JPH09112095A - カードリーダを用いた入退室管理システム - Google Patents

カードリーダを用いた入退室管理システム

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JPH09112095A
JPH09112095A JP7275204A JP27520495A JPH09112095A JP H09112095 A JPH09112095 A JP H09112095A JP 7275204 A JP7275204 A JP 7275204A JP 27520495 A JP27520495 A JP 27520495A JP H09112095 A JPH09112095 A JP H09112095A
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card reader
input
control
module
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JP7275204A
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English (en)
Inventor
Yasuto Rikuno
慶人 陸野
Hikari Mimura
光 三村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センター装置から各カードリーダに、ID入力
ユニットや錠ユニットの制御プログラムを送信すること
によって、電気錠やIDカードの種類が変更になったと
しても、カードリーダを交換する必要をなくす。 【解決手段】センター装置Cは、予め登録設定されたI
D情報、制御プログラムなどの入退室管理制御に必要な
データを、カードリーダCR毎に送信することによっ
て、各々のカードリーダCRに接続可能なID入力ユニ
ットU1と、錠ユニットU2との組み合わせを変更設定
出来る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備のリニューア
ルに柔軟に対応できるカードリーダを用いた入退室管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、集合住宅やオフィスビルでは、共
同玄関や各部屋の電気錠にカードリーダを接続し、ID
カードを読取走査しなければ、電気錠を解錠しないよう
にして、セキュリティ性を向上させるとともに、各カー
ドリーダを管理センター等に設置されたセンター装置に
接続して、電気錠の利用状況やIDデータの集中管理が
できるようにした入退室管理システムが普及している。
【0003】この種の入退室管理システムによれば、鍵
の保管や受渡しを無人化でき、また、入退室が24時間
いつでも出来るので、大規模ビル等では特に有益となっ
ている。この入退室管理システムの基本動作を説明する
と、予めセンター装置から各カードリーダにID情報を
送信して記憶させておく。その後、カードリーダでID
カードを読取走査したときに、IDカードに予め記憶し
たIDコードと、カードリーダに記憶させたID情報と
を比較して、一致していれば電気錠を解錠させる。ま
た、この利用状況のデータは、カードリーダからセンタ
ー装置に送信できるので、センター装置ではこのデータ
を画面に一覧表示するなどして、入退室状況の把握に役
立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
カードリーダを用いた入退室管理システムでは、カード
リーダに備えられ、IDカードを読取走査するID入力
ユニットと、このカードリーダに接続し、電気錠を制御
するための錠ユニットとは、あるカードリーダに対して
は予め決められた種類のものしか使用できず、そのた
め、設備のリニューアル等によって、電気錠やIDカー
ドの種類などが変更したときには、ID入力ユニットや
錠ユニットの他に、カードリーダ自体も交換する必要が
あった。したがって、設備工事には多くの作業時間を費
やし、コストもかかっていた。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、センター装置から各カードリーダに、I
D入力ユニットや錠ユニットの制御プログラムを送信す
ることによって、電気錠やIDカードの種類が変更にな
ったとしても、カードリーダを交換する必要をなくすこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、請求項1に記載のカ
ードリーダを用いた入退室管理システムでは、センター
装置は、予め登録設定されたID情報、制御プログラム
などの入退室管理制御に必要なデータを、カードリーダ
毎に送信することによって、各々のカードリーダに接続
可能なID入力ユニットと、錠ユニットとの組み合わせ
を変更設定出来る構成とする。
【0007】これによって、従来、ID入力ユニット、
