JPH09114306A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09114306A
JPH09114306A JP26696695A JP26696695A JPH09114306A JP H09114306 A JPH09114306 A JP H09114306A JP 26696695 A JP26696695 A JP 26696695A JP 26696695 A JP26696695 A JP 26696695A JP H09114306 A JPH09114306 A JP H09114306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
fixing device
image
speed
transfer belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26696695A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Hokari
則雄 保苅
Ryoichi Tsuruoka
亮一 鶴岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP26696695A priority Critical patent/JPH09114306A/ja
Publication of JPH09114306A publication Critical patent/JPH09114306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着器からシートを介してシート担持体に与
えられる負荷を低減し、画像の品質を向上させる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 画像定着装置で、転写用ベルト1にシー
ト6を吸着して移動させ、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kか
らシート6にトナー像を転写し、加熱ロール31と加圧
ロール32からなる定着器30でトナー像をシート6に
定着させる。加熱ロール31は駆動モータ51により駆
動される。定着器30によるシート6の搬送速度は、転
写用ベルト1の搬送速度よりも小さく、転写用ベルト1
からシート6が解放される位置から定着器30までの距
離は、搬送方向のシート6の長さよりも小さい。この装
置は、シート6の剛性に応じた検出値を検知する検知手
段53と、定着器30にかかるシート6の搬送負荷が、
シート6の剛性が大きいときに減少するにしたがって、
駆動モータ51の回転速度を上昇させる速度制御手段5
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、さらに詳し
くは、転写用無端ベルト等のシート担持体上に担持した
シートに画像を形成し、さらにシートを定着器に挿通し
て画像を定着させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置に
おいては、感光体ドラムなどの像担持体の表面にトナー
によって可視像を形成し、この可視像を紙などのシート
に転写し、熱または圧力によって可視像をシート上に定
着させている。近年では、無端ベルトまたはドラム状の
シート担持体上にシートを吸着させ、シート担持体の走
行によりシートを像担持体に搬送する画像形成装置が提
案されている。このような画像形成装置のうち、無端ベ
ルト状のシート担持体を採用し、シート担持体に隣接す
るように、複数の像担持体を並べたものをタンデム型と
称する。この形式の装置は、各像担持体上に異なる色
(たとえば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)
のトナー像を形成し、シート担持体によって搬送されて
いるシートの表面に、各像担持体から各色のトナー像を
転写することにより、次々とトナーをシート上に積層
し、これを定着させることによりカラー画像を得てい
る。
【0003】シート担持体へのシートの供給は、供給ト
レーから各種の対になったロールをへて行われる。トナ
ー像を定着させる定着器も一対のロールを備え、その間
のニップにシートを通過させるものが一般的である。た
だし、ロールを一方側だけ備え、他方のロールを固定式
のパッド等に置き換えたものも考えられる。いずれの場
合にしても、ロールには回転駆動力が与えられており、
ロールの回転によりシートをシート担持体に供給した
り、あるいはシート担持体から搬送されてくるシートを
さらに搬送したりする。なお、シート担持体に隣接する
像担持体もそれぞれ回転もしくは走行させられ、トナー
像を転写位置まで担持すると共に、シート担持体の走行
を阻害しないようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、画
像形成の時間を短くすると共に、装置を大型化しないよ
うにするため、シート担持体と定着器との間は短くされ
ている。一般に、シート担持体と像担持体(タンデム型
にあっては最後にトナー像を転写する像担持体)との間
のニップ(ここはシートが通過する転写位置でもある)
と、定着器のニップとの距離は、搬送方向におけるシー
トの長さよりも短い。したがって、挟まれているシート
