シミュレーション時に
文字認識オブジェクトまたは音声認識オブジェクトで決
定した認識結果を変数オブジェクトに保持し、条件分岐
させる画面でその変数オブジェクト内のデータを分岐オ
ブジェクトが参照することで当該データに応じた条件分
岐を行うことができる。即ち、第9の観点に係るユーザ
インタフェース設計ツールによれば、シミュレーション
中にUIを操作している利用者によって入力された音声
または手書き文字の認識結果により条件分岐をする動作
を実現するのに必要な複雑な動作記述がGUI操作で行
える。
フェース設計ツールにおいては、シミュレーション時に
文字認識オブジェクトまたは音声認識オブジェクトで決
定した認識結果を変数オブジェクトに保持し、条件分岐
させる画面でその変数オブジェクト内のデータを分岐オ
ブジェクトが参照することで当該データに応じた条件分
岐を行うことができる。即ち、第9の観点に係るユーザ
インタフェース設計ツールによれば、シミュレーション
中にUIを操作している利用者によって入力された音声
または手書き文字の認識結果により条件分岐をする動作
を実現するのに必要な複雑な動作記述がGUI操作で行
える。
【0026】次に、上記第10の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおいては、シミュレーション時
に複数のリンク先オブジェクトに同時にメッセージ送信
する並行オブジェクトを生成及び属性設定する機能を設
けることにより、この並行オブジェクトが起動(活性
化)された際に、当該オブジェクトのリンク先として設
定されている複数のオブジェクトにそれぞれ固有のメッ
セージを送信して、同時に複数の動作を行わせるという
複雑な動作記述がGUI操作で行える。
タフェース設計ツールにおいては、シミュレーション時
に複数のリンク先オブジェクトに同時にメッセージ送信
する並行オブジェクトを生成及び属性設定する機能を設
けることにより、この並行オブジェクトが起動(活性
化)された際に、当該オブジェクトのリンク先として設
定されている複数のオブジェクトにそれぞれ固有のメッ
セージを送信して、同時に複数の動作を行わせるという
複雑な動作記述がGUI操作で行える。
【0027】次に、上記第11の観点に係るユーザイン
タフェース設計ツールにおいては、シミュレーション時
にリンク元の部品オブジェクトがイベントを受けた回数
をカウントし、設定された回数をカウントするとリンク
先オブジェクトにメッセージ送信するカウンタオブジェ
クトを生成及び属性設定する機能を設けることにより、
リンク元の部品オブジェクトが設定回数だけイベントを
受けると、カウンタオブジェクトからリンク先オブジェ
クトにメッセージを送信して動作を行わせるという複雑
な動作記述がGUI操作で行える。
タフェース設計ツールにおいては、シミュレーション時
にリンク元の部品オブジェクトがイベントを受けた回数
をカウントし、設定された回数をカウントするとリンク
先オブジェクトにメッセージ送信するカウンタオブジェ
クトを生成及び属性設定する機能を設けることにより、
リンク元の部品オブジェクトが設定回数だけイベントを
受けると、カウンタオブジェクトからリンク先オブジェ
クトにメッセージを送信して動作を行わせるという複雑
な動作記述がGUI操作で行える。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0029】(A) ユーザインタフェース設計ツールの構
成 まず、ユーザインタフェース設計ツールの構成について
説明する。
成 まず、ユーザインタフェース設計ツールの構成について
説明する。
【0030】図1は、本発明の一実施形態に係るユーザ
インタフェース設計ツールの構成を示すブロック図であ
る。この図1に示すユーザインタフェース(UI)設計
ツールは、音声や音(サウンド)の出力に用いられるス
ピーカなどの出力装置100と、CRTディスプレイ、
液晶ディスプレイ等の表示装置101と、キーボードや
マウス等の入力手段を用いて実現され、設計時のデータ
等の入力に用いられる入力装置(以下、設計時データ入
力装置と称する)102と、設計時及びシミュレーショ
ン時に設計者あるいは利用者とのインタラクティブな対
話を行うプロトタイピングエディタ103と、(タッチ
入力用の)タッチパネル、(音声入力用の)マイクロフ
ォン、マウス、キーボード等の入力手段を用いて実現さ
れ、シミュレーション時の情報入力に用いられる入力装
置(以下、シミュレーション時入力装置と称する)10
4と、設計された画面情報、動作情報及びデータの素材
等を管理するデータベース(DB)105とで構成され
ている。
インタフェース設計ツールの構成を示すブロック図であ
る。この図1に示すユーザインタフェース(UI)設計
ツールは、音声や音(サウンド)の出力に用いられるス
ピーカなどの出力装置100と、CRTディスプレイ、
液晶ディスプレイ等の表示装置101と、キーボードや
マウス等の入力手段を用いて実現され、設計時のデータ
等の入力に用いられる入力装置(以下、設計時データ入
力装置と称する)102と、設計時及びシミュレーショ
ン時に設計者あるいは利用者とのインタラクティブな対
話を行うプロトタイピングエディタ103と、(タッチ
入力用の)タッチパネル、(音声入力用の)マイクロフ
ォン、マウス、キーボード等の入力手段を用いて実現さ
れ、シミュレーション時の情報入力に用いられる入力装
置(以下、シミュレーション時入力装置と称する)10
4と、設計された画面情報、動作情報及びデータの素材
等を管理するデータベース(DB)105とで構成され
ている。
【0031】プロトタイピングエディタ103は、画面
や動作の設計時の管理を司るエディティング部106
と、設計したUIの動作確認のためのシミュレーション
時の管理を司るプロトタイプ実行部107とで構成され
ている。このエディティング部106及びプロトタイプ
実行部107の構成については後述する。
や動作の設計時の管理を司るエディティング部106
と、設計したUIの動作確認のためのシミュレーション
時の管理を司るプロトタイプ実行部107とで構成され
ている。このエディティング部106及びプロトタイプ
実行部107の構成については後述する。
【0032】(A-1) オブジェクトの種類 次に、本実施形態におけるUI設計ツールで利用できる
(オブジェクト指向での)オブジェクトの種類につい
て、図2の画面構成例を参照して説明する。
(オブジェクト指向での)オブジェクトの種類につい
て、図2の画面構成例を参照して説明する。
【0033】図2に示すように、本実施形態で利用可能
なオブジェクトには、UI操作画面を表す(画面オブジ
ェクトとしての)カード200がある他、UI操作画面
を構成する部品オブジェクトとして、テキストボタン2
01、テキスト部品202、イメージボタン203、イ
メージ部品204、変数表示テキストボタン205、変
数表示テキスト部品206、及び文字認識部品210が
あり、UI操作画面を構成する以外の部品オブジェクト
として、音声規則合成部品207、サウンド部品20
8、音声認識部品209、タイマ部品211、分岐部品
212、並行部品213、及びカウンタ部品214があ
る。
なオブジェクトには、UI操作画面を表す(画面オブジ
ェクトとしての)カード200がある他、UI操作画面
を構成する部品オブジェクトとして、テキストボタン2
01、テキスト部品202、イメージボタン203、イ
メージ部品204、変数表示テキストボタン205、変
数表示テキスト部品206、及び文字認識部品210が
あり、UI操作画面を構成する以外の部品オブジェクト
として、音声規則合成部品207、サウンド部品20
8、音声認識部品209、タイマ部品211、分岐部品
212、並行部品213、及びカウンタ部品214があ
る。
【0034】カード200は、テキストボタン201、
テキスト部品202、イメージボタン203、イメージ
部品204、変数表示テキストボタン205、変数表示
テキスト部品206、及び文字認識部品210を配置す
る領域を持つ画面用カード215と、音声規則合成部品
207、サウンド部品208、音声認識部品209、タ
イマ部品211、分岐部品212、並行部品213、及
びカウンタ部品214を配置する領域を持つマルチモー
ダル用カード216とで構成されている。
テキスト部品202、イメージボタン203、イメージ
部品204、変数表示テキストボタン205、変数表示
テキスト部品206、及び文字認識部品210を配置す
る領域を持つ画面用カード215と、音声規則合成部品
207、サウンド部品208、音声認識部品209、タ
イマ部品211、分岐部品212、並行部品213、及
びカウンタ部品214を配置する領域を持つマルチモー
ダル用カード216とで構成されている。
【0035】このように本実施形態においては、UI操
作画面の構成対象外となる部品オブジェクトを、UI操
作画面を構成する部品オブジェクトの配置領域(画面用
カード215)とは別に用意された特定領域(マルチモ
ーダル用カード216)に配置するようにしている。こ
のため設計者は、2種の部品オブジェクトを画面上で簡
単に識別でき、しかもUI操作画面とのずれが生じない
ため設計しやすくなる。
作画面の構成対象外となる部品オブジェクトを、UI操
作画面を構成する部品オブジェクトの配置領域(画面用
カード215)とは別に用意された特定領域(マルチモ
ーダル用カード216)に配置するようにしている。こ
のため設計者は、2種の部品オブジェクトを画面上で簡
単に識別でき、しかもUI操作画面とのずれが生じない
ため設計しやすくなる。
【0036】(A-2) マネジャの種類 さて、図1中のエディティング部106は、カード20
0の生成及び管理を行うカードレイアウトマネジャ(C
LM)108と、カード200上の部品オブジェクトの
生成を行うパーツ(部品)マネジャ(PM)109とで
構成される。
0の生成及び管理を行うカードレイアウトマネジャ(C
LM)108と、カード200上の部品オブジェクトの
生成を行うパーツ(部品)マネジャ(PM)109とで
構成される。
【0037】CLM108は、起動時には、カード20
0及びカード200上にレイアウトされた部品オブジェ
クトの編集、及びユーザからのイベント(ボタンをクリ
ックする、音声による入力を行うなど)に対して行われ
る動作処理のためのリンク設定を行う。
0及びカード200上にレイアウトされた部品オブジェ
クトの編集、及びユーザからのイベント(ボタンをクリ
ックする、音声による入力を行うなど)に対して行われ
る動作処理のためのリンク設定を行う。
【0038】PM109は、CLM108より起動さ
れ、ユーザから指定された部品オブジェクトの生成を行
い、カード200に登録する。部品オブジェクトの管理
はカード200が行う。
れ、ユーザから指定された部品オブジェクトの生成を行
い、カード200に登録する。部品オブジェクトの管理
はカード200が行う。
【0039】次に図1中のプロトタイプ実行部107
は、ログマネジャ(LM)110とデバイスマネジャ
(DM)111で構成される。LM110は、ユーザか
らの指示に従ってCLM108により起動され、起動時
にはデバイスマネジャ(DM)111を起動する。LM
110の起動時には、ユーザからのイベントを受けた部
品オブジェクトは、そのメッセージ送信機能により、設
定されたリンク先へメッセージを送る。このメッセージ
送信の繰り返しにより、設計通りにシミュレーションを
行うことができる。
は、ログマネジャ(LM)110とデバイスマネジャ
(DM)111で構成される。LM110は、ユーザか
らの指示に従ってCLM108により起動され、起動時
にはデバイスマネジャ(DM)111を起動する。LM
110の起動時には、ユーザからのイベントを受けた部
品オブジェクトは、そのメッセージ送信機能により、設
定されたリンク先へメッセージを送る。このメッセージ
送信の繰り返しにより、設計通りにシミュレーションを
行うことができる。
【0040】なお、図1の構成では、CLM108とD
M111との役割の違いを明確にするために、CLM1
08に対応する設計時データ入力装置102とDM11
1に対応するシミュレーション時入力装置104との2
つの入力装置が設けられているが、キーボード、マウス
等の共通の入力手段については共有使用可能である。
M111との役割の違いを明確にするために、CLM1
08に対応する設計時データ入力装置102とDM11
1に対応するシミュレーション時入力装置104との2
つの入力装置が設けられているが、キーボード、マウス
等の共通の入力手段については共有使用可能である。
【0041】(B) 設計操作の説明 次にツールの設計操作について説明する。設計操作は、
設計者からの指示に従って図1におけるエディティング
部106によって実行される。設計中の状態を、設計モ
ードという。本実施形態のツール上では、部品を配置し
た画面イメージの設計、ユーザとの対話を行うためのマ
ルチモーダル機能の設計、動作シナリオの設計の3つを
以下に述べるように行う必要がある。
設計者からの指示に従って図1におけるエディティング
部106によって実行される。設計中の状態を、設計モ
ードという。本実施形態のツール上では、部品を配置し
た画面イメージの設計、ユーザとの対話を行うためのマ
ルチモーダル機能の設計、動作シナリオの設計の3つを
以下に述べるように行う必要がある。
【0042】(B-1) 画面イメージの設計 (B-1-1) CLMの起動 設計者が本実施形態のツールを立ち上げると、まず図1
におけるCLM108が起動される。CLM108が起
動されると、図3に示されるように、カードレイアウト
マネジャメニュー(CLMM)301とカードレイアウ
トマネジャウィンドウ(CLMW)302が表示装置1
01に画面表示される。CLMW302上にはカード2
00が表示される。CLMM301には、『カード』
『カード表示』『編集』『情報設定』『リンク』『変
数』『プロトタイプ実行』の各項目が用意されている。
におけるCLM108が起動される。CLM108が起
動されると、図3に示されるように、カードレイアウト
マネジャメニュー(CLMM)301とカードレイアウ
トマネジャウィンドウ(CLMW)302が表示装置1
01に画面表示される。CLMW302上にはカード2
00が表示される。CLMM301には、『カード』
『カード表示』『編集』『情報設定』『リンク』『変
数』『プロトタイプ実行』の各項目が用意されている。
【0043】図3の画面表示状態で、設計者が設計時デ
ータ入力装置102(の例えばマウス)を操作し、CL
MM(カードレイアウトマネジャメニュー)301中の
『カード』の項目にカーソルを移動させてマウスクリッ
クする(ことで『カード』を選択する)と、当該『カー
ド』に対応するサブメニューがCLM108により表示
される。この『カード』のサブメニューには、例えば
「新規カード」「カード部品呼び出し」「終了」が用意
されている。そこで、設計者がカーソルを「新規カー
ド」へ移動させて選択すると、新規のカードが生成され
る。
ータ入力装置102(の例えばマウス)を操作し、CL
MM(カードレイアウトマネジャメニュー)301中の
『カード』の項目にカーソルを移動させてマウスクリッ
クする(ことで『カード』を選択する)と、当該『カー
ド』に対応するサブメニューがCLM108により表示
される。この『カード』のサブメニューには、例えば
「新規カード」「カード部品呼び出し」「終了」が用意
されている。そこで、設計者がカーソルを「新規カー
ド」へ移動させて選択すると、新規のカードが生成され
る。
【0044】画面(UI操作画面)を設計するには、希
望のカード200を表示させ、(図2に示したような)
画面用カード215上に適当な部品オブジェクトを配置
していけばよい。
望のカード200を表示させ、(図2に示したような)
画面用カード215上に適当な部品オブジェクトを配置
していけばよい。
【0045】ここで、希望のカードを表示させるには、
まずCLMM301中の『カード表示』の項目にカーソ
ルを移動させクリックし、当該『カード表示』に対応す
るサブメニューを表示させる。このサブメニューには、
例えば「次カード」「前カード」が用意されている。一
方、作成済みのカードはDB105内に作成順の並び
(ここでは論理的な並び)で保持管理されている。そこ
で、設計者が「次カード」を選択すると現在表示中のカ
ードの1枚後に作成したカードが、「前カード」を選択
すると現在表示中のカードの1枚前に作成したカード
が、CLM108により表示される。
まずCLMM301中の『カード表示』の項目にカーソ
ルを移動させクリックし、当該『カード表示』に対応す
るサブメニューを表示させる。このサブメニューには、
例えば「次カード」「前カード」が用意されている。一
方、作成済みのカードはDB105内に作成順の並び
(ここでは論理的な並び)で保持管理されている。そこ
で、設計者が「次カード」を選択すると現在表示中のカ
ードの1枚後に作成したカードが、「前カード」を選択
すると現在表示中のカードの1枚前に作成したカード
が、CLM108により表示される。
【0046】このようにして表示されたカードに配置す
る部品オブジェクトを生成する際には、設計者はCLM
M301の『カード』のサブメニュー「カード部品呼び
出し」を選択する。
る部品オブジェクトを生成する際には、設計者はCLM
M301の『カード』のサブメニュー「カード部品呼び
出し」を選択する。
【0047】(B-1-2) PMの起動 さて、「カード部品呼び出し」が選択されると、CLM
108はPM109を起動する。PM109の起動時に
は、図4に示すパーツマネジャメニュー(PMM)40
1が画面表示される。PMM401には、『テキストボ
タン作成』『テキスト部品作成』『イメージボタン作
成』『イメージ部品作成』『特殊部品作成』『変数利用
部品作成』『終了』の各項目が用意されている。
108はPM109を起動する。PM109の起動時に
は、図4に示すパーツマネジャメニュー(PMM)40
1が画面表示される。PMM401には、『テキストボ
タン作成』『テキスト部品作成』『イメージボタン作
成』『イメージ部品作成』『特殊部品作成』『変数利用
部品作成』『終了』の各項目が用意されている。
【0048】(B-1-3) テキストボタンの作成 図2中の画面用カード215内に配置されているテキス
トボタン201は設計者の指定した文字列を表示するこ
とができる(手続きを持つ)ボタン形状の部品である。
トボタン201は設計者の指定した文字列を表示するこ
とができる(手続きを持つ)ボタン形状の部品である。
【0049】テキストボタン201を生成するには、ま
ず設計者が図4に示したPMM(パーツマネジャメニュ
ー)401の『テキストボタン作成』にカーソルを移動
し選択する。これを受けてPM109は、画面用カード
215(を含むカード200)の表示状態で、図5に示
されるようにテキストボタン情報設定ダイアログ501
を表示する。設計者は、この情報設定ダイアログ501
上でテキストボタン201の属性を設定する。
ず設計者が図4に示したPMM(パーツマネジャメニュ
ー)401の『テキストボタン作成』にカーソルを移動
し選択する。これを受けてPM109は、画面用カード
215(を含むカード200)の表示状態で、図5に示
されるようにテキストボタン情報設定ダイアログ501
を表示する。設計者は、この情報設定ダイアログ501
上でテキストボタン201の属性を設定する。
【0050】図5から明らかなように、テキストボタン
201を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置(X
座標)、Y位置(Y座標)、部品の背景色、文字色、文
字フォント(の種類)、テキスト内容、プロトタイプ実
行中(シミュレーション実行中)の状態等がある。プロ
トタイプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示
されたときのテキストボタン201の初期状態などであ
る。テキストボタン201の状態には、“表示状態”ま
たは“非表示状態”がある。
201を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置(X
座標)、Y位置(Y座標)、部品の背景色、文字色、文
字フォント(の種類)、テキスト内容、プロトタイプ実
行中(シミュレーション実行中)の状態等がある。プロ
トタイプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示
されたときのテキストボタン201の初期状態などであ
る。テキストボタン201の状態には、“表示状態”ま
たは“非表示状態”がある。
【0051】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
テキストボタン情報設定ダイアログ501上で入力し、
当該情報設定ダイアログ501に設けられたOKボタン
502をクリックする。するとPM109は、入力され
た属性値が設定されたテキストボタン201を作成し、
図5に示したように表示中のカード200内の画面用カ
ード215上に表示すると共に、当該カード200に登
録する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
テキストボタン情報設定ダイアログ501上で入力し、