錠ユニットの組み合わせによって、一義的に定められて
いたカードリーダに記憶したID情報、制御プログラム
が、センター装置からのデータ送信によって変更でき
る。そのため、ID入力ユニット、錠ユニットを自由に
取り替えて使用することができる。なお、ID入力ユニ
ットには、磁気カードリーダ用、非接触カードリーダ
用、ICカードリーダ用等があり、錠ユニットには、通
電時解錠型、通電時施錠型、瞬時通電施解錠型、モータ
式施錠型等の各電気錠用がある。
【0008】請求項2に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムでは、請求項1のカードリーダは、セ
ンター装置とはデータ伝送線を通じて接続され、ID入
力ユニット、錠ユニットの各々を取替可能に接続する入
力コネクタ、出力コネクタと、センター装置から伝送さ
れて来るデータを受信し格納するメモリとを有したシス
テムボードを備え、センター装置によって予め登録設定
されたID情報、制御プログラムなどの入退室管理制御
に必要なデータを、システムボードで受信することによ
って、システムボードに接続すべきID入力ユニット
と、錠ユニットとの組み合わせを変更設定出来る構成と
する。
【0009】ここでは、カードリーダに、ID入力ユニ
ット、錠ユニットを取替接続できるコネクタを設けると
ともに、その組み合わせを変更設定できるプログラマブ
ルなインターフェースとして、システムボードを設け
て、部品の共通化を図っている。このシステムボード
は、センター装置と、データ伝送線を通じて接続されて
いるので、予めセンター装置側でカードリーダ毎に登録
した入退室管理制御に必要なデータを受信し、メモリに
登録して、使用可能なID入力ユニットと錠ユニットの
特定ができる。
【0010】請求項3に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムでは、請求項2のシステムボードは、
センター装置にデータ伝送線を通じて接続され、センタ
ー装置との間でデータの送受を行うデータ伝送制御部
と、各種のID入力ユニットを取替可能に接続出来る入
力コネクタと、各種の錠ユニットを取替可能に接続出来
る出力コネクタと、センサー装置からのデータを送受す
るためのデータ伝送線を接続するための通信コネクタ
と、センター装置から伝送された入退室管理制御に必要
なデータを格納するためのメモリとを備え、このメモリ
に格納された入退室管理制御に必要なデータに応じて、
入力コネクタに接続されたID入力ユニットによって、
出力コネクタに接続された錠ユニットが制御可能に設定
される構成とする。
【0011】ここでは、入力コネクタは全種類のID入
力ユニットに、出力コネクタは全種類の錠ユニットに対
して接続可能なように、コネクタ構造を共通化している
が、コネクタピンの使用状況は、ID入力ユニット、錠
ユニットの種別に応じて異ならせている。例えば、ID
入力ユニットによっては、一部のピンが使用しない空ピ
ンになる場合もある。なお、錠ユニットを接続する場合
は、ハーネスの寸法が異なる場合があるので、その場合
は、出力コネクタと錠ユニットのコネクタと間に、中間
ハーネスを使用する。
【0012】請求項4に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムでは、請求項2または3のシステムボ
ードは、入力コネクタに接続されたID入力ユニットを
駆動するための電源回路を更に備えた構成とする。これ
によって、カードリーダの内部に電源回路を設ける必要
はなく共通化することができる。請求項5に記載のカー
ドリーダを用いた入退室管理システムでは、請求項2ま
たは3に記載のシステムボードのメモリは、登録された
ID情報を格納するID情報モジュールと、入退室管理
のために必要な制御プログラムを格納する制御モジュー
ルとに区分されており、制御モジュールは、更に、入力
コネクタに接続されるID入力ユニットの種別に応じて
選択された制御プログラムを格納するためのID入力モ
ジュールと、入力コネクタに接続されたID入力ユニッ
トによって読取走査されたIDコードが登録されたID
情報に含まれているかどうかを検索照合するID検索モ
ジュールと、出力コネクタに接続される錠ユニットの種
別に応じて選択された電気錠制御プログラムを格納する
電気錠制御モジュールとに区分された構成とする。
【0013】このようにして、システムボードに設けた
メモリを機能毎に分類してモジュール化して共通化すれ
ば、センター装置によるデータの登録設定やカードリー
ダによる入退室制御が簡易化できる。請求項6に記載の
カードリーダを用いた入退室管理システムでは、請求項
5のシステムボードに設けられたメモリの制御モジュー
ルに、更に、ID入力ユニットのキー入力の種別に応じ
て、選択された制御プログラムを格納するためのキー入
力モジュールと、ID入力ユニットのキー操作による入
力が登録されたID情報に含まれているかどうかを検索
照合するキー検索モジュールとを含んだ構成とする。こ
れによって、電気錠を解錠するために暗証番号の入力を