を介してシート担持体と定着器との間で引っ張り合いが
発生しないように、通常の場合、搬送方向下流にある定
着器での搬送速度を、上流側のシート担持体の搬送速度
よりも5%程度小さく設定している。このため、シート
に、シート担持体と像担持体との間のニップと、定着器
のニップとの間でループ状の湾曲が生ずるようにしてい
る。
【0005】しかしながら、このように定着器での搬送
速度をシート担持体の搬送速度より小さくすると、厚い
シートを搬送していると、シート担持体によりシートが
搬送力を受けているために、定着器とシート担持体との
間に押し合い力が発生することがある。これは、薄いシ
ートの場合は上記のように湾曲して搬送力を吸収するこ
とができるのに対して、厚いシートの場合は、シートの
剛性が高いために、所望のように湾曲せず、前進方向の
搬送力を吸収し切れずに定着器に伝えてしまうためであ
る。
【0006】このような定着器に伝達される搬送力は、
シートの搬送先端が定着器のニップに到達した後、徐々
に増大し、シートがシート担持体から離れると、急激に
減少する。これは、シート担持体にとっては、シートの
搬送先端が定着器のニップに到達すると、シート走行に
抗する方向への負荷がかかることになり、シートがシー
ト担持体を通過し終えると、その負荷が急激に減少する
ことになる。すなわち、シート担持体にとっては、速度
変動を起こす要因になってしまう。
【0007】したがって、シートの先端が定着器のニッ
プを通過し始めると、シート担持体に担持されて像担持
体からまだ画像を転写中のシートの後続部においては、
画像の転写位置ズレや転写ヌケが生じてしまう。また、
シート担持体に次のシートを担持させて画像を転写中の
場合には、このシートに同様の問題が生ずる。現在のと
ころ、最悪のときでも画像の転写位置ズレは、60μm
程度まで抑えることが可能になってきているが、このよ
うな最悪の転写位置ズレのときには、搬送方向に直交す
る線となって目に見えてしまう。また、カラーの画像を
形成する場合にあっては、1色もしくは2色のトナー像
の位置ズレのため、色の境界部分等のぼけ、その他の予
期した画像と異なる発色不良が発生し、これらが目に見
えてしまうことがある。
【0008】また、シート担持体の搬送方向と定着器の
搬送方向は、完全に一致するのが好ましいのはいうまで
もないが、実際問題としてそのような設定は困難である
から、シートがシート搬送体上で横ずれし、横方向への
画像の転写ズレが発生することもある。さらに、シート
を介してシート担持体にも、搬送方向とずれた方向へ移
動させようとする負荷がかかるが、これも、たとえばシ
ート担持体として無端ベルトを使用する場合には望まし
いことではない。
【0009】従来、たとえば、特開平2−132481
号公報に記載されているように、剛性の高い厚手のシー
トに画像を形成する場合、トナーの溶融・定着を良好に
行うために定着器の搬送速度を下げることが提案されて
いる。しかし、これでは、上記の不具合をますます助長
することになる。
【0010】この発明は、前記の課題を考慮してなされ
たものであり、定着器からシートを介してシート担持体
に与えられる負荷を低減し、画像の品質を向上させる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る画像形成装置にあっては、シートを
載せて移動するシート担持体と、前記シート担持体に圧
接させられ、その間を前記シート担持体上のシートが通
過させられるときに、画像をこのシートの表面に形成す
る作像手段と、前記作像手段により表面に画像が形成さ
れた前記シートを前記シート担持体によるシート搬送速
度よりも小さい搬送速度で搬送しながら、前記画像を前
記シート上に定着させる定着手段とを備え、前記シート
が前記シート担持体から解放される位置から前記定着手
段までの距離が、搬送方向の前記シートの長さよりも小
さい画像形成装置において、前記シートの剛性に応じた
検出値を検知する検知手段と、前記定着手段にかかるシ
ートの搬送負荷が、前記シートの剛性が大きいときに減
少するにしたがって、前記定着手段による搬送速度を上
昇させる速度制御手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0012】前記のように、シートの剛性が大きいとき
には、シート担持体からシートを介して定着手段に搬送
力が与えられ、これにより定着手段にかかるシートの搬
送負荷は減少する。この構成の下では、定着手段にかか
るシートの搬送負荷が減少するのを検知手段で検知し、
この搬送負荷の減少にしたがって定着手段による搬送速
度を上昇させる。このように搬送方向下流にある定着手
段の搬送速度を上昇させることにより、定着手段からシ
ートを介して上流側のシート担持体および像担持体に与
えられる搬送方向に抗する負荷は減少し、シート上の画
像のズレ等の欠陥を低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態について説明する。 A.実施形態の構成 まず、図1はこの発明の一実施形態に係る画像形成装置
の全体構成を示す概略側面図である。この画像形成装置
は、いわゆるタンデム型のフルカラー画像形成装置であ
る。図において、符号1は転写用ベルト(シート担持
体)を示しており、この転写用ベルト1は、ポリエチレ