当該情報設定ダイアログ501に設けられたOKボタン
502をクリックする。するとPM109は、入力され
た属性値が設定されたテキストボタン201を作成し、
図5に示したように表示中のカード200内の画面用カ
ード215上に表示すると共に、当該カード200に登
録する。
【0052】一方、テキストボタン作成をキャンセルし
たい場合には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン
503をクリックすればよい。この場合PM109は、
テキストボタン情報設定ダイアログ501を非表示に
し、テキストボタン作成処理を中止する。
たい場合には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン
503をクリックすればよい。この場合PM109は、
テキストボタン情報設定ダイアログ501を非表示に
し、テキストボタン作成処理を中止する。
【0053】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
【0054】(B-1-4) テキスト部品の作成 図2中の画面用カード215内に配置されているテキス
ト部品202は、設計者の指定した文字列を表示するこ
とができる(手続きを持つ)ボード形状の部品である。
ト部品202は、設計者の指定した文字列を表示するこ
とができる(手続きを持つ)ボード形状の部品である。
【0055】テキスト部品202を生成するには、まず
設計者が図4に示したPMM401の『テキスト部品作
成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記したテ
キストボタン201の生成の場合と同様である。
設計者が図4に示したPMM401の『テキスト部品作
成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記したテ
キストボタン201の生成の場合と同様である。
【0056】(B-1-5) イメージボタンの作成 図2中の画面用カード215内に配置されているイメー
ジボタン203は、設計者の指定したイメージファイル
のデータ(イメージデータ)を表示することができる
(手続きを持つ)部品であり、平常時と押下時のイメー
ジファイル(の例えばファイル名)を指定して、ボタン
状に表現することが可能な部品である。
ジボタン203は、設計者の指定したイメージファイル
のデータ(イメージデータ)を表示することができる
(手続きを持つ)部品であり、平常時と押下時のイメー
ジファイル(の例えばファイル名)を指定して、ボタン
状に表現することが可能な部品である。
【0057】イメージボタン203を生成するには、ま
ず設計者が図4に示したPMM401の『イメージボタ
ン作成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記し
たテキストボタン201の場合と同様である。なお、イ
メージボタン203を作成するために設定する属性に
は、部品名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード
上のX位置、Y位置、平常時イメージファイル、押下時
イメージファイル、プロトタイプ実行中の状態等があ
る。
ず設計者が図4に示したPMM401の『イメージボタ
ン作成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記し
たテキストボタン201の場合と同様である。なお、イ
メージボタン203を作成するために設定する属性に
は、部品名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード
上のX位置、Y位置、平常時イメージファイル、押下時
イメージファイル、プロトタイプ実行中の状態等があ
る。
【0058】(B-1-6) イメージ部品の作成 図2中の画面用カード215内に配置されているイメー
ジ部品204は、設計者の指定したイメージファイルの
データ(イメージデータ)を表示することができる(手
続きを持つ)部品である。
ジ部品204は、設計者の指定したイメージファイルの
データ(イメージデータ)を表示することができる(手
続きを持つ)部品である。
【0059】イメージ部品204を生成するには、まず
設計者が図4に示したPMM401の『イメージ部品作
成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記したテ
キストボタン201の場合と同様である。なお、イメー
ジ部品204を作成するために設定する属性には、部品
名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位
置、Y位置、イメージファイル、プロトタイプ実行中の
状態等がある。
設計者が図4に示したPMM401の『イメージ部品作
成』にカーソルを移動し選択する。以下は、前記したテ
キストボタン201の場合と同様である。なお、イメー
ジ部品204を作成するために設定する属性には、部品
名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位
置、Y位置、イメージファイル、プロトタイプ実行中の
状態等がある。
【0060】(B-1-7) 変数表示テキストボタンの作成 図2中の画面用カード215内に配置されている変数表
示テキストボタン205は、プロトタイプ実行中、設計
者の指定した変数内の値(変数オブジェクトの保持する
値)を参照し、文字列として表示することができる(手
続きを持つ)ボタン形状の部品である。変数については
後述する。
示テキストボタン205は、プロトタイプ実行中、設計
者の指定した変数内の値(変数オブジェクトの保持する
値)を参照し、文字列として表示することができる(手
続きを持つ)ボタン形状の部品である。変数については
後述する。
【0061】変数表示テキストボタン205を生成する
には、まず設計者が図4に示したPMM401の『変数
利用部品作成』にカーソルを移動しクリックする。する
とPM109は、『変数利用部品作成』に対応したプル
ダウンメニューを表示する。本実施形態では、このプル
ダウンメニューの項目の1つとして「変数表示テキスト
ボタン作成」が用意されている。
には、まず設計者が図4に示したPMM401の『変数
利用部品作成』にカーソルを移動しクリックする。する
とPM109は、『変数利用部品作成』に対応したプル
ダウンメニューを表示する。本実施形態では、このプル
ダウンメニューの項目の1つとして「変数表示テキスト
ボタン作成」が用意されている。
【0062】設計者が「変数表示テキストボタン作成」
を選択すると、PM109は画面用カード215(を含
むカード200)の表示状態で、図6に示される変数表
示テキストボタン情報設定ダイアログ601を表示す
る。設計者は、この情報設定ダイアログ601上で変数
表示テキストボタン205の属性を設定する。
を選択すると、PM109は画面用カード215(を含
むカード200)の表示状態で、図6に示される変数表
示テキストボタン情報設定ダイアログ601を表示す
る。設計者は、この情報設定ダイアログ601上で変数
表示テキストボタン205の属性を設定する。
【0063】図6から明らかなように、変数表示テキス
トボタン205を作成するために設定する属性には、部
品名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX
位置、Y位置、部品の背景色、文字色、文字フォント、
参照する変数名、プロトタイプ実行中の状態などがあ
る。参照する変数名は、存在する変数(変数オブジェク
ト)の(各カードに共通の)リストである変数名リスト
602からクリックして選択する。プロトタイプ実行中
の状態とは、例えばカード200が表示されたときの変
数表示テキストボタン205の初期状態などである。変
数表示テキストボタン205の状態には、“表示状態”
または“非表示状態”がある。
トボタン205を作成するために設定する属性には、部
品名、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX
位置、Y位置、部品の背景色、文字色、文字フォント、
参照する変数名、プロトタイプ実行中の状態などがあ
る。参照する変数名は、存在する変数(変数オブジェク
ト)の(各カードに共通の)リストである変数名リスト
602からクリックして選択する。プロトタイプ実行中
の状態とは、例えばカード200が表示されたときの変
数表示テキストボタン205の初期状態などである。変
数表示テキストボタン205の状態には、“表示状態”
または“非表示状態”がある。
【0064】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ601上で
入力し、当該情報設定ダイアログ601に設けられたO
Kボタン603をクリックする。するとPM109は、
入力された属性値が設定された変数表示テキストボタン
205を作成して表示中のカード200内の画面用カー
ド215上に表示すると共に、当該カード200に登録
する。ここで、変数表示テキストボタン205上には、
図7に示されるように、(LM110の起動に伴う)プ
ロトタイプ実行中は変数内の文字列として表示される
が、設計中は変数名が文字列として表示される。この変
数名については後述する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ601上で
入力し、当該情報設定ダイアログ601に設けられたO
Kボタン603をクリックする。するとPM109は、
入力された属性値が設定された変数表示テキストボタン
205を作成して表示中のカード200内の画面用カー
ド215上に表示すると共に、当該カード200に登録
する。ここで、変数表示テキストボタン205上には、
図7に示されるように、(LM110の起動に伴う)プ
ロトタイプ実行中は変数内の文字列として表示される
が、設計中は変数名が文字列として表示される。この変
数名については後述する。
【0065】変数表示テキストボタン作成をキャンセル
したい場合には、設計者はCancel(キャンセル)ボタ
ン604をクリックすればよい。この場合、PM109
は変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ601を
非表示にし、変数表示テキストボタン作成処理を中止す
る。
したい場合には、設計者はCancel(キャンセル)ボタ
ン604をクリックすればよい。この場合、PM109
は変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ601を
非表示にし、変数表示テキストボタン作成処理を中止す
る。
【0066】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
【0067】(B-1-8) 変数表示テキスト部品の作成 変数表示テキスト部品206は、プロトタイプ実行中、
設計者の指定した変数内の値を参照し、文字列として表
示することができる(手続きを持つ)ボード形状の部品
である。変数については後述する。
設計者の指定した変数内の値を参照し、文字列として表
示することができる(手続きを持つ)ボード形状の部品
である。変数については後述する。
【0068】変数表示テキスト部品206を生成するに
は、まず設計者が図4に示したPMM401の『変数利
用部品作成』にカーソルを移動しクリックする。すると
PM109は、『変数利用部品作成』に対応したプルダ
ウンメニューを表示する。本実施形態では、このプルダ
ウンメニューの項目の1つとして「変数表示テキスト部
品作成」が用意されている。設計者は「変数表示テキス
ト部品作成」を選択する。以下は、前記した変数表示テ
キストボタン205の場合と同様である。
は、まず設計者が図4に示したPMM401の『変数利
用部品作成』にカーソルを移動しクリックする。すると
PM109は、『変数利用部品作成』に対応したプルダ
ウンメニューを表示する。本実施形態では、このプルダ
ウンメニューの項目の1つとして「変数表示テキスト部
品作成」が用意されている。設計者は「変数表示テキス
ト部品作成」を選択する。以下は、前記した変数表示テ
キストボタン205の場合と同様である。
【0069】(B-2) マルチモーダル機能の設計 本実施形態のUI設計ツールには、本ツールとプロトタ
イプ実行中のユーザとの間でマルチモーダル対話を行う
ための機能がある。本実施形態では、このようなマルチ
モーダル対話の機能(マルチモーダル機能)の設計も、
画面を設計するのと同様に、部品オブジェクトをカード
200上に配置し、部品オブジェクトの属性を設定する
ことで行えるように構成されている。マルチモーダル機
能のための部品オブジェクトには、図2に示したような
音声規則合成部品207、サウンド部品208、音声認
識部品209等があり、画面(UI操作画面)構成用の
部品オブジェクトとは区別するため画面用カード215
ではなく、マルチモーダル用カード216上に配置され
る。但し、文字認識部品210はマルチモーダル機能の
ための部品オブジェクトではあっても、画面を構成する
部品オブジェクトであることから、画面用カード215
に配置される。
イプ実行中のユーザとの間でマルチモーダル対話を行う
ための機能がある。本実施形態では、このようなマルチ
モーダル対話の機能(マルチモーダル機能)の設計も、
画面を設計するのと同様に、部品オブジェクトをカード
200上に配置し、部品オブジェクトの属性を設定する
ことで行えるように構成されている。マルチモーダル機
能のための部品オブジェクトには、図2に示したような
音声規則合成部品207、サウンド部品208、音声認
識部品209等があり、画面(UI操作画面)構成用の
部品オブジェクトとは区別するため画面用カード215
ではなく、マルチモーダル用カード216上に配置され
る。但し、文字認識部品210はマルチモーダル機能の
ための部品オブジェクトではあっても、画面を構成する
部品オブジェクトであることから、画面用カード215
に配置される。
【0070】(B-2-1) 音声規則合成部品の作成 音声規則合成部品207は、シミュレーション時入力装
置104(中のキーボードなどの文字列入力手段)から
入力した漢字仮名混じりの文章を、音声に変換してスピ
ーカなどの出力装置100から音声出力する(手続きを
持つ)部品である。
置104(中のキーボードなどの文字列入力手段)から
入力した漢字仮名混じりの文章を、音声に変換してスピ
ーカなどの出力装置100から音声出力する(手続きを
持つ)部品である。
【0071】音声規則合成部品207を生成するには、
まず設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作
成』にカーソルを移動しクリックする。するとPM10
9は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニュー
を表示する。本実施形態では、このプルダウンメニュー
の項目の1つとして「音声規則合成部品作成」が用意さ
れている。
まず設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作
成』にカーソルを移動しクリックする。するとPM10
9は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニュー
を表示する。本実施形態では、このプルダウンメニュー
の項目の1つとして「音声規則合成部品作成」が用意さ
れている。
【0072】設計者が「音声規則合成部品作成」を選択
すると、PM109は図8に示される音声規則合成部品
情報設定ダイアログ801を表示する。設計者は、この
情報設定ダイアログ801上で音声規則合成部品207
の属性を設定する。
すると、PM109は図8に示される音声規則合成部品
情報設定ダイアログ801を表示する。設計者は、この
情報設定ダイアログ801上で音声規則合成部品207
の属性を設定する。
【0073】図8から明らかなように、音声規則合成部
品207を作成するために設定する属性には、部品名、
部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、
Y位置、声の性別、声の高さ、声の速さ、出力内容の文
章(出力音声内容)、プロトタイプ実行中の状態などが
ある。プロトタイプ実行中の状態とは、例えばカード2
00が表示されたときの音声規則合成部品207の初期
状態などである。音声規則合成部品207の状態には、
“音声出力状態”または“音声非出力状態”がある。
品207を作成するために設定する属性には、部品名、
部品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、
Y位置、声の性別、声の高さ、声の速さ、出力内容の文
章(出力音声内容)、プロトタイプ実行中の状態などが
ある。プロトタイプ実行中の状態とは、例えばカード2
00が表示されたときの音声規則合成部品207の初期
状態などである。音声規則合成部品207の状態には、
“音声出力状態”または“音声非出力状態”がある。
【0074】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
音声規則合成部品情報設定ダイアログ801上で入力
し、当該情報設定ダイアログ801に設けられたOKボ
タン802をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された音声規則合成部品207を作
成し、表示中のカード200内のマルチモーダル用カー
ド216上に表示すると共に、当該カード200に登録
する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
音声規則合成部品情報設定ダイアログ801上で入力
し、当該情報設定ダイアログ801に設けられたOKボ
タン802をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された音声規則合成部品207を作
成し、表示中のカード200内のマルチモーダル用カー
ド216上に表示すると共に、当該カード200に登録
する。
【0075】音声規則合成部品作成をキャンセルしたい
場合には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン80
3をクリックすればよい。この場合、PM109は音声
規則合成部品情報設定ダイアログ801を非表示にし、
音声規則合成部品作成処理を中止する。
場合には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン80
3をクリックすればよい。この場合、PM109は音声
規則合成部品情報設定ダイアログ801を非表示にし、
音声規則合成部品作成処理を中止する。
【0076】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0077】(B-2-2) サウンド部品の作成 サウンド部品208は、設計者が指定したサウンドファ
イルのデータ(の示す音)をスピーカなどの出力装置1
00から出力する(手続きを持つ)部品である。
イルのデータ(の示す音)をスピーカなどの出力装置1
00から出力する(手続きを持つ)部品である。
【0078】サウンド部品208を生成するには、まず
設計者が、前記した音声規則合成部品207の生成時と
同様に、図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品
作成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本
実施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つと
して「サウンド部品作成」が用意されている。
設計者が、前記した音声規則合成部品207の生成時と
同様に、図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品
作成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本
実施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つと
して「サウンド部品作成」が用意されている。
【0079】設計者が「サウンド部品作成」を選択する
と、PM109は図9に示されるサウンド部品情報設定
ダイアログ901を表示する。設計者は、この情報設定
ダイアログ901上でサウンド部品208の属性を設定
する。
と、PM109は図9に示されるサウンド部品情報設定
ダイアログ901を表示する。設計者は、この情報設定
ダイアログ901上でサウンド部品208の属性を設定
する。
【0080】図9から明らかなように、サウンド部品2
08を作成するために設定する属性には、部品名、部品
の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、サウンドファイル(の指定情報としてのファイル
名)、プロトタイプ実行中の状態などがある。プロトタ
イプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示され
た時のサウンド部品208の初期状態などである。サウ
ンド部品208の状態には、“サウンド出力状態”また
は“サウンド非出力状態”がある。
08を作成するために設定する属性には、部品名、部品
の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、サウンドファイル(の指定情報としてのファイル
名)、プロトタイプ実行中の状態などがある。プロトタ
イプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示され
た時のサウンド部品208の初期状態などである。サウ
ンド部品208の状態には、“サウンド出力状態”また
は“サウンド非出力状態”がある。
【0081】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
サウンド部品情報設定ダイアログ901上で入力し、当
該情報設定ダイアログ901に設けられたOKボタン9
02をクリックする。するとPM109は、入力された
属性値が設定されたサウンド部品208を作成して表示
中のカード200内のマルチモーダル用カード216上
に表示すると共に、当該カード200に登録する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
サウンド部品情報設定ダイアログ901上で入力し、当
該情報設定ダイアログ901に設けられたOKボタン9
02をクリックする。するとPM109は、入力された
属性値が設定されたサウンド部品208を作成して表示
中のカード200内のマルチモーダル用カード216上
に表示すると共に、当該カード200に登録する。
【0082】サウンド部品作成をキャンセルしたい場合
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン903を
クリックすればよい。この場合、PM109はサウンド
部品情報設定ダイアログ901を非表示にし、サウンド
部品作成処理を中止する。
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン903を
クリックすればよい。この場合、PM109はサウンド
部品情報設定ダイアログ901を非表示にし、サウンド
部品作成処理を中止する。
【0083】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0084】(B-2-3) タイマ部品の作成 タイマ部品211は、設計者が指定した時間に動作を起
こす(手続きを持つ)部品である。
こす(手続きを持つ)部品である。
【0085】タイマ部品211を生成するには、まず設
計者が、前記した音声規則合成部品207の生成時と同
様に、図4に示したPMM401の『特殊部品作成』に
カーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て「タイマ部品作成」が用意されている。
計者が、前記した音声規則合成部品207の生成時と同
様に、図4に示したPMM401の『特殊部品作成』に
カーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て「タイマ部品作成」が用意されている。
【0086】設計者が「タイマ部品作成」を選択する
と、PM109は図10に示されるタイマ部品情報設定
ダイアログ1001を表示する。設計者は、この情報設
定ダイアログ1001上でタイマ部品211の属性を設
定する。
と、PM109は図10に示されるタイマ部品情報設定
ダイアログ1001を表示する。設計者は、この情報設
定ダイアログ1001上でタイマ部品211の属性を設
定する。
【0087】図10から明らかなように、タイマ部品2
11を作成するために設定する属性には、部品名、部品
の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、動作を起こす時間(動作時間)、プロトタイプ実行
中の状態などがある。プロトタイプ実行中の状態とは、
例えばカード200が表示されたときのタイマ部品21
1の初期状態などである。タイマ部品211の状態に
は、“カウント状態”または“非カウント状態”があ
る。
11を作成するために設定する属性には、部品名、部品
の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、動作を起こす時間(動作時間)、プロトタイプ実行
中の状態などがある。プロトタイプ実行中の状態とは、
例えばカード200が表示されたときのタイマ部品21
1の初期状態などである。タイマ部品211の状態に
は、“カウント状態”または“非カウント状態”があ
る。
【0088】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
タイマ部品情報設定ダイアログ1001上で入力し、当
該情報設定ダイアログ1001に設けられたOKボタン
1002をクリックする。するとPM109は、入力さ
れた属性値が設定されたサウンド部品208を作成して
表示中のカード200内のマルチモーダル用カード21
6上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
タイマ部品情報設定ダイアログ1001上で入力し、当
該情報設定ダイアログ1001に設けられたOKボタン
1002をクリックする。するとPM109は、入力さ
れた属性値が設定されたサウンド部品208を作成して
表示中のカード200内のマルチモーダル用カード21
6上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
【0089】サウンド部品作成をキャンセルしたい場合
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1003
をクリックすればよい。この場合、PM109はタイマ
部品情報設定ダイアログ1001を非表示にし、タイマ
部品作成処理を中止する。
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1003
をクリックすればよい。この場合、PM109はタイマ
部品情報設定ダイアログ1001を非表示にし、タイマ
部品作成処理を中止する。
【0090】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0091】(B-2-4) 音声認識部品の作成 音声認識部品209は、シミュレーション時入力装置1
04(中のマイクロフォンなどの音声入力手段)から音
声入力された単語を認識して、認識結果を決定する(手
続きを持つ)部品である。利用方法については、後ほど
(B-4-4) で説明する。
04(中のマイクロフォンなどの音声入力手段)から音
声入力された単語を認識して、認識結果を決定する(手
続きを持つ)部品である。利用方法については、後ほど
(B-4-4) で説明する。
【0092】音声認識部品209を生成するには、まず
設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。するとPM109
は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニューを
表示する。本実施形態では、このプルダウンメニューの
項目の1つとして「音声認識部品作成」が用意されてい
る。
設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。するとPM109
は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニューを
表示する。本実施形態では、このプルダウンメニューの
項目の1つとして「音声認識部品作成」が用意されてい
る。
【0093】設計者が「音声認識部品作成」を選択する
と、PM109は図11に示される音声認識部品情報設
定ダイアログ1101を表示する。設計者は、この情報
設定ダイアログ1101上で音声認識部品209の属性
を設定する。
と、PM109は図11に示される音声認識部品情報設
定ダイアログ1101を表示する。設計者は、この情報
設定ダイアログ1101上で音声認識部品209の属性
を設定する。
【0094】図11から明らかなように、音声認識部品
209を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、プロトタイプ実行中の状態などがある。プロトタ
イプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示され
たときの音声認識部品209の初期状態などである。音
声認識部品209の状態には、“音声入力受け付け状
態”または“音声入力非受け付け状態”がある。
209を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、プロトタイプ実行中の状態などがある。プロトタ
イプ実行中の状態とは、例えばカード200が表示され
たときの音声認識部品209の初期状態などである。音
声認識部品209の状態には、“音声入力受け付け状
態”または“音声入力非受け付け状態”がある。
【0095】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
音声認識部品情報設定ダイアログ1101上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1101に設けられたOKボタ
ン1102をクリックする。これを受けてPM109
は、入力された属性値が設定された音声認識部品209
を作成して表示中のカード200内のマルチモーダル用
カード216上に表示すると共に、当該カード200に
登録する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
音声認識部品情報設定ダイアログ1101上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1101に設けられたOKボタ
ン1102をクリックする。これを受けてPM109
は、入力された属性値が設定された音声認識部品209
を作成して表示中のカード200内のマルチモーダル用
カード216上に表示すると共に、当該カード200に
登録する。
【0096】音声認識部品作成をキャンセルしたい場合
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1103
をクリックすればよい。この場合、PM109は音声認
識部品情報設定ダイアログ1101を非表示にし、音声
認識部品作成処理を中止する。
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1103
をクリックすればよい。この場合、PM109は音声認
識部品情報設定ダイアログ1101を非表示にし、音声
認識部品作成処理を中止する。
【0097】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0098】さて、音声認識部品209を用いて音声認
識をするためには、(DB105に保存される)認識単
語辞書(に認識単語)を登録する必要がある。この認識
単語辞書を登録する手順を以下に説明する。
識をするためには、(DB105に保存される)認識単
語辞書(に認識単語)を登録する必要がある。この認識
単語辞書を登録する手順を以下に説明する。
【0099】まず設計者が、図3に示したCLMM(カ
ードレイアウトマネジャメニュー)301中の『情報設
定』の項目を選択すると、当該『情報設定』に対応する
サブメニューが表示される。この『情報設定』のサブメ
ニューの項目の1つとして「音声認識単語辞書登録」が
用意されている。
ードレイアウトマネジャメニュー)301中の『情報設
定』の項目を選択すると、当該『情報設定』に対応する
サブメニューが表示される。この『情報設定』のサブメ
ニューの項目の1つとして「音声認識単語辞書登録」が
用意されている。
【0100】設計者が「音声認識単語辞書登録」を選択
すると、CLM108は図12に示される辞書登録ダイ
アログ1201を表示する。辞書登録ダイアログ120
1には、辞書登録ダイアログメニュー1202と、DB
105内の認識単語辞書に登録済みの単語のリスト(登
録単語リスト)1203と、選択登録単語表示領域12
04とがある。辞書登録ダイアログメニュー1202に
は、『登録単語作成』『登録単語削除』『終了』の各項
目が用意されている。
すると、CLM108は図12に示される辞書登録ダイ
アログ1201を表示する。辞書登録ダイアログ120
1には、辞書登録ダイアログメニュー1202と、DB
105内の認識単語辞書に登録済みの単語のリスト(登
録単語リスト)1203と、選択登録単語表示領域12
04とがある。辞書登録ダイアログメニュー1202に
は、『登録単語作成』『登録単語削除』『終了』の各項
目が用意されている。
【0101】設計者が辞書登録ダイアログメニュー12
02中の『登録単語作成』を選択すると、CLM108
は図12に示される単語入力ダイアログ1205を表示
する。設計者は設計時データ入力装置102(中のマウ
スやキーボード)を操作して、この単語入力ダイアログ
1205上の単語入力領域1206に単語を入力し、当
該単語入力ダイアログ1205に設けられたOKボタン
1207を選択する。するとCLM108は、単語入力
ダイアログ1205を非表示にすると共に、入力した単
語を登録単語リスト1203に追加・表示する。同時に
CLM108は、この入力単語を音声認識する単語とし
てDB105内の認識単語辞書に追加・登録する。
02中の『登録単語作成』を選択すると、CLM108
は図12に示される単語入力ダイアログ1205を表示
する。設計者は設計時データ入力装置102(中のマウ
スやキーボード)を操作して、この単語入力ダイアログ
1205上の単語入力領域1206に単語を入力し、当
該単語入力ダイアログ1205に設けられたOKボタン
1207を選択する。するとCLM108は、単語入力
ダイアログ1205を非表示にすると共に、入力した単
語を登録単語リスト1203に追加・表示する。同時に
CLM108は、この入力単語を音声認識する単語とし
てDB105内の認識単語辞書に追加・登録する。
【0102】次に、登録済みの単語を削除するには、登
録単語リスト1203から削除しようとする単語をクリ
ックして選択し、辞書登録ダイアログメニュー1202
中の『登録単語削除』をクリックする。するとCLM1
08は、選択された単語を登録単語リスト1203及び
DB105内の認識単語辞書から削除する。
録単語リスト1203から削除しようとする単語をクリ
ックして選択し、辞書登録ダイアログメニュー1202
中の『登録単語削除』をクリックする。するとCLM1
08は、選択された単語を登録単語リスト1203及び
DB105内の認識単語辞書から削除する。
【0103】また、登録を終了するには、辞書登録ダイ
アログメニュー1202中の『終了』を選択する。する
と、辞書登録ダイアログ1201は非表示とされる。
アログメニュー1202中の『終了』を選択する。する
と、辞書登録ダイアログ1201は非表示とされる。
【0104】本実施例において、認識単語辞書は全ての
カード上の音声認識部品209から参照できるようにな
っているが、認識単語辞書内の登録単語毎に、参照可能
な音声認識部品209を示す情報を付加することで、音
声認識部品209から参照できる単語を各音声認識部品
209毎に制限することも可能である。
カード上の音声認識部品209から参照できるようにな
っているが、認識単語辞書内の登録単語毎に、参照可能
な音声認識部品209を示す情報を付加することで、音
声認識部品209から参照できる単語を各音声認識部品
209毎に制限することも可能である。
【0105】(B-2-5) 文字認識部品の作成 文字認識部品210は、シミュレーション時入力装置1
04(中のタッチパネルなどの手書き文字入力手段)を
通して文字が手書き入力されると、その入力された文字
を認識して、認識結果を決定する(手続きを持つ)部品
である。利用方法については、後ほど(B-4-5) で説明す
る。
04(中のタッチパネルなどの手書き文字入力手段)を
通して文字が手書き入力されると、その入力された文字
を認識して、認識結果を決定する(手続きを持つ)部品
である。利用方法については、後ほど(B-4-5) で説明す
る。
【0106】文字認識部品210を生成するには、まず
設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。するとPM109
は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニューを
表示する。本実施形態では、このプルダウンメニューの
項目の1つとして「文字認識部品作成」が用意されてい
る。
設計者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。するとPM109
は、『特殊部品作成』に対応したプルダウンメニューを
表示する。本実施形態では、このプルダウンメニューの
項目の1つとして「文字認識部品作成」が用意されてい
る。
【0107】設計者が「文字認識部品作成」を選択する
と、PM109は図13に示される文字認識部品情報設
定ダイアログ1301を表示する。設計者は、この情報
設定ダイアログ1301上で文字認識部品210の属性
を設定する。
と、PM109は図13に示される文字認識部品情報設
定ダイアログ1301を表示する。設計者は、この情報
設定ダイアログ1301上で文字認識部品210の属性
を設定する。
【0108】図13から明らかなように、文字認識部品
210を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、認識モード、プロトタイプ実行中の状態などがあ
る。認識モードでは、認識対象を平仮名のみにする、漢
字も認識させる、などの設定を行う。プロトタイプ実行
中の状態とは、例えばカード200が表示されたときの
文字認識部品210の初期状態などである。文字認識部
品210の状態には、“文字入力受け付け状態”または
“文字入力非受け付け状態”がある。
210を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、認識モード、プロトタイプ実行中の状態などがあ
る。認識モードでは、認識対象を平仮名のみにする、漢
字も認識させる、などの設定を行う。プロトタイプ実行
中の状態とは、例えばカード200が表示されたときの
文字認識部品210の初期状態などである。文字認識部
品210の状態には、“文字入力受け付け状態”または
“文字入力非受け付け状態”がある。
【0109】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
文字認識部品情報設定ダイアログ1301上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1301に設けられたOKボタ
ン1302をクリックする。これを受けてPM109
は、入力された属性値が設定された文字認識部品210
を作成して表示中のカード200内の画面用カード21
5上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
文字認識部品情報設定ダイアログ1301上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1301に設けられたOKボタ
ン1302をクリックする。これを受けてPM109
は、入力された属性値が設定された文字認識部品210
を作成して表示中のカード200内の画面用カード21
5上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
【0110】文字認識部品作成をキャンセルしたい場合
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1303
をクリックすればよい。この場合、PM109は文字認
識部品情報設定ダイアログ1301を非表示にし、文字
認識部品作成処理を中止する。
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1303
をクリックすればよい。この場合、PM109は文字認
識部品情報設定ダイアログ1301を非表示にし、文字
認識部品作成処理を中止する。
【0111】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内の画面用カード215)上での位
置指定操作により設定することも可能である。
【0112】(B-2-6) 分岐部品の作成 分岐部品212は、プロトタイプ実行中(シミュレーシ
ョン実行中)、設計者の指定した変数内の値を参照し、
変数の値と当該分岐部品212自身が持つ条件リストを
比較して、条件分岐を行う(手続きを持つ)部品であ
る。変数については後ほど(B-3) で説明する。
ョン実行中)、設計者の指定した変数内の値を参照し、