必要とするものにも対応ができる。
【0014】請求項7に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムでは、請求項2または3のカードリー
ダのシステムボードは、更に機器アドレス設定スイッチ
を有し、センター装置は、機器アドレス設定スイッチに
よって設定された機器アドレスを指定して、入退室管理
制御に必要なデータを伝送することによって、カードリ
ーダの機能設定を行う構成とする。これによって、セン
ター装置で登録設定したデータを多重伝送で各カードリ
ーダに伝送することができる。
【0015】請求項8に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムでは、請求項2または3のカードリー
ダのシステムボードは、更にセンター装置によって設定
されたカードリーダの出力動作情報を、受信設定出来る
構成とする。例えば、カードリーダのLEDランプの制
御形態等が受信設定できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明に係るカ
ードリーダを用いた入退室管理システムの一例を示すシ
ステム構成図である。この入退室管理システムでは、管
理センター等に設置されたセンター装置Cに、データ伝
送線Lを介して、ビルの出入口や部屋の出入口に設置し
た複数のカードリーダCRを接続する。
【0017】センター装置Cでは、予め登録設定された
ID情報、制御プログラムなどの入退室管理制御に必要
なデータを、カードリーダCR毎に送信して、各々のカ
ードリーダCRに接続可能なID入力ユニットU1と、
錠ユニットU2との組み合わせを自由に変更設定する。
なお、センター装置Cは、パーソナルコンピュータ等で
構成されており、CRT画面を見ながら、キーボード等
を操作することで、各カードリーダCRに対して、ID
カードに登録されたIDコードの登録更新や登録抹消、
各出入口の電気錠の遠隔操作等ができる。また、センタ
ー装置Cには、プリンタを接続して、カードリーダCR
及び電気錠の利用状況等を印字記録することもでき、更
に、ハードディスクを外付けして、IDカード情報や操
作履歴等を保存し、検索することも可能とする。
【0018】次に、この入退室管理システムで用いられ
るカードリーダCRの基本構成を、図2にブロック図で
示す。図に示すように、カードリーダCRにはシステム
ボードSBを設け、更に、このシステムボードSBに、
各種のID入力ユニットU1を取替可能に接続出来る入
力コネクタc1と、各種の錠ユニットU2を取替可能に
接続出来る出力コネクタc2と、センサー装置Cからの
データを送受するためのデータ伝送線Lを接続するため
の通信コネクタc3とを備える。
【0019】また、システムボードSBには、CPU等
で構成され、各部を制御する信号処理部1と、データ伝
送線Lに接続されたセンター装置Cとの間で、通信コネ
クタc3を介して、データの送受を行うデータ伝送制御
部2と、センター装置Cから伝送された入退室管理制御
に必要なデータを格納するメモリ3と、入力コネクタc
1に接続されたID入力ユニットU1を駆動するための
電源回路4と、ディップスイッチ等で構成された機器ア
ドレス設定スイッチSW等を備える。
【0020】センター装置Cでは、機器アドレス設定ス
イッチSWによって設定された機器アドレスを指定し
て、多重伝送によって、入退室管理制御に必要なデータ
をカードリーダCRに伝送する。カードリーダCRに内
蔵されたシステムボードSBでは、このデータをメモリ
3に格納して、以後、このデータに従ってID入力ユニ
ットU1による錠ユニットU2の制御を可能にする。
【0021】なお、各コネクタは、全種類のID入力ユ
ニットU1や錠ユニットU2等に対して接続可能な構造
になっているが、錠ユニットU2を接続する場合は、I
D入力ユニットU1を接続する場合のように、RS23
2C等のインタフェースに従った内部接続ができないた
め、接続するコネクタ構造に違いが生じる場合がある。
このときは、出力コネクタc2と錠ユニットのコネクタ
と間に、各錠ユニットU2に対応した中間ハーネスHを
使用する。
【0022】次に、システムボードSBに設けたメモリ
3の構成について、図3とともに説明する。図に示すよ
うに、メモリ3は、登録されたID情報を格納するID
情報モジュール31と、入退室管理のために必要な制御
プログラムを格納する制御モジュール32と、センター
装置Cによって設定されたカードリーダCRの出力動作
情報(後述)を格納する出力動作情報モジュール33と
に区分されている。
【0023】制御モジュール32は、更に、ID入力ユ
ニットU1の種別に応じて選択された制御プログラムを
格納するためのID入力モジュール32aと、ID入力
ユニットU1によって読取走査されたIDコードが、I
D情報モジュール31に登録されたID情報に含まれて
いるかどうかを検索照合するID検索モジュール32b
と、ID入力ユニットU1からのテンキー等によるキー