ンテフレタート(PET)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(P
VDF)、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエーテ
ルエーテルケトン等の高い絶縁性を有する材料からなる
フィルムを帯状に形成し、その両端を例えば超音波溶着
するなどして無端ベルトとしたものである。転写用ベル
ト1は、駆動ロール9、テンション印加ロール11およ
びアイドラロール10,12に巻回されて、横長のほぼ
長方形の軌道に沿って、矢印Aに示すように、図中反時
計方向に回転可能になされている。そして、転写用ベル
ト1は、駆動ロール9に駆動されテンション印加ロール
11に張力を与えられながら、これらのロール9〜12
の周囲を走行する。
【0014】転写用ベルト1の上方には、回転可能に配
置された感光体ドラム(作像手段)2Y,2M,2C,2Kが配置
されて、転写用ベルト1に接触させられている。これら
の感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの周囲には、それぞれ帯電
用コロトロン3Y,3M,3C,3K、図示しない潜像書込み装
置、現像装置5Y,5M,5C,5Kが配置されている。帯電用コ
ロトロン3Y,3M,3C,3Kは、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表
面を例えば-500ないしー800Vに均一に帯電し、潜像書込
み装置は、色分解された書込み指令信号に基づいてレー
ザ光を帯電された感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに照射し
て、静電潜像を形成する。現像装置5Y,5M,5C,5Kは、こ
の静電潜像にトナーを付着させ、可視像化する。なお、
現像装置5Y,5M,5C,5Kは、それぞれイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックのトナーを感光体ドラム2Y,2M,2
C,2Kに供給する。トナーは、感光体ドラム2Y,2M,2C,2K
の帯電極性と同極性のマイナスに帯電され、いわゆる反
転現像作用によって、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面
に付着する。
【0015】転写用ベルト1は、駆動ロール9に駆動さ
れて、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに接触したまま走行す
るようになされており、転写用ベルト1の表面にはシー
ト6が吸着され、転写用ベルト1の走行に伴い、シート
6が各感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに接触するようになっ
ている。シート6は、給紙トレー20a,20bのいずれかか
ら選択され、後述する搬送ロール群によって搬送され
て、供給経路R1を通過して、転写用ベルト1まで供給
される。転写用ベルト1への導入にあたって、シート6
は、レジストレーション・ゲート22で方向調整される
と共に、所定のタイミングまで待機させられる。そし
て、レジストレーション・ゲート22から解放される
と、シート6は押圧ロール23によって転写用ベルト1
に向けて押圧されると共に、吸着用コロトロン24の電
界によって静電的に転写用ベルト1に吸着される。
【0016】転写用ベルト1からみて感光体ドラム2Y,2
M,2C,2Kの反対側には、転写用コロトロン(転写手段)8
Y,8M,8C,8Kが配置されている。転写用コロトロン8Y,8M,
8C,8Kには、プラスの電圧が印加されており、ここで発
生するコロナ放電による電界作用によって感光体ドラム
2Y,2M,2C,2K上のマイナスに帯電されたトナーが転写用
ベルト1上のシート6に転写させられる。このようにし
てシート6が、各感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kと転写用ベ
ルト1との間の各ニップを通過するごとに、シート6の
上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが
転写されることになる。
【0017】このようにして多色のトナーが転写された
シート6は、転写用ベルト1の走行に伴って、シート除
電用コロトロン29に到達し、ここで転写用ベルト1と
の吸着力が弱められた上で、剥離爪21によって転写用
ベルト1から剥離される。そして、定着器(定着手段)
30をシート6が通過させられる間に、トナーがシート
6に定着される。定着器30は、加熱ロール31および
加圧ロール32を備えており、両者の間のニップでトナ
ーが熱と圧力を受けてシート6に融着すると共に、多彩
な色に発色する。このようにして、シート6上に画像が
定着される。
【0018】定着器30を通過したシート6は、画像形
成装置の外部のたとえば排出トレーへ排出される。ま
た、もし画像を形成した面の裏面にも画像を形成する場
合には、シート6は図示しない両面転写用反転経路に導
入され、再度供給経路R1に供給される。
【0019】一方、転写用ベルト1は、ベルト除電用コ
ロトロン25,26によって除電され、クリーニングロ
ール38およびクリーニングブレード39によって清掃
され、次にレジストレーション・ゲート22を通じて供
