JPH09114341A - 画像形成装置の潤滑剤塗布装置 - Google Patents
画像形成装置の潤滑剤塗布装置Info
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- JPH09114341A JPH09114341A JP7297797A JP29779795A JPH09114341A JP H09114341 A JPH09114341 A JP H09114341A JP 7297797 A JP7297797 A JP 7297797A JP 29779795 A JP29779795 A JP 29779795A JP H09114341 A JPH09114341 A JP H09114341A
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Abstract
潤滑剤塗布量が低減せず、潤滑剤を安定して塗布するこ
とができる画像形成装置の潤滑剤塗布装置を提供する。 【解決手段】 塗布ローラ3の表面に、ブレード8、や
すり6及び潤滑剤4が接する。やすり6の塗布ローラ接
触面は粗く、やすりの背面にはスプリング7が配置して
あり、そのばね力によりやすりを塗布ローラに押し付け
る。同様に、潤滑剤4の背面にスプリング5が配置して
あり、そのばね力により潤滑剤4を塗布ローラ3に押し
付ける。塗布ローラ3は回転し潤滑剤4を切削するとと
もに、やすり6は、塗布ローラ3の表面に接して摺動
し、塗布ローラ3上の潤滑剤の膜を除去する。
Description
剤塗布装置に関し、特に、複写機、プリンター、ファク
シミリなどの電子写真方式を用いた画像形成装置に関連
し、感光体ドラム等の像担持体や中間転写ベルト等の中
間転写体上に適量の潤滑剤を均一に安定して塗布するこ
とによって長期にわたり安定した潤滑剤の塗布効果を得
る画像形成装置の潤滑剤塗布装置に関する。
所定の粗さとし、塗布ローラを潤滑剤に当接回転させ、
潤滑剤を切削し、潤滑剤供給部材となる塗布ブラシを経
由して、像担持体や中間転写体、即ち感光体ドラムや中
間転写ベルトに潤滑剤を供給する画像形成装置用の潤滑
剤塗布装置が提案されている。
来の画像形成装置の潤滑剤塗布装置においては、ステン
レス鋼製の塗布ローラ表面に潤滑剤が付着、堆積し、塗
布ローラの表面粗さμが徐々に低下して、使用時間の経
過とともに塗布ローラの潤滑剤切削能力が低下する。そ
の結果、感光体ドラムまたは中間転写ベルトへの潤滑剤
塗布量が低減し、潤滑剤塗布効果が低減するという問題
がある。
決し、感光体ドラムまたは中間転写ベルトへの潤滑剤塗
布量の減少が生じることがない画像形成装置の潤滑剤塗
布装置を提供することを目的とする。
係る画像形成装置の潤滑剤塗布装置は、潤滑剤に当接す
る潤滑剤塗布用の塗布ローラと、該塗布ローラの表面を
研磨して塗布ローラの表面を再生させるやすりとを有す
ることを特徴とする。
の潤滑剤塗布装置は、上記やすりの上記塗布ローラへの
当接圧力を可変であることを特徴とする。
の潤滑剤塗布装置は、上記やすりを回動可能とし、該回
動方向にやすり部と平滑部を設け、上記塗布ローラへの
やすり作用の作動または停止を切り替え可能としたこと
を特徴とする。
の潤滑剤塗布装置は、上記やすりが上記塗布ローラの長
手方向に移動可能であることを特徴とする。
の潤滑剤塗布装置の実施形態を図面を参照して説明す
る。
滑剤塗布装置の概略図である。円柱形の感光体ドラム1
に接して、表面に毛を植立した円柱状の塗布ブラシ2が
回転自在に軸支してある。また、塗布ブラシ2は、回転
自在に軸支した円柱状の塗布ローラ3とも接している。
塗布ローラ3の表面には、時計まわりの順に配置したブ
レード8、やすり6及び潤滑剤4が接している。やすり
6の塗布ローラ接触面の表面粗さは大きく粗い。やすり
6の塗布ローラ接触面と逆側の背面にはスプリング7が
配置してあり、そのばね力によりやすり6を塗布ローラ
3に押し付けている。同様に、潤滑剤4の塗布ローラ接
触面と逆側の背面にはスプリング5が配置してあり、そ
のばね力により潤滑剤4を塗布ローラ3に押し付けてい
る。
よって、図1において時計回り方向に回転し、潤滑剤4
を切削する。切削した潤滑剤は塗布ローラ3の表面に付
着し、塗布ローラ3の回転によって塗布ブラシ2との接
触位置まで搬送され、塗布ローラ3の表面から塗布ブラ
シ2の毛先へと受け渡され、さらに塗布ブラシ2によっ
て搬送される。塗布ブラシ2は、回転駆動手段によって
図1における反時計まわり方向に回転駆動してもよい
し、回転駆動手段なしで従動させてもよい。塗布ブラシ
2と感光体ドラム1の接触位置において、潤滑剤が塗布
ブラシ2の表面から感光体ドラム1へと受け渡され、潤
滑剤が感光体ドラム1に塗布される。
るトナーは塗布ブラシ2によって掻き取られ、トナーは
塗布ブラシ2の毛先に付着して搬送される。塗布ブラシ
2と塗布ローラ3の接触位置において、トナーは塗布ブ
ラシ2の毛先から塗布ローラ3の表面へと受け渡され、
さらに、塗布ローラ3によってトナーは搬送される。そ
して、塗布ローラ3に接するブレード8によってトナー
は掻き落とされ清掃される。
摺動し、塗布ローラ3上の潤滑剤の膜を除去するもの
で、塗布ローラ3と同等かそれ以上の硬度を有する材質
で作るか、あるいは塗布ローラ3と同等かそれ以上の硬
度を有する粒子を塗布ローラ3との接触面に付着させて
形成してある。やすり6の有効やすり長さは少なくとも
塗布ローラ3上の潤滑剤4の接触範囲をすべてカバーす
るようになっている。
滑剤塗布装置の概略図である。塗布ローラ3の表面近く
にはやすり6が塗布ローラ3の半径方向に移動できるよ
う図示せぬガイドで案内して配置してある。このやすり
6の塗布ローラ接触面と逆側の背面にはスプリング7が
配置してあり、そのばね力によりやすり6は塗布ローラ
3に押し付けられている。さらに、スプリング7の他端
には卵形状の板カム10が当接している。
せぬ駆動手段により回転する。板カム10の回動により
スプリング7の圧縮の度合いが変化し、やすり6の塗布
ローラ3への当接圧力を変化させることができる。当接
圧力が最小である時には、やすり6が塗布ローラ3から
完全に離間して当接圧力がゼロであってもよい。
する板カム10により、やすり6の塗布ローラ3への当
接圧力を変化させているが、他の実施形態としてソレノ
イド等の手段により、やすり6の塗布ローラ3への当接
圧力を変化させてもよい。
滑剤塗布装置の概略図である。塗布ローラ3の表面近く