入力の種別に応じて、選択された制御プログラムを格納
するためのキー入力モジュール32cと、ID入力ユニ
ットU1のキー操作による暗証番号等の入力が、ID情
報モジュール31に登録されたID情報に含まれている
かどうかを検索照合するキー検索モジュール32dと、
錠ユニットU2の種別に応じて選択された電気錠制御プ
ログラムを格納する電気錠制御モジュール32eとに区
分されている。
【0024】信号処理部1は、センター装置Cから受信
したID情報をID情報モジュール31に格納し、ID
入力ユニットU1の制御プログラムをID入力モジュー
ル32aに、錠ユニットU2の制御プログラムを電気錠
制御モジュール32eに格納する。更に、電気錠の解錠
に暗証番号等の入力を必要とする場合には、キー入力モ
ジュール32cに、そのための制御プログラムを格納す
る。
【0025】制御モジュール32に区分された各モジュ
ール32a〜32eは、入退室管理制御を行うために機
能ブロック番号等の順番に区分されているので、信号処
理部1のシステムプログラムでは、この順番に従って制
御プログラムを起動すればよく、センター装置Cから各
制御プログラムを受信したときには、対応したモジュー
ルに上書きするだけでよい。
【0026】なお、制御モジュール32に格納する制御
プログラムは、予めこのメモリ3内に全種類のユニット
等に対応させて格納していてもよく、この場合は、セン
ター装置Cから、予め各制御プログラムに割り当てられ
たプログラム番号等を受信すれば書換えができる。図4
のステップ100〜104は、上記した信号処理部1の
基本動作を示したフローチャートである。この例では、
ID入力ユニットU1が磁気カードリーダ用、錠ユニッ
トU2が通電時解錠型電気錠用であり、暗証番号を入力
してから電気錠の解錠を行う場合を示している。
【0027】図5は、モジュール内に格納した制御プロ
グラムを書換えるときを示した図である。ここでは、I
D入力モジュール32aに格納した制御プログラムを書
き換えるときの一例を示しており、センター装置Cから
制御プログラムを受信して、機能ブロック番号が同じで
あるモジュールに格納した制御プログラムを書き換えて
いる。
【0028】図6には、上記ID情報モジュール31の
構成を示している。図示するように、ID情報モジュー
ル31には、電気錠を解錠できる人の氏名(31a)、
磁気カードID(31b)、非接触用ID(31c)、
暗証番号1(31d)、暗証番号2(31e)等が格納
される。ここでは、各人に対応するようにID情報が格
納されているが、一般には使用を許可するすべての人に
対するID情報を格納することが望ましい。
【0029】次に、センター装置Cから各カードリーダ
CRに対する入退室管理制御に必要なデータの設定につ
いて説明する。図7の(a),(b)は、センター装置
Cから機器アドレスが「1」であるカードリーダCR
(システムボードSB)にデータを送信する場合の各デ
ータの設定画面表示例である。
【0030】図7(a)は、ID入力ユニットU1や錠
ユニットU2等を規定するハードウェア設計画面を示し
ている。この画面では、ID入力ユニット情報10と、
キー入力情報11と、錠ユニット情報12と、センター
装置Cへの送信データ情報13と、カードリーダ出力動
作情報14が設定できる。なお、ID入力ユニット情報
10の固定情報とは、例えば、会社で使用する場合に社
員番号等の情報を示し、位置とはIDカード(磁気カー
ド等)に記憶されたコード情報の桁位置を示している。
【0031】図7(b)は、カードリーダCRの出力動
作情報の設定画面を示している。ここには、同図(a)
のカードリーダ出力動作情報14に対応して、その内容
が設定されており、このデータがカードリーダCRに送
信されると、システムボードSBに設けられたメモリ3
の出力動作情報モジュール33に格納される。この図で
は、ID照合中表示情報20とID照合エラー表示情報
21を設定するようになっており、ID入力ユニットU
1に設けられた2つのLEDランプ(出力1、出力2)
の点灯制御状態を設定する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載のカードリーダを用いた入退室管理システム
によれば、従来、カードリーダに対して、ID入力ユニ
ット、錠ユニットの組み合わせにより一義的に定められ
て記憶されていたID情報、制御プログラムを、センタ
ー装置からのデータ送信によって変更設定できるため、
設備のリニューアルなどのときに、ID入力ユニット、
錠ユニットを取り替えたとしても、カードリーダをその
まま使用することができる。
【0033】請求項2に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムによれば、システムボードによって、
センター装置からID情報、制御プログラムなどの入退
室管理制御に必要なデータを受信して、このシステムボ
ードに接続したID入力ユニットと錠ユニットとを制御
することが出来るので、このシステムボードをプログラ