給されるシート6を搬送することになる。
【0020】さて、シート6を給紙トレー20aまたは
20bから転写用ベルト1に向けて搬送する搬送ロール
群は、次のような構成である。まず、給紙トレー20
a,20bには、それぞれナジャーロール40a,40
bが配置されており、これらのナジャーロール40a,
40bは、図示しないバネに付勢されて、給紙トレー2
0a,20b内に蓄積されているシート6をトレー底部
に押圧している。そして、ナジャーロール40aまたは
40bが回転駆動されると、対応する給紙トレー20a
または20bからシート6が引き出される。
【0021】ナジャーロール40aまたは40bの近辺
には、それぞれ対になったフィードロール41a,42
aまたはフィードロール41b,42bが配置されてい
る。フィードロール41a,42aは、少なくともいず
れか一方が駆動されて回転し、ナジャーロール40aに
より引き出されたシート6を供給経路R1に供給する。
同様にフィードロール41b,42bは、ナジャーロー
ル40bにより引き出されたシート6を供給経路R1に
供給する。供給経路R1には、それぞれ対になったテー
クアウェイロール43,44、テークアウェイロール4
5,46、プリレジストレーションロール(プリレジロ
ール)47,48、レジストレーションロール(レジロ
ール)49,50が配置されている。これらのロール
は、対になった一方のロールが駆動されることにより回
転し、他方のロールもピンチロールとして従動回転し、
給紙トレー20aまたは20bからのシート6を転写用
ベルト1に搬送する。
【0022】レジロール49,50は、前記のようにシ
ート6の方向調整と転写用ベルト1への供給タイミング
調整を行うレジストレーション・ゲート22を構成す
る。すなわち、駆動ロールであるレジロール49は、プ
リレジロール47,48から搬送されてくるシート6
が、レジロール49,50に到達しても暫時駆動され
ず、シート6の先端を一旦停止させ、シート6の先端部
を揃えた後、駆動されてシート6を転写用ベルト1に向
けて搬送開始する。
【0023】前記の感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kは、各ニ
ップにおいて矢印Aで示す転写用ベルト1の搬送方向と
同一の方向に移動するように、すなわち図中時計方向に
回転させられ、トナー像をニップまで担持すると共に、
転写用ベルト1およびシート6の走行を阻害しないよう
にされている。
【0024】前記の定着器30においては、加熱ロール
31が駆動ロールとされており、これが駆動モータ51
により駆動されることにより、加熱ロール31に接触さ
せられている加圧ロール32も回転される。このように
して、ロール31,32は共同して、転写用ベルト1か
ら搬送されて来る転写用ベルト1を装置外部に排出する
ことができるようになっている。
【0025】加熱ロール31と加圧ロール32の間のニ
ップと、転写用ベルト1との距離は、画像形成の効率
化、装置の小型化のために、小さくされている。この画
像形成装置では、最大A3サイズのシート6を、その長
辺と搬送方向とが一致するように搬送可能である。図1
は、このサイズのシート6をこの搬送方向で搬送してい
るところを示しており、シート6の先端が加熱ロール3
1と加圧ロール32との間のニップに到達した時、シー
ト6の後続部は、まだ転写用ベルト1に吸着されたまま
で、最後の感光体ドラム2Kからブラックのトナー像の転
写をされている途中である。したがって、シート6を介
して、転写用ベルト1と定着器30との間で引っ張り合
いが発生しないように、搬送方向下流にある加熱ロール
31での搬送速度(加熱ロール31の周速度)を、上流
側の転写用ベルト1の周速度よりも5%程度小さく設定
している。このため、薄紙のような剛性の低いシート6
を使用する場合には、シート6に、転写用ベルト1と、
定着器30のニップとの間でループ状の湾曲が生ずるよ
うにしている。
【0026】しかし、厚紙のように剛性が高いシート6
を使用するときには、所望のようにシート6が湾曲しな
いことがあり、このため転写用ベルト1からの前進方向
の搬送力を吸収し切れず、シート6を介して、定着器3
0と転写用ベルト1との間で力の伝達がされてしまう。
これにより定着器30にかかるシート6の搬送負荷は減
少する。そこで、本実施形態においては、シート6の剛
性に応じた検出値を検知する検知手段53と、定着器3
0にかかるシート6の搬送負荷が、シート6の剛性が大
きいときに減少するにしたがって、定着器30による搬
送速度を上昇させる速度制御手段52を設けている。具
体的には、速度制御手段52は、加熱ロール31を駆動
する駆動モータ51の回転速度を上昇させる。
【0027】また、検知手段53としては、まず第1
に、定着器30にかかるシート6の搬送負荷を直接検知
するものが考えられる。一例として、本実施形態では、
駆動モータ51として直流モータを採用して、検知手段
53として駆動モータ51を流れる電流を検知する電流
計を採用する。平常時は、駆動モータ51を一定速度で
回転させておく。そして、前記のように定着器30にか
かるシート6の搬送負荷が下がれば駆動モータ51を流
れる電流値が減少する。したがって、検知手段53がこ
れを検知したときに、速度制御手段52が、わずかに駆
動モータ51の回転速度を上昇させる。
【0028】これにより、定着器30でのシート6の搬