にはやすり12が配置してあり、このやすり12は略円
柱形で、表面粗さの大きいやすり部分13と表面粗さの
小さいは平滑部分14からなる。このため、図示せぬ駆
動手段によりやすり12を回転、停止させることによ
り、やすり部分13を塗布ローラ3に接触させたり、平
滑部分14を塗布ローラ3に接触させたりすることがで
き、やすり作用の作動、停止を切り替えることができ
る。
滑剤塗布装置の概略図である。塗布ローラ3に接してや
すり15が配置してある。このやすり15には貫通孔が
設けてあり、この貫通孔の内面には雌ねじ16を形成
し、送りねじ17を挿入して雌ねじ16と螺合させてあ
る。すなわち、やすり15は送りねじナットとしても作
用する。
図示せぬ駆動手段により回転させると塗布ローラ3に当
接した状態を維持しつつ塗布ローラ3の回転軸に平行な
直線方向に移動する。このやすり15の有効やすり長さ
は比較的短いが、塗布ローラ3の回転軸に平行な直線上
を移動することによって、塗布ローラ3上の潤滑剤4の
接触範囲をすべてカバーできる。
17によりやすり15を移動させているが、タイミング
ベルトやワイヤにより移動させてもよい。
光体ドラムへ潤滑剤を塗布する例としてあるが、中間転
写ベルトへの潤滑剤塗布も同様に実施することができ
る。すなわち、上述の実施形態と同様に中間転写ベルト
にやすりを接触、摺動させて、中間転写ベルト上の潤滑
剤の膜を除去するように構成すればよい。
布装置によれば、潤滑剤を塗布する塗布ローラの表面を
研磨して表面を再生させるやすりを有するので、塗布ロ
ーラの表面に付着した潤滑剤をやすりにより取り去り、
潤滑剤塗布量の低減を防止するので、長時間使用しても
感光体ドラム等の像担持体や中間転写ベルト等の中間転
写体上に潤滑剤を安定して塗布することができるという
効果がある。
滑剤塗布装置によれば、やすりの塗布ローラへの当接圧
力を可変とし、あるいはやすりの回転方向にやすり部と
平滑部を設けて塗布ローラへのやすり作用の作動、停止
を切り替え可能としたので、上記共通の効果に加え、や
すりが常に塗布ローラに圧接するわけでなく、やすり及
び塗布ローラの摩耗量を低く抑えることができ、部品寿
命の延長を図ることができるという効果がある。
装置によれば、やすりが塗布ローラの長手方向に移動可
能であるので、上記共通の効果に加え、やすりが常に塗
布ローラの全域にわたって接しているわけでなく、塗布
ローラ表面の摩耗量を低く抑え、寿命延長を図ることが
できると共に、やすり研磨による塗布ローラ回転のトル
ク・アップを最小限に抑えることができ、塗布ローラ駆
動部品の小型化、コスト低減、駆動ギヤ等部品寿命の延
長を図ることができるという効果がある。
の概略図である。
の概略図である。
の概略図である。
の概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 潤滑剤に当接する潤滑剤塗布用の塗布ロ
ーラと、該塗布ローラの表面を研磨して塗布ローラの表
面を再生させるやすりとを有することを特徴とする画像
形成装置の潤滑剤塗布装置。 - 【請求項2】 上記やすりの上記塗布ローラへの当接圧
力を可変であることを特徴とする請求項1の画像形成装
置の潤滑剤塗布装置。 - 【請求項3】 上記やすりを回動可能とし、該回動方向
にやすり部と平滑部を設け、上記塗布ローラへのやすり
作用の作動または停止を切り替え可能としたことを特徴
とする請求項1または2の画像形成装置の潤滑剤塗布装
置。 - 【請求項4】 上記やすりが上記塗布ローラの長手方向
に移動可能であることを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかの画像形成装置の潤滑剤塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7297797A JPH09114341A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 画像形成装置の潤滑剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7297797A JPH09114341A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 画像形成装置の潤滑剤塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114341A true JPH09114341A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17851299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7297797A Pending JPH09114341A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 画像形成装置の潤滑剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09114341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8135323B2 (en) | 2010-03-25 | 2012-03-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Conveying device, fixing device and image forming apparatus |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP7297797A patent/JPH09114341A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8135323B2 (en) | 2010-03-25 | 2012-03-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Conveying device, fixing device and image forming apparatus |
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Legal Events
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