マブルなインターフェースとして使用することが出来る
と同時に、部品の共通化も図れる。
【0034】請求項3に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムによれば、システムボードの入力コネ
クタにID入力ユニットを、出力コネクタに錠ユニット
を、通信コネクタにセンター装置から導出したデータ伝
送線を接続すれば、請求項2の入退室管理システムと同
様の効果が得られる。請求項4に記載のカードリーダを
用いた入退室管理システムによれば、システムボードに
ID入力ユニットを駆動するための電源回路を備えてい
るので、カードリーダの内部に電源回路を設ける必要は
なく、また、電源の共通化ができる。
【0035】請求項5,6に記載のカードリーダを用い
た入退室管理システムによれば、システムボードに設け
たメモリを機能毎に分類してモジュール化しているの
で、このメモリを共通化することができ、センター装置
からのデータの受信や入退室管理制御処理の簡易化が図
れる。特に、請求項6によれば、電気錠を解錠するため
に暗証番号等のキー入力を必要とするものにも対応する
ことができる。
【0036】請求項7に記載のカードリーダを用いた入
退室管理システムによれば、システムボードには、機器
アドレス設定スイッチによって、機器アドレスを設定す
ることができるので、センター装置から、このアドレス
を指定してデータを各カードリーダに伝送することがで
きる。請求項8に記載のカードリーダを用いた入退室管
理システムによれば、センター装置から、システムボー
ドにカードリーダの出力動作情報を送信できるので、各
カードリーダに対応した出力動作情報の設定が遠隔操作
によって可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカードカードリーダを用いた入退
室管理システムの一例を示すシステム構成図である。
【図2】カードリーダの内部構成の一例を示すブロック
図である。
【図3】システムボードに設けられたメモリ構成の一例
を示す図である。
【図4】カードリーダの基本動作を示したフローチャー
トである。
【図5】モジュール内に格納した制御プログラムを書換
えるときを示す図である。
【図6】ID情報モジュールの構成の一例を示す図であ
る。
【図7】(a),(b)は、センター装置におけるデー
タ設定の画面表示例である。
【符号の説明】
CR・・・カードリーダ U1・・・ID入力ユニット U2・・・錠ユニット C・・・センター装置 L・・・データ伝送線 c1・・・入力コネクタ c2・・・出力コネクタ c3・・・通信コネクタ 1・・・信号処理部 2・・・データ伝送制御部 3・・・メモリ 4・・・電源回路 SW・・・機器アドレス設定スイッチ H・・・中間ハーネス 31・・・ID情報モジュール 32・・・制御モジュール 32a・・・ID入力モジュール 32b・・・ID検索モジュール 32c・・・キー入力モジュール 32d・・・キー検索モジュール 32e・・・電気錠制御モジュール 33・・・出力動作情報モジュール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センター装置によって、ビルの出入口や部
    屋の出入口に設置した複数のカードリーダを管理制御す
    るようにした入退室管理システムにおいて、 上記センター装置は、予め登録設定されたID情報、制
    御プログラムなどの入退室管理制御に必要なデータを、
    カードリーダ毎に送信することによって、各々のカード
    リーダに接続可能なID入力ユニットと、錠ユニットと
    の組み合わせを変更設定出来る構成としたカードリーダ
    を用いた入退室管理システム。
  2. 【請求項2】上記カードリーダは、上記センター装置と
    はデータ伝送線を通じて接続され、ID入力ユニット、
    錠ユニットの各々を取替可能に接続する入力コネクタ、
    出力コネクタと、センター装置から伝送されて来るデー
    タを受信し格納するメモリとを有したシステムボードを
    備えた構成とされ、 上記センター装置によって予め登録設定されたID情
    報、制御プログラムなどの入退室管理制御に必要なデー
    タを、上記システムボードで受信することによって、上
    記システムボードに接続すべきID入力ユニットと、錠
    ユニットとの組み合わせを変更設定出来る構成とした請
    求項1に記載のカードリーダを用いた入退室管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】上記システムボードは、 上記センター装置にデータ伝送線を通じて接続され、セ
    ンター装置との間でデータの送受を行うデータ伝送制御
    部と、 各種のID入力ユニットを取替可能に接続出来る入力コ
    ネクタと、 各種の錠ユニットを取替可能に接続出来る出力コネクタ
    と、 上記センサー装置からのデータを送受するためのデータ