送速度が上昇する。そして、この上昇後の定着器30で
のシート6の搬送速度が、転写用ベルト1でのシート6
の搬送速度と近似するために、転写用ベルト1からシー
ト6を介して定着器30への搬送力の伝達が低減され
る。なお、このように定着器30でのシート6の搬送速
度を上昇させるときでも、転写用ベルト1に吸着された
まま、感光体ドラム2Kからトナー像を転写されているシ
ート6を、定着器30が引っ張らないように、上昇後の
定着器30による搬送速度には上限が設けられる。たと
えば、上昇後の定着器30による搬送速度が、転写用ベ
ルト1の周速度よりも大きくならないようにすればよ
い。
【0029】B.実施形態の作用 図3は、本実施形態による剛性の高いシートを定着する
際の各部の状態を示すタイミングチャートであり、図2
は比較例による剛性の高いシートを定着する際の各部の
状態を示すタイミングチャートである。まず、図2の比
較例の動作を説明する。比較例では、駆動モータ51の
回転速度を調整することなく、定着器30でのシート6
の搬送速度を一定としている。
【0030】転写用ベルト1上でトナー像が積層された
シート6が、定着器30のニップに到達するときには、
まだシート6は転写用ベルト1および感光体ドラム2Kに
よる搬送力を受けている。したがって、定着器30に
は、シート6を介して、前進方向の搬送力が伝達され
る。これは、剛性の高いシート6の場合は、湾曲が少な
く、前進方向の搬送力を吸収し切れずに定着器30に伝
えてしまうためである。このため、定着器30にかかる
負荷は減少する。一方、定着器30による搬送速度は、
転写用ベルト1による搬送速度よりも小さく設定されて
いるため、シート6から転写用ベルト1には前進方向に
抗する負荷が加わる。このため、転写用ベルト1の搬送
速度は若干低下し、さらに転写用ベルト1には歪みが蓄
積される。
【0031】この状態は、シート6が転写用ベルト1上
にある間、継続されるから、まだ感光体ドラム2Kからト
ナー像の転写をされているシート6の後続部に対して
は、転写位置ズレや転写ヌケが生じてしまう。また、シ
ート6が転写用ベルト1を離れると、急激に転写用ベル
ト1にかかる負荷が減少し、転写用ベルト1の速度も上
昇する。この時、転写用ベルト1に歪みが蓄積された
分、転写用ベルト1は加速されてしまう。そして、図1
に示すように、次のシート6を転写用ベルト1に担持さ
せて、感光体ドラム2Yからトナー像を転写している場合
には、このシート6に対して転写位置ズレや転写ヌケが
生じてしまう。
【0032】これに対して、図3に示すように、実施形
態では、転写用ベルト1上でトナー像が積層されたシー
ト6が、定着器30のニップに到達し、定着器30にか
かるシート6の搬送負荷が下がって、駆動モータ51を
流れる電流値が減少すると、検知手段53がこれを検知
し、速度制御手段52が、定着器30でのシート6の搬
送速度を上昇させる。なお、図3において、比較例での
負荷や速度は破線で示す。
【0033】これにより、定着器30でのシート6の搬
送速度が定着器30による搬送速度と近似し、シート6
から転写用ベルト1に与えられる前進方向に抗する負荷
は、発生したとしても非常に小さい。このため、転写用
ベルト1の搬送速度の低下は抑制され、また転写用ベル
ト1への歪みの蓄積も抑えられる。したがって、転写用
ベルト1に吸着されたまま、感光体ドラム2Kにトナー像
の転写を受けているシート6の後続部に対する画像の転
写ズレや転写ヌケが抑制される。
【0034】そして、シート除電用コロトロン29の作
用により、シート6が転写用ベルト1を通過し終えた時
の、転写用ベルト1にかかる負荷の減少も緩和され、転
写用ベルト1の速度の上昇も少ない。したがって、次の
シート6を転写用ベルト1に担持させて、感光体ドラム
2Yからトナー像を転写している場合にも、このシート6
に対する転写位置ズレや転写ヌケが抑制される。このよ
うにして、形成される画像の品質を向上させることが可
能である。なお、上昇させたときの定着器30でのシー
ト6の搬送速度が、転写用ベルト1でのシート6の搬送
速度とほぼ一致するように、あらかじめシート6の搬送
負荷の減少に応じた駆動モータ51の回転数上昇幅を実
験で求めて設定しておけば、転写用ベルト1からシート
6を介して定着器30へ搬送力がほとんど伝達されなく
なるようにすることが可能であり、好ましい。
【0035】また、前記実施形態では、検知手段53と
して、駆動モータ51にかかる駆動負荷、すなわち電流
を計測する電流計を採用し、電流値の減少を検知手段5
3が検知したときに、速度制御手段52が駆動モータ5
1の回転数を上昇させる。したがって、駆動負荷の減少
にしたがって、適切に加熱ロール31による搬送速度を
上昇させることができる。つまり、シート6が加熱ロー
ル31と加圧ロール32の間のニップに侵入するタイミ
ングに応じて、搬送速度の上昇を可能にし、シート6の
通過に伴い負荷が減少するに応じて、搬送速度を適切に
上昇させることが可能である。しかも、検知手段53
が、シート6の剛性に応じた負荷減少を検知する手段
と、シート6が定着器30のニップに侵入するタイミン
グを検知する手段を兼ねているから、検出精度等の性能
をこれよりもさらに高める要求がなければ、他の検知手
段を使用せずともよく経済的である。
【0036】なお、本実施形態において、薄手の用紙の
ように、剛性の低いシート6にトナー像を定着させる場