変数の値と当該分岐部品212自身が持つ条件リストを
比較して、条件分岐を行う(手続きを持つ)部品であ
る。変数については後ほど(B-3) で説明する。
【0113】分岐部品212を生成するには、まず設計
者が図4に示したPMM401の『変数利用部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。すると、『変数利用
部品作成』に対応したプルダウンメニューが表示され
る。本実施形態では、このプルダウンメニューの項目の
1つとして、「分岐部品作成」が用意されている。
者が図4に示したPMM401の『変数利用部品作成』
にカーソルを移動しクリックする。すると、『変数利用
部品作成』に対応したプルダウンメニューが表示され
る。本実施形態では、このプルダウンメニューの項目の
1つとして、「分岐部品作成」が用意されている。
【0114】設計者が「分岐部品作成」を選択すると、
PM109は図14に示される分岐部品情報設定ダイア
ログ1401を表示する。設計者は、この情報設定ダイ
アログ1401上で分岐部品212の属性を設定する。
PM109は図14に示される分岐部品情報設定ダイア
ログ1401を表示する。設計者は、この情報設定ダイ
アログ1401上で分岐部品212の属性を設定する。
【0115】図14から明らかなように、分岐部品21
2を作成するために設定する属性には、部品名、部品の
横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、参照する変数名、分岐条件リストなどがある。参照
する変数名は、存在する変数の変数名リスト1402か
らクリックして選択する。また、分岐部品212の分岐
条件は設計者が適宜マウス操作により設定できる。
2を作成するために設定する属性には、部品名、部品の
横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、参照する変数名、分岐条件リストなどがある。参照
する変数名は、存在する変数の変数名リスト1402か
らクリックして選択する。また、分岐部品212の分岐
条件は設計者が適宜マウス操作により設定できる。
【0116】以下、分岐条件を作成する操作について説
明する。
明する。
【0117】設計者が分岐部品情報設定ダイアログ14
01に設けられた条件作成ボタン1403を選択する
と、PM109は条件作成ダイアログ1404を表示す
る。設計者は設計時データ入力装置102(中のキーボ
ード)を操作して、この条件作成ダイアログ1404上
の条件入力領域1405に分岐条件をテキスト入力し、
当該条件作成ダイアログ1404に設けられたOKボタ
ン1406を選択する。するとPM109は、条件作成
ダイアログ1404を非表示にすると共に、入力したテ
キストを分岐条件として(分岐部品212に固有の)分
岐条件リスト1407に追加・表示する。
01に設けられた条件作成ボタン1403を選択する
と、PM109は条件作成ダイアログ1404を表示す
る。設計者は設計時データ入力装置102(中のキーボ
ード)を操作して、この条件作成ダイアログ1404上
の条件入力領域1405に分岐条件をテキスト入力し、
当該条件作成ダイアログ1404に設けられたOKボタ
ン1406を選択する。するとPM109は、条件作成
ダイアログ1404を非表示にすると共に、入力したテ
キストを分岐条件として(分岐部品212に固有の)分
岐条件リスト1407に追加・表示する。
【0118】次に、作成した分岐条件を削除するには、
分岐条件リスト1407から削除しようとする分岐条件
をクリックして選択し、分岐部品情報設定ダイアログ1
401中の条件削除ボタン1410をクリックする。す
るとPM109は、選択された分岐条件を分岐条件リス
ト1407から削除する。
分岐条件リスト1407から削除しようとする分岐条件
をクリックして選択し、分岐部品情報設定ダイアログ1
401中の条件削除ボタン1410をクリックする。す
るとPM109は、選択された分岐条件を分岐条件リス
ト1407から削除する。
【0119】さて設計者は、これらの属性値を設計時デ
ータ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作
して分岐部品情報設定ダイアログ1401上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1401に設けられたOKボタ
ン1408をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された分岐部品212を作成して表
示中のカード200内のマルチモーダル用カード216
上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
ータ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作
して分岐部品情報設定ダイアログ1401上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1401に設けられたOKボタ
ン1408をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された分岐部品212を作成して表
示中のカード200内のマルチモーダル用カード216
上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
【0120】分岐部品作成をキャンセルしたい場合に
は、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1409を
クリックすればよい。この場合、PM109は分岐部品
情報設定ダイアログ1401を非表示にし、分岐部品作
成処理を中止する。
は、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1409を
クリックすればよい。この場合、PM109は分岐部品
情報設定ダイアログ1401を非表示にし、分岐部品作
成処理を中止する。
【0121】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0122】(B-2-7) 並行部品の作成 並行部品213は、動作シナリオ設計の際に複数のリン
ク先部品を設定することができ、プロトタイプ実行中
(シミュレーション実行中)に活性化すると、設定され
たリンク先部品に対してメッセージを送信する(手続き
を持つ)部品である。
ク先部品を設定することができ、プロトタイプ実行中
(シミュレーション実行中)に活性化すると、設定され
たリンク先部品に対してメッセージを送信する(手続き
を持つ)部品である。
【0123】並行部品213を生成するには、まず設計
者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』にカ
ーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て、「並行部品作成」が用意されている。
者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』にカ
ーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て、「並行部品作成」が用意されている。
【0124】設計者が「並行部品作成」を選択すると、
PM109は図15に示される並行部品情報設定ダイア
ログ1501を表示する。設計者は、この情報設定ダイ
アログ1501上で並行部品213の属性を設定する。
PM109は図15に示される並行部品情報設定ダイア
ログ1501を表示する。設計者は、この情報設定ダイ
アログ1501上で並行部品213の属性を設定する。
【0125】図15から明らかなように、並行部品21
3を作成するために設定する属性には、部品名、部品の
横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、リンク元リスト1502がある。このリンク元リス
ト1502とは、設計者が設定したリンク元がリンク元
の数に合わせてリスト状に表されているものである。
3を作成するために設定する属性には、部品名、部品の
横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、リンク元リスト1502がある。このリンク元リス
ト1502とは、設計者が設定したリンク元がリンク元
の数に合わせてリスト状に表されているものである。
【0126】以下、リンク元を作成する操作について説
明する。
明する。
【0127】設計者が並行部品情報設定ダイアログ15
01に設けられたリンク元作成ボタン1503を選択す
ると、リンク元リスト1502に新たなリンク元(図1
5の例では、既に作成・登録済みの2つの「リンク元
1」及び「リンク元2」に続く「リンク元3」)が追加
登録・表示される。
01に設けられたリンク元作成ボタン1503を選択す
ると、リンク元リスト1502に新たなリンク元(図1
5の例では、既に作成・登録済みの2つの「リンク元
1」及び「リンク元2」に続く「リンク元3」)が追加
登録・表示される。
【0128】次に、作成(登録)したリンク元を削除す
るには、リンク元リスト1502から削除しようとする
リンク元をクリックして選択し、並行部品情報設定ダイ
アログ1501中のリンク元削除ボタン1504をクリ
ックする。するとPM109は、選択されたリンク元を
リンク元リスト1502から削除する。
るには、リンク元リスト1502から削除しようとする
リンク元をクリックして選択し、並行部品情報設定ダイ
アログ1501中のリンク元削除ボタン1504をクリ
ックする。するとPM109は、選択されたリンク元を
リンク元リスト1502から削除する。
【0129】さて設計者は、これらの属性値を設計時デ
ータ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作
して並行部品情報設定ダイアログ1501上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1501に設けられたOKボタ
ン1505をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された並行部品213を作成して表
示中のカード200内のマルチモーダル用カード216
上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
ータ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作
して並行部品情報設定ダイアログ1501上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1501に設けられたOKボタ
ン1505をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定された並行部品213を作成して表
示中のカード200内のマルチモーダル用カード216
上に表示すると共に、当該カード200に登録する。
【0130】並行部品作成をキャンセルしたい場合に
は、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1506を
クリックすればよい。この場合、PM109は並行部品
情報設定ダイアログ1501を非表示にし、並行部品作
成処理を中止する。
は、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1506を
クリックすればよい。この場合、PM109は並行部品
情報設定ダイアログ1501を非表示にし、並行部品作
成処理を中止する。
【0131】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0132】(B-2-8) カウンタ部品の作成 カウンタ部品214は、プロトタイプ実行中(シミュレ
ーション実行中)、他の部品(部品オブジェクト)にイ
ベントが入った数をカウントし、設定された数に達した
ら、設定されたリンク先部品に対してメッセージを送信
する(手続きを持つ)部品である。
ーション実行中)、他の部品(部品オブジェクト)にイ
ベントが入った数をカウントし、設定された数に達した
ら、設定されたリンク先部品に対してメッセージを送信
する(手続きを持つ)部品である。
【0133】カウンタ部品214を生成するには、設計
者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』にカ
ーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て、「カウンタ部品作成」が用意されている。
者が図4に示したPMM401の『特殊部品作成』にカ
ーソルを移動しクリックする。すると、『特殊部品作
成』に対応したプルダウンメニューが表示される。本実
施形態では、このプルダウンメニューの項目の1つとし
て、「カウンタ部品作成」が用意されている。
【0134】設計者が「カウンタ部品作成」を選択する
と、PM109は図16に示されるカウンタ部品情報設
定ダイアログ1601を表示する。設計者は、このカウ
ンタ部品情報設定ダイアログ1601上でカウンタ部品
214の属性を設定する。
と、PM109は図16に示されるカウンタ部品情報設
定ダイアログ1601を表示する。設計者は、このカウ
ンタ部品情報設定ダイアログ1601上でカウンタ部品
214の属性を設定する。
【0135】図16から明らかなように、カウンタ部品
214を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、動作を起こす数(カウント数)がある。
214を作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、部品の縦サイズ、カード上のX位置、Y
位置、動作を起こす数(カウント数)がある。
【0136】設計者は、これらの属性値を設計時データ
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
カウンタ部品情報設定ダイアログ1601上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1601に設けられたOKボタ
ン1602をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定されたカウンタ部品214を作成し
て表示中のカード200内のマルチモーダル用カード2
16上に表示すると共に、当該カード200に登録す
る。
入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作して
カウンタ部品情報設定ダイアログ1601上で入力し、
当該情報設定ダイアログ1601に設けられたOKボタ
ン1602をクリックする。するとPM109は、入力
された属性値が設定されたカウンタ部品214を作成し
て表示中のカード200内のマルチモーダル用カード2
16上に表示すると共に、当該カード200に登録す
る。
【0137】カウンタ部品作成をキャンセルしたい場合
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1603
をクリックすればよい。この場合、PM109はカウン
タ部品情報設定ダイアログ1601を非表示にし、カウ
ンタ部品作成処理を中止する。
には、設計者はCancel (キャンセル)ボタン1603
をクリックすればよい。この場合、PM109はカウン
タ部品情報設定ダイアログ1601を非表示にし、カウ
ンタ部品作成処理を中止する。
【0138】なお、部品の横サイズ、部品の縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
カード上のX位置、Y位置などの属性値は、マウスを用
いたカード200(内のマルチモーダル用カード21
6)上での位置指定操作により設定することも可能であ
る。
【0139】(B-3) 変数機能の設計 本実施形態のUI設計ツールでは変数機能が扱えるよう
になっている。設計者は、例えばマウス操作によって複
数の変数(変数オブジェクト)を作成することができ
る。作成した変数はCLM108によりDB105に登
録される。
になっている。設計者は、例えばマウス操作によって複
数の変数(変数オブジェクト)を作成することができ
る。作成した変数はCLM108によりDB105に登
録される。
【0140】また本実施形態では、設計者が、部品オブ
ジェクトから変数に値を代入(入力)するように設定す
ることで、その部品オブジェクトは、プロトタイプ実行
中(シミュレーション実行中)にユーザからの入力イベ
ントを受けると、あるいは状態変化を起こすと、指定さ
れた(変数名の)変数に指定されたデータ(または指定
されたデータ種別のデータ)を代入するように構成され
る。変数のデータ(値)は、プロトタイプ実行中、変数
表示テキストボタン205、変数表示テキスト部品20
6、及び分岐部品212等で利用される。
ジェクトから変数に値を代入(入力)するように設定す
ることで、その部品オブジェクトは、プロトタイプ実行
中(シミュレーション実行中)にユーザからの入力イベ
ントを受けると、あるいは状態変化を起こすと、指定さ
れた(変数名の)変数に指定されたデータ(または指定
されたデータ種別のデータ)を代入するように構成され
る。変数のデータ(値)は、プロトタイプ実行中、変数
表示テキストボタン205、変数表示テキスト部品20
6、及び分岐部品212等で利用される。
【0141】(B-3-1) 変数の作成 まず、変数の作成操作について説明する。
【0142】この場合、設計者はCLMM301中の項
目『変数』にカーソルを移動させてクリックし、当該
『変数』に対応するサブメニューを表示させる。このサ
ブメニューには、「変数一覧表示」の項目が含まれてい
る。そこで設計者が「変数一覧表示」を選択すると、図
17に示される変数一覧ウィンドウ1701がCLM1
08により表示される。
目『変数』にカーソルを移動させてクリックし、当該
『変数』に対応するサブメニューを表示させる。このサ
ブメニューには、「変数一覧表示」の項目が含まれてい
る。そこで設計者が「変数一覧表示」を選択すると、図
17に示される変数一覧ウィンドウ1701がCLM1
08により表示される。
【0143】変数一覧ウィンドウ1701には、変数一
覧メニュー1702と、変数名のリストを表示する変数
名リスト1703と、選択している変数名を表示する選
択変数名表示領域1704とがある。変数一覧メニュー
1702の項目には『変数作成』『変数削除』『終了』
がある。
覧メニュー1702と、変数名のリストを表示する変数
名リスト1703と、選択している変数名を表示する選
択変数名表示領域1704とがある。変数一覧メニュー
1702の項目には『変数作成』『変数削除』『終了』
がある。
【0144】設計者が変数一覧メニュー1702中の
『変数作成』を選択すると、変数情報設定ダイアログ1
705が表示される。変数情報設定ダイアログ1705
には、図17に示されるように、変数名を入力する変数
名入力領域1706と、初期値を入力する初期値入力領
域1707と、OKボタン1708と、Cancel (キャ
ンセル)ボタン1709とがある。
『変数作成』を選択すると、変数情報設定ダイアログ1
705が表示される。変数情報設定ダイアログ1705
には、図17に示されるように、変数名を入力する変数
名入力領域1706と、初期値を入力する初期値入力領
域1707と、OKボタン1708と、Cancel (キャ
ンセル)ボタン1709とがある。
【0145】設計者が、設計時データ入力装置102
(中のマウスやキーボード)を操作して、変数情報設定
ダイアログ1705中の変数名入力領域1706に変数
名を、初期値入力領域1707に初期値を文字列で入力
し、OKボタン1708を押すと、CLM108は、入
力された初期値と変数名を持つ変数(変数オブジェク
ト)を作成する。そしてCLM108は、変数情報設定
ダイアログ1705を非表示にすると共に、変数一覧ウ
ィンドウ1701の変数名リスト1703に作成した変
数名を追加・表示する。
(中のマウスやキーボード)を操作して、変数情報設定
ダイアログ1705中の変数名入力領域1706に変数
名を、初期値入力領域1707に初期値を文字列で入力
し、OKボタン1708を押すと、CLM108は、入
力された初期値と変数名を持つ変数(変数オブジェク
ト)を作成する。そしてCLM108は、変数情報設定
ダイアログ1705を非表示にすると共に、変数一覧ウ
ィンドウ1701の変数名リスト1703に作成した変
数名を追加・表示する。
【0146】次に、作成した変数の削除操作について説
明する。
明する。
【0147】作成した変数を削除するには、まず設計者
は、変数名リスト1703から削除しようとする(変数
の)変数名をクリックして選択する。するとCLM10
8は、設計者が選択した変数名を変数一覧ウィンドウ1
701中の選択変数名表示領域1704に表示する。こ
の状態で設計者は、変数一覧メニュー1702中の『変
数削除』を選択する。するとCLM108は、選択され