    伝送線を接続するための通信コネクタと、 上記センター装置から伝送された入退室管理制御に必要
    なデータを格納するためのメモリとを備え、 このメモリに格納された入退室管理制御に必要なデータ
    に応じて、上記入力コネクタに接続されたID入力ユニ
    ットによって、上記出力コネクタに接続された錠ユニッ
    トが制御可能に設定される構成としている請求項2に記
    載のカードリーダを用いた入退室管理システム。
  4. 【請求項4】上記システムボードは、 上記入力コネクタに接続されたID入力ユニットを駆動
    するための電源回路を更に備えた構成としている請求項
    2または3に記載のカードリーダを用いた入退室管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】上記メモリは、 登録されたID情報を格納するID情報モジュールと、
    入退室管理のために必要な制御プログラムを格納する制
    御モジュールとに区分されており、 上記制御モジュールは、更に、 上記入力コネクタに接続されるID入力ユニットの種別
    に応じて選択された制御プログラムを格納するためのI
    D入力モジュールと、 上記入力コネクタに接続されたID入力ユニットによっ
    て読取走査されたIDコードが上記登録されたID情報
    に含まれているかどうかを検索照合するID検索モジュ
    ールと、 上記出力コネクタに接続される錠ユニットの種別に応じ
    て選択された電気錠制御プログラムを格納する電気錠制
    御モジュールとに区分された構成としている請求項2ま
    たは3に記載のカードリーダを用いた入退室管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】上記メモリは、 登録されたID情報を格納するID情報モジュールと、
    入退室管理のために必要な制御プログラムを格納する制
    御モジュールとに区分されており、 上記制御モジュールは、更に、 上記入力コネクタに接続されるID入力ユニットの種別
    に応じて選択された制御プログラムを格納するためのI
    D入力モジュールと、 上記入力コネクタに接続されたID入力ユニットによっ
    て読取走査されたIDコードが上記登録されたIDコー
    ドに含まれているかどうかを検索照合するID検索モジ
    ュールと、 上記ID入力ユニットのキー入力の種別に応じて、選択
    された制御プログラムを格納するためのキー入力モジュ
    ールと、 上記ID入力ユニットのキー操作による入力が上記登録
    されたID情報に含まれているかどうかを検索照合する
    キー検索モジュールと、 上記出力コネクタに接続される錠ユニットの種別に応じ
    て選択された電気錠制御プログラムを格納する電気錠制
    御モジュールとに区分された構成としている請求項2ま
    たは3に記載のカードリーダを用いた入退室管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】上記システムボードは、更に機器アドレス
    設定スイッチを有しており、上記センター装置は、上記
    機器アドレス設定スイッチによって設定された機器アド
    レスを指定して、入退室管理制御に必要なデータを伝送
    することによって、カードリーダの機能設定を行う構成
    としている請求項2または3に記載のカードリーダを用
    いた入退室管理システム。
  8. 【請求項8】上記システムボードは、更に上記センター
    装置によって設定されたカードリーダの出力動作情報
    を、受信設定出来る構成としている請求項2または3に
    記載のカードリーダを用いた入退室管理システム。
JP7275204A 1995-10-24 1995-10-24 カードリーダを用いた入退室管理システム Pending JPH09112095A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215811A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> リーダid制御装置、リーダid制御方法およびリーダid制御プログラム
JP2006348698A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Dix Kuroki Co Ltd 集合住宅入口の制御システム
JP2010037722A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Hitachi Building Systems Co Ltd マンション管理システム
CN102842158A (zh) * 2011-06-22 2012-12-26 上海良相智能化工程有限公司 一种二代身份证门禁识别系统

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