合には、前述の通り、シート6に、転写用ベルト1と、
定着器30のニップとの間でループ状の湾曲が生ずる。
したがって、定着器30と、転写用ベルト1との間の力
の伝達はほとんどなく、検知手段53は、定着器30で
の駆動負荷の減少をほとんど検知しない。したがって、
駆動モータ51の駆動速度もほぼ一定のままにされる。
このため、定着器30では、剛性の低いシート6が通過
させられるときよりも、剛性の高いシート6が通過させ
られるときに搬送速度が上昇させられることになる。こ
れにより、もし剛性の高い(たとえば厚手の)シート6
へのトナー像の定着に不安がある場合には、加熱ロール
31の温度を上げたり、加熱ロール31と加圧ロール3
2の間の圧力を上げたりすることにより対応することが
できる。
【0037】C.変更例 なお、シートの剛性に応じた検出値を検知する検知手段
53としては、前記の実施形態以外にも、次のようなも
のが考えられる。 (1) 定着器30にかかるシート6の搬送負荷を直接
検知する他の検知手段 前記の実施形態の検知手段53(電流計)も、定着器3
0にかかるシート6の搬送負荷を直接検知するものだ
が、この他にも次のようなものが考えられる。 たとえば、検知手段53としてロータリエンコーダ
のような回転数計測器を用いる。そして、駆動負荷の減
少により、回転数が上昇するような駆動モータ51を使
用する場合にあっては、定着器30の搬送負荷の減少に
より駆動モータ51の回転数が上昇する傾向をロータリ
エンコーダの出力パルスの変化に基づいて検出し、速度
制御手段52で駆動モータ51の回転数を補正する。こ
の場合、駆動モータ51の回転数が上昇し過ぎるなら、
速度制御手段52によって上昇範囲を適正値に抑える。 また、駆動負荷の減少により電圧変動を起こすよう
な駆動モータ51を使用する場合には、検知手段53と
して電圧計を採用し、定着器30の搬送負荷の減少によ
る電圧が変動するとき、駆動モータ51の回転数を制御
する。 もし、定着器30の搬送負荷の減少により、回転数
が上昇する駆動モータ51を用いる場合、この回転数の
上昇が、シート6の剛性に応じた適正な範囲となるよう
な駆動モータ51を選定することができれば、駆動モー
タ51自身が検知手段53および速度制御手段52の機
能を兼ねることになり、他の専用の検知手段や速度制御
手段を使用しないようにすることもできる。
【0038】(2) シートの厚さを検知する検知手段 同材質のシート6であれば、剛性と厚さは一義的な相関
関係にある。したがって、シート6の厚さを検知する手
段を検知手段53として採用し、これを給紙トレー20
a,20bから定着器30までのいずれかの位置に配置
すればよい。そして、プログラム制御、あるいはセンサ
で検知した上での制御により、シート6が定着器30の
ニップに侵入するタイミングに同期して、シート6の厚
さに応じて、駆動モータ51の回転速度を上昇させる。
【0039】一例として、給紙トレー20aまたは20
bからシート6が引き出される前後のナジャーロール4
0aまたは40bの変位を1枚のシート6の厚さとして
検知するものが考えられる。また、たとえば10枚ごと
にシート6が引き出される前後のナジャーロール40a
または40bの変位を10で除算すれば、1枚ごとのシ
ート6の厚さを計算できる。この場合、計算前に画像定
着を行ってしまうシート6は、厚さの計算による速度制
御がなされないことになるが、もし画像のズレがあまり
問題とされず、多数枚の画像を同種のシート6に形成す
る場合には、これでも有効である。また、他の検知手段
を併用して、なんらかの速度制御が必ず行われるように
し、厚さによる速度制御の開始後さらに精度を向上させ
るようにしてもよい。
【0040】(3) シートの電気抵抗を検知する検知
手段 一般に、一定湿度の下で同材質のシート6であれば、厚
さに応じて電気抵抗が異なる。厚さがシート6の剛性と
相関関係を持つことは前述の通りである。また、厚さが
同一でも、たとえば紙とOHPシートでは電気抵抗が異
なり、紙とOHPシートでは剛性が異なる。したがっ
て、シート6の電気抵抗を検知する抵抗計を検知手段5
3として採用し、これをたとえば、供給経路R1など、
給紙トレー20a,20bから定着器30までのいずれ
かの位置に配置すればよい。なお、剛性の検知精度向上
のためには、他の検知手段と併用するのが好ましい。
【0041】(4) 一対の搬送ロールと、搬送方向に
離間している他の一対の搬送ロール間の力の授受を検知
する検知手段 前記のようにシート6の剛性が高い場合に、加熱ロール
31と加圧ロール32との間のニップと、シート6を吸
着する転写用ベルト1とで搬送力の伝達が行われうるの
であるから、シート6の剛性が高い場合には、搬送方向
に離間している搬送ロール間でもやはり搬送力の授受が
行われているはずである。
【0042】そこで、たとえばプリレジロール47,4
8とテークアウェイロール45,46との距離を、定着
器30のニップと、転写用ベルト1の吸着力が解除され
る位置との間隔と等しくし、ニップ間圧力(シートを保
持する力)や周速度なども同条件とする。この構成の下
で、プリレジロール47,48での駆動負荷の低下を、
前記と同様に電流計その他の検知手段53で検知し、そ
の検知結果に基づいて、シート6が定着器30のニップ
に侵入するタイミングに同期して、駆動モータ51の回
転速度を上昇させる。これによれば、実際に起こるであ