た変数名を変数名リスト1703から削除する。
は、変数名リスト1703から削除しようとする(変数
の)変数名をクリックして選択する。するとCLM10
8は、設計者が選択した変数名を変数一覧ウィンドウ1
701中の選択変数名表示領域1704に表示する。こ
の状態で設計者は、変数一覧メニュー1702中の『変
数削除』を選択する。するとCLM108は、選択され
た変数名を変数名リスト1703から削除する。
【0148】また、変数の作成操作(作成/削除操作)
を終了するには、変数一覧メニュー1702中の『終
了』を選択する。するとCLM108は、変数一覧ウィ
ンドウ1701を非表示にして変数の作成操作(作成/
削除操作)を終了する。
を終了するには、変数一覧メニュー1702中の『終
了』を選択する。するとCLM108は、変数一覧ウィ
ンドウ1701を非表示にして変数の作成操作(作成/
削除操作)を終了する。
【0149】(B-3-2) 変数への代入値設定/解除 次に、部品オブジェクトから変数への代入値設定操作に
ついて、プロトタイプ実行中に画面中のボタンを押すこ
とで、変数への代入値入力を可能とするための設計操作
を例に、図18を参照して説明する。
ついて、プロトタイプ実行中に画面中のボタンを押すこ
とで、変数への代入値入力を可能とするための設計操作
を例に、図18を参照して説明する。
【0150】ここでは、図18中のテキストボタン18
01から変数に代入値を設定するものとする。この場
合、まず設計者はテキストボタン1801をマウスでク
リックして選択する。
01から変数に代入値を設定するものとする。この場
合、まず設計者はテキストボタン1801をマウスでク
リックして選択する。
【0151】次に設計者は、CLMM301中の項目
『変数』にカーソルを移動させクリックし、当該『変
数』に対応するサブメニューを表示させる。このサブメ
ニューには、「代入先設定」の項目が含まれている。そ
こで設計者が「代入先設定」を選択すると、図18に示
される代入先変数設定ダイアログ1802がCLM10
8により表示される。
『変数』にカーソルを移動させクリックし、当該『変
数』に対応するサブメニューを表示させる。このサブメ
ニューには、「代入先設定」の項目が含まれている。そ
こで設計者が「代入先設定」を選択すると、図18に示
される代入先変数設定ダイアログ1802がCLM10
8により表示される。
【0152】代入先変数設定ダイアログ1802には、
存在する変数名のリストを表示する変数名リスト180
3と、選択している変数名を表示する選択変数名表示領
域1804と、プロトタイプ実行時にテキストボタンか
ら変数に代入する値を入力する代入値入力領域1805
と、OKボタン1806と、Cancel (キャンセル)ボ
タン1807とがある。
存在する変数名のリストを表示する変数名リスト180
3と、選択している変数名を表示する選択変数名表示領
域1804と、プロトタイプ実行時にテキストボタンか
ら変数に代入する値を入力する代入値入力領域1805
と、OKボタン1806と、Cancel (キャンセル)ボ
タン1807とがある。
【0153】設計者が変数名リスト1803上の代入先
とする(変数の)変数名をクリックして選択すると、C
LM108は、その選択された変数名を選択変数名表示
領域1804に表示する。ここで設計者が、設計時デー
タ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作し
て、代入先変数設定ダイアログ1802中の代入値入力
領域1805に代入値を文字列で入力し、OKボタン1
806を押すと、CLM108は、代入先変数設定ダイ
アログ1802を非表示にして、テキストボタン180
1に、先に選択変数名表示領域1804に表示されてい
た選択変数名(代入先変数)と代入値入力領域1805
に入力された代入値とを設定する。
とする(変数の)変数名をクリックして選択すると、C
LM108は、その選択された変数名を選択変数名表示
領域1804に表示する。ここで設計者が、設計時デー
タ入力装置102(中のマウスやキーボード)を操作し
て、代入先変数設定ダイアログ1802中の代入値入力
領域1805に代入値を文字列で入力し、OKボタン1
806を押すと、CLM108は、代入先変数設定ダイ
アログ1802を非表示にして、テキストボタン180
1に、先に選択変数名表示領域1804に表示されてい
た選択変数名(代入先変数)と代入値入力領域1805
に入力された代入値とを設定する。
【0154】次に、変数への代入を解除する場合につい
て説明する。
て説明する。
【0155】変数への代入を解除しようとする場合、設
計者は前記した変数への代入値設定の場合と同様に、テ
キストボタン1801をマウスでクリックして選択した
後、CLMM301中の項目『変数』にカーソルを移動
させてマウスをクリックし、当該『変数』に対応するサ
ブメニューを表示させる。このサブメニューには、「代
入先解除」の項目が含まれている。そこで設計者が「代
入先解除」を選択すると、CLM108は、テキストボ
タン1801に設定されていた代入先変数(の変数名と
代入値)を当該テキストボタン1801から削除し、変
数への代入を解除する。
計者は前記した変数への代入値設定の場合と同様に、テ
キストボタン1801をマウスでクリックして選択した
後、CLMM301中の項目『変数』にカーソルを移動
させてマウスをクリックし、当該『変数』に対応するサ
ブメニューを表示させる。このサブメニューには、「代
入先解除」の項目が含まれている。そこで設計者が「代
入先解除」を選択すると、CLM108は、テキストボ
タン1801に設定されていた代入先変数(の変数名と
代入値)を当該テキストボタン1801から削除し、変
数への代入を解除する。
【0156】(B-4) 動作シナリオの設計 次に、動作シナリオ(処理手順)の設計について説明す
る。
る。
【0157】本実施形態における動作シナリオの設計
は、例えばマウス操作によってオブジェクト間にリンク
を設定することで行われる。リンクには部品オブジェク
トからカード(画面オブジェクト)へのリンクと、部品
オブジェクトから部品オブジェクトへのリンクがある。
は、例えばマウス操作によってオブジェクト間にリンク
を設定することで行われる。リンクには部品オブジェク
トからカード(画面オブジェクト)へのリンクと、部品
オブジェクトから部品オブジェクトへのリンクがある。
【0158】(B-4-1) 部品オブジェクトからカードへの
リンク設定 まず、部品オブジェクトからカードへのリンク設定操作
について、プロトタイプ実行中に画面上のボタンを押す
と他の画面に遷移する、という動作を設計する場合のリ
ンク設定操作を例に、図19を参照して説明する。
リンク設定 まず、部品オブジェクトからカードへのリンク設定操作
について、プロトタイプ実行中に画面上のボタンを押す
と他の画面に遷移する、という動作を設計する場合のリ
ンク設定操作を例に、図19を参照して説明する。
【0159】ここでは、図19中のテキストボタン19
01を押すと他の画面に遷移する動作を設計するものと
する。
01を押すと他の画面に遷移する動作を設計するものと
する。
【0160】この場合、設計者はリンク元となるテキス
トボタン1901をマウスでクリックして選択する。次
に設計者はCLMM301中の項目『リンク』にカーソ
ルを移動させてクリックし、当該『リンク』に対応する
サブメニューを表示させる。このサブメニューには、
「リンク設定」の項目が含まれている。そこで設計者が
「リンク設定」を選択すると、OKまたはCancel (キ
ャンセル)を選択入力するためのリンクダイアログ19
02がCLM108により表示される。
トボタン1901をマウスでクリックして選択する。次
に設計者はCLMM301中の項目『リンク』にカーソ
ルを移動させてクリックし、当該『リンク』に対応する
サブメニューを表示させる。このサブメニューには、
「リンク設定」の項目が含まれている。そこで設計者が
「リンク設定」を選択すると、OKまたはCancel (キ
ャンセル)を選択入力するためのリンクダイアログ19
02がCLM108により表示される。
【0161】この状態で設計者は、CLMM301中の
『カード表示』の項目にカーソルを移動させクリック
し、「次カード」「前カード」の項目を含むサブメニュ
ーを表示させる。そして設計者は、「次カード」または
「前カード」を適宜選択することで、即ち前記(B-1-1)
で述べた方法により、図19に示すように遷移先(リン
ク先)とするカード1904を表示させ、しかる後にリ
ンクダイアログ1902に設けられたOKボタン190
3を選択する。するとCLM108は、リンクダイアロ
グ1902を非表示にすると共に、設計者が指定した部
品オブジェクトであるテキストボタン1901からカー
ド1904へのリンク1905を設定する。同時にCL
M108は、テキストボタン1901からカード190
4へ送信すべき所定の(デフォルトの)メッセージであ
る“表示状態”のメッセージを当該テキストボタン19
01に設定する。
『カード表示』の項目にカーソルを移動させクリック
し、「次カード」「前カード」の項目を含むサブメニュ
ーを表示させる。そして設計者は、「次カード」または
「前カード」を適宜選択することで、即ち前記(B-1-1)
で述べた方法により、図19に示すように遷移先(リン
ク先)とするカード1904を表示させ、しかる後にリ
ンクダイアログ1902に設けられたOKボタン190
3を選択する。するとCLM108は、リンクダイアロ
グ1902を非表示にすると共に、設計者が指定した部
品オブジェクトであるテキストボタン1901からカー
ド1904へのリンク1905を設定する。同時にCL
M108は、テキストボタン1901からカード190
4へ送信すべき所定の(デフォルトの)メッセージであ
る“表示状態”のメッセージを当該テキストボタン19
01に設定する。
【0162】明らかなように、図19における操作のリ
ンク元をテキストボタン1901ではなくて、図2中の
音声規則合成部品207とした場合には、プロトタイプ
実行中は、規則合成音の出力が終了するとカード190
4への画面遷移が起こることになる。
ンク元をテキストボタン1901ではなくて、図2中の
音声規則合成部品207とした場合には、プロトタイプ
実行中は、規則合成音の出力が終了するとカード190
4への画面遷移が起こることになる。
【0163】同様に、図19における操作のリンク元を
図2中のサウンド部品208とした場合には、プロトタ
イプ実行中は、サウンドの出力が終了するとカード19
04への画面遷移が起こることになる。
図2中のサウンド部品208とした場合には、プロトタ
イプ実行中は、サウンドの出力が終了するとカード19
04への画面遷移が起こることになる。
【0164】同様に、図19における操作のリンク元を
図2中のタイマ部品211とした場合には、プロトタイ
プ実行中は、設定した時間になるとカード1904への
画面遷移が起こることになる。
図2中のタイマ部品211とした場合には、プロトタイ
プ実行中は、設定した時間になるとカード1904への
画面遷移が起こることになる。
【0165】(B-4-2) 部品オブジェクトから部品オブジ
ェクトへのリンク設定 次に、部品オブジェクトから部品オブジェクトへのリン
ク設定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボ
タンを押すと音声が出力される、という動作を設計する
場合のリンク設定操作を例に、図20を参照して説明す
る。
ェクトへのリンク設定 次に、部品オブジェクトから部品オブジェクトへのリン
ク設定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボ
タンを押すと音声が出力される、という動作を設計する
場合のリンク設定操作を例に、図20を参照して説明す
る。
【0166】ここでは、図20中のテキストボタン20
01を押すと音声が出力される動作を設計するものとす
る。
01を押すと音声が出力される動作を設計するものとす
る。
【0167】この場合、設計者はリンク元となるテキス
トボタン2001をマウスでクリックして選択する。次
に設計者はCLMM301中の項目『リンク』にカーソ
ルを移動させてクリックし、当該『リンク』に対応する
サブメニューを表示させる。ここで設計者が『リンク』
に対応するサブメニューから「リンク設定」を選択する
と、OKまたはCancel (キャンセル)を選択入力する
ためのリンクダイアログ2002がCLM108により
表示される。
トボタン2001をマウスでクリックして選択する。次
に設計者はCLMM301中の項目『リンク』にカーソ
ルを移動させてクリックし、当該『リンク』に対応する
サブメニューを表示させる。ここで設計者が『リンク』
に対応するサブメニューから「リンク設定」を選択する
と、OKまたはCancel (キャンセル)を選択入力する
ためのリンクダイアログ2002がCLM108により
表示される。
【0168】この状態で設計者は、リンク先とする音声
規則合成部品2003をクリックして選択し、しかる後
にリンクダイアログ2002に設けられたOKボタン2
004を選択する。するとCLM108は、選択された
音声規則合成部品2003に送信するメッセージを設定
するためのメッセージ設定ダイアログ2005を表示す
る。このメッセージは状態を指示するもので、音声規則
合成部品2003には、“音声出力状態”または“音声
非出力状態”がある。
規則合成部品2003をクリックして選択し、しかる後
にリンクダイアログ2002に設けられたOKボタン2
004を選択する。するとCLM108は、選択された
音声規則合成部品2003に送信するメッセージを設定
するためのメッセージ設定ダイアログ2005を表示す
る。このメッセージは状態を指示するもので、音声規則
合成部品2003には、“音声出力状態”または“音声
非出力状態”がある。
【0169】ここでは、テキストボタン2001を押す
と音声が出力される動作を設計することから、設計者は
メッセージ設定ダイアログ2005から“音声出力状
態”を選択し、当該ダイアログ2005に設けられたO
Kボタン2006を押す。するとCLM108は、リン
クダイアログ2002とメッセージ設定ダイアログ20
05を非表示にすると共に、設計者が指定したテキスト
ボタン2001から音声規則合成部品2003へのリン
ク2007を設定する。同時にCLM108は、設計者
が選択したテキストボタン2001から音声規則合成部
品2003へ送信すべき“音声出力状態”のメッセージ
を当該テキストボタン2001に設定する。なお、テキ
ストボタン2001を押すと音声出力が停止されるとい
う動作を設計する場合には、メッセージ設定ダイアログ
2005から“音声非出力状態”を選択すればよい。
と音声が出力される動作を設計することから、設計者は
メッセージ設定ダイアログ2005から“音声出力状
態”を選択し、当該ダイアログ2005に設けられたO
Kボタン2006を押す。するとCLM108は、リン
クダイアログ2002とメッセージ設定ダイアログ20
05を非表示にすると共に、設計者が指定したテキスト
ボタン2001から音声規則合成部品2003へのリン
ク2007を設定する。同時にCLM108は、設計者
が選択したテキストボタン2001から音声規則合成部
品2003へ送信すべき“音声出力状態”のメッセージ
を当該テキストボタン2001に設定する。なお、テキ
ストボタン2001を押すと音声出力が停止されるとい
う動作を設計する場合には、メッセージ設定ダイアログ
2005から“音声非出力状態”を選択すればよい。
【0170】以上は、(図2中の音声規則合成部品20
7に相当する)音声規則合成部品2003をテキストボ
タン2001のリンク先とした場合であるが、テキスト
ボタン2001のリンク先として、図2中のテキストボ
タン201、テキスト部品202、イメージボタン20
3、イメージ部品204、変数表示テキストボタン20
5、または変数表示テキスト部品206を設定する場合
も操作は同様である。この場合、メッセージには、“表
示状態”または“非表示状態”がある。
7に相当する)音声規則合成部品2003をテキストボ
タン2001のリンク先とした場合であるが、テキスト
ボタン2001のリンク先として、図2中のテキストボ
タン201、テキスト部品202、イメージボタン20
3、イメージ部品204、変数表示テキストボタン20
5、または変数表示テキスト部品206を設定する場合
も操作は同様である。この場合、メッセージには、“表
示状態”または“非表示状態”がある。
【0171】リンク先に図2中のサウンド部品208を
設定する場合も操作は同様であり、メッセージには、
“サウンド出力状態”または“サウンド非出力状態”が
ある。
設定する場合も操作は同様であり、メッセージには、
“サウンド出力状態”または“サウンド非出力状態”が
ある。
【0172】リンク先に図2中の音声認識部品209を
設定する場合も操作は同様であり、メッセージには、
“音声入力受け付け状態”または“音声入力非受け付け
状態”がある。
設定する場合も操作は同様であり、メッセージには、
“音声入力受け付け状態”または“音声入力非受け付け
状態”がある。
【0173】リンク先に文字認識部品210を設定する
場合も操作は同様であり、メッセージには、“文字入力
受け付け状態”または“文字入力非受け付け状態”があ
る。
場合も操作は同様であり、メッセージには、“文字入力
受け付け状態”または“文字入力非受け付け状態”があ
る。
【0174】リンク先にタイマ部品211を設定する場
合も操作は同様であり、メッセージには、“カウント状
態”または“非カウント状態”がある。
合も操作は同様であり、メッセージには、“カウント状
態”または“非カウント状態”がある。
【0175】リンク先にカウンタ部品214を設定する
場合も操作は同様であり、メッセージには、インクリメ
ント、デクリメントまたは初期化がある。
場合も操作は同様であり、メッセージには、インクリメ
ント、デクリメントまたは初期化がある。
【0176】(B-4-3) 条件分岐機能のリンクの設定 次に、プロトタイプ実行中、画面上のボタンを押すと変
数内の値を参照して条件分岐する、という動作を設計す
る場合のリンク設定操作について、図21を参照して説
明する。
数内の値を参照して条件分岐する、という動作を設計す
る場合のリンク設定操作について、図21を参照して説
明する。
【0177】今、“変数a”という変数名を持つ変数
(変数オブジェクト)A2100が存在し、カードA2
101上のテキストボタンA2102が押されたら変数
A2100に「buttonA」という文字データが、カード
A2101上のテキストボタンB2103が押されたら
変数A2100に「buttonB」という文字データが値と
して入力される、という変数機能が設計されているもの
とする。また、テキストボタンA2102とテキストボ
タンB2103からカードB2104へのリンク211
8と2119が設計(設定)されているものとする。
(変数オブジェクト)A2100が存在し、カードA2
101上のテキストボタンA2102が押されたら変数
A2100に「buttonA」という文字データが、カード
A2101上のテキストボタンB2103が押されたら
変数A2100に「buttonB」という文字データが値と
して入力される、という変数機能が設計されているもの
とする。また、テキストボタンA2102とテキストボ
タンB2103からカードB2104へのリンク211
8と2119が設計(設定)されているものとする。
【0178】このような状態で、例えば、プロトタイプ
実行時にカードB2104上のテキストボタンC210
5が押されると(変数A2100の値が参照され)、変
数A2100の値が「buttonA」ならカードC2106
へ遷移し、「buttonB」ならカードB2104上の音声
規則合成部品2107が合成音声を発声する、という条
件分岐動作を設計する場合の操作は以下の通りとなる。
実行時にカードB2104上のテキストボタンC210
5が押されると(変数A2100の値が参照され)、変
数A2100の値が「buttonA」ならカードC2106
へ遷移し、「buttonB」ならカードB2104上の音声
規則合成部品2107が合成音声を発声する、という条
件分岐動作を設計する場合の操作は以下の通りとなる。
【0179】まず設計者は、カードB2104上に“変
数a”という変数名を持つ変数A2100を参照する分
岐部品2108を作成する。この際、分岐部品2108
に(B-2-6) で述べたような操作で「buttonA」「button
B」という2つの分岐条件を(持つ分岐条件リストを)
作成する。
数a”という変数名を持つ変数A2100を参照する分
岐部品2108を作成する。この際、分岐部品2108
に(B-2-6) で述べたような操作で「buttonA」「button
B」という2つの分岐条件を(持つ分岐条件リストを)
作成する。
【0180】次に以下の操作で、テキストボタンC21
05から分岐部品2108へリンク2120を設定す
る。
05から分岐部品2108へリンク2120を設定す
る。
【0181】まず設計者は、テキストボタンC2105
をマウスでクリックして選択する。次に設計者は、CL
MM301の項目『リンク』にカーソルを移動させてク