ろう定着器30での搬送負荷の減少を事前に検知し、こ
れに基づいて搬送負荷の減少に同期した搬送速度の上昇
を可能とすることができる。なお、レジロール49,5
0とプリレジロール47,48との間など、他のロール
間で、このような構成とすることも可能である。
【0043】(5) シートに一定荷重を負荷したとき
のシートの撓みを検知する検知手段 図4は、他の検知手段53を設けた例を示す側面図であ
る。図中、符号54は、ほぼL字形のレバーを示し、こ
のレバー54は、回転軸55を中心にして回動自在にさ
れている。また、符号59,60は、テークアウェイロ
ール45,46とテークアウェイロール43,44との
間に配置され、ロール間を搬送されるシート6の案内を
するガイドを示す。レバー54のアーム57には、コイ
ル状の引張りバネ58の一端が係合され、バネ58によ
り一定荷重を受けてレバー54は、図中の反時計方向に
付勢されている。レバー54のアーム56はL字形に形
成され、バネ58により、その先端は通常時、ガイド5
9に当接させられている(仮想線で示す)。
【0044】ここで、シート6がテークアウェイロール
43,44からテークアウェイロール45,46まで搬
送されるときに、たとえばロール43,44の搬送速度
とロール45,46の搬送速度とを等しくしておけば、
シート6は、ニップ間で張られた状態になる。そして、
バネ58に付勢されたレバー54のアーム56の先端部
により、シート6が撓み、このシート6の中心線Cから
の撓みを、アーム56の変位から換算することができ
る。シート6の撓みは、シート6の剛性により異なり、
剛性が高ければ撓みは小さく、したがってアーム56の
変位は大きい。すなわち、アーム56の変位を検知すれ
ば、シート6の剛性を推定することが可能である。この
ようなシート6の撓みに起因するアーム56の変位を検
知するため、検知手段53としては、たとえばフォトセ
ンサ等が使用可能である。シート6の撓みは、シート6
の剛性に起因するから、この例によれば、実際に起こる
であろう定着器30での搬送負荷の減少を事前に察知
し、適切な時期に適切な搬送速度の上昇を可能とするこ
とができる。なお、以上説明した検知手段を複数任意に
組み合わせて使用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像形成装置によれば、定着器からシートを介してシート
担持体に与えられる負荷を低減し、画像の品質を向上さ
せることが可能である(請求項1)。
【0046】また、請求項2のように、定着手段にかか
るシートの搬送負荷を直接検知する検知手段を設けれ
ば、この検知手段に、シートの剛性に応じた負荷減少を
検知させると同時に、シートが定着手段のニップに侵入
するタイミングを検知させることができる。したがっ
て、検出精度等の性能をこれよりもさらに高める要求が
なければ、他の検知手段を使用せずともよく経済的であ
る。また、請求項3のように、一対の前記搬送ロール
と、これらに隣接する一対の搬送ロールとの間の前記シ
ートを介した力の授受を検知する検知手段を設ければ、
実際に起こるであろう定着手段での搬送負荷の減少を事
前に検知し、これに基づいて搬送負荷の減少に同期した
搬送速度の上昇を可能とすることができる。また、請求
項4のように、シートの撓みを検知するようにすれば、
実際に起こるであろう定着手段での搬送負荷の減少を事
前に察知し、適切な時期に適切な搬送速度の上昇を可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る画像形成装置の
全体構成を示す概略側面図である。
【図2】 図2は比較例による剛性の高いシートを定着
する際の各部の状態を示すタイミングチャートである。
【図3】 実施形態による剛性の高いシートを定着する
際の各部の状態を示すタイミングチャートである。
【図4】 実施形態で他の検知手段を設けた例を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 転写用ベルト(シート担持体)、2Y,2M,2C,2K 感
光体ドラム(作像手段)、6 シート、30 定着器
(定着手段)、31 加熱ロール、32 加圧ロール、
51 駆動モータ、53 検知手段、52 速度制御手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを載せて移動するシート担持体
    と、 前記シート担持体に圧接させられ、その間を前記シート
    担持体上のシートが通過させられるときに、画像をこの
    シートの表面に形成する作像手段と、 前記作像手段により表面に画像が形成された前記シート
    を前記シート担持体によるシート搬送速度よりも小さい
    搬送速度で搬送しながら、前記画像を前記シート上に定
    着させる定着手段とを備え、 前記シートが前記シート担持体から解放される位置から
    前記定着手段までの距離が、搬送方向の前記シートの長
    さよりも小さい画像形成装置において、 前記シートの剛性に応じた検出値を検知する検知手段
    と、 前記定着手段にかかるシートの搬送負荷が、前記シート
    の剛性が大きいときに減少するにしたがって、前記定着
    手段による搬送速度を上昇させる速度制御手段とを備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記定着手段にかかるシートの搬送負荷