リックし、『リンク』に対応するサブメニューを表示さ
せた後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択す
る。すると、OKまたはCancel (キャンセル)を入力
するリンクダイアログ2109が表示される。この状態
で設計者は、分岐部品2108をクリックして選択し、
リンクダイアログ2109のOKボタン2110を選択
する。するとCLM108は、リンクダイアログ210
9を非表示にすると共に、設計者が指定したテキストボ
タンC2105から分岐部品2108へのリンク212
0を設定する。またCLM108は、テキストボタンC
2105から分岐部品2108へ送信すべき所定の(デ
フォルトの)メッセージである“活性化状態”のメッセ
ージを当該テキストボタン2001に設定する。ここで
は、分岐部品2108へのメッセージは(当該分岐部品
210を活性化するための)“活性化状態”しか用意し
ていないので、(図20中のメッセージ設定ダイアログ
2005のような)メッセージ内容を問うダイアログは
表示されない。
をマウスでクリックして選択する。次に設計者は、CL
MM301の項目『リンク』にカーソルを移動させてク
リックし、『リンク』に対応するサブメニューを表示さ
せた後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択す
る。すると、OKまたはCancel (キャンセル)を入力
するリンクダイアログ2109が表示される。この状態
で設計者は、分岐部品2108をクリックして選択し、
リンクダイアログ2109のOKボタン2110を選択
する。するとCLM108は、リンクダイアログ210
9を非表示にすると共に、設計者が指定したテキストボ
タンC2105から分岐部品2108へのリンク212
0を設定する。またCLM108は、テキストボタンC
2105から分岐部品2108へ送信すべき所定の(デ
フォルトの)メッセージである“活性化状態”のメッセ
ージを当該テキストボタン2001に設定する。ここで
は、分岐部品2108へのメッセージは(当該分岐部品
210を活性化するための)“活性化状態”しか用意し
ていないので、(図20中のメッセージ設定ダイアログ
2005のような)メッセージ内容を問うダイアログは
表示されない。
【0182】次に以下の操作で、分岐部品2108から
2つのテキストボタンにリンクを設定する。
2つのテキストボタンにリンクを設定する。
【0183】まず設計者は、分岐部品2108をマウス
でクリックして選択する。次に設計者は、CLMM30
1の項目『リンク』にカーソルを移動させてクリック
し、『リンク』に対応するサブメニューを表示させた
後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択する。
でクリックして選択する。次に設計者は、CLMM30
1の項目『リンク』にカーソルを移動させてクリック
し、『リンク』に対応するサブメニューを表示させた
後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択する。
【0184】このように、分岐部品が選択された状態で
「リンク設定」が選択されると、リンク元となる分岐条
件を選択するための(分岐部品2108の属性の1つで
ある「buttonA」「buttonB」という2つの分岐条件を
持つ)分岐条件リスト2111と、選択条件表示領域2
112と、OKボタン2113と、Cancel (キャンセ
ル)ボタン2114を持つリンクダイアログ2115が
CLM108により表示される。
「リンク設定」が選択されると、リンク元となる分岐条
件を選択するための(分岐部品2108の属性の1つで
ある「buttonA」「buttonB」という2つの分岐条件を
持つ)分岐条件リスト2111と、選択条件表示領域2
112と、OKボタン2113と、Cancel (キャンセ
ル)ボタン2114を持つリンクダイアログ2115が
CLM108により表示される。
【0185】この状態で設計者は、分岐条件リスト21
11から「buttonA」を選択して、リンクダイアログ2
115中の選択条件表示領域2112に表示させ、更に
変数A2100の値が「buttonA」の場合の分岐先(遷
移先)とするカードC2106を前記(B-1-1) に示した
方法で表示させた後、リンクダイアログ2115中のO
Kボタン2113を選択する。するとCLM108は、
リンクダイアログ2115を非表示にすると共に、変数
A2100の値が「buttonA」であることをリンク元の
分岐条件とする分岐部品2108からカードC2106
へのリンク2121、及び分岐部品2108からカード
C2106へ送信すべき“表示状態”のメッセージを設
定する。
11から「buttonA」を選択して、リンクダイアログ2
115中の選択条件表示領域2112に表示させ、更に
変数A2100の値が「buttonA」の場合の分岐先(遷
移先)とするカードC2106を前記(B-1-1) に示した
方法で表示させた後、リンクダイアログ2115中のO
Kボタン2113を選択する。するとCLM108は、
リンクダイアログ2115を非表示にすると共に、変数
A2100の値が「buttonA」であることをリンク元の
分岐条件とする分岐部品2108からカードC2106
へのリンク2121、及び分岐部品2108からカード
C2106へ送信すべき“表示状態”のメッセージを設
定する。
【0186】次に設計者は、上記と同様の操作で再びリ
ンクダイアログ2115を表示させた後、分岐条件リス
ト2111から「buttonB」を選択して、選択条件表示
領域2112に表示させ、更に変数A2100の値が
「buttonB」の場合の分岐先とする音声規則合成部品2
107を選択した後、OKボタン2113を選択する。
するとCLM108は、選択された音声規則合成部品2
107に送信するメッセージを設定するためのメッセー
ジ設定ダイアログ2116を表示する。
ンクダイアログ2115を表示させた後、分岐条件リス
ト2111から「buttonB」を選択して、選択条件表示
領域2112に表示させ、更に変数A2100の値が
「buttonB」の場合の分岐先とする音声規則合成部品2
107を選択した後、OKボタン2113を選択する。
するとCLM108は、選択された音声規則合成部品2
107に送信するメッセージを設定するためのメッセー
ジ設定ダイアログ2116を表示する。
【0187】ここでは、変数A2100の値が「button
B」なら音声規則合成部品2107が合成音声を発声す
るという動作を設計することから、設計者はメッセージ
設定ダイアログ2116から“音声出力状態”を選択し
てOKボタン2117を押す。するとCLM108は、
リンクダイアログ2115とメッセージ設定ダイアログ
2116を非表示にすると共に、変数A2100の値が
「buttonB」であることをリンク元の分岐条件とする分
岐部品2108から音声規則合成部品2107へのリン
ク2122、及び分岐部品2108から音声規則合成部
品2107へ送信すべき“音声出力状態”のメッセージ
を設定する。
B」なら音声規則合成部品2107が合成音声を発声す
るという動作を設計することから、設計者はメッセージ
設定ダイアログ2116から“音声出力状態”を選択し
てOKボタン2117を押す。するとCLM108は、
リンクダイアログ2115とメッセージ設定ダイアログ
2116を非表示にすると共に、変数A2100の値が
「buttonB」であることをリンク元の分岐条件とする分
岐部品2108から音声規則合成部品2107へのリン
ク2122、及び分岐部品2108から音声規則合成部
品2107へ送信すべき“音声出力状態”のメッセージ
を設定する。
【0188】このような設計操作により、プロトタイプ
実行中、カードB2104上のテキストボタンC210
5が押されると分岐部品2108が活性化されて、当該
分岐部品2108が変数A2100を参照し、変数A2
100の値による条件分岐を次のように行うことができ
る。即ち分岐部品2108は、変数A2100の値が
「buttonA」ならば、一方のリンク先であるカードC2
106に“表示状態”のメッセージを送信し、変数A2
100の値が「buttonB」ならば、他方のリンク先であ
る音声規則合成部品2107に“音声出力状態”のメッ
セージを送信する。
実行中、カードB2104上のテキストボタンC210
5が押されると分岐部品2108が活性化されて、当該
分岐部品2108が変数A2100を参照し、変数A2
100の値による条件分岐を次のように行うことができ
る。即ち分岐部品2108は、変数A2100の値が
「buttonA」ならば、一方のリンク先であるカードC2
106に“表示状態”のメッセージを送信し、変数A2
100の値が「buttonB」ならば、他方のリンク先であ
る音声規則合成部品2107に“音声出力状態”のメッ
セージを送信する。
【0189】(B-4-4) 音声認識機能のリンク設定 次に、プロトタイプ実行中、ある画面で音声による入力
をすることで画面遷移する、という動作を設計する場合
のリンク設定操作について、図22を参照して説明す
る。
をすることで画面遷移する、という動作を設計する場合
のリンク設定操作について、図22を参照して説明す
る。
【0190】ここでは、カードA2201が表示中に、
音声入力装置から「はい」という音声が入力されたらカ
ードB2202へ、「いいえ」という音声が入力された
らカードC2203へ遷移する、という動作を設計する
ものとする。この場合の操作は以下の通りとなる。
音声入力装置から「はい」という音声が入力されたらカ
ードB2202へ、「いいえ」という音声が入力された
らカードC2203へ遷移する、という動作を設計する
ものとする。この場合の操作は以下の通りとなる。
【0191】まず設計者は、前記した(B-2-4) の操作
で、「はい」「いいえ」を認識単語として認識単語辞書
に登録する。また設計者は、初期状態を音声入力受け付
け状態にして、音声認識部品2204をカードA220
1上に作成する。
で、「はい」「いいえ」を認識単語として認識単語辞書
に登録する。また設計者は、初期状態を音声入力受け付
け状態にして、音声認識部品2204をカードA220
1上に作成する。
【0192】次に設計者は、前記(B-3-1) の操作で、
“変数a”という変数名を持つ変数A2200を作成す
る。そして設計者は、前記(B-3-2) の操作で、プロトタ
イプ実行中に音声認識部品2204から変数A2200
に認識結果を入力するような動作設定を行う。この場
合、代入先変数を指定するのに変数A2200の変数名
“変数a”が用いられ、代入値として、音声認識部品2
204から変数A2200に入力するデータそのもので
はなく、音声認識部品2204の認識結果を入力するこ
とを表す(入力データ種別としての)“認識結果”が用
いられる。
“変数a”という変数名を持つ変数A2200を作成す
る。そして設計者は、前記(B-3-2) の操作で、プロトタ
イプ実行中に音声認識部品2204から変数A2200
に認識結果を入力するような動作設定を行う。この場
合、代入先変数を指定するのに変数A2200の変数名
“変数a”が用いられ、代入値として、音声認識部品2
204から変数A2200に入力するデータそのもので
はなく、音声認識部品2204の認識結果を入力するこ
とを表す(入力データ種別としての)“認識結果”が用
いられる。
【0193】次に設計者は、カードA2201上に“変
数a”という変数名を持つ変数A2200を参照する分
岐部品2205を作成する。この際、分岐部品2205
には(B-2-6) で述べたような操作で「はい」「いいえ」
という2つの分岐条件を(持つ分岐条件リストを)作成
する。
数a”という変数名を持つ変数A2200を参照する分
岐部品2205を作成する。この際、分岐部品2205
には(B-2-6) で述べたような操作で「はい」「いいえ」
という2つの分岐条件を(持つ分岐条件リストを)作成
する。
【0194】次に設計者は、「はい」の場合はカードB
2202へ、「いいえ」の場合はカードC2203へ遷
移するように、分岐部品2205からカードB2202
へのリンク2206と、同じ分岐部品2205からカー
ドC2203へのリンク2207を設定する。また設計
者は、音声認識部品2204から分岐部品2205にリ
ンク2208を設定する。リンクの設定方法は、前記(B
-4-3) と同様である。
2202へ、「いいえ」の場合はカードC2203へ遷
移するように、分岐部品2205からカードB2202
へのリンク2206と、同じ分岐部品2205からカー
ドC2203へのリンク2207を設定する。また設計
者は、音声認識部品2204から分岐部品2205にリ
ンク2208を設定する。リンクの設定方法は、前記(B
-4-3) と同様である。
【0195】このように、音声認識部品が認識結果を変
数に代入し、変数内の値によって分岐部品が条件分岐さ
せるように動作を設計して、音声認識機能を実現する。
文字認識によって条件分岐をする場合も、同様の操作で
設計できる。
数に代入し、変数内の値によって分岐部品が条件分岐さ
せるように動作を設計して、音声認識機能を実現する。
文字認識によって条件分岐をする場合も、同様の操作で
設計できる。
【0196】(B-4-5) 文字認識機能のリンク設定 次に、プロトタイプ実行中、ある画面で領域上にタッチ
パネルによる入力で文字を書くと文字認識をし、認識さ
れた結果を同じ画面上に表示する、という動作を設計す
る場合のリンク設定操作について、図23を参照して説
明する。
パネルによる入力で文字を書くと文字認識をし、認識さ
れた結果を同じ画面上に表示する、という動作を設計す
る場合のリンク設定操作について、図23を参照して説
明する。
【0197】まず設計者はカード2301を表示させた
後、当該カード2301上に前記した(B-2-5) の操作で
文字認識部品2302を作成する。文字認識部品230
2の認識モードは平仮名に、初期状態は文字入力受け付
け状態に設定する。
後、当該カード2301上に前記した(B-2-5) の操作で
文字認識部品2302を作成する。文字認識部品230
2の認識モードは平仮名に、初期状態は文字入力受け付
け状態に設定する。
【0198】次に設計者は、前記(B-3-1) の操作で、
“変数a”という変数名を持つ変数A2300を作成
し、(B-3-2) の操作で、プロトタイプ実行中に文字認識
部品2302から変数A2300に認識結果を入力する
ような動作設定を行う。
“変数a”という変数名を持つ変数A2300を作成
し、(B-3-2) の操作で、プロトタイプ実行中に文字認識
部品2302から変数A2300に認識結果を入力する
ような動作設定を行う。
【0199】次に設計者は、前記(B-1-8) の操作で、カ
ード2301上に変数A2300を参照する変数表示テ
キスト部品2303を作成する。
ード2301上に変数A2300を参照する変数表示テ
キスト部品2303を作成する。
【0200】このように、文字認識部品が認識結果を変
数に代入し、変数表示テキスト部品2303が変数内の
値(認識結果)を参照して文字列として表示させ、認識
結果を表示する文字認識機能を実現する。
数に代入し、変数表示テキスト部品2303が変数内の
値(認識結果)を参照して文字列として表示させ、認識
結果を表示する文字認識機能を実現する。
【0201】(B-4-6) 並行機能のリンク設定 次に、プロトタイプ実行中、画面上のボタンを押すと他
のボタンが表示され、同時に音声が出力される、という
動作を設計する場合のリンク設定操作について、図24
を参照して説明する。
のボタンが表示され、同時に音声が出力される、という
動作を設計する場合のリンク設定操作について、図24
を参照して説明する。
【0202】まず設計者は、前記した(B-1-3) の操作
で、カード2401上に、テキストボタンA2402を
初期状態が表示状態になるように作成する。同時に、テ
キストボタンB2403を初期状態が非表示状態になる
ように作成する。
で、カード2401上に、テキストボタンA2402を
初期状態が表示状態になるように作成する。同時に、テ
キストボタンB2403を初期状態が非表示状態になる
ように作成する。
【0203】また設計者は、前記(B-2-1) の操作で、カ
ード2401上に、音声規則合成部品2404を初期状
態が音声非出力状態になるように作成する。
ード2401上に、音声規則合成部品2404を初期状
態が音声非出力状態になるように作成する。
【0204】ここでは、テキストボタンA2402を押
すとテキストボタンB2403が表示され、同時に音声
規則合成部品2404により規則音声合成音が出力され
るように動作設計を行うものとすると、設計者は前記(B
-2-7) の操作で、カード2401上にリンク元を2つ持
つ並行部品2405を作成する。そして設計者は、テキ
ストボタンA2402から並行部品2405へ、メッセ
ージを“活性化状態”に設定してリンク2413を設定
する。この並行部品2405へのリンク設定は、前記し
た分岐部品へのリンク設定と同様である。
すとテキストボタンB2403が表示され、同時に音声
規則合成部品2404により規則音声合成音が出力され
るように動作設計を行うものとすると、設計者は前記(B
-2-7) の操作で、カード2401上にリンク元を2つ持
つ並行部品2405を作成する。そして設計者は、テキ
ストボタンA2402から並行部品2405へ、メッセ
ージを“活性化状態”に設定してリンク2413を設定
する。この並行部品2405へのリンク設定は、前記し
た分岐部品へのリンク設定と同様である。
【0205】次に、並行部品2405からリンク先へリ
ンクを設定する操作を次のように行う。
ンクを設定する操作を次のように行う。
【0206】まず設計者は、並行部品2405をマウス
でクリックして選択する。次に設計者は、CLMM30
1の項目『リンク』にカーソルを移動させてクリック
し、『リンク』に対応するサブメニューを表示させた
後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択する。
でクリックして選択する。次に設計者は、CLMM30
1の項目『リンク』にカーソルを移動させてクリック
し、『リンク』に対応するサブメニューを表示させた
後、そのサブメニュー中の「リンク設定」を選択する。
【0207】このように、並行部品が選択された状態で
「リンク設定」が選択されると、(並行部品2405の
属性の1つである「リンク元1」及び「リンク元2」と
いう2つのリンク元を持つ)リンク元リスト2406
と、選択リンク元表示領域2407と、OKボタン24
08と、Cancel (キャンセル)ボタン2409を持つ
リンクダイアログ2410がCLM108により表示さ
れる。
「リンク設定」が選択されると、(並行部品2405の
属性の1つである「リンク元1」及び「リンク元2」と
いう2つのリンク元を持つ)リンク元リスト2406
と、選択リンク元表示領域2407と、OKボタン24
08と、Cancel (キャンセル)ボタン2409を持つ
リンクダイアログ2410がCLM108により表示さ
れる。
【0208】この状態で設計者が、リンク元リスト24
06から「リンク元1」を選択して、リンクダイアログ
2410中の選択リンク元領域2407に表示させ、更
にテキストボタンB2403を選択してOKボタン24
08を押すと、テキストボタンB2403に送信するメ
ッセージを設定するためのメッセージ設定ダイアログ2
411がCLM108により表示される。ここでは、テ
キストボタンA2402を押すとテキストボタンB24
03が表示されるという動作を設計することから、設計
者はメッセージ設定ダイアログ2411から“表示状
態”を選択してOKボタン2412を押す。
06から「リンク元1」を選択して、リンクダイアログ
2410中の選択リンク元領域2407に表示させ、更
にテキストボタンB2403を選択してOKボタン24
08を押すと、テキストボタンB2403に送信するメ
ッセージを設定するためのメッセージ設定ダイアログ2
411がCLM108により表示される。ここでは、テ
キストボタンA2402を押すとテキストボタンB24
03が表示されるという動作を設計することから、設計
者はメッセージ設定ダイアログ2411から“表示状
態”を選択してOKボタン2412を押す。
【0209】するとCLM108は、リンクダイアログ
2410及びメッセージ設定ダイアログ2411を非表
示にすると共に、並行部品2405の「リンク元1」か
らテキストボタンB2403へ、メッセージを“表示状
態”に設定してリンク2414を設定する。同様にし
て、並行部品2405の「リンク元2」から音声規則合
成部品2404へ、メッセージを“音声出力状態”に設
定してリンク2415が設定される。
2410及びメッセージ設定ダイアログ2411を非表
示にすると共に、並行部品2405の「リンク元1」か
らテキストボタンB2403へ、メッセージを“表示状
態”に設定してリンク2414を設定する。同様にし
て、並行部品2405の「リンク元2」から音声規則合
成部品2404へ、メッセージを“音声出力状態”に設
定してリンク2415が設定される。
【0210】このような操作により、プロトタイプ実行
時には、カード上のテキストボタンA2402が押され
ると並行部品2405が活性化され、並行部品2405
はリンク先であるテキストボタンB2403と音声規則
合成部品2404へ、テキストボタン2403には“表
示状態”のメッセージを、音声規則合成部品2405に
は“音声出力状態”のメッセージを、それぞれ送信す
る。これを受けて、テキストボタン2403が表示され
ると共に、音声規則合成部品2404により規則音声合
成音が出力される。
時には、カード上のテキストボタンA2402が押され
ると並行部品2405が活性化され、並行部品2405
はリンク先であるテキストボタンB2403と音声規則
合成部品2404へ、テキストボタン2403には“表
示状態”のメッセージを、音声規則合成部品2405に
は“音声出力状態”のメッセージを、それぞれ送信す
る。これを受けて、テキストボタン2403が表示され
ると共に、音声規則合成部品2404により規則音声合
成音が出力される。
【0211】(B-4-7) カウンタ機能のリンク設定 次に、プロトタイプ実行中、画面上のボタンを所定回数
押すと他の画面に遷移する、という動作を設計する場合
のリンク設定操作について、図25を参照して説明す
る。
押すと他の画面に遷移する、という動作を設計する場合
のリンク設定操作について、図25を参照して説明す
る。
【0212】ここでは、テキストボタンA2502を4
回押すとカードBに遷移するような動作設計を行うもの
とする。
回押すとカードBに遷移するような動作設計を行うもの
とする。
【0213】まず設計者は、前記した(B-1-3) の操作
で、カードA2501上にテキストボタンA2502を
作成する。続いて設計者は、前記(B-2-8) の操作で、カ
ードA2501上にカウンタ部品2503を作成する。
この際、カウンタ部品2503の属性である「動作を起
こす数」には「4」と設定する。
で、カードA2501上にテキストボタンA2502を
作成する。続いて設計者は、前記(B-2-8) の操作で、カ
ードA2501上にカウンタ部品2503を作成する。
この際、カウンタ部品2503の属性である「動作を起
こす数」には「4」と設定する。
【0214】次に設計者は、カードA2501上のテキ
ストボタンA2502を4回押すとカードB2504に
遷移する動作の設計のために、以下に述べるリンク設定
操作を行う。
ストボタンA2502を4回押すとカードB2504に
遷移する動作の設計のために、以下に述べるリンク設定
操作を行う。
【0215】まず設計者は、前記(B-4-2) の操作で、テ
キストボタンA2502からカウンタ部品2503へ
“インクリメント”というメッセージでリンク2505
を設定する。また設計者は、前記(B-4-1) の操作で、カ
ウンタ部品2503からカードB2504へ“表示状
態”というデフォルトのメッセージでリンク2506を
設定する。
キストボタンA2502からカウンタ部品2503へ
“インクリメント”というメッセージでリンク2505
を設定する。また設計者は、前記(B-4-1) の操作で、カ
ウンタ部品2503からカードB2504へ“表示状
態”というデフォルトのメッセージでリンク2506を
設定する。
【0216】このような操作により、プロトタイプ実行
時には、カード上のテキストボタンA2502が押され
るとカウンタ部品2503が活性化され、カウンタ部品
2503はメッセージ“インクリメント”に従って数を
カウントしてゆき、属性である「動作を起こす数」の値
とカウント数が一致した場合に(この例では、テキスト
ボタンA2502が4回押された場合に)、カードB2
504に遷移する。
時には、カード上のテキストボタンA2502が押され
るとカウンタ部品2503が活性化され、カウンタ部品
2503はメッセージ“インクリメント”に従って数を
カウントしてゆき、属性である「動作を起こす数」の値
とカウント数が一致した場合に(この例では、テキスト
ボタンA2502が4回押された場合に)、カードB2
504に遷移する。
【0217】(B-4-8) リンク解除 次にリンク解除について説明する。
【0218】設計者は、設定されたリンクを解除しよう
とする場合、まずリンクの元となっている部品オブジェ
クトをマウスでクリックして選択し、CLMM301の
項目『リンク』に対応するサブメニューを表示させる。
このサブメニューには「リンク解除」の項目が含まれて
いる。そこで設計者が「リンク解除」を選択すると、C
LM108は、先に選択された部品オブジェクトをリン
ク元とするリンクを解除し、対応するメッセージを削除
する。
とする場合、まずリンクの元となっている部品オブジェ
クトをマウスでクリックして選択し、CLMM301の
項目『リンク』に対応するサブメニューを表示させる。
このサブメニューには「リンク解除」の項目が含まれて
いる。そこで設計者が「リンク解除」を選択すると、C
LM108は、先に選択された部品オブジェクトをリン
ク元とするリンクを解除し、対応するメッセージを削除
する。
【0219】(c) プロトタイプ実行操作の説明 最後に本ツールにおけるプロトタイプ実行(シミュレー
ション実行)操作について説明する。
ション実行)操作について説明する。
【0220】まず、本実施形態でのプロトタイプ実行操
作は、図1中のプロトタイプ実行部107によって実行
される。プロトタイプ実行中の状態をプロトタイプ実行
モードという。
作は、図1中のプロトタイプ実行部107によって実行
される。プロトタイプ実行中の状態をプロトタイプ実行
モードという。
【0221】プロトタイプ実行モードでは、エディティ
ング部106で設計したデータの処理は、全てプロトタ
イプ実行部107が担当する。設計モードでは(エディ
ティング部106の起動中は)CLM108がデータの
管理を行うが、プロトタイプモードではプロトタイプ実
行部107内のLM110がデータの管理を行う。
ング部106で設計したデータの処理は、全てプロトタ
イプ実行部107が担当する。設計モードでは(エディ
ティング部106の起動中は)CLM108がデータの
管理を行うが、プロトタイプモードではプロトタイプ実
行部107内のLM110がデータの管理を行う。
【0222】設計モードからプロトタイプ実行モードに
切替えるには、CLMM301の項目から『プロトタイ
プ実行』を選択する。『プロトタイプ実行』が選択され
ると、CLM108によりLM110が起動される。こ
のLM110起動中には、図26に示されるようなログ
マネジャメニュー(LMM)2601が表示される。L
MM2601には、『プロトタイプ実行』『プロトタイ
プ一時停止』『プロトタイプ終了』の項目が用意されて
いる。
切替えるには、CLMM301の項目から『プロトタイ
プ実行』を選択する。『プロトタイプ実行』が選択され
ると、CLM108によりLM110が起動される。こ
のLM110起動中には、図26に示されるようなログ
マネジャメニュー(LMM)2601が表示される。L
MM2601には、『プロトタイプ実行』『プロトタイ
プ一時停止』『プロトタイプ終了』の項目が用意されて
いる。
【0223】LMM2601から『プロトタイプ実行』
が選択されると、LM110はDM111を起動する。
DM111は、入力装置104中の音声認識装置などの
ハードウェアデバイスとの通信を行い、ハードウェアデ
バイスから入力されたデータにより、当該DM111を
経由して音声認識部品などの対応するオブジェクトにイ
ベントを与える。これによりプロトタイプ(シミュレー
ション)が実行される。
が選択されると、LM110はDM111を起動する。
DM111は、入力装置104中の音声認識装置などの
ハードウェアデバイスとの通信を行い、ハードウェアデ
バイスから入力されたデータにより、当該DM111を
経由して音声認識部品などの対応するオブジェクトにイ
ベントを与える。これによりプロトタイプ(シミュレー
ション)が実行される。
【0224】一方、LMM2601から『プロトタイプ
一時停止』が選択されると、LM110は、DM111
をハードウェアデバイスからの入力を受け付けない状態
に切り替え、プロトタイプ実行を一時中断する。この状
態で再び『プロトタイプ実行』が選択されると、LM1
10は、DM111をハードウェアデバイスからの入力
を受け付けない状態から解除する。これにより、再びプ
ロトタイプが実行される。
一時停止』が選択されると、LM110は、DM111
をハードウェアデバイスからの入力を受け付けない状態
に切り替え、プロトタイプ実行を一時中断する。この状
態で再び『プロトタイプ実行』が選択されると、LM1
10は、DM111をハードウェアデバイスからの入力
を受け付けない状態から解除する。これにより、再びプ
ロトタイプが実行される。
【0225】次に、LMM2601から『プロトタイプ
終了』が選択されると、CLM108に終了通知され、
CLM108はLM110を終了させ、LM110はD
M111とLMM2601を終了させる。LM110が
終了すると、再び設計モードになる。
終了』が選択されると、CLM108に終了通知され、
CLM108はLM110を終了させ、LM110はD
M111とLMM2601を終了させる。LM110が
終了すると、再び設計モードになる。
【0226】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、音
声認識や音声規則合成などの複雑なユーザインタフェー
スもGUI操作で簡単に設計し実行できる。
声認識や音声規則合成などの複雑なユーザインタフェー
スもGUI操作で簡単に設計し実行できる。
【0227】また本発明によれば、内部状態によって分
岐条件を行うなどの複雑な動作記述もGUI操作で簡単
に行える。
岐条件を行うなどの複雑な動作記述もGUI操作で簡単
に行える。
【図1】本発明の一実施形態に係るユーザインタフェー
ス(UI)設計ツールの構成を示すブロック図。
ス(UI)設計ツールの構成を示すブロック図。
【図2】図1のUI設計ツールで利用できるオブジェク
トの種類を説明するための画面構成例を示す図。
トの種類を説明するための画面構成例を示す図。
【図3】図1のUI設計ツールの立ち上げ時に表示され
るカードレイアウトマネジャメニュー(CLMM)及び
カードレイアウトマネジャウィンドウ(CLMW)の一
例を示す図。
るカードレイアウトマネジャメニュー(CLMM)及び
カードレイアウトマネジャウィンドウ(CLMW)の一
例を示す図。
【図4】図1中のPM109の起動時に表示されるパー
ツマネジャメニュー(PMM)の一例を示す図。
ツマネジャメニュー(PMM)の一例を示す図。
【図5】同実施形態におけるテキストボタン作成用のテ
キストボタン情報設定ダイアログの一例を示す図。
キストボタン情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図6】同実施形態における変数表示テキストボタン作
成用の変数表示テキストボタン情報設定ダイアログの一
例を示す図。
成用の変数表示テキストボタン情報設定ダイアログの一
例を示す図。
【図7】同実施形態において変数表示テキストボタン上
に表示される文字列が設計中とプロトコルタイプ実行中
とで異なることを説明するための図。
に表示される文字列が設計中とプロトコルタイプ実行中
とで異なることを説明するための図。
【図8】同実施形態における音声規則合成部品作成用の
音声規則合成部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
音声規則合成部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図9】同実施形態におけるサウンド部品作成用のサウ
ンド部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
ンド部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図10】同実施形態におけるタイマ部品作成用のタイ
マ部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
マ部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図11】同実施形態における音声認識部品作成用の音
声認識部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
声認識部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図12】同実施形態における音声認識単語辞書登録用
の辞書登録ダイアログの一例を示す図。
の辞書登録ダイアログの一例を示す図。
【図13】同実施形態における文字認識部品作成用の文
字認識部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
字認識部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図14】同実施形態における分岐部品作成用の分岐部
品情報設定ダイアログの一例を示す図。
品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図15】同実施形態における並行部品作成用の並行部
品情報設定ダイアログの一例を示す図。
品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図16】同実施形態におけるカウンタ部品作成用のカ
ウンタ部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
ウンタ部品情報設定ダイアログの一例を示す図。
【図17】同実施形態における変数作成用の変数一覧ウ
ィンドウの一例を示す図。
ィンドウの一例を示す図。
【図18】同実施形態における部品オブジェクトから変
数への代入値設定操作について、プロトタイプ実行中に
画面中のボタンを押すことで、変数への代入値入力を可
能とするための設計操作を例に説明するための図。
数への代入値設定操作について、プロトタイプ実行中に
画面中のボタンを押すことで、変数への代入値入力を可
能とするための設計操作を例に説明するための図。
【図19】同実施形態における部品オブジェクトからカ
ードへのリンク設定操作について、プロトタイプ実行中
に画面上のボタンを押すと他の画面に遷移する、という
動作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するた
めの図。
ードへのリンク設定操作について、プロトタイプ実行中
に画面上のボタンを押すと他の画面に遷移する、という
動作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するた
めの図。
【図20】同実施形態における部品オブジェクトから部
品オブジェクトへのリンク設定操作について、プロトタ
イプ実行中に画面上のボタンを押すと音声が出力され
る、という動作を設計する場合のリンク設定操作を例に
説明するための図。
品オブジェクトへのリンク設定操作について、プロトタ
イプ実行中に画面上のボタンを押すと音声が出力され
る、という動作を設計する場合のリンク設定操作を例に
説明するための図。
【図21】同実施形態における条件分岐機能のリンク設
定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタン
を押すと変数内の値を参照して条件分岐する、という動
作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するため
の図。
定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタン
を押すと変数内の値を参照して条件分岐する、という動
作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するため
の図。
【図22】同実施形態における音声認識機能のリンク設
定操作について、プロトタイプ実行中にある画面で音声
による入力をすることで画面遷移する、という動作を設
計する場合のリンク設定操作を例に説明するための図。
定操作について、プロトタイプ実行中にある画面で音声
による入力をすることで画面遷移する、という動作を設
計する場合のリンク設定操作を例に説明するための図。
【図23】同実施形態における文字認識機能のリンク設
定操作について、プロトタイプ実行中にある画面で領域
上にタッチパネルによる入力で文字を書くと文字認識を
し、認識された結果を同じ画面上に表示する、という動
作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するため
の図。
定操作について、プロトタイプ実行中にある画面で領域
上にタッチパネルによる入力で文字を書くと文字認識を
し、認識された結果を同じ画面上に表示する、という動
作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明するため
の図。
【図24】同実施形態における並行機能のリンク設定操
作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタンを押
すと他のボタンが表示され、同時に音声が出力される、
という動作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明
するための図。
作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタンを押
すと他のボタンが表示され、同時に音声が出力される、
という動作を設計する場合のリンク設定操作を例に説明
するための図。
【図25】同実施形態におけるカウンタ機能のリンク設
定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタン
を所定回数押すと他の画面に遷移する、という動作を設
計する場合のリンク設定操作を例に説明するための図。
定操作について、プロトタイプ実行中に画面上のボタン
を所定回数押すと他の画面に遷移する、という動作を設
計する場合のリンク設定操作を例に説明するための図。
【図26】プロトコルタイプ実行モードにおいて表示さ
れるログマネジャメニュー(LMM)の一例を示す図。
れるログマネジャメニュー(LMM)の一例を示す図。
100…出力装置(音声出力手段、サウンド出力手
段)、 101…表示装置、 102…設計時データ入力装置、 103…プロトタイピングエディタ、 104…シミュレーション時入力装置(音声入力手段、
手書き文字入力手段)、 105…データベース(DB)、 106…エディティング部、 107…プロトタイプ実行部、 108…カードレイアウトマネジャ(CLM)、 109…パーツマネジャ(PM)、 110…ログマネジャ(LM)、 111…デバイスマネジャ(DM)、 200…カード(画面オブジェクト)、 201…テキストボタン、 202…テキスト部品、 203…イメージボタン、 204…イメージ部品、 205…変数表示テキストボタン(変数データ表示オブ
ジェクト、変数利用オブジェクト)、 206…変数表示テキスト部品(変数データ表示オブジ
ェクト、変数利用オブジェクト)、 207…音声規則合成部品(音声規則合成オブジェク
ト)、 208…サウンド部品(サウンドオブジェクト)、 209…音声認識部品(音声認識オブジェクト)、 210…文字認識部品(文字認識オブジェクト)、 211…タイマ部品(タイマオブジェクト)、 212…分岐部品(分岐オブジェクト、変数利用オブジ
ェクト)、 213…並行部品(並行オブジェクト)、 214…カウンタ部品(カウンタオブジェクト)、 215…画面用カード、 216…マルチモーダル用カード(特定領域)、 301…カードレイアウトマネジャメニュー(CLM
M)、 401…パーツマネジャメニュー(PMM)、 501…テキストボタン情報設定ダイアログ、 601…変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ
(変数利用オブジェクト生成画面)、 801…音声規則合成部品情報設定ダイアログ、 901…サウンド部品情報設定ダイアログ、 1001…タイマ部品情報設定ダイアログ、 1101…音声認識部品情報設定ダイアログ、 1201…辞書登録ダイアログ、 1301…文字認識部品情報設定ダイアログ、 1401…分岐部品情報設定ダイアログ(変数利用オブ
ジェクト生成画面)、 1404…条件作成ダイアログ、 1501…並行部品情報設定ダイアログ、 1601…カウンタ部品情報設定ダイアログ、 1701…変数一覧ウィンドウ(変数オブジェクト生成
画面)、 1705…変数情報設定ダイアログ(変数オブジェクト
生成画面)、 1802…代入先変数設定ダイアログ(入力先設定画
面)、 2100,2200,2300…変数A(変数オブジェ
クト)。
段)、 101…表示装置、 102…設計時データ入力装置、 103…プロトタイピングエディタ、 104…シミュレーション時入力装置(音声入力手段、
手書き文字入力手段)、 105…データベース(DB)、 106…エディティング部、 107…プロトタイプ実行部、 108…カードレイアウトマネジャ(CLM)、 109…パーツマネジャ(PM)、 110…ログマネジャ(LM)、 111…デバイスマネジャ(DM)、 200…カード(画面オブジェクト)、 201…テキストボタン、 202…テキスト部品、 203…イメージボタン、 204…イメージ部品、 205…変数表示テキストボタン(変数データ表示オブ
ジェクト、変数利用オブジェクト)、 206…変数表示テキスト部品(変数データ表示オブジ
ェクト、変数利用オブジェクト)、 207…音声規則合成部品(音声規則合成オブジェク
ト)、 208…サウンド部品(サウンドオブジェクト)、 209…音声認識部品(音声認識オブジェクト)、 210…文字認識部品(文字認識オブジェクト)、 211…タイマ部品(タイマオブジェクト)、 212…分岐部品(分岐オブジェクト、変数利用オブジ
ェクト)、 213…並行部品(並行オブジェクト)、 214…カウンタ部品(カウンタオブジェクト)、 215…画面用カード、 216…マルチモーダル用カード(特定領域)、 301…カードレイアウトマネジャメニュー(CLM
M)、 401…パーツマネジャメニュー(PMM)、 501…テキストボタン情報設定ダイアログ、 601…変数表示テキストボタン情報設定ダイアログ
(変数利用オブジェクト生成画面)、 801…音声規則合成部品情報設定ダイアログ、 901…サウンド部品情報設定ダイアログ、 1001…タイマ部品情報設定ダイアログ、 1101…音声認識部品情報設定ダイアログ、 1201…辞書登録ダイアログ、 1301…文字認識部品情報設定ダイアログ、 1401…分岐部品情報設定ダイアログ(変数利用オブ
ジェクト生成画面)、 1404…条件作成ダイアログ、 1501…並行部品情報設定ダイアログ、 1601…カウンタ部品情報設定ダイアログ、 1701…変数一覧ウィンドウ(変数オブジェクト生成
画面)、 1705…変数情報設定ダイアログ(変数オブジェクト
生成画面)、 1802…代入先変数設定ダイアログ(入力先設定画
面)、 2100,2200,2300…変数A(変数オブジェ
クト)。
Claims (16)
- 【請求項1】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 音声を出力する音声出力手段と、 入力文字列を音声情報に変換して前記音声出力手段より
音声を出力する部品オブジェクトとしての音声規則合成
オブジェクトを生成する手段と、 前記音声規則合成オブジェクトの属性を設定する手段
と、 前記音声規則合成オブジェクトの動作を設計する手段
と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項2】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 音を出力するサウンド出力手段と、 指定されたサウンドファイルの音を前記サウンド出力手
段により出力する部品オブジェクトとしてのサウンドオ
ブジェクトを生成する手段と、 サウンドファイル指定情報を含む前記サウンドオブジェ
クトの属性を設定する手段と、 前記サウンドオブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項3】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時に時間をカウントする部品オブジェ
クトとしてのタイマオブジェクトであって、設定された
時間にリンク先にメッセージを送信するタイマオブジェ
クトを生成する手段と、 動作を起こす時間を含む前記タイマオブジェクトの属性
を設定する手段と、 前記タイマオブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項4】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 利用者が発した音声を入力するための音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声を認識して認識
結果を決定する部品オブジェクトとしての音声認識オブ
ジェクトを生成する手段と、 前記音声認識オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記音声認識オブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項5】 前記部品オブジェクトのうち、ユーザイ
ンタフェース操作画面の構成対象外オブジェクトを配置
するための特定領域を前記画面オブジェクトとは別に設
けて、当該画面オブジェクトに対応した前記特定領域を
表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載のユーザインタフェース設計ツール。 - 【請求項6】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 利用者が手書きした文字を入力するための手書き文字入
力手段と、 この手書き文字入力手段により入力された文字を認識し
て認識結果を決定する部品オブジェクトとしての文字認
識オブジェクトを生成する手段と、 前記文字認識オブジェクトを前記画面オブジェクト上に
配置する手段と、 前記文字認識オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記文字認識オブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項7】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に入力イベントを受けた部品オブジ
ェクトから前記変数オブジェクトにデータが入力される
ように、その入力先変数オブジェクトと入力データまた
は入力データ種別とを当該部品オブジェクトに設定する
手段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての変数利用オブジェ
クトであって、参照したデータの内容に従った動作を起
こす変数利用オブジェクトを生成する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記変数利
用オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記変数利用オブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項8】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に状態変化を起こした部品オブジェ
クトまたは画面オブジェクトから前記変数オブジェクト
にデータが入力されるように、その入力先変数オブジェ
クトと入力データまたは入力データ種別とを当該部品オ
ブジェクトまたは画面オブジェクトに設定する手段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての変数利用オブジェ
クトであって、参照したデータの内容に従った動作を起
こす変数利用オブジェクトを生成する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記変数利
用オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記変数利用オブジェクトの動作を設計する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項9】 ユーザインタフェースの操作画面を表す
画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オブ
ジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクトを
生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画面
の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブジ
ェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を行
い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを行
うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に入力イベントを受けた部品オブジ
ェクトから前記変数オブジェクトにデータが入力される
ように、その入力先変数オブジェクトと入力データまた
は入力データ種別とを当該部品オブジェクトに設定する
手段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての変数データ表示オ
ブジェクトであって、参照したデータの内容をテキスト
として表示する変数データ表示オブジェクトを生成する
手段と、 前記変数データ表示オブジェクトを前記画面オブジェク
ト上に配置する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記変数デ
ータ表示オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記変数データ表示オブジェクトの動作を設計する手段
と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項10】 前記変数オブジェクトの属性には前記
参照する変数オブジェクトの指定情報として用いられる
変数名があり、設計中は、当該変数名がテキストとして
表示されることを特徴とする請求項9記載のユーザイン
タフェース設計ツール。 - 【請求項11】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブ
ジェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を
行い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを
行うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に入力イベントを受けた部品オブジ
ェクトから前記変数オブジェクトにデータが入力される
ように、その入力先変数オブジェクトと入力データまた
は入力データ種別とを当該部品オブジェクトに設定する
手段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての条件分岐オブジェ
クトであって、参照したデータの内容に応じた条件分岐
を起こす分岐オブジェクトを生成する手段と、 前記分岐オブジェクトの条件項目を生成する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記分岐オ
ブジェクトの属性を設定する手段と、 前記分岐オブジェクトの動作を前記条件項目毎に設計す
る手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項12】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブ
ジェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を
行い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを
行うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 利用者が発した音声を入力するための音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声を認識して認識
結果を決定する部品オブジェクトとしての音声認識オブ
ジェクトを生成する手段と、 前記音声認識オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記音声認識オブジェクトの動作を設計する手段と、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に前記音声認識オブジェクトで決定
した認識結果が前記変数オブジェクトに入力されるよう
に、その入力先変数オブジェクトと認識結果を表す入力
データ種別とを当該音声認識オブジェクトに設定する手
段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての条件分岐オブジェ
クトであって、参照したデータの内容に応じた条件分岐
を起こす分岐オブジェクトを生成する手段と、 前記分岐オブジェクトの条件項目として複数の認識候補
データを記述する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記分岐オ
ブジェクトの属性を設定する手段と、 前記分岐オブジェクトの動作を前記認識候補データ毎に
設計する手段と、 を具備し、前記分岐オブジェクトは、前記変数オブジェ
クト内のデータを参照して当該データと前記各認識候補
データとを比較して動作を決定する処理手続きを有して
いることを特徴とするユーザインタフェース設計ツー
ル。 - 【請求項13】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブ
ジェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を
行い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを
行うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 利用者が手書きした文字を入力するための手書き文字入
力手段と、 この手書き文字入力手段により入力された文字を認識し
て認識結果を決定する部品オブジェクトとしての文字認
識オブジェクトを生成する手段と、 前記文字認識オブジェクトを前記画面オブジェクト上に
配置する手段と、 前記文字認識オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記文字認識オブジェクトの動作を設計する手段と、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成する手段と、 前記変数オブジェクトの属性を設定する手段と、 シミュレーション時に前記文字認識オブジェクトで決定
した認識結果が前記変数オブジェクトに入力されるよう
に、その入力先変数オブジェクトと認識結果を表す入力
データ種別とを当該文字認識オブジェクトに設定する手
段と、 シミュレーション時に前記変数オブジェクト内のデータ
を参照する部品オブジェクトとしての条件分岐オブジェ
クトであって、参照したデータの内容に応じた条件分岐
を起こす分岐オブジェクトを生成する手段と、 前記分岐オブジェクトの条件項目として複数の認識候補
データを記述する手段と、 参照する変数オブジェクトの指定情報を含む前記分岐オ
ブジェクトの属性を設定する手段と、 前記分岐オブジェクトの動作を前記認識候補データ毎に
設計する手段と、 を具備し、前記分岐オブジェクトは、前記変数オブジェ
クト内のデータを参照して当該データと前記各認識候補
データとを比較して動作を決定する処理手続きを有して
いることを特徴とするユーザインタフェース設計ツー
ル。 - 【請求項14】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトからリンク先オ
ブジェクトを決定することで動作の設計を行い、設計し
たユーザインタフェースのシミュレートを行い、シミュ
レーション時は前記リンク先オブジェクトにメッセージ
を送信することで動作するユーザインタフェース設計ツ
ールにおいて、 シミュレーション時に複数のリンク先オブジェクトに同
時にメッセージ送信する部品オブジェクトとしての並行
オブジェクトを生成する手段と、 前記並行オブジェクトの属性を設定する手段と、 前記並行オブジェクトの複数のリンク先オブジェクトを
設定する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項15】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブ
ジェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を
行い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを
行うユーザインタフェース設計ツールにおいて、 シミュレーション時にリンク元の部品オブジェクトがイ
ベントを受けた回数をカウントする部品オブジェクトと
してのカウンタオブジェクトであって、設定された回数
をカウントするとリンク先のオブジェクトに対してメッ
セージを送信するカウンタオブジェクトを生成する手段
と、 前記カウンタオブジェクトの動作条件としてのカウント
回数値を含む属性を設定する手段と、 前記リンク元の部品オブジェクトから前記カウンタオブ
ジェクトへのリンクを設定する手段と、 前記カウンタオブジェクトのリンク先オブジェクトを設
定する手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
ツール。 - 【請求項16】 ユーザインタフェースの操作画面を表
す画面オブジェクトを生成及び属性設定し、当該画面オ
ブジェクト上にボタン、部品等を表す部品オブジェクト
を生成及び属性設定し、適当な位置に配置することで画
面の設計を行い、前記部品オブジェクトと前記画面オブ
ジェクトとの間のリンク付けをすることで動作の設計を
行い、設計したユーザインタフェースのシミュレートを
行うユーザインタフェース設計・シミュレーション方法
において、 シミュレーション時のデータを保存する部品オブジェク
トとしての変数オブジェクトを生成するための指示を受
けることにより変数オブジェクト生成画面を表示し、当
該画面を通して前記変数オブジェクトを生成及び属性設
定し、 データの入力先設定指示を受けることにより入力先設定
画面を表示し、シミュレーション時に前記部品オブジェ
クトが入力イベントを受けた場合に、あるいは前記部品
オブジェクトまたは前記画面オブジェクトが状態変化を
起こした場合に、当該オブジェクトから前記変数オブジ
ェクトにデータが入力されるように、その入力先変数オ
ブジェクトと入力データまたは入力データ種別とを前記
入力先設定画面を通して当該オブジェクトに設定し、 シミュレーション時に指定の前記変数オブジェクト内の
データを参照する部品オブジェクトとしての変数利用オ
ブジェクトであって、参照したデータの内容に従った動
作を起こす変数利用オブジェクトを生成するための指示
を受けることにより変数利用オブジェクト生成画面を表
示し、当該画面を通して前記変数利用オブジェクトを生
成及び属性設定し、しかる後に当該変数利用オブジェク
トの動作を設計することにより、 シミュレーション時において前記変数利用オブジェクト
が起動された場合に、指定の変数オブジェクトに保持さ
れている、以前に入力イベントを受けた部品オブジェク
ト、あるいは状態変化を起こした部品オブジェクトまた
は画面オブジェクトにより入力されたデータが参照され
て、そのデータの内容に従った動作が起きるようにした
ことを特徴とするユーザインタフェース設計・シミュレ
ーション方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265713A JPH09114623A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ユーザインタフェース設計ツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265713A JPH09114623A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ユーザインタフェース設計ツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114623A true JPH09114623A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17420984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7265713A Pending JPH09114623A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ユーザインタフェース設計ツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09114623A (ja) |
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-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265713A patent/JPH09114623A/ja active Pending
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