    を直接検知する前記検知手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シートは、複数対の搬送ロールによ
    り前記シート担持体まで搬送されるようになされ、 一対の前記搬送ロールと、これらに隣接する一対の搬送
    ロールとの間の前記シートを介した力の授受を検知する
    前記検知手段を備えることを特徴とする請求項1または
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シートに一定荷重を負荷したときの
    シートの撓みを検知する前記検知手段を備えることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成
    装置。
JP26696695A 1995-10-16 1995-10-16 画像形成装置 Pending JPH09114306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26696695A JPH09114306A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26696695A JPH09114306A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09114306A true JPH09114306A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17438188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26696695A Pending JPH09114306A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09114306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8231287B2 (en) 2006-04-21 2012-07-31 Oce-Technologies B.V. Variable speed printing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8231287B2 (en) 2006-04-21 2012-07-31 Oce-Technologies B.V. Variable speed printing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4038328B2 (ja) 画像形成装置、転写材搬送方法及び転写装置
JP6183522B2 (ja) 画像形成装置
US4941021A (en) Image forming apparatus with recording material loop forming and control means
JP6007635B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP5197091B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP5208280B2 (ja) 画像形成装置
US20120076554A1 (en) Image forming apparatus
EP1865385B1 (en) Image forming apparatus with a sheet deskewing mechanism
US8977144B2 (en) Image forming apparatus and sheet conveying method
JP2008233446A (ja) 画像形成装置
JP5783750B2 (ja) 画像形成装置
JP4213854B2 (ja) シート搬送装置および画像形成装置
US8660446B2 (en) Image forming apparatus
US8565655B2 (en) Image forming apparatus with belt member push-up feature
US8774689B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus
JPH09114306A (ja) 画像形成装置
US20060280536A1 (en) Sheet conveyance apparatus
JP2012088377A (ja) 画像形成装置
JP3776398B2 (ja) 画像形成装置
US20230312283A1 (en) Medium transport device and medium processing apparatus including the same
JP2024035276A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2001206587A (ja) シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5693202B2 (ja) 画像形成装置
JP2013234051A (ja) シート搬送装置、及び画像形成装置
JP2012086913A (ja) 画像形